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遊戯王 求炎星─ケンコウさん 最新カード評価一覧 42件中 1 - 15 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《転生炎獣の炎軍》
サラマングレイト名称を持った炎汎用速攻魔法。
効果は墓地または除外からの蘇生+リソース回復と条件付き除去の使い分けと攻守どちらにもそれなりに使える良いカードだと思います。 サラマングレイトは詳しくありませんが、《転生炎獣レイジング・フェニックス》でサーチするか、あるいは《転生炎獣サンライトウルフ》の効果でサルベージするかで手札に加えるのでしょうが、しかし既存カードに蘇生札であれば《転生炎獣の意志》が。 除去効果は《サラマングレイト・レイジ》のような除去カードや《サラマングレイト・ロアー》のようなカウンター罠があるので、速攻魔法である点などでどう差別化していくかが重要そうに見えます。 蘇生効果は除外からも戻せる代わりに他にデッキに戻す二体いないと使えないのですが、リンク召喚などで多く墓地に送るなら大丈夫なのかもしれません。除去も打点変動が必要なのがどう響くかです。 さてこのカードと相性がいいテーマがあります。炎星です。 炎星の現在の展開は《魁炎星王-ソウコ》のリクルート効果を使いまわすことによって場に下級獣戦士を並べていくという形になります。 そこでこのカードの蘇生とリソース回復はその下準備としてとても便利です。《魁炎星王-ソウコ》を蘇生してもいいですし《魁炎星王-ソウコ》を戻して再びX召喚しても炎舞サーチ効果が名称ターン1ではないので無駄になりにくいです。 また除去効果もP以外のモンスターが揃っており、また《炎舞-「天枢」》などが場に出る関係で打点も自然と上がるので条件を満たすのはとても簡単です。 炎星がすでに持っている《極炎舞-「辰斗」》はほかの炎舞を条件に発動できる魔法罠無効のカウンターで、モンスターだったりあるいは既に表側になった魔法罠には手が出せなかったので、このカードとうまく補い合えるでしょう。 サラマングレイトカードとしてはわかりませんが、炎属性汎用のおかげでありがたいカード。サーチ手段などの問題はありますが、ぜひその恩恵に預からせていただこうと思います。 ……今からでもルール上「炎舞」扱いにはなりませんか?なりませんかそうですか。 |
▶︎ デッキ | 《おすすめ軍貫握り》
カード同士を重ねるX召喚をしゃりとネタに見立てたアイデアとそのネタのようなイラストとは裏腹に良質なXテーマであった軍貫に遂に訪れたサーチカード。
寿司屋が客におすすめをしつつ注文を取る、という寿司屋ごっこを楽しむ意味では10点満点のカードではあるが、反面実用を考えると非常に使いづらい。問題点は主に、 1 しゃりを必要とする弱点が解消されていない 軍貫は基本的に2枚初動テーマであり、そのネタやXの性能を最大限発揮できるしゃりは赤しゃりを含めても6枚しかなく、いかにしゃりを握るかがこのテーマの重要な点だ。 だがこのカードもまた相手にしゃりを見せないと発動できず、その2枚初動という弱点が決して解決していない。 2 サーチが不安定 カードプールが増えれば増えるほど、戦況に応じて手札に持ってくることができるサーチは非常に重要である。 このカードも相手におすすめとして軍貫Xを見せ、そこからサーチをすることはできるが、しかし相手はその軍貫Xに書いてないネタを注文することもできてしまう。デッキに無いネタの場合はサーチそのものが行えなくなる。 これでは本来テーマの強化となるネタの種類が増えれば増えるほどこのカードによるサーチが不安定になり、結果としてサーチカードに求められるものと全く正反対の働きをしてしまい、ますます実用性が失われてしまう。 他にも相手からの破壊以外ではダメージを与えられない点など、使いづらい点は多々ある。そのためこの点数を付けざるを得ない。 だがこのカードがせめて発動時にしゃりの軍貫を手札に加えられる効果を持っていれば、このカード1枚からネタとしゃりを握り、そこからさまざまな展開を繋げていくことができたとして、十分に実用的なカードになったであろうことを思うと本当に口惜しい限りである。 |
▶︎ デッキ | 《炎王獣 ガネーシャ》
炎王に追加された下級。まさかの妨害持ち。相手モンスターの発動を無効にするだけですが、下級一枚から妨害に繋げられるのは非常に優秀ですね。獣戦士という種族のおかげで天キ一枚からサーチしてくることも可能です。
