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遊戯王 C/ゾンマス蒼血重点さん 最新カード評価一覧 215件中 31 - 45 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
真血公ヴァンパイア ▶︎ デッキ 《真血公ヴァンパイア》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/23 15:49
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では教育してやろう。本当の吸血鬼の闘争というものを。

アンデット族の特色である墓地利用とコントロール奪取効果、その集大成のようなカード。
ランク8だが素材縛りはなく、《竜血公ヴァンパイア》などの効果で相手から奪ったカードのレベルも8にして素材に使える。但しそもそもレベルを持たないエクシーズ・リンクモンスターはレベル8にできない(レベル0ということではない)。
攻撃力3000に加え、蘇生されていないモンスターの効果対象にならないという変則的な耐性を持つ。対象耐性の劣化ではあるが、EXデッキから除去持ちを出して解決という動きを阻害できる点で無駄にはならないだろう。味方の効果も弾いてしまう点には注意。
(2)は互いのデッキトップ4枚を墓地に送り、その中の1体に《死者蘇生》を発動する効果。吟味した蘇生対象を落とせればかなり強力で、例として《蒼血鬼》を釣れば残る自身のX素材を元手に更なる蘇生展開を始動できる。相手の墓地も肥えるが、《精気を吸う骨の塔》などでデッキデスを狙うなら一種の加速にも出来るし、明らかにヤバそうな墓地効果持ちがいるならそちらを蘇生対象にしてケアすることも出来る。
とはいえ効果が有効に働くようデッキを調整する必要はあるため汎用としての取り回しは《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》や《No.90 銀河眼の光子卿》などが勝っており、ヴァンパイアのエースの域を出た活躍は難しかったが、息をするようにレベル8を蘇生するホルスの追加後にソリティアスターターとして大いに名を上げた。《王の棺》と併せれば手札やデッキのモンスターをどんどん墓地に送り込みコンボの起点とできる。
銀河百式 ▶︎ デッキ 《銀河百式》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/20 0:30
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零式の百を見せてやるぜ。

ギャラクシー・フォトンをまとめて参照する強化カードの一翼。
(1)の効果はフォトン・ギャラクシー限定のピンポイント墓地送り。範囲は広いが強力な墓地効果持ちが実は少なく、《フォトン・エンペラー》の自己蘇生効果を動かすか、他のカードでの蘇生の下準備とするか、いずれにせよ2枚初動の片割れという立ち位置(それでも《おろかな埋葬》のようなものなので余裕の3投)だったのだが、さらに2ヶ月後に新たな墓地効果持ちとして《フォトン・ジャンパー》が登場。《銀河天翔》などを繋げば1枚初動として機能するようになりさらに価値が高まった。
(2)は《銀河眼の光子竜》を場に出した時に相手のEXデッキを1枚除外できる効果。《輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン》で相手ターンに使用すれば2枚むしれるためかなりえげつない。
No.であれば奪い取って自陣に置くことも出来る。頭数が増えるのは単純に強力だが、エクシーズ素材が無い状態で出てくるので実質バニラにしかならない対象も多い。 《No.18 紋章祖プレイン・コート》など相手を利する可能性のある墓地効果持ちなら除外した方が丸く収まるだろう。
総じて、ギャラクシーデッキの動きの起点とも報酬ともなる2度美味しい強力なカード。
最近のMDではホルスの出張により《No.90 銀河眼の光子卿》や《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を入れている相手が多いが、前者はギャラクシーデッキならX素材を補充してモンスターカウンターに、後者は魔法をカウンターして自身のX素材にできるためいずれも奪い取れれば大きなアドバンテージとなる。墓守面しておいて銀河カードをEXデッキに持ち出した不届き者をこいつで懲らしめてやるのも良いだろう。
