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HOME > コンプリートカード評価一覧 > ストラクチャーデッキ-オーバーレイ・ユニバース- コンプリートカード評価(みめっとさん)

ストラクチャーデッキ-オーバーレイ・ユニバース- コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
希望皇アストラル・ホープ
N-Parallel
▶︎ デッキ
8 JP001 希望皇アストラル・ホープ 
No.39 希望皇ホープ》が《アストラル・クリボー》と同様に「アストラル化」した存在と思われるモンスター。
4種類ものテーマに渡る魔法罠カードをサーチできる能力を持っていますが、評価時点では「アストラル」はカード効果に指定されておらず、Xモンスターではないため「ホープ」ネームを持つ意味もなく、1体で5つのテーマに属している《希望皇オノマトピア》とは違い、こちらはこのカード名と見た目であるにも関わらず特別な効果の恩恵を何も受けられないテーマ無所属モンスターとなっている。
場にXモンスターが存在することで手札から自己SSできるレベル4モンスターでかつサーチ対象となる魔法罠カードが属する4つのテーマのラインナップから主に【希望皇ホープ】において《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》や《ゼアル・コンストラクション》などをサーチすることが役割となりますが、Xモンスターを出すデッキではレベル4の汎用的な展開要員になるほか、サーチできる魔法罠カードの中でも「エクシーズ」魔法罠カード群には実に様々な選択肢が存在していることから【希望王ホープ】以外のランク4Xモンスターが主力となるデッキでも採用されることがあるカードです。
アニメの主人公として自身と関わりのある様々なカード群を効果に指定されたテーマとして世に送り出してきた遊馬ですが、このカードもいつの日か「アストラル」モンスターとして特定のカード効果を受けられる時がくることを期待したいですね。
希望皇オノマトピア
Normal
▶︎ デッキ
9 JP002 希望皇オノマトピア 
評価時点における《オノマト選択》でサーチできる唯一の「オノマト」モンスターであり、自身の能力によってさらに4つの関連カード群にも属しているモンスター。
主に「オノマト」要素を取り入れた【希望皇ホープ】において、自身と展開用のモンスターを《オノマト連携》によってまとめてサーチすることが可能なランク4Xモンスターを立てるためのセットとして採用されるカードです。
特に《ズバババンチョー-GC》と《ドドドドワーフ-GG》とは強いシナジーを形成し、それぞれが展開札や誘発貫通札となり、【希望皇ホープ】の初動の成立に大きく貢献してくれる。
3体が揃った時は出来上がる盤面もかなり強固なものとなるため「オノマト」要素を取り入れた【希望皇ホープ】では概ね3枚積まれるカードとなっています。
ズババナイト
Normal
▶︎ デッキ
5 JP003 ズババナイト 
攻撃力が下がって属性と属するテーマが変わったレベル3の《忍者マスター SASUKE》となるカード。
同じ戦士族にはセットモンスターにも有効で除去方法も強い《ライトロード・モンク エイリン》も存在している。
「ズババ」に属するメリットはそう多くないなりにもサーチやリクルートといった良質なものが存在しており、レベルが3なので《レベル制限B地区》との噛み合わせはとても良い。
属するテーマがそんなに強くない《ドリルロイド》に5点をつけているので、名称指定の融合素材であるかどうかという違いはありますが、今回はこのカードも同じ点数としておきましょう。
ガガガマジシャン
Normal
▶︎ デッキ
7 JP004 ガガガマジシャン 
最初に登場した「ガガガ」モンスターで、実質的に「主人公ストラク」となるスターターデッキには最終の3年目でようやく再録されたカード。
自身のレベルを1から8にまで変動できる能力により、様々なXモンスターのX素材に利用できるほか、レベル変動を活かした効果の数々とコンボが組める。
当然自身のレベルが変わるだけのモンスターに貴重な召喚権は渡したくないので、《ガガガリベンジ》や《ガガガ学園の緊急連絡網》などのテーマサポートも含めた効果によって展開したい。
本当はコントロール奪取魔法とかを大量に入れてEXデッキにはランク1から8までのXモンスターをそれぞれ1体以上揃えるとかすると楽しいと思うんですけど、それじゃあEXデッキの枠を無駄遣いするだけでちっとも強くないのが残念。
デメリットはS素材にできないというこのカードを使うようなデッキではほぼ気にならないものですが、せっかくレベル7になれるのにいざとなった時に《灰流うらら》と一緒に《フルール・ド・バロネス》になれないのはやはりデメリットと言えるのかもしれない。
ガガガガール
Normal
▶︎ デッキ
6 JP005 ガガガガール 
アニメ版ゼアルの放送当時から出るかもしれないと予想されていた「ガガガ」における《ブラック・マジシャン・ガール》ポジションとなるモンスターが見事現実になったもので、作中で登場したモンスターの中でも屈指の人気の高さを持つカード。
自身のレベルを1から8に変化できる《ガガガマジシャン》に帯同する形で自身のレベルを変更する効果を持っており、そうやってX召喚したモンスターに相手の場の特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力を0にするX召喚誘発効果を付与する。
これを利用してX召喚した《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック》の効果とのコンボでワンキルを狙うというのが最も有名な使い方になるでしょう。
ただしこのカードにも《ガガガマジシャン》にも自己SS能力や他のモンスターを特殊召喚する能力は備わっておらず、これら2体を並べるのは他の効果任せになる。
もたさられる結果を考えれば当時としては適性な調整と言えたかもしれませんが、現在ではこの仕様でどちらにも特殊召喚効果がないというのはちょっと考えにくいくらいには不親切です。
ガガガクラーク
Normal
▶︎ デッキ
3 JP006 ガガガクラーク 
そのイラストアドの高さから「ガガガ」モンスターの中でも屈指の人気の高さを誇るカードですが、種族と属性が異なることを除けばその能力は後発の《ガガガキッド》の完全下位互換と言わざるを得ないカード。
キッドと同じレベルとほぼ同じ自己SS条件でこちらの方が攻守ともに低く、キッドの自己SSに名称ターン1がなく同名カードは場に1体までという制約もなく、特殊召喚誘発のレベル合わせも任意なのでその制約となるバトルフェイズを行えないのも任意というのがさらにキツい。
キッドAだけが場にいても手札のキッドBの自己SS条件は満たされないので、《増援》によるサーチができるこのカードも一応併用する価値がないこともないのですが…。
