第35話中間テストと報告　作：風鼠

テスト前日…

瑞樹「模擬テストの採点終わったわよ」
葵「うぅ…緊張する…」

葵
国語：98、英語:96、数学:84、理科:78、社会:82
合計:438

カンナ
国語:100、英語:98、数学:96、理科:98、社会:100
合計:492

杏奈
国語:100、英語:94、数学:92、理科:90、社会:100
合計:476

詩音
国語:100、英語100、数学:92、理科:94、社会:94
合計:480

芹
国語:100、英語:98、数学100、理科100、社会100
合計:498

クロエ
国語：64、英語:100、数学92、理科:88、社会:72
合計416

椿
国語:72、英語:82、数学100、理科88、社会78
合計414

葵「すっごくいい点数♪こんな点数初めて♪」

椿「上がったでぇす！」

葵と椿は模擬とはいえテストの点数を見て、目を輝かせる

クロエ「ミス瑞樹のテストが良いからデスね」

瑞樹「褒めないで…皆が頑張ったからでしょ。」

カンナ「いえいえ～瑞樹ちゃんの教え方も良かったからですよ～」

杏奈「そうそう、分かりやすいし♪」

詩音「アドバイスも的確でしたし…」

瑞樹「そ、そう？…あ、ありがと…」

瑞樹は皆に褒められ、顔を少し赤めらせる

葵「えへへ～♪じゃあ、適度に復習して明日に備えよ♪」

瑞樹「…そうね。やりすぎて睡眠時間が削られるのもね…」

カンナ「明日のテストに響きますからね～」

杏奈「じゃあ…模擬テストをもう一回通しでやるかな」

詩音「わ、私は間違えてたところを…」

クロエ「私もやるデス！」

ー・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－
翌日…テスト当日

カンナ「うぅ…緊張します…」

杏奈「大丈夫だよ。昨日の模擬テストのようにやればきっと大丈夫だよ」

カンナ「あ、ありがとうございます」

葵「頑張って、一杯お願いかなえようね～♪」

瑞樹「そうね。」

佳澄「もうすぐテスト始まるからな～テキストとか片付けろよ～」

佳澄先生は気だるそうながらも、教室の隅まで聞こえる様に話す

椿「あ、も、もうすぐ、テスト始まるでぇすよ？」

詩音「じゃ、じゃあ、み、みなさん、が、がが、頑張ってくださいね」

葵「うん♪詩音ちゃん達もね♪」

クロエ「皆より、グットなポイントをゲットするデスよ～♪」

葵「わたしだって、まけないぞ～♪」

瑞樹「葵、始まるから、模擬テスト隠して」

葵「は～い♪」

葵は笑顔で模擬テストの回答をカバンへ入れる

・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－
きーん…コーン…カーン…コーン

佳澄「よし、今日のテストは全て終わりだ。今日はテストだから午前中で学校は終わりだからな。」

葵「終った～…つ～か～れ～たぁ～…」

椿「でぇ～…す」

葵と椿はテストが終わると同時に机に突っ伏する

瑞樹「もう…手ごたえはあった？」

葵「もっちろん♪」

椿「すらすらとけたでぇす！」

瑞樹「それはよかった。頑張った甲斐があったわね」

葵「瑞樹の模擬テストが良かったからだよぉ♪」

椿「アドバイスが良かったからでぇす！」

瑞樹「あ、ありがと…」

葵と椿が褒めると、瑞樹は少し顔を赤めらせる

葵「さ、カンナちゃん達と合流しよ♪」

椿「そうでぇすね！」

瑞樹「午後から今日のテストの復習、するわよ」

葵「えぇ～…遊ぼうよぉ～…」

椿「そうでぇすよ！折角の午前中でぇすよ！」

葵と椿は嫌そうな顔で瑞樹を見つめる

瑞樹「だ～め。間違えた所、確認するの。」

葵「うぅ…わかったよ…」

カンナ「あ、葵ちゃん。お、お待たせしました～」

葵「あ、カンナちゃんだぁ～♪テストどうだった？」

カンナ「すらすら解けました～♪」

杏奈「ホント、瑞樹ちゃんの模擬テストの内容ばかりだったね」

瑞樹「そういえば、そうだったわね。」