ナンバーズ・エヴァイユ ▶︎ デッキ 《ナンバーズ・エヴァイユ》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/15 22:29
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異なるランクの4枚のNo.を素材にし、足した番号のNo.をX召喚できるカード。どんな強力なNo.も1枚で呼び出せてしまう夢の塊のようなカードだが、EXデッキの枠を大量に食う、後手でないと発動条件を満たしにくい、場持ちさせている間は特殊召喚縛りがつくなど制約も多く、何より効果が難解過ぎて理想の構築がいつまでも決まらないという問題がある。本項では専用シミュレーターを用いてこの未解決の難題に取り組んでみたい。
かつては4素材《No.86 H-C ロンゴミアント》がどう見ても最強なので、5枠使ってこれを呼び、《発禁令》で素材剥がしをストップさせ永続ロックしてしまうか、返しターンで殴り切るかすればよかったのだが、現在OCG、TCG、MDの全てで禁止指定されており、性質上出獄も絶望的なので、別のNo.を目玉に据えたい。
となると、No.を展開する《No.93 希望皇ホープ・カイザー》・《No.99 希望皇ホープドラグナー》や、No.が大きく(=足し算の候補が広く)戦闘・効果双方に強い《No.90 銀河眼の光子卿》・《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》、重ね出しにも対応する《No.77 ザ・セブン・シンズ》辺りが有力な候補となる。
また、 前者2枚を用いるなら素材無しで展開されても戦力となるNo.を組み込みたい。真っ先に思いつくのは《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》。ドラグナーで相手ターンに放り込み、素出しや4素材のサブプランともなり得る《No.41 泥睡魔獣バグースカ》。素でドラグナー・カイザーになれる《No.39 希望皇ホープ・ダブル》。ステータスがゴツい《No.62 銀河眼の光子竜皇》 は光子卿の素材としてシナジーするが、1体で多くのナンバーを消費してしまう。
これらを踏まえると以下のような第1プランが立つ。
9(《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》、一応戦力にもなる)+13(《No.13 ケインズ・デビル》)+38+39=99
7(《No.7 ラッキー・ストライプ》)+9+38+39=93
6(《No.6 先史遺産アトランタル》、一応デカい)+9+38+39=92
6+9+13+62=90
6+9+22(《No.22 不乱健》、ゴリラバニラ)+38=77
ここまでの登場No.を列挙すると、
99,93,92,90,77...召喚先
38,39,62...別の有用性がある
6,9,22…サイズ良し
7,13…弱小
であり、12枚のEX枠で5体の召喚先、カイザーでの展開にも適した高ステータスのNo.が多い陣容に仕上がる。バグースカは入っていない。
このうち7は1度しか出てこないので、93の展開プランの改善を考えると、
9+13+30(《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》、カイザーで無効化すれば強バニラ)+41=93となり、
99,93,92,90,77...召喚先
38,39,62,41...別の有用性がある
6,9,22,30...サイズ良し
13…弱小
の13枚になる。どうせなら92でもケインズを使い倒したいところだが、良い組み合わせがない。
ということで、最も拘束の強い条件下で組むと以上のNo.セットが強そうである。ランク4のNo.を素出しのためにより採用したいとか、逆にダブルアップが邪魔なのでホープダブル要らんとかなれば、それらを排して調整しても15枚には収まるであろう。
精霊術の使い手 ▶︎ デッキ 《精霊術の使い手》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/15 19:01