さらにコストとなる炎属性の破壊も、炎王にとっては効果のトリガーになり、コスト分を補うことができるでしょう。 またこのカード自身が破壊されても墓地からガルドニクスを始めとした炎属性のビースト系モンスターを釣り上げることができるので、盤面はほんのわずかにですが硬いです。 釣り上げたモンスターもエンドに破壊されるので、破壊を活かせるカードを使いたいですね。 この種族や属性から天キや爆発などのサポートを共有することができるので、他の炎属性テーマでも採用の余地があり、個人的に好きな炎星では炎舞を共有できるだけでなく、1800という打点からリュウシシンと一緒にソウコの効果でリクルートしてきたり、さらに無効効果のコストにソウコやテンレイを破壊して更なる展開につなげることができたりと、非常に助かります。 しかしこのカードは効果破壊耐性がありません。そのため自分のガルドニクスの全体破壊に巻き込まれてしまうこともしばしば。 もちろん破壊された時の釣り上げ効果は良いのですが、貴重な妨害を失うのはなんだか勿体ないなあという気持ちもあります。まあこの上耐性まで付けてしまうのは流石に、というのもあるのでしょうか。ですがそこを差っ引いてもこのカード自体は優秀ですので色々なテーマがこれからもお世話になるかもしれません。 |
▶︎ デッキ | 《鉄獣戦線 フラクトール》
十一期のメインストーリーに現れた獣・鳥獣・獣戦士の混成、いわゆるビースト系テーマ鉄獣戦線。その中でも初動となるカードがこのフラクトールです。
鉄獣戦線の下級はある程度既存のビースト系テーマとの兼ね合いもかねて作られている節があるので、初動となるこのカードは炎・獣戦士でレベルは4。天キでサーチが可能な調整です。打点も1900と下級アタッカーとしても悪くない数値を持っています。 このカードの役割はデッキからレベル3以下のビースト系モンスターを落とす墓地肥しですが、落とせる先に同じ鉄獣のキット(鉄獣おろ埋)・ナーベル(鉄獣サーチ)が存在するため、実質このカードがサーチを兼ねているようなものです。 また鉄獣の下級モンスターの共通効果により、墓地のカードをコストとしてビースト系リンクモンスターを召喚条件を無視して出すことが可能。 よって先の墓地肥しを含めるとフラクトール1枚でL1~4のモンスターを出す準備ができるという事です。 彼らの登場により今後ビースト系リンクモンスターを作る上でデフレ調整される理由になってしまうのでは…と思っていましたが、環境はそれ以上にインフレしているので全くの杞憂に終わりそうです。 その汎用性の高さから鉄獣戦線は既存ビースト系テーマにも出張されており、環境でしたら十二獣やLLなどと。 ファンデッキでもたとえば炎星でしたらこのカードと天キor天枢から、ワシンジンソウコユウシの構えに入ることができ、そこから大量展開が可能です。 このカード自身のレベルが4ということもあり、墓地から蘇生されたブルキと合わせてソウコのX素材になることができるのです。 また落とすカードはレベル3以下のビースト系なので、チョウテンで釣り上げることができるトウケイやタイヒョウなどを落とすことも可能です。 個人的な趣味ですが鉄獣戦線の設定(はぐれ者混成部隊・宗教組織相手に戦う)は水滸伝を彷彿とさせるのもあって、炎星とはそういう面でも非常に噛み合うのが嬉しいですね。 ただし鉄獣戦線の活躍により、天キが準制限になり更にその後このカード自身も準制限になってしまいました。商業的理由や長期的な活躍を考えると当然と言えば当然ですが…… 先日発表された新規カードのイラスト上で、ドラグマ相手に壊滅寸前まで追い詰められるも反撃に入ろうとしていることが確認された鉄獣戦線。 このカード自身もリミットから帰ってくることを期待しています。 まあこのカードが帰ってこれるということは、環境が更にインフレしているってことでしょうが…… |
▶︎ デッキ | 《熱血獣士ウルフバーク》
ン熱血ゥ!でおなじみの1体。4軸炎星に足りなかったソウコなどのランク4に繋げる展開力を一気に補ったカード。
このソウコは出ればそこから更に炎舞サーチに繋がるので、ただランク4を出せるというだけでなく、サーチや追加召喚、さらにはコンバットトリックの準備など、デッキ全体の流れを一気に良くしたカードです。 その効果は墓地から「炎」「獣戦士」「レベル4」モンスターを「効果を無効」にして「守備表示」での釣り上げと非常にシンプルかつ指定がやたらと多いのですが、コストやカテゴリ指定、その後の制約もないので相性のいいテーマであれば、このカード1枚から即座にランク4やリンク2に繋げることができるので採用するのは難しくないと思います(この条件にあうカードは20枚も無いけれど)。 起動効果なのでこのカードを維持することができれば毎ターン使う事も可能です。