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遊戯王 にびぃさん 最新カード評価一覧 28件中 1 - 15 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《ソウル・リゾネーター》
ストラクチャーデッキ「王者の鼓動」にて収録した《リゾネーター》カテゴリに属する《レッド・デーモン》デッキの新たな初動となるカード・・・だが、縛りをつければ大して悪用されないと振り切ったのか、かなり汎用性のある効果を内蔵しており、代表的なものでいえば《ラビュリンス》での採用経験もあるカード、果たしてその効果とは一体。
っまず①の効果で召喚・特殊召喚成功時にレベル4以下の悪魔族をデッキからサーチする効果を持つ。同じくストラクにて収録された《ボーン・デーモン》と組み合わせて1枚初動を形成しているほか、レベル4以下の悪魔族であれば”なんでも”サーチが可能なので、レッドデーモンデッキではプレミアムパックにて収録された《紅蓮王フレイム・クライム》や《執愛のウヴァループ》をサーチすることで展開自体の上振れ、妨害の質を高める事ができる他、墓地のカードの発動を完封することが可能な《スカルマイスター》、後手で相手のバックを割ることができるカードとして《エキセントリック・デーモン》をサーチすることで先行・後攻両方の勝率を上げる事が可能であり、レッドデーモンというデッキ自体が現在も環境に食らいついていけるのはまさにこのカードのおかげと言えるだろう。 また、アニメーションクロニクル2024にて収録される《特異点の悪魔》もサーチできるため、今後もレベル4以下の悪魔族が出続ける毎に無尽蔵に強化される点においてもかなり強力なカードだ。 逆に、その汎用性から前述した通りラビュリンスでも採用された経歴があり、それだけでなくレッドデーモンと合体させた無駄のない構築も存在する点を踏まえると、デッキとデッキの架け橋となるカード故規制の危険性も十分あるカードであり、今後このカードに召喚権を切ってもいいくらいの展開力を有した悪魔族のテーマが出ると一気に規制が危ぶまれることになるだろう。 ・・・最も、このカードが悪魔族の下級モンスターの効果を過度に強くできない原因でもあるのだろうが。 ②の効果は自分の場に「レッド・デーモンズ・ドラゴン」かそのカード名が記されたモンスターが存在する場合にカードの破壊を1度だけ肩代わりすることができる効果。この手の身代わり効果には珍しく、カードの表裏を問わず、モンスター・魔法罠の種類も問わず、自分のカードの効果による破壊も肩代わりできるため、レッドデーモンでは有名なクリムゾンボーン展開において、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》のエンドフェイズに強制発動するデメリット効果に対して墓地のこのカードを除外、《深淵の神獣ディス・パテル》の妨害効果の玉を用意することが可能であり、墓地にいればいる程様々な活用法を見出すことができる。 また、《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》の全体除去効果も自分のカードだけ破壊を肩代わりしたり、レモンデッキであればこの効果をフルに活用できるほか、自分のカードであればすべてのカードの破壊を肩代わりできるため、強力な永続罠である《スキルドレイン》や《サモンリミッター》等のカードの《ハーピィの羽箒》や《大嵐》等のバック破壊カードから守る事が可能である。この点においてもそうだが、レモンデッキで《サモンリミッター》や《スキルドレイン》といった強力な永続罠がサイドやメインデッキに採用されやすいのはこの効果と《ボーン・デーモン》の特殊召喚効果のおかげであり、発動し続けられれば強力なロック性能を誇る永続罠を②の効果で守りつつ、返しのターンに墓地のボーン・デーモンの効果でコストとして永続罠を墓地へ送って能動的にいつでも解除することが可能な点がレモンデッキにおいて非常に強力なコンボとなっている。 現に、私もマッチ戦において2戦目・3戦目でのサイドチェンジで永続罠カードを差し、《原子生命体ニビル》をケアした展開をすることで普通に勝てた試合もそこそこあった為、非常に強力な効果と言えるのではないだろうか。今後も強力な永続罠カードが出るたび、また環境によって昔の永続罠を持ってきたりとどのような環境でも安定した展開と妨害を両立し、メタゲームにも十分参加しうるデッキとしての完成度の多くを担っているのは間違いなくこのカードと言える。また、ラビュリンス、ラビュリンス型のレッドデーモンであれば、前述したようにバック破壊から伏せを守れるため、こういった点でもシナジーがある。 総じて、レッドデーモンというデッキを語る上では絶対に外すことのできない強力なカードの1枚であり、今後も初動となりえるカードが登場しても基本的に3枚採用されることは変わらないである、と断言できるほどのカードパワーを持つ1枚といえる。裏話だが、当時このカードが公開されたことによって爆発的に値を上げた《地縛囚人ストーン・スィーパー》は現在かなり値段が落ち着いてきているので、今のうちに3枚買っておこう。 |
▶︎ デッキ | 《リンク・デコーダー》
スプライトにティアラメンツや深淵の獣、イシズギミック等様々なデッキが大幅な弱体化を受け、《斬機サーキュラー》という最終兵器を引っさげ環境に躍り出ようとしていたサイバース族達に有り得ないレベルの展開力を与えてしまった張本人。このカードが登場して以降、斬機の入賞報告件数がかなり多くなっており、サイバースだから許されていたサーキュラーの規制も大きく危ぶまれる事となった。