カンナたちの話しを聞き、瑞樹は思い出すように顎に指をあて、目を瞑る

詩音「す、すみません…遅れてしまって」

芹「ｚｚｚ」

詩音は寝息を立てて眠る芹を背負い、クロエと一緒に葵達と合流する

椿「きっと芹ちゃんが寝ちゃったからでぇすね」

クロエ「ミス芹は、テスト始まって直ぐに寝始めたナ。」

杏奈「それって、問題解いてないんじゃ…」

詩音「で、でも、問題用紙には、一杯なにか書いてましたよ？」

瑞樹「じゃあ、凄く早く書いて出したのね…」

椿「一秒でも早く寝たかったんでぇすね…」

葵「芹ちゃん…なんて恐ろしい子…」

椿「すごいでぇす！」

杏奈「詩音ちゃん、芹ちゃんを背負うの代わろうか？」

詩音「す、すみません、お願いします…」

杏奈「いいよ。…よいしょっと」

詩音ちゃんは申し訳なさそうに芹を杏奈に渡すと、杏奈は芹を軽そうに背負う

瑞樹「じゃ、帰って今日のテストの復習ね」

葵「はぁ～い…」

カンナ「は、はい」

瑞樹の一言で、瑞樹を先頭にして葵達は部屋へと戻る

瑞樹「さて…結果は…」
葵
国語:100英語:98数学:86理科:88社会90
合計:462

瑞樹
国語:100英語:100数学:100理科:100社会:100
合計:500

杏奈:
国語:100英語:98数学:98理科:98社会:100
合計496

カンナ:
国語:100英語:98数学:100理科:100社会:100
合計:498

詩音
国語:100英語:100数学96理科:98社会:100
合計:494

芹
国語:100英語:100数学:100理科100社会100
国語500

クロエ
国語;78英語:100数学100理科90社会80
合計448

椿
国語:72、英語:82、数学100、理科88、社会80
合計416

葵「やった♪高得点だぁ♪」

詩音「こ、こんないい点数とったの初めてですぅ…」

瑞樹「まぁ、実際の点数とは若干の際はあると思うけど、皆いい点数ね」

葵や椿、杏奈は目を輝かせ、仮とはいえテストの点数に喜ぶ

葵「ふふふ、瑞樹、あの約束、忘れてないよね？」

瑞樹「えぇ…80点以上の教科、1つにつき、お願い事1つだったわよね」

葵「うん♪えへへ…何しようかなぁ～♪」

カンナ「へ、変なことしないで下さいね？」

葵「分かってるよ～♪ふふ～♪ハグかな～♪添い寝かなぁ～♪」

杏奈「こぼれてるよ。願い事」

詩音「わ、私、何しましょう…」

芹「詩音…胸枕…カンナのも…捨てがたい…」

カンナ「芹ちゃんは…もう…」

クロエ「ん～、私も何しましょうか、デスね～」

桔梗「皆さま、何を考えているのですか？」

葵「あ、座長！」

各々が願い事を考えていると、桔梗が不思議そうな顔で部屋を訪れる

桔梗「…テストの回答ですか。あら、皆さん、いい点数ですね」

葵「はい、頑張りました♪」

瑞樹「といっても、私が採点したので、実際はどれくらいになるかは…」

桔梗「…学徒としての役目を果たしてるみたいですね。これはご褒美をあげないといけませんね。」

カンナ「え、ホントですか」

桔梗「えぇ、本当です。なにがいいですか？」

葵「旅行！旅行が良いです！」

葵は桔梗の言葉を聞き、目を輝かせ元気よく主張する

瑞樹「もう葵は…この前も行ったでしょ」

葵「いいじゃ～ん♪何度行っても楽しいじゃん♪」

桔梗「旅行ですか…いいですよ。夏らしく、海でよろしいですか？」

葵「海♪もっちろん♪」

桔梗「では、手配しておきますね」

葵「わ～い♪海だぁ～♪」

瑞樹「もう…」

杏奈「海か～そういえば最近行ってなかったなぁ」

詩音「あわわ…じゅ、準備しないと…」

クロエ「プリティーな水着準備しないとデスね～♪」

カンナ「ひ、日焼け止めに…えぇっと‥あとは…」

桔梗「予定では8月ごろにしますので、ゆっくりと準備してくださいね」

葵「はい♪」

桔梗は優しいほほえみを浮かべ、部屋を後にする

葵「…楽しみだなぁ♪」

瑞樹「浮かれる気持ちはわかるけど、今は勉強や稽古に集中するのよ」

葵「はぁ～い…」

椿「わ、分かってるでぇす！」

