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遊戯王 ウキキーボードさん 最新カード評価一覧 178件中 16 - 30 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《裏切りの罪宝-シルウィア》
あまりにも一部のテーマが使う《原罪宝-スネークアイ》が抜きん出た強さのため、目立ってないが普通に汎用的に強い、《黒魔女ディアベルスター》のサーチ候補2番手といった罪宝カード。
性能は①②の効果とも無効無効の無効尽くしのカードである。 ①の効果は手札か場のディアベルスターをコストに魔法罠モンスターの種別を問わない対象無効を撃てるという普通に強い効果。とりあえずディアベルスターを出して効果でこのカードをセットしておけば一妨害になる。 場のカードならば《拮抗勝負》や《三戦の才》などの魔法罠除去にも対応できるのでそういうカードが苦手なテーマだったり、自前で無効系の効果を持っていないテーマにはディアベルスター出張セットも採用視野に入れられるだろう。 このコストにして送ったディアベルスターは、相手ターンならばすぐに復活でき、更にSS時のサーチ効果も使えるので次の手数も用意できるのが良いところ。 また何気に手札のディアベルスターもコストにすることができ、上記の復活&セット効果のムーブも出来るので、このカードとディアベルスターを素引きしていてGを食らった場合はドローを抑えられるのも覚えておきたい。 ②の効果は自分のディアベルスターか罪宝カードの効果にチェーンして発動した相手の効果を無効にするもの。 本来こういった罠カードは後手で抱えてしまうと使用が難しく腐りがちになる。しかしこのカードはこの②の墓地効果のお陰で後手でもディアベルスターのSSコストとしてこのカードを墓地に送れば、ディアベルスターのセット効果から《反逆の罪宝-スネークアイ》での除去捲り or 《原罪宝-スネークアイ》での展開までの流れを一回分相手からの妨害を耐えつつ行えるため、こちらも有り難い効果と言えるだろう。②で除外されても《“罪宝狩りの悪魔”》から使い回しとドローもできるため気にせず使っていこう。 ただし①②の効果はいずれか一つしか使えないため、このカードの①の効果でコストにして送ったディアベルスターの復活効果へ墓穴を食らった場合は、即座にこのカードの②の墓地効果でケアするというムーブはできないので注意。 ディアベルスターの他に罪宝カードを持ってこられるカードが増えればもっと使いやすくはなりそうだが...。 |
▶︎ デッキ | 《騎士皇アークシーラ》
真っ黒なドラゴンの見た目という一見とても騎士には見えないドラゴンセンチュリオン。
あの裏切り竜騎士かな? 性能はわりと悪くはなく、①の効果でSS時にセンチュリオンカードを何でもサーチできる。 《重騎士プリメラ》に続く2体目のテーマ内万能サーチャーであり、展開ルートの中で《騎士皇爆誕》をサーチすることによって万能無効を盤面に用意しやすくなった。 爆誕のコストも《重騎兵エメトVI》を相手ターンに墓地から出せば容易に工面でき、《赤き竜》展開と並立も出来る(コズサイとかされなければだが…) この①のサーチ効果はS召喚時だけでなくSSすれば使えるので、《騎士魔防陣》の両方の効果で使いまわせば何度も使用でき、《騎士皇レガーティア》同様の運用で後続を何度もサーチしていけるだろう。 ③の効果はレガーティア同様に次ターンに出す用のセンチュリオンを魔法罠ゾーンへ釣り上げるものだが、一番大きいのが対象を取らず除外ゾーンのセンチュリオンモンスターにも触れられるということ。 これまでのレガーティア効果だとビーステッドやDクロウをプリメラに食らうとどうしようもなく重かったが、アークシーラならば③の効果にチェーンしてビーステッドでプリメラを除外されたところで、そのまま除外ゾーンのプリメラを戻せるのでテーマの弱点の1つが克服されたといえる。 また汎用Sモンスターとして見た場合、②の魔法罠ゾーンの表側カードへの耐性付与目的での採用は難しそうではあるが。 ①のサーチ効果で《スタンドアップ・センチュリオン!》をサーチしてプリメラを置けば展開を伸ばしつつ相手ターンにアクセルシンクロ1回分妨害が狙えるので12シンクロを出しやすいテーマなら出張運用も悪くはないだろう。 闇属性ドラゴンSモンスターという名誉レッドデーモンでもあるので、プリメラをジャックデッキのシグナ―っぽく使えるのはちょっと面白いところ。 ただしSモンスターはSモンスターでありそれも12シンクロ。あくまで回った時の出力が上がっただけであり、出すまでに妨害が刺さってしまい動けなかったらどうしようもない。 センチュリオンの初動が止められてしまった場合は相変わらずであり、テーマの弱点克服とはなってないのが惜しいところ。加えて流石にカラミティほどのパワーもないのでセンチュリオンにとっては完全な穴を埋める補填とも言い難いのは否めないところか。 |
▶︎ デッキ | 《竜騎兵ガーゴイルII》
謎のドラゴンセンチュリオン
ドラゴンチームにおける《重騎兵エメトVI》的な存在か ①の効果で場のセンチュリオンカードをコストに手札からSSすることができる…のだが、センチュリオンの基本展開パターンでは非チューナーレベル8を別にこのカードに頼らなくても容易に揃えることが出来るし、ただレベル8を並べたいだけならホルスギミックなど外部パーツでもっと優秀なものがあるのであまり使い勝手はいいとは言えないだろう。 せめてこれがフリチェで発動できる効果だったらリトルナイトのような誘発避けとして使えたのだが…。 一応場に残っている《騎士皇レガーティア》や《騎士皇アークシーラ》をこのカードで墓地に能動的に送り、墓地の《騎士魔防陣》で復活させて彼らのSS時の効果を再度使うという動きも狙えなくはない。 ②の効果でS素材として墓地に行けばそのまま回収でき、レガーティアやアークシーラのS召喚時の効果をチェーン1、こっちをチェーン2にすれば相手からの妨害避けに出来る。 センチュリオン一連の動きの中で《従騎士トゥルーデア》から用意するレベル8非チューナーとして《重騎兵エメトVI》と選択肢にはすることができ1枚採用くらいしておけば無難といった所か。 このカードの登場により、トゥルーデアからガーゴイルを場において、そのまま自分の③の効果で出してS素材にし、②の効果で回収しつつ①の効果で再度自力で出れば基本展開で2回分のレベル8素材を供給できるようになった。…のだが如何せんテーマ内のチューナーがプリメラしかおらず、プリメラもサーチ効果を使うと1回しか出せないのでこの動きに現状だとあまり意味がないような状態。 やはり操縦者の子がチューナーとして実装されるの待ちか…。 後に《竜騎士アトリィ》が新たなセンチュリオンチューナーとして実装されたため、ガーゴイルの①の効果と、《騎士の絆》を用いてアトリィを出すことで再度12シンクロを行う上振れ展開が狙えるようにはなった。 |
▶︎ デッキ | 《仇すれば通図》
I find Breakthrough 明日へ向かい
闇を駆けて 朝焼けをうけて ①の効果は要するにジェネリック《金満で謙虚な壺》。 ただし効果の性質上ほぼ後手でしか使えず、手札損失も発生して、このカードを残しておくと《チキンレース》のように相手も使えてしまうという欠点もある。 それでも金謙効果ではあるので、後手捲りでは必要なカードをピックアップできる悪くはない効果ではある。 そして①の効果で見事デビルバットゴーストからの9枚抜きタッチダウンを決めると、なんと②の効果でエンドフェイズ時に相手のフィールド墓地全バウンスというゲームセットレベルの打撃を与えられるとんでもないことが書かれている。 ...がフィールドの9/12以上を埋めておいてこの効果を通してるなんて一体何をフィールドに並べていたのかという話ではあるので、まあ妥当なペナルティだろう。 一応烙印のようにフィールドにものすごいリソースを稼げるものの、モンスター除去に片寄っていてこのカードを処理しづらいようなテーマには刺さる...かも? ネタとして使うなら《おジャマトリオ》や《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》でポンコツ選手を相手に並べまくるという手もなくはないが。 |