効果は至ってシンプルで、「攻撃力2300以上のサイバース族リンクモンスターのリンク素材として」墓地へ送られれば自己再生ができるというもの。リンク1というリンクの上昇値があまり大きく感じない数字に見えてしまうかと思うが、このカードたった1枚で現代のサイバースデッキ達は激震した。 このカードの真価はやはり《トランスコード・トーカー》の素材となる事だが、既に言われているようにサイバースには《スプラッシュ・メイジ》という最高の中継役が存在する為、適当なサイバース2体からメイジ、メイジ効果で出したレベル4以下のサイバースをデコーダーに変換しそのまま2体でトランスを出し、デコーダーが効果で自己再生しトランスの効果でメイジを釣り上げる…こうするだけでリンク6分の素材が用意できる。中々のイカれ具合である。 そもそもサイバースといえば、サーキュラー1枚だけで召喚権を切らずしてトランスコードの対象耐性を得た《デコード・トーカー・ヒートソウル》が出せるのは非常に有名だが、このカードが登場した事によりサーキュラー1枚で召喚権こそ切ってしまうものの 「《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》の相手の場・墓地1枚バウンス + 《ファイアウォール・ドラゴン》の相互リンク1で場・墓地1枚バウンス + 《斬機超階乗》による最大3妨害+《斬機ダイア》効果」 という最大妨害数6という盤面を構築できるようになってしまった。 元よりシングル環境のマスターデュエルで斬機が一時期活躍していたこともあって、更なる展開力・妨害貫通性能を手に入れた紙の斬機は今も尚環境に躍進し続けている。しかし、これはあくまで斬機に限った話であって、このカードの存在は《コード・トーカー》や《@イグニスター》、《転生炎獣》のような展開系サイバースデッキのEXの内容をガラリと変えてしまう程であり、最も、私自身が現在使用している@イグニスターはトリプルFWDに超階乗or《ダンマリ@イグニスター》を構えるデッキになっている。《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》の出る幕はない。 総じてサイバースデッキの「あともう少し」を実現した痒い所に手が届くカードであり、今後も基本的には採用されてしまう札になるだろう。 …ただ、ココ最近でのサイバース強化の流れは大変嬉しいのだが、やはりサーキュラー等のパワカの規制が危ぶまれているのは恐怖心も少しチラついてしまう。次の改定では《ピュアリィ》や《超重武者》が盾になってくれることを期待するしかありません。 |
▶︎ デッキ | 《スプラッシュ・メイジ》
サイバース界の大罪人。
サイバース族モンスター+サイバース族モンスター=リンク2=リンク4とかいう意味不明の数式を《トランスコード・トーカー》と共に成立させてくるシンプルに壊れなカード。サイバース族縛りこそつくが展開がアホみたいに伸びるカードとして最強レベルの性能となっている。 効果を見るとたった1つ、めちゃくちゃシンプルに墓地のサイバース1体を効果を無効にし守備表示で特殊召喚するというもの。「リンクモンスター以外の」という一文が無いので一見最強に見えるが、リンクモンスターには守備表示の概念がないので特殊召喚は不可。また効果も無効になるので取り合わせはかなり悪そうに見えるが…全くと言っていいほどそんなことはない。効果を無効にするにしろ、このカードの仕事はリンク数を伸ばすことただ一点だけなので、出したらすぐさまこのカードも素材となる。また、「効果を無効にする」と書いてあるが各種素材になったカードの裁定としてフィールドから離れれば別のカードになるというものがある為、《フレイム・バッファロー》のようなドローソースを蘇生し素材にすれば2アドも稼ぐことができる。控えめに言っておかしい。 このカードから出すことになるのは基本トランスコードまたは《デコード・トーカー・ヒートソウル》になるだろう。トランスコードであればこのカードを吊り上げそのまま攻撃力5300《アクセスコード・トーカー》の着地まで繋がる。この時点で相当おかしいが、何よりおかしいのは後者の方だ。そのままこのカードと吊り上げたカードでヒトソも全然アリだが、《斬機アディオン》《斬機サブトラ》のような自己ss可能なサイバースやそもそも召喚権が余っていたりするとトランスコードを出しメイジを吊り上げ、適当なサイバース1体を召喚・特殊召喚し2体でヒートソウルに。こうすることで対象耐性付き+打点1000アップのヒートソウルとなり《無限泡影》が怖くなくなる。要求するカードの少なさもあって如何にこの動きを主軸とした罠型コードトーカーがおかしいかはよくわかるだろう。…ちなみに、現代であればこの動きを、召喚権を切らずして《斬機サーキュラー》1枚からできる。 ことマスターデュエルでは《@イグニスター》の被害がデカすぎたのか《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の破壊の対象で狙われたり、要は「起動効果を使われる前に除去する」ということを初心者が知れる先生的な側面もあり、サイバース族リンクモンスターの中ではトランスコードと並んでバカみたいにデカいヘイトを買っているカードでもある。コレが字レアなんだから世も末ですね。 |
▶︎ デッキ | 《ファイアウォール・ドラゴン》
そのカード、