カンナ「そそ、そうですよね」

杏奈「そうだね。頑張ればもっと楽しいからね」

葵「私、頑張る！」

クロエ「その前に、テストのお願い事デスね♪」

葵「うん♪」

瑞樹「はぁ…あ、もうこんな時間。稽古始まるわよ」

詩音「あ、せ、芹ちゃん、お、起きて下さい」

芹「ふあぁ…ごはん？」

杏奈「ご飯じゃなくて、稽古始まるよ」

芹「…眠い…」

翌日

佳澄「じゃあ…昨日のテストの回答、返すぞ～まずは桜木～」

葵「はぁ～い…お…おおおぉ!」

葵
国語:100英語:98数学:86理科:90社会90
合計:464

葵「瑞樹、みてみて！いい点数♪」

瑞樹「そうね。約束通りだと、お願い事は5個ね」

葵「うん♪」

佳澄「次は静原～」

瑞樹「はい」

瑞樹
国語:100英語:100数学:100理科:100社会:100
合計:500

葵「…うん、安定の瑞樹だね。」

瑞樹「そうね。」

葵「瑞樹もお願い事5個だね♪瑞樹は何お願い事するの？」

瑞樹「そ、それは…秘密よ」


佳澄「次は椿～」

椿「ドキドキするでぇす…お！」

椿
国語:72、英語:82、数学100、理科88、社会80
合計416

椿「ちょっと上がってるでぇす！」

葵「良かったね椿ちゃん♪」

瑞樹「お願い事は…４つね」

椿「絶対杏奈ちゃんに肩車してもらうでぇす！」


その後、授業が終わり…

葵「かんなちゃ～ん♪むぎゅー」

カンナ「ひゃあ!?も、もう、葵ちゃん、だきつかないでください」

葵は杏奈と待つカンナの背後から抱き付く

葵「テストどうだった？」

カンナ「模擬テストと同じでしたけど、いい点数でした♪」

カンナ:
国語:100英語:98数学:100理科:100社会:100
合計:498

杏奈「僕も同じかな。」

杏奈:
国語:100英語:98数学:98理科:98社会:100
合計496

葵「ふえぇ～いい点数～♪」

瑞樹「2人供、願い事5個ね」

杏奈「やったね。」

カンナ「なにお願いしましょうか…」


詩音「お、お待たせしましたぁ」

芹「zzz」

クロエ「ミス葵、ミスカンナ、お待たせしました」

カンナ「あ、詩音、クロエちゃん。…また、芹ちゃん寝ちゃったんですか？」

詩音「はいぃ…」

杏奈「あはは…」

カンナ「芹ちゃんは…仕方ないですね。芹ちゃん起きて下さ～い」

芹「…ごはん…？」

カンナ「今日は、起きて帰りましょ」

芹「…うん…」

芹は眠たそうな目ながら、カンナと詩音の手を握り、歩き始める

葵「芹ちゃん達はテストどうだった？」

芹「…ぼちぼち…」

芹
国語:100英語:100数学:100理科100社会100
国語500

クロエ「模擬と同じデシタ」

クロエ
国語;78英語:100数学100理科90社会80
合計448

詩音「わ、私も…」

詩音
国語:100英語:100数学96理科:98社会:100
合計:494

葵「ふぇ～いい点数」

瑞樹「芹ちゃんと詩音ちゃんは5個で、クロエちゃんは4個ね。」

椿「杏奈ちゃん、肩車お願いするでぇす！」

杏奈「いいよ。よいしょっと」

椿「おぉ…た、高いでぇす！視野が広いでぇす！」

杏奈「それは良かったよ」

杏奈は椿を肩車すると、椿は歓喜の声を上げる

葵「じゃ、皆帰ってお願い事叶えよ♪お～♪」

葵達の部屋・－・－・－・－・－

葵「じゃあ…誰から叶えてく？」

瑞樹「そうね…」

カンナ「じゃ、じゃあ葵ちゃんからで、いいんじゃないですか？」

杏奈「そうだね。言い出したのも葵ちゃんだし」

詩音「一番頑張ってましたし…」

葵「いいの♪じゃあ…瑞樹、今日添い寝しよ～♪」

瑞樹「えぇいいわよ。」

葵「やったぁ♪」

葵が瑞樹にお願いすると、瑞樹は承諾する

カンナ「じゃ、じゃあ…その…あ、杏奈ちゃん、きょ、今日添い寝してもいい…ですか？」

杏奈「いいよ。」

カンナ「よ、よかったぁ…」

芹「詩音…」

詩音「分かってますよ。む、胸枕ですね」

芹「ありがと」

詩音は芹の性格を考え、願い事をあて、承諾する

