交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
最終回 新たな春の風 作:風鼠
12月31日
葵「ふあぁ…今年も今日で最後か~」
カンナ「ですね~」
杏奈「今年は早かったね。稽古だったり、中学校の勉強だったり」
瑞樹「そうね。今年から一気にやること増えたから、時間がもっと欲しい位だったわ」
年末最後の日。
学校も長期休暇かつ年末年始ということもあり部活動も休みであり、稽古も今日と明日の2日のみ休みでありそれぞれが短い休みを堪能していた。
葵「また明後日から稽古か~」
瑞樹「仕方ないでしょ。もうすぐ私たちの初舞台なんだから」
詩音「そうですね…稽古のこと考えちゃいますぅ」
杏奈「だね。もうすぐって考えちゃうと、緊張しちゃうね」
1月4日に行われる自身たちの初舞台に向け、葵達は最終調整へと向けている最中であり、各々が内心では焦りと緊張が渦巻いている
葵「そう?私は楽しみだなぁ♪」
クロエ「私もデス♪」
瑞樹「ほんと、二人いいわね。緊張しない体質で…」
葵「…ん~よし、今日は夜、みんなで初詣でお願いしよ?舞台で成功しますようにって♪」
詩音「それはいい案ですね。」
杏奈「でもその前にお母さんとかにも会いたいなぁ」
カンナ「そうですね。家に帰ってから桜木神社前に集合でいいんじゃないですか?」
桜木神社
桜木町にある大きく500年以上の歴史をもつ伝統のある神社であり、受験合格や恋愛成就等の神様を祭っている。
葵「けって~い♪じゃあ、18時くらいがいいかな?」
瑞樹「そうね。早いほうが前に行きやすいし…」
葵の発言によってとんとん拍子で予定が決まっていく
その後、葵達はそれぞれの家へと帰宅する。
葵「たっだいま~♪」
葵母「あら、おかえり葵。」
葵「あ、お母さんだ~♪」
葵が一時的に帰宅をすると母親が優しく出迎える。
葵母「今日は一人?」
葵「うん♪たまには、お母さんやお父さんとのんびりとしようと思って」
葵母「ふふ♪ありがと葵、さ、お父さんもいるわよ。」
葵「おとうさ~ん♪ひさしぶり~♪」
葵はソファで年末の特番を見ていた父親のよこに笑顔ですり寄る
父親は葵の頭を優しくなでる
葵父「ん…葵、おかえり。元気そうだな」
葵「えへ~♪お父さんも元気そう♪」
葵母「最近お父さん元気すぎるのよ♪ね?」
葵父「…あ、あぁ」
母親はキッチンの向こう側から笑顔で嬉しそうな口調で語り、父親は少しバツが悪そうに呟く
葵「そうなの?」
葵母「前の休みなんて、久しぶりに夫婦の夜の仕事を、ね♪」
葵「へぇ~♪お父さんもまだ現役だねぇ♪」
葵父「…む、娘がそういうことをいうんじゃない」
葵はちゃかすような笑顔で父親の腕にすり寄ると父親は苦笑いし葵の頭を少し撫でる。
葵母「ふふ♪恥ずかしがる貴方、可愛い♪子供できたらどうしようかな♪」
葵「できれば妹がいいなぁ♪一緒にファッションショーしたいなぁ♪」
葵父「…まったく、この母娘は…」
明日人「ただいま~。あ、姉ちゃん♪」
そんな会話をする中、元気な声が聞こえ音をたてながら少年が部屋に入ってくる。
葵「あ、明日人だ~♪」
葵・明日人「「ハイタッチ~♪」」
葵は弟に近寄り、打合せしていたかのようにタイミングよくハイタッチをする。
明日人「姉ちゃん相変わらず元気♪」
葵「明日人も♪久しぶりだね。背かなり伸びたね♪」
明日人「そ、そうかな」
葵「伸びたよ~♪5,6cm位伸びた?」
葵は明日人の頭を触り、自身の伸長と比べる。
明日人「えへへ♪姉ちゃんも大分綺麗になったね。スタイルも良くなったみたいだし」
葵「えへへ♪でも明日人、私のスタイルまで気が付くなんて、すごい♪」
明日人「す、すごくないよ。姉ちゃん見てれば、それくらい…」
褒められた明日人は少し顔を赤めらせ視線を葵からそらす。
葵「まさか私の体どこかで見たのかな~?」
明日人「う…み、みてないよ」
葵「その反応…白状しろ~♪」
明日人「にっげろ~」
視線を逸らす弟の姿に葵はいたずらっこのように口元を緩め、逃走を図る弟を追いかけ始める。
葵母「まったく仲のいい姉弟ね」
葵父「そうだな。…思春期で多少は仲悪くなるとおもったんだがな」
葵母「そうね。二人とも思春期こないわね~♪」
葵「つっかま~えた♪」
明日人「うわ!?」
葵は弟を羽交い絞めするように抱き着き、弟を持ち上げる。
葵「これで逃げれないぞ~♪観念しろ~♪」
明日人「わ、分かったよ」
葵はソファに座り、羽交い絞めしていた弟を自身の体が背もたれになるように太ももの上に優しく座らせる。
葵「なんで私がスタイルが良くなったって気づいたのかな?」
明日人「だ、だってお姉ちゃんのこと好きだから…お風呂入る時覗いたりしたから…」
葵「…変 態明日人♪」
明日人「そ、そんなに頬つついちゃ、だめぇ」
葵はいたずらっ子のように笑顔を浮かべ、頬をつつき始め、明日人は恥ずかしがるに顔を赤くする。
葵母「もう、葵、明日人のこと困らせちゃだめよ~♪いけない愛見るのもおもしろそうだから♪」
葵「は~い♪」
葵父「…明日人…やる時は、ちゃんとつけろよ」
明日人「う、うん」
葵母「ご飯できたわよ~。」
葵「は~い♪明日人、ごはん食べよ♪」
明日人「う、うん」
母親の元気な声と料理のいい香りに引き寄せられ葵と明日人、父親、母親は食卓を囲む。
葵「や~久しぶりに家族全員で食べる食事、たのしいなぁ♪」
葵母「ね♪私もうれしいわ♪」
葵達は普段より談笑しながら食事の箸を進めていく。
葵「ふ~♪おなか一杯♪」
葵母「ふふ♪作り甲斐があったわ♪」
明日人「ふあぁ…なんだか眠くなっちゃった」
葵「私も~♪明日人一緒に寝よ♪」
明日人「あう!ね、姉ちゃん、引っ張らないでよぉ」
明日人の部屋
葵「ふああ…ふふ♪明日人かっわいい♪」
明日人「うぅ…姉ちゃん、近いよぉ」
葵と明日人は同じ布団に潜り込み、目の鼻の先に笑顔で向き合うように添い寝する
葵「えへへ♪…明日人とくっつくて寝るのもひっさしぶり~♪」
明日人「もう…ひゃ!?」
葵「明日人のお尻、やわらか~い♪」
葵は明日人のズボンの下に手を滑り込ませ、明日人の柔尻をなで始める
明日人「も、もう姉ちゃん、やめ、やめてよぉ」
葵「えへ~明日人可愛い♪ぎゅーってしてあげる♪」
明日人「むぐ」
葵は明日人の顔を自身の胸元にくるように抱き寄せる。
葵「どう?お姉ちゃんのお胸は?」