このような状況にも関わらずレアリティがスーでイラストがこれなので性能不相応の値段で取引されることもあり、遊戯王OCGにおいて強くもなければ大した稀少性もないカードがイラストアドだけで高値がつくことなどあり得ないという主張を真っ向から否定する形となっている。
ガガガシスター
Normal
▶︎ デッキ
8 JP007 ガガガシスター 
第8期ラストにしてアニメ版ゼアルラストとなるレギュラーパックのワールドプレミア枠で登場した「ガガガ」の下級モンスター。
召喚誘発効果でテーマの魔法罠カードをサーチする能力を発揮し、サーチ対象は微妙な性能のカードが多いですが、蘇生札となる《ガガガリベンジ》をサーチできることから、墓地に「ガガガ」モンスターさえ準備できればそこから展開に繋げることができる。
さらに自身と対象とした自分の場の「ガガガ」モンスターのレベルを2体のレベルの合計値に揃える効果も持っており、これにより《ガガガマジシャン》と《ガガガガール》だけでは届かないランク10のX召喚も可能となります。
オノマト連携》でサーチする場合は捨て札となるカードにリベンジで蘇生するための「ガガガ」モンスターを用いることができれば理想的と言えるでしょう。
またどちらの効果にも発動後の制約は特になく、NSして《ガガガリベンジ》をサーチした後、このカード1体で《転生炎獣アルミラージ》か《聖魔の乙女アルテミス》をL召喚してリベンジでこのカードを蘇生してリンク2に繋げるという形でなら1枚初動になることも可能です。
今後《魔導耀士 デイブレイカー》以外にも魔法使い族2体を要求するリンク2モンスターが登場した際には、アルテミスと共に使えるセットとして頭の片隅くらいには置いておきたいですね。
ゴゴゴゴーレム
Normal
▶︎ デッキ
4 JP008 ゴゴゴゴーレム 
最初に登場したゴゴゴモンスターとなるカードで、ゴゴゴ一族の中で最も優れた総合力となる攻守が特徴。
しかし《ゴゴゴジャイアント》以降の後発のゴゴゴモンスターの多くが自身や他のゴゴゴを特殊召喚する展開系の効果を持っているのに対して、このカードは1800打点というアタッカー適性のあるステータスであるにも関わらず、持っている効果が守備表示の時にターン1で戦闘破壊されないという、展開系効果ではないどころか攻撃表示の時に適用されない能力になってしまっており、ゴゴゴモンスターの中では優先度が低くなってしまう。
しかし後に登場した《ゴゴゴゴースト》はゴゴゴモンスターではなくこのカードを名称指定した蘇生効果を持っているため、あちらを採用する場合は必ず併用されるという点では同じような立場のテーマモンスターと比べるとかなり恵まれている。
ドドドウィッチ
Normal
▶︎ デッキ
6 JP009 ドドドウィッチ 
召喚誘発効果で手札の「ドドド」モンスター1体を特殊召喚できる能力を発揮するテーマの《切り込み隊長》となる下級モンスター。
オノマト連携》によって「ドドド」でありながらそれに対応する別なテーマにも属している《希望皇オノマトピア》や《ドドドドワーフ-GG》と同時にデッキから引っこ抜くことができ、それらの効果でレベル4モンスターを3体並べることができる。
ただ《オノマト連携》が絡んだレベル4の展開セットとしては《ズバババンチョー-GC》の方が優れているため、このカードを使うなら特有の利点となる《ドドドドライバー》を特殊召喚してランク3〜5までのX召喚を選べることや、リバース誘発効果を持ち反転召喚することで真の力を発揮する最上級モンスターである《ドドドガッサー》をセット状態で出せることを活かしたい。
テーマによってはめちゃくちゃシナジーするモンスターの存在によってこのくらいのクオリティーでも8点くらいがついてもおかしくなさそうなカードですが、このカードに関しては【ドドド】自体がそれほど発達していなくて代わりとなるランク4製造機もいくらでもいるということでこの辺りの評価になってしまうでしょうか。
ズバババンチョー-GC
Normal
▶︎ デッキ
8 JP010 ズバババンチョー-GC 
「ズババ」ネームを持つモンスターで種族や属性などのステータス面でも「ズババ」要素が強く反映されたカードでありながら、「ガガガ」モンスターでもあるというオノマト関係のモンスターの1体。
オノマト連携》によって《希望皇オノマトピア》や《ドドドドワーフ-GG》と同時にデッキからサーチしてくることができ、それらオノマト要素を取り入れた【希望皇ホープ】におけるランク4Xモンスターを立てるためのセットとして使えるカードとなります。
このカードはそれら3体の中で唯一手札からの自己SS能力があるので《希望皇オノマトピア》の展開効果に誘発を当てられてもこのカードが手札にあれば貫通できるという点が特に優れていると言えるでしょう。
ドドドドワーフ-GG
Normal
▶︎ デッキ
8 JP011 ドドドドワーフ-GG 
「ドドド」ネームを持つモンスターで見た目は完全に「ドドド」寄りですが、攻守や種族などのステータス面では自身の属するもう1つのテーマである「ゴゴゴ」のそれというオノマト関係のモンスターの1体。
自分の場に「ズババ」「ガガガ」が存在する場合に手札から自身を展開する効果、場で発動する効果で墓地から「ゴゴゴ」「ドドド」を蘇生するという組み合わせの能力を持つ《ズバババンチョー-GC》に対して、こちらは場で発動する効果で手札から「ズババ」「ガガガ」を展開する効果、自分の場に「ゴゴゴ」「ドドド」が存在する場合に自身を墓地から自己蘇生できる効果という組み合わせになっている。
あちらと同様に1体でこれら4テーマ全てに属するレベル4モンスターである《希望皇オノマトピア》とは相性が最高であり、こちらは墓地発動の効果で展開を行えることから《オノマト連携》の捨て札としての適性も高いです。
オノマト要素を採用した【希望皇ホープ】ではランク4Xを立てるメインギミックとなるため、3枚1セットの必須カードとなりますね。
ZW-雷神猛虎剣
Normal
▶︎ デッキ
6 JP012 ZW-雷神猛虎剣 
場と手札の両方から「希望皇ホープ」Xモンスターの装備カードにできるタイプの「ZW」の上級モンスター。
攻撃力の上がり幅は1200、発揮する効果は自分の場の「ZW」カードの相手の効果による破壊耐性、装備モンスターがカード効果で破壊される際の身代わりになれる効果となっている。
「ZW」であるこのカード自身もこの効果によって破壊されず、このカードを装備することで《ZW-天馬双翼剣》などの他の装備カードとなった「ZW」を効果破壊から守れることから《獣装合体 ライオ・ホープレイ》の効果でデッキから装着する「ZW」カードの1枚として一定の価値があります。
ZW-風神雲龍剣
Normal
▶︎ デッキ
6 JP013 ZW-風神雲龍剣 
場と手札の両方から「希望皇ホープ」Xモンスターの装備カードにできるタイプの「ZW」の上級モンスター。
攻撃力の上がり幅は1300、発揮する効果は装備モンスターに相手の効果への対象耐性を付与する効果、装備モンスターがカード効果で破壊される際の身代わりになれる効果となっている。
