LORD98　覚悟を決めた戦士　作：のりってぃ

前回のあらすじ
遊星とシャイニングのデュエルは大会の予選が終了することに伴った強制終了で終わってしまった
そしていよいよ本戦が始まろうとしていた





予選七日目の夜


予選が終わったときのアナウンスで遊星やジャック、アキはもちろんコントラスト、シャイニング、シャドーそして龍可や十日、シュリットと剣真の出場も確認されていた

大会はネオドミノシティ全域のいろんな場所で開催され指定された二人のデュエリストが指定された場所でデュエルする形式だ


十日「明日からいよいよ本戦かぁ」

十日はマーサハウスの一室の窓から星を眺めながら言った

デビルズデストロイ「正直お前が勝てるようなレベルじゃないだろうな」

十日「んな…なんかもうちょっと言うことねぇのかよ」

デビルズデストロイ「俺は嘘をつかん主義だ」

十日「それが嘘っぽく聞こえるっての…」

デビルズデストロイ「ところで十日、珍しいなお前が星空を眺めるなんて」

十日「ん？いやぁ　この辺って龍亞兄達と一緒に暮らすようになる前にいたからさ　昔もたまにこうやって眺めてたからなんか久々に見てみよっかなって思ってさ」

デビルズデストロイ「そういえばお前と両親にこれと言った関わりはないんだったな」

十日は少し優しいような表情を浮かべた

十日「ああ、俺自分の親がなんて名前なのかもどんな顔なのかも知らないんだ　両親どっちも俺を生んですぐにどっか行っちまったみたいなんだ　だから俺赤ん坊のころは母さんの方のじいちゃんに面倒見てもらってたんだってさ　でも２歳くらいのときに事故で死んじゃってそこからずっと母さんの親戚に預けられたんだ　でもその人すげー冷たくていっつも怖そうな感じだったからこの話聞かされたときくらいしか喋ってないけど　毎日ご飯つくってちょっと家事したらすぐ俺をおいて自分の家に行ってたよ　だからほとんど一人だったんだよ」

デビルズデストロイ「お前にそんな過去があったとはな　少し意外だったよ」

十日「まぁ一人っつても俺にはモンスターの精霊がいたし寂しいってことはあんましなかったけどな」

デビルズデストロイ「それにしても頼んでもないのにそんな話をするとはな　お前のことだから誤摩化して終わると思ったが」

十日「ホントは俺もこの話あんまししたくないし話したのお前が初めてだよ　なんかちょうどいつかお前には話さないといけないんじゃないかなって思ってたところにお前が聞いてきたからさ　もうこのタイミングしかないかなって思って」