明日人「や、柔らかくていい匂い…だ、だけどは、恥ずかしいよ」
葵「ふふ♪…あ、そういえば明日人。今日初詣いく?」
明日人「行くけど…どうしたの?」
葵「今日一座のみんなと一緒に行くんだけど…明日人もいっしょに行く?明日人が大好きな瑞樹もいるよ♪」
明日人「…行く!」
葵「決まりね♪じゃあ…それまで…ふあぁ…お昼寝♪」
明日人「う、うん(ね、寝れそうに…ない)」
葵は明日人の頭を優しくなでながら、襲ってきた眠気に逆らわず眠りにつく。
葵「ふあぁ…んん」
明日人「(すやすや…)」
葵「ふふ♪今な~ん時?」
しばらくして葵が起床し時計を確認すると午後4時を指ししめていた。
葵「う~ん、集合は18時だし、神社もそこそこ近いけど…準備しよっか。明日人、おきて」
明日人「んん…もう朝?」
葵「朝じゃないよ。午後4時。」
明日人「ふあ…そろそろ準備しなきゃだね」
明日人は葵に起こされ、手際よく服を着替え荷物をまとめ始める
葵も準備をするために自分の部屋へと向かう
17時30分・・・桜木神社前
葵「と~ちゃ~く」
明日人「もう姉ちゃん、早すぎるんじゃない?」
準備を終えた葵と明日人は早めに家を出発し、待ち合わせである神社前に到着する。
瑞樹「…ぁ…葵、早かったじゃない。それに明日人君も久しぶりね」
実「葵さんに明日人くん。久しぶりです」
葵「あ♪瑞樹と、みのくん♪」
明日人「ぁ…ひ、久しぶりです。瑞樹さん」
葵「みのくん、もう体大丈夫なの?」
実「はい。体調も大分よくなりましたし、しばらくは大丈夫です」
瑞樹「明日人君、元気にしてた?」
明日人「は、はい。元気にサッカーしてました。瑞樹さんは…」
瑞樹「私も元気に過ごしてたわ。今はいろいろと忙しいけど」
明日人はどこか緊張しながらも瑞樹と軽く挨拶を交わす
カンナ「あ、瑞樹ちゃん、葵ちゃん、まってました?」
花梨「ぅ…葵さん、瑞樹さん、お久しぶりです」
葵「カンナちゃんと花梨ちゃんだ♪まってたよ~♪」
花梨「ひゃ!?葵さん、胸を触らないでくださいぃ」
葵はカンナと花梨の姿を見ると、挨拶と同時に花梨の胸を躊躇なくもみ始める。
カンナ「はう…もう、葵ちゃんだめですよ~外でやっちゃだめですよ~」
葵「えへへ♪ごめんね、花梨ちゃん」
明日人(美人、美人だ!たわわ果実の美人だ!)
実(お姉ちゃんの同期の人か…。綺麗で優しそうな人だね)
杏奈「や、みんな早いね」
菜乃花「皆さん、久しぶりですね」
椿「皆せっかちでぇすね」
葵「あ、杏奈ちゃん、菜乃花ちゃん、椿ちゃんだ。」
杏奈は椿を肩車をし、菜乃花は瑞樹達に小さくお辞儀をする。
葵「あとは、詩音ちゃんと芹ちゃん、クロエちゃんだね」
瑞樹「そうね。まぁしばらく待ちましょ。」
葵「そだね~♪菜乃花ちゃん、もしかして背伸びた?」
菜乃花「そ、そうでしょうか?」
杏奈「少し伸びたよね」
葵「だよね~♪」
菜乃花「な、なでないでください」
笑顔の葵に撫でられ、菜乃花は恥ずかしそうにほほを少し赤めらせる。
カンナ「あ、そういえば、花梨と菜乃花ちゃん初対面ですよね~」
花梨「そうね…初めまして、花梨です。」
菜乃花「菜乃花です。こうやって話すのは初めてだけど…私、花梨さん知ってるのよ」
花梨「え?」
菜乃花「だって、クラスは違うけど…同じ小学校だから」
杏奈「そうなの?菜乃花?」
菜乃花「えぇ。クラスの男子が噂してるのよ。兎原花梨っていう胸の大きくてすごく可愛い子がいるって」
花梨「え?!」
カンナ「花梨、知らなかったの?」
花梨「えぇ…まったく。」
菜乃花「すごく評判高いわよ。」
花梨「ど、どういった噂されてるのか、き、聞かせて」
菜乃花「えぇ…いいですよ」
花梨は菜乃花に近寄り、学校での話をし始める
杏奈「少し仲良くなったみたいだね」
カンナ「ですね~」
クロエ「あ、もう皆来てるデスね~♪」
詩音「お、お待たせしましたぁ~」
芹「…お待たせ…」
しばらくすると、クロエたち3人が集合場所に到着する
葵「あ、クロエちゃんたちだ~♪」
クロエ「ミス葵、着物の着方これで合ってマス?」
葵「…うん、あってるよ♪それにしても、クロエちゃん着物着れるんだ♪」
クロエ「うん♪ママに教わったの」
クロエはオレンジ色を基調とし花の模様が描かれた着物をその場のみんなに見せびらかす
明日人(皆…お綺麗な人たちだなぁ)
葵「じゃあとりあえず…明日人と実君の自己紹介しようか♪明日人からね♪」
明日人「え、あ、明日人といいます!い、いつも姉がお世話になってます」
明日人は緊張しながら挨拶を交わす。
カンナ「葵ちゃんから話は聞いてますよ~。」
杏奈「可愛い弟だとは聞いてたけど…明日人君、本当に線細くて可愛いね」
葵「ね~♪明日人、かわいいよ♪」
明日人「ね、姉ちゃん…く、くっつかないでよ、恥ずかしい」
椿「仲もすごくいいみたいでぃすね」
葵は緊張している明日人を背中の方から抱き着き、明日人は恥ずかしさのあまり顔を赤めらせる。
実「僕の番だね。静原実です。お姉ちゃんがお世話になってます」
詩音「実君、美形ですね~」
芹「…可愛い…イケメン…」
クロエ「ミス瑞樹の家系は美形の血筋デスね♪」
瑞樹「そ、そうなのかしら…ね、実」
実「そ、そうなのかな」
クロエに褒められ、瑞樹と実は少し恥ずかしそうに顔を見合わせる
葵「じゃあ…全員自己紹介も終えたし…そろそろ並ぼうか♪」
瑞樹「そうね。結構並んできてるし…」
19時30分
軽い自己紹介を終えた葵達は神社の参道にカップルや夫婦などが徐々に列をなして並び始めたのを確認し、葵達はその列に並び始める
詩音「はうぅ…や、やっぱり人が多いですねぇ」
杏奈「そうだね。はぐれないようにね、詩音ちゃん」
詩音「はいぃ…せ、芹もはぐれないでくださいね」
芹「うん…」
詩音と芹は手をつなぎから列の流れに沿って歩く。
カンナ「~♪」
瑞樹「カンナちゃん楽しそうね」
カンナ「はい。こんなに沢山のお友達と初詣に来れると思うと…うれしくなっちゃって…ひゃ!」
葵「私も~♪カンナちゃんたちと来れてうれしい♪」
葵は嬉しそうな表情を浮かべるカンナの背後から満面な笑顔で抱き着く
瑞樹「たくこの子は…きゃ!?」
椿「楽しいでぇすよね♪」
瑞樹「もう椿ちゃん、急に飛びつかないでよ」
椿「あ、ごめんでぇす」
椿は葵をカンナからはがそうとした瞬間、突然背中に飛びついてきた椿に驚く
クロエ「二人とも、プリチーですね♪」
