LORD94　悪夢の胎動　作：のりってぃ

前回のあらすじ
遊星の前に突然と現れた海馬の手先達
ブルーノとともに退治した時遊星達は海馬コーポレーションの前にいた
中に入ると離れ離れにされたふたり
そしてブルーのの前に変わり果てた龍可が立っていた
PS本日８月Ⅳ日は私の生涯のパートナー相田マナことキュアハートの誕生日でございます
おめでとおおおおぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉ！！！！





アンチノミー「ここは……遊星とははぐれてしまったようだな……」

龍可「私の相手は不動遊星だと命じられたけど予定が変わったようね」

禍々しい鎧に身を包んだ者が奥から現れた

一瞬誰か分からなかったが微かに見えたその目は明らかに龍可だった

アンチノミー「龍可…なぜ君がここに？」

龍可「何故？おかしな事を聞くのね　私は竜戸様に命じられた使命を果たすだけの者そのためにここにいるだけよ」

アンチノミー「一体どうしてしまったんだ…」

龍可「相手は変わったようだけど貴方もいずれ消される運命　今ここで私が倒す！」

龍可はデュエルディスクを構えた

アンチノミー「やるしか無いのか…」

ふたり「デュエル！！」

龍可「私のターン！私はモンスターをセットしてタンーンエンド」

アンチノミー「私のターン！『TG ジェット・ファルコン』（ATK1400）を召喚！バトル！『ジェット・ファルコン』でセットモンスターに攻撃！」

龍可「破壊された『エンシェント・コクーン』の効果発動！このカードが破壊された時このカードを守備表示で再び特殊召喚する！現れろ！『エンシェント・コクーン』！（DEF400）」

アンチノミー「私はカードを１枚伏せターンエンドだ」

龍可「私のターン！ふふ、これからが本番よ！私は『エンシェント・マンティス』（ATK800）を召喚！このカードの召喚に成功した時手札から『エンシェント』と名のついたモンスターを特殊召喚する！いでよ！『エンシェント・スネーク』！」


　　レベル３『エンシェント・マンティス』と『スネーク』にレベル２『エンシェント・コクーン』をチューニング！！
　　闇の底に封印されし暗黒の龍よ！その力解き放ち漆黒の炎で世界を焼き尽くすがいい！
　　シンクロ召喚！出よ！『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』！（ATK3000）


アンチノミー「なんだあのモンスターは…」

龍可「いくわよ！『エンシェント・デッドディブク』の効果発動！デッキから６種類の属性のカードを選びそのうち１枚をランダムに選ぶ事でその属性により効果を発動する！」

アンチノミー「何がおこるというんだ……」

龍可「あなたが選んだのは闇属性　闇属性の効果は相手のカード全てを墓地に送る！」

アンチノミー「何だと！」

龍可「バトルよ！やれ！『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』！ダイレクトアタック！」

アンチノミー「ぐううう！！」LP４０００→１０００

龍可「私はこれでターンエンドよ」

アンチノミー「くぅ…何があったかは分からないがとにかく戦うしか君を救えそうにないな…私のターン！『TG サイバー・マジシャン』（ATK0）を召喚！このカードをシンクロ素材とする時手札のTGをシンクロ素材とすることができる！」


　　レベル４『TG ラッシュ・ライノ』にレベル１『TG サイバー・マジシャン』をチューニング！
　　リミッター解放！レベル５！レギュレーターオープン！スラスターウォームアップＯＫ！アップリンクオールクリアー！
　　ＧＯ！シンクロ召喚！カモン！『ＴＧ ハイパー・ライブラリアン』！（ATK2400）


アンチノミー「そして装備魔法『シンクロ・フォース』発動！バトルだ！『ハイパー・ライブラリアン』！『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』に攻撃！」

龍可「何！？」

アンチノミー「この瞬間『シンクロ・フォース』の効果発動！装備モンスターが自身のレベルより高いモンスターとバトルする時その攻撃力をレベルの差×５００アップさせる！」


司書　ATK2400→3900


龍可「ぐうう！」LP４０００→３１００

アンチノミー「『シンクロ・フォース』を装備したモンスターが相手モンスターを破壊した時そのレベルの差だけカードをドローできる　よって私はカードを３枚ドローする　私はカードを１枚伏せてターンエンド」