様々なループコンボの温床…元禁止カード…エラッタ経験済み。 しかし今では…《@イグニスター》における「貴重な妨害手段」兼エースモンスター! 言わずと知れた遊戯王VRAINSの主人公、藤木遊作ことPlaymakerの《デコード・トーカー》と並ぶエースモンスター。エラッタ前のその強すぎた効果は様々なループコンボの核となり、様々なカードを禁止送りにした罪深きカード。最終的にはアニメ放送中にも関わらず禁止となってしまい、基本的にOCGの規制状況に準拠してデュエルを展開するアニメ遊戯王ではこのカードが全く登場しなくなるなんてことに…。 黒歴史は一旦置いておいて、効果を見ていく。①はフィールドに存在する限り一度だけ、自身の相互リンク先のモンスターの数まで自分・相手のフィールド・墓地のカードを対象とし、持ち主の手札に戻す効果。エラッタ前は「このカードと相互リンクしているモンスターの数まで」だったので少し条件が厳しめになっている。この効果は相手の場を荒らすことは勿論、自分のフィールド・墓地のカードであっても戻せる為、ターン1の無い誘発である《エフェクト・ヴェーラー》を使用後すぐに使いまわす+《墓穴の指名者》ケア、先行1ターン目で相手の撃った《増殖するG》に対してカウンターで撃った《灰流うらら》の回収等、見た目以上にできることが多い。「手札誘発」という概念があるからこその奥が深い効果だ。 ②は自身のリンク先からモンスターが戦闘で破壊されるor何かしらで墓地へ送られると手札からレベルを問わずサイバース族を特殊召喚できる効果。勿論リンク素材にしても墓地へ送られた扱いとなる為、エラッタ前はサイバース指定もなしにさらにはターン1も無しで滅茶苦茶なことをしていた。今ではサイバースデッキ限定で活かせる優良な効果となっており、特に@イグニスターでは手札に来た《ダンマリ@イグニスター》を処理することができる数少ない方法の1つでもあるので、めちゃくちゃ重宝する。 全盛期の面影はほとんどないが、サイバース界のアイドルとして今も尚陰ながら活躍しているファイアウォール。エラッタ前は2億点、今では余裕で10点あるでしょう。 |
▶︎ デッキ | 《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》
2022年、今年最後のカードレビューはお前で決まりだ。
言わずと知れた《@イグニスター》カテゴリ最強のリンクモンスター。出すことができればほぼゲームエンドレベルの性能であり、また1月発売の新レギュラーパック「CYBERSTORM ACCESS」にて収録された《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》が出るまでは唯一のリンク6モンスターというリンクの頂点に君臨していた。遊戯王VRAINSでも最終回にて登場し、印象に残っている人も多いだろう。 召喚条件は「属性が異なるモンスター3体以上」とアニメよりは緩くなっているように見えて2体以上から3体以上となっている。これは恐らく《トランスコード・トーカー》の効果でリンク3モンスターを釣りあげて出せるからという理由だろうが、正直2000打点のコイツが棒立ちしててもあまり強くない。属性が異なり、モンスター3体以上かつリンク6という単純そうに見えて結構難しい条件な為、@イグニスター以外のデッキで出すことは難しい。@イグニスター以外でこのカードを出せるテーマといえば《ドレミコード》とかが有名だろうか(クシャトリラ等の7軸エクシーズデッキでは《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》1体で4素材のこのカードをリンク召喚するというものもあったそう)。 効果が4つも存在するので、説明する必要が無いものは飛ばさせてもらう。 ②は素材とした数×1000、素の打点がアップする効果となっていて、モンスター6体を素材としたこのカードは攻撃力が6000となり、リンク4を素材にした《アクセスコード・トーカー》や《双穹の騎士アストラム》による戦闘破壊《閉ザサレシ世界ノ冥神》の素材にする等しないと突破が難しく、並のデッキはこのカードを立てるだけで詰んでしまう場合が多い。勿論壊獣には弱いが…それでも、@イグニスターというデッキが存在する意味となる超重要な効果となっている。これがアニメに近い効果だといよいよシンプルな壊れだっただろう。 ③は他のカードの効果を受けない完全耐性効果。全ての効果を受け付けない効果だが、マスターデュエルのリリース当時はこのカードを前に相手が妨害を吐き散らすなんてこともよくあった…それくらい遊戯王が世間に知られるようになったという証拠だろうか。ただ、完全耐性とはいえ過信は禁物で、《神の宣告》等で特殊召喚を無効にされると悲しくも破壊されるし、出せること自体少ないだろうが《スキルドレイン》が適用されている状態でこのカードをリンク召喚しても特殊召喚成功の前にスキドレの効果が適用されるため、攻撃力は0になる。悲しっ。 ④はフィールドのモンスター1体を対象に破壊した後、トークンを生成する効果。正直10期後半としては残念すぎる効果だが、アニメの再現なので文句は言えない。対象にとる破壊は置いておいても、現代遊戯王だとこのトークン生成が意外と痛く、壊獣での突破は勿論のことだがフィールドのモンスターが2体になってしまい、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》に食われてしまう…しかし、それを加味しても最強。 総じて結局は最強のカードであり、@イグニスターは新規の登場もあってかなり安定感が上がった為登場当時よりはかなり評価が上がったと言える。このカード単体だけでもそもそものスペックが高い他、アクセスコードの素材にして打点を8300にするもよし。 今後もマジで世話になります。来年もよろしくお願いします。 そしてこのレビューを見た方達、良いお年を。けどもう遅いかもしれないからあけましておめでとうございます。 |