明日人「く、クロエさんち、近いです。」
実「(お、おおきい…)」
クロエは明日人と実に誘惑するような体位をしつつ、満面な笑顔を浮かべる。
23時56分
葵「ふぅ…っもうすぐだね」
瑞樹「そうね」
カンナ「もうすぐ新年なんですねぇ。どきどきします」
杏奈「僕もすごくドキドキしてる」
葵達が会話している間にも秒針が進み、23時59時55秒
秒針が進む度、神社に来ていたほぼ全員が新年までのカウントダウンを始める。
そして…
24時(0時)
秒針が頂上にたどり着くと、歓声が上がる
葵「新年あけたね~♪あけまして、おめでと♪みんな」
瑞樹「あけましておめでとう。」
新年が明け、それぞれ新年のあいさつを交わしている。
そうしているうちに参拝の列がさらに進み始める。
そして葵達の番に…
葵「さてとお金いれて…と♪何願おうかな」
瑞樹「そうね。」
カンナ「私は…1年の健康ですかね」
杏奈「僕は…歌舞伎役者として成長することかな」
瑞樹「まぁ、大体そのあたりになるわね。」
葵「じゃあ鳴らすよ♪」
葵は鈴を数回鳴らした後、みんな目をつむり願い事を思い始める
クロエ(もっと役者として成長できますように…)
詩音(こ、この人見知りの性格がす、少しでも改善しますように…)
芹(詩音の願い…かないますように…)
椿(もっと背がのびますように…)
杏奈(役者としてもっと成長したいです。)
カンナ(皆が1年間、健康で楽しく生活を送れますように…)
瑞樹(葵の願いが叶いますように)
葵(ず~っと皆と一緒に楽しくいれますように…)
参拝後、屋台の料理を頼み食べ始める
葵「ん~♪やっぱり屋台と言ったらたこ焼きだよね♪」
杏奈「フランクフルトも捨てがたいよね」
葵「あ、確かに♪」
椿「綿あめおいしいデス♪」
カンナ「はい~♪」
クロエ「ジャパニーズのお面は面白いですね♪」
瑞樹「もうクロエちゃん、そんなにお面付けて…」
詩音「な、なんで芹ちゃん、この時期に…かき氷なんです?」
芹「…出てたから…面白そうだったから…」
菜乃花「…寒い…外で食べるものじゃないわね」
花梨「ね。」
詩音たちは芹と一緒に買ったかき氷を寒さに耐えながら食べ始める
優「あ、杏奈と皆さん」
杏奈「あ、まさる♪」
食べ歩きをしていると、優しそうな笑顔を浮かべた優が杏奈たちに近寄ってくる
葵「優君も初詣?」
優「はい。僕一人で、でしたけど」
杏奈「あぁ…お父さんたちまだ忙しんだ」
優「うん。」
カンナ「優君がよければいいのですが…一緒に行きます?」
優「はい。大丈夫ですので、一緒に行きます。」
瑞樹「…でもこのあとどうする?一座の部屋に帰る?それともまた家に帰る?」
葵「ん~…それは各自の判断で、いいんじゃないかな♪私は、明日人と帰るけど…」
明日人「僕もたまには姉ちゃんと一緒に過ごしたいし…」
実「…姉ちゃんは、葵さんの家にでも行く?」
瑞樹「え?!そ、それは…お母様にも挨拶しておきたいし…今日は…素直に帰るわ」
カンナ「それがベストみたいですね♪」
杏奈「明日からまた稽古だから…明日…いや、今日の午後には一座にいたほうがいいね」
クロエ「そうデスね。」
瑞樹「今日の…17時位には一座に行ったほうがいいわね」
葵「うん。じゃあ。一座前に17時位に集合ってことで♪」
椿「決定です♪私、杏奈ちゃんの家に行きたいでぇす♪」
杏奈「いいけど…椿ちゃん、家に帰らなくていいの?」
椿「新年のあいさつならさっき電話で済ませたでぇす。それに家に帰るのも今日の朝でいいでぇす♪」
杏奈「まさるはどうする?」
優「僕も行きたいな。」
菜乃花「お姉ちゃん、モテモテね」
詩音「か、カンナちゃん、その…か、カンナちゃんの家に行きたいです」
芹「私も…」
カンナ「はい~いいですよ~♪」
花梨「まったくお姉ちゃんは…」
そうして各々家へ帰宅したり、友の家により始める。
葵達はたった数日の年末年始の休暇を堪能し、再び稽古へと精進する
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
そして1月4日10時
カンナ「と、とうとうこの日ですね」
瑞樹「早いものね」
一座が所有する劇場での初日。
舞台が始まる数時間前から葵達は各々の役にあった衣装に着替え、何度も自分のセリフやタイミングなどを確認しながら初日という不安と期待に包まれていた
葵「もう、楽しむしかないよね♪」
詩音「葵さんは緊張してないですね」
葵「してるよ~♪でもわくわくが勝っちゃってるもん♪」
杏奈「葵らしいね。」
瑞樹「でも今回に限っては葵の言うこともわかるわ」
葵「もう瑞樹、今回に限ってってどういうこと~?」
瑞樹「ごめんごめん、私も楽しみなのよ。1年頑張ってきた稽古がどう評価されるのか」
杏奈「…それもそうだね」
カンナ「私は不安が強いです」
詩音「私も…ひゃ?!」
楓「初めは誰もそうだよ、カンナちゃん、詩音ちゃん。私もそうだったから」
葵「あ、楓先輩♪」
詩音「ふぇぇ…胸さわらないでくださいぃ」
楓は詩音の背後から胸を触りつつ、現れる
瑞樹「もう楓先輩は…やめてあげてください」
楓「ふふ♪そうだね」
カンナ「楓先輩はこの不安、どう克服したんですか?」
楓「ん、そだねー。私の場合は、目つぶって両手を合わせて今までの稽古を思い出しながら、大丈夫ってずっと呟いてごまかしてたな~」
葵「楓先輩が…先輩っぽいこといってる!」
楓「なにを~!私だって一応先輩なんだぞ~!」
葵「わ~にっげろ~」
カンナ「…大丈夫…」
詩音「大丈夫…」
瑞樹「さっそくやってるのね」
カンナ「はい~やらないよりやったほうが安心ですから」
カンナ、詩音は楓がやったという不安解消のおまじないをし始める
桔梗「まったく、葵と楓さんはにぎやかですわね」
杏奈「あ、桔梗さん」
桔梗「杏奈さん、ここでは座長とお呼びください」
杏奈「ご、ごめんなさい、座長」
騒ぐ葵と楓を片目に茜、スイレン、彩愛を連れて桔梗が黒を基調とした和服で舞台裏へと訪れる
桔梗「私は舞台裏の個室から見ておりますので、皆さんご武運を。茜さんあとはお願いします」
茜「はい。とりあえず…葵ちゃん、楓、そろそろ騒ぐのやめな」
葵「あ、は、はい」
楓「うぅ…はい」
彩愛「今日は葵ちゃんたちの初舞台でもあり、一座の今年初舞台でもあるのよ。緊張がないのもいいけど、もうちょっと真剣になりなさい」
葵「はう…ごめんなさい」