獣装合体 ライオ・ホープレイ》に《ZW-雷神猛虎剣》と共に装備することでかなりの高打点でかつ強固な耐性を持つモンスターに仕上がるため、「ZW」を採用するタイプの【希望皇ホープ】では《ZW-雷神猛虎剣》と共にピン挿し採用する価値があるカードです。
ZW-阿修羅副腕
Normal
▶︎ デッキ
7 JP014 ZW-阿修羅副腕 
場と手札の両方から「希望皇ホープ」Xモンスターの装備カードにできるタイプの「ZW」の下級モンスター。
攻撃力の上がり幅は1000、発揮する効果は装備モンスターへの全体攻撃能力の付与となっている。
後攻からのキルを得意分野とする【希望皇ホープ】のそれをさらに伸ばすタイプのカードであり、装備モンスターが《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》や《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》なら攻撃表示のモンスター2体への攻撃でも8000LPを取り切れる可能性もあるでしょう。
装備カードとなる範囲が優秀なだけでなく、レベル4の下級モンスターなのでその気になれば【希望皇ホープ】においてはランク4Xを立てるためのX素材としても使えるというのも好印象です。
ZS-幻影賢者
Normal
▶︎ デッキ
2 JP015 ZS-幻影賢者 
【希望皇ホープ】での使用を想定されている下級モンスターであるにも関わらず自身のレベルが4ではないという時点で既に負け組のオーラが隠し切れない「ZS」モンスター。
毎ターン1ドローできる効果と対象を取らない除外効果という有用な効果をいずれかターン1で使えるわけですが、除外効果の発動条件を【希望皇ホープ】の自前のカードで満たす手段が《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》くらいしかないというのがあまりに噛み合っていない。
ゼアル・カタパルト》で特殊召喚すれば一定条件下でランク4のX素材としても使えるようになりますが、そこまでして使うほど有用なカードではないでしょう。
スカル・マイスター
Normal
▶︎ デッキ
9 JP016 スカル・マイスター 
墓地で発動する効果を完全に封殺する手札誘発モンスターズの一種。
自分の先攻時、墓地効果に襲いかかってくる手札誘発はうららやわらしやクロウやγやバーデクだけとは限らない…!
墓地で発動する効果ならうららやわらしのように効果の性質を問わずに発動でき、クロウのように有効な相手を選ばず、γやバーデクのような特別な条件も必要なくただチェーンしてポイするだけで使えるほか、効果には名称ターン1もなく、自身が通常召喚可能な17打点の下級モンスターということで、その気になれば場に出して戦闘をこなすこともできる。
墓地発動の効果が山ほど増えた現在の環境では、誘発の選択肢として普通に大アリ過ぎるカードになったかと思います。
弱点はうららと同じで、直接チェーンを組む必要があるため、相手が複数の誘発効果を同時に発動した場合はチェーンを組む順番を調整することで回避されてしまう点や、発動ではなく効果を無効にするので、被戦闘破壊誘発のリクルーターの効果などダメステで発動する効果に対しては使用できない点などになる。
カゲトカゲ
Normal
▶︎ デッキ
7 JP017 カゲトカゲ 
レベル4モンスターのNSに反応して手札から雪崩れ出る特殊召喚モンスターで、かつてのランク4X製造機モンスターの一種。
NSできるレベル4モンスターとのペアが必須であり、当然NSを無効にされると出てこられないため、そうなると通常召喚できないため壁にすらならないのがモロに響いてくることになります。
ランク4Xを中心としたデッキの汎用的な展開札として広く使われることは少なくなりましたが、爬虫類族にとっては大変貴重な展開要員であることが幸いし、種族デッキでの運用に活路を見出す方向にシフトするようにもなりました。
その中で自身が闇属性であることが、溟界やレプティレス、その他アナンタ系列の同じ闇爬虫類たちと連携を取る上でのメリットとなる場面も少なくないかと思います。
ブリキンギョ
Normal
▶︎ デッキ
8 JP018 ブリキンギョ 
DTの12弾から突如新設されたアニメカード新規枠の第1弾として、ゼアルで鉄男の使用したこのモンスターが収録されたのですが、直後にDTは終焉を迎えたためほとんど幻になってしまった企画に滑りこんだカードでもあります。
その効果はNS時に自身の元々のレベルと同じレベル4モンスターを手札からSSできるというシンプルなもので、その後の特殊召喚にも制限がかからないため単純にランク4Xデッキにおける展開要員として優秀なだけでなく、SS誘発効果を持つレベル4モンスター、特に自力でSSする手段を持たないモンスターにとってとても心強い存在でした。
最悪壁として置いておける守備力も好印象で、機械族で水属性なのでX召喚先にもギアギカやバハシャなどの特別な選択肢が与えられるのも素晴らしかったですね。
ワンペアが必要な効果なので事故る可能性があることと、NS誘発の展開効果ということで、ヴェーラーや泡影で妨害されるとめちゃくちゃ痛いというのは仕方のないことでしょう。
増殖するG
Normal
▶︎ デッキ
10 JP019 増殖するG 
元々《黒光りするG》からはじまった「○○するG」昆虫族モンスター群の1体で、現存する数ある手札誘発モンスターズの中でも《灰流うらら》と並んでその最右翼とされるカード。
リミットレギュレーションによる規制以外でデッキからGとうららの枠が完全に消え去る日は果たしてくるのだろうか。
こちらはお互いのターンに完全なフリチェでいつ何時でも手札から投げ捨てることができるので、チェーン発動による1ドロー保障を捨ててでも、発動しないタイプの自己SS能力や《三戦の才》ケアでドローフェイズやスタンバイフェイズにさっさと投げていったり、相手がドロソで指名者やうららを引き込むのを見越して発動するなどのプレイングが必要な場合もある。
墓地のモンスターを参照する効果を使うために、効果は関係なく先攻で手札から投げ捨ててしまうといった使い方もできるでしょう。
ただし動き出しに複数のカードが必要なデッキに採用すると、後攻時に命は繋げても先攻時には自分が動くことの邪魔をしてくることもあるのが汎用手札誘発の常でもあり、手札誘発とは少ない初動で動ける、サーチが豊富、テーマのカードはメインデッキに最小限でも楽々回るガチデッキで使ってこそ真の強さを発揮するのだとも感じますね。
このモンスターの場合は妖怪少女の面々と違って一応の攻撃力はあるので、お互いに誘発事故が起こればたちまちGビートの開幕となる。
虹クリボー
Normal
▶︎ デッキ
6 JP020 虹クリボー 
カード名に漢字が含まれていて、攻撃力300でも守備200でもないという「クリボー」モンスターからの理からは外れるカード。
何故「レインクリボー」ではダメだったのかはよく分かりませんが、若干ニュアンスが伝わりづらいからとかなのでしょうかね?