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霊使いを取り巻く広範なカードをサーチ・セットできるサポートカード。
2枚消費して2枚得るので額面上の損得はないが、自分ターンなら憑依装着モンスターサーチ+《憑依覚醒》セット→即座に覚醒をオープン→サーチしたモンスターを展開して覚醒効果でドロー、相手ターンなら《若い忍者》を捨てつつ属性の一致する霊使いモンスターをセットし、即座にコントロール奪取を仕掛けるなど引き出しの広さはかなりのもの。デッキスペースを広くとるため混ぜ物が難しくなる点と、《灰流うらら》が激烈に刺さる点には注意。
No.98 絶望皇ホープレス ▶︎ デッキ 《No.98 絶望皇ホープレス》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/13 1:05
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「いつだって絶望は希望を塗りつぶす…オマエの戦いはここで終わるんだ。黒き翼よ希望を切り裂け!No.98!闇の使徒、絶望皇ホープレス!!」
漫画版にて偽遊馬(後に、ラスボスの被造物と発覚する)が使用した、「希望皇ホープを墜とすために造られたカード」。ランクや姿はホープそっくりだが、逆の属性、攻守逆のステータス、順番逆のナンバー…は後で《No.93 希望皇ホープ・カイザー》に使いたかったのか、逆っぽい見た目のナンバーを持つ。
第一の効果「フェイディング・ホープ」は、相手モンスターの心に絶望を送り込み戦意を失わせるものだが、結果的にホープの攻撃無効(《ムーン・バリア》)と性能面では似通っている。《ダブル・アップ・チャンス》とのコンボは出来ないが、ホープの自壊効果はないためより場持ちに優れる。
それでも《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》にあっさりと破壊されたのだが、なんとこれこそが偽遊馬の策略。墓地からホープの肉体を引きずり出し、そこに憑依して復活するという恐るべき第二の効果「アンチホープ・ポゼッション」を披露。漫画版では憑依したホープがホープレスの死亡後除外される(復活の依代にならなくなる)代わりに肉体のステータスや効果を得る効果を持っており、斃れたホープを片端から復活させる反転攻勢で遊馬を追い詰めるも、《エクシーズ・ドロップ》(OCG未登場)でエクシーズ素材を剥がされ、憑依肉体を追い出されたことで攻守0に。返しの攻撃に罠《デスパレート・シールド》(OCG未登場)で守備表示に変更しつつ守備力を帰還したホープの倍に上昇させ、反射ダメージによる逆転勝ちを狙ったが《タタカワナイト》の墓地効果(OCGにはない)をチェーン発動され、攻撃表示に変更されたことでホープ剣の直撃を食らい全壊。ダメージで偽遊馬も敗北したが見逃される。
その後、偽遊馬がラスボスに反旗を翻し、遊馬の窮地にまさかの乱入を果たした最終戦にも登場。今度は味方のホープを依代にして遊馬への攻撃を防ぎ続け、偽遊馬の消滅により墓地に送られるが、《輝望道》の効果で蘇生され《SNo.0 ホープ・ゼアル》の素材となる名誉に与った。希望を塗りつぶす絶望が、巡り巡って絶望を撃破する希望の一部となるという、使い手を象徴する戦いぶりと効果デザインにより人気の高いモンスターである。
OCG化でコピー効果を失ったのは痛いが、素材が除外されなくなったため、ターンを跨げば同じホープで何度も自己再生できる。是非ともホープデッキに組み込んで再現したいところだが、問題点が2点ある。
1つは、相手が都合よくホープを出してくるとは限らないので自分で依代となる希望皇ホープを出しシナジーを生み出したいのだが、希望皇ホープ側にはこのカードと組む意義が特に無い点。蘇生制限の問題で自己再生したいならばまずこのカードを1度場に出さねばならないが、ホープデッキとはその暇があるならホープを出して《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》のドローを進めたいデッキである。属性や名前の違いによりランクアップも狙えずサポートも届かない点で本流から完全に孤立してしまっており、サポート豊富な闇属性である点を活かそうにも《ヴェルズ・ナイトメア》・《交響魔人マエストローク》 など闇属性のライバルも豊富なためなかなかに辛い。
