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遊戯王 C/ゾンマス蒼血重点さん 最新カード評価一覧 259件中 1 - 15 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
ユニオン・キャリアー ▶︎ デッキ 《ユニオン・キャリアー》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/12/01 3:06
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水晶機巧-ハリファイバー》然り《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》然り、汎用リンク2の禁止連中はただ強いというよりかはバグじみたヤバさがあるが、こいつも手札やデッキのモンスターを、物理法則を無視したお手軽さで装備魔法としてフィールドに設置することができる。その利用法は驚くほど多岐にわたり、「フィールドから/破壊されて墓地に送られた場合」の効果を起動する、「手札・フィールドのカード」などを指定したコストに使用する、装備時に効果を発揮するモンスターを本来の装備対象でないモンスターに装備させる、など。いずれもモンスターとして場に出るからこそ、装備対象が限定されるからこそ常識的なパワーに収まっていたのだが、このカードはその枷を容易く外してしまう。コンボパーツとしては非常に面白い一方、禁止も当然と思えるレベルの無法である。
破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を闇属性orドラゴン族に装備させEXデッキからの特殊召喚を封じるコンボの横行、《世海龍ジーランティス》によるリンク素材にできないデメリットの踏み倒し、などカードプールの拡大に伴いどんどん問題を増やし、またカードデザインの幅をかえって狭めてしまう(罪宝やデモンスミスなどは、このカードがあれば今のようには刷り得なかったろう)。それを踏まえればむしろ3年もよく保った方とさえ言える。一方でコンボパーツとしては面白いので、召喚条件や効果対象、制約などを締めてエラッタしてもらいたさはある。が、先述した新テーマの存在も考えると難しかろうな…
なお、召喚制限がかかっている分当のユニオンモンスターとはむしろ相性が悪い。自身を対象とし《ABC-ドラゴン・バスター》の融合素材を装備できるのでABCとは相性が良いが、あれ自体ユニオンや融合の仕様を無視してはいるわけで…結局いつの世も遊戯王では法則無視が強い。そしてそれを簡単にできるカードは生かしてはおけないのである…
七星天流抜刀術-「破軍」 ▶︎ デッキ 《七星天流抜刀術-「破軍」》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/12/01 2:12
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レベル7モンスターを装備魔法化してデッキから持ち込むカード。《ユニオン・キャリアー》のように多彩なコンボを狙える他、装備(及び同名)モンスターの特殊召喚に制限がないため《氷水艇エーギロカシス》を装備してそのまま特殊召喚に繋げられる、装備カードはエンドフェイズに手札に戻るため遅効性サーチとして運用できるなどキャリアーには不可能だった活用法もある。
ただこのカード自体をサーチする術がないのが欠点。こういうコンボパーツは出しやすいか爆アドが確約されるかしないと「可能性はある」止まりになりやすいのよな…
なお《七星の宝刀》と関連のありそうなデザインだが、あちらのコストに使えるのはフィールド上のレベル7「モンスター」であるためこのカードで用意される「装備魔法」はコストに使えず、手札に戻ってくるのはエンドフェイズなので通常魔法のあちらは使えず、とどうにも噛み合いが悪い。(2)のおまけ効果(「七転八倒」との洒落)含め、実は関係ないのだろうか?