▶︎ デッキ | 《Aiドリング・ボーン》
「Ai」カテゴリに属する速攻魔法の蘇生カード。《キ-Ai-》とは通常魔法・速攻魔法という点で差別化が可能。だが、正直このカードの方が利便性はかなり高く、非常に小回りが利く。今回はこのカードの利便性、そしてキ-Ai-とどれくらいの違いがあるか解説していく。
効果はシンプルで、①の効果は単純なカテゴリ限定の蘇生効果。速攻魔法であるため相手ターンでも発動できる点、ここがかなりミソ。@イグニスターは唯一の強力な妨害手段として《ダンマリ@イグニスター》が存在するのだが、このカードは基本墓地にいることが仕事。故に《墓穴の指名者》に非常に弱い。それを吊り上げるのがこのカードで、墓穴を回避可能なうえダンマリの効果がフィールドでも発動可能な点もありかなり嚙み合っている。その他、1ターン目で高打点の《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》を出すことに集中し、《ブルル@イグニスター》でダンマリが落とせなかった場合に相手ターンでこのカードをオープンし、ブルルを蘇生→ダンマリ墓地まで繋げられる。この場合、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》に食われる等リリースされる範囲が増えてしまうが、実用性のあるコンボだと言えるだろう。 ②は地味に見られがちで、実はかなり強力な効果。@イグニスターは返しのターンでのリソースがしっかりあるのが魅力なのだが、星の数ほどある展開の中にはめぐり-Ai-を回収できずにターンを返す場合もある。そのリカバリーになるのがこのカードで、手札こそ切るものの、1枚初動でワンキルまで持ってこられる@イグニスターだからこそのめちゃつよ効果となっている。正直過小評価されすぎだと思うのだが…。 @イグニスターはカテゴリの初動でモンスターに絞ると《アチチ@イグニスター》《ピカリ@イグニスター》になるのだが、ピカリの場合基本は《めぐり-Ai-》をサーチする。だが、もしも手札に来ていた場合は他のカードをサーチすることになるが、その時に真っ先にサーチされるのがこのカードになると思う。その際《ドヨン@イグニスター》で回収する幅が増えるほか、通常魔法であるキ-Ai-を先撃ちし、墓穴が飛んで来たらこのカードでサクリファイス・エスケープ等、痒い所に手が届くタイプのカードになっている。 事故要因でこそあるが、環境に抗う@イグニスターには欠かせないカードだと感じる(現にキ-Ai-を採用せず、このカードのみを採用する構築もあるくらい) |
▶︎ デッキ | 《ダンマリ@イグニスター》
闇属性の@イグニスター。それと同時に、@イグニスターにおける「最強の妨害札」である。地属性の@イグニスターは4体もいるが、Aiが闇属性ということもあってか闇属性の@イグニスターは《リングリボー》を含めずともメイン・EXで6体、リングリボー含めて7体も存在する。多っ。
真面目に解説していくと、このカードは@イグニスターにおける最強の妨害札であり、尚且つ最大の事故要素。@イグニスターを使ったことがある人、特にマスターデュエルではピン差しのこのカードを素引きしてしまうなんてことは皆経験していると思う…正直、自分としても3積積みしてるんじゃないかってレベルで引ける。やめてくれ。 効果の方を見ると、①は@イグニスターが戦闘を行う際に手札から特殊召喚しその攻撃を無効にする効果。②に隠れがちではあるが、この効果実はかなり強力。単純に《アクセスコード・トーカー》や《双穹の騎士アストラム》による《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》の戦闘破壊を防げるのだ。特にアクセスコードの戦闘破壊を防ぐことができれば大きなリターンに繋がる。また他にも、攻撃宣言は自分でもいい為、自爆特攻しようと見せかけてこのカードを特殊、メイン2で展開というやり方もある。サイバースは2体いれば悪名高き《スプラッシュ・メイジ》に繋げられるので、そのまま好き放題展開してやろう。リンク素材にすれば②の効果の準備もばっちり。この効果はこのカードを素引きしてしまった際の唯一のリカバリーであり、救いとなっている。 ②の効果は言わずと知れたフリチェで表側表示のカード効果無効。場にリンク6がいないと使用できないが、@イグニスターのテンプレ展開ならば展開途中にこのカードをデッキから墓地へ送り、そのまま高打点のアライバルに繋げられる為、腐るということはまずないだろう…勿論手札に来なければの話だが。@イグニスターをしっかり理解している人だと大体初手でこのカードが《墓穴の指名者》の餌食となってしまうのだが、それにチェーンして《増殖するG》を打てば、相手は《抹殺の指名者》、二枚目の墓穴を打たざるを得なくなる為、それらを打たれたらそれに容赦なくこの効果をぶつけてやろう。これは擬似的なサクリファイス・エスケープだろうか。また@イグニスターは《Aiドリング・ボーン》という速攻魔法の蘇生札がある為、墓穴にチェーンして特殊すればこれもまたサクリファイス・エスケープ。この効果は墓地でなくとも場にいても使用できるので、できたらかなりオシャレ。守備力が心許ないが素の打点がそこそこあるし、そもそも墓地でも発動できるし戦闘破壊されてももうダメ…という心配はない。え、つよこのカード。