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「ジ・アライバル・サイバース@イグニスター」のカード評価 : にびぃさん

ジ・アライバル・サイバース@イグニスター ▶︎ デッキ 《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》
にびぃ
2022/12/31 23:09
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2022年、今年最後のカードレビューはお前で決まりだ。
言わずと知れた《@イグニスター》カテゴリ最強のリンクモンスター。出すことができればほぼゲームエンドレベルの性能であり、また1月発売の新レギュラーパック「CYBERSTORM ACCESS」にて収録された《ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》が出るまでは唯一のリンク6モンスターというリンクの頂点に君臨していた。遊戯王VRAINSでも最終回にて登場し、印象に残っている人も多いだろう。
召喚条件は「属性が異なるモンスター3体以上」とアニメよりは緩くなっているように見えて2体以上から3体以上となっている。これは恐らく《トランスコード・トーカー》の効果でリンク3モンスターを釣りあげて出せるからという理由だろうが、正直2000打点のコイツが棒立ちしててもあまり強くない。属性が異なり、モンスター3体以上かつリンク6という単純そうに見えて結構難しい条件な為、@イグニスター以外のデッキで出すことは難しい。@イグニスター以外でこのカードを出せるテーマといえば《ドレミコード》とかが有名だろうか(クシャトリラ等の7軸エクシーズデッキでは《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》1体で4素材のこのカードをリンク召喚するというものもあったそう)。
効果が4つも存在するので、説明する必要が無いものは飛ばさせてもらう。
②は素材とした数×1000、素の打点がアップする効果となっていて、モンスター6体を素材としたこのカードは攻撃力が6000となり、リンク4を素材にした《アクセスコード・トーカー》や《双穹の騎士アストラム》による戦闘破壊《閉ザサレシ世界ノ冥神》の素材にする等しないと突破が難しく、並のデッキはこのカードを立てるだけで詰んでしまう場合が多い。勿論壊獣には弱いが…それでも、@イグニスターというデッキが存在する意味となる超重要な効果となっている。これがアニメに近い効果だといよいよシンプルな壊れだっただろう。
③は他のカードの効果を受けない完全耐性効果。全ての効果を受け付けない効果だが、マスターデュエルのリリース当時はこのカードを前に相手が妨害を吐き散らすなんてこともよくあった…それくらい遊戯王が世間に知られるようになったという証拠だろうか。ただ、完全耐性とはいえ過信は禁物で、《神の宣告》等で特殊召喚を無効にされると悲しくも破壊されるし、出せること自体少ないだろうが《スキルドレイン》が適用されている状態でこのカードをリンク召喚しても特殊召喚成功の前にスキドレの効果が適用されるため、攻撃力は0になる。悲しっ。
④はフィールドのモンスター1体を対象に破壊した後、トークンを生成する効果。正直10期後半としては残念すぎる効果だが、アニメの再現なので文句は言えない。対象にとる破壊は置いておいても、現代遊戯王だとこのトークン生成が意外と痛く、壊獣での突破は勿論のことだがフィールドのモンスターが2体になってしまい、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》に食われてしまう…しかし、それを加味しても最強。
総じて結局は最強のカードであり、@イグニスターは新規の登場もあってかなり安定感が上がった為登場当時よりはかなり評価が上がったと言える。このカード単体だけでもそもそものスペックが高い他、アクセスコードの素材にして打点を8300にするもよし。
今後もマジで世話になります。来年もよろしくお願いします。
そしてこのレビューを見た方達、良いお年を。けどもう遅いかもしれないからあけましておめでとうございます。
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/168105

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