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HOME > 遊戯王SS一覧 > その日の夜

その日の夜 作:はにわ改

 
ーーその日の夜。
先に自室に戻ってきたクロエは、舞と共にクリスの帰りを待っていた。
クロエは窓から外を眺め、舞は椅子に座って無言で煙草をふかしているだけで、
テーブルの上に用意されたワインには手が付けられていない。

すると程なくして部屋の扉が開かれて、クリスが室内に入ってきた。
クロエと舞が見たその表情は、感情の一切を取り除いたかのような真顔である。

「ーー遅くなった」

迎えられたクリスが一言、静かな調子で声を発する。

「どうだった」

クロエもただ機械的にそう尋ねる。

互いに座る椅子が用意されていながら、席に着こうとはしない。

「刹那も久遠も特に異状は見られない。
加えて水花も、まだ意識は戻らないが問題はないそうだ。

3人とももう部屋に帰し、姉妹が水花に付いている」

「そうか。

ーーそれで?」

淡々と報告するクリスに、更にクロエが訊く。
舞は二人に目を向けず、煙草を吸いながら黙って聞いていた。

「ーー今回の件について……『ラピス』に関する計算違いや、お前が事前に配備させた軍の出動、
そしてエリザの独断による作戦の妨害など、一部混乱を招きはしたがーー」

クリスが目を閉じる。
そして鼻で大きく息を吸い込み、それを大きなため息にして吐き出す。

「ーー最終的に舞を無事救出し、『黒の一団』を潰した事を上層部は高く評価してくれた。

無駄に軍を出動し浪費も重ねはしたが、目立った怪我人も被害もない。

……お前の手腕の賜物、だと大いに賞賛されたよ」

「そう……か」

賞賛されたとクリスは言うが、その表情に喜びや嬉しさはない。
クロエも頷くだけで表情は固いままだ。

「ーーま、あの子たちにゃ感謝しないとねぇ。
あたしらが今、こうしていられんのも、あの子たちが頑張ってくれたお陰だからね」

「全くだ。

ーーだが舞。
元はと言えば、今回の事は貴様の不祥事が発端だ。

……次はないぞ」

「二人には迷惑をかけた。
反省してるよ。
本当に……申し訳なかった」

煙草を消してから、立ち上がって頭を下げて詫びる舞。
それで舞に対する怒りが収まるわけでも、許されるわけでもないが、
二人はそれ以上責めたりはしなかった。

「……ところで、遊戦名はーー?」

クロエがクリスに聞く。

「そちらも問題ない。
『アレクシア』殿の進言通りに事を済ませてある。

刹那たち同様に部屋に帰し、今はまだ眠っている」

「ふむ……ならば、ようやく一息つけるわけ、か」

クロエが1つ息を付き、腰を下ろそうと席へ向かう。

「ーークロエ」

「ん?」

それを呼び止めたかのようなクリス。
だがそれ以上何も言わないクリスに、何らかの意志を感じたか、クロエは更に歩みを進めてクリスと向かい合うように目の前へと寄った。

「……何か言いたい事があるのか?」

何も言わないクリスを促すようにクロエが訊く。

「……言いたいことはない」

それに対して静かにそう返したクリス。
だがそんな面持ちから不意に繰り出された固く握り込まれた拳。
それがクロエの頬に深く打ち込まれる。

「く……っ!」

普通ならば吹き飛ばされ、倒れてもおかしくない一撃。
だがクロエはよろめきながらも両足に力を入れて地に立たせ、踏みとどまった。

「お、おいおい……」

クリスのいきなりの行動に戸惑う舞。
殴られたクロエは唇が切れて血が滲む。