楓「ごめんなさい…」
茜「さてと、最後の段取り確認になるけど…」
彩愛の鶴の一声が葵と楓の騒ぎを修め、茜は最終段階での確認を全員で行い始める。
茜「…よし、これで確認も終わりっと。・・みんな大丈夫だから、頑張ろう」
葵達「はい」
楓「スイレンも一言言っておきな」
スイレン「…ん…ぇと…皆…ファイト」
葵「はい!(恥ずかしがるスイレン先輩可愛い~♪)」
スイレンは楓に促され、顔を少し赤めらせ応援の言葉を述べる
茜「じゃあ…もうすぐ開演するから、みんな準備ね!」
全員「はい!」
茜の一言で全員が今日一番の声が出て、開演に向けた準備を始める。
最初に登場するもの…
次に登場するもの…
着替えの手伝いをするもの…
幕や舞台の切り替えを行うもの…
各々が自分の役割の場所へと着く
そして舞台は始まり、順調に話が進んでいく。
葵達の初々しい演技を優しく見守る人や厳しく評価する人等葵達を見つめるお客の様々な視線にさらされながら葵達も真剣に舞台の演技を行っていく。
時は流れ4月
葵達が一座に入門して1年、新しい春の風が吹く。
一座には今年の歌舞姫制度による入門試験の準備が終え、あとは行うだけの状態になり、一座の門の前にはもうすでに入門志願者による人だまりができていた
葵「やっとこの時期か~♪」
瑞樹「そうね。私たちもここからはじまったのね」
杏奈「なつかしいなぁ~試験。」
カンナ「ですね。もう1年ですもんね」
詩音「は、はやかったような長かったような」
クロエ「それ、分かるデス♪」
椿「でも今年の司会者が私たちなんて…」
瑞樹「えぇ。去年やった楓先輩たちは今日入学式だし、若い子がやる習慣があるみたいだから、私たちに回ってきたみたいよ」
葵「ふふ♪立場は違えと、試験楽しまなきゃね♪」
杏奈「さ、そろそろ行けるけど、大丈夫?」
葵「うん♪」
葵が笑顔でうなずくと一座の門の扉が開き、入門志願者が入ってくる
菫「よ~し頑張るぞ~♪」
藍「もう、菫、まってよぉ」
沙月「まったくあの子は…」
柚子「でも、いつも通りでいいですよね~」
薺「…うん」
花梨「こ、今年はお、お試しだから、そう、お試し…」
菜乃花「そうだね、花梨ちゃん」
花梨「ひゃ!…な、菜乃花ちゃんもきてたのね」
菜乃花「うん、ぼ…私も一応受けてみようと思ってね」
アザミ「今年こそ、合格を…」
桃「ですね、アザミ」
蘭花「昨年の屈辱晴らすのじゃ」
それぞれの場所でそれぞれの感情が、思いが渦巻く
サクラ『キャは♪今年もいっぱ~い♪』
サクラはその光景を門の上から笑顔を浮かべながら見ている。
瑞樹「葵、そろそろ…」
葵「うん♪では…いまから~、歌舞姫制度を受ける為の~選考会を開催しまーす!」
葵の元気いっぱいの声が会場に響き渡る。
その声を聴き、期待を膨らせるもの、不安になるもの等様々な感情が渦巻く。
今年も新しい風が吹く。
…END
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
出番がなかった方々
田中「最終回なのに…」
中田「出番がなかった…」
由里「まぁ…今回は桜花の方々がメインのお話ですので、仕方ないですわね」
カンナ母「花梨が出てきたのに私たちが出てこなかったのはさみしかったわよねぇ♪」
カンナ父「ま、まあね。」
田中「で、ここに作者からの伝言があるわけだが」
中田「なに?!」
田中「希望があれば、番外編的な感じの話かくかもって」
中田「番外編って…つい数話前にそういった話書いたじゃん…」
田中「まぁ…な。最終回ではさすがに書けなかった葵*実や、葵*明日人、杏奈*優、瑞樹×明日人等など…その手のネタをどうするか考えてるって」
中田「…さすがにガチの内容はまずいよなぁ。」
田中「神の手による天罰があるからなぁ。やるとしてもさすがにレベルを数段階落とさなくちゃいけなくなるだろうけど」
中田「なぁ、高校生編とかも書かないの?」
田中「そのストーリーも考えたらしいけど更新スピード的に完結が難しいって」
中田「そうか…まぁ番外編的な感じて未来の話は…」
田中「いいんじゃないか?1話だけだったら、その後…的な感じで」
田中・中田「ということで、希望があれば番外編かきま~す、とのことです」
…END…?
葵「ふあぁ…今年も今日で最後か~」
カンナ「ですね~」
杏奈「今年は早かったね。稽古だったり、中学校の勉強だったり」
瑞樹「そうね。今年から一気にやること増えたから、時間がもっと欲しい位だったわ」
年末最後の日。
学校も長期休暇かつ年末年始ということもあり部活動も休みであり、稽古も今日と明日の2日のみ休みでありそれぞれが短い休みを堪能していた。
葵「また明後日から稽古か~」
瑞樹「仕方ないでしょ。もうすぐ私たちの初舞台なんだから」
詩音「そうですね…稽古のこと考えちゃいますぅ」
杏奈「だね。もうすぐって考えちゃうと、緊張しちゃうね」
1月4日に行われる自身たちの初舞台に向け、葵達は最終調整へと向けている最中であり、各々が内心では焦りと緊張が渦巻いている
葵「そう?私は楽しみだなぁ♪」
クロエ「私もデス♪」
瑞樹「ほんと、二人いいわね。緊張しない体質で…」
葵「…ん~よし、今日は夜、みんなで初詣でお願いしよ?舞台で成功しますようにって♪」
詩音「それはいい案ですね。」
杏奈「でもその前にお母さんとかにも会いたいなぁ」
カンナ「そうですね。家に帰ってから桜木神社前に集合でいいんじゃないですか?」
桜木神社
桜木町にある大きく500年以上の歴史をもつ伝統のある神社であり、受験合格や恋愛成就等の神様を祭っている。
葵「けって~い♪じゃあ、18時くらいがいいかな?」
瑞樹「そうね。早いほうが前に行きやすいし…」
葵の発言によってとんとん拍子で予定が決まっていく
その後、葵達はそれぞれの家へと帰宅する。
葵「たっだいま~♪」
葵母「あら、おかえり葵。」
葵「あ、お母さんだ~♪」
葵が一時的に帰宅をすると母親が優しく出迎える。
葵母「今日は一人?」
葵「うん♪たまには、お母さんやお父さんとのんびりとしようと思って」
葵母「ふふ♪ありがと葵、さ、お父さんもいるわよ。」
葵「おとうさ~ん♪ひさしぶり~♪」
葵はソファで年末の特番を見ていた父親のよこに笑顔ですり寄る
父親は葵の頭を優しくなでる
葵父「ん…葵、おかえり。元気そうだな」
葵「えへ~♪お父さんも元気そう♪」