そして2つ目の問題点だが、防御的な効果も毎ターンの自己再生も、アニメや漫画のような、何ターンもかけて逆転に次ぐ逆転を繰り返すデュエルでは大いに力となってくれるのだが、OCGにおいてはあまりに遅く、悠長すぎる。復活したところで2回分攻撃を止められる壁でしかなく、あっさり打ち破られて再復活の暇もなく殴り切られるのがオチであろう。
そのため実は上記の漫画版の活躍は全てフェイクであり、筆者の妄想の産物である。このカードはそのフェイクを用意する価値があるほどに漫画版かアニメ版に生まれているべき神デザインカードであり、OCGオリジナルとして生まれてしまったことが最も惜しく最も不幸だった存在なのである。
エクシーズ・チェンジ・タクティクス ▶︎ デッキ 《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/12 23:27
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カード名通り、ホープデッキの戦術(タクティクス)の中枢を担う重要カード。ホープがX召喚されると少額のライフコストと引き換えにドローが出来る。
SNo.39 希望皇ホープONE》や《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》などの重ねるタイプのX召喚にも反応し回数制限も無いため、素のホープにそれらを重ねるだけで2枚、3枚とドローできる。殴るにせよ《No.99 希望皇ホープドラグナー》に繋いでコンボを狙うにせよ手札があって困ることはない。当然の3投となるだろう。
微かな欠点として、3投したいカードにも拘らず場には1枚しか出せない。ダブるとドローが1枚潰れたも同然になってしまう。余った分は《ゼアル・コンストラクション》で戻したり《召喚僧サモンプリースト》のコストにすると良いだろう。 タイミングがかみ合わないが《ジェネレーション・フォース》でサーチするという手も。
No.39 希望皇ホープ・ダブル ▶︎ デッキ 《No.39 希望皇ホープ・ダブル》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/09 23:35
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ただの脳筋じゃねえぞ。ド級の脳筋、ド脳筋だ!
遊戯王ZEXALは火力偏重と言われる。《希望皇ホープ》+《ダブル・アップ・チャンス》の基本コンボからしてそうだし、ラスボス戦に至っては攻撃・守備力100000の怪物を攻撃力102000でぶん殴る→攻撃を無効→ダブルアップさせ204000で再攻撃し勝利という、スカウターも真っ青な戦闘力の応酬が繰り広げられる。初心者の取り込みを意識したが故の単純化とも言われるが、確かにOCGに近いデュエルが多かったVRAINS辺りと見比べると納得できる話ではあろう。そうはいってもこのOCG化は正直凄い。
ダブルアップ時に二刀流となるホープを再現したカードで、ダブルアップをサーチしつつ上に「希望皇ホープ」Xモンスターを重ねる効果を持つ。そして重ねたホープは直接攻撃できなくなる代わりに攻撃力が倍加する。そのため、素のホープを重ねて攻撃時に効果を使い自身の攻撃を無効、ダブルアップすれば攻撃力はなんと10000となる。攻撃力2000以下のモンスターを殴れば即死!即死は回避されたとしても、さりげに素材はレベル4×2で大変に出しやすいため、横に並べたモンスターで続けて直接攻撃を通せれば1キル一直線である。何たる破壊力。
また、ランクアップ先は素のホープに限らないため、攻撃出来ない先攻1ターン目に《獣装合体 ライオ・ホープレイ》や《No.99 希望皇ホープドラグナー》に化けて妨害に回ることも出来るし、相手ターンに《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》を重ねて効果を使用することも出来る。サーチしたダブルアップは腐ってしまうが、これまでの、特にランク4周辺のホープカードには先攻では価値を失うものが多かったため、そこに役割が持てるようになったことには大きな意味がある。そういう意味でもただの脳筋ではない。