▶︎ デッキ | 《ヴァルモニカ・ディサルモニア》
イラストがあまりにも可愛いカード。しゅごキャラ!感がある
やっぱり悪魔の聲が良い子であり、天使の聲がちょっと悪い子であったようだ...。 要するにヴァルモニカ用の《魔力統轄》であり一気に聲の響鳴カウンターを2つ稼げる。 これとあと何か1つ響鳴カウンターを稼げればちょうど3つになるので、ヴァルモニカLモンスターを強引に出しやすくはなった。 またこのカードの除外回収効果は《悪魔の聲》や《天使の聲》で除外されたヴァルモニカカードを戻す唯一の手段であるのでそれも悪くはない効果。 ただし統轄と違ってサーチやドローなどデッキを掘る効果ではなく、墓地か除外からの回収という若干初動向きではない効果がメインになってしまっているのがネック。 またテキストの書き方からして、スケールに聲がないと発動さえ出来ないと思われるので腐る時は酷い腐り方をしてしまう。 これらの点からディサルモニアが初手にあると他の手札次第では動けないパターンがそこそこあるので、ぶっちゃけ採用枚数は抑えて必要なときにサーチするという運用が丸いかもしれない。 因みに《悪魔の聲》や《天使の聲》でこのカードをコピーしても後半部分しか適用されないのでカウンターは1つしか乗らないと思われる。 |
▶︎ デッキ | 《天魔の聲選姫》
《ヴァルモニカ・シェルタ》の少女が満を持して参戦。個人的には片足ハイソックスがポイント高め。
サーチ手段の乏しさや回すための手札要求値の高さからまともに回らず、かなり使用が厳しいテーマだったヴァルモニカにとって待望の召喚時万能サーチャーであり救世主となる存在。 この子により初動で必須の《ヴァルモニカ・シェルタ》を安定して引き込み易くなった。 また、聲がない場合は《ヴァルモニカ・インヴィターレ》をサーチすれば聲をスケールに用意しつつ、P召喚で場に出す聲も用意できる。 加えてこのカード自身も《天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』》でサーチ出来、そこから召喚して上記のカードを引っ張ってこれるのでテーマの動きの再現性がかなり高まったと言えるだろう。 ただし難点としてサーチが入るのは通常召喚時とP召喚時のみなため、《ヴァルモニカ・インヴィターレ》でただ出すだけでは何も起こらないので注意したい。その場合は聲を張ってからリンク1のアルテミスに変化して、③の墓地回収からNSして動いていきたい。 また強化されたと言ってもあくまでもヴァルモニカ自体が2枚初動のデッキではあるので、この子のサーチだけでは回すためのカードが足りないというのも普通に起こりうる。 ③の効果はスケールにヴァルモニカの聲があればどこから墓地に送られても回収出来るというものであり、《悪魔の聲》《天使の聲》の効果で手札コストを切る際に手札のこのカードを切ればこれで自前で戻ってくるので損失を抑えられる。 また既に聲が張られている場合は《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》でデッキから墓地送りすれば回収できるのでその方法で実質サーチすることも出来る。 その他にも各種素材に使ったり、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》などでX素材から外れたりしても聲さえあれば戻ってきて、①の召喚時サーチがまた狙えるので息切れも若干しにくくなっている。 総じてヴァルモニカの問題点であった動きの不安定さを改善した優秀な新規。 一つだけ不満点を挙げるなら最初からデッキビルドパックに入れておいて欲しかったということではあるが...。 |
▶︎ デッキ | 《大嵐》
久方ぶりの制限復帰が確定した《ハーピィの羽根帚》《ハリケーン》に並ぶ魔法罠除去。