葵母「最近お父さん元気すぎるのよ♪ね?」
葵父「…あ、あぁ」
母親はキッチンの向こう側から笑顔で嬉しそうな口調で語り、父親は少しバツが悪そうに呟く
葵「そうなの?」
葵母「前の休みなんて、久しぶりに夫婦の夜の仕事を、ね♪」
葵「へぇ~♪お父さんもまだ現役だねぇ♪」
葵父「…む、娘がそういうことをいうんじゃない」
葵はちゃかすような笑顔で父親の腕にすり寄ると父親は苦笑いし葵の頭を少し撫でる。
葵母「ふふ♪恥ずかしがる貴方、可愛い♪子供できたらどうしようかな♪」
葵「できれば妹がいいなぁ♪一緒にファッションショーしたいなぁ♪」
葵父「…まったく、この母娘は…」
明日人「ただいま~。あ、姉ちゃん♪」
そんな会話をする中、元気な声が聞こえ音をたてながら少年が部屋に入ってくる。
葵「あ、明日人だ~♪」
葵・明日人「「ハイタッチ~♪」」
葵は弟に近寄り、打合せしていたかのようにタイミングよくハイタッチをする。
明日人「姉ちゃん相変わらず元気♪」
葵「明日人も♪久しぶりだね。背かなり伸びたね♪」
明日人「そ、そうかな」
葵「伸びたよ~♪5,6cm位伸びた?」
葵は明日人の頭を触り、自身の伸長と比べる。
明日人「えへへ♪姉ちゃんも大分綺麗になったね。スタイルも良くなったみたいだし」
葵「えへへ♪でも明日人、私のスタイルまで気が付くなんて、すごい♪」
明日人「す、すごくないよ。姉ちゃん見てれば、それくらい…」
褒められた明日人は少し顔を赤めらせ視線を葵からそらす。
葵「まさか私の体どこかで見たのかな~?」
明日人「う…み、みてないよ」
葵「その反応…白状しろ~♪」
明日人「にっげろ~」
視線を逸らす弟の姿に葵はいたずらっこのように口元を緩め、逃走を図る弟を追いかけ始める。
葵母「まったく仲のいい姉弟ね」
葵父「そうだな。…思春期で多少は仲悪くなるとおもったんだがな」
葵母「そうね。二人とも思春期こないわね~♪」
葵「つっかま~えた♪」
明日人「うわ!?」
葵は弟を羽交い絞めするように抱き着き、弟を持ち上げる。
葵「これで逃げれないぞ~♪観念しろ~♪」
明日人「わ、分かったよ」
葵はソファに座り、羽交い絞めしていた弟を自身の体が背もたれになるように太ももの上に優しく座らせる。
葵「なんで私がスタイルが良くなったって気づいたのかな?」
明日人「だ、だってお姉ちゃんのこと好きだから…お風呂入る時覗いたりしたから…」
葵「…変 態明日人♪」
明日人「そ、そんなに頬つついちゃ、だめぇ」
葵はいたずらっ子のように笑顔を浮かべ、頬をつつき始め、明日人は恥ずかしがるに顔を赤くする。
葵母「もう、葵、明日人のこと困らせちゃだめよ~♪いけない愛見るのもおもしろそうだから♪」
葵「は~い♪」
葵父「…明日人…やる時は、ちゃんとつけろよ」
明日人「う、うん」
葵母「ご飯できたわよ~。」
葵「は~い♪明日人、ごはん食べよ♪」
明日人「う、うん」
母親の元気な声と料理のいい香りに引き寄せられ葵と明日人、父親、母親は食卓を囲む。
葵「や~久しぶりに家族全員で食べる食事、たのしいなぁ♪」
葵母「ね♪私もうれしいわ♪」
葵達は普段より談笑しながら食事の箸を進めていく。
葵「ふ~♪おなか一杯♪」
葵母「ふふ♪作り甲斐があったわ♪」
明日人「ふあぁ…なんだか眠くなっちゃった」
葵「私も~♪明日人一緒に寝よ♪」
明日人「あう!ね、姉ちゃん、引っ張らないでよぉ」
明日人の部屋
葵「ふああ…ふふ♪明日人かっわいい♪」
明日人「うぅ…姉ちゃん、近いよぉ」
葵と明日人は同じ布団に潜り込み、目の鼻の先に笑顔で向き合うように添い寝する
葵「えへへ♪…明日人とくっつくて寝るのもひっさしぶり~♪」
明日人「もう…ひゃ!?」
葵「明日人のお尻、やわらか~い♪」
葵は明日人のズボンの下に手を滑り込ませ、明日人の柔尻をなで始める
明日人「も、もう姉ちゃん、やめ、やめてよぉ」
葵「えへ~明日人可愛い♪ぎゅーってしてあげる♪」
明日人「むぐ」
葵は明日人の顔を自身の胸元にくるように抱き寄せる。
葵「どう?お姉ちゃんのお胸は?」
明日人「や、柔らかくていい匂い…だ、だけどは、恥ずかしいよ」
葵「ふふ♪…あ、そういえば明日人。今日初詣いく?」
明日人「行くけど…どうしたの?」
葵「今日一座のみんなと一緒に行くんだけど…明日人もいっしょに行く?明日人が大好きな瑞樹もいるよ♪」
明日人「…行く!」
葵「決まりね♪じゃあ…それまで…ふあぁ…お昼寝♪」
明日人「う、うん(ね、寝れそうに…ない)」
葵は明日人の頭を優しくなでながら、襲ってきた眠気に逆らわず眠りにつく。
葵「ふあぁ…んん」
明日人「(すやすや…)」
葵「ふふ♪今な~ん時?」
しばらくして葵が起床し時計を確認すると午後4時を指ししめていた。
葵「う~ん、集合は18時だし、神社もそこそこ近いけど…準備しよっか。明日人、おきて」
明日人「んん…もう朝?」
葵「朝じゃないよ。午後4時。」
明日人「ふあ…そろそろ準備しなきゃだね」
明日人は葵に起こされ、手際よく服を着替え荷物をまとめ始める
葵も準備をするために自分の部屋へと向かう
17時30分・・・桜木神社前
葵「と~ちゃ~く」
明日人「もう姉ちゃん、早すぎるんじゃない?」
準備を終えた葵と明日人は早めに家を出発し、待ち合わせである神社前に到着する。
瑞樹「…ぁ…葵、早かったじゃない。それに明日人君も久しぶりね」
実「葵さんに明日人くん。久しぶりです」
葵「あ♪瑞樹と、みのくん♪」
明日人「ぁ…ひ、久しぶりです。瑞樹さん」
葵「みのくん、もう体大丈夫なの?」
実「はい。体調も大分よくなりましたし、しばらくは大丈夫です」
瑞樹「明日人君、元気にしてた?」
明日人「は、はい。元気にサッカーしてました。瑞樹さんは…」
瑞樹「私も元気に過ごしてたわ。今はいろいろと忙しいけど」
明日人はどこか緊張しながらも瑞樹と軽く挨拶を交わす
カンナ「あ、瑞樹ちゃん、葵ちゃん、まってました?」
花梨「ぅ…葵さん、瑞樹さん、お久しぶりです」
葵「カンナちゃんと花梨ちゃんだ♪まってたよ~♪」
花梨「ひゃ!?葵さん、胸を触らないでくださいぃ」
葵はカンナと花梨の姿を見ると、挨拶と同時に花梨の胸を躊躇なくもみ始める。
カンナ「はう…もう、葵ちゃんだめですよ~外でやっちゃだめですよ~」
葵「えへへ♪ごめんね、花梨ちゃん」
明日人(美人、美人だ!たわわ果実の美人だ!)