欠点はダブルアップチャンスや素ホープ、他ホープとの同時採用を前提とするが故のスロットの圧迫。特にダブルアップチャンスは単体での使い道が限られる上に、1積みだと手札に早く引きこんだり墓地に落ちたりするとランクアップ効果が使用不能になるリスクが大きく、大規模な手札・墓地加速、特に《強欲で貪欲な壺》との併用が難しい。これらに該当するデッキでは、出張はEXデッキ内で完結する素ホープ+《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》に留めるか、他の汎用ランク4候補から選ぶのが無難だろう。10000が5000になろうとオーバーキルできる範囲が減るに過ぎない、という捉え方も出来るし。イシズカードやスカルデットでデッキに戻せるよう取り計らっておく手もある。
ホープデッキなら他ホープとの併用は望むところなので文句のないキーカード。《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》でご飯が進むし、うっかりダブルアップを引いても《ゼアル・コンストラクション》で戻せば無駄が無い。
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング ▶︎ デッキ 《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/09 23:07
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ZEXAL期特有の脳筋殺法で一時代を築いた「最強の『ホープ』」。少なくともVジャンプにはそう書かかれており、そしてその宣言に偽りはなかった(同じ口で「漫画の超絶効果を再現」と述べていたのが信じられないな→《絶望神アンチホープ》)。
素の《希望皇ホープ》、及びその上に重ねられる《SNo.39 希望皇ホープONE》に重ねてX召喚できるため、事実上レベル4×2体の汎用素材。後者であれば2回効果を使える4素材になる上《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》で2回ドローできる。
そしてその出しやすさに比して、戦闘中のアクションを封じつつ5000打点を叩き込む効果の破壊力はまさに破格。高打点と効果耐性を併せ持つ《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》をも一刀のもとに打ち砕く。死亡時効果の類も封殺でき、到達までのアクションも少ないため、チェーンされない行動で素材供給を占めれば(ex.《フォトン・スラッシャー》特殊召喚+レベル4通常召喚など)《シューティング・クェーサー・ドラゴン》もバニラ同然に引きちぎる(特殊召喚のみで効果発動を一切含まないためカウンターも出来ず、封殺効果により後続も出せない)。苦労してソリティアした成果をたったこれだけで一掃されたジャンドは腹を切り憤死するほかなくなるだろう。
インフレが進んだ現代でも5000打点は《アクセルコード・トーカー》や6素材《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》でもなければ超えてこない領域であり、《双穹の騎士アストラム》 や《召命の神弓-アポロウーサ》を無損害で突破できるなど重ねX界最強と名高い《天霆號アーゼウス》 にも出来ない芸当が可能。X召喚の素材になれない制約さえ無ければ戦闘特化の性能とマッチした最強のアーゼウス操縦者になれたであろう点がむしろ惜しい(もともとは、殴った上にさらにRUMを掛ける動きを抑止するための制約だったのだろうが)。
とはいえインフレに伴う難点もいくつか現れており、一つはEXデッキの枠を埋めすぎること。《No.101 S・H・Ark Knight》 などランク4全盛期のメンツに加えて先述のアーゼウス、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》など新参のランク4、汎用リンクなども加わった現代ランク4界の枠争いは往時にもまして凄まじく、ホープデッキならともかく専用のランク4を自前で持つ他テーマに素ホープごと採用するのは厳しい。特に《FNo.0 未来龍皇ホープ》(+《FNo.0 未来皇ホープ》)を扱うなら非No.の採用を優先せざるを得ないためほぼ共存不可能。ホープ同士が骨肉の争いである。