だがクロエは何も訴えず、ただ痛みに耐えながらクリスを見つめるだけだ。

「ーー長い付き合いだからな。
これで縁切り、とは言わん」

「分かっているさ。
私も謝るつもりはない。
殴って気が済むなら好きにするといい」

「今回の事でつくづく思い至らされたよ。
真に警戒すべきは身内、だとな」

クリスの怒り。
クロエもそれは承知の上であったようだ。
殴られた頬が赤く腫れ上がっているが、笑みさえ浮かべて見せた。

「しばらくお前たち二人の顔は見たくない。
無論、公私混同は心得ているから、あくまでプライベートで、だ」

「そうか」

踵を返したクリスは、そのまま足早に部屋を出ていった。
するとクロエはやれやれ、と声を漏らしながら椅子に座る。

「ふ……こんな事で済ますとはクリスも大人だな。
舞、お前も少しは見習うんだな」

「忠告、ありがたく受け取っとくよ。

ーーとはいえ、クリスには嫌われちまったかねぇ」

「元より我々は馴れ合っているわけではない。
クリスも、大事のためなら私を切り捨てるぐらいの覚悟でなくては困るからな」

「まあ……そりゃそうだけど、さ」

殴られた頬をそのままに、用意されたワインをグラスに注ぎ、笑いながら飲み干すクロエ。
舞は舞で新しい煙草を口に咥えるものの、火も点けずに口で上下に動かしている。

「まぁしかし……確かに今回、一歩間違えば我々のこれまでの苦労が水泡に帰していたのは間違いない。
お前の不始末は別にしても、『ラピス』の事については完全に予想を超えていたからな」

再びグラスに注いだワインを今度は少しずつ口に含みながら語るクロエ。
舞は中々点かないライターを何度も指で擦りながら、話を聞いている。

「ーー舞。
例の『研究』だが……進捗具合はどうなんだ」

「ああ……正直、気乗りはしないんだけどねぇ。
あんたの頼みだから一応、進めてはいるけどさぁ」

「どうなんだ」

「順調、だよ。
まだまだ時間は掛かるけど、ね」

「ならその調子で進めてくれ。

ーー『選ばれし者』が駄目だった場合の保険だからな」

「あいよ。

ま、使わなくて済むよう祈ってるよ」

舞が頷く。

ーー今回、クロエが無茶を承知の上で作戦を実行し舞を助けたのには、
彼女が貴重な戦力であるのと同時に、もう1つ理由があった。

それはクロエの言う『保険』について、重要な役割を担っていたからであるーー。





ーーその頃、久遠の部屋にて。
軍の施設の医療機関にて検査を済ませた刹那・久遠は、クリス・蓮華と共に水花を連れてホテルへ帰って来た。
そして未だに意識の戻らない水花を一先ず久遠の部屋へと運び、そのベッドに寝かせて、姉妹と蓮華の三人はその目覚めを待っていた。

「ーーお嬢様、不躾がましいようですが、そろそろお休みになられた方が。
水花お嬢様には私が付いておりますのでーー」

「大丈夫」

「……お嬢様もお疲れでございましょう。
特に久遠お嬢様には明日、大会がーー」

「うるさいっ!!
私に構わないでっ!」

「久遠!」

夜も更けようという時刻を見て、蓮華が気を利かすが、
久遠は苛立ったように反発し、透かさず刹那が諌める。
水花の傍から一歩も離れまいとする久遠の様子に、蓮華は刹那に目配せしてから、飲み物を用意しにその場を離れた。

そして束の間、二人きりになる姉妹。
刹那は水花を心配するのも勿論だが、同時に久遠の事も気遣っていた。
加えてもう1つ。
刹那の頭の片隅に常にある心配事。
だが水花と久遠の事があり、今はそっちに向く余裕はないようだ。