実(お姉ちゃんの同期の人か…。綺麗で優しそうな人だね)
杏奈「や、みんな早いね」
菜乃花「皆さん、久しぶりですね」
椿「皆せっかちでぇすね」
葵「あ、杏奈ちゃん、菜乃花ちゃん、椿ちゃんだ。」
杏奈は椿を肩車をし、菜乃花は瑞樹達に小さくお辞儀をする。
葵「あとは、詩音ちゃんと芹ちゃん、クロエちゃんだね」
瑞樹「そうね。まぁしばらく待ちましょ。」
葵「そだね~♪菜乃花ちゃん、もしかして背伸びた?」
菜乃花「そ、そうでしょうか?」
杏奈「少し伸びたよね」
葵「だよね~♪」
菜乃花「な、なでないでください」
笑顔の葵に撫でられ、菜乃花は恥ずかしそうにほほを少し赤めらせる。
カンナ「あ、そういえば、花梨と菜乃花ちゃん初対面ですよね~」
花梨「そうね…初めまして、花梨です。」
菜乃花「菜乃花です。こうやって話すのは初めてだけど…私、花梨さん知ってるのよ」
花梨「え?」
菜乃花「だって、クラスは違うけど…同じ小学校だから」
杏奈「そうなの?菜乃花?」
菜乃花「えぇ。クラスの男子が噂してるのよ。兎原花梨っていう胸の大きくてすごく可愛い子がいるって」
花梨「え?!」
カンナ「花梨、知らなかったの?」
花梨「えぇ…まったく。」
菜乃花「すごく評判高いわよ。」
花梨「ど、どういった噂されてるのか、き、聞かせて」
菜乃花「えぇ…いいですよ」
花梨は菜乃花に近寄り、学校での話をし始める
杏奈「少し仲良くなったみたいだね」
カンナ「ですね~」
クロエ「あ、もう皆来てるデスね~♪」
詩音「お、お待たせしましたぁ~」
芹「…お待たせ…」
しばらくすると、クロエたち3人が集合場所に到着する
葵「あ、クロエちゃんたちだ~♪」
クロエ「ミス葵、着物の着方これで合ってマス?」
葵「…うん、あってるよ♪それにしても、クロエちゃん着物着れるんだ♪」
クロエ「うん♪ママに教わったの」
クロエはオレンジ色を基調とし花の模様が描かれた着物をその場のみんなに見せびらかす
明日人(皆…お綺麗な人たちだなぁ)
葵「じゃあとりあえず…明日人と実君の自己紹介しようか♪明日人からね♪」
明日人「え、あ、明日人といいます!い、いつも姉がお世話になってます」
明日人は緊張しながら挨拶を交わす。
カンナ「葵ちゃんから話は聞いてますよ~。」
杏奈「可愛い弟だとは聞いてたけど…明日人君、本当に線細くて可愛いね」
葵「ね~♪明日人、かわいいよ♪」
明日人「ね、姉ちゃん…く、くっつかないでよ、恥ずかしい」
椿「仲もすごくいいみたいでぃすね」
葵は緊張している明日人を背中の方から抱き着き、明日人は恥ずかしさのあまり顔を赤めらせる。
実「僕の番だね。静原実です。お姉ちゃんがお世話になってます」
詩音「実君、美形ですね~」
芹「…可愛い…イケメン…」
クロエ「ミス瑞樹の家系は美形の血筋デスね♪」
瑞樹「そ、そうなのかしら…ね、実」
実「そ、そうなのかな」
クロエに褒められ、瑞樹と実は少し恥ずかしそうに顔を見合わせる
葵「じゃあ…全員自己紹介も終えたし…そろそろ並ぼうか♪」
瑞樹「そうね。結構並んできてるし…」
19時30分
軽い自己紹介を終えた葵達は神社の参道にカップルや夫婦などが徐々に列をなして並び始めたのを確認し、葵達はその列に並び始める
詩音「はうぅ…や、やっぱり人が多いですねぇ」
杏奈「そうだね。はぐれないようにね、詩音ちゃん」
詩音「はいぃ…せ、芹もはぐれないでくださいね」
芹「うん…」
詩音と芹は手をつなぎから列の流れに沿って歩く。
カンナ「~♪」
瑞樹「カンナちゃん楽しそうね」
カンナ「はい。こんなに沢山のお友達と初詣に来れると思うと…うれしくなっちゃって…ひゃ!」
葵「私も~♪カンナちゃんたちと来れてうれしい♪」
葵は嬉しそうな表情を浮かべるカンナの背後から満面な笑顔で抱き着く
瑞樹「たくこの子は…きゃ!?」
椿「楽しいでぇすよね♪」
瑞樹「もう椿ちゃん、急に飛びつかないでよ」
椿「あ、ごめんでぇす」
椿は葵をカンナからはがそうとした瞬間、突然背中に飛びついてきた椿に驚く
クロエ「二人とも、プリチーですね♪」
明日人「く、クロエさんち、近いです。」
実「(お、おおきい…)」
クロエは明日人と実に誘惑するような体位をしつつ、満面な笑顔を浮かべる。
23時56分
葵「ふぅ…っもうすぐだね」
瑞樹「そうね」
カンナ「もうすぐ新年なんですねぇ。どきどきします」
杏奈「僕もすごくドキドキしてる」
葵達が会話している間にも秒針が進み、23時59時55秒
秒針が進む度、神社に来ていたほぼ全員が新年までのカウントダウンを始める。
そして…
24時(0時)
秒針が頂上にたどり着くと、歓声が上がる
葵「新年あけたね~♪あけまして、おめでと♪みんな」
瑞樹「あけましておめでとう。」
新年が明け、それぞれ新年のあいさつを交わしている。
そうしているうちに参拝の列がさらに進み始める。
そして葵達の番に…
葵「さてとお金いれて…と♪何願おうかな」
瑞樹「そうね。」
カンナ「私は…1年の健康ですかね」
杏奈「僕は…歌舞伎役者として成長することかな」
瑞樹「まぁ、大体そのあたりになるわね。」
葵「じゃあ鳴らすよ♪」
葵は鈴を数回鳴らした後、みんな目をつむり願い事を思い始める
クロエ(もっと役者として成長できますように…)
詩音(こ、この人見知りの性格がす、少しでも改善しますように…)
芹(詩音の願い…かないますように…)
椿(もっと背がのびますように…)
杏奈(役者としてもっと成長したいです。)
カンナ(皆が1年間、健康で楽しく生活を送れますように…)
瑞樹(葵の願いが叶いますように)
葵(ず~っと皆と一緒に楽しくいれますように…)
参拝後、屋台の料理を頼み食べ始める
葵「ん~♪やっぱり屋台と言ったらたこ焼きだよね♪」
杏奈「フランクフルトも捨てがたいよね」
葵「あ、確かに♪」
椿「綿あめおいしいデス♪」
カンナ「はい~♪」
クロエ「ジャパニーズのお面は面白いですね♪」
瑞樹「もうクロエちゃん、そんなにお面付けて…」
詩音「な、なんで芹ちゃん、この時期に…かき氷なんです?」
芹「…出てたから…面白そうだったから…」
菜乃花「…寒い…外で食べるものじゃないわね」
花梨「ね。」
詩音たちは芹と一緒に買ったかき氷を寒さに耐えながら食べ始める
優「あ、杏奈と皆さん」
杏奈「あ、まさる♪」
食べ歩きをしていると、優しそうな笑顔を浮かべた優が杏奈たちに近寄ってくる
葵「優君も初詣?」
優「はい。僕一人で、でしたけど」
杏奈「あぁ…お父さんたちまだ忙しんだ」
優「うん。」
カンナ「優君がよければいいのですが…一緒に行きます?」
優「はい。大丈夫ですので、一緒に行きます。」
瑞樹「…でもこのあとどうする?一座の部屋に帰る?それともまた家に帰る?」
葵「ん~…それは各自の判断で、いいんじゃないかな♪私は、明日人と帰るけど…」
明日人「僕もたまには姉ちゃんと一緒に過ごしたいし…」
実「…姉ちゃんは、葵さんの家にでも行く?」
瑞樹「え?!そ、それは…お母様にも挨拶しておきたいし…今日は…素直に帰るわ」
カンナ「それがベストみたいですね♪」
杏奈「明日からまた稽古だから…明日…いや、今日の午後には一座にいたほうがいいね」
クロエ「そうデスね。」
瑞樹「今日の…17時位には一座に行ったほうがいいわね」
葵「うん。じゃあ。一座前に17時位に集合ってことで♪」