また、《No.39 希望皇ホープ・ダブル》+素ホープという新タッグが現れたのも気がかりな所。《ダブル・アップ・チャンス》を込めると最大攻撃力は10000(!)となり、2000以下の攻撃力の相手を殴れば即死ダメージというまさにド級の脳筋、ド脳筋である。とはいえダブルアップチャンスをサーチできないと死に札になることから手札・墓地を加速するデッキ、メインデッキの圧迫が激しいデッキには採用しづらい点、封殺効果が無くアクションも増えることから妨害されやすい点はあちらが劣っており、一概に出番なしとなったわけでもないが、「敵モンスターへの高火力殴り」という点が丸被りすることから両方採用する必要性は薄く、枠争いのライバルがホープ内にまで増えたのは確かである。
このカードが登場した漫画版では、希望は敵となる絶望に克つ。このカードはラスボスより遥かに軽い素材でありながら比肩する戦闘能力を持ち、環境でもその克ちっぷりを大いに示した。
だがアニメ版ではホープを相手取ったのはもう一つの希望(冀望)と虚無。希望の敵もまた希望となった現代遊戯王で、このカードは曇りなき真価を示せるのか、今一度問われることになりそうだ。
アギド ▶︎ デッキ 《アギド》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/06 12:27
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アギト「目覚めろ、その魂!」
アギド「ええっと、どの魂?」

イシズカード(オリジナル)の1枚で、戦闘で死ぬとサイコロの出目に応じたレベルの天使族を蘇生できる。
最上級天使も蘇生できる6、アーティファクト対応の5、自己再生できる4と高い出目のリターンは悪くないが、いかんせん不確定要素が強すぎる。レベルをバラした天使族を墓地に用意した上で戦闘破壊されねばならないという条件の厳しさや、自爆特攻にもセット壁にも向かない半端なステータスもマイナス。
どうしても使いたいなら《出たら目》との併用がよいか。天使族とのシナジーは取りづらいが、2/3で切り札の蘇生が出来るし135の目に応じた蘇生先を用意する手間も省ける。それでも宣告者を蘇生するしかない2の目が明白に弱く、どの魂が目覚めるか分からないガチャ性からは脱せないのが泣き所。
S:Pリトルナイト ▶︎ デッキ 《S:Pリトルナイト》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/04 22:45
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S-Force 乱破小夜丸》が色々あって抜け忍になった姿。凛としつつも幼げな顔立ち、少ない素材に大きな性能と魅力が詰まっている。カワイイヤッター&フィーヒヒヒ!
(1)は汎用性の極めて高い単体除外。
効果を使い終わったモンスターやリンク1を素材にするだけで放てるにしては尋常でなく範囲が広く、カード種別を問わない上に味方のカードを除外してコンボも出来る。使用ターンは直接攻撃が禁止されるが、先攻1ターン目、メインフェイズ2、《I:Pマスカレーナ》を用いて相手ターンなど、デメリットを回避できるタイミングは多い。直接攻撃の必要がないデッキ破壊デッキで、厄介な墓地効果持ちを捕まえるのに使うのも良いだろう。
(2)は相手の効果に反応して盤面の2名をフェイズアウトさせる、奇しくも古巣S-Forceの敵であったPSYフレームに似た効果。相手を連行し活用を封じるもよし、味方と一緒に全体除去を回避するSPとなるもよしとこれまた汎用性に富んでおり、《世海龍ジーランティス》のように効果リフレッシュに使ったり、《虚空海竜リヴァイエール》で奪い取る布石にしたりと応用の余地も広い。
総じて軽い上に役割の範囲が非常に広く、EXデッキのリンク枠はこれとマスカレーナとマスカレーナから繋がる大きめのやつ1体だけでほとんどの場面に対処できる、と言えるほど。《トロイメア・ユニコーン》のようなメジャー所をも押しのける、恐るべき才気を見せつけた。流石にやりすぎと見なされたか準制限になったが被害は軽微、今後も長く目の離せないカードになりそうだ。…断じてやましい目線というわけではないぞ?(豊満ロリフィーヒヒヒ!)