龍可「私のターン！墓地の『デッドディブク』の効果発動！墓地から『エンシェント』を除外することで再びこのカードを特殊召喚する！蘇れ！『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』！（ATK3000）そして『デッドディブク』の効果発動！あなたが選んだのは風属性　風属性は相手に２０００のダメージを与える！これで終わりよ！」

アンチノミー「罠発動！『ハーフ・ダメージ』！自分の場のモンスターの攻撃力を半分にすることで効果ダメージを半分にする！私は『TG ハイパー・ライブラリアン』の攻撃力を半分にする！」


司書　ATK2400→1200


龍可「まだよ！まだバトルが残されてるわ！『エンシェント・デッドディブク』！『ハイパー・ライブラリアン』に攻撃！[エタニティダークネス]！！」

アンチノミー「だが『シンクロ・フォース』の効果が発動する！」


司書　ATK1200→2700


アンチノミー「ぐうう！！」LP１０００→７００

龍可「私はこれでターンエンドよ」

アンチノミー「私のターン！相手の場にのみモンスターが存在する時『TG ストライカー』（ATK800）は手札から特殊召喚できる！そして私がレベル４以下のモンスターの特殊召喚に成功した時手札から『TG ワーウルフ』（ATK1200）は特殊召喚できる！」


　　レベル３『TG ワーウルフ』にレベル２『TG ストライカー』をチューニング！
　　リミッター解放！レベル５！ブースターランチＯＫ！インクリネイションＯＫ！グランドサポートオールクリアー！
　　ＧＯ！シンクロ召喚！カモン！『ＴＧ ワンダー・マジシャン』！（ATK1900）


アンチノミー「さらに罠カード『ディメンション・シンクロ』を発動！私の場のチューナーモンスターと墓地のモンスター１体を除外することでレベルの合計が等しいシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚できる！『ワンダー・マジシャン』と『ハイパー・ライブラリアン』を除外する！いでよ！『TG ブレード・ガンナー』（ATK3300）」

龍可「きたわね…」

アンチノミー「バトルだ！『ブレード・ガンナー』！『エンシェント・デッドディブク』に攻撃！」

龍可「ぐう！」LP３１００→２８００

アンチノミー「まだだ！速攻魔法『鎮魂の一撃』！バトル中に破壊した相手モンスターを攻撃力を半分にして特殊召喚する！」

龍可「何！？」


ディブク　ATK3000→1500


アンチノミー「そしてこのターン『ブレード・ガンナー』はもう一度攻撃できる！」

龍可「なんだと！？」

アンチノミー「やれ！『ブレード・ガンナー』！」

龍可「ぐああ！」LP２８００→１０００

アンチノミー「私はカードを２枚伏せてターンエンドだ」

龍可「くぅ…私のターン！墓地の『エンシェント・マンティス』を除外することで墓地から『デッドディブク』を特殊召喚する！そして効果発動！」

アンチノミー「まだだ！罠カード『アビリティ・スタン』！このカードは発動時場に表側表示で存在するモンスターの効果をターン終了時まで無効にする！」

龍可「何！？」

アンチノミー「これで『エンシェント・デッドディブク』の効果は無効となる！（私の伏せカードは闇次元からの解放　このカードの効果で『ハイパー・ライブラリアン』を特殊召喚し２体で攻撃すれば私の勝ち）」

龍可「ならば私は『デッドディブク』をリリースして『エンシェント・チャリオット』（ATK2400）を特殊召喚　このカードは私の場の『エンシェント』と名のついたモンスターをリリースすることで特殊召喚できる」

アンチノミー「何だと」

龍可「そして『チャリオット』の効果発動！１ターンに１度攻撃を放棄する代わりに相手のモンスター１体を破壊できる！『アビリティ・スタン』が発動した後に場に出たこのカードは効果の範囲外よ！」

アンチノミー「くっ！」

龍可「そして魔法カード『闇の生け贄』を発動！自分の場のモンスター１体を破壊することで墓地から同じレベルの闇属性モンスターを特殊召喚する！『チャリオット』を破壊！そして『チャリオット』と同じレベルの闇属性モンスターを特殊召喚！『チャリオット』のレベルは８！よって再び『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』を特殊召喚！」