椿「決定です♪私、杏奈ちゃんの家に行きたいでぇす♪」
杏奈「いいけど…椿ちゃん、家に帰らなくていいの?」
椿「新年のあいさつならさっき電話で済ませたでぇす。それに家に帰るのも今日の朝でいいでぇす♪」
杏奈「まさるはどうする?」
優「僕も行きたいな。」
菜乃花「お姉ちゃん、モテモテね」
詩音「か、カンナちゃん、その…か、カンナちゃんの家に行きたいです」
芹「私も…」
カンナ「はい~いいですよ~♪」
花梨「まったくお姉ちゃんは…」
そうして各々家へ帰宅したり、友の家により始める。
葵達はたった数日の年末年始の休暇を堪能し、再び稽古へと精進する
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
そして1月4日10時
カンナ「と、とうとうこの日ですね」
瑞樹「早いものね」
一座が所有する劇場での初日。
舞台が始まる数時間前から葵達は各々の役にあった衣装に着替え、何度も自分のセリフやタイミングなどを確認しながら初日という不安と期待に包まれていた
葵「もう、楽しむしかないよね♪」
詩音「葵さんは緊張してないですね」
葵「してるよ~♪でもわくわくが勝っちゃってるもん♪」
杏奈「葵らしいね。」
瑞樹「でも今回に限っては葵の言うこともわかるわ」
葵「もう瑞樹、今回に限ってってどういうこと~?」
瑞樹「ごめんごめん、私も楽しみなのよ。1年頑張ってきた稽古がどう評価されるのか」
杏奈「…それもそうだね」
カンナ「私は不安が強いです」
詩音「私も…ひゃ?!」
楓「初めは誰もそうだよ、カンナちゃん、詩音ちゃん。私もそうだったから」
葵「あ、楓先輩♪」
詩音「ふぇぇ…胸さわらないでくださいぃ」
楓は詩音の背後から胸を触りつつ、現れる
瑞樹「もう楓先輩は…やめてあげてください」
楓「ふふ♪そうだね」
カンナ「楓先輩はこの不安、どう克服したんですか?」
楓「ん、そだねー。私の場合は、目つぶって両手を合わせて今までの稽古を思い出しながら、大丈夫ってずっと呟いてごまかしてたな~」
葵「楓先輩が…先輩っぽいこといってる!」
楓「なにを~!私だって一応先輩なんだぞ~!」
葵「わ~にっげろ~」
カンナ「…大丈夫…」
詩音「大丈夫…」
瑞樹「さっそくやってるのね」
カンナ「はい~やらないよりやったほうが安心ですから」
カンナ、詩音は楓がやったという不安解消のおまじないをし始める
桔梗「まったく、葵と楓さんはにぎやかですわね」
杏奈「あ、桔梗さん」
桔梗「杏奈さん、ここでは座長とお呼びください」
杏奈「ご、ごめんなさい、座長」
騒ぐ葵と楓を片目に茜、スイレン、彩愛を連れて桔梗が黒を基調とした和服で舞台裏へと訪れる
桔梗「私は舞台裏の個室から見ておりますので、皆さんご武運を。茜さんあとはお願いします」
茜「はい。とりあえず…葵ちゃん、楓、そろそろ騒ぐのやめな」
葵「あ、は、はい」
楓「うぅ…はい」
彩愛「今日は葵ちゃんたちの初舞台でもあり、一座の今年初舞台でもあるのよ。緊張がないのもいいけど、もうちょっと真剣になりなさい」
葵「はう…ごめんなさい」
楓「ごめんなさい…」
茜「さてと、最後の段取り確認になるけど…」
彩愛の鶴の一声が葵と楓の騒ぎを修め、茜は最終段階での確認を全員で行い始める。
茜「…よし、これで確認も終わりっと。・・みんな大丈夫だから、頑張ろう」
葵達「はい」
楓「スイレンも一言言っておきな」
スイレン「…ん…ぇと…皆…ファイト」
葵「はい!(恥ずかしがるスイレン先輩可愛い~♪)」
スイレンは楓に促され、顔を少し赤めらせ応援の言葉を述べる
茜「じゃあ…もうすぐ開演するから、みんな準備ね!」
全員「はい!」
茜の一言で全員が今日一番の声が出て、開演に向けた準備を始める。
最初に登場するもの…
次に登場するもの…
着替えの手伝いをするもの…
幕や舞台の切り替えを行うもの…
各々が自分の役割の場所へと着く
そして舞台は始まり、順調に話が進んでいく。
葵達の初々しい演技を優しく見守る人や厳しく評価する人等葵達を見つめるお客の様々な視線にさらされながら葵達も真剣に舞台の演技を行っていく。
時は流れ4月
葵達が一座に入門して1年、新しい春の風が吹く。
一座には今年の歌舞姫制度による入門試験の準備が終え、あとは行うだけの状態になり、一座の門の前にはもうすでに入門志願者による人だまりができていた
葵「やっとこの時期か~♪」
瑞樹「そうね。私たちもここからはじまったのね」
杏奈「なつかしいなぁ~試験。」
カンナ「ですね。もう1年ですもんね」
詩音「は、はやかったような長かったような」
クロエ「それ、分かるデス♪」
椿「でも今年の司会者が私たちなんて…」
瑞樹「えぇ。去年やった楓先輩たちは今日入学式だし、若い子がやる習慣があるみたいだから、私たちに回ってきたみたいよ」
葵「ふふ♪立場は違えと、試験楽しまなきゃね♪」
杏奈「さ、そろそろ行けるけど、大丈夫?」
葵「うん♪」
葵が笑顔でうなずくと一座の門の扉が開き、入門志願者が入ってくる
菫「よ~し頑張るぞ~♪」
藍「もう、菫、まってよぉ」
沙月「まったくあの子は…」
柚子「でも、いつも通りでいいですよね~」
薺「…うん」
花梨「こ、今年はお、お試しだから、そう、お試し…」
菜乃花「そうだね、花梨ちゃん」
花梨「ひゃ!…な、菜乃花ちゃんもきてたのね」
菜乃花「うん、ぼ…私も一応受けてみようと思ってね」
アザミ「今年こそ、合格を…」
桃「ですね、アザミ」
蘭花「昨年の屈辱晴らすのじゃ」
それぞれの場所でそれぞれの感情が、思いが渦巻く
サクラ『キャは♪今年もいっぱ~い♪』
サクラはその光景を門の上から笑顔を浮かべながら見ている。
瑞樹「葵、そろそろ…」
葵「うん♪では…いまから~、歌舞姫制度を受ける為の~選考会を開催しまーす!」
葵の元気いっぱいの声が会場に響き渡る。
その声を聴き、期待を膨らせるもの、不安になるもの等様々な感情が渦巻く。
今年も新しい風が吹く。
…END
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
出番がなかった方々
田中「最終回なのに…」
中田「出番がなかった…」
由里「まぁ…今回は桜花の方々がメインのお話ですので、仕方ないですわね」
カンナ母「花梨が出てきたのに私たちが出てこなかったのはさみしかったわよねぇ♪」
カンナ父「ま、まあね。」
田中「で、ここに作者からの伝言があるわけだが」
中田「なに?!」
田中「希望があれば、番外編的な感じの話かくかもって」
中田「番外編って…つい数話前にそういった話書いたじゃん…」
田中「まぁ…な。最終回ではさすがに書けなかった葵*実や、葵*明日人、杏奈*優、瑞樹×明日人等など…その手のネタをどうするか考えてるって」
中田「…さすがにガチの内容はまずいよなぁ。」
田中「神の手による天罰があるからなぁ。やるとしてもさすがにレベルを数段階落とさなくちゃいけなくなるだろうけど」
中田「なぁ、高校生編とかも書かないの?」
田中「そのストーリーも考えたらしいけど更新スピード的に完結が難しいって」
中田「そうか…まぁ番外編的な感じて未来の話は…」
田中「いいんじゃないか?1話だけだったら、その後…的な感じで」
田中・中田「ということで、希望があれば番外編かきま~す、とのことです」
…END…?