ペンデュラムの時期に羽根帚と入れ替りで禁止になって以来となる復帰。 かつては羽根帚ハリケーン大嵐の共存は許されないような風潮があったので復帰が絶望視されていたが、ライストや拮抗などの類似除去も沢山登場していて、もはや羽根帚さえサイドでの採用がせいぜいとなってしまった以上問題ないと判断されたのだろう。 単なる除去でしかない羽根帚と違って自身のカードを割ることができる性質から、相手のバックを剥がしつつ《解放のアリアドネ》や《Emヒグルミ》のような破壊でアドを稼ぐ展開の一助となることもでき、ペンデュラム全盛の時期はそこら辺も相まって危険視されていたのも禁止の理由の一つだろう。 実際に現代でもライストや羽根帚のようなカードと違って、破械やティアラメンツなどの「破壊されたり」「墓地に送られたり」「墓地で効果が発動できる」カードを自分で壊して展開に繋げる用途に使えるのでそういうデッキではメインからでも採用しやすい。 しかしもはや現代ではそのくらい出来ないとメインからバック破壊系は積みづらく、そのくらいのコンボ運用なら全然許容範囲と言えるのかも。 復帰した理由の多くが神碑の永続罠対策として使いやすいバック除去を緩和したから使ってねということなのだろう。それならば《ハリケーン》を戻した方が効果的なのだが、流石にそれは躊躇したようだ。 とは言えど、相手のバック除去と同時に自分のカードを割ってコンボ出来る大嵐が復帰した以上、ハリケーンも許される時代がすぐそこまで来ているのかもしれない。 |
▶︎ デッキ | 《クシャトリラ・フェンリル》
単体のパワーだけで見るなら2022年最強とも言われた化け物。その怒りの表情は某芸人に似ている。
その昔サイカリエアゴーズという言葉があったが、こいつはなんと一人でサイカリエアの部分まで詰めこまれている。全盛期はとりあえずこれと《深淵の獣マグナムート》を3枚入れてどっちか引けばどんな弱小テーマでもどうにかなった。 同名サーチ効果は勿論、その制圧と捲り札両方の性質を併せ持つ♥な除去性能から先攻でも後攻でも強いカードとしてどこにでも出張3積み。シングル戦のMDでの活躍を意識してデザインしたと思われ、先攻後攻でも無理なく使えて採用しやすく強いカードとなるとこんな効果になるのだろうが流石に度を超していた。 勿論所属するテーマでは更に強くクシャトリラでは主要な展開パーツとして、ティアラメンツでは《ティアラメンツ・クシャトリラ》サーチマンとして八面六臂の大活躍をしていた MDではVSとの相性がよく、雑に一妨害追加とサーチによって炎か地属性の見せ札を用意できるのでより出張で強く使える。 単体の強さもさることながらやはり強すぎてどこにでも積まれるせいで、(制約などの関係で)このカードを使えるデッキとそうでないデッキ、(シナジーによって)強く使えるデッキとそうでないデッキでかなり格差を生む点がよくないと感じる。 その暴れっぷりから速攻で制限に行ったことで一件落着...かと思いきやあくまで出張フェンリルが消えただけで、クシャトリラやティアラメンツでは普通にテーマ内カードなのでほぼ毎回遭遇。それらのデッキで使う分には結局1枚使えれば全盛期と相変わらずなパワーであり、ティアラやクシャのみが使えて暴れる君になってしまった分余計ヘイトを集めていた印象。 これならいっそのこと無制限のまま放置して、どこにでも3積みされて同じように暴れるみんなのフェンリル路線で開き直っていた方がマシだったとも言えなくもない。 最終的にティアラメンツ規制の一環として一年保たずに禁止行き。悔しいです!!! ...しかし海外では上司の《クシャトリラ・アライズハート》を生け贄にちゃっかり無制限で生き延びている。海外ではフェンリルはURで日本円にして7000円以上するらしくcashtiraなんて呼ばれているほど。そんなフェンリルを迂闊に規制しようものなら......まあそこら辺の大人の事情があるのだろう。MDでもURで実装され準制限で元気に出張でも実家でも暴れている...のだがクシャトリラ自体があまり結果を残せていないので今後の規制の見通しは不明瞭になっている。 (URバリア)カッチカチやぞ!!! |
▶︎ デッキ | 《原罪宝-スネークアイ》
ディアベルスターの寝タバコで環境が《昼夜の大火事》に!!
