交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
遊戯王 ウキキーボードさん 最新カード評価一覧 268件中 31 - 45 を表示
最新の遊戯王カード評価を確認しよう!
キーワードで評価コメントを絞り込むことができます。
|
評価・
コメント 投稿日時 |
|
|---|---|
▶︎ デッキ
|
《剣闘獣ギステル》
12期に参入した新たなる路線の剣闘獣
初となる手札効果で自在に自己展開できる画期的な剣闘獣。 ①の効果で手札の自身と他の剣闘獣を場に出せる。 基本的に剣闘獣は《予想GUY》やアライブプリズマーに頼るくらい展開効果に乏しく、手札に剣闘獣が来れば来るほど困るという性質があったが、手札効果でそれらを出せるこのカードの登場により一変した。《剣闘訓練所》の評価も爆上がりである しかもこのカードの①の効果は剣闘獣の共通効果の発動条件である「剣闘獣の効果によりSSされた」条件をしっかり満たすので、このカード自身の②のサーチ効果および手札から出した他の剣闘獣モンスターの効果も出せるという画期的なデザイン。 その②の効果も「グラディアルカード」のサーチが出来るというものであり、今まではサーチが不可能だった《剣闘訓練所》や《剣闘排斥波》もサーチが可能となっている。 とは言えど現在の剣闘獣の展開ルートだと《再起する剣闘獣》一択みたいなところはあるが、素引きしたときにはそれらや《剣闘獣の闘技場-フラヴィス》なんかをサーチするとよいだろう。 現在の剣闘獣では初手にギステルと《剣闘獣アトリクス》を揃えて①の効果で共に引っ張り出し、ギステルで再起をサーチ&アトリクスで高レベル剣闘獣を落としつつレベル変動、再起で落とした剣闘獣を蘇生して《剣闘獣総監エーディトル》を出し、エーディトルの名称ターン1のない効果で好き放題剣闘獣融合を横並べするというのが基本戦略となっている。 そのため展開とサーチ効果を併せ持つギステルは最重要カードとなるため、《剣闘訓練所》共々フル採用必須。初手にギステルとアトリクスのペアを揃えて新たなる剣闘獣の展開力を存分に発揮していこう。 10期の剣闘獣に引き続き、戦闘を介さずとも味方と団結して横並べ展開するという路線を更に強めた新規剣闘獣。 昔の戦闘を介しての効果でスロービート気味に戦う剣闘獣を知っている人からはこんなん別もんだろ!という声もよく聞く。しかし剣闘獣のストーリーとしても、かつてコロシアムで戦いあった宿敵同士だったものたちが封印され永い年月を経て忘れ去られ、再び目覚めた後は同じ境遇の同志として団結しあうという設定。それがバトルフェイズで戦ってナンボの過去の剣闘獣から、戦闘を介さない展開効果・リンク展開という仲間との連携が基本戦術となった現代の剣闘獣への変遷をうまく反映していてキレイだなとは思ったりする。 |
▶︎ デッキ
|
《剣闘訓練所》
古より伝わる剣闘獣のサーチカード。
性能は至ってシンプルなただのテーマ内レベル4以下のサーチ。 ……なのだが、従来のレベル4以下剣闘獣は手札で効果を発動できるものはおろか、自己展開できるモンスターが皆無であり、むしろ手札に来ると剣闘獣の効果でデッキから出せなくなるため邪魔ですらあった。 そのため昔からサーチ先が弱いサーチカードの代名詞的な存在であり、《剣闘獣ガイザレス》の素材である《剣闘獣ベストロウリィ》を無理やり調達する程度の役割しかなかった。 加えて剣闘獣名称ではなく、グラディアル名称であるため《剣闘獣エクイテ》等で使いまわすのも不可能という色々な点で取り回しの残念さが目立つカードであった。 だったのだが12期の剣闘獣新規として手札からの展開効果&サーチ効果を持つ《剣闘獣ギステル》が参入したために一気に有用性が高まり、テーマ内3積み必須の初動カードへと昇華したと言える。 一点だけ残念な点としてはサーチ対象がレベル4以下限定なため、ギステルから《剣闘獣総監エーディトル》へ移行するには《剣闘獣アトリクス》の採用が必須になってしまう点だろう。 本当に《剣闘獣ギステル》の登場によりすべてが変わったと言えるカード。何年後かにまた剣闘獣新規が来た際には新たな手札効果持ちの剣闘獣が来るかもしれないのでその際は更に評価が上がるだろう。 |
▶︎ デッキ
|
《導きの聖女クエム》
烙印ストーリーの終幕に現世に蘇ったドラグマの初代聖女。そのためデスピア・ドラグマとしても扱われるという意味深で複雑なフレイバーを持ち、烙印デッキのプレイ難易度を著しく高めた原因の一人。
ちなみに導きの聖女という名だったり、ドレスの裾と足のストッキングが同色なためよく勘違いされがちだが、イラストでは歩いているのではなく《E・HERO キャプテン・ゴールド》のような斜めアングルからの立ち姿である。 まず先述の通りにドラグマ・デスピアカードとして扱われ、しかもテキストにアルバス君の名前があるので《烙印の気炎》のようなアルバス君サポートの対象にも含まれ、しかも聖女ステータスであるため《赫聖の妖騎士》のような聖女サポート対象でもある。このように受けられるサポートの数があまりにも多く、色々な手段でクエムを呼び出すことができる。 烙印デッキで主に使われるリクルート手段はドラグマ側からの《灰燼竜バスタード》と《赫焉竜グランギニョル》、デスピア側からの《烙印開幕》が多い印象。 ①の効果はNS・SS時に《アルバスの落胤》関連のカードを墓地落としするもの。シンプルながらも色々な使い方ができ、状況や自分相手ターンで落とすカードは変わってくるため非常に複雑。 自分のターンでは基本的には《黒衣竜アルビオン》や《深淵の獣サロニール》と組み合わせて、《烙印融合》筆頭の烙印カードと《烙印断罪》を揃えて墓地に落として、烙印カード実質サーチするのが役割の一つ。 ただし、烙印カードを持ってきたいなら直接サーチできる《デスピアの導化アルベル》が居るため、わざわざクエムに召喚権を使うのは微妙なところ。