能力としては相手モンスターが攻撃してきた時にそのモンスターを対象に手札から攻撃モンスターの装備カードとなり装備モンスターの攻撃を封じ続ける効果と、相手の直接攻撃時に墓地から特殊召喚される効果となっています。
同じ「クリボー」モンスターである《クリボール》とは異なる形で手札誘発による防御が可能であり、Lモンスターにも有効・次のターン以降も止め続ける・《墓穴の指名者》の影響を受けない点であちらよりも優れており、対象を取る効果である点があちらよりも劣る主な要素となる。
墓地から特殊召喚される効果は自身のステータスや発動条件もさることながら、自身に戦闘破壊耐性やバトルフェイズを終了させたりその他の場で発揮する効果があるわけではなく、まるっきりその1回分の壁にしかならない割には名称ターン1で自己蘇生後に場を離れると除外されるという感じで良い条件はほとんどないため、《クリボール》の墓地効果とは違ってデッキを選ばずに使えはするものの、有効な活用手段がなければかなりおまけ感の強い効果となる。
「クリボー」モンスターの中では使いやすくまともな効果を持つカードというイメージがありましたが、いざ中身を見てみると「こんなにも大したことないカードだっけ?」と思ってしまいますね。
「クリボー」モンスターの多くは闇悪魔か光天使となっており、このカードはその間を取った光悪魔となっており、これにより12期に登場した「デモンスミス」カード群が指定する効果も色々と受けることが可能となっています。
ゼアル・フィールド
N-Parallel
▶︎ デッキ
7 JP021 ゼアル・フィールド 
Xモンスター全般をサポートする1と2の効果が備わった「ゼアル」ネームを持つフィールド魔法。
しかし1の効果は素直にXモンスターに効果破壊・対象耐性を与えるようなものではなく、Xモンスターへの特定の自分の効果にチェーンされなくなるだけのかなり限定的なもので、メインとなるのはこの1の効果の恩恵も受けられる2の効果の方になるでしょう。
自分の場に特殊召喚されたXモンスター1体にEXデッキ・墓地のモンスター1体をX素材として補充できるという効果で、これによりX素材を持たない状態で特殊召喚されたXモンスターもX素材を用いた効果を使用することが可能であり、普通にX召喚したXモンスターでもX素材が2つ→3つに増えることでものによってはより高いパワーで運用できるようになる。
またEXデッキからのX素材を捻出することが可能なので、墓地の状態に依存せずに使えることや特定のXモンスターをX素材として持つ場合のみに使える効果を持つ「CNo.」Xモンスター群のサポート手段としても適しています。
カードの発動時にX召喚を促進するような展開効果などは何もなく、単体では《シャイニング・ドロー》をデッキトップに持ってくるというほぼ使わない効果しかないカードですが、XモンスターにX素材を補充する汎用カードとしては間違いなく上から数えた方が早い性能です。
シャイニング・ドロー
Normal
▶︎ デッキ
4 JP022 シャイニング・ドロー 
アニメ及び漫画版ゼアルにおいて、デュエル開始時にデッキに存在していなかったはずのカードを通常のドローで創造とするという掟破りの荒業をモチーフにしたカード。
ドローフェイズの通常のドローでこのカードを引いてきた時にこのカードを公開し続けることで、そのメインフェイズ1にて自分の場の「希望皇ホープ」Xモンスター1体を対象に2つの強力な効果から選んで発動することができる。
RUM-七皇の剣》と同様に初手や通常のドロー以外のドローでも引いてしまうリスクがあるほか、特定のEXモンスターが自分の場にいることが前提なので使い辛さが否めず、前半の効果で「ZW」を一気付けした場合、追加効果は適用されるもののその攻守をアップする方の効果は適用されない。
後に《ゼアル・フィールド》というこのカードを名称指定でドローフェイズのドロー前にデッキトップに仕込める専用サポートが登場したものの、これの類似カードであり両方の効果が場が無の状態からでもデッキに触れる《バリアンズ・カオス・ドロー》に比べると数段劣る性能と言わざるを得ないでしょう。
エクシーズ・チェンジ・タクティクス
Normal
▶︎ デッキ
8 JP023 エクシーズ・チェンジ・タクティクス 
自分の場に設置しておくことで「希望皇ホープ」モンスターがX召喚された時に、定数のライフを払って1ドローできる永続魔法。
ターン1がない分場に1つしか置いておけないという効果が設定されているため、複数積むとダブった時に逆に手札が減る可能性もあるので採用枚数には注意が必要ですが、重ねてX召喚する手段の多いモンスター群でかつRUMによるX召喚も可能なので、上手く通せれば普通に1ターンに3〜4枚ドローすることができます。
「エクシーズ」カードということでサーチも可能ですが、「希望皇ホープ」モンスターを展開する中でそれらの効果で確定でサーチできるカードではないことは注意したい。
エクシーズ・オーバーディレイ
Normal
▶︎ デッキ
7 JP024 エクシーズ・オーバーディレイ 
相手の場のX素材を持つXモンスターを対象に発動し、そのモンスターが持つ誘発即時効果やカウンター罠などのあらゆるカード効果をチェーンされることなく、対象のXモンスターのX素材を全剥がししてEXデッキにお戻りいただける速攻魔法。
対象のXモンスターのX素材を全剥がしする行為はモンスターが受ける効果として扱われないため、X素材を一定数持つことで完全耐性を得る《No.86 H-C ロンゴミアント》や《超量機神王グレート・マグナス》、《エクスピュアリィ・ノアール》といったモンスターさえも、その完全耐性を消した上で葬ることができる。
特にノアールはX素材として持っているカードがモンスター以外のカードであることも多く、デメリットの一種として設定されているX素材となっていたモンスターを相手の場に大量に特殊召喚されるリスクもそこまで大きくならないため、ノアールへの対策札として実際に一定数使われているカードでもあります。
ただし対象耐性を持つモンスターには効かないため、《毒蛇神ヴェノミナーガ》が完全耐性と対象耐性を合わせ持つことの意味することがよくわかるカードでもあります。
オノマト連携
Normal
▶︎ デッキ
10 JP025 オノマト連携 
手札1枚をコストに2枚をサーチするという手札誘発の《灰流うらら》をはじめとするわかりやすい効果無効の撃ちどころとなる魔法カード。