アンチノミー「なんだと！？」

龍可「ふふふ、闇の力を甘く見ない方がいいわよ？さぁ！これで終わりよ！『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』！奴にダイレクトアタック！」

アンチノミー「くっ…まだだ！罠カード『闇次元の解放』を発動！その効果で除外されている『TG ハイパー・ライブラリアン』を特殊召喚する！」

龍可「バトル続行よ！『デッドディブク』！」

アンチノミー「ぐううう！」LP７００→１００

龍可「なんとか持ちこたえたようね　けどここからが本番よ」

アンチノミー「何！？」

龍可「分からないの？破壊され再び特殊召喚した『デッドディブク』にはまだ効果が残されてるの　さぁいくわよ！『デッドディブク』の効果発動！」

アンチノミー「またあの効果を……」

龍可「あら、運がいいのね　あなたが選んだのは炎属　その効果はあなたの手札を全て墓地へ送る！」

アンチノミー「何！…」

龍可「いい加減諦めたらどう？私はカードを１枚伏せてターンエンド」

アンチノミー「私は諦めない……私のターン！これがあれば……！私は手札から『オーバー・シンクロ』を発動！このカードは私の場と手札にこのカード以外のカードが存在しない時エクストラデッキからシンクロモンスター１体をシンクロ召喚扱いで特殊召喚する！」

龍可「何！？」

アンチノミー「カモン！『TG ハルバード・キャノン』！（ATK4000）」

龍可「攻撃力４０００！？」

アンチノミー「バトルだ！『ハルバード・キャノン』！『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』に攻撃！」

龍可「まだよ！罠発動！『悪魔の睥睨』！このカードはこのターンのバトルフェイズを終了させる！」

アンチノミー「くっ…私はこれでターンエンドだ」

龍可「私のターン！『デッドディブク』効果発動！あら、幸運ねぇあなたが選んだのは闇属性よ！」

アンチノミー「なんだと！」

龍可「闇属性の効果は相手のカード全て墓地に送る！」

アンチノミー「くぅ……」

龍可「ふふふ　これで本当の終わりね　『エンシェント・デッドディブク・ドラゴン』！！奴にダイレクトアタック！！[エタニティダークネス]！！」

アンチノミー「すまない……遊星…ぐああああぁぁぁ！！！」LP１００→０

龍可「ふふふ　呆気なかったわね」


別の場所


遊星「ここは……」

海馬「ようこそ不動遊星」

遊星「お前は…海馬…」

海馬「安心しろ今は戦う気はない」

遊星「お前はなぜ俺達を執拗に狙う！お前の目的はなんだ！」

海馬「質問の多い奴め…まぁいい順に答えてやろう　何故お前達を狙うか　そうだな、単刀直入に言えば俺の計画にとってお前達という存在が一番計画の進行を妨げるであろう存在だからだ」

遊星「計画？何のことだ」

海馬「それは俺の目的と答えが被るからついでに答えてやろう　俺は再びこの海馬コーポレーションをあるべき姿に戻すことだ」

遊星「あるべき姿…？」

海馬「そうだ、貴様も知っているだろう　元々海馬コーポレーションは全世界でトップクラスの技術を誇り常に分化の最先端を行っていた　そしてその技術は世のため人のためと使われてきた　俺はその伝統を継ぐものとして海馬コーポレーションの名に泥を塗らぬよう精進してきた　だが俺は罠に嵌められた」

遊星「罠？」

海馬「世間には奴らが揉み消したせいで一切公表されていないが数年前この会社で壮大な事件が起きた　我が社の幹部達の中に数人裏の世界で暗躍する輩がいた　その代表たる３人は手を組み俺と同じ志を持っていた幹部達を一斉に殺した　そして奴らはセキュリティの上層部と繋がりその罪を俺にきせた　そして俺は無期懲役を言い渡され長い間暗い地下牢に幽閉されていた」

遊星「そんなことが……」

海馬「だが俺は再び地獄の底から這い上がってきた　そして俺は奴らに復讐を果たした　だが俺が知らぬ間に奴らによって海馬コーポレーションは随分汚された　表面は今までとは変わらんがその実態は違う　権力に物を言い裏社会で栄えていた　汚職などという言葉で済まされぬ程のことをしていた　拳銃などと言った武器そして違法な薬品などの密売は日常茶飯事だった　奴らの地位を守るためなら平気で殺しもしていた」