基本的にはアルベルにアクセスできない・アルベルに妨害を食らった際のサーチルートの一つとして使うことになるだろう。先述の通りにクエムは色々な方法で場に出せるので貫通手段として使いやすい。 他にも《烙印の剣》を落として除外状態の《鉄獣鳥 メルクーリエ》などを回収したり、②の効果のために《アルバスの落胤》や《赫の聖女カルテシア》を墓地に落としておくなどでも使える。 相手ターンに《赫焉竜グランギニョル》からクエムを出した場合はほぼほぼ②の効果のために《アルバスの落胤》または《白の聖女エクレシア》を落として除去妨害を構えるという使い方になると思われる。 その②の効果もまた複雑であり、お互いのEXデッキからカードが離れたら墓地のアルバス融合モンスターやアルバスのテキストが含まれたモンスターを蘇生できるというもの。 主に蘇生したいのは《氷剣竜ミラジェイド》のようなエースモンスターであり、ミラジェイドは場から離れればもう一度除去効果が使えるため、カルテシアで効果使用済みミラジェイドを融合素材にした後にクエムで釣りなおせば再度除去飛ばせる。実戦だとこれが②の効果の一番強い使い方かも。そのためそのため先攻展開ではミラジェイドとクエムとカルテシアをなるべくセットで場に揃えたいところではある。 他にも自分の先攻展開ではグランギニョルの素材に使った《赫の聖女カルテシア》を釣り上げなおしたり、相手ターンでは先述の通りに《アルバスの落胤》を蘇生して除去を狙ったりと本当に色々出来る効果。 因みに「EXからカードが離れたら」というのはEXからの召喚だけでなく、ミラジェイドのコストや《烙印の気炎》でも条件を満たせるので覚えておくと役に立つかも。 ……と、クエム自身が受けられるサポートの多さ、①②の効果で触れられるカードの多さから本当に複雑で、ただでさえややこしい烙印デッキのプレイ難易度を更に高めてしまっており、「烙印は使うの難しそうだから使いたくない」という評価に一役買っているカードである。 とは言えど烙印にはカッコいいドラゴンや美麗な聖女たち盛りだくさんの見所満載なテーマなので、それでは勿体ない。MDでは烙印のイラスト違いも実装されたので是非とも使ってみてほしいところ。 個人的には烙印デッキにはある程度のロードマップと優先順位がある……ような気がする(合ってるかは分からない)。 ①烙印融合をとにかく持ってくる(アルベルを出す、断罪と一緒に落として墓地から拾う) ②最優先でカルテシアを場に出してグランギニョルを出す(失烙印、ビーステッドでメルクーリエ除外などでカルテシアを持ってくる) ③《赫の烙印》をエンド時に使って融合ルべリオン→ミラジェイドをする(グランギニョルのアルビオン落としやスプリンド落としからのキットとかで上手いこと持ってくる) ④余裕があればクエムを場に出して、融合ルべリオンのコストに使ったカルテシアを出しなおす(グランギニョルや《烙印の気炎》のついでに落としたバスタード、烙印開幕とかでクエムを出す) この優先順位でミラジェイド・カルテシア・クエムを並べればなんかそれっぽくなるかも……というクエム様のお導きを受けた今日この頃。 |
▶︎ デッキ
|
《閃刀亜式-レムニスゲート》
ゼロとゼロ、二人なら∞
閃刀姫初のメインモンスターゾーン縛りがない閃刀魔法。これからは《閃刀姫-レイ》《閃刀姫-ロゼ》の二人で共闘していく意思の表れか。 ①の効果は墓地の閃刀モンスターと閃刀魔法をデッキに戻すリソース回復効果。追加効果でバウンスが発生する。 テーマ内だとほぼ採用されない《閃刀機構-ハーキュリーベース》くらいしか閃刀姫リンクモンスターの回収手段がなかったが、このカードの登場によって《貪欲な壺》などに頼らずとも自テーマ内でリソース回復が出来るようになった。 特に《閃刀姫=ゼロ》や《閃刀姫-カガリ》などは何度も繰り返し使うことになるのでEXに戻せるのはありがたく、《閃刀姫-ハヤテ》なども無理して3採用などする必要がなくなったのも大きい。 また新規の《閃刀姫=ゼロ》は自身をリリースして発動する効果があるので、墓穴を回避する手段としても使える。 ただし戻した閃刀姫モンスターと同じ数だけ閃刀魔法も戻さなければならないため、閃刀魔法の強化条件である墓地魔法3枚以上の状態を阻害してしまうことにもなりかねないのは欠点になりやすいかも。 オマケ効果としてバウンスも付いてるが条件が厳しいのでよほど長期戦にならないと有って無いようなものだろう。 重要なのが②の墓地効果であり、閃刀姫がSSされるとそれを素材に閃刀姫のL召喚が行える。 具体的には相手ターンに《閃刀姫=ゼロ》の②の効果で分離した後に、並んだレイとロゼを使って《閃刀姫-ジーク》や《閃刀姫-アザレア》で追撃の除去を狙う使い方になる。レイの換装効果を使えばL召喚のタイミングもずらせるので、使いたいタイミングで追撃の除去を飛ばせるのも良いところ。 そこでもしレムニスゲートが墓地にないと分離したロゼがそのままメインモンスターゾーンに棒立ちして閃刀魔法の発動条件縛りに引っかかってしまう。そのため①の効果を無理にでも使って取り合えず墓地にレムニスゲートを埋めておくのが重要になるだろう。どうしてもなら《閃刀機関-マルチロール》や《閃刀起動-リンケージ》で墓地に送ってしまうのも手。 難点としては新閃刀姫テーマ内の動きで必須にはなるのだが、単独では初動にも妨害にもなりにくいコンボ運用前提のカードであること。そして②の墓地効果を使うことがメインになってくるのだが、それをするとこのカードが除外されてしまって再利用できなくなり、①の効果を繰り返し使ってカガリやゼロを何度も戻すという運用に支障をきたしてしまうことか。 そこが気になるなら複数枚レムニスゲートを採用するのも手かも。 |
▶︎ デッキ
|
《閃刀姫=ゼロ》
《閃刀姫-レイ》と《閃刀姫-ロゼ》の合体らしき新姫