また、次のレギュラーパックのパッケージを飾っている《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》もリンク6である為、このカードの発動条件を満たせる。強力な妨害効果であることには間違いない為、これは展開系サイバーステーマに本格的な@イグニスター出張の可能性が出てきたか。特に《サイバース・ウィキッド》で確定サーチ可能な《ブルル@イグニスター》とこのカードで、シンクロも採用を検討でき、見たところ出張は容易そうだ。夢が広がっていく…。 ただやはりチラつくのがこのカードが上級モンスターである点。《イグニスターAiランド》で特殊できないのでかなり足を引っ張りがち。だからこそこの効果なんだろうが。 総じて非常に強力ではあるが、事故も付き物な一長一短といえるカード。しかし@イグニスターの貴重な妨害手段になるため、ピン差しは確実にしていきたいか。 |
▶︎ デッキ | 《ヒヤリ@イグニスター》
水担当@イグニスター。《ドシン@イグニスター》に隠れがちだが実はこいつもめっちゃ強い。水属性であるが故《スプラッシュ・メイジ》と属性が被ってしまい《デコード・トーカー・ヒートソウル》がリンク召喚できない、展開によっちゃ前述の通りメイジと属性が被ってしまい《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》が出せないまたは打点が下がり何かしらのモンスターが場に残ってしまう等、汎用性の面で大分劣っているように見えて、コイツは持ち前のサーチ範囲の広さで独自の使い方が可能なのだ。
効果の方を見ると、まず①は@イグニスターが場にいれば自己ssできる効果。ドシン同様この効果は滅茶苦茶便利で、とりあえず引くだけ展開が伸びるし、《アチチ@イグニスター》でサーチするもよしととにかく強い。サイバース族というのはメイジにしかり《トランスコード・トーカー》にしかりだが、リンク数が伸びれば伸びるほど鎖のように展開が繋がっていく為、@イグニスターデッキにおいては入れて損はない札だろう。しかし、やはりドシン同様@イグニスターがいなければssできない。《ダンマリ@イグニスター》よりはマシでこそあるが@イグニスターにおける大きな事故要因であることは念頭に置いておきたい。 ②は自身以外のサイバースをリリースしてデッキから上級@イグニスターをサーチし、更に自身のレベルを4に上げる効果。リンクモンスターをリリースすればさらに《Aiの儀式》もサーチできる…この効果がまぁ強い。ボードアドバンテージこそ消費するものの、レベル5以上の@イグニスターというと特殊召喚が容易な《ガッチリ@イグニスター》が存在し、即座に特殊召喚してメイジをリンク召喚、メイジをガッチリでカバーする動きが簡単にできる。そしてこの効果を最大限生かした「サクリファイス・エスケープ」コンボも存在する(評価内で書こうとしたら文字数制限で突き飛ばされたので、後でコンボ投稿するかも)。 オマケ程度でリンクをリリースすれば儀式魔法サーチがあるが、テーマ内でリンク1が増えたのもありこの効果は格段に使いやすくなったといえるだろう。実際儀式魔法は強い上、対応儀式モンスターである《ウォーターリヴァイアサン@イグニスター》も効果が豪快で強力。後攻捲り用に採用するのも面白い。またさりげないレベルアップ効果も優秀で、《ピカリ@イグニスター》がいなくても《アップデートジャマ―》をリンク召喚できる。そもそも効果でガッチリをサーチできるのもあって異常なレベルで噛み合わせがいい。みんなも完全耐性2回攻撃《アクセスコード・トーカー》で気持ちよくなろう。 総じてかなり強力なモンスターで、@イグニスターの展開を陰ながら支える良カードと言える。こういう悪用されそうでそうでもないカードデザインが俺は大好物なので、@イグニスターの中でも個人的に結構お気に入りの子だ。イラストもとってもかわいいぞ。かわいいから9点から1点加点で10点!!! |
▶︎ デッキ | 《リングリボー》
@イグニスター名称を持たない汎用サイバース族リンク1モンスター。@イグニスター以外でよく使われている例としてあげるなら《Evil☆Twin》とかが代表的か。《ダークインファント@イグニスター》の登場により完全に霊圧が消えていそうな感じの効果をしているが、ことマスターデュエルにおいては相手の誘発をチェーン確認で把握することができる為、主に《灰流うらら》のケア、そして《無限泡影》等の対象を取る誘発をケアする「サクリファイス・エスケープ」をする上では必要不可欠なカードだ。
召喚条件はレベル4以下のサイバース族モンスター1体と範囲がとても広い。しかし「レベル4以下」であるため、《ガッチリ@イグニスター》のような特殊召喚が容易な上級サイバース族モンスターではリンク召喚できない点にだけは注意。この時点で汎用としては十分なのだが、既に他の方が言っている様に同じ召喚条件を持つカードで何かしらのアドが取れる対抗馬として《リンク・ディサイプル》《転生炎獣ベイルリンクス》がいる為、そちらの方を優先されがち…それ故かこのカードは知名度が結構低い。マスターデュエルにおいては、効果を読まないデュエリストがこのカードの存在を前にして妨害を無駄撃ちする姿を何度も見てきた。 ①は相手が罠を発動すれば自身をリリースし「その効果を無効にし除外」するというもの。「効果の発動」を無効にするわけではないので、ターン1制限のある罠カードを複数伏せられていてももう一度撃たれるということがなくなる。これ本当に偉い。さらに除外するというのも抜かりなく、昨今は墓地から除外することで効果を発揮し、再セットや後続を呼び出したりする罠カードが非常に多いのもあってその利用を防ぐことができる。