葵「カンナちゃん、ハグさせて～♪」

カンナ「はう‥す、少しだけなら…」

葵「やったぁ♪むぎゅー」

カンナ「ひゃううぅ・・・」

葵「いい匂い♪」

葵はカンナの胸に顔を埋める様にして抱き付く

瑞樹「もう…この子はワンパターンね」

葵「じゃあ、瑞樹も何かお願い事してよ～」

瑞樹「…そうね。葵、毎日勉強する事、いいわね？」

葵「え…瑞樹が言うなら…ううぅ…な、なるべく努力するね！」

瑞樹「仕方ないわね。じゃ、次のお願い事は…ちゃんと授業は受けてね」

葵「うぅ…分かったよぉ…」

瑞樹「ふふ、お願いね」

カンナ「ふふ（瑞樹ちゃん、先生みたい）」

その後、お願いの時間が続き…

詩音「か、神原さん、そ、そのぉ…」

杏奈「ん。どうしたの、詩音ちゃん」

詩音「その…お、おお、お姫様だっこ、してくださいぃ」

杏奈「いいよ」

詩音「ひゃううぅ…は、恥ずかしいですぅ…」

葵「あ、いいなぁ♪後で私もする～♪」

カンナ「わ、私もお願いします…」

杏奈「う、うん、分かったよ」

瑞樹「杏奈ちゃん、人気ね」

クロエ「背も高いし、パワーもアリマスカラネ」

杏奈「はい、詩音ちゃん、終わりね」

詩音「は、はい…あ、ありがとうございました」

葵「次々私～」

杏奈「う、うん」

・－・－・－・－・－・－

葵「はぁ～楽しかった♪」

瑞樹「意外と大変だったわ…」

椿「お願い事回数が0になったでぇす」

杏奈「僕も…」

クロエ「ワタシもです…」

カンナ「でも、葵ちゃんも瑞樹ちゃんもお願い事1回分残ってますよね？」

葵「じゃあ～皆にお願いで～…ずっと友達でいようね♪」

瑞樹「えぇ、いいわよ」

カンナ「はい～」

杏奈「うん、もちろんいいよ。」

椿「もちのろんでぇす！」

詩音「は、はいぃ…」

クロエ「答えはYes一択です♪」

芹「ｚｚｚ」

葵「やったぁ♪」

葵が満面な笑顔で皆にお願いをすると、皆は笑顔でうなずく

カンナ「ふぁ…あ、もう、こんな時間なんですね」

瑞樹「そうね…もう寝ましょ」

椿「賛成でぇす！」

詩音「じゅ、準備しますね～」

葵「いいけど…瑞樹は最後のお願い事しなくていいの？」

瑞樹「そ、そうね…葵、ちょっと耳貸して」

葵「…いいよ～♪なになに～♪」

瑞樹「(ひそひそ)」

葵「…え、そんな事？いいよ～♪」

詩音たちが布団を練る等の準備をしている中、瑞樹が少し恥ずかしそうに葵の耳に願い事を囁く

そして支度ができ…

葵「じゃ、瑞樹、寝よ～♪」

瑞樹「え、えぇ…」

葵「いや～瑞樹の最後の願いが、私に抱き着いて寝たいなんて…このむっつりさん♪」

瑞樹「うぅ…」

葵「今日は私の匂い一杯嗅いでね♪」

瑞樹「う、うん…」

・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－

葵「いや～いつの間にか累計20000回突破したねぇ♪」

瑞樹「そうね…気が付けばあっという間だったわね」

葵「と、言う事で…そろそろ、人気投票をやろうと思います！」

カンナ「えぇ!?」

瑞樹「な、なぜ、そういう事に…」

葵「だってやりたいじゃん！」

瑞樹「ま、まぁ…たしかに、内容が乏しい分他のSSと差別化は必要よね…」

葵「という事で…第一回人気投票をやります！期間は…6月4日から8月31日までです！」

瑞樹「アンケートの内容は…質問２つね。1門で好きなキャラを選んで、2問目でその理由を答えるのね」

葵「そして、人気、1位、2位、3位による百合SS、4位、5位による百合SSを書こうと思います！」

詩音「ふえぇ…た、大変です…」

カンナ「あ、アンケートは下記のURLの先頭にhを付けてログインしてくださいね」

杏奈「アンケートのご協力お願いします」

第一回人気投票

アンケート期間
2017/06/04～2017/08/31

下記のURLの先頭にhを付けて下さい
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