0と0 = ∞ 二人なら無限の力で戦えるということか。 まず召喚条件が吃驚もの。閃刀姫リンク2には基本的にL召喚でしか出せない縛りがあるため、《閃刀姫-レイ》や《閃刀起動-リンケージ》の脱法召喚が出来ない設計になっていたが、このカードにはそれがないため、レイやリンケージで自在に出すことができる。 そこから①②の効果が使えるため、レイやリンケージのバリューがとてつもなく上昇した。 ①の効果が自身が出たときにデッキ墓地から閃刀魔法を持ってこれる効果。 遂に《閃刀起動-エンゲージ》がレイ単独ですぐに持ってこれるようになった。今までは遅い《閃刀姫-シズク》で持ってくるか、色々と回りくどい《閃刀姫-カメリア》経由で拾うしかなかったが、これからは本当にレイで変身するだけですぐにエンゲージを回収できるようになった。 初動…というにはかなり怪しい性能だった《閃刀起動-リンケージ》も、ゼロを直出ししてエンゲージを回収できるため一気に強くなっただろう。 回収したエンゲージで最優先で持ってくるのはこれまた新規の《閃刀亜式-レムニスゲート》であり、ゼロの②の効果と合わせて相手ターン2妨害が成立する。 つまりレイ・エンゲージだけでしっかり2妨害の動きが成立するようになったのが感慨深い。残りの手札次第で《閃刀機-ウィドウアンカー》や手札誘発の妨害が加わっていくので、ちゃんと閃刀姫の動きだけで先攻盤面が構築できるようになったのが偉大。 そして②の効果でレイとロゼに分離しつつ、対象を取らない破壊を撃ちこめる。レイやリンケージで変身してこの効果を使うだけでも1妨害になるのでこちらもやはり重要な効果である。 発動後はレイとロゼが盤面に並んでしまうため、メインモンスターゾーンが埋まってしまうが、そこは先述の通りに《閃刀亜式-レムニスゲート》の墓地効果を使うことで《閃刀姫-ジーク》や《閃刀姫-アザレア》に変身して更なる除去に繋げることができる。 加えて、オマケのようにデッキからレイとロゼを出せるため、《閃刀起動-リンケージ》初動で墓地にレイが居なくてもしっかり墓地にレイが残るようになるのも良い。また、この効果を使うためにロゼの採用が必要なため、名実ともにロゼはレイと並んで閃刀姫に絶対必須の存在になったと言えるだろう。 難点としては①②の効果はいずれか一つのため、①の効果に泡影を撃たれても②の効果で躱すということは出来ないということ。 そしてゼロ自身はリンク素材に出来ないため、①の効果でエンゲージを回収しても即座に《閃刀姫-カガリ》に換装してエンゲージを使いまわすということは一切できない点に注意したいところ。 この点は《閃刀起動-リンケージ》を使えば補えるため、リンケージもまた名実ともに最重要カードになったと言える。特にパターン次第ではエンド時に《閃刀姫-シズク》でサーチしたリンケージを即座に使ってゼロに換装、《閃刀亜式-レムニスゲート》サーチして即座に使って墓地に置いておき、上記の相手ターンムーブに備えるというのもプレイとして重要になってくるかもしれない。 総じて微妙な新規が続いて雑駁な状態だった閃刀姫にとっては革命的な強さの新規…もとい新姫。 閃刀姫の核となり、毎ターン繰り返し使いたいのでレムニスゲートで積極的に墓地回収して①②の効果を何度も何度も使ってレイロゼのコンビネーション攻撃で戦っていこう。 あと強いて言うならどことは言わないがさほど大きくもなかった二人の合体姿とは思えないくらいとても豊かな曲線を描いている。 0と0を半分にして足すと、確かに( 人 )という形になはるが…。 |
▶︎ デッキ
|
《VS ロックス》
かつて世界の王に成り替わるという凶悪な野望を掲げた伝説の海賊……ではなく《闘神の虚像》の本体?らしきモンスター。なんか若干SDキャラっぽさがある。
VSとしてはランク4エクシーズという変化球の新規ではあり、一応テーマ内でも正攻法でしっかりレベル4を2体でX召喚することもできる。 とは言えど特筆すべきなのはアーゼウス的な条件でVSモンスター or 《闘神の虚像》の上に重ねて出せるという性質だろう。 《闘神の虚像》は墓地からVSを回収するのに重宝するのだが、L素材に一切できず戦闘能力も一切ないという縛りが結構気になるシーンがあったため、そこを改善してくれる新規になっている。 特に盤面捲りをしなければならない後手だと、効果を使うために虚像は出したいが、出すとL素材に出来ず、霊使いリンクモンスターも出しづらくなったりするのがかなり足を引っ張る部分があった。 これからは戦闘さえ行えば虚像の縛りをロックスを重ねて出して解除できるので取れる動きの幅を広げてくれたと言えるだろう。 効果の方はX素材の属性で変わり、闇が打点ダウン、炎が打点アップ、地が《VS 龍帝ヴァリウス》的な除去効果になっている。 先述の重ねてX召喚するためには、VSモンスターで戦闘を行う必要があるため、バトルフェイズ後の闇と炎の打点操作効果はあまり嚙み合ってない感じではある。地の破壊効果は後手捲りの攻め手を増やしてくれるので結構強いが。 ただ闇・炎の打点操作は場全体の相手モンスターと自分のVSモンスター全てにかかるため、わりと馬鹿にならない数値になる。総攻撃してリーサルを取りに行きたいときは正規のX召喚も狙っていく価値はあるだろう。 本当に《闘神の虚像》の正体なのかどうかすらも不明な謎のモンスター。虚像のムキムキマッチョマンな姿とは似ても似つかないが…。 |
▶︎ デッキ
|
《Start for VS!》
あったようでなかったVSのキャラクター選択画面モチーフのカード。