ゴブリン突撃部隊 ▶︎ デッキ 《ゴブリン突撃部隊》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/06/04 22:00
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古き良き下級アタッカー。アニメでも城之内が切り込み役として時々使用している。
ただ殴るだけで相手の下級を壊し手軽かつ明快にアドバンテージを得られる。殴った後は死にやすいが、下級の命は元々軽いものであり致命的なデメリットではない。
地属性・戦士族・レベル4とサポート共有も抜かりなく、低レアリティなので大抵どの店のストレージにも安価で流通する。この安さと強さ、わかりやすさ故に2000年代の小学生のデュエルでは定番の先鋒としての地位を確立した。これほど子供たちに好まれたゴブリンは他の作品にも珍しかろう。
さりげに下級でありながら2300という攻撃力は初登場時には真面目に一線級の能力で、先手で出しても《サイバー・ドラゴン》に上を取られないことから中学生以上のデュエルでも息はそこそこ長かった。
ただ殴るだけの下級アタッカーがほぼ絶滅した現代でも、攻撃力2200の《エルシャドール・ミドラーシュ》をジャストで討ち取れるワンポイントリリーフ性能はあるし豊富なサポートも健在。デメリットはエクシーズやリンクの素材にすれば回避できるため昔よりケアしやすい。知名度の高い存在となった恩恵でゴブリンサポートも手に入れたし、多くのイラストへの出演権も勝ち取った(多くの場合やられ役であることは密に密に…)。《成金ゴブリン》のようなトーナメントでの活躍は流石に望み難いが、ファンデッキ界での性能や声望は未だ十分。そんなカードである。
スケアクロー・トライヒハート ▶︎ デッキ 《スケアクロー・トライヒハート》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/05/21 3:13
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3つ首の獣を駆り、スケアクローを統べる王。
打点は3000、加えて全モンスターに恐怖を撒き跪かせる(守備表示にさせる)効果と自身に恐怖を抱いた相手からの効果をシャットアウトする耐性が合わさり、守備表示にならないリンクモンスターを除いたモンスターに対しては戦闘・効果両面でほぼ無敵。さらに斃れた獣を戦列に復帰させた上新人もサーチしてくるという凄まじい戦線維持能力まで備える。脇を固めるカードもこのカードに支援を与える恭順済み(攻撃力0)の獣やこのカードを除去から守れる魔法罠など、このカードをひたすら暴れさせる姿勢で徹底しており、フレーバー通りスケアクローデッキとはこのカードの独裁と言っても過言ではない。
3体要求のリンク3とやや重いが、レベル3・4スケアクローは自己展開効果を持つため、《スケアクロー・ライトハート》からスムーズにこのカードの召喚に繋げることが出来る。ライトハートを召喚する初動として《ヴィサス・スタフロスト》も使えるためテーマデッキではかなり出しやすい。《No.41 泥睡魔獣バグースカ》と違い味方の制圧盤面とも共存でき、リンク3は層が比較的薄いため出張・汎用投入も視野に入る。他の世壊テーマなどリンク以外の召喚法を主力とするテーマ、中でも「攻撃もしくは相手の効果発動」という効果トリガーを一切踏まずに封殺できるクシャトリラには激烈に刺さり、ティアラメンツの人魚の感情を揺さぶって離反に導いたり、クシャトリラの侵攻を寄せ付けず撃退したりといったストーリー上の活躍にも符合する。感情を持つが故に恐れは止められないのだ。
一方でこのフレーバーとの完全一致から弱点もまたはっきりしてくる。リンクモンスターや魔法罠への耐性が無いことがその一つで、戦闘に強い汎用リンク4は3体もいる上いかにもな恐れ知らずばかり(《アクセスコード・トーカー》、《双穹の騎士アストラム》、《ヴァレルソード・ドラゴン》)。あまりにもトップダウンな構造故に、万一トライヒハートが除去されるとほとんどのテーマカードが機能を失い烏合の衆に成り下がる。これまた本人不在の隙を衝いてクシャトリラの侵攻を通されてしまったストーリーの再現である。クシャトリラ出張で事前に除外する、マスカンをしっかり当てて出させないといった対策でなんとしても王の敗北を阻止しよう。
ただそれでも壊獣の投下は防げない。入っていないことを祈ろう。
M・HERO ダーク・ロウ ▶︎ デッキ 《M・HERO ダーク・ロウ》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/05/09 0:49
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”闇の正義”の名のもとに!!!