単純な罠無効に留まらず、カテゴリ内罠カードにありがちなおまけ効果を潰せるのはかなり大きいだろう。しかし、案の定カウンター罠には反応しないので注意。このカード1枚で罠ビート対面が完璧というわけではないのだ。 ②の効果はEXデッキから出した@イグニスターをリリースし自身を墓地から特殊召喚する効果。@イグニスターデッキにおけるこのカードの採用は6割くらいがこの効果目当て。勿論①も強い。やはり目を見張るのはフリーチェーンである点で、つまりはサクリファイス・エスケープが可能なのだ。《ダークインファント@イグニスター》の登場によってこの効果は飛躍的に使いやすくなり、単純にインファントに対する泡影のケアが可能。これだけでも強力なのだが@イグニスターの上振れ展開として初動2枚の時のインファントに対するうらら+無限泡影ケアのルートがあり、かなり抜け目がない。exから出る@イグニスターが今まで高リンクか基本場に維持したい性能であった為、昔よりもこのカードは相当出世しただろう(インファントが来るまでの中継としての役目はあったが、《ファイアフェニックス@イグニスター》と同じような感じで急に消えた印象がある)。 と、昔はあまり目立って活躍できなかったカードだったが新規により@イグニスターとの嚙み合わせが非常によくなり、Evil☆Twinのような展開の上振れで組み込むことができるテーマの登場もあって、《リングリボー》は今を輝く現役カードとなったのだ。現在の@イグニスターでは《リンク・スパイダー》等でスロットの1枠を争うカードとなっているが、このカードを入れる価値も最近になってかなり大きくなっただろう。 あまりにも過小評価だと感じるので10点で。 |
▶︎ デッキ | 《ガッチリ@イグニスター》
地属性の最上級@イグニスター。このカードは@イグニスターの中では珍しくサイバース族全般の汎用札として活躍しており、主にコード・トーカー等に採用されていたりする。ちなみに地属性の@イグニスターはEXを含めれば4体もいる、めっちゃ多いな。
①の効果は自分の場のサイバースを対象に、効果を無効にした後自身を特殊召喚する効果。少しだけクセがありそうな自己ss方法だが、《スプラッシュ・メイジ》や《トランスコード・トーカー》等サイバース族は1ターンに1度の効果で展開を伸ばすカードが多く、効果を使用した後にこのカードでそのカードを対象にとり特殊召喚すれば、トランスコードのような打点上昇、永続効果持ち以外ならさほど効果無効は気にならないだろう。 以前《斬機アディオン》を評価した時にも言ったが、「対象にして特殊召喚」の裁定として、このカードは手札からモンスター1体を対象→対象の効果を無効にして特殊召喚という手順での処理になる為、効果処理時に対象が存在しなければ不発となってしまう。また、マスターデュエルではよく見たのが《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》対象にしていること。アライバルは他のカードの効果を受けない為勿論効果は無効にならない。この為ガッチリの効果は不発に…対象が場に存在しても、効果が無効にならなければ効果は解決されないという点にも注意。 ②の効果は1ターンに1度だけサイバース族に効果破壊耐性を付ける効果だが、③の効果が強すぎて場にいること自体少ない為基本使うことは少ない。サンダーボルト等全体除去札1発で静まりかねない盤面なのであればしれっと添えておくのもありかもしれない。ただ場のサイバースの効果を無効にしなければ結局出せない為、このカードを出す順番はしっかり考えたいところ。 ③の効果はフィールドから離れれば自分の場のモンスター1体を対象に、次のターンの終わりまで完全耐性を付与する効果。このカードが採用される理由はこの効果と①の容易な自己ssにある。サイバース族の有名なお手軽ワンキルコンボとして《アップデート・ジャマー》を素材にした《アクセスコード・トーカー》で2回ぶん殴るジャマーアクセスがあると思うが、確かに相手を轢き殺せるというレベルの最強コンボではあるものの、現代遊戯王では場を離れれば相手モンスターを除去したりが当たり前である他、アクセスコードは案の定紙耐性であるが故、《無限泡影》等の効果無効札で簡単にただの棒立ち2300モンスターになってしまう。それが不安な人の為のこのカードである。アクセスコードの素材で、ジャマーにこのカードを巻き込むことによって「完全耐性2回攻撃アクセス」という基本出ればゲームエンドレベルの最強モンスターを出すことができ、簡単に言えば相手は死ぬのである。たとえリーサルが取れずとも完全耐性は次のターン終わりまで続く他ジャマーを素材にしたアクセスともなれば攻撃力4300以上は確定である為かなり場持ちがいい。基本返せることの方が少ないのもあり返しのターンに相手は死ぬ。 また、この効果はサイバース族と限定をしている訳ではなく、表側モンスターならなんでもいい為サイバースを採用するなら色んなデッキに汎用として入れられるかもしれないポテンシャルを抱えている。この先サイバース縛りをしないサイバース族の展開モンスターが出れば、お手軽完全耐性付与モンスターとして一躍注目を浴びるかもしれない。 今後のポテンシャル、今の活躍度も加味し文句なしの10点!サイバース使いの自分としては今後も世話になるだろう。 |
▶︎ デッキ | 《ドシン@イグニスター》
自己ss可能な地属性@イグニスター。似た効果を持ったカードとしては《ヒヤリ@イグニスター》がいる。先に言うとこのカード、現在の@イグニスターデッキではほぼ採用必須と言っていいほど上振れ札の究極形というカードになっている。それは一体何故か?