性能はこれでもかというほど盛りに盛られておりパワーもロマンももりもり。 何といっても①の効果が有用。場のVSを対象にとって属性の異なるVSをサーチできる。 今までは《VS ラゼン》しか無条件でVSモンスターを増やせるカードがなかったため、初動の安定性・手数に難を抱えていたVS。そこに追加されたサーチ効果を持つフィールド魔法がどれほど有用かは言うまでもないだろう。 特にVSの大きな問題・欠点であった《VS Dr.マッドラヴ》が全く初動にならない問題がこのカードの登場で雲散霧消して、初動になれるカードの枚数が飛躍的に増えたのがとてつもなく大きな進歩。これからは《Stake Your Soul!》で得意気に闇属性を見せびらかして初動に繋げていこう。 ②の効果はVSが戦闘・効果で破壊される場合に手札のVSを見せびらかすというタダ同然の対価で帳消しにできるもの。対象を取る除去にはめっぽう強いVSだったが、サンボルのような全体破壊が非常に重かったためこれもありがたい効果ではある。特に《氷剣竜ミラジェイド》の最後っ屁が本当にきつかったのだがこれでそれも克服したと言える。 ③の効果もデッキに触れるものであり、エンド時に場にVSが2体以上並んでいればデッキからVS罠を直にセットできる。《VS Dr.マッドラヴ》は全力でこのカードをサーチしたいので、こっちのオマケ効果でVS罠を持ってこれるようになっているという(相手への)心折設計。 主に《VS 裏螺旋流雪風》をセットして相手ターンで一掃破壊するのを狙っていくことになるだろう。他のVS罠もあるにはあるがスノーデビルには劣るし、スノーデビルも一発撃てばほぼ勝敗は決していると思われるので、VS罠はスノーデビルを1枚入れて1回使えればOKといったところか。 ただし、エンド時にVSモンスターが盤面に2体以上いないとダメなため、《VS ホーリー・スー》や《VS 蛟龍》などで場のVSの頭数を増やすのは必須になってくる。 総じて数年待ったかいがあったと言えるほどのクソ強フィールド魔法である。 コンテニュー画面、対戦準備画面、キャラクターセレクト画面…と一通り格ゲーのシーンモチーフのVSカードが揃ってきたので、次は勝利シーンモチーフのカードに期待したいところか。 |
▶︎ デッキ
|
《VS ホーリー・スー》
後攻0ターン目からホーリー・スーが出てきたら飯の合図(さっさとサレンダーしろ)。
VSの追加DLCキャラ…もとい、VS待望の有能新規 ①の効果はお互いのメインにフリチェで手札のVSモンスターを見せるとそのまま自分を出せる効果。 容易に場のVSの頭数を増やせる効果なので有用なのだが、後攻0ターン目からでも手札に居れば出すことができ、後述の通りに手札次第では恐ろしいことに②の効果と合わせて今流行りの0ターン目妨害&初動に繋がる。 その②の効果がとても有用。何といっても炎・闇を見せてデッキからVSモンスターをリクルートするトンデモ効果が目を引く。 これまでのVSは基本的に《VS ラゼン》が居ないとほとんどVSモンスターが増えていかないため満足に動けず、ラゼンが居ない=事故という初動に難を抱えているテーマだった。 しかしこれからはホーリー・スーでラゼンに繋がるパターンが増えたので、初動の安定性が大きく改善されたと言える。逆にラゼンや《Start for VS!》の登場でしっかりと初動になった《VS Dr.マッドラヴ》の方からもホーリー・スーに繋げて更に盤面を広げられるようになったので、盤面の最大出力も大きく上昇した。 そして先述の通りに自分の後攻0ターン目からでも①の効果で突然出現して、②の効果で《VS ラゼン》を呼び出しサーチ&縦列破壊、手札次第ではラゼンから持ってきた《VS 龍帝ヴァリウス》を出して更に破壊…とトンデモムーブが後攻0ターン目から炸裂できるため、手札誘発を投げたりして見せ札が足りなくなり後手がどうしても弱かったVSの弱みも改善してくれている。 コントロール奪取効果の方も、手札盤面のVSが足りている状況では優秀な妨害となるので、先行展開を終えた後の返しの相手ターンでは積極的に狙っていいだろう。 強いて難点を挙げるとするなら、手札にVS居なかったり、見せる属性が足りなかったりすると単独では動けないカードではある。そのため構築の段階でVSモンスターを多めに入れる、闇・地・炎の手札誘発を中心に採用するという構築段階で意識をしないと真価を発揮してくれないかも。 個人的には②の効果のために炎属性は最重要になるので《VS ラゼン》に加えて《VS 蛟龍》も複数採用してデッキの炎属性の枚数を増やしたいところ。闇・地の手札誘発もビーステッドやわらしに加えて《K9-17号 イヅナ》らK9出張セット軍団も相性が良いので併用したい。 総じてとてつもない性能を秘めた優秀なVS新規。 固有のコマンド入力効果はどちらも他人を嗾ける効果になっており、配下使役タイプのキャラのようだ。その能力の高さもあいまってどこぞのオクラを思わせる。 |
▶︎ デッキ
|
《K9-17号 イヅナ》
イタチ府警のうちはイヅナさん。ジャスティスハンターズの販促ポスターでは《K9-17号 “Ripper”》形態での驚異の胸囲を惜しげもなく披露しており目が引き付けられる。
性能としてはテーマ内・出張セットどちらで採用するにしても手札誘発に近い運用となり、②の効果で相手が手札誘発や墓地効果を使ったら、自身が手札から場に出動。そして③の効果で相方の《K9-00号 ルプス》を墓地に送り、ルプスもイヅナと同じ条件で墓地から場に出せるので場にイヅナルプスの二人が揃う。そしてルプスが相手ターンフリチェでエクシーズ召喚できる効果を持っているので、お好みのランク5が出せるという流れ。 つまりイヅナ1枚で手札誘発としてランク5エクシーズを相手ターンに出せるという割と破格の性能をしている。 出し先は《K9-17号 “Ripper”》がK9テーマ内だとメインになり、Ripperで相手の手札墓地の効果を無効にしつつサーチ効果を使って、自前で展開&サーチ効果を持つ《K9-66a号 ヨクル》や《K9-66b号 ランタン》で更に展開&後続を確保していくという動きになる。 しかし、上述の相手ターンランク5エクシーズを狙うだけなら本当に手札のイヅナ1枚だけでギミックが完結しているため、イヅナ3枚とルプス1枚だけでコンパクトな出張セットとして運用することができ、実際に使ってみるとこれが汎用手札誘発としてもあまりにも強くてビックリする。 