これで《希望皇オノマトピア》・《ズバババンチョー-GC》・《ドドドドワーフ-GG》のうち2枚をサーチして【希望皇ホープ】にとって何よりも重要なランク4Xを立てるための初動とすることができる。
発動に名称ターン1が設定されておらず、《オノマト選択》によって3枚分まるまる厚くすることができる「サーチできるサーチ札」である点も優秀と言えます。
上記のモンスターが3体とも手札に存在しない状態から無効にされると厳しいですが、これらのうち最初から手札に1〜2体存在している場合は捨て札に《ドドドドワーフ-GG》を選ぶ、《ズバババンチョー-GC》の手札からの自己SS能力を活用するなどして誘発を貫通できる可能性もあります。
オノマト選択
Normal
▶︎ デッキ
10 JP026 オノマト選択 
発動時に「オノマト」カード1枚をサーチする効果によって、初動を作るサーチ札となる《オノマト連携》をサーチできるのが重要なカード。
後半の効果はこの効果で持ってきた連携のサーチ先を《ガガガマジシャン》と《ズバババンチョー-GC》または《希望皇オノマトピア》にする際に、《ガガガマジシャン》の効果で変化したレベルを利用してランク8Xなどにも繋げられるようになるのでおまけとしては悪くない効果です。
【希望皇ホープ】では《No.99 希望皇ホープドラグナー》の効果でEXデッキから特殊召喚するために《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》などのランク8「No.」Xモンスターが普通に入るという点でも相性は良いと言えるでしょう。
ガガガ学園の緊急連絡網
Normal
▶︎ デッキ
5 JP027 ガガガ学園の緊急連絡網 
思ったよりも強くならなかったカード、というよりはアニメや漫画で登場した際の効果が強すぎて思った通り調整されたが、予想以上に調整されすぎてかなり使いにくくなってしまったというカードです。
効果はテーマ専用のノーコストリクルート魔法なので当然強いのですが、先攻時に使いにくい厄介な発動条件と、発動するターンにおけるEXデッキからの特殊召喚のみならず、X召喚を除くこの効果によるもの以外の特殊召喚が全て封鎖されてしまうため拡張性にも乏しい。
出てくるモンスターもそこまでパワーが高いわけでもなく、発動コストがかなり重くても発動条件がより緩くて制約がなく、出てくるモンスターの持つ能力も強い《ヒーローアライブ》とはとても並列には考えられない。
ガガガリベンジ
Normal
▶︎ デッキ
7 JP028 ガガガリベンジ 
「ガガガ」にとっての《早すぎた埋葬》と呼べる「ガガガ」ネームを持つ蘇生札となる装備魔法。
名称ターン1が設定されていないこともあってさすがにセルフバウンスには向かない仕様になっていますが、《ガガガシスター》の召喚誘発効果でサーチできる展開札であることに一定の価値があり、発動後の制約なども特になく使いやすい。
追加効果は実に細やかなもので、展開の手法から《ガガガシスター》が1枚初動になることもありませんが、正しく「サーチできる蘇生札」と呼べるカードであり、装備魔法なのでシスターの効果以外でも引き寄せることは容易です。
グローリアス・ナンバーズ
Normal
▶︎ デッキ
6 JP029 グローリアス・ナンバーズ 
「No.」Xモンスター専用の《死者蘇生》となる「ナンバーズ」魔法カード。
このカード特有のメリットとして《希望皇アストラル・ホープ》の効果でサーチできる、1ドローのボーナスがついてくる、蘇生効果と同一ターンに発動できる墓地効果によって蘇生した「No.」XモンスターにX素材を供給できるという点が挙げられる。
しかし自分の場にモンスターが存在していてはいけないという発動条件があり、X素材は手札から供給しなければならないので消費も大きい。
希望皇アストラル・ホープ》もこれをサーチしている暇はあまりないと思われるので、これを手放しで「サーチできる蘇生札」とするのには疑問が残り、EXデッキの特殊召喚モンスターが効果対象となるため通常の蘇生札以上に事故札になりやすいのも気になるところ。
XモンスターをX素材を持った状態で蘇生するなら、罠カードではありますが全てのXモンスターに対応していて名称ターン1もない《エクシーズ・リボーン》の方が話が早く、少なくとも高性能なカードであるとは言い難い。
ダブル・アップ・チャンス
Normal
▶︎ デッキ
7 JP030 ダブル・アップ・チャンス 
元々は《No.39 希望皇ホープ》の効果とシナジーするテーマ無所属のコンボカードとしてアニメ向けに設計された魔法カードであり、アニメデュエルという名の作り物のデュエルだからこそ成立する実用性の低かったカード。
しかし後に《No.39 希望皇ホープ》と同じ素材指定のランク4Xである《No.39 希望皇ホープ・ダブル》がこれを名称指定でサーチした上で自身に《No.39 希望皇ホープ》を重ねてX召喚できるようになった上に、これまでは倍にしても攻撃力5000止まりだったところをダブルの効果でさらに倍の10000にできるようになったことで【希望皇ホープ】におけるワンキルパーツとして一気に実用性が高まることになりました。
なおダブルに重ねるのを《獣装合体 ライオ・ホープレイ》などにする場合でもこのカードをサチする必要があるため、ダブルを使う以上は必ずセットで採用する必要があるカードとなります。
希望の記憶
Normal
▶︎ デッキ
8 JP031 希望の記憶 
自分の場の「No.」Xモンスターの種類数だけドローできる魔法カードで、厄介な制約などは特になく、該当するモンスターが1体しか場にいなくても最低限の手札交換が行える。
このカードが登場した10期は、EXデッキからモンスターを特殊召喚する際のルールの変更によりあまり使いやすいカードではありませんでしたが、11期からのルールの再変更でLモンスターを使わなくてもXモンスターを大量展開できるようになり、その使い勝手も向上しました。
複数ドローを狙う場合は「No.」XモンスターをEXデッキや墓地から特殊召喚する能力を持つ「No.」Xモンスターとの併用も有効で、《No.93 希望皇ホープ・カイザー》や《No.97 龍影神ドラッグラビオン》や《No.99 希望皇ホープドラグナー》などがこれに該当する。
ヌメロン・ネットワーク》から《ヌメロン・ダイレクト》を墓地に送ることで、1枚から4種類の「No.」Xモンスターを展開できる【ヌメロン】では驚異の4枚ドローカードとなり、それを理由に規制された経験もあるカードです。
連鎖召喚
Normal