七星の宝刀 ▶︎ デッキ 《七星の宝刀》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/11/29 12:33
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トレード・イン》2のレベル7版と言うべき2:2手札交換カード。名称ターン1であるものの、フィールドからも支払える上コストが除外されるため、征竜の効果トリガーになる。登場時期を考えるとデザイナーズコンボと言うべきものだが、こんなレベル7マシマシの構築を推奨するカードがつけられる辺り、4属性サポートとして創られ、純征竜デッキは想定外だったという言説がやや疑わしいものとなるわね…
レベル7メインである征竜デッキの立ち上がりを支えるカードだった規制の一環で制限指定される。とはいえもともと名称ターン1だったこともあって著効な規制とはならず、レベル7征竜が制限になった段階で純制限に緩和。末期の青眼征竜にも姿が見られるが、トレード・インに加え《調和の宝札》まで複数枚抱える構築だったこともあり1枚採用が多かったようである。
征竜禁止に伴い完全釈放されるが、他のレベル7テーマだとコスト除外を活かしづらく、いまいち振るわなかった。レッドアイズなら《紅玉の宝札》もあるし。近年除外を活用するランク7デッキとしてクシャトリラが登場し征竜も釈放されテーマ化したが、セルフで特殊召喚やサーチを始める怪物たちには2:2交換すら悠長、古巣の征竜も新規下級が手札交換として機能することもあり、1枚搭載がそこそこ見られる程度の採用率になっている。
海亀壊獣ガメシエル ▶︎ デッキ 《海亀壊獣ガメシエル》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/11/04 15:48
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ガメラがモデルの壊獣。攻撃表示で特殊召喚できるラヴァゴ(リリース除去)系では攻撃力が最も低く戦闘破壊しやすいため、レベル・属性・種族にこだわらず採用するならこれが鉄板。
といってもただ浦島の亀のようにいじめられているだけの存在ではなく、不要な場面では《トレード・イン》で流せるレベル8、必要な場面で《水霊媒師エリア》でサーチできる水属性、ティアラメンツの墓地融合に使えて無駄にならない水族など、打点以外にも見るべき点が多い。純壊獣で味方として使う際も、万能除外カウンターを複数回安価に使えるため、戦闘さえカバーできれば容易く優勢を築いてくれる。
とにかく扱いやすく、万人受けする壊獣である。マスターデュエルではSRだが、使える場面が多いため優先してチップを回したいところ。
怪粉壊獣ガダーラ ▶︎ デッキ 《怪粉壊獣ガダーラ》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/11/04 15:33
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モスラをモデルとした壊獣。だが攻撃力は送りつけるには高く味方にするには低く、なんとも中途半端。固有の攻守弱体化も直接のアドを取りづらい効果で、他のレベル8壊獣に埋もれる性能…に一見思われる。
だがサーチに長ける昆虫族、ラヴァゴ系唯一の風属性という組み合わせは有用。特に《烈風の結界像》の影響下でも使えることから、禁止前の環境では非常に評価が高かった。マスターデュエルではより攻撃力の低い《海亀壊獣ガメシエル》や《粘糸壊獣クモグス》がSR、レベル8被りの《怒炎壊獣ドゴラン》がURのなかRだったため、その点でも重宝された。結界像が禁止された今でも《スモール・ワールド》に独自のルートがあったりと需要があるので、大事にとっておこう。
烈風の結界像 ▶︎ デッキ 《烈風の結界像》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/11/04 15:15
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風属性の結界像。風属性はテーマ、汎用とも層が薄く、噛み合うデッキは作りづらいがその分刺さりやすい…というのが昔の評価。鳥獣族だったのが災いし、鉄獣が《王神鳥シムルグ》からリクルートしてきたり、ふわんだりぃずが残った召喚権で設置していったり、クシャトリラが《RR-アーセナル・ファルコン》経由で投下したりと、四方八方から環境デッキに取り出される状況になってしまったため一発禁止に。こいつがいた時代は《怪粉壊獣ガダーラ》が一番人気になったりと、カード面・感情面双方でかなりヘイトを集めていた。
性質上戻ってくることはないだろうが、もしエラッタ復帰させるなら「このカードは特殊召喚できない」の文言は必須だろう。というか他の結界像もリクルート手段が見つかり次第同じ道をたどるのは目に見えているので、生前エラッタが来る可能性もあるだろうか。
閃光の追放者 ▶︎ デッキ 《閃光の追放者》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/11/04 14:58