リクルート先はスネークアイモンスター限定なんてケチなことは言わずに炎属性レベル1なら何でも出せてしまうので、テーマ内の初動に炎属性レベル1が居るR-ACE、炎王などでもっぱら活躍中。 これだけなら効果自体はただのリクルート縛りが付いたワンフォーワンなのだが、とにかくアクセス手段が豊富かつ手軽なのが最大の強み。 《黒魔女ディアベルスター》及びディアベルスターをサーチする《“罪宝狩りの悪魔”》、《蛇眼の炎燐》及びポプルスをサーチする《篝火》であっさり召喚権も使わずにサーチできてしまう。 要するにこのカードにテーマの初動となるカードが対応していれば無条件でデッキ内に初動が10枚以上増やせるも同然なので、初動がなくて動けない手札事故とはほぼ無縁になる。その他のデッキが金謙やスモワで初動を必死に引き込もうとしてるなかで、そんな安定性を見せつけられれば環境が炎一色になるのもむべなるかなという話か。個人的には《VS ラゼン》がレベル1だったらなあ...と何度も思ったり。 そんな環境を火の海に変えたこのカードだが、罪宝狩りや篝火などの規制によってアクセス手段を減らされる形で規制が入るのではと噂されている。 とは言えどディアベルスターのストーリーが続く以上、罪宝やディアベルスターの関連サポートカードは今後も出るだろうし、このカードがある限り罪宝・ディアベルスターの強化=炎属性レベル1の展開パーツ強化みたいな感じになってしまい幾らでもリペアできてしまうことを考えると、問題があるのはやはりこのカードだろう。ただし今回で禁止になると歴代最速禁止になってしまうのでそれはちょっとなさそうか... この特定のデッキだけ理不尽に初動を分厚くしてしまうのはかつての《トロイメア・マーメイド》に似たものを感じるので、遠からず同じような未来を辿りそうな予感。 |
▶︎ デッキ | 《聖霊獣騎 ノチウドラゴ》
《霊獣の騎襲》などでかつて因縁があった《邪竜星-ガイザー》をレラが従えた姿か
実際にレイラウタリともどもガイザーに似た効果を持っている。 なんといっても一番大きいのが召喚条件の緩さであり墓地の霊獣を除外するだけで場に出せる。 霊獣モンスターは除外ゾーンに居ないとリソースになりにくく、墓地に落ちると除外し直すのが手間だったが、このカードによって霊獣モンスターを簡単に除外ゾーンに戻せるようになった。 また《精霊獣 ラムペンタ》が大きく強化され、ラムペンタが1枚初動になったり、ラムペンタの効果を2回使って精霊獣と霊獣使いを落とせば、ノチウドラゴを出しつつ1ペア分の霊獣モンスターを除外ゾーンに用意できるためカンナホークぐるぐるの回数を楽に増やせるようになった。 リソースが溜まった3ターン目以降なら墓地の霊獣を除外してタダ同然で出すことができ、そこから②の分離効果によって除外した霊獣を出せるため、後続も容易に確保出来るようになったのも大きいだろう。 ①の効果で自身以外の霊獣に対象耐性を付けられるが、これはそこまで使い勝手はよくない印象。 というのも初動となるラムペンタや素カンナホークにはこのカードを出す前に泡影ヴェーラーを食らってしまうし、何度も出す《聖霊獣騎 カンナホーク》などには自前でフリチェ分離効果があるので対象を取る効果にはもともと強い。 盤面に残しても恩恵がないと思ったらさっさと《聖霊獣騎 ガイアペライオ》やキムンファルコスの素材にしたり②の分離効果を使ってしまうのも手ではある。 ②の効果は他のEXの聖霊獣騎と同じような分離帰還効果。しかし召喚条件の緩さ故かノチウドラゴは他と違って1体しか帰還出来なくなっている。 その一方で攻撃表示で戻せるためバトルフェイズで分離して追撃が出来たり、霊獣モンスターなら何でも戻せるため、召喚制限のない聖霊獣騎である《聖霊獣騎 キムンファルコス》を帰還させて経由することでしっかり2体分霊獣モンスターを出すことも出来たりはする。 |
▶︎ デッキ | 《最果てのゴーティス》
エルデの獣......ではなくゴーティスの最後の切り札