▶︎ デッキ
3 JP032 連鎖召喚 
自分の場に2体以上のXモンスターが存在する場合に、それらの中で最もランクの低いXモンスター1体を対象に発動でき、対象のXモンスターよりもさらにランクの低いXモンスターをEXデッキから特殊召喚できる魔法カード。
特殊召喚はX召喚扱いではなく、特殊召喚したモンスターに課せられる制約は直接攻撃の不可とエンドフェイズ時におけるEXデッキからのバウンスとなっている。
その発動条件から《バハムート・シャーク》や《ガガガガマジシャン》や《十二獣ライカ》のような、XモンスターをEXデッキや墓地から特殊召喚できる能力を持つXモンスターとの併用が望ましい。
しかし最低でも3種類以上の異なるランクのモンスターをEXデッキに入れなければならないし、これを上手いこと引いてきて発動できたとしてそこから何ができるかと言われてもこのカードならではと言える強い動きが特に思い浮かばない。
発動が現実的に可能でEXデッキを歪める必要もないデッキだからといって、じゃあこれを採用しようとは絶対にならないカードという感じです。
死者蘇生
Normal
▶︎ デッキ
10 JP033 死者蘇生 制限
怒涛のさ行がプレイヤーの舌を襲う最古にして最高の蘇生魔法で、お互いの墓地から無条件でモンスター1体を蘇生できる至高のカードであり、状況次第では先攻1ターン目からでも余裕で使っていく価値があると思います。
汎用性が非常に高い反面、《ハーピィの羽根帚》や《おろかな埋葬》のようにそのデッキにおける明確な役割が定まっていない、引いてきた時の出たとこ勝負のようなカードであるが故に、現在ではかつてほどこのカードを使うデッキも少なくなりました。
その一方でこれだけ高性能なカードであるにも関わらず、《激流葬》や《聖なるバリア -ミラーフォース-》などと同様にこのカードを名称指定したサポートカードも存在するため、近年はテーマネームを持つ類似魔法に押され気味ではありますが、今後もその存在価値が揺らぐことはないでしょう。
原作において1枚しかデッキに入れられないことが言及されている珍しいカードで、OCGでも2020年現在制限カードとなっていますが、それ故に《アンクリボー》も《千年の啓示》もサーチだけでなくサルベージもできるようにして気を利かせてくれています。
増援
Normal
▶︎ デッキ
10 JP034 増援 制限
特定の種類のカード1枚をデッキから手札に加える、いわゆるサーチ効果を持つ魔法カードの大古株。
モンスターの召喚誘発効果によるサーチが「〇〇版エアーマン」なら、魔法カードによるものは「〇〇版増援」と呼ばれるほど。
コストや発動条件・名称ターン1はありませんが、1枚から1枚をサーチするだけで他に追加効果も墓地効果もないまるっきり等価交換の通常魔法であるにも関わらず制限カードであり続ける数少ないカードであり、これもサーチ先が全種族中最大の大所帯である下級戦士族であるが故。
ただ実際のところは数がどうだ範囲がこうだということではなく、終末のような名指しで犯人呼ばわりすべき両手で数えられる程度の一部のモンスターの存在が、このカードを制限カードとし、簡単には緩和できない理由となっているということもまた事実でしょう。
月の書
Normal
▶︎ デッキ
9 JP035 月の書 
第2期に登場した非常に優れた汎用性を持つ魔法カードの一つ。
この性能でお互いのターンに完全フリチェで使える速攻魔法に生まれてきた、当時としては奇跡の調整と言えるカードである。
最近は汎用性が高いというと引き得撃ち得でただ単に強いパワーカードであることとほぼ同義となってしまっているが、このカードは相手の攻撃や展開の妨害だけでなく自分のモンスターに使うことによるコンボやエスケープにも使えるため、まさしく高い汎用性を誇る。
デッキに優先的に入れはしなくても、このカードが今このタイミングで欲しいという場面がないはずがない永遠の汎用魔法です。
運命の契約
N-Parallel
▶︎ デッキ
3 JP036 運命の契約 
あらゆる光属性の「ホープ」XモンスターをこのカードをX素材として持った状態でX召喚扱いで特殊召喚できるカード。
しかしそれを行うためにはまず永続罠として発動したこのカードに指定の条件を満たしてカウンターを1つ置き、さらに相手にEX展開をさせた上でデッキに低性能な《運命の扉》を採用することでようやく実現するというかなり厳しい条件をクリアしなければならない。
高ランクの「ホープ」Xモンスターへの近道を開通するために危険な橋を渡るという実質的に遠回りにしかなっていないカードであり、実用性は極めて低いと言わざるを得ないでしょう。
ナンバーズ・プロテクト
N-Parallel
▶︎ デッキ
7 JP037 ナンバーズ・プロテクト 
希望皇アストラル・ホープ》の効果でサーチすることが可能なパーフェクトカウンター効果を持つ「ナンバーズ」カウンター罠。
【希望皇ホープ】において《獣装合体 ライオ・ホープレイ》や《FNo.0 未来龍皇ホープ》や《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》による制圧盤面に妨害をプラスワンすることに使える。
【希望皇ホープ】では貴重なバックの妨害札となりますが、《希望皇アストラル・ホープ》には《ゼアル・コンストラクション》などをサーチする役割もあるため、これを持ってこられるのはある程度上振れている時に限られる。
墓地から再セットする効果は条件が微妙でカウンター効果といずれかターン1なのでおまけに近いですが、積極的に狙うのでなければほとんど無料で再利用できるようなものなので悪くはないでしょう。
運命の扉
Normal
▶︎ デッキ
1 JP038 運命の扉 
アニメ版ゼアルに幾度となく登場した謎の扉かモチーフになっているモンスターカード化する永続罠カード。
発動条件から発揮する効果まで全部低性能なので、基本的には後に登場するこのカードを名称指定した効果を持つ《運命の契約》でデッキから墓地に送るためのカードとなり、直に引いてきたら《ゼアル・コンストラクション》などでデッキに戻っていただくことになる。
残念ながら《運命の契約》の方もこのカードに勝るとも劣らない、少なくとも真面目な構築の【希望皇ホープ】にはまず採用されないレベルの微妙カードなので、このカードの評価アップには全く貢献できていない。
マスター・ピース
Normal
▶︎ デッキ
5 JP039 マスター・ピース 
