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遊戯王 ウキキーボードさん 最新カード評価一覧 218件中 31 - 45 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《魔轟神クシャノ》
魔轟神の過労死枠の男
墓地に置いておけば手札の魔轟神をいつでも捨てられ、魔轟神の捨てられ時の効果をいつでも起動できる。しかもいにしえのカードらしく他の魔轟神共々ターン1がないためこれを何度でも繰り返すことができるのがソリティア志向の強い魔轟神と噛み合っている。 墓地に落とす手段も11期に《魔轟神界の階》が貰えたため、ソリティア展開で安定してクシャノに頼ることが出来るようにはなっている。 ただし昔からの欠点として、手札に戻ってきてしまったクシャノ自身は他の方法で捨てるなどして再度墓地に置かないと何も出来ずに持て余す...どころか《魔轟神レイジオン》のドロー効果の邪魔にさえなったりする。手札に戻ってきたクシャノを上手く処理しきれずストッパー化してしまいソリティアが止まったというのは魔轟神でよくある話。 これが魔轟神のソリティア難度を大きく上げている原因の一つだろう。 昔はこれを解決するのにエラッタ前《氷結界の龍 ブリューナク》頼ることができたのだが、それも消滅した今となっては安定して何度も墓地に置きなおす手段として真面目に《魔轟神ソルキウス》に頼るしかない...。 とはいえあちらは捨てるじゃなく墓地送り、手札消費も荒い、そもそもクシャノとソルキウス両方を墓地に確保する難易度が高い...とあまり噛み合っているとは言い難いところ。 ターミナルワールド2で新規来るらしいのでクシャノを何度も墓地に送りなおす新規に期待したい。 余談だが今はなきデュエルターミナル筐体でこいつを召喚すると、グエッヘッヘッヘッヘ...とかいう品のない笑い声をあげたりする。 |
▶︎ デッキ | 《ヴァルモニカ・エレディターレ》
ヴァルモニカに追加された万能カウンター罠。
ヴァルモニカの盤面は《No.41 泥睡魔獣バグースカ》でロックしつつ《律導のヴァルモニカ》連打する《ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ》が並ぶため、対モンスターには強いものの《拮抗勝負》などの魔法罠には極端に弱かったがそこを改善してくれる新規。 初動に絡むカードとは言いづらいが、盤面を強化してくれるカウンター罠自体はヴァルモニカにとっては望んでいたものではあるので有難い。 加えてただのカウンター罠では終わらず、②の墓地除外効果でリソース回復をしつつ1、2枚程度のドローが出来る。 ヴァルモニカは《悪魔の聲》と《天使の聲》をスケールとしても、モンスターとしても使う上に他のカードで代用が効かないため、早々にデッキから聲がなくなってしまいがちだったが、それを補えるようになった。 ②の効果で除外されたこのカード自体も《ヴァルモニカ・ディサルモニア》で回収できてループできるため、1枚採用しておけば無限リソース循環が出来るようになるだろう。 ただ散々言われている通りに初動では直接展開に絡まないカードではある上に、ヴァルモニカ自体のサーチ能力もそこまで高くないため、展開中に用意しきれないということもままある。 それに初動では《律導のヴァルモニカ》にアクセスするのがヴァルモニカの第一目標であるので、サーチの優先順位的な問題も抱えている。 一応このカード自体は墓地に行ったターンでも②の墓地効果を使えて、自力で除外ゾーンに行けるので、《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》で落として②の効果でちょっとドローしつつ、《ヴァルモニカ・ディサルモニア》の効果で回収する形で用意することも出来る。ヴァルモニカは《天使の聲》のコピー効果の方は若干持て余し気味なので、天使の聲のコピーで回収するのが一番無駄がないかもしれない。 …それもそこまで回れば、の話ではあるのだが…。 ……ただ、デモンスミスの力を借りることを許すなら、《悪魔の聲》からベアトリーチェに行けるため、ヴェルサーレと合わせて墓地に《律導のヴァルモニカ》と《ヴァルモニカ・エレディターレ》を両方揃えるのは比較的容易。そこから先述のようにディサルモニアで上手いこと両方回収できれば、律導とエレディターレの両方を揃えつつ、アポロウーサやらも添えられる夢の盤面が完成する。 デモンスミスの力を借りることを許すのなら…だが。 《天使の聲》「デモンスミス入れちゃいましょ♪デモーネちゃんと相性良くてとっても強いですよ♪」 《悪魔の聲》「………いや、ダメだろ!ちゃんと純構築でテーマの動きを尊重しないとだな…」 選ぶのはアナタ次第。 |
▶︎ デッキ | 《騎士皇プリメラ・プリムス》
「私自身が騎士皇になることだ!」