まず優秀な点としてその属性。@イグニスターのテンプレ構築では属性被りが《トランスコード・トーカー》《ガッチリ@イグニスター》しかおらず、いずれも《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》を展開の最後に出すうえでの素材で使うことは少ない。その為、このカードは大体アライバルの素材になるのだが、マスターデュエルにおいて最近言えるようになったこととして《デコード・トーカー・ヒートソウル》の収録により、打点が高いアライバルを棒立ちさせるより打点を下げてまで誘発を引き込みに行くというプレイングが重要になった。この時に活躍するのがこのドシンなのである。 サイバース族には悪名高き《スプラッシュ・メイジ》が存在するのは皆ご存知だろうが、メイジの属性は水属性。察しのいい人なら気付いているかもしれないが、ヒヤリではメイジと属性が被ってしまうのだ。何故属性が被るといけないのか、それは勿論ヒートソウルの召喚条件から。「属性の異なるサイバース族モンスター2体以上」であるが故、ヒートソウルが出せないのだ。上振れで引いても属性が被ってしまっては本末転倒、そもそもの展開にさえ関わるためめちゃくちゃ重要になる。 ただ、いくら自己ss可能とはいえその条件は場に@イグニスターが存在すればできるというだけであり、《ダンマリ@イグニスター》よりは幾分マシなもののこのカードも事故の要因になることだけは覚えておきたい。 ②の効果は環境で戦える@イグニスターではまず使わない効果ではあるが、シンプルなリソース回復手段、として取ってみると意外と強い。特にトランスコード等2枚以上は入れたくないカードを戻して再利用できる為、ファンデッキでの構築では度々世話になりそうだ。特殊召喚成功時の効果ではない為、素材にしても@イグニスターの豊富な蘇生札のおかげでデッキに《Aiラブ融合》がある限りは毎ターン使える。遊戯王において「効果の空撃ち」の概念があればこの効果めちゃくちゃに強いのだが、さすがにそんなことはできない。 結論言えばかなり強いカードで、融合をしっかり採用していれば手札消費は0になるのもあり、@イグニスターの構築の幅を大きく広げている1枚だと感じる。実際専用融合魔法はめちゃ強いし。それでも事故要素が拭えないのはやはり条件付き特殊召喚モンスターの宿命か。 |
▶︎ デッキ | 《ウィンドペガサス@イグニスター》
exに入る風属性の@イグニスター。イグニスターのエクストラや儀式はどうやら架空の生き物モチーフが多いらしい。どれもデザイン、イラスト共に良いが、このカードはシンクロのカード枠に色合いが非常にマッチしていると感じる。exの@イグニスターの中では意外と目立っていない感じがするが、汎用シンクロとしても@イグニスターの貴重な妨害択のうちの一つである。
まずレベルが7と非常に優秀。他の方も言っている通りシンクロの中継択の一つとしては採用が全然あり得るカードで、それを踏まえての①の効果。展開をしつつバックを1枚割れるというのは現代ではかなり貴重な効果で、さらに@イグニスターデッキなら大量破壊も狙える。相手が打ちどころを考えている妨害を使わせられるのが確実なリターンに繋がるため非常に重宝する。イグニスターにおいては後述する②の効果も加えフルに活かすことが可能なため、《めぐり-Ai-》での《ブルル@イグニスター》サーチ(あまりすることはないが)もあり採用はほぼ確定と言える。 ②の効果はフィールドのこのカード以外のカードが戦闘or効果で破壊されればフィールドか墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象にデッキバウンスをする効果。正直このカードが使われるのは8割方コレ目的だろう、事実@イグニスターがそうなのだから。この効果が非常に強力で、対象こそ取るが破壊ではなく、バウンスでもなく、モンスター限定でもなく、なんでもデッキにお帰り頂けてしまう。その気になればスキドレも戻せる。攻撃力4000で棒立ちのアライバルをアクセスコードで抜かれた、だがデッキバウンス。ジャマ―絡めても関係ない。入れていて単純に積み得で、同レベルのサイバース族シンクロモンスターで《サイバース・クアンタム・ドラゴン》がいる為、シンクロもできるサイバース族デッキであればどちらを積んでもしっかり活躍してくれることだろう。 他にも、この②の効果は墓地にいるだけで発動条件を満たせるうえ破壊されるのがモンスターならサイバース族のみという縛りもないため、ドラグマのようなexを簡単に墓地へ落とすことができるテーマ・カードを入れる場合大体1枚以上入るカードになっている。効果の発動自体が遅い為、この性能だけを見ると他カードより劣るかもしれないが…だが、ヌトスとかロードΩの隣にこいつが並んでいるexは中々面白い。 汎用性、イグニスターでの強さ、発動の遅さとかを加味しても9点は確実にあると思う。普通に強いです。 |
▶︎ デッキ | 《ライトドラゴン@イグニスター》
強いけどなんで君が看板になったの?