遊星「ホントにそんなことが…」

海馬「俺はその真実を知らされた時確信した　再び海馬コーポレーションを本来の姿にするにはこの会社の裏に潜む闇を殲滅しなければならないということを　だがそんなことは絵空ごとの夢だ　だからこそ俺は一度この世の全てを統べる！表も裏も全てを手中に収めた上でもう一度この海馬コーポレーションを創造する！！」

遊星「そんなこと許されると思ってるのか！」

海馬「貴様がそんなことを言うことなど予想できていた　だからこそ俺はまずお前達の除去を図った　それが貴様らを狙う理由だ」

遊星「どんな理由があっても人を支配することなんて…」

海馬「許されないとでも言うのだろう！！だが貴様は知らない、考えというのは夢と現実に分けられるのだと　そして貴様の言っていることは夢でしかないとな　貴様の質問には答えた　もう満足だろう　ならばさっさと立ち去れ」

海馬が言い切るとともに再び遊星の立っている所に穴が空いた

遊星「何！？」

そして遊星は落とされ目が覚めたら海馬コーポレーションの前にいた

遊星「ここは……」

再び中に入ろうとしたが扉はびくともしなかった

止む無く遊星は別の場所絵と移動した




オリカ紹介

①　エンシェント・コクーン　★２　地属　ATK200/DEF400
昆虫族・チューナー
このカードが戦闘によって破壊されたときに発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。


②　シンクロ・フォース　装備魔法
シンクロモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターが装備モンスターのレベルより高いモンスターと戦闘を行うダメージステップ時に発動する。
装備モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ相手モンスターのレベルの差×５００アップする。
装備モンスターが装備モンスターのレベルより高いモンスターを戦闘によって破壊した時そのレベルの差だけ自分はデッキからカードをドローする。


③　ハーフ・ダメージ　通常罠
効果ダメージが発生した時自分の場のモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで半分にすることでこのターン自分への効果ダメージは０になる。


④　ディメンション・シンクロ　通常罠
自分の場のチューナーモンスターと自分の墓地のチューナー以外のモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し自分のエクストラデッキからこの効果で除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルのシンクロモンスター１体を特殊召喚する。


⑤　鎮魂の一撃　速攻魔法
自分のモンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊したときにその自分のモンスターを対象として発動できる。
その戦闘で破壊された相手モンスターを相手の場に攻撃力を半分にして特殊召喚する。
そのモンスターはこのターンもう一度だけこの効果で特殊召喚したモンスターと戦闘を行うことができる。


⑥　アビリティ・スタン　通常罠
このカードを発動するターン自分はモンスター効果を発動できない。
このカードの発動時場に表側表示で存在するモンスターの効果を無効にする。
このカードの発動に対してモンスーター効果は発動できない。


⑦　エンシェント・チャリオット　★８　地属　ATK2400/DEF1900
機械族
このカードは自分の場の表側表示の「エンシェント」と名のついたモンスター１体をリリースすることで手札から特殊召喚できる。
１ターンに１度相手の場のモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
この効果を発動するターンこのカードは攻撃できない。　


⑧　闇の生け贄　通常魔法
自分の場のモンスター１体を破壊して発動できる。
自分の墓地からこの効果で破壊したモンスターと同じレベルの闇属性モンスター１体を特殊召喚できる。


⑨　オーバー・シンクロ　通常魔法
自分の場と手札にこのカード以外のカードがぞんざい市内場合に発動できる。
エクストラデッキからシンクロモンスター１体をシンクロ召喚扱いで特殊召喚する。


⑩　悪魔の睥睨　通常罠
バトルフェイズ中にのみ発動できる。
バトルフェイズを終了させる。



おまけ


クロウ「風矢はよく（働きもせず）漫画喫茶に通ってる　そして果てしなく影響を受けやすいからその日何の漫画呼んだのかがすぐに分かる」

遊星「なぁ、風矢」

風矢「オラ風矢じゃねぇ！！！孫悟空だ！！」

クロウ「いい加減あいつを殺したくなってくる」