長らく続いたセンチュリオン新規のラストに相応しく、トゥルーデアの力を借り受けたプリメラ進化形体といったかなり熱くカッコいいものになっている。 性能的にはセンチュリオン版《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》に近いものとなっているが、このプリメラ・プリムスの登場によっていつもの《重騎士プリメラ》や《従騎士トゥルーデア》らの1枚初動は、確定で自ターン《赤き竜》コンボが出来るほど爆発的に展開が伸びた。特に《ウェイクアップ・センチュリオン!》で落とした《騎士魔防陣》で再度プリメラ・プリムスをS素材にする動きが非常に強く、容易にそこまで繋げられる。 ①のサーチ効果によってエンブレーマカードをサーチできる。 漸く出た初のエンブレーマサーチ効果であり、これまではテーマ内では素引き前提の上振れ札・貫通札に過ぎなかった《誓いのエンブレーマ》を確定でセンチュリオンの展開ルートに組み込めるようになったのは大きく、シンプルに展開を伸ばしたり魔法罠の妨害札を盤面に増やしやすくなった。 他にも《竜騎士アトリィ》のドロー効果もまともに運用できるようになったり、一連の展開で触れられるセンチュリオンモンスターの数も増えてリソースを伸ばしやすくなったりと良いことづくめ。 これからのセンチュリオン展開ではまずはプリメラ・プリムスを経由して12シンクロに繋げていくのが基本になるだろう。 ③の墓地効果で相手の妨害をトリガーに復活するのもドラゴン・ドライブそっくりである。単純に除去を食らったらこのカードが復活し、②の効果で戦闘破壊耐性も付くので生き残りやすくなるため泥臭くも粘り強く戦える。生き残ったらS素材にして再び12シンクロやリトルナイト辺りに繋げていきたい。 もう1つ偉い点として、プリメラ・プリムスの登場によって先述の通りセンチュリオンの展開力がかなり向上したのだが、それは裏を返せば基本展開でニビルを踏むようになったということでもある。そこでもしニビルを食らってもこの③の効果で復活して、盤面にチューナーであるこのカードを残すことができるため、展開途中で魔法罠ゾーンに《従騎士トゥルーデア》ら非チューナーセンチュリオンと《スタンドアップ・センチュリオン!》を用意出来ていれば、最低限相手ターンに《騎士皇レガーティア》をS召喚する妨害を残せる。 (注)(……と思っていたが↑は誤り。③の効果は墓地にこのカードが居る状態で場のセンチュリオンカードが除去された場合でないと使えないらしく、フィールドにいるこのカードがニビルを食らうと全部吹き飛んでしまうそうだ。) とにもかくにもこのカードの登場によって、これまでに登場したセンチュリオンカードたちが全てがキレイに繋がるようになったので、有終の美を飾るに相応しい満足のいく新規と言えるだろう。 |
▶︎ デッキ | 《罪宝の欺き》
今弾の新規の中でも飛びぬけて強い罪宝カード。
その出張性能の高さはおそらく《原罪宝-スネークアイ》よりも上。 ①の効果でモンスター1体をリリースすることでデッキからアザミナカードを加えられる。これだけならただのサーチで終わるのだが、このカード自身が永続魔法で場に残るのが恐ろしく優秀。 何故なら《聖なる薊花》を筆頭にそのサーチ先のアザミナカードは、「手札・場の罪宝カードの墓地送り」のみで融合できる効果を持っているため、そのままサーチを終えて場に残っている欺きが素材になるからだ。 つまり最初のリリースコストはあるもののほぼ1枚初動でアザミナ融合モンスターを出すことが出来てしまう。 オマケに③の効果によって、アザミナ融合のコストにして送ったこのカード自身はエンド時に自前で戻ってくるため実質的には損失0である。 しかもアザミナ融合を行う《聖なる薊花》にも墓地から回収する効果が備わっており、回収後はまたアザミナ融合のコストに欺きを使ってアザミナ融合モンスターを出して、すると欺きがエンド時にまた戻ってきて、次のターンにまた《聖なる薊花》を回収して…と無限にリソースが循環するのが恐ろしい。 その出し先のアザミナ融合モンスターも万能無効効果を持つ《背信聖徒シルヴィア》と、罪宝カードをサーチできる《告死聖徒ルシエラーゴ》がおり、どちらも欺き1枚で融合できるため、とてつもない出張性能である。 とりあえずこのカードから《背信聖徒シルヴィア》に繋げるだけで展開前に万能無効を出して誘発ケアをするというあの《アラメシアの儀》のグリフォンライダーと全く同じことを縛りなしで出来るため、今後は色々なデッキで見ることになるだろう…。 とはいえど罪宝カードを入れていないデッキに出張した場合は《背信聖徒シルヴィア》で無効を出すだけの用途になってしまいがち。 その一方で罪宝カード元から使うデッキへの出張ならば、欺きからのルシエラーゴで罪宝カードを持ってくる選択肢も取ることができるため、初動にもなることが出来るのが非常に強力である。 そのため結局一番強く使えるのは《原罪宝-スネークアイ》系統のデッキであることには変わりないかも…。 特に《黒魔女ディアベルスター》で持ってくる先が増えた恩恵はかなり大きく、これまでは《篝火》《蛇眼の炎燐》とディアベルスターが初手に重複していた場合、サーチ先が原罪宝しかないと役割がかぶってしまい実質手数が増えていないということがよくあった。 しかし今後は既に原罪宝をサーチする目途が立っているのならば、ディアベルスターで欺きを持ってきてアザミナ融合ギミックに繋げて《背信聖徒シルヴィア》を事前に出して妨害ケアをしながら原罪宝を使うというプレイが取れるので…。 イラストは闇に呑まれる《白き森のルシア》とシルヴィ。童話の世界の住人のようだった可憐な白き森の少女たちがコウモリと《オオカミ》の化け物に変貌するという、割と脳が破壊されそうな展開である。 しかも童話において悪役になりがちなコウモリと《オオカミ》というのがまた…。 |