出したときにフィールドのカードを全除外出来る。非常に豪快な効果だが自分の場もすっからかんになるので、相手がリソースや展開札を吐ききったタイミングで出すことが求められる。 基本的にはゴーティスの相手ターン連続シンクロで、一発目の妨害《ゴーティスの双角アスカーン》を出して牽制した後に、アスカーンを素材に二段目の妨害として相手の並べたカードを根こそぎ吹っ飛ばしに出すパターンが多いと思われる。素材は非チューナー側は何でも良いので《機巧蛇-叢雲遠呂智》などとゴーティスチューナーでいきなり強引に出すことも可能ではある。 除外効果は相手ターンS召喚時限定なため、除外から帰還した後は何もせずにそのまま居座ってほぼバニラになってしまうのがネック。攻撃力もいいとこ3000程度になるパターンが多いため頼りない。 このせいで返しの自分のターンにうっかり倒しきれずにデュエルが長引くと不利になったりすることもある。再度最果ての除外効果を狙いに行きたい場合は二枚目の最果てを採用するか、《氷結界の虎王 ドゥローレン》などで戻さなければならないのも手間ではある。《シンクロキャンセル》効果などでEXデッキ帰還して再度降臨できるようなものがもう一声欲しかったなと思うのが正直なところ。 |
▶︎ デッキ | 《最果ての宇宙》
オサレなネーミングに反してしょっぱい性能のゴーティス用フィールド魔法。
①の効果は場に魚Sモンスターが居れば耐性が付与されるものだが、要求するモンスターが重く初動の際の妨害避けには何の役にもたたない。基本的には自分の《最果てのゴーティス》の効果で巻き込まれないようになっている程度の恩恵しかないだろう。 メインになるのが②のサーチ効果だが、サーチ先のゴーティス側に1枚初動となるカードがない...どころか直接デッキに触れて展開に繋がるような効果持ちのゴーティスモンスターが現時点だと1体も居ないため、手札次第ではサーチを通してもさっぱり動けないパターンがあるのが悩みどころ。 現状だと《ゴーティスの灯ペイシス》か《ゴーティスの妖精シフ》を除外して、《ゴーティスの兆イグジープ》をサーチして初動展開するか、《ゴーティスの陰影スノーピオス》をサーチして上振れムーブを狙っていくといった程度か。 後々《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》のようなカードが出て事情が変わる可能性もなくはないが、現状だと 《揺海魚デッドリーフ》が1枚で担える程度の仕事しか出来ない印象。 一応このカード自体は③の効果で墓地から回収出来るため、《おろかな副葬》を使って間接的にサーチということも出来はする。その場合は《氷結界》とも併用して択を取れるようにするのが望ましいか。 |
▶︎ デッキ | 《共命の翼ガルーラ》
恐怖の超融合《旧神ノーデン》の再来とも言える怪鳥
何と言っても素材指定が破格であり、同じ属性・種族が並んでしまうと《超融合》で吸われてしまう。 実際に先行登場していたMDではスプライトのエルフキャロット、エクソシスターのマルファエリスなどがよく餌食になる姿が見られ戦々恐々であった。 このカードに加えて《沼地のドロゴン》と合わせると同じ属性が並ぶ=《超融合》で食われるというリスクが常に付き纏うようになってしまったため、意識した立ち回りや盤面構築が必須になった...... だけならまだしも、相手の先行で《超融合》が伏せられていると属性や種族が統一されがちな大抵のテーマは展開途中にどうやっても超融合ガルーラに引っ掛かってしまいがちなため回避が難しく、ケアが出来ないデッキはとことん出来ないため足切り要素が強くなってしまった点はちょっとやり過ぎ感が否めないところ。 オマケの墓地効果も1ドローとシンプルに強力。リンク素材などにすれば超融合のコスト分を帳消しに出来る他、《天底の使徒》や《月女神の鏃》などで直接EXから落としても使えるのでお得。 《ドラグマ・パニッシュメント》を使うときは攻撃力の低さが気になるが《鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusII”》を経由して落とせばそれもカバー出来る。 