デビルズデストロイ「そうか、まぁ安心しろ　今更そんなことを言われたところで興醒めするほど俺は冷酷ではない」

十日「な…なに行ってるのか後半わかんねぇんだけど…」

デビルズデストロイ「・・・もういい…」



本戦初日


旧サテライト地区


十日が指定された場所に向かおうとしていたときたまたまシュリットと会った

シュリット「十日じゃねぇか　そいやお前も本戦に残ってたな」

十日「おう！シュリットも今日デュエルあんのかよ」

シュリット「ああ、ちょうど今からこのビルの屋上でな　問題のあいつとな」

十日「あ、あいつって？」

シュリット「ったく　相変わらず頭の弱いやろうだなぁ…剣真の事だよ」

十日「剣真って…お前またあいつとデュエルするのかよ！？」

剣真とデュエルすると分かったとたん十日の声は不安めいた声になった

シュリット「そりゃ運営様がそういうんだからそうするっきゃねぇだろうがよ」

十日とは対照的にシュリットは気楽そうに話す

十日「でもお前あいつとデュエルするってことはこの前みたいにまた…」

シュリット「そうなっちまうか知ったこっちゃねぇがどちらにしろ俺ぁいくぜ」

十日「どうしてお前そんなになってまで戦おうとするんだよ」

シュリット「さぁねぇ　ま、強いて理由あげるなら守りてぇもんがあっからかな」

十日「守りたいもんって…でもお前があんなになってまで守るようなもんなのかよ」

シュリット「ああ、俺の命使ってでも守る価値くらいあるんじゃねぇか　なんせあいつぁ俺の全部変えちまったからなぁ」

十日「どういうことだよ…」

シュリット「そいつぁ自覚ねぇみてぇだがよそいつと一緒にいるバカみてぇな時間が随分と廃れちまった俺の心に色つけてくれたからな　そいつといて視野が広くなったっつーか見える景色が全部変わっちまったんだよ　そんな野郎に出会っちまったら命張ってでも守りたくなるだろうがよ」

十日「なんなんだよ…その守りたいもんって…」

シュリット「ぁぁ…相変わらずだな……」

遠回しに十日の事を表現して言ったつもりのシュリットだったかが儚くも十日には伝わらず思わずあきれた簡単が漏れてしまった

シュリット「てか、話はもう終わりかい？こんなところで道草食って不戦敗とかにでもなったらたまったもんじゃないんでねぇ　いい頃合いだし区切らせてもらうぜ」

十日「ああ、ちょっと待てよシュリット　もうお前なに言ってもデュエルしに行くんだろ　だったらこいつ持ってけよ」

十日はそのままシュリットに１枚のカードを渡した

十日「俺の思いってやつだよ　絶対無事でいてくれよ」

シュリットは受け取ったカードを裏返してなんのカード何かを確認した

シュリット「おいおいこんなもん借りちまったら生きて帰って返さなきゃなならねぇじゃねーかよ　人の仕事増やすんじゃねぇよ」

そう言い捨てシュリットはゆっくりと歩き始めた

シュリット「あ、そうだ　一個言い忘れてたな　デビルズデストロイさんよ　どうせまたどっかその辺で盗み聞きしてたんだろ？だったらお詫びがてらさっき言ってたあいつへの伝言頼まれちゃくれねぇか？」

十日「おい、こいつに頼んでもこいつ俺以外の人と話せねぇし無駄だぞ」

デビルズデストロイ「分かった　引き受けよう」

十日の忠告も無視してデビルズデストロイは話を進めた

十日「お前もそんな無理な事引き受けんなよな！」

シュリット「たまにゃ人を頼れって伝えといてくれや」

十日「だからシュリット…」

デビルズデストロイ「しかっりと届けてやろう」

十日「だから勝手にOKすんなよな！」

シュリット「そんじゃ　いってくるわ」

二人の会話の影に隠れるようにシュリットは行こうとした

十日「あぁシュリット！……行っちゃったよ…」

デビルズデストロイ「十日、お前宛に伝言を頼まれた　たまには人を頼れ　とな」

十日「それってシュリットがあいつの守りたいもんに言った奴だろ　何回頼んだっておれ絶対代わりにならないからな！」

デビルズデストロイ「ダメだこりゃ…」



司会者「さぁ！多くのデュエリスト同士がぶつかり合った予選を勝ち残りバトルロイヤルワールド本戦にまで残った強者同士によるデュエルが始まろうとしています！　本日のトップバッターを飾るのは本大会最年少のデュエリスト菱黒剣真とシュリットだ！！」