ただステータス等から維持するよりはすぐ素材にしてしまう方が危険はないと思いますが。 このカード自体も下級獣戦士という事もあり、天キからサーチしてくることができるので、返しの手段として忍ばせておくのもイイでしょう。 それから何年も経ってしまいましたが、現代の炎星でもこのカードを採用できる理由はさらに増えました。 〇かつてのXに加え、今ではワシンジンや鉄獣といったLにも使える(一応ロシシンというチューナーもいるので8Sも可能だが、S先が炎限定なのが……) 〇攻撃力が1600なので、ソウコの効果でユウシ・エンショウと一緒にリクルートが可能 〇出張で使う鉄獣のフラクトールも効果の対象範囲内 ただしこのカードはあくまでも釣り上げなので、初動に寄与できず、また名称ターン1なので、採用する場合は返しのターンや1ターン目からソウコワシンジンで展開しきる時に使う1枚だけをデッキに入れておくくらいが良いと思います。 また効果を無効にしてしまうので、釣り上げ先のユウシやリュウシシンといったモンスターの効果を使えないのもまた複数枚積むのを躊躇う理由ですね。これらで除去や更なる釣り上げに繋げられたら現代でも大分ありがたかったのですが。過信は禁物です。 ただし破壊して墓地で効果を発動するタイプのモンスター、炎星ならテンレイだったり、炎獣戦士なら炎王などならここは気にならないかもしれません。 かつて4軸炎星を完成に導いたカード。現代でも彼の熱血指導を時々受けてみるのも良いかもしれません。 |
▶︎ デッキ | 《炎舞-「天枢」》
天キと双璧を成すと言っても良い優秀な炎舞魔法カード。効果は獣戦士の召喚権を+1するというもの。シンプルに強い効果です。
デッキから獣戦士をサーチしてくる天キがガソリンだとしたら、天枢はエンジンを強化するターボですね。 天枢自体はアドを取る効果ではありません。しかしこのカードを維持している限り毎ターン通常召喚を2回することができるのでリンク召喚などのEXデッキを活用した召喚方法の数々によってただモンスターを1体多く並べることができる、というだけでも十二分に意味があります。 その道中で召喚をトリガーにしたモンスター、炎星でしたらチョウテンやゾウセイ等々を挟むことで更なる展開やアドを獲得することが可能です。 逆にいえばそれらの展開効果を無効にされても、このカードで召喚権を増やしていれば改めて召喚することでカバーも可能です。 追加される召喚権も炎星に限らない獣戦士族なので混成デッキになっても無駄にならず、また天キと共にこのカードを出張させても良いでしょう。このカード自体は同じく獣戦士Xのソウコや獣戦士Lのワシンジンなどとも相性が良いですね。 共通効果で打点も僅かに上がるので、こちらのモンスターが多ければ多いほど、相手に与えるダメージもその分だけ多くなります。たかが100アップされど100アップ。 ただ天枢を張った状態で召喚する場合は、天枢の効果で召喚することを相手に告げるのをわすれてしまわないよう気を付けておきたいですね。 このカードをコストにしたり逆に相手に無効化されても、先ほどの召喚が本来の自分の召喚権を使ったものだと思われてしまうとトラブルの元になってしまうことも。 またこのカードはターン1発動の制限はないので1ターンに複数発動することが可能です。召喚権の追加は何枚あろうと1回だけですが、炎星では割と重要です。 炎舞をコストにするユウシエンショウをはじめとした面々、あるいは炎舞の発動をトリガーにするリシュンマオやリュウシシンもいますので、ただフィールドの炎舞を増やすというだけでも意味はあります。 シンプルに強い召喚権の追加カード。特殊召喚の手段はいくら増えても、獣戦士テーマの召喚権そのものを増やせるカードは限られています。 ルールで召喚権が増えたりあるいは召喚そのものが無意味になったりしない限り、このカードの存在が陰ることはないのではないでしょうか。 |
▶︎ デッキ | 《炎舞-「隠元」》
海外新規炎舞。洞明に続く北斗九星最後の融合炎舞。あるいはリンクスに来れなかった方の北斗九星です。ハクテンオウさんどうして……