▶︎ デッキ | 《刻まれし魔の鎮魂棺》
デモンスミスのギターケース。
よくも悪くもデモンスミスの全てを象徴している存在。 まず召喚条件の時点で強く光悪魔1体で出せるというリンク1。そこから①の効果でデモンスミスが出てくるため、光悪魔さえ用意できればデモンスミスギミックへ移行、もっと言うと《閉ザサレシ天ノ月》の存在からモンスター2体=デモンスミスギミックとなっている。 以前は鎮魂棺の単独だと《魔を刻むデモンスミス》が出るだけで、そこからせいぜい②の効果でデモンスミス君に付けて、デモンスミス君の除去を飛ばすのが限界だった。 ...しかしメインデッキに《紅涙の魔ラクリモーサ》が追加されたことで完全にデモンスミスの動き全てが実行出来るようになったため、ジェネリック《水晶機巧-ハリファイバー》と化した。 特にベアトリーチェで落とした炎属性を咎姫で釣ったり、落とした悪魔族をデスキャスターや《七精の解門》で釣るのは本当に本家本元ハリファイバーそのものの凶悪さ。 これを光悪魔を出すだけで恩恵に預かれるため、炎属性・悪魔族のテーマは等しくデモンスミスの力で我が世の春を迎える.........と見せかけて大きな落とし穴がある。 このデモンスミスギミックは本当に単独の完成した動きでデッキの炎と悪魔にアクセスしているに過ぎないので、強さだけを求めてデモンスミスに頼った場合、結局組んだ先のデッキパワーが低いと、「あれ?これ《スネークアイ・エクセル》落とした方が強くね?《サクリファイス・D・ロータス》落とした方が強くね?」→「スネークアイで良くね?ユベルの方が強くね?」となってしまうのだ。 二点目に、いくら緩い条件でデモンスミスギミックが起動すると言ってもデモンスミス単体だと普通に大聖棺への妨害で止まるので、結局出張で組むパートナーにもそれなりに誘発を受けられる・吸ってくれるポテンシャルを求められる(初動を散々誘発で止められた後に、モンスター2体でデモンスミスムーブに移行して涼しい顔で展開するのが一番強いので...) そうなってくると、エクセル・篝火・原罪宝やロータス・スローンのように無数の手数を持ってるテーマはなかなかないので「あれ?これ略」となってしまう。 色んなデッキを救済してるように見えて、実のところ強さだけを求めて使うとものすごい選民思想にぶち当たるという意味では本当に第二のハリファイバー...。 |
▶︎ デッキ | 《紅涙の魔ラクリモーサ》
《刻まれし魔ラクリモーサ》の御本人と思われる金髪巨乳ちゃん。どことなくミサミサっぽいのはデモンスミスが「レクイエム」をモチーフとしてるのに合わせて「ミサ」に掛けているのかも?
②の効果は主に《刻まれし魔の神聖棺》まで採用しないと真価を発揮しないため、大体の出張だとEX枠的な問題で神聖棺は採用せず出番は少ないと思われる。純粋な光悪魔テーマにデモンスミスを入れた場合には光悪魔の実質フリチェ蘇生として輝くだろう。個人的には場持ちの悪い魔弾モンスターを神聖棺でしつこく復帰させたりしてみたい。 しかし特にヤバイのが何といっても①の出たときにデモンスミスカードを墓地に送れる効果。 デモンスミスギミックの最大の目的が《刻まれし魔の大聖棺》からの展開を行うことなのだが、これまでは光悪魔1体から《刻まれし魔の鎮魂棺》でただデモンスミスを出すだけでは大聖棺へのリンク素材が足りずそこに繋がらなかった。 しかしこれからは鎮魂棺でこの子を出して①の効果でそこから《魔を刻むデモンスミス》を送れる。墓地には鎮魂棺のリンク素材に使った光悪魔が居る筈なので、そのままデモンスミスが自己蘇生して大聖棺の素材を光悪魔1体からの流れだけで確保できるようになってしまった。 そこからはいつもの動きでランク6の《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で各々のデッキの動きに繋げるなり、上振れでアポロウーサや《刻まれし魔ディエスイレ》の妨害を追加するなり出来てしまう。 これをこの子の登場以前は不可能だった場の光悪魔1体から出来るようになってしまったため、素引きが弱かった《刻まれし魔の詠聖》からのルリーや《予想GUY》などが完全にデモンスミスギミックの1枚初動になり、そのまま先述のベアトリーチェで落として咎姫やデスキャスターで釣る動きに行ける。つまり炎属性か悪魔族の初動モンスターを抱えているテーマにとっては光悪魔を場に用意できるカード=そのまま自テーマの1枚初動及び貫通札になるカード、場にモンスター2体=ハリファイバーという状態となってしまった。...と思われたが......。 ただでさえ出張で強かったテーマにをより強くした&むさ苦しい野郎のテーマに急に降ってきたかわいい女の子というあざとさ要素も満載の小悪魔だろう。 設定によるとデモンスミス君は強制契約した悪魔のドックタグを持っていて、それにより自由に力を行使できるとのこと。つまりデモンスミスの相棒というよりポ○モンみたいな存在なんだろう。 |
▶︎ デッキ | 《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
自分相手ターンでおもむろにデッキを2回もお触りするはしたない女。お下品ですわ!
昔からそのチェインレベル99のような性能自体はヤバかったがランク6という出しにくさが免罪符となっていた……はずが最近は息をするように余裕で出せるため、もはやあの《ラヴァルバル・チェイン》を性能でも出しやすさでも超えているシャレにならないTUEEEEE存在になってしまった。 一応元々がかなり悪さをしていた存在でもあり、自分相手ターンで2回落とせることを利用してドライトロンで《イーバ》を2回落としたり、《トランザクション・ロールバック》《逢華妖麗譚-魔妖不知火語》をセットで落としたり、ティアラメンツでティアラ下級やシラユキを落としたりと、出せさえすれあのチェインをも上回る働きを見せていた。…が出すデッキもある程度限られ、出せる出張ギミックもそれなりに枠や召喚権を使うクセのあるものだったため、まだお目こぼしされていた感がある。 本格的に赤信号が点り始めたのはデモンスミス登場後であり、手札に《魔を刻むデモンスミス》 or 場に《閉ザサレシ天ノ月》とモンスター1体(つまり適当なモンスター3体)の簡単すぎる条件で出せるようになってしまったため、もはやチェインどころの騒ぎではないだろう。 このデモンスミスギミックでは大体の場合《刻まれし魔の大聖棺》とベアトリーチェが場に残るため、そのまま大聖棺とベアトリーチェで《賜炎の咎姫》や《魔界特派員デスキャスター》を出すことで、ベアトリーチェで落としたモンスターをそのまま釣るという実質デッキリクルートともいえるムーブが環境で大流行していた。 《スネークアイ・エクセル》や《サクリファイス・D・ロータス》などの炎属性か悪魔族の初動モンスターを擁するテーマならこの一連の流れで落として釣れば、デモンスミスギミックが初動にも妨害貫通にもなるためGドロバ以外平然と貫通出来てしまう。 どうせGドロバが来たら止まるしかないし、むしろデモンスミスを入れればそれ以外なら余裕で受けられるほど安定性を分厚くしてくれるとくればほとんど積み得状態になるのもしょうがない話ではある。 …という状態にまでデモンスミスギミックを昇華させてしまったのは、やっぱりデッキから何でも落とせる橋渡し役のベアトリーチェであり、近いうちにここを禁止にして繋がりを断つと思われる。 更に直近のデモンスミス新規である《紅涙の魔ラクリモーサ》の登場後は、上記のデモンスミスギミック始動条件が光悪魔1体(=ナンナ1体、つまりモンスター2体)にまで緩和されてしまい、あのアナコンダレベルの出しやすさになってしまったためもはや擁護不能だろう。 これでチェインの復帰は永遠になくなってしまったと思うとちょっと残念ではあるが…。 余談だが禁止に行く女モンスターは大体がデッキに複数回お触りする能力を持っている&高貴で貞淑そうな雰囲気を持っているような…。知っている限り一番デッキにお触りするのは聖騎士のイゾルデとアンジェリカなのだが彼女たちも当てはまる特徴だったり。 |
▶︎ デッキ | 《スピリット・オブ・ユベル》
令和のヒグルミと化した新ユベル
1ターンに彼が何回破壊されるのか数えてみよう! ②の効果でSSするとユベル魔法罠を持ってこられるので、サーチと破壊両方をこなせる《ナイトメア・ペイン》を持ってきてユベルの展開をスタートできる。その為このカードをデッキから直に出せる《サクリファイス・D・ロータス》がユベルデッキの実質1枚初動となっている。 ちなみにサーチ出来るのは《ユベル》というカードそのものをテキストで指定している魔法罠のため、「ユ ベ ル モンスター」というカテゴリーを指定した書かれ方の《ナイトメア・スローン》は対象外なので注意。(マジシャンズロッドで《ティマイオスの眼》をサーチ出来ないのと多分同じ) 特筆すべきなのが④の自身が破壊されたときの《ユベル》SS効果。 あらゆる領域からユベルを呼べるが、何と本家ユベル同様にターン1制限がないため割れば割るほど展開が伸びていく。 割る手段は《ナイトメア・ペイン》や《ヘルグレイブ・スクワーマー》などがユベルテーマ内にあるが、悪魔族のインフラモンスターと化しつつある《破械神王ヤマ》からの《破械神シャバラ》や、本来の効果を無視して破壊のためだけに《魔界劇団-スーパー・プロデューサー》を使うなどEXデッキの方からも簡単に用意できる。 そうして割ってリンク展開を伸ばしつつ墓地にユベルモンスターが溜まれば、これまたターン1制限なく出せる《ファントム・オブ・ユベル》がタダで湧いてくるので、それをまたリンク素材にするなりなんなり好き放題できてしまう。 素引きすると《サクリファイス・D・ロータス》で出せなくなるので、手札に居るのはそこまで嬉しくないが①③の効果で自力で出て壁になる運用も出来るので、相手目線ではライフを削り切れずにやっかいだったり。 とにかくあまりにもえげつない動きをするので、ファンユベ共々ユベルって本当に昔からあったテーマだっけ...?と思わせてくれる存在。言い換えれば型にはまった強化や相性の良いパーツが揃えば古いテーマでもここまで飛躍できるという遊戯王の面白さを体現しているとも言える。 ...昔のゲームで「ユベる?ユベらない?」というしょうもないデッキ名でダジャレを披露していた彼は何処...? |
▶︎ デッキ | 《黒魔女ディアベルスター》
どういう訳か《白き森のアステーリャ》が大変身してしまっ......成長した姿。
特異な罪宝魔法と強烈なフィジカル(ATK2500)を活かして様々なテーマをお助け出張する、孤高の武闘派魔術師...と思われたが、もっぱら火を付けて即刻フィールドから逃亡する放火魔としての姿しか見かけない御方。 個人的な意見としては12期の罪宝ストーリーの主人公の姿かこれが...という状態になってしまっている。 ①の自己SSのためにコストが必要になるが、手札・フィールドのカードならなんでも良く取り回しは軽い。使い終わった《炎舞-「天璣」》などを送って節約できたり、むしろ墓地に送りたい《救いの架け橋》などを能動的に送れるためそういうデッキならなおのこと相性は良い。 加えて③の効果でも相手ターン時に墓地に行ったら同じコスト条件で自己蘇生出来る。戦闘破壊されたら蘇生して②の効果で《反逆の罪宝-スネークアイ》を呼び込んで反撃したりできる他、融合素材にしたり《裏切りの罪宝-シルウィア》で自分から墓地に送っても自己蘇生と②の効果は使える。 その問題の②の罪宝呼び込み効果はサーチではなくて、デッキセットになっているのが曲者。うららに引っ掛からないという特徴もその一つなのだが...。 呼び込み先の罪宝カードは妨害札や除去札、はたまた一風変わった展開札など様々な効果を持つものが揃っているが大体が速攻魔法か罠。しかもセットして持ってくるため基本的にそのターンは使えず、先攻で出しても展開には直接繋がらずそこまで強くないという性質がある。 ...そう、超性能の展開札《原罪宝-スネークアイ》を除いて...。(《反逆の罪宝-スネークアイ》もあるがあちらは後手でしか使えない除去札なので手札コスト込みならそこまで強くはないだろう。) このため原罪宝を使って炎属性デッキリクルートとしての役割がディアベルスター出張運用の中でも突出して強く、《“罪宝狩りの悪魔”》と合わせてほとんどこの用途でしか見かけなくなってしまっている。 一応①の自己SSコストを捻出しやすい召喚獣や烙印、ウィッチクラフトなどに出張して、《裏切りの罪宝-シルウィア》の無効や《死の罪宝-ルシエラ》の全破壊を構えつつ、《“罪宝狩りの悪魔”》で使い回して器用に立ち回る運用もあったのだが、上記の原罪宝ムーブが強すぎたため、巻き込まれる形で罪宝狩りが制限されて使い勝手が大幅に悪化してこの運用はほぼ死滅してしまった...。 むしろそれどころか中途半端にディアベルスターセットを採用すると相手の《暗影の闇霊使いダルク》で拾われて原罪宝利用に移行され、ハリファイバー並みの展開ムーブをされてしまうリスクが高すぎるため、原罪宝を使わないなら採用するだけ泣きを見やすい危険なカードになってしまっている。 個人的には繋がる先の《原罪宝-スネークアイ》が強すぎるため、《“罪宝狩りの悪魔”》共々ディアベルスターが悪目立ちしまくっている部分が現状大きいと思うが...。 あっちが禁止になるかはもう分からなくなってきてしまったが、もしそうなったらそこそこの性能に収まって許される......と見せかけて原罪宝並みの罪宝カードがまた刷られる可能性もあるのが怖い怖い...。 |
▶︎ デッキ | 《白き森のアステーリャ》
もどして...
あの《黒魔女ディアベルスター》の幼少期の姿らしい。名前はロシア系っぽいがどちらも名前に「星」を表す言葉が入っている。 ①の効果は《召喚僧サモンプリースト》同じようなリクルート効果。リクルート先は幅広く烙印の聖女シリーズや《重騎士プリメラ》など様々。 白き森テーマ内では《白き森のシルヴィ》を出してサーチを入れつつ、《白き森の魔性ルシエラ》を出して更にサーチ。するとルシエラの効果に反応して②の自己蘇生が発動するので、そのまま素材にして《白き森の妖魔ディアベル》まで繋がるので①の効果を通せばとりあえずテーマ内のやりたいことは完走できる。 最終盤面の妨害は墓地のチューナーの自己蘇生と《白き森のわざわいなり》を使っての《白き森の魔狼シルウィア》をSSして全裏返し、及びディアベルの効果で適当なSチューナーを出してバロネスや赤き竜のアクセルシンクロと中々強力。 ちなみに他のテーマとの混合構築などの場合、ディアベルまで出したらすぐに墓地の白き森チューナーを自己蘇生すれば12シンクロまで繋がり《騎士皇アークシーラ》を出してセンチュリオン展開に行くことも出来たり。 ......ただサモプリ効果である以上、誘発を貰って妨害されると何にも繋がらない...だけならまだしもアステーリャ自体に手札から自力でSSする効果がなく、このカードを初動にすると召喚権を切らざるを得ないのでそうなってしまうとかなり苦しい立ち上がりになってしまう。 というのもテーマ内のエアーマン効果持ちである《白き森のシルヴィ》もSS効果がなく、別の展開手段である《白き森のリゼット》から再度動こうとしても、アステーリャに召喚権を使っているともうシルヴィは出せないため、シルヴィのサーチでコスト補充が出来ずに展開途中でコストが足らなくなったりするので...。 ②の自己蘇生効果は先述の通りに展開途中でルシエラで反応させることが多い。 しかし別に白き森に限らず、《黒魔女ディアベルスター》や《マジシャンズ・ソウルズ》、ウィッチクラフトなど手札コスト効果によっても自己蘇生するので、予め何らかの手段で墓地に送ってからこの②の自己蘇生効果でアステーリャを出せれば召喚権を温存出来るため、先述の誘発受けの悪さも多少目を瞑れるかも...。 ちなみに《魔術師の再演》との相性は抜群で、再演でこのカードを蘇生しつつ、①の効果のコストにして展開しつつ永続魔法の右手左手を持ってこられる。 今後墓地にアステーリャを落としやすくなる方法や新規が出てくれば、現状の取り回しの不便さと誘発受けの悪さも色んなカードで補いやすくなるかもといったところか。 |
▶︎ デッキ | 《炎王獣 キリン》
フリチェじゃない方の進化前キリン。
主に②の破壊された場合にデッキの炎属性を何でも落とせる効果を目当てに採用される...筈だったが、《聖炎王 ガルドニクス》の登場によって炎王だとほぼ採用意義がなくなってしまったカード。あちらはデッキから直に破壊して炎王モンスターの被破壊効果トリガーをひきながら、同じように墓地に送れるので仕方がない話ではある。 しかし②の効果は炎王テーマに限らずデッキの炎属性を何でも落とせるのは明確な利点ではあり、逆に《聖炎王 ガルドニクス》でデッキのこのカードを破壊すればデッキの好きな炎属性にアクセスできるとも言える。 炎王ギミックの基本展開でリンク値を伸ばしていって、道中の《転生炎獣サンライトウルフ》や《賜炎の咎姫》で落とした炎属性モンスターを拾うことも容易なので、わりと噛み合いは悪くない。 このカードを採用しておけば、特にいつもの《篝火》《蛇眼の炎燐》からの《真炎王 ポニクス》の炎王展開で実質デッキの好きな炎属性モンスターに繋がるようになるのは結構便利と思ったり。 という感じで篝火と炎王セットをVSに入れて《原罪宝-スネークアイ》の対象からハブられてしまった《VS ラゼン》や《VS 蛟龍》にアクセスするのに使っているので、強いかどうかはともかく個人的には気に入っていて好きなカード。 |
▶︎ デッキ | 《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》
口寄せの術!
《機巧蛇-叢雲遠呂智》以外は知名度が低い機巧モンスターの中で、わりと唯一無二の独特な効果を持っている狐。 対応するモンスターを調べようとすると、《スモール・ワールド》のような検索サイトがなくてかなり手間がかかってしまうため、《魂の造形家》同様に使うのを敬遠しがちなやつ。 効果は①と②が連動しており、要するにデッキからモンスターがSSされたらそれに反応して手札からこいつ自身が出てきつつ、相手の場のモンスターのどれかと同じ属性を持つ・攻守の数値が同じモンスターをデッキから直に出せるというもの。 出た当時はメタ相手と思われる《水晶機巧-ハリファイバー》が居たため撃つ機会は豊富だったが、ハリファイバーの禁止以後は使用が難しくなった...。 と思ったが、最近はスネークアイやデモンスミスなどインフレによって当たり前にデッキリクルート持ちがあちらこちらに居るため前よりも撃つ機会は増えたようにも感じる。 なおこのカードの①の自己SS条件は自分がデッキからSSした場合でもOKなので、自分のターンならある程度能動的に使えるほか、相手ターンでは《R-ACEインパルス》などを用いることでわりと好きなタイミングで出せておまけに②のリクルート効果を狙える。後述の理由からレスキューとの相性も結構良かったり。 相手依存の条件こそあれど、②の効果で出せるモンスターは機巧モンスター以外にも本当に多種多様であり、自身のデッキとの相性や環境を読んで使ってみると思わぬ働きを見せてくれるかも...? 個人的に②のリクルート先として使えそうなカードをまとめると、 闇 《墓守の祈祷師》(墓地メタ) 《夢幻転星イドリース》(リンクモンスター全除去) 《妖醒龍ラルバウール》(特定のカードサーチ、自分が闇ドラゴンなのでマグナムート経由でドラゴン何でもサーチ可) 光 烙印の聖女(相手の《刻まれし魔の鎮魂棺》のリクルート効果に対して、カルテシアを出して融合したり、白エク・クエムを出してアルバス君を呼び出し除去するなど。自分の《融合派兵》もトリガーに使える) 炎 レスキュー全員(全員攻守のステータスが同じなので何でも出せる。インパルスは相手ターンにデッキからSS出来る効果があるので、こいつの①のSS条件も自分で満たせる。プリベンターの妨害を使えたり) 地 《クシャトリラ・フェンリル》(MD限定) 《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》(自分自身も出せるので、③のバーン効果を重ねがけしてマスカレイドっぽい嫌がらせが出来る) 水や風は相手の場にいる確率があまり高くなく、加えて水や風に呼び出して有用な効果持ちがあまり多くない印象...。 《天魔の聲選姫》などを出して初動になったりはできるが...。 ちなみに結界像は全色出せるが、相手の場にいる属性の結界像しか出せないので効果はイマイチ。 |
▶︎ デッキ | 《マルチャミー・プルリア》
効果を見た瞬間に頭がパーンとなりそうなクラゲ。
色々なプレイヤーから求められたエラッタ案通り、ほぼ後手でしか使えなくなった《増殖するG》。増殖するクラゲということでエチゼンクラゲである。実際サイチェン後の後手で使ってみるとわりと強い。 調整版の劣化《増殖するG》というのはその通りなのだが、Gと併用することで展開デッキを大きく抑制できる可能性が増えたのが大きいと感じる。 これまでは先攻の展開デッキ相手にはGを投げた後にうらら墓穴されるとお通夜状態で指をくわえて閲覧するしかなかったが、プルリアを先に投げて相手にうらら墓穴を使わせて、満を持してGを投げるというプレイの選択肢が生まれたことで、潰されがちだったGを後手から通しやすくなった 逆にGを警戒してプルリアを通してくれればそこそこの枚数のドローを狙えて、手札誘発を引きこめたり、後手の初期手札枚数を増やせるので後攻から捲れる可能性を上げられてそれはそれで美味しい。 またNSにも反応しているのでスタンバイで投げれば少なくとも相手のNS時に1ドローは狙えるし、増Gが効かないことが最大の強みだったふわんにも明確な天敵が生まれたのは大きい。 ただしやはり手札からのNS・SSしか対応してないのは痛い部分であるのは確かではある。 ふわんやスプライトなどサーチして手札から出す系統などにはGレベルでもの凄く刺さるのだが、そうでない相手には先攻フル展開されても2ドローくらいしか出来なかったというのが普通に起こる。 これをGと違って単独で展開を止められないのは弱いと見るのか、それともデッキトップの誘発を引いて使うチャンスが芽生えたり、後手の手札枚数稼いで手数を増やせるから強いと見るのかはプレイヤーのプレイスタイルや使うデッキの性質にも依るので一概には言えないところか。 また発動時の誓約は「このカード以外の"マルチャミー"カードを一度しか発動できない」なので、このカードを投げた後に手札にもう1枚プルリアがあればそれも投げることができ、重ね撃ちによって効果も重複して相手のNS・SSごとにしっかり2枚ドローになる。 しかしデメリット効果も付いており、Gとの併用やプルリア重ね撃ちなどをして過剰に引くと、その分だけランダムで手札を戻さなければならなくなる。 例として仮に相手の先攻盤面で場にカードが4枚あったとして、プルリアで7枚以上引いていたらデメリットが発生する。それだけ引ければ御の字とは思うが...。 そもそもドローで引いた手札誘発を投げて手札を減らせばチャラなのであんまり気にする必要はないかも。 |
▶︎ デッキ | 《刻まれし魔の大聖棺》
ミサにおける続唱(セクエンツィア)が元ネタのデモンスミスリンク。ここからディエス・イレやラクリモーザ出てくるので元ネタに忠実である。
《闇よりの恐怖》を思わせる悪魔が映っているが、あちらはアンデットだったり。 光悪魔を含むモンスター2体という緩めの素材指定から悪魔族の墓地融合を行えるという、わりと汎用性の高い融合効果を持つリンクモンスター。 デモンスミスなら横展開やランク6を作る選択肢として《刻まれし魔ラクリモーサ》、無効を構えたい・単独で強いモンスターを出したいなら《刻まれし魔ディエスイレ》を出せる。 しかも墓地融合で墓地の光悪魔をデッキに戻せるため、デモンスミス本人の効果と合わせてデッキリソース回復がかなりしやすく、デモンスミスモンスターを少ない採用枚数で何度も使いまわしやすい。ただし墓地の光悪魔が減るので《魔を刻むデモンスミス》の蘇生コストやラクリモーサで出し先が居なくなることにも繋がるのが僅かな留意点か。 魔弾やイビルツインなど簡単に光悪魔リンクを出せるテーマ入りなら、マックスやキスキルを無駄に経由して墓地の光悪魔の数を水増しして融合素材を稼いだりできるのでより使いやすい。 融合効果を使った後のこいつ自身は棒立ちになってしまうが、リンク素材に出来ないなどの縛りは発生しないため、さっさと《S:Pリトルナイト》や《破械神王ヤマ》の素材にでもして墓地に送ってしまいたい。②の装備効果はフィールドだけでなく、墓地からでも使えるので尚更。 ②の装備効果は《魔を刻むデモンスミス》や《刻まれし魔ディエスイレ》の効果発動用だが、装備効果自体も対象耐性付与とまあまあ有用なもの。とはいえそんなに意味がないと思ったら、装備した後に先述のヤマからサーチした《破械童子アルハ》の爆破先にして、ヤマとアルハで《破械神ラギア》を出して妨害に変換するなど転用したりしてもいいかも。 また①の融合効果の出す先は悪魔族なら何でもよく、融合素材指定も特にないので、ティアラメンツで墓地肥やししまくって《ティアラメンツ・カレイドハート》やデスピア融合体も出せる。 《沼地の魔神王》や《破壊神 ヴァサーゴ》のような融合素材代用モンスターを使えば《暗黒界の混沌王 カラレス》や《暗黒界の龍神王 グラファ》も狙えるので一緒に採用してみても良いかもしれない。 今後デモンスミス融合体が追加されるとしたら多分レックストレメンデだと思われる。 |
▶︎ デッキ | 《竜騎士アトリィ》
竜騎士、贖い、黒い鎧、槍使い、背景に月…今回は冗談抜きで狙ったようだ。
プリメラ「あてにしてるぜ」 アトリィ「フッ 任せておけ」 待望のプリメラ以外のセンチュリオンチューナー…なのだが、手札からの自己展開効果を持っておらず、かといってプリメラやトゥルーデアと違って初動となる効果があるわけでもないため、召喚権を割くほどではないという微妙な感じになってしまっている。 それでもプリメラ以外のテーマ内チューナーではあるため、プリメラがサーチ効果を使った後に除去された場合などは採用しないと詰む場面は少なからずあるだろうが ①の効果は条件さえ満たせば毎ターン使える《フォーミュラ・シンクロン》的なことが出来るのだが、エンブレ―マカードはセンチュリオンテーマ内だと一切サーチ墓地落としで触れることはできず、完全に素引きしかないためまああってないようなものだろう。 同時に出た《贖いのエンブレーマ》もぶっちゃけ使いにくすぎるためなおさら。 一応③のセンチュリオン共通の展開効果は持ち合わせているので、余裕があるときにプリメラやアークシーラのサーチで《騎士の絆》を持ってくれば、《ウェイクアップ・センチュリオン!》などで墓地落としした、又は素引きしていたこのカードを出すことはできる。 現在のセンチュリオンだと基本展開で《竜騎兵ガーゴイルII》を用いて2回分レベル8が出せるので更に12シンクロが狙え、一応この上振れ展開によって自分のターン内に赤き竜コンボが出来るようになった。 とはいえ最近のセンチュリオンは《次元の裂け目》やカイコロの永続でロックしつつ戦ったりする型が多く、展開に寄せた型はあまり多くないため、上振れ展開要素はそこまで求められていないといえばそうである。 展開に寄せるにしてもレッドデーモン等の混合構築タイプのセンチュリオンも存在し、そちらは外部からチューナーを沢山用意できるためそっちでも肩身が狭いかも…。 総じて控えめな性能に抑えられてしまった感が拭えないか。 余談だが今は亡きディシディアのカインもこんな感じで空を駆ける姿がカッコよかった。 |
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- 2025/01/25 新商品 ALLIANCE INSIGHT カードリスト追加。
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