というのも出し先となるエクシーズは《K9-17号 “Ripper”》だけでなく、フリチェで対象を取らない除去が出来る《N・As・H Knight》や、フリチェで裏返し妨害が出来る《超念銃士ヴァロン》など強力なものが多数おり、条件を満たせば《厄災の星ティ・フォン》も出せる。しかも《K9-00号 ルプス》がX素材に入っていれば対象にも取られない。加えてルプスはX素材にすれば墓地に戻って、次のターンに各種素材としてまた運用が狙えるので素材要員すらも確保できてしまう。更にヨクルやランタンまで出張採用していれば《K9-17号 “Ripper”》から上記のようにK9ムーブで展開をモリモリ伸ばせて更なるランク5やカオスアンヘルなども出せてしまう。 これらが手札のイヅナ1枚から成立するとなればかなり強力だろう。 特に現状だとドラゴンテイルが環境で活躍しているため、このイヅナらK9出張セットで《厄災の星ティ・フォン》を出すことで相手の《星辰爪竜アルザリオン》を封じるなど、異色の活躍を見せているようだ。 そしてこれからとんでもない性能の新規が来るVSともK9出張セットとの相性がとても良く、上記のような強力な手札誘発として運用しつつも、K9の属性が地と闇なので見せ札としても運用できる・RipperやヨクルのK9サーチ効果で属性を手札に集めやすい。 そして《VS 蛟龍》や新規の《VS ホーリー・スー》がレベル5なのでK9のサポートを受けやすく、必要なら普通に《K9-17号 “Ripper”》をX召喚してK9側にもアクセスできる&ニビルケアも出来る…とビックリするぐらい噛み合っている。 とにもかくにも手札誘発としてテーマ内外問わずに非常に優秀なので、色んなデッキで採用してみると色々な動きが狙えて面白いだろう。かっこかわいいし、ゴキブリ投げるよりも気分も良いしみんな幸せ。 個人的にはこの人を見るとジャンプで打ち切りになってしまった婦警さんの漫画を思い出す…あれ結構好きだったのだが…。 |
▶︎ デッキ
|
《ヤミー★スナッチー》
サンリオ系のかわいーかわいーモンスター…と思いきや除去を連発して、クレーンゲームの如くこっちのモンスターを根こそぎ触ってくるような動きをするエゲつない性能の宇宙人。
①の効果でSSされるとデッキ・手札からヤミーのクレーンゲーム筐体…もといヤミーのフィールド魔法を設置できる。現状だと二種類しかないがどちらも明確な役割があってそれぞれ有用。 自分のターンの先攻展開では釣り上げ蘇生効果を持つ《ヤミーズメント☆ミニヨン》を置くことになる。 このカードはヤミー下級1体でL召喚できるので、ミニヨンを置いて釣り上げ効果を使えば、このカードを出すのに使ったヤミー下級がそのまま戻ってくる。 そしてヤミーシンクロモンスターたちはリンク1をチューナーとして使える謎の設定効果を持っているので、こうして並べたスナッチーとヤミー下級でそのままS召喚に繋がるという設計。このスナッチーの①の効果のお陰でヤミーは下級1体を通常召喚するだけで動ける1枚初動テーマになっている。 その後は《カプシー★ヤミーウェイ》でのサーチや、《ロリポー★ヤミーウェイ》での複数釣り上げ、ヤミー下級たちのチェーンに乗らないSS効果などを駆使して展開を伸ばしていき、《武力の軍奏》から《虹光の宣告者》という大当たり景品を出すまでが一連の先攻展開になる。 もう片方の《ヤミーズメント★アクロッキー》の方は相手のターンで置けば1妨害追加できるのでこれも有用。ヤミーシンクロたちの分離効果によってスナッチーが相手ターンにも釣り上がり、この時さりげなく置けるので無駄なく使っていこう。 ②の効果がこのカード最大の特徴でお互いのメインフェイズ、相手のバトルフェイズに100円払うとクレーンゲームに挑戦……もといヤミーモンスターを含んでアクセルシンクロが出来る。しかもターン1がないので何度も使うことができる。 出し先のシンクロモンスターには縛りはないのだが、基本的にこれで相手のターンにヤミーシンクロを出して妨害を狙っていくことになる。 しかも出したヤミーシンクロたちは共通して分離効果を持っているので、分離して再度スナッチーとヤミー下級が並ぶ、そして相手の動きを見て再度スナッチーの効果でアクセルシンクロしてヤミーシンクロを出す、そしてヤミーシンクロが分離して再度スナッチーで……とフィールドと墓地を何度も行ったり来たりして、墓地から必要なヤミー下級を釣り上げて場に置いていくというクレーンゲームそのものの動きをするユニークなデザイン。 この一連の動きの中で行われる妨害は《クッキィ☆ヤミー》釣り上げての破壊、《クッキィ★ヤミーウェイ》S召喚での裏返し、《ヤミーズメント★アクロッキー》による破壊が確定で出来る。 それに加えて《カプシー☆ヤミー》のサーチ次第で、《ヤミー☆サプライズ》のバウンス(スナッチーのアクセルシンクロ効果にチェーンして使う)や、墓地の《ヤミー★リデンプション》のコントロール入れ替えが追加されるといった感じ。 …と、とにかくモンスター除去によって片っ端から相手モンスターをどかしていけるので、先述の通りに先攻展開で《虹光の宣告者》が横に添えられていると、戦闘でどかすのがほぼ無理になり、虹光の除外で相手を窒息させるというのが現状の基本戦略になっているようだ。因みに《召命の神弓-アポロウーサ》はスナッチーの①の制約によって出せないのであしからず。 このヤミーの除去連打ムーブはスナッチーとヤミー下級1体が並んでいれば成立するので、Gフワロスの受けも悪くないだろう。虹光なしだと確かに一見頼りなさそうだがしっかり3妨害も隠れている。 《サンダー・ボルト》などの除去を受けても《ヤミー☆サプライズ》でヤミーシンクロを蘇生させれば、テーマの動きに復帰しやすいのも良いところ。 総じてヤミーのテーマ基盤をなすモンスター。 ヤミーの動きはイビルツインとスプライトを足して2で割ってコンパクトにしたような感じでとてもユニーク。しかも今後のヤミーフィールド魔法の追加や、ヤミーシンクロモンスターの追加で、スナッチーとヤミー下級というシンプルな構えから取れる動きが純粋に増えていくので今後に期待が持てるテーマだろう。あととてもかわいーので使っててほっこりする。 |