イラストはハクテンオウとコサンジャク。どちらも祝家荘の戦いで梁山泊に加わったキャラがそれぞれモデルになっていますね。 ①の効果は融合魔法の代わりになるものです。最近よくあるデッキ融合や墓地融合などのオマケはありませんが、炎星は炎舞をサーチする能力は多くの炎星が備えているのでそこで差別化していきましょう。 また現実的な融合先が現在ハクテンオウしかありませんが、このカードは融合先に獣戦士融合モンスターを指定する以外の縛りが無いため、今後のカードの充実や混成デッキの組み方次第では融合先をその都度使い分けるという運用の仕方もできるようになるでしょう。 ホウシンからも出せる下級融合炎星とかでねかな… ②は墓地発動でサルベージ効果。釣り上げの洞明に対して控えめな効果ですが、これでも①で消耗したアドの回復などで十分働いてくれます。 またこのカードならではとして チョウテン…召喚でしか釣り上げ効果を発動できない ゾウセイ、タイヒョウ…効果を使えるタイミングが限られているので、相手ターンに釣り上げて不発・暴発されるより一度手札に戻して、自分のターンに召喚したいことも コウカンショウ、チョウライオ…ソウコと違いX素材が無い状態で釣り上げても使い道があまりない とただ洞明で釣り上げるだけではその効果を発揮できないモンスターも炎星にはいます。 隠元、洞明ともに②の効果が名称ターン1なので使い分けも重要になってきます。 弱点としては洞明でも書きましたが永続なので発動時に除去されて不発という危険性があることです。そのタイミングで除去されてしまうと、このカードそのものの発動が名称ターン1(なんで…?)なので、2枚目3枚目をもってきてもこのターン融合召喚できません。 その辺りのケアも考えて使っていきたいですね。 |
▶︎ デッキ | 《炎舞-「洞明」》
海外から来た新規炎舞の一つ。なんと儀式召喚をするための炎舞です。
これまでの七星に加え洞明隠元を加えて北斗九星と呼ぶらしいですね。イラストにいるのは盧俊義とその従者の燕青とをそれぞれモデルにしたリシュンキとエランセイ。 ①の効果は他の儀式魔法と変わらない手札・場からのリリースによる儀式召喚です。昨今の儀式は墓地除外であったりデッキから落としたりと、そのアドの損失を可能な限り少なくしようとする試みがありますが、このカードにはそんなことは一切ありません。 また儀式召喚ではレベルを参照にするため、XやLといった炎星でよく使われる展開要員であるソウコやワシンジンはリリースできません。 炎星があらゆるカードから洞明にアクセスすることが可能であるためか、やや抑えめな印象です。 ②はフィールドから墓地へ送られた場合の効果。 ワシンジンが出てからというもの、炎星が炎舞をコストにする意味は非常に薄れていましたので、ここで墓地効果をつけることで踏み倒さないことにしっかり意味を作ったのは感謝です。 その効果も墓地から炎星なんでも釣り上げです。これによって先ほどリリースしたモンスターを釣り上げるなどして、アド損を取り戻すことが可能です。また炎星以外の縛りはないため、ワシンジンなどレベルを持たないモンスターでも釣り上げる事が可能です。 たとえデッキにエランセイが存在しない場合でも、この効果のためだけにこのカードを使っても良いレベルの効果ではないかと思います。 ユウシやエンショウで除去しながら釣り上げ。リュウシシンで釣り上げながら釣り上げ。ブルキで蘇生しながら釣り上げ、トウケイで炎舞をサーチしながら釣り上げetcetc 何かをするついでに場のモンスターが1体増えるというのは非常に魅力的です。特に下級炎星には名称ターン1のない効果が多いので、素材にしたそれらをこのカードで釣り上げて再利用することもできます。 このカードのみの弱点として、永続なので妨害に弱いことですね。 発動にサイクロンなど合わされたら儀式召喚することができません。 また②の効果だけならばわかるのですが、儀式召喚するための洞明の発動すらもターン1となっているのも厄介です。炎星は炎舞をコストにようやく動けるテーマなので、手札にこのカードしか炎舞が無かった場合、使わざるを得ません。そして使うと数少ない妨害であるエランセイを立てる事ができなくなってしまいます。 ただ儀式召喚をするという効果なら、儀式召喚先であるエランセイが無効効果やセット効果に名称ターン1を持っていることもあり、上で挙げた脆さも考えれば名称ターン1は無くても良かったのではないかと思います。 1妨害を敷くために他の儀式より相手の妨害を一つ二つ多く越えなくてはなりません。ワシンジンがいるとはいえベースは8期。まだまだ現行のテーマのように動くことはできないので、止められた場合はやや苦しくなります。 しかしそれでもやはり貴重な妨害持ち炎星を出したり、墓地からの釣り上げ等魅力的な効果のカード。このカードの持つ弱点をうまく補いつつも、良いお付き合いをしていきたいカードです。 |
▶︎ デッキ | 《炎舞-「天璣」》
獣戦士専用《増援》。言わずと知れた超強力カード。もはや何を書けばいいのか分からないくらい強いです。