墓地利用とサーチ・ドローという、遊戯王を代表するアクションを根こそぎ封殺する恐るべき永続効果を備えたM・HERO。 永続効果である故に咎めにくく、《エフェクト・ヴェーラー》のように墓地送りするタイプの効果封じも使用不能にでき、攻撃力も下級アタッカーに抜かれないラインを維持している。
闇属性であるため取り回しも良く、《E・HERO シャドー・ミスト》でサーチした《マスク・チェンジ》をそのままシャドミに浴びせるだけで変身でき、D・HEROなど闇属性のHEROも多いので変身元には困らない。そのためHEROデッキを相手にする際には真っ先に警戒すべき敵である。裏の伏せがマスクorフォームチェンジである可能性を常に疑うべし。
さらに《マスク・チェンジ・セカンド》なら様々な闇属性のモンスターを変身元とすることが出来る。コストはややかさむが、闇属性には墓地利用に長けたテーマが多数あるためフォローも効かせやすい。
…そしてここでこのカード最大の強みが牙を剥く。それは、「上記の妨害効果は相手にのみ適用される」点である。こちらが《ミラクル・フュージョン》を活用したいHEROデッキであれさらに果敢に墓地を利用するデッキであれ、それらのアクションには一切害を与えることなく相手のアクションのみを罰することが出来るのだ。しかも遊戯王では墓地利用デッキ、それも闇属性のテーマが環境の覇権を取ることがたいへん多い。シャドール、彼岸、オルフェゴール、ティアラメンツなど。その度にマスクチェンジセカンドとこのカードを搭載することで同型をメタるムーブメントが発生することになる。このカードを何度も環境で見ることになるのはその為でもある。
総じて、隙の無い制圧モンスターである。環境のインフレにも適応し活躍を見せるその姿は、「必要悪」を自らの正義として掲げ残忍に"悪"を始末するロブ・ルッチに例えられる。ただしモチーフの動物的にそこはジャブラだろ、と言われることもまたある。
妖刀竹光 ▶︎ デッキ 《妖刀竹光》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/05/08 2:18
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竹光デッキのキーカード。興味深い効果が3つもついている。
(1)は《折れ竹光》と同じ。これがどれほど驚異的な効果かは説明するまでもないだろう。
(2)は《魂を吸う竹光》、現在なら《真刀竹光》とのコンボにも繋がるほか、竹光魔法をバウンスし再度唱え直すことで魔力カウンターを載せることもできる。竹光エクゾディアでは重要な小技。
(3)が最も凄く、どこからでも墓地に送られれば同名以外の竹光カードをサーチできる。ターン1などもなく、《聖騎士の追想 イゾルデ》で墓地に送りながら戦士族をリクルートすればイゾルデの(1)(2)効果だけで3枚のサーチ・リクルートが確約される。《燃え竹光》や《黄金色の竹光》は汎用性も低くないため単に持ってきただけにもなりにくく、大真面目に竹光+イゾルデを出張ギミックとして取り入れるデッキが成立することとなった。
執念の剣 ▶︎ デッキ 《執念の剣》
C/ゾンマス蒼血重点
2024/05/08 2:02
遊戯王アイコン
執念の力で何度でも持ち主の下に戻ってくる装備魔法。と聞くと凄そうだが、強化値は最低クラスな上強制効果でデッキトップに戻ってしまうため、装備させるモンスターもそれをドローする魔法も引けなくさせてしまうという重篤な欠陥を抱えている。順当に使おうとすれば装備対象が枯渇して敗北すること請け合い。剣としては完全に落第だが、一方ここまで強烈にデッキに戻ろうとする効果も珍しいので、使用する場合はほぼ執念が本体。
カオスループのように1ターンに何度もデッキと墓地を往来できるカードを要するループデッキに1枚挿しされているのが有名である。また手札に来てもそのまま捨てるなり素材に装備させて墓地に送るなりすればひとりでにデッキに戻るため、デッキ内に装備魔法の存在を要求する《聖騎士の追想 イゾルデ》のコスト枠としても考慮の余地がある。とはいえイゾルデ効果使用後もまたデッキトップに戻ってドローロックをかけてしまうためこの用途にもやや執念が強すぎる感があり、装備としても強くより柔軟に扱える《月鏡の盾》、展開札になる《D・D・R》や《リビング・フォッシル》を選択するデッキの方が多い。
オンリーワンに近い効果ではあるが、結局のところ「この装備は呪われていて外せない!」の呪い部分であり、これを強い効果と主張するのは憚られる気もする。

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