既にそこそこの数があるように思えて評価時点ではまだ10種類に満たない「複数のモンスターを墓地から特殊召喚し、続けてそれらをX素材にX召喚を行う」効果を持つ罠カード。
このカードの場合は、墓地からモンスター2体を効果を無効にして特殊召喚し、その2体のみを素材として光属性の「ホープ」Xモンスター1体をX召喚することになる。
こういった仕様からX召喚できる「ホープ」Xモンスターは2体素材でも出せるものに限定され、蘇生対象となるモンスターも同じレベルでレベル1・4・6のものか、《FNo.0 未来皇ホープ》または《FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ》のX素材に使えるものに限定されることになる。
お互いのターンに特別な条件もなく完全フリチェでモンスターの蘇生からのX召喚が行えるのは悪くないのですが、この効果でX召喚できる「ホープ」Xモンスターには相手ターンにフリチェでX召喚できるのが強いと言えるような効果を持つモンスターが存在しているわけでもなく、そういうカードに専用のサーチ手段が存在しなくて単独ではまるっきり事故要因にもなるというのではあまり使われないのも当然と言ったところ。
現状では中継で蘇生対象となるモンスター2体を墓地に送りながら名称指定でデッキや墓地から場にセットできるようになってようやくスタートラインといった感じですね。
かっとビング・チャレンジ
Normal
▶︎ デッキ
2 JP040 かっとビング・チャレンジ 
既に攻撃を終えたXモンスターがそのバトルフェイズ中にもう一度攻撃を行えるようになり、その時には《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》と同様の効果の発動を封じて攻撃を行えるというカード。
発動条件が弱い、罠カードなのが弱い、追加効果もそんなのがあったら1回目の攻撃の時に使ってるよというかなり微妙なものという感じであまりに強みに乏しい効果であり、遅効性のカード1枚を使ってやるようなことではない。
後攻からキルを取る系のカードはパッと見た性能がそれほど高くなくても評価されることも少なくありませんが、これはさすがに無理なカードです。
No.99 希望皇龍ホープドラグーン
Normal
▶︎ デッキ
7 JP041 No.99 希望皇龍ホープドラグーン 
アニメ版ゼアル本編のラストデュエルにも登場した先に出た方の「No.99」Xモンスターにして、そのほぼ全てが戦士族である「ホープ」Xモンスターの中で評価時点で唯一のドラゴン族モンスター。
なお 《No.99 希望皇ホープドラグナー》の方は後発のOCGオリジナルのモンスターであり、こちらは「希望皇龍」というカード名なので「希望皇ホープ」モンスターには含まれない。
手札の「RUM」魔法カード1枚を捨てることで「希望皇ホープ」モンスターに重ねてX召喚できるという特殊なX召喚条件を持っており、これによりいかなる「RUM」魔法カードからでもX素材にできるものならどのランクの「希望皇ホープ」からでも攻撃力4000のこのカードをX召喚できる。
能力は起動効果にて墓地の「No.」モンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚できるといういわゆる「Xモンスターを特殊召喚する効果を持つXモンスター」になるわけですが、その指定内容から蘇生したモンスターはすぐに戦力にならないし《FNo.0 未来龍皇ホープ》にも繋がっていかないので、基本的には【希望皇ホープ】において《No.39 希望皇ホープ》を蘇生して《CNo.39 希望皇ホープレイ》を重ねてX召喚したり、「RUM」魔法カードを蘇生したモンスターに使って別なXモンスターを展開するのに利用することになるでしょう。
2の効果はまあ無いよりは絶対に良いという感じのモンスター効果に対する実質的な対象耐性で妨害の手法がそれが主となる相手ならターン1もないしそれなりに有効ではあるでしょう。
登場した時期が全然違うので仕方なくはあるのですが、もう1体の「No.99」であるドラグナーに比べると攻撃力が高いだけの地味なモンスターという感じが否めず、先行しているはずのこのカードのことはよく知らないという人も少なくなさそうです。
No.32 海咬龍シャーク・ドレイク
Normal
▶︎ デッキ
3 JP042 No.32 海咬龍シャーク・ドレイク 
アニメではライバルキャラクターのエースという割と重要なポジションの「No.」Xモンスターだったのですが、実性能としてはかなり厳しい感じのランク4Xモンスター。
自身のX素材の1つと引き換えに、2800打点で戦闘破壊した相手モンスターを弱らせた状態で相手の場に攻撃表示で無理矢理復活させ、そうやって復活させたモンスターに再度噛み付くことで相手のLPをごっそり奪い取るという、ヒール役全開という感じのかなり陰湿な能力を持っている。
しかし攻撃力1000以下の攻撃表示モンスター相手にこの効果を綺麗に全て通せたとしても、無強化状態では取れるLP量はワンキルには到底届かないし、相手の場に自身より攻撃力または守備力が高いモンスターしかいなければ使える効果は何もなく、何よりもそれでいてX召喚に3体素材を要求してくるというのはあまりにも重すぎる。
このカードに無条件で重ねてX召喚できる《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》も残念性能なので下敷きとしての価値も低く、そもそも3体素材を要求するランク4Xということでまともな方法で出すと下敷きになるこのモンスターを用意するのも億劫と言わざるを得ない。
「CNo.」体を既に消化してしまっているので望みはかなり薄いですが、ライバルの元エースとしての再強化の恩恵を受けられることをただひたすらに祈るしかないでしょう。
No.62 銀河眼の光子竜皇
Normal
▶︎ デッキ
9 JP043 No.62 銀河眼の光子竜皇 
「ギャラクシーアイズ」に属する「No.」Xモンスターの1体で、フリー素材の2体素材の汎用ランク8Xモンスターでもあるカード。
4000というランク8Xの中でも最大級の元々の攻撃力を持ちながら自身の効果によって最低でも攻撃力5600になるという暴力的なパワーが特徴で、他のXモンスターと並べて相手を一撃で張り倒すことに超特化したモンスターと言えます。