「……ねぇ、『お姉ちゃん』」

「え……?」

ふとそう呼ばれて我に返るように刹那。

「久しぶり……だね、久遠。
あなたが私をそう呼んでくれるの」

いつの頃からか、刹那を『お姉さま』と呼んでいた久遠が、
今は何故か昔の呼び方に戻った。
刹那はその意図を知ろうと水花をじっと見つめる妹の顔を覗く。

「私……やっぱり、お姉ちゃんには敵わないのかな」

「久遠……?」

「だって、私……今回の事で肝心なところで足を引っ張ってーー」

「それは仕方ないわ。
『ラピス』の事は私たちの予想を外れていたんだもの」

「でも、独りで突っ走ってーーあっさりやられて……。
私も協力出来ていれば、お姉ちゃんもあんな目に遭わずに済んだかもしれないしーー」

「久遠……」

「私……やっぱり、駄目だな」

姉と目を合わせないまま、ぽつりぽつりと語った久遠。
刹那は妹を慰めるようにそっと弱々しく下がった肩に手を置く。

「しかも、こういうことに慣れてない透矢くんが、最後まで戦い抜いてーー私たちを助けてくれた……。

本当なら……逆じゃなきゃいけなかったのにーー」

「久遠、あなたはよくやったわ。
ただ、少し焦っただけーー」

「いいよ、慰めなんて。
お姉ちゃんに慰められたら、私、余計に惨めじゃない。
あんなに……生意気で酷いこと言ったのにーー」

「そんなこと気にしてないわ」

「……あは、あはは……。

お姉ちゃんのそういうところ……本当に嫌い。
どこまでも、大人なところ。
子供っぽい私とは正反対、なんだもん……」

「久遠……」

再び妹に『嫌い』と言われた姉だが、その表情が作り出す悲しみは、以前とは明らかに感慨が違った。

妹の姉に対する執念ーーそれは、正にデュエリストとして道を歩む上で不可欠な感情。
逆に姉は妹をどう見てきたのか?
一、デュエリストとして、久遠をどう見てきたのかーー。

刹那は心の中でふと浮かんだその問いかけについて、思いを巡らせていた。

「……お姉さま、水花のことはいいから、透矢くんの様子を見てきなよ」

「えっ?」

「ずっと気になってるんでしょ」

「私は、そんな……」

「嘘。
お姉さまにしては珍しく顔に出てるし」

呼び方を戻した久遠が、顔を隠す刹那を見て可笑しそうに笑う。

「で、でも水花が目を覚ますまではーー」

「だーかーら、私がいるってば。

それぐらい、やらせてよ。
でなきゃ私、今回何にも役に立ってないんだから」

久遠のせめてもの意地か、あるいは気遣いか。
刹那は少し考えてから頷くと、その場を離れることにした。
実際、刹那は久遠に見透かされていたのである。
水花の事も心配だが、同じくらい透矢の事も気にかかっていたのだ。





「ーーまだ、起きてないのかな」

刹那は透矢の部屋を訪れていた。
だが扉をノックしても、透矢が出てくる様子はない。
『機関』の人間によって眠った状態で部屋へと帰された彼。
『ある処理』を施された彼を刹那は案じていたのである。

ーーだが、出てこないということはまだ意識が戻ってないのだろう、と思い、刹那は久遠の部屋に戻ろうと考える。

「ーーあ、刹那!」

「あ、真希……」

すると丁度、隣の部屋から出てきた真希と出くわす。

「どーしたの、透矢に用事?」

「う、うん……大した、事じゃないんだけど」

「ふーん。
あたしもね?
さっきノックしたんだけど、あいつもう寝ちゃったのか、出てこないのよ」

「まぁ、時間も時間だし。
私たちもそろそろ、寝ないとね?」

普段と変わらぬ様子で声を交わす二人。
真希も透矢の部屋を訪ねた理由を、特に突っ込んだりはしなかった。

「あ、そー言えばさ、刹那!
今日も気持ちよく勝ったよね!
水花に先輩に、刹那!
3連勝で2回戦突破だもんね!」

「え、ええ……そ、そうだね」

「次は準決勝かー!
なんか優勝が見えてきたからさ、変に意識しちゃうなーって!」

「ふふ、真希。
それも真希の活躍に掛かってるんだからね?
調整、しっかりよろしくね」

「ああー、でもやっぱ緊張しちゃうよーっ!
あたしが足引っ張るとかサイアクだしさ!」

真希に『今日』の事を話題にされて、刹那は一瞬戸惑うものの、すぐに表情を戻す。
真希の話し口調を見て、刹那は『処理は行き届いている』と内心、胸を撫で下ろしていた。

「あ、そうだそうだ。
あたし、透矢に聞こうと思ってたんだけどさ。
今日のデュエル、『どんな感じ』だったっけ?」

「え……?」

「うーん、なんかさ、いくら考えても思い出せない、っていうか?