▶︎ デッキ
|
《聖王の粉砕》
明らかに強い《霊王の波動》のせいで弱い方のドミナスなんて不名誉な呼ばれ方をすることもある、もう片方のドミナス罠。
効果自体は結構強力ではあり、ドロー・サーチ効果を手札誘発で潰せる《灰流うらら》の類似品。 ただし、妨害範囲がうららと被ってるどころがほぼ劣化なのが若干微妙に感じてしまうところ。特に相手の場にカードがないと手札誘発として使えないので、自分の先攻で相手からのGフワロスを防げないのはかなり痛い。 それでもジェネリックうららなので弱いわけもなく、《墓穴の指名者》や《三戦の才》に引っかからないというのは明確な強みではある。 ただ手札誘発として使用すると、例によってドミナス罠の属性縛りが課され、光・地・風以外の効果が使えなくなってしまうのでやはりデッキは選ぶ。 登場時は魔弾との相性で話題になっていて、実際魔弾カードのように手撃ちできて魔弾モンスターの縦列効果を使えるので相性は良い。 現在だともっぱらブルーアイズでの活躍が目立っている。ブルーアイズはテーマ内の動きが光だけで完結し、原石セットを用いる場合でも《原石竜アナザー・ベリル》などは地属性なので問題ない。しかも《ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン》によって使いまわしの手段まで完備されていると至れり尽くせりの噛み合いっぷりである。《原石の穿光》や《真の光》と並行して毎ターンアドを稼げるのでリソース勝負はほぼ負けないだろう。 対となる《霊王の波動》が特殊召喚という本命の動きを潰せるのに対して、こっちの方はサーチドローという準備段階の動きへの妨害にはなってしまうので、どうしてもしょっぱく評価されてしまいがちではあるが、ブルーアイズレベルで噛み合うテーマではかなり強力に使えるので、今後も光地風テーマでの活躍を期待したい。 《列王詩篇》から13期のOCGストーリーとして展開されるっぽいので、今後のドミナスサポートも気になるところ。 |
▶︎ デッキ
|
《霊王の波動》
遊戯王のデザイン実験、「もし遊戯王にMTGやデュエマのような色の概念を取り入れたら?」を実践したカードであるドミナスシリーズの1枚。
特殊召喚という遊戯王において呼吸のような行為を手札誘発で無効にしてしまうという、まさに手札から撃てる《神の警告》のような存在であり物凄いパワーである。 これがどのくらい無法に強いかというと相手が烙印なら《烙印融合》を止めるうららが無条件で3枚増える。相手が斬機入りのサイバースなら《斬機超階乗》を止めるわらしが無条件で3枚増える。要するにこのカードを使えるデッキなら相手にとって致命傷となるカードが無条件で3枚増えるも同然。 状況に応じてうららの妨害範囲もわらしの妨害範囲も担えるので臨機応変に対応でき、うららと同一ターンに併用することも出来るので、このカードとうららを両方投げれば高確率で展開を止められるだろう。 それに加えてデッキや墓地に関与しないような、つまりうららやわらしに引っかからない特殊召喚もこのカードなら止められるため対応範囲が異常に広い。それこそ苦労してサーチした儀式召喚効果のカードや《合成獣融合》だの《聖なる薊花》が止められると発狂ものの被害を被る。 つまるところ「効果による特殊召喚」が動きの核になる相手には確実に致命傷を与えられてしまう性能をしているのだ。 しかもこのカード自身は泡影のように墓穴で防げず、《ファントム・オブ・ユベル》だの《三戦の才》だのに引っかからない罠カードなのも最高にいやらしいところ。 ということで、なんて強いんだ!俺も是非とも採用しよう!…と思うかもしれないが、そこで問題になってくるのが「手札から使うと光・地・風の効果がデュエル中使えなくなる」という制約。 これによりほぼ闇・炎・水オンリーのデッキしか採用できず、それ以外のデッキは採用できない分不利を背負うデッキ格差を産んでしまうというのが最大の問題。 制約が対となる《聖王の粉砕》もあるのだが、流石にこっちの方がパワーが高いのでつり合いがあまり取れてないというのが実情である。ドラゴンメイドのような多属性が身内に在籍してるテーマはどっちも使えない、その一方で対面の相手からはこれらのドミナス罠に襲われるリスクに怯える…というようなダブルパンチを食らうという踏んだり蹴ったり。 確かにMTGやポケカには特定の色のデッキじゃないと使えないカードやサポートが当たり前にあるのだが、遊戯王の場合は色の概念が希薄どころかごちゃ混ぜ前提なゲームなので、わざわざ色縛りの概念を遊戯王に再現しようとしたのは失敗気味かも…。というかドラゴンメイドやウィッチクラフトなどは多属性である意味が特にないテーマが、たまたま設定的に多属性だったばっかりにこの属性縛りデザインの不利益を思いっきり食らってるのはちょっと…という感じ。 弱点…というか弱みとしては神警と違い「効果による特殊召喚」しか無効にできないので、チェーンに乗らない特殊召喚や、効果を伴わずシンクロエクシーズリンクでバンバン展開していくテーマにはあまり強く使えない感じではある。直近の例だとライゼオルに対して効きが悪すぎたため使えるデッキでも採用が見送られがちだった。 そんなこんなでこの賛否両論なこのドミナスシリーズなのだが、《列王詩篇》を見るに新たなOCGストーリー展開をされていくようだ。個人的には属性カラー差別が更に広がらないかちょっと不安。 |
▶︎ デッキ
|
《ラーフ・ドラゴンテイル》
ドラゴンテイルの誇るデッキ融合…なのだが色々な部分で制約があるカード。