現在のイイネ数 | 115 |
---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
---|---|---|---|---|---|---|
145 | 第01話 歌舞姫選考試験?! | 1817 | 2 | 2015-08-20 | - | |
115 | 第02話選考会開始! | 1791 | 4 | 2015-08-21 | - | |
88 | 第03話 2人の少女の巣立ち | 1624 | 2 | 2015-08-22 | - | |
221 | 第04話 再開と就寝 | 1852 | 2 | 2015-08-23 | - | |
100 | 第05話 シャワーとチョコと暴走の兆し? | 1789 | 2 | 2015-08-27 | - | |
174 | 第06話 計測 | 1888 | 2 | 2015-08-29 | - | |
170 | 第07話 お仕置きと一座の歴史 | 1906 | 2 | 2015-08-30 | - | |
146 | 第08話 昼食 | 1633 | 2 | 2015-09-02 | - | |
158 | 第09話 身体能力テスト | 1701 | 4 | 2015-09-10 | - | |
145 | 第10話学校生活開始!そして… | 1502 | 2 | 2015-09-21 | - | |
137 | 第11話 委員決め | 1541 | 2 | 2015-09-27 | - | |
128 | seid01 一方カンナと杏奈は | 1671 | 2 | 2015-10-03 | - | |
146 | 第12話 中学校での昼食 | 1592 | 2 | 2015-10-25 | - | |
161 | 第13話 初稽古! | 1544 | 2 | 2016-01-19 | - | |
112 | 第14話 夜のお仕事♪ | 1638 | 2 | 2016-01-23 | - | |
104 | 第15話 突撃!部活動見学! | 1540 | 2 | 2016-01-24 | - | |
161 | 第16話 幼馴染?との再開 | 1609 | 2 | 2016-01-27 | - | |
150 | 第17話 見学とお風呂時々弾力 | 1492 | 2 | 2016-01-28 | - | |
100 | 第18話入門書と午後の遊び | 1503 | 2 | 2016-01-30 | - | |
154 | 第19話両家の母親 | 1442 | 4 | 2016-01-31 | - | |
147 | seid02カンナ家への訪問 | 1553 | 4 | 2016-02-14 | - | |
114 | 第20話体験入部開始! | 1435 | 4 | 2016-03-01 | - | |
148 | 第21話 部活と日常と。 | 1421 | 4 | 2016-03-12 | - | |
162 | 第22話未知との邂逅 | 1320 | 2 | 2016-05-07 | - | |
140 | 第23話未知との交流 | 1249 | 4 | 2016-06-04 | - | |
100 | 第24話大型連休開始1日目 | 1207 | 4 | 2016-06-12 | - | |
93 | 第25話大型連休2日目 | 1080 | 2 | 2016-06-19 | - | |
104 | side03瑞樹と杏奈 | 1218 | 2 | 2016-06-26 | - | |
159 | 第26話:大型連休3日目 | 1310 | 4 | 2016-07-03 | - | |
133 | 第27話:大型連休4日目 | 1088 | 4 | 2016-07-17 | - | |
96 | seid04:カンナの休日 | 1317 | 2 | 2016-07-24 | - | |
138 | 第28話:大型連休5日目 | 1175 | 7 | 2016-08-14 | - | |
160 | 第29話:大型連休6日目 | 1015 | 2 | 2016-09-18 | - | |
105 | EX03:お祭り企画!? | 1109 | 5 | 2016-09-18 | - | |
98 | EX04:お祭り企画前座 | 1068 | 4 | 2016-09-25 | - | |
120 | EX05:特盛親子丼! | 1244 | 4 | 2016-09-25 | - | |
128 | EX06:瑞樹のお仕置き | 1148 | 2 | 2016-09-30 | - | |
133 | EX07:ぞうさん付杏奈ちゃん | 1089 | 2 | 2016-10-02 | - | |
119 | EX08:楓の行動力と代償 | 1042 | 0 | 2016-10-02 | - | |
137 | EX09:カンナ家へ潜入?! | 1097 | 2 | 2016-10-08 | - | |
99 | 第30話:葵と瑞樹の昔話 | 936 | 0 | 2016-11-06 | - | |
147 | 第31話大型連休最後の日 | 1147 | 6 | 2016-11-17 | - | |
138 | 第32話芹と詩音と時々未知 | 999 | 2 | 2017-02-08 | - | |
199 | 第33話:初めての中間テスト | 948 | 0 | 2017-05-10 | - | |
159 | 第34話:中間テスト② | 942 | 0 | 2017-05-17 | - | |
163 | 第35話中間テストと報告 | 1175 | 2 | 2017-06-04 | - | |
160 | 第36話伝説の黒猫? | 1081 | 0 | 2017-08-17 | - | |
149 | 第37話バナナ料理 | 758 | 0 | 2017-08-20 | - | |
157 | 第38話 兼部 | 949 | 0 | 2017-08-26 | - | |
140 | 第39話 夏休み | 984 | 2 | 2017-08-31 | - | |
143 | EX12:第1回人気投票結果発表 | 951 | 2 | 2017-09-01 | - | |
137 | EX13:瑞樹と2人の交わり | 1007 | 2 | 2017-09-03 | - | |
173 | EX14:葵とスイレンと | 965 | 2 | 2017-09-06 | - | |
132 | 第41話慰安旅行2日目 | 1103 | 4 | 2017-10-15 | - | |
149 | 第42話慰安旅行3日目 | 1014 | 0 | 2017-11-05 | - | |
111 | side04:ホテルの部屋では・・・ | 1150 | 0 | 2017-11-16 | - | |
134 | 2018_新年のご挨拶 | 886 | 0 | 2018-01-01 | - | |
133 | 第43話慰安旅行4日目 | 1084 | 0 | 2018-05-06 | - | |
68 | 第44話慰安旅行終盤まで。(おまけあり) | 864 | 2 | 2018-09-27 | - | |
112 | 第45話 杏奈の誕生日 | 1025 | 2 | 2018-10-05 | - | |
126 | 第46話歌舞姫部の合宿1話 | 888 | 2 | 2018-10-06 | - | |
114 | 47話 合宿2日目+特別企画?! | 879 | 10 | 2018-10-07 | - | |
107 | 48話 歌舞伎部合宿3日目‐進展 | 841 