あたしもさっきまで寝てたんだけど、なんかそれまでの記憶が全然無いんだよねー」

聞かれて刹那が一瞬口篭る。

「あはは、やだ、真希ったら。
忘れっぽくなるような歳でもないでしょ?」

だが直ぐに笑顔でそう切り返した。
真希はしきりに記憶を探るように、腕を組んで考えているようだ。

「きっと慣れないところで過ごしてるから、疲れてるのよ、きっと。
今日は早く寝た方がいいわ」

「そっかなー。
別に気分が悪い訳じゃないんけど……」

『もっともらしい』言葉に真希は頷きつつも、完全に納得してはいない様子だ。

「それじゃあ、真希。
私ももう、部屋に戻るから」

「あ……う、うん」

そしてあっさりと切り上げた刹那。
真希はまだ何かを言いたそうにしていたが、頷くだけに留まった。

ーー真希の感じる違和感。
その理由を刹那は知っていた。
だが、当然それを話すことは出来ない。
話したところで、到底信じられる話ではない。
ただ真希を混乱させ、それに対して何も語らず隠す自分の様に、刹那は後ろめたいものを感じずにはいられない。

「ーーあ、刹那さん!」

「え?
あ、あら、地影……」

足早に久遠の部屋に戻ろうとする自分を呼び止めたのは地影。

「丁度良かった、今からお部屋に行こうと思ってたんです」

「私の?
そんなことしなくても、話があるなら電話かメールでいいじゃない」

「あの……それが、是非直接会って話した方がいいかな、と思いまして」

わざわざ会って話したいという地影に、刹那はさっきの真希の事が重なって嫌な予感を感じずにはいられない。

そしてそれは的中する。

「実は今日の大会の事なんですがーー」

「え、ええ」

「どういうわけか、私のPCに内容が保存されていないんです」

刹那は内心、はっとさせられた。
急ごしらえになされた『辻褄合わせ』に、矛盾が生じているのである。

「私は今日、控え室に鳴瀬さんと中継を見ていまして、
当然内容を見て、PCに保存しているはず、なんですがーー。
ファイルがどこにも……」

「そ、そうなの?
へ、変ね。

間違えて消してしまったのかしら」

「そんなはず無いんですがーー」

刹那は自分で言っていて、馬鹿な、と心で己の発言を否定する。
地影がそんなミスをするような人間でないことは、刹那自身がよく知っているからだ。

「あの、それでーー刹那さんに面倒かけて申し訳ないんですけど、
今日のデュエルの内容を聞かせて頂けたら、と思いまして」

「内容、をーー」

「はい。
お恥ずかしいんですが、今日のデュエルの内容がちっとも思い出せなくて。
気が付いたら部屋で寝てましたし、気が抜けてるんでしょうか……」

地影が自分で頭を小突きながら、反省するように語る。
真実を知る刹那だが、地影のせいではないと言ってあげられない事に、疚しいものを感じずにはいられない。

「分かったわ。
でも今はちょっと厳しいから、後で内容をまとめてメールするわ。
それでいい?」

「あ、はい、もちろん。
ごめんなさい、刹那さん。
私のせいで面倒かけて……」

「いいのよ、気にしないで」

地影は真面目で責任感が強い。
ファイルが無い、デュエルの内容を記憶していないことなどの追求よりも、
まず自分が担う記録という職務をこなそうと努めている。
だからなおのこと刹那は、嘘をつくのが辛かった。

「あ、そういえばさっき休憩室で遊戦名くんと逢いました」

「透矢くんとっ?」

地影からまさかの情報。
てっきりまだ部屋で寝ていると思っていた刹那には尚更だ。
地影は懸命にデュエルの内容を思い出そうと、休憩室でコーヒーを飲みながら努力していたところ、そこへ透矢がやってきたのだという。