剣真「シュリット　あんだけボロボロにされときながらまた挑んでくるとはなぁ」

シュリット「ケッ　ボロクソになったのぁお互い様ってもんだろうがよ　ついでに言うと引き分けなんて中途半端な結果嫌いなもんでねぇ　白黒はっきりさせてもらうぜ」

重要な試合だというのにシュリットの声音はさっき十日と話しているときとなんら変わりなかった

剣真「まぁいいさ　テメェをさっさとぶっ飛ばして本命のあいつを始末させてもらうぜ」

シュリット「勝手に人を殺すなってんだ　ま、テメェがどんなきでいようが俺の考えは変わらねぇよ　あいつに手ぇだすってなら容赦はしねぇぜ」

シュリットの顔色は一気に険しくなった

剣真「おもしれぇ　とっととおっぱじめようぜ！」

シュリット「いわれなくてもその気だってんだ」

二人「デュエル！！」

剣真「先攻は俺だ！俺のターン！俺は手札から『魔聖騎士パーシヴァル』（ATK1900）を召喚！俺はカードを２枚伏せてターンエンドだ」

シュリット「口の割に可愛らしい１ターン目だねぇ　俺のターン！俺は手札から『影霊衣の万華鏡』発動！こいつの効果でエクストラデッキから『虹光の宣告者』を墓地に送り『ユニコールの影霊衣』（ATK2300）を儀式召喚！　そして『虹光の宣告者』が墓地に行った時俺はデッキから儀式モンスターか儀式魔法を手札に加える　俺はその効果で『ヴァジュランタの影霊衣』を手札に加える！」

剣真「相変わらず忙しないなぁ　そんなに焦ってもいい事無いぜ？」

シュリット「テメェからのコメントは受け付けてねぇんだよ！バトルだ！『ユニコール』！『パーシヴァル』に攻撃！」

剣真「罠発動！『ディフェンス・フォーメーション』！相手モンスター１体の攻撃を無効にし俺は１枚ドローする！」

シュリット「チっ　俺ぁこれでターンエンドだ」

剣真「俺のターン！俺は『聖剣カリバーン』を『パーシヴァル』に装備！そして『聖剣カリバーン』の効果発動！１ターンに１度俺のライフを５００回復させる！


剣真LP４０００→４５００


剣真「さらに俺は『湖の乙女ヴィヴィアン』を召喚！」


　　レベル４の『パーシヴァル』にレベル１の『ヴィヴィアン』をチューニング！
　　漆黒の大地駆けし魔の剣士よ！愚鈍に光る剣で光を貫け！
　　シンクロ召喚！現れろ！『魔聖騎士ランスロット』！（ATK2100）


剣真「こいつのシンクロ召喚に成功したときデッキから『聖剣』１枚をこのカードに装備できる！」

シュリット「わりぃがそいつぁ叶わぬ願いってもんだ　『ユニコール』がいる限りエクストラから飛んできた野郎共の効果は無効かされるんでねぇ」

剣真「ならいい、『パーシヴァル』は墓地へ送られたときデッキから『聖剣』を手札に加える効果を持つ　俺はその効果で『ガラティーン』を手札に加える！俺はそのまま『聖剣ガラティーン』を装備する！こいつの効果で『ランスロット』の攻撃力は１０００アップする！」


ランスロット　ATK2100→3100

剣真「さぁ！バトルだ！『ランスロット』！『ユニコール』に攻撃だ！」

モンスターと共に剣真も攻撃を仕掛けてきた

シュリット「クっ」LP４０００→３２００

シュリットは剣真の攻撃をかわしたがかすかに頬を切った

シュリット「相変わらず乱暴だねぇ　もうちょいルーズにいこうや」

剣真「テメェさっきから気の抜けた事しか言わねぇで　ヤル気あんのかよ」

シュリット「その点に関しては心配御無用だぜ　俺はいつだって大真面目だ　どっちかってとこないだの事より今日の方が覚悟決まってるんでねぇ」

剣真「何を気取ってるのか知らねぇがあんまり調子乗ると痛い目見るぜ　俺はこれでターンエンドだ」

シュリット「こっから巻き返しって奴だ！俺のターン！俺は手札から『影霊衣の鎮魂歌』を発動！こいつは俺の場にモンスターが存在しない場合墓地と手札から『影霊衣』と名のついたモンスター２体を除外する事で手札から『影霊衣』を儀式召喚できる！俺は『ユニコール』と手札の『影霊衣の舞姫』を除外する！　こい！『ゲイボルグの影霊衣』！（ATK2000）ただしこいつの効果で儀式召喚したモンスターは攻撃力が半分になりこのターン俺は他の特殊召喚を行えない」