増援との違いを上げていくとすれば、まず名称ターン1ですので増援と違い連続して使えません。 次に永続魔法です。獣戦士そのものの充実により、このカードの強さは日に日に増しておりますが、通常魔法の増援と違いサーチに合わせてこのカードを除去されてしまうと、そのサーチ効果を使うことができませんので、先に挙げた名称ターン1と合わせて増援よりかなり脆いカードになります。 また無事に通しても場に残り続けるので、場合によっては他の魔法罠を使いにくくなってしまうこともあります。これくらいしか弱点思いつかねえよ…… しかし逆に永続ゆえにセルフバウンスをはじめとしたさまざまなカードで、場に残ったこのカードを利用することが可能です。獣戦士の中には炎星や戦華のように、このカードをコストに利用できるテーマも存在し、また獣戦士の汎用リンクのワシンジンなら、このカードを再利用することも非常に容易くなっております。 そして②の打点上昇効果も微量ながら、戦闘での優位もさることながらこの打点アップを利用してブラッド・ヴォルスやブルー・セイリオスをウイルスカードのコストに、という使い方までされていました。 ミラーでしたらこの100打点差もバカにはできませんね。戦闘面で盤面にどんどん差を付けられてしまいます。 このカードが現在無制限なのが、ある意味奇跡のカード。逆にこのカードが3枚積めるという前提で、獣戦士テーマが作成・調整されているようにも見えます。 逆に言えば増援制限固定の戦士族はその分カテゴリサーチ貰ってますからね。 これからも獣戦士族のデッキには欠かせない存在となり、またいずれ制限に入れられてしまうかもしれませんね。 その時は「炎星」サーチの炎舞を出してほしいなあ……炎星は炎舞をコストに動くので、有用な炎舞が一枚削れるとそれだけで戦闘力がガタ落ちに。ワシンジンがいるじゃないか、と言われてもワシンジンの②の効果にも炎舞が必要という。 230626 残る一つのOCGでも完全に緩和。何よりにござる。 |
▶︎ デッキ | 《傷炎星-ウルブショウ》
虎殺しは生きていた!!
更なる研鑚を積み人間凶器が甦った!!! 傷炎星!! ウルブショウだァ――――!!! 星3に限らずすべての炎星の中で唯一、1体で2枚の炎舞をセットすることのできるカード。ここだけ見ると非常にアドの塊であり、アド獲得能力の高い炎星、特に3軸ならばこのカードを潤滑油として使え……リバース効果……? そうですリバース効果という、炎星の中でこちらも唯一の効果持ち。これによって罠炎舞をセットし、さらに反転召喚でしたら魔法炎舞もセットできるという効果。 星3炎星のエンジンたるホウシンの効果でリクルートしてきても、このカードはただの壁にしかなれません。 さらに炎舞や炎星の中に表示形式の変更効果はなく、また相手の攻撃を無効にする効果もありません。 そのため相手からの攻撃で裏返るか、相手の攻撃をカテゴリ外のカードで捌いたり、もしくは相手ターンに裏側で蘇生するなどしてからの反転召喚という形になってしまい、能動的にこの効果を使おうとすると発動までの時間差もカードの消費も非常に激しいものとなってしまい、現代のスピードについていけるかと言われるとあまりにも難しいところ。 除去も当たり前に流行っていますから、そもそもリバースすらできるかも怪しいところ。 そんな炎星たちを支えてくれる炎舞にしても、裏守備では天センで返り討ちにすることも、天権で守ることもままならないあまりにも孤独な炎星です。 今でしたらハクテンオウという相手ターンに除去できるカードがあるので、それを使えれば…というものはあるのですが、しかしこのカードを守るためだけに使うにはあまりにもつり合いがとれません。 さらにステータスに関しても攻撃力は0。弓や礫が200なのに、素手がそれより強いわけないだろ、というKONAMIのリアリズムを感じますね。原典では虎殺しを成し遂げたキャラですが、攻撃表示の魂虎すら倒すことができません。反転召喚したらすぐに素材にしてしまうしかないでしょう。素材の先には困りませんからそこは安心です。 しかし守備力は1900もあり、3軸炎星のスタートとなるチョウテンの釣り上げ対象からはあまりにも外れてしまっており、そういう意味でもデッキに加えにくいカードになっております。 コナミはもう少し考えてステータスをさ。せめて星3はみんな守備200以下でよかったじゃん……ウルブショウに限らず…… あまりにも問題点が大きすぎるカードですが、しかし炎舞を2枚セットできる(これはせめて好きなものを2枚セットできれば良かったのですが。罠と魔法と変に区別せず)可能性だけは眠っているカード。 このカードの無限反転召喚システムを完成させることができれば、みるみる場が炎舞で埋まっていくはずです。星斗のように大量に炎舞を消費するカードを使えるよう、このカードを軸にロマンデッキ組んでも面白いかもしれません。 表示形式変更炎星や裏側守備蘇生炎舞のようなカードがくれば、このカードも一考の価値があるのでしょうが…… 本家水滸伝で武松は虎殺しや兄のかたき討ちなどで十回にわたり主役を務め、さらにその話から新たな文学作品が派生したほどの人気キャラ。しかし炎星では主役を務められる日は、まだまだ遠いようです。 |