EXに入る光属性の@イグニスター。イグニスターでは唯一のエクシーズモンスターで、看板を務めるだけあってか効果は中々盛られている。 ①は自分を含めた自分フィールドの@イグニスターの数まで対象を取らないモンスター破壊、これはシンプルに優秀で@イグニスターデッキなら更に除去枚数が増えることはほぼ間違いない。魔法罠の方の除去は《ウィンドペガサス@イグニスター》におまかせあれ。 ②の効果は使うこと自体少ないが、素材を切らず使用できるのもあって《ダークナイト@イグニスター》の戦闘破壊効果からこのカードを蘇生してこのカードで攻撃、墓地の大型リンクへと繋げることができる…まぁ環境で戦い続ける@イグニスターではこんな動きまず滅多に見ないのだが。 ③の効果はターン1が無くかなり優秀。サイバースと指定してもいないので、汎用ランク4としてはこれを加えて1面破壊に1回破壊耐性と及第点は優に超えていると感じる。 自分としてはこのカード、正直紙よりもマスターデュエルでそこそこ活躍してくれるカードであると感じていて、特にヌメロンに対するメタとなる為強い。それは何故か?それは《無限起動要塞メガトンゲイル》を余裕で抜くことができるからである。《ピカリ@イグニスター》のレベル調整効果で簡単に出せては時たまこういう活躍を見せてくれるので個人的には結構気に入っているカード。一応この他にも《めぐり-Ai-》を介してのサーチが可能だがそもそもピカリがめぐりAiをサーチする為基本使わない。 まとめると、別に入れなくてもいいカードではあるが入れとくと安心感があるといったカードに仕上がっている。だがいくら考えてもこのカードが看板になった理由は謎だ。あ、普通に強いので10点です。 |
▶︎ デッキ | 《塊斬機ダランベルシアン》
ん?強いことしか書いてないぞ?
やたらと強いカード、弱いカードがはっきりしている、月刊遊戯王でおなじみVジャンプの2019年10月号の付録として登場した、《塊斬機ラプラシアン》に続く斬機エクシーズモンスターの1体。召喚条件はレベル4モンスター2体以上とサイバース族と指定していない為、後述するが効果で汎用ランク4エクシーズの中では極めて高い汎用性を持つカードだ。 ①の効果はエクシーズ召喚成功時にこのカードの素材を4枚まで取り除き、取り除いた数によって効果を適用する効果。順番に見ていくと ●2枚で斬機カードサーチ。登場時点でサーチ手段に乏しかった斬機にとってEXからレベル4を2体並べるだけでカテゴリサーチというのはかなりありがたい効果。サイバースには《パラレルエクシード》の存在もありかなり安定して使える効果と言えるだろう。この効果に加え、後述する②の効果も相まって現在の斬機を大きく支えている。今は《斬機サーキュラー》の存在もあり、この効果でサーチするカードを少し絞れるようになったのも大きい。 ●3枚でデッキのレベル4モンスターをサーチ。これはシンプルに強力で、レベル4を3体も並べなければならないものの、ランク4エクシーズを多く展開するデッキならかなり重宝する効果であり、サーチがしにくいカードに直接アクセスできるのは素晴らしい。 ●4枚でデッキから任意の魔法・罠サーチ。…? 制限カードである《死者蘇生》に限らず、全ての魔法罠にアクセスすることが可能なトンデモ効果。4体というのはランク4主軸のデッキでも厳しい素材数ではあるが決まれば強力な豪快さ。特に《虚無空間》が生きていた頃の「@イグニスター」は、高い展開力で展開途中に4素材のこのカードを出し、虚無をサーチして更にジアライバルを出すという芸当ができた。恐ろしい話である… ②の効果は斬機専用の効果で、自分を含む自分フィールドのモンスター1体をリリースし、手札・墓地の斬機を特殊召喚する効果。これがほんっっっっっとに偉い。斬機はエースモンスターである《炎斬機ファイナルシグマ》を出すのが展開の終着点であり、このカードを出す際は極力EXモンスターゾーンに出したい…しかし、サイバース族である以上リンクに頼らないと展開が難しく、どうEXゾーンを空けるかが課題であった斬機の問題をすっ飛ばした最高の効果。出す斬機は素材を2枚抜いてサーチした斬機、特にデッキから《斬機マルチプライヤー》を引っぱってこれる《斬機ナブラ》を出したい所か。これ2体でファイナルシグマを出せる上、2回攻撃と攻撃力2倍!相手は死ぬ!!! 総じてかなり完成度の高いカードで、現在の斬機に多く貢献し、汎用ランク4としても活躍する素晴らしいカード。自分が使っている斬機出張の@イグニスターでもそこそこ仕事をしてくれる。愛してる。 だらーんべるしあんいつもありがとう。 |
▶︎ デッキ | 《斬機サブトラ》
《斬機アディオン》と対になる下級斬機の1体。某ガン○ムFPSゲームの近接ザクがしそうなポーズのアディオンとは一転、動きのあるイラストでこちらもポージングが様になっており非常にかっこいい。
効果はアディオンと同様の、フィールドのモンスターを対象に取り、自身を特殊召喚しつつ対象のモンスターの打点を変化させる効果。こっちは打点を1000下げる効果となっている。 基本的に展開で使用する際は序盤である場合が多いであろうこの2体の中では、相手モンスターに使うもよし、素材として使用するなら自分に使ってもデメリットが無い等、自分・相手のフィールドにあまり依存しない効果の為、「斬機」というテーマ、単純な出張として扱う点で見ても汎用性ではこちらの方に軍配が上がるか。アディオンと同様、対象が場から消えても自身を特殊召喚することが可能で、サイバース出張の中では比較的扱いやすい部類に入るカードでありステータスもレベル4と優秀。サイバース縛りもサイバース族テーマなら無いようなものだろう。 アディオンと比較して、やはり先行でも後攻でも腐ることが無く、最悪相手のモンスターをパンプしなければならないアディオンとは汎用性が大きく異なる1枚。だが、どちらも特殊召喚が容易であり展開に大きく加担できるモンスターであることに変わりは無い為、何枚も手札に来られると面倒なことを省けばかなり強力なカードだと言える。汎用性の面からアディオンより1点上げて10点とさせていただきます。 |
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