ゲイボルグ　ATK2000→1000


シュリット「そして『影霊衣の舞姫』の効果発動！こいつは除外されたとき除外されている『影霊衣』を手札に戻す効果を持つ　俺はこれで『ユニコール』を手札に戻すぜ　さぁバトルだ！『ゲイボルグ』！『ランスロット』に攻撃！」

剣真「無駄だぜ！罠発動！『レイジング・ウェポン』！俺の場の装備魔法カード１枚を破壊する代わりに相手のカード１枚を破壊する！『ヴァジュランタの影霊衣』を破壊するぜ！」

シュリット「そっちばっかいい格好させねぇぜ！手札の『グングニールの影霊衣』の効果発動！こいつを墓地に送る事で俺の場の『影霊衣』１体をこのターン破壊から守る！」

剣真「チッ　だが『聖剣ガラティーン』は破壊されたとき１度だけ再び装備する効果をもつ　これで俺は再び『ランスロット』に装備する事で結果的に攻撃力の変化は起こらない」

シュリット「テメェの用が済んだならこっちの番だ！『ゲイボルグの影霊衣』の効果！！こいつはバトルするとき墓地から『影霊衣』モンスターを除外する事でそいつの攻撃力を加算する！俺は墓地の『グングニール』を除外しその攻撃力２５００を吸収する！」


ゲイボルグ　ATK1000→3500


剣真「クッ」LP４５００→４１００

シュリット「俺ぁこれでターンエンドだぜ」


ゲイボルグ　ATK3500→1000


剣真「俺のターン！俺は『魔聖騎士ガラハド』を召喚！こいつの召喚に成功したとき墓地の『聖剣』を手札に加える事ができる　俺は『カリバーン』を手札に加えそのまま装備する！『カリバーン』の効果で俺はさらにライフを回復する！」


剣真LP４１００→４６００


剣真「さらに俺の場に『聖剣』を装備した『魔聖騎士』が存在するとき手札の『魔聖騎士ガヴェイン』は特殊召喚できる！　そして『聖剣の鳴動』を発動！こいつはこのターンの間『聖剣』を装備した『魔聖騎士』をチューナーとして扱う！つまり『ガラハド』はこのターンチューナーとして扱う！」


　　レベル４の『ガヴェイン』にレベル４の『ガラハド』をチューニング！
　　漆黒に燦然する聖剣よ！光を亡き者へと誘え！
　　シンクロ召喚！こい！！『真魔聖騎士ランスロット』！（ATK2300）


剣真「『真魔聖騎士ランスロット』はシンクロ召喚に成功したとき墓地とデッキからそれぞれ一枚ずつ『聖剣』を装備する！俺は墓地から『ガラティーン』そしてデッキから『天命の聖剣』を装備する！『ガラティーン』の効果で攻撃力は１０００アップする」


ランスロット　ATK2300→3300


剣真「そして『真魔聖騎士ランスロット』の更なる効果発動！１ターンに１度俺の場の『聖剣』１枚につき１０００のダメージを相手にあたえる！」

シュリット「んだと！？」

剣真「俺の場には『ガラティーン』と『天命の聖剣』の２枚がある　２０００のダメージを食らいやがれ！」

シュリット「『ヴァジュランタの影霊衣』の効果発動！こいつを手札から捨てる事でこのターン俺が受ける全てのダメージを半分にする！」

剣真「何！？」

シュリット「ぐっ！」LP３２００→２２００

シュリット「んでもって『ヴァジュランタ』の効果にはおまけがある　こいつの効果を使ったターン俺はダメージを受けるたびにカードを１枚ドローする！」

剣真「チっダメージを軽減しやがったか　だがこれで終わりじゃねぇ！俺は手札から『魔剣の呪縛』を発動！こいつは相手のモンスター１体の攻撃力を俺の場の『聖剣』１枚につき５００下げ下げた分のダメージを相手に与える！」