効果自体は強力で、このカード1枚から(厳密には1枚ではないが)《星辰爪竜アルザリオン》をデッキ融合で出すことができ、アルザリオンのバウンスとドラゴンテイルモンスターの融合素材時のセット効果に繋がる爆アド効果。 …なのだが現状だとドラゴンテイル融合モンスターは「ドラゴンテイルモンスター1体」と「手札のモンスター」を素材に指定しているため、デッキから素材として落とせるのはドラゴンテイルモンスター1体のみ&必ず手札のカードも素材に含まなければならないという制限がかかっている。まあ《烙印融合》の前例を見るにしょうがない話ではある。しかしそれでも十分に強力であることに変わりはないだろう。 デッキから落とすドラゴンテイルモンスターは魔法罠破壊&墓地のドラゴンテイル回収の《星辰竜ウルグラ》、モンスター破壊&条件付き蘇生の《星辰竜パーン》、対象に取らない無効付き《星辰竜ムルル》……と共通のセット効果に加えてそれぞれのオマケ効果を持ってるのでそれらを素材として落とすと良いだろう。 このカード1枚から《星辰爪竜アルザリオン》と上記のドラゴンテイル連中の効果で場を2回荒らせるので、融合しか出せなくなる制約が気にならないテーマなら出張運用も悪くないかも。そのくらい強力ではある。 このようにデッキ融合という強力なカードながら、ドラゴンテイルモンスターの共通効果によって融合さえすればデッキからセット出来るのでアクセスも良好。 ただ基本的にドラゴンテイルテーマ内の融合手段がこのカードと《星辰砲手ファイメナ》に依存気味なため、このカードにうららを食らうと展開が伸びにくくなってしまう。(召喚権を切るならムルル、後攻なら《計都星辰》もあるが) 大体相手からのうららや《霊王の波動》はここに飛んでくるので、このカードを止められるとデッキから触れるドラゴンテイルモンスターの数も融合回数も減るのでかなり痛い。そのためドラゴンテイルテーマ内だけだと貫通力に難があるかも。初動の融合カードがこれしかない時にうららを食らったらまあ悲惨。 とにかく融合しないとデッキのドラゴンテイルカードにアクセスできないので《融合派兵》と《赫の聖女カルテシア》や《魔玩具補綴》のような外部の融合補助ギミックも欲しいところではある。 現状だとドラゴンテイル融合モンスターの素材指定のせいで枷がかかっている感があるが、今後の新規の素材指定次第ではより強力になるかも。そうなったら尚更このカードがマスカンにはなってしまう逆説的な弱みもあるが。 |
▶︎ デッキ
|
《星辰砲手ファイメナ》
眼鏡の知的美人なドラゴンテイルの出来る女。
何といっても①の効果で自分・相手のターンにフリチェ融合が出来る。 《星辰槍手ルキアス》のサーチ効果や《星辰爪竜アルザリオン》のバウンス効果への無限ヴェーラーもファイメナのフリチェ融合で素材にして躱せるので誘発除けにも重宝する。 自分のターンの展開でも融合手段として使うが、相手のターンでも基本的にこの人から融合して妨害狙っていくので優先的に手札に抱えておきたい存在。 テーマ内だと《星辰爪竜アルザリオン》によるバウンス除去、《星辰法宮グラメル》による破壊効果を行っていくが、融合するモンスターは魔法使いかドラゴンならなんでもいいので、 露骨にこのテーマで使ってねと意識されてる《ミュステリオンの竜冠》や《妖竜の禁姫》、シャドールを少し混ぜて《エルシャドール・ミドラーシュ》なんかも出していける。 上記の動きは後攻0ターン目からでも初手にそろっていれば狙うことが出来る、ドラゴンテイルモンスターたちの素材になったときのセット効果も使えて次のターンの動きも確約されるので、狙えるときは積極的に狙っていきたい。ただし《墓穴の指名者》を食らうとおじゃんな挙句、次の自分のターンもファイメナを使えないため、動ける融合手段が減ってしまうことになるのでかなり手痛いダメージ。他の誘発を投げて墓穴を先に使わせるなども考慮したい。 先述の通りに出す融合モンスターはドラゴンか魔法使いなら何でも良いので、ファイメナのみを出張させて後攻0ターン目からドラゴンメイドやアルバスの融合体、ミドラーシュや融合ゾロア、バイスマスターを出したりも出来はする。ただ手札3枚を使う動きなのでリターンが見合っているかというと…。 結局アルザリオンの複数バウンスや融合素材になった時の魔法罠セット効果を持つドラゴンテイルほど強くは使えないので、ちょっと微妙感は否めないかも。 総じてこのテーマの影のキーカードと言える存在だろう。 自分のターンでも相手のターンでも融合手段として重宝するので、《星辰爪竜アルザリオン》や《星辰竜ウルグラ》で墓地回収したり、《計都星辰》でサーチしておくなり、確実に手札に常に抱えておきたい。 |
▶︎ デッキ
|
《星辰爪竜アルザリオン》
新テーマ、ドラゴンテイルのエースモンスター
《星辰砲手ファイメナ》の存在から後攻0ターン目融合による初動&妨害を可能にしている ①の効果は融合素材にした手札のカード枚数分だけ、自分相手のフィールドと墓地の好きなカードをバウンスor回収という《セイクリッド・トレミスM7》と同じ範囲の除去兼リソース回収効果。 自分のターンで出した場合は融合素材に使ったカードを回収して次の融合の動きに繋げて、相手ターンで出した場合はバウンスによる除去という運用になるだろう。 相手ターンで出す場合は基本的に《星辰砲手ファイメナ》に頼ることになるので、こいつの効果でファイメナを優先的に回収しておきたいところ。ファイメナを初手に素引きしていた場合は後攻0ターン目からいきなりこいつの複数バウンス&ドラゴンテイルモンスターたちの融合素材にされた場合のデッキ直セット効果が起爆するので、後攻0ターン目から《ガーディアン・キマイラ》をかますようなアドもりもりの脳汁ムーブができる。 中盤以降はこの効果で自分の墓地のうららGヴェーラーマグナムートを回収していきたいので、手札誘発モンスターをデッキに多く入れればより強く使えるだろう。