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マクロコスモス》を内蔵したモンスター。ステータス以外は先発の《光の追放者》と同一だが、壁ステータスに沿ってセットするとメタ効果を使えないあちらに比べ、通常召喚で効果を発揮しつつそこそこの打点を発揮できるようになり、ぐっと使いやすくなった。当時の採用率もなかなかだったが、現代では戦闘・効果の両面で除去されやすく不安定。モンスターならではの利点を見出したいが、恵まれているようで意外とサーチ・リクルート手段がないのが悩ましい。《原初の種》ループなど、先手から自分のカードが除外される状況を作りたいなら、罠であるマクロコスモスや範囲の狭い《次元の裂け目》より優先した採用を検討できる。
光の追放者 ▶︎ デッキ 《光の追放者》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/11/04 14:40
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後の《マクロコスモス》効果を内蔵したモンスター。マクロコスモスも虚空の力線(mtg)もいない時代であることを考慮すれば、カードゲーム界でも相当先進的な効果だったといえよう。
ただ同じく後輩に当たる《閃光の追放者》と種族、属性、レベルまで被っており、差別化点である壁ステータスを活かしつつ効果を発揮するにはセットではなく特殊召喚しなければならないので扱いづらさが目立つ。合うリクルート・蘇生手段に恵まれないことが災いし、今日まであまり出番がない…
拒神ドゥータン ▶︎ デッキ 《拒神ドゥータン》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/09/29 17:24
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MDでフライング実装されるというやや異色の経歴を持った融合モンスター。パッと見北欧神話風の戦士で、海外orMD先行テーマのフロムへの類似性からエルデンリングの「■■■の王、■■ーン」を想起した方もいるだろうが、その効果モチーフはまさかの「同担拒否」。そう言われるとサイリウム代わりに大剣をぶん回してオタ芸しているようにも見える。
メインとなるのは(3)で、要するに「場・墓地に自分の採用(="推し")カードと同じモンスターがある(=同担)時、その"推し"モンスターを負けじと自分も墓地に置き、さらに見えている相手カードをどれでも除外(=拒否)できる」というもの。ターン1が無く、かつ除外対象は"推し"に限定されない。
想定された挙動としては、例えば《灰流うらら》ちゃんが相手の墓地にいる状態で場に出し、うららちゃんを2枚墓地に置き、うららちゃん以外の2枚を除外した後で、3枚目のうららちゃんで相手墓地のうららちゃんを除外。すると、相手場に損害を与えつつ、(2)の「自分の場・墓地にいるモンスター(="推し")が相手場・墓地にいない(=同担不在)」を達成できるため自陣に効果破壊耐性が発揮される。性質上、同担を起こしやすい汎用モンスターを採用するほど効果的であり、EXデッキの空き枠に《スプラッシュ・メイジ》くんちゃんを採用して《浮幽さくら》ちゃんと二段構えで触りに行くとか、《妖精伝姫-シラユキ》ちゃんを落としつつ相手のシラユキちゃんを除外するとか、"推し"をデッキに戻すギミックを用意して何度も除去するとか、妄想しうる戦術の幅は極めて広い。
ただ現実に立ち返ると、3体融合かつ「場・墓地使用不可」の制約が苦しい。要は"推し"を素材に自分を繰り出すなどおこがましいということだが、《超融合》にもティアラメンツの人魚ちゃんたちにも頼れないのできちんと出費する必要がある。
そして"推し"の選定や費用捻出に気を遣う割に出来ることは「除去+耐性」の域を出難く、汎用カードの組み合わせや《ガーディアン・キマイラ》を超える程強いかという点には疑問符が付く。
素寒貧になりながら如何にして自身(自神)の活躍と推しの輝きを両立するか?幸い、本人(本神)は紙でもデジタルでもレアでお求め易い。オタクらしく金やURチップは推しに捧げて、残る予算と《にらみ合い》ながら知恵を絞りたいところ。
魔轟神ガミュジン ▶︎ デッキ 《魔轟神ガミュジン》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/09/25 16:20
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魔轟神の新戦力となった強力無比な中継ぎ。
(1)の効果はS召喚時のリクルート。連続S召喚する魔轟神で手順にリクルートを行えるのは極めて優秀。ただ魔轟神は場ではバニラになるものがほとんどで、墓地効果を含めても実用圏なのは《魔轟神獣アバンク》《魔轟神クシャノ》《魔轟神ソルキウス》くらい。《魔轟神クルス》+《魔轟神獣ベヒルモス》で動き出す場合などは場にチューナーが2体になるので、非チューナーのソルキウスの出番が多くなりやすい。ソルキウスも優秀だが魔轟神内では癖のある性能なので、意識してデッキ構築したいところ。
BF-精鋭のゼピュロス》でリクルート先をバウンス、《魔轟神ディアネイラ》を立てて増G系誘発を透かしつつ相手の魔法を牽制、なども一策。
(3)は墓地に送られた際の手札交換。魔轟神を並べるほどデッキを掘り進めることができ、捨てる手札から次の展開に繋げられるためこれも魔轟神の戦略にマッチしている。すぐに使ってソリティアの序盤を助けたいが、強制効果ではなくクルスで釣ってから落とすことでも使用可能なので、場面によっては保留しても良い。