シュリット「何！？」

剣真「俺の場の聖剣は２枚よって『ゲイボルグ』の攻撃力を１０００ダウンさせテメェに１０００のダメージだ！」


ゲイボルグ　ATK1000→0


シュリット「折角のプレゼントも『ヴァジュランタ』の効果で半分だ！」LP２２００→１７００

剣真「バトルだ！『真魔聖騎士ランスロット』！『ゲイボルグの影霊衣』に攻撃！」

シュリット「破壊はされちまうがダメージは半分だ！」

剣真「かまうか！！」

シュリット「がはっ…」LP１７００→５０

大ダメージ故にシュリットの体も大分体力を奪われていた

剣真「流石のお前も随分効いたみたいだなぁ」

シュリット「そいつぁどうかねぇ…ともかく俺ぁ『ヴァジュランタ』の効果でカードをドローするぜ」

剣真「次でしとめてやるさ　俺はこれでターンエンドだ」


シュリット　LP５０　手札５（内１枚ユニコ）　場０　伏せ０


剣真　LP４１００　手札０　場１（真魔聖騎士）　伏せ０


オリカ紹介


①　魔聖騎士パーシヴァル　★４　闇属　ATK1900/DEF300
戦士族
このカードが墓地に送られた時に発動する。
デッキから「聖剣」と名のついた装備魔法１枚を手札に加える。


②　ディフェンス・フォーメーション　通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にし自分はデッキからカードを１枚ドローする。


③　影霊衣の鎮魂歌　儀式魔法
自分の場にモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分の手札と墓地から「影霊衣」と名のついたモンスター１体ずつを除外する事で手札から「影霊衣」と名のついた儀式モンスター１体を儀式召喚する。
「影霊衣の鎮魂歌」のこの効果は１ターンに１度しか発動できない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に自分の墓地からこのカードと「影霊衣」と名のついたモンスター１体を除外して発動できる。
デッキから「影霊衣」と名のついた魔法カード１枚を手札に加える。


④　レイジング・ウェポン　通常罠
自分の場の装備魔法１枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し相手モンスター１体を選んで破壊する。


⑤　魔聖騎士ガヴェイン　★４　闇属　ATK1900/DEF500
戦士族
自分の場に「聖剣」と名のついた装備魔法を装備した「魔聖騎士」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合このカードは手札から特殊召喚できる。


⑥　聖剣の鳴動　通常魔法
自分の場の「聖剣」と名のついた装備魔法を装備した「魔聖騎士」と名のついたモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのターンチューナーとして扱う。


⑦　真魔聖騎士ランスロット　★８　闇属　ATK2300/DEF1100
戦士族・シンクロ
チューナー＋チューナー以外の「魔聖騎士」モンスター１体以上
「真魔聖騎士ランスロット」は自分の場に１対しか存在できない。
このカードがシンクロ召喚に成功した時に発動できる。
デッキと墓地から「聖剣」と名のついた装備魔法を１枚ずつ選んでこのカードに装備する。
１ターンに１度自分のメインフェイズに発動できる。
自分の場の「聖剣」と名のついた装備魔法１枚につき相手に１０００のダメージを与える。


⑧　魔剣の呪縛
自分の場に「魔聖騎士」と名のついたモンスターが存在する場合に相手モンスター１体を対象として発動できる。
自分の場の表側表示の「聖剣」と名のついた装備魔法１枚につき５００そのモンスターの攻撃力をダウンさせる。
その後この効果で下げた数値分のダメージを相手に与える。



おまけ


クロウ「我が家の不審な電話撃退法を紹介しよう」

悪い人「もしもし？俺だけど」

クロウ「おう、風矢か　どうした？」

悪い人「実はさぁ仕事でトラブル起こしちゃってさぁ…本当に悪いんだけどちょっとだけ貸してくれない？絶対後で返すからさ…」

クロウ「お前働いてねぇだろうがあああ！！！！（受話器を叩き付ける音）」


風矢「もしもし？クロウ？俺、風矢なんだけどさぁ…」

クロウ「そんな演技に騙されるかってんだ！！偽物があああ！！！（受話器を叩き付ける音）」

風矢「いや本人だって言ったじゃん！！！」