▶︎ デッキ | 《炎星皇-チョウライオ》
梁山泊2代目頭領晁蓋をモチーフにした3軸のエースチョウライオ。
3軸ではホウシンがエンジンならこのカードはガソリンタンクのようなものでしょう。 ホウシンで展開しつつこのカードで次の起点となるカードをサルベージして、次のターン以降も3軸の持つそのアド獲得能力で相手と差をつけていきます。 効果は墓地にある炎属性の回収。そう炎星でも獣戦士でもなく、炎属性の回収ができます。 炎星ではチョウテン+星3でホウシンを作り、その後ホウシンでリクルートしてくる星3を使ってこのカードをX召喚すれば、チョウテンを回収して返しの開始札を獲得することも、先ほどホウシンがリクルートしてきたモンスターを回収することも可能です。 もちろんホウシンを出したくないと思っていても、ワシンジンやフラクトールによってデッキから落としたり、あるいはハクテンオウエランセイの素材にしたカードを回収しても良いでしょう。 また回収対象が炎属性ということで、炎星に限らず3Xを使えるところなら多くのところでその回収効果は使いやすいでしょう。ホウシンでリクルートできるカードは炎星3モンスターとやはり幅が広いので、うららやロンファ、ダ・イーザなど、炎星以外でも活躍しているカードばかりです。 このカードの素材は炎属性以外の縛りがなく、上記のコンボに使うホウシンも炎属性チューナー+チューナー以外のモンスターということで、炎星や獣戦士に限らず、多くの場所で使用することが可能です。 回収後はそのカードの召喚・特殊召喚ができなくなる弱点はありますが、その効果を使う事は可能ですので、うららでしたら手札から効果を発動することが可能です。 旧いカードゆえか回収効果も名称ターン1ではないので、並べる事さえできれば何度でも回収することも可能です。 ただし打点はやはり炎星の例にもれずやや低めな設定で、相手ターンに発動できる効果もありませんので、回収したら素材などにして相手のターンに備えても良いでしょう。 ワシンジンによる反則レベルの爆発力を得たソウコに対し、こちらはワシンジンが出て以降も安定した回収効果で炎星デッキを支え続けるモンスター。 晁蓋はその人格から梁山泊に多くの好漢たちを導き、また死後も梁山泊の守護神として祀られた人物です。これからも炎星デッキの縁の下を、彼によって支えられ続けるかもしれませんね。 |
▶︎ デッキ | 《魁炎星-シーブ》
三軸炎星に新たなモンスター。モデルは朱武ですね。神機軍師とも言われていた軍師です。
効果は召喚時、特殊召喚時にそれぞれ炎舞をセットする効果。しかも魔法罠を問わないので、炎舞は天キをはじめ天枢に隠元洞明など、魔法炎舞をセットして展開していくことができます。 ①は召喚時の効果です。炎舞をサーチしてくることができますが、サーチするのは対象に取ったもの以外の炎舞をサーチする効果で、シーブ+炎舞+手札1枚、と3枚必要とすることになります。 同じく三軸のトウケイやタイヒョウの炎舞サーチと比べると、 シーブ このカードと対象の炎舞は場に残せるのでその後チョウテンで釣り上げなくても素材に使ったり、1枚目の炎舞を他の炎星のコストにできる トウケイ 場に炎舞1枚あれば好きな炎舞を持ってくることができる タイヒョウ 対象に取る炎舞は必要ないので、最悪このカード1枚からサーチできる とそれぞれ長所が分かれていてすみわけできそうなのですが、やはり手札コストという面が重くのしかかってきます。 手札の揃っている初動にこれをということなのでしょうが、さすがに3枚始動は重すぎますね。初動以外でも2枚目の天キを持ってきたくても、場にあったら持ってこれない、という状況になりかねません。 まあ①はおまけみたいなものでしょう。あまり積極的に使うのは難しい効果だと思います。 本命の②は炎星の効果による特殊召喚をトリガーに炎舞をサーチする効果。トウケイの炎星サーチと同じ条件です。 このカードをSSする手段として最も使われるであろうはやはりチョウテンです。しかしそのためにはこのカードを墓地に送らねばなりません。初動に使うのでしたらやはりフラクトールにお願いするのが一番でしょう。天キでもサーチしてくることができます。お前ほんと優秀だな…… また星4を含めた混成でしたらゾウセイがいます(忘れておりました。本当に本当に、なんて遠い廻り道…)。 