あまり実用性のない自己蘇生能力と《銀河眼の光子竜》をX素材として持っていないと相手に与える戦闘ダメージが半減してしまうことから単独ではそうでもないカードでしたが、このカードの効果と全てがシナジーする能力を持った《銀河眼の残光竜》の登場によって、単独で攻撃力3000のモンスターと戦闘しても一撃で8000LPを取れるようになったことで評価を上げたカードでもあります。
なお「No.」の最後の空き枠だった26が「ギャラクシーアイズ」関連のXモンスターだと予想されていたのはこのカードの数字が62であったことが理由ですが、実際には《No.26 次元孔路オクトバイパス》というまるで無関係なXモンスターであったということは予想屋のデュエリストの苦い思い出として知られています。
No.99 希望皇ホープドラグナー
Secret
Ultra

▶︎ デッキ
9 JPP01 No.99 希望皇ホープドラグナー 
No.99 希望皇龍ホープドラグーン》に続く形で登場したもう1体の「No.99」となるXモンスターで、こちらは「希望皇ホープ」モンスターでもあるカード。
自身のX素材2つと引き換えに1から100までの「No.」モンスターをEXデッキから特殊召喚することができ、99までの「No.」をランダムに呼び出す《No.78 ナンバーズ・アーカイブ》と違ってこちらは意中のモンスターを呼び出すことができる。
しかもX召喚扱いなので呼び出したモンスターが持つX召喚されていることを条件とする効果も使用可能で蘇生制限も満たされ、お互いのターンにフリチェで効果を使えるため自身にX素材が4つ以上あれば、自分・相手ターンに往復で1体ずつモンスターを呼び出すこともできてしまう。
まともにX召喚するのは困難ですが《HRUM-ユートピア・フォース》を用いればX素材4つで出すことも容易であり、呼び出したXモンスターはX素材を持たない状態であるという点も、ユートピアの墓地効果により、このカードの効果でXモンスターを特殊召喚することでそれがX素材として補充されることでいくつかのモンスターはX素材を用いた効果を使用可能な状態になります。
とにかく選択肢が半端ではないためEXデッキが無限だったらどれほど楽しいだろうかというカードですが現実はそうではないので、実際に呼び出されるモンスターは割と限られたものになってくるのが残念。
ZS-希望賢者
Secret
Super

▶︎ デッキ
9 JPP02 ZS-希望賢者 
ストラクで登場した「希望皇ホープ」に属さない「ホープ」Xモンスターで、代わりに「ZS」に属しているカード。
主な役割はその効果で《ZS-昇華賢者》をリクルートし、あちらの効果で《HRUM-ユートピア・フォース》をサーチして《No.99 希望皇ホープドラグナー》を出す布石とすることになる。
このカード自身は《HRUM-ユートピア・フォース》の効果対象にできませんが、【希望皇ホープ】においては《希望皇オノマトピア》・《ズバババンチョー-GC》・《ドドドドワーフ-GG》によるレベル4の展開3セットの存在及び《ZS-昇華賢者》もレベル4であることから、このカードとランク4の「希望皇ホープ」Xモンスターを同時にX召喚することが容易なので通常展開に問題なく組み込むことができる。
墓地効果もそうやって出てきた《No.99 希望皇ホープドラグナー》などを守る手段として有用な能力と言えるでしょう。
No.39 希望皇ホープ
Secret
Ultra

▶︎ デッキ
9 JPP03 No.39 希望皇ホープ 
別名『希望の敷き物』。
このカード自体も縛りのない汎用ランク4モンスターの1体で、最初期のXながらその打点や効果も悪いものではない。
だが敷き物としての他に代え難い重要性こそが、現在のこのカードの存在意義であり、上に乗っかるやつを実質的な汎用ランク4として扱えるのが非常に大きいです。
No.39 希望皇ホープ・ダブル
Secret
Super

▶︎ デッキ
10 JPP04 No.39 希望皇ホープ・ダブル 
自身の効果による《ダブル・アップ・チャンス》のサーチを介することで、このカード1体であらゆる「希望皇ホープ」Xモンスターをこのカードに重ねてX召喚できる能力を持った「希望皇ホープ」Xモンスターの中でも特に性能の高いカード。
このカードに《No.39 希望皇ホープ》を重ねてX召喚することでその攻撃力は倍の5000になり、さらにサーチしてきた《ダブル・アップ・チャンス》の効果を噛ませることで攻撃力10000になるという【希望皇ホープ】における1キル製造機でもあるカードで、当然《獣装合体 ライオ・ホープレイ》や《No.99 希望皇ホープドラグナー》などをX召喚するカードとしても使える。
これまで専ら他の「希望皇ホープ」Xモンスターの下敷きになるのが仕事だった《No.39 希望皇ホープ》が今度は逆に他のXモンスターに重ねられるテーマのフィニッシャーとなるという作りには感慨深いものがあります。
しかもこの効果は何故かお互いのターンにフリチェで使えるので、自分のターンに使おうとしたところを《灰流うらら》や《無限泡影》に無効にされたとしても完全な死に体にならないのも優秀です。
デッキに《ダブル・アップ・チャンス》が存在しなくなると効果が使えなくなるという弱点があるため、直に引くこと嫌うなら2枚積むか手札や墓地からデッキに押し戻す手段も考えておきたい。
HRUM-ユートピア・フォース
Secret
Super

▶︎ デッキ
9 JPP05 HRUM-ユートピア・フォース 
ストラクで登場した「希望皇ホープ」Xモンスターにのみ対応する、カード名にH(ハイパー)の名を冠する特別な「RUM」魔法カード。
特殊召喚先となる「ホープ」Xモンスターは評価時点では4体のみですが、本体の性能はもちろん2の墓地効果の存在からほぼ同時収録された《No.99 希望皇ホープドラグナー》のために設計されたカードになります。
【希望皇ホープ】においては《ZS-希望賢者》の効果でリクルートできる《ZS-昇華賢者》の効果でサーチが可能であり、そこに妨害を受けても《希望皇アストラル・ホープ》でサーチが可能な《ゼアル・コンストラクション》でサーチすることで貫通できます。
対応先がほぼ一択になるとは言え【希望皇ホープ】の先攻展開において《No.99 希望皇ホープドラグナー》を出すために必須となるカードなので評価点数も相応に高くなります。




※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。

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