「なんか頭が重い、とか言ってました。
早く寝た方がいいと言ったんですけど、今までずっと寝ていたみたいでーー」

「それで、透矢くんはまだ休憩室に?」

「ええ、多分……」

「ありがとう、地影!」

「あ、刹那さ……」

走り出す刹那。
あまりの動きの早さに、地影は首を傾げつつも、その背中が遠ざかるのを見送った。
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174 透矢vsエリザ 偉大なる吸血鬼の力!⑦ 1117 1 2017-07-27 -
128 透矢vsエリザ 偉大なる吸血鬼の力!⑧ 1081 1 2017-08-02 -
143 透矢vsエリザ 偉大なる吸血鬼の力!⑨ 1012 1 2017-08-03 -
151 透矢vsエリザ 偉大なる吸血鬼の力!⑩ 1142 1 2017-08-06 -
159 透矢vsエリザ 偉大なる吸血鬼の力!⑪ 1027 1 2017-08-09 -
123 透矢vsエリザ 偉大なる吸血鬼の力!⑫ 1294 1 2017-08-10 -
128 日本校、勝利を収める 800 0 2018-10-14 -
133 アラスカ・アカデミア 890 0 2018-10-15 -
159 アラスカ・アカデミア 謎に満ちた実力 888 0 2018-10-16 -
158 舞の行方 1017 0 2018-10-19 -
137 クロエの策 850 0 2018-10-21 -
78 まきとちづるの次回予告⑤ 776 0 2018-10-22 -
91 囚われの舞 835 0 2018-10-24 -
96 透矢の戸惑い 869 0 2018-10-25 -
99 サタン・ルキフェル① 940 0 2018-10-28 -
127 サタン・ルキフェル② 1005 3 2018-10-29 -
114 サタン・ルキフェル③ 954 1 2018-10-30 -
135 サタン・ルキフェル④ 848 1 2018-11-03 -
110 サタン・ルキフェル⑤ 907 0 2018-11-07 -
133 『力』あるカード 868 0 2018-11-12 -
123 嵐の日の前夜 808 0 2018-11-18 -
79 波乱の2回戦始まる 781 0 2018-11-20 -
123 水花の『龍』 959 1 2018-11-22 -
117 アビス・ドミネーター 998 1 2018-11-23 -
68 舞・水花救出作戦始動! 864 0 2018-11-24 -
95 『神子』 801 0 2018-11-25 -
100 突入 837 0 2018-11-26 -
137 R・E・C 968 0 2018-11-27 -
79 舞、救出 888 0 2018-11-30 -
78 『能力解放』 868 0 2018-12-02 -
131 『深淵』を司りし者 ラピス 967 0 2018-12-04 -
98 水花を取り戻せ!透矢&刹那VSラピス! 947 0 2018-12-05 -
163 最強タッグ?!深淵より出ずる者! 1063 1 2018-12-12 -
102 最強タッグ?!深淵より出ずる者!② 791 1 2019-07-08 -
119 最強タッグ?!深淵より出ずる者!③ 761 1 2019-07-10 -
85 最強タッグ?!深淵より出ずる者!④ 841 1 2019-07-14 -
118 最強タッグ?!深淵より出ずる者!⑤ 789 1 2019-07-16 -
85 最強タッグ?!深淵より出ずる者!⑥ 718 1 2019-07-21 -
89 最強タッグ?!深淵より出ずる者!⑦ 912 1 2019-07-23 -
94 最強タッグ?!深淵より出ずる者!⑧ 607 1 2019-07-28 -
98 最強タッグ?!深淵より出ずる者!⑨ 682 1 2019-08-04 -
104 最強タッグ?!深淵より出ずる者!⑩ 916 1 2019-08-06 -
109 まきとちづるの…… 644 0 2019-08-10 -
78 コード・レッド 859 0 2019-08-18 -
97 アビス・デザイア 766 0 2019-12-02 -
86 アビス・デザイア② 742 1 2019-12-05 -
155 アビス・デザイア③ 823 1 2019-12-09 -
79 アビス・デザイア④ 714 1 2019-12-12 -
97 アビス・デザイア⑤ 714 1 2019-12-15 -
91 冷徹なるクロエ 829 1 2019-12-17 -
110 黒き太陽は沈まず 831 0 2019-12-28 -
96 エリザの気まぐれ 721 1 2019-12-30 -
80 敗者の定め 701 1 2020-01-01 -
93 孤独な戦い 738 1 2020-01-05 -
95 知らされる『真実』 649 1 2020-01-06 -
93 『A・D』と『人間』の戦い 636 0 2020-01-14 -
83 『お姉さん』の正体 722 0 2020-01-19 -
85 S召喚とT・F召喚 683 0 2020-01-27 -
98 戦いの結末 815 0 2020-02-04 -
82 残酷な真実 746 0 2020-02-09 -
89 発動せよ! ラグナクロス・アドベント! 756 0 2020-02-11 -
77 死闘、決着 832 1 2020-02-17 -
85 ラピスの死 732 0 2020-02-25 -
102 眠り姫 710 0 2020-03-02 -
84 その日の夜 862 0 2020-03-21 -
100 透矢とエリザ そして刹那 730 0 2020-05-10 -
71 エピローグ 558 0 2020-05-24 -
94 ちかげ・えみこの次巻予告 872 0 2020-05-27 -

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