ゾウセイの①で手札からSSし、その後洞明隠元を持ってくればそこから融合儀式に繋げることも、またゾウセイとシーブの2体でワシンジンにしつつ、さらにモンスターを召喚できる天枢など、初動では多くの選択肢がとれるのではないでしょうか。 ただしワシンジンの方に行く場合、この役目は同じ星3のセイヴンでも可能であり、またセイヴンはターン1がなかったり炎舞も魔法という縛りのみであり、現在の炎星が良くも悪くもワシンジンありきで展開をしていくとなると、やはりセイヴンの方が優先されてしまうところはありますね。 そして②の特徴は、墓地の炎舞を参照しますが選択などしなくても良いことでしょう。 墓地に炎舞が0枚ならば、どれでも好きなものをサーチしてくることができます。墓地の溜まっていない初動に使うことができれば、幅広い対応も可能です。せめて①も手札コストあるなら、この条件じゃダメだったんですかね…… しかし初動以外でしたら、持ってきたい炎舞が墓地にあると使いにくいですし、そのためにわざわざワシンジンで回収するのも本末転倒になりますので、やはり気になってしまいます。 新たな三軸炎星の潤滑油なのですが、どこか一癖あるモンスター。炎舞の種類を参照する効果のため、炎舞のリメイクでもでてきてくれれば、もう少し使いやすくなると思いますが、今はまだトウケイタイヒョウ辺りに比べると、優先順位がやや低くなってしまう。そんなカードです。 |
▶︎ デッキ | 《機炎星-ゴヨウテ》
元祖海外からやってきた炎星。ヒエンシャクしかいなかった星5についに仲間が登場。あの天権で後姿が写っていた炎星。鉄扇は使いません、あれは別のキャラの得意武器です。鎖分銅が得意みたいですが、軍師キャラなんですよね呉用殿。
効果は炎舞さえあれば使える自己SS。ヒエンシャクも重いコストでの自己SS(発動が伴わないからワシンジンで踏み倒せねえんだよな)がありましたので、そういう路線で5軸炎星は出していくつもりなのでしょう。 以上です。 おかしい、テキストに不自然な空白がある…… 天枢以外にもモンスターを展開する手段が増えれば素材になる。それは良いんですよ。 ただこのカードはレベルが5です。天キでのサーチの対象外というだけでなく、SやXとしても使いにくいという。 L召喚の登場とさらにワシンジンが現れたことで、レベルを問わず素材にできるようになり、自己SSのできるこのカードにも少しだけ光が差しましたが、一瞬の煌めきでした。 炎舞をコストに手札から炎星をSSできるゾウセイが現れました。しかしゾウセイの②の効果でサーチすることも可能に。 ですが同じ星5炎星に炎舞の発動をトリガーにSSし更に釣り上げまで行ってしまうリシュンマオがおり、サーチ先の優先度としてこのカードより下にくることはまず限りなくないでしょう。 他にもハクテンオウ・エランセイのような、レベルを問わない大型モンスターも現れましたが、これらは手札からも素材にできますので、わざわざ自己SSをする必要もありません。 ヒエンシャクのように、NS・SS時に炎舞をセットする(できれば魔法)効果さえあれば、後攻やがら空きにされた返しのターン、このカードの自己SSから展開を開始する、なんてこともできたのですが…… テキストの一部を消した犯人が許せないですね。 出演していた天権は効果を無効にしてしまうから、場ではバニラなこのカードと相性が良いですね。 いやいや永続効果で対象耐性付与してくれるヒエンシャクを、そんな炎舞に巻き込まんでくれ。 呉用は宋江を救出する作戦で偽手紙を作らせた男ですが、その時の文面に誤りがあったことで、その作戦は失敗してしまいました。モデルの人が誤字の多い方だったとか。 そんなことから日本では「誤用」と言われてしまったり、中国語では「呉用」と「無用」が同じ発音だったりすることもあり、役に立たないことを「梁山泊の軍師」と言ったりするそうです。 ……なんでそんなとこばかり原作再現度が高いんですかね炎星は。せめて遊戯王界だけでも活躍させてあげてほしかったです。 |
▶︎ デッキ | 《英炎星-ホークエイ》
元ネタの花英に負けず劣らずのイケメンホークエイ。全体のバフと破壊されたときの炎舞セット効果持ち。