ティアラメンツでは墓地融合効果によって下級ティアラ2体で出すことができ、オマケのドローやレベル6な点を生かしてビーステッドとで《永遠の淑女 ベアトリーチェ》に繋げたりと融合先としてもMDで人気だったが、ティアラメンツの規制が厳しいOCGでは活用は難しくなっている。 総じてかつてシンクロエクシーズを食いまくり《超融合》を制限に追いやる一因となったあのノーデンと同じような匂いがプンプンし、超融合の未来や如何に...と言ったところ。 良く言えば《超融合》でどのデッキにも捲れるチャンスを与えてくれる存在とも言えなくはないが、結局超融合を一番上手く扱えるのは当然融合先を無理なく多くEXに用意できる融合テーマだし、超融合を食らっても被害が少ないのはティアラメンツや烙印のようなリソース回収しやすい融合テーマなので、デッキ格差を助長する要因とも言えなくもないような...。 |
▶︎ デッキ | 《魔砲戦機ダルマ・カルマ》
このカードの効力は主に三つ
「一、フィールドのモンスターは敵味方全て裏側になる」 「二、この際に裏側に出来ないモンスター(リンクモンスター、トークンモンスター、効果を受けないモンスター)は全て墓地に送られる」 「三、この墓地送りは効果を受けない耐性を貫通し、効果で墓地に送られた扱いにもならず、相手によって墓地に送られた扱いにもならない」 なるほど、チョコラテ・イングレスか ロンゴミにも有効であり、《エクスピュアリィ・ノアール》もマイフレンドの効果を起動させずに除去出来たり、蟲惑魔なんかはEXデッキのモンスターは全て罠の効果を受けないため、これ1枚で一網打尽に出来てしまう。 ただしチェーン出来ない効果があるわけでもないため普通に無効にされたり、発動後に表にし直されて除去にならず大した意味がないシーンも結構あるだろう。 また相手が融合テーマだった場合、裏側にしたところでそのまま素材にされて大して妨害にならない可能性が高くなるのであまり有効とは言えなくなってしまう。 《皆既日蝕の書》とよく似ているカードではあるが、あちらと違って罠カードであるため後攻1ターン目の捲りには使えないのが欠点なものの、ドローデメリットがなくうららにも止められることがなかったり、リンクモンスターにも有効であるため一長一短といった所。 使うならやはり罠を上手く取り回せるラビュリンスなどのテーマになっていくか。 |
▶︎ デッキ | 《闘神の虚像》
モンスターというよりVSのステージ背景...に見えるがその正体は果たして...?
《セラの蟲惑魔》と同じく維持すればするほどアドを稼げるタイプの置物系リンク1であり、とにかくこのカードを維持して②の効果を何度も使っていくのがVS。リンクマーカーの向きも下なので使いやすく、《トロイメア・フェニックス》ドローだったり、《パラレルエクシード》からのランク4もやり易い VSモンスター1体で出せて、すぐに②のサルベージ効果でリンク素材に使ったVSモンスターはそのまま回収出来るため、実質グラファみたいな手札バウンス召喚とも言える。もちろん相手ターンにも使ってVSモンスターの効果で見せる用の属性を揃えられる。 手札からVSモンスターをSSする効果は主に《VS ラゼン》を相手ターンに出してサーチを狙うのがメインの用途となるだろう。この際に相手モンスターと同じ縦列に出してラゼンの破壊効果の方も狙うのを忘れずに。 特に言うことがないレベルで手堅い出来のリンク1だが、効果がメインフェイズ限定なのでスタンバイフェイズに泡影を食らうと軽く無力化されるのはご愛敬。 加えて意図してるのか不明だが《VS ラゼン》の破壊効果だの《VS 裏螺旋流雪風》だの味方に巻き込まれて砕け散る可哀想な姿も散見される 突き刺さってる槍は《VS 龍帝ノ槍》と同じものらしく何らかの封印状態らしいが...。もしやフィールドギミックを破壊すると使用可能になる隠しキャラ的な存在なのか......? |
更新情報 - NEW -
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