例えば先刻のガミュジン+ソルキウス+べヒルモスの盤面ならソルキウス+べヒルモスで《魔轟神ヴァルキュルス》→ソルキウス蘇生→ガミュジン+ソルキウスで《魔轟神レヴェルゼブル》とすれば2ドローできるが、早急に相手妨害に対処する必要があるならガミュジン+ソルキウスを《フルール・ド・バロネス》にして発動は後に回すことになる。
(2)は中継ぎとしては役立たないように思われるが、レヴェルゼブルの隣に並べ直して相手ターンを迎えれば、レヴェルゼブルを除去から守りつつ弾になることで(3)を相手ターンに誘発させることも可能。テーマ内での引き出しが増えるのは有り難く、捨てるところのないカードである。
DDD赦俿王デス・マキナ ▶︎ デッキ 《DDD赦俿王デス・マキナ》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/09/25 15:09
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会長(壊薙王)やらCEO(死偉王)やらが出張る中、不自然なまでに触れられてこなかった「社長」職が満を持して登場。社長の地位はデュエリストたる赤馬零児だから、と言う意見もあるが、個人的には「しゃち王」に相応しい漢字名を思いつくのに数年かかった説を推す。
待たされただけあって、その性能は別格。攻守3000に加え、効果を発動した相手モンスターをX素材or場の契約書を消費することで取り込んでしまう。同一チェーン上では1度だがターン1はないので、十分な素材・契約書リソースがあれば単身で凄まじい妨害力を発揮する。
また生き残った場合はスタンバイフェイズにPゾーンに移動することもできる。もちろん単なる隠退ではなく、逆側のPゾーンにいるモンスターを場に送り込み、裏から影響力を行使し続ける。
…といっても素の制圧力が高いのでわざわざこれを使う場面は多くないが。社長なのでモンスターゾーンに1人しか存在できないもののPゾーンとモンスターゾーンに併存する分には問題ないので、素材がなくなったらPゾーンに移動し、効果で次の社長の召喚素材を揃え妨害を構え直す「キングメーカー」なムーブができることは押さえておこう。
社長をそんなにポンポン繰り出せるものなのか?とお思いの貴方、正規の召喚条件こそDDDでは満たしづらいものの、なんとあらゆるDDDモンスターに重ねてX召喚できるので、本当に息をするように繰り出せるんですなあこれが。DDDのXモンスターに重ねれば契約書なしでも複数回の妨害が可能なため、「キングメーカー」モードを無視した出張も視野に入る。《DDD磐石王ダリウス》はレベル3悪魔族=彼岸や破械、《DDD怒濤王シーザー》はレベル4悪魔族=暗黒界やヴェルズ、《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》はレベル6悪魔族=デモンスミスから展開可能。《DDD狙撃王テル》に至ってはシーザーに重ねて素材のかさ増しが可能な上に種族縛りが無いためあらゆるレベル5テーマから繰り出せる。本人の強さのみならず部下にも活躍機会を与え、比較的不振だったX部門の再建をも一手に成し遂げる手腕は流石。これまでになく完成度の高いDD強化と言えるだろう。
どぐう ▶︎ デッキ 《どぐう》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/09/05 11:58
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名前も姿もそのまんまのモンスター。勿論英名も"Dogu"。《はにわ》リスペクトなのかもしれない。
土偶の儀式的役割は意図的に足を折って捨てることで傷病や天災などの厄を移し替える「身代わり」だったと推測されているが、このカードも相手の効果で墓地に投棄されることで効果を発揮し、好きなモンスターをサーチすることが出来る。リクルート・サーチ手段の多い種族・属性・ステータスからサーチしにくいモンスターに接続できるのが強みだが、エンドフェイズという即効性のなさと、後半になるにつれてサーチが難しくなるレベル制約が重い足枷となっている。メタビ的なデッキで《同胞の絆》から展開するにも、レベル4をサーチ出来ないので同胞との相性も良くないのが難儀…
刻まれし魔の讃聖 ▶︎ デッキ 《刻まれし魔の讃聖》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/08/01 17:56
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デモンスミスの初動魔法その2。《刻まれし魔の詠聖》+《魔轟神ルリー》コンビに比べて単体で機能する点で優れ、デメリットも先手で展開する分にはあまり気にならない。だがトークンであるため墓地が肥えないのが隠れた欠点で、《紅涙の魔ラクリモーサ》登場後の詠聖は素引きからいつもの展開でリンク2+ランク6を繰り出せるのに対し讃聖では不可能なことから、出張性能で大きく水を開けられてしまっている。 
もっとも《魔を刻むデモンスミス》と詠聖を両方引いてダブらせざるを得ない所を、讃聖を1枚採用してサーチすれば展開を上振れさせることができるので全く使い道がないわけではない。受動的再利用である(2)を含めて複数枚採用する意義が薄く、むしろピン差し用に設計されたカードと言えるか?
