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「Aiドリング・ボーン」のカード評価 : にびぃさん

Aiドリング・ボーン ▶︎ デッキ 《Aiドリング・ボーン》
にびぃ
2022/12/21 11:14
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「Ai」カテゴリに属する速攻魔法の蘇生カード。《キ-Ai-》とは通常魔法・速攻魔法という点で差別化が可能。だが、正直このカードの方が利便性はかなり高く、非常に小回りが利く。今回はこのカードの利便性、そしてキ-Ai-とどれくらいの違いがあるか解説していく。
効果はシンプルで、①の効果は単純なカテゴリ限定の蘇生効果。速攻魔法であるため相手ターンでも発動できる点、ここがかなりミソ。@イグニスターは唯一の強力な妨害手段として《ダンマリ@イグニスター》が存在するのだが、このカードは基本墓地にいることが仕事。故に《墓穴の指名者》に非常に弱い。それを吊り上げるのがこのカードで、墓穴を回避可能なうえダンマリの効果がフィールドでも発動可能な点もありかなり嚙み合っている。その他、1ターン目で高打点の《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》を出すことに集中し、《ブルル@イグニスター》でダンマリが落とせなかった場合に相手ターンでこのカードをオープンし、ブルルを蘇生→ダンマリ墓地まで繋げられる。この場合、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》に食われる等リリースされる範囲が増えてしまうが、実用性のあるコンボだと言えるだろう。
②は地味に見られがちで、実はかなり強力な効果。@イグニスターは返しのターンでのリソースがしっかりあるのが魅力なのだが、星の数ほどある展開の中にはめぐり-Ai-を回収できずにターンを返す場合もある。そのリカバリーになるのがこのカードで、手札こそ切るものの、1枚初動でワンキルまで持ってこられる@イグニスターだからこそのめちゃつよ効果となっている。正直過小評価されすぎだと思うのだが…。
@イグニスターはカテゴリの初動でモンスターに絞ると《アチチ@イグニスター》《ピカリ@イグニスター》になるのだが、ピカリの場合基本は《めぐり-Ai-》をサーチする。だが、もしも手札に来ていた場合は他のカードをサーチすることになるが、その時に真っ先にサーチされるのがこのカードになると思う。その際《ドヨン@イグニスター》で回収する幅が増えるほか、通常魔法であるキ-Ai-を先撃ちし、墓穴が飛んで来たらこのカードでサクリファイス・エスケープ等、痒い所に手が届くタイプのカードになっている。
事故要因でこそあるが、環境に抗う@イグニスターには欠かせないカードだと感じる(現にキ-Ai-を採用せず、このカードのみを採用する構築もあるくらい)
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/167774

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