炎舞セット効果は相手からの破壊ということでなかなか展開に絡めにくく、相方であり炎舞魔法を簡単にセットできるセイヴンや、ご存じトウケイタイヒョウが優先されてしまいます。 破壊だけならば、自壊ギミックが多く炎星とも相性のいいガネーシャなり出張させて使うことも可能でしたが、ここでさらに相手から、という縛り。なぜこんなきつい縛りに…… バフは全体攻守500アップ。炎星は炎舞のバフを前提にしているのか、やや打点が低めに設定されているように見えるので、この数値はなかなかバカにできないですね。 ユウシを始めとした除去も多いので、そこで空けた相手の場にバフした炎星で一気に畳みかけろということでしょう。S召喚したホウシンからリクルートしてきても良いですし、後方支援の弓使いらしい効果。 しかしこのカード自身は星3ではあるが、攻撃力が200で守備は1500もある。そのせいでチョウテンの釣り上げ対象から外れてしまっており、S素材やX素材としてもやや使いにくい。弓持っているのに200……? バフされた自身の攻撃力は700になるだけで殴りにはいけず、しかし守備は2000になり逆に割られにくく=炎舞をセットしにくくなってしまうジレンマを抱えております。 ぶっ壊れ効果はなくても良い。ただもし、攻守が逆だったのなら。 全体をバフしつつ、自身も下級2000アタッカーとして働くことも、墓地からはチョウテンや爆発で釣り上げ、素材にもできる、三軸四軸両方で活躍できたかもしれないモンスターなだけに、なんとも残念な気持ちになります。神と紙は極めて近く限りなく遠い。 バフ効果で炎星の縁の下の力持ちになれそうだったが、全体的にやはり惜しい部分がたくさんありなかなか採用しにくいホークエイ。 彼の雄姿は、まだしばらくは天キの中でしか見れそうにないですね…… |
▶︎ デッキ | 《慧炎星-コサンジャク》
炎星2体目のリンクモンスター。なんと初の女性モンスター。元ネタは扈三娘、日月の二刀を振り、梁山泊との戦では数々の豪傑を生け捕りにするなどの活躍を見せました。
炎星界に降りた彼女もコントロール奪取持ちで、このネタを意識していることが伝わります。 指定されている素材は炎星モンスター2体と、ワシンジンが獣戦士汎用的な面があった一方で、こちらはかなり炎星専用になっております。 ワシンジンに次ぐ新たな炎星リンクなので、ワシンジンを出した後に、リシュンマオなどの制約で炎星モンスターしか出せないという状況や、フィールドの炎星モンスターを墓地に送りたいときに出したり、という使い方ができます。特にセイヴンは炎舞魔法をサーチしてくる効果のトリガーになりますし、リュウシシンやトウケイなどの効果を持つモンスターは一度墓地に送って、その後釣り上げて再び効果を使いたい、ということもあるので墓地に送る手段が多いに越したことはありません。 1ターンに1度しか特殊召喚できないワシンジンに対し、こちらはそういう制約がないので、逆にこのカード自体を次のリンク素材として使い、それをリュウシシンで釣り上げて新たなリンク素材に、と使いまわすことが可能なのもワシンジンとの差別化になっています。炎星リンク3をくれ。 ①の効果は、このカードのリンク先に炎星モンスターがいる場合の攻撃対象にならない効果。無いよりはマシかもしれませんが、しかしこのカード自体を相手ターンに残しておくメリットはないので、あまり使わない効果ですね。 ②の効果はヴァレルロードを思い出すコントロール奪取効果。炎星の除去に、破壊、デッキバウンスに加えて新たな除去になります。 ヴァレルロードとの違いは二つ。 〇攻撃宣言時なので奪取後にこのカードで再攻撃できる このカード自体の攻撃力は低いので再攻撃できても一体でフィニッシャーになることはできませんが、展開力は高いので、他のモンスターの攻撃を通しつつ自分もダメージソースに、ということでしたら十分でしょう。 奪取効果がメインフェイズに起動効果で使えたら除去の1つとして申し分ないのですが。ハクテンオウといいなぜBPに拘る…… ●相手モンスターを対象に取る こちらはデメリット。ヴァレルロードと違い対象を取るので避けられることもあれば、対象耐性を持つモンスターを相手には通じません。その時はソウコの効果で無効化するのが良いでしょう。《月光舞剣虎姫》?非力な私を許してくれ。 奪取はターンの間だけなので、メイン2で素材にしましょう。 ただし①②はそれぞれリンク先が関係してきます。そしてLMZ、MMZどちらに置いてもリンクマーカーがどちらか片方しか使えないのもマイナスです。 かつてはリンク先にしかEXから出せなかったのですが、新たなルールによりリンク先以外にもEXからモンスターを出せるようになったおかげで、このカードが海外で出た時よりは使いやすくなっています。 ワシンジンが炎星のメインエンジンであり、現在は必須級なのに対して、このカードの優先順位は決して高くありません。しかし選択肢の多さは戦略の幅の広さです。このカードにしかできないコントロール奪取をうまく使っていきたいですね。 あとはこのカードと奪取したモンスターの2体で出せるリンク3のモンスターがいれば更なる広がりが生まれそうですので、コナミさんお願いします。 |
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