次元同異体ヴァリス ▶︎ デッキ 《次元同異体ヴァリス》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/07/31 19:07
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あらゆる属性・種族になれるモンスター。
この手の属性・種族操作は「操作するほどのシナジーを期待できるなら初めから該当属性・種族のモンスターを入れれば良い」という悩みがあったが、こいつは操作前がサイキック族であるため《緊急テレポート》に対応する点で一線を画す。例えばデモンスミス展開の起点である《刻まれし魔の鎮魂棺》のリンク召喚において必要となる「悪魔族・光属性モンスター1体」の調達を緊テレ1枚で行える。お馴染みの《刻まれし魔の詠聖》+《魔轟神ルリー》コンビに比べると墓地コストとなるルリーが落ちない点が劣り、ここはやはり素で悪魔族ではない弱みが出ているものの、同じく墓地の肥えないテーマ初動である《刻まれし魔の讃聖》に比べると制約が少なく、ご存知《幽鬼うさぎ》との呼び分けが行える利点もあるため上回る可能性もある。まさに「本職顔負け」の性能で、初動手段の追加としては十分な検討価値がある。
他にも《ワン・フォー・ワン》などレベル1シナジーを活かせる《ヤミー★スナッチー》や《光の霊堂》と相互作用する《青き眼の精霊》、さらには《転生炎獣ベイルリンクス》など意外なリンク1も出すことが出来、水増しは勿論、"異"なるテーマ"次元"を"同"調させたデッキを組む繋ぎとしても、名前に違わぬユーティリティを発揮してくれるだろう。
E・HERO エアー・ネオス ▶︎ デッキ 《E・HERO エアー・ネオス》
C/ゾンマス蒼血重点
2025/07/30 11:09
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N・エア・ハミングバード》のコンタクト融合体。ライフが劣勢であるほど自己強化され、《ヒーローアライブ》や《インスタント・コンタクト》などでライフ差をつければワンショットも狙える。場持ちが悪い割に効果がしょっぱいコンタクト融合体の中で、出たターンに勝負を決め得る打撃力は特筆すべきであり、評価値もコンタクト融合体の中では《E・HERO コスモ・ネオス》と並んで高い。なぜか素材であるハミングバードの回復効果とアンチシナジーを生むことや、昨今HERO含め多くのデッキでワンショットの難易度が下がっていることなど多少の瑕疵はあるが、爆発力のある性能やアニメでの活躍から、今でも人気の根強いカードだ。
…さて。ここまでなら普通の解説。だがこのカードは、上記の瑕疵など比較にならぬ固有の大問題を抱えている。それは、「再録されないこと」。古い有用カードが再録されないだけなら大袈裟に騒ぐこともない茶飯事だが、人気も需要もあり、他のHEROカードと共に収録される機会などいくらでもあるはずなのに、それらを全て逸している。それどころか、ほとんどのカードを収録するマスターデュエルにも未実装で、コンタクト融合体が全員描かれる《インスタント・コンタクト》でも本体の姿を巧妙に《E・HERO ネオス》の裏に隠し、明らかに描写自体を避けている。
ここまで来ると何かしらの裏事情で封印されている線が濃厚だが、公式からは何の発表もないため、プレイヤーにとってこの件は長らく謎であった。というか当初は封印であると思われておらず、この評価コメント欄からも「再録漏れかよ」から「これ出禁なんじゃね?」への認識の移動を読み取れる。
タッグフォースやLegacy of the Duelistには収録されていたり、姿が映っている《次元誘爆》は特に差し替え無くMDに実装されていたりするなど封印にしては不徹底な部分があるのも謎を深めており、イタリアに「ネオス航空」があるので商標問題を警戒したとする説、デザインに版権問題を抱えているとする説など、さまざまな憶測が入り乱れていた。
だが2025年、この錯綜を打ち破る報告が海外ファンダムに齎される。アメコミの出版社が2008年、エアー・ネオスのデザインは自社のキャラクターデザインを盗用したものとして訴訟を起こしていた記録が発見されたのである。訴訟は内容不明ながら半年後に和解が成立しており、騒ぎを耳にした当のデザイナーも再販に問題はなくKONAMI社の判断次第である(=和解内容に再録を差し止めるものは含まれていない)旨述べている。一致しない対応も自粛的なものだったと考えれば辻褄は合う。せっかく真相が明らかとなったのである、収録やリメイクなど、名誉回復の方向に動くことを期待したいところだが。

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