ちなみに《天賦の魔導士クロウリー》とは噛み合いコンボが狙えて、こいつの墓地回収でクロウリーを拾えば《竜王絶火ゾロア》や《法典の守護者アイワス》などが連続融合できるので相手ターンでこれを狙えば妨害数を増やせる。手数ゴリラにも《召喚獣カリギュラ》を出せば対抗できるのも悪くない。《封印の魔導士スプーン》も採用しておけばクロウリーサーチして、ドラゴンテイルモンスターと融合してアイワスや《召喚獣ライディーン》などを融合できてドラゴンテイルの初動にもつながるので悪くない出張セットかも。 ちなみに融合素材に使う手札のモンスター数に制限はなく、手札のモンスターを使えば使うほど回収&バウンス数が増えていくが、当然《無限泡影》などを食らうと大損こくリスクが増えるので注意したいところ。一応 自分の《星辰の裂角》で自主退場したり《星辰砲手ファイメナ》のフリチェ融合効果で逃げたりが出来るのでそういったケア手段もある。 ②の効果は特定の条件で自己蘇生。まあようするに墓地に居るときに自分か相手が融合やシンクロリンクで2体墓地に送れば出てくる効果。ただ出てきたところで《星辰法宮グラメル》と違いバニラなので打点要員、素材要員くらいにしかならないだろう。 総じて毎ターンこいつを出すと言っても良いくらいのドラゴンテイルのエースで3積み必須…なのだが現状ドラゴンテイルの融合モンスターでこいつしか直接アドを稼げる奴が居ないので仕方なしに出してる感がある。というのも他の融合テーマの《ティアラメンツ・キトカロス》や《幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ》のような大きく展開を伸ばせるドラゴンテイル融合モンスターが居らず、現状ドラゴンテイルモンスターたちの融合素材になった時のセットサーチ効果発動を第一目標として、ついでにこいつの回収効果を使うために出してる感が否めない感じ。 セットされるドラゴンテイル魔法罠が強力なのでそこでバランスを取ったのかもしれないが。そこは今後の新規に期待したいところか。 |
更新情報 - NEW -
- 2025/11/22 新商品 TERMINAL WORLD 3 カードリスト追加。
- 12/08 11:27 評価 3点 《スライム増殖炉》「神の領域ゴッドファイブの一角。 毎ターント…
- 12/08 10:05 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 12/08 08:17 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/08 04:49 評価 10点 《賢瑞官カルダーン》「誰やねんカードだが、墓地に落ちた永続罠…
- 12/08 04:28 評価 9点 《閃刀姫-アザレア・テンペランス》「汎用リンクの中ではリジェネ…
- 12/08 04:24 評価 9点 《つり天井》「激流葬と違い任意のタイミングで打てる全体除去の妨…
- 12/08 02:42 評価 5点 《スライム増殖炉》「今の時点では紛れもない産廃だが、 これをそ…
- 12/08 02:34 評価 8点 《ティンダングル・イントルーダー》「ティンダングルモンスターの…
- 12/08 02:07 評価 10点 《王の遺宝祀りし聖域》「刻印からサーチして妨害用の罠を、うら…
- 12/08 02:00 評価 10点 《ジャッジメント・オブ・アヌビス》「名推理入りの構築では、ハ…
- 12/08 01:34 評価 10点 《星辰竜ムルル》「ジャスティスハンターズ収録のドラゴンテイル…
- 12/08 01:08 評価 8点 《エンジェル・トランペッター》「総合評価:リクルートし、シンク…
- 12/08 00:52 評価 10点 《アルトメギア・ヴァンダリズム-襲撃-》「現状唯一のアルトメ…
- 12/07 22:18 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/07 21:46 デッキ 見神名推理ロールバックアザミナ
- 12/07 19:50 掲示板 オリカコンテスト(R)計画処
- 12/07 19:47 SS 第10話 向き合う覚悟
- 12/07 19:31 評価 8点 《朔夜しぐれ》「単純な無効系誘発としての使いにくさは既に他の方…
- 12/07 19:18 評価 8点 《太古の白石》「総合評価:手札コストにしてエンドフェイズに《ブ…
- 12/07 19:08 評価 10点 《青き眼の賢士》「総合評価:《青き眼の精霊》をリンク召喚するこ…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
遊☆戯☆王OCGストラクチャーズ 11巻


TERMINAL WORLD 3
BURST PROTOCOL
THE CHRONICLES DECK-白の物語-
WORLD PREMIERE PACK 2025
LIMITED PACK GX -オシリスレッド-
ストラクチャーデッキ-パワー・オブ・フェローズ-
LIMITED PACK WORLD CHAMPIONSHIP 2025
デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ
DOOM OF DIMENSIONS
TACTICAL-TRY PACK - 黒魔導・HERO・御巫 -
TACTICAL-TRY DECK 退魔天使エクソシスター
TACTICAL-TRY DECK 超骸装部隊R-ACE
遊☆戯☆王OCGストラクチャーズ 10巻
DUELIST ADVANCE




遊戯王カードリスト
遊戯王カード検索
遊戯王カテゴリ一覧
遊戯王デッキレシピ
闇 属性
光 属性
地 属性
水 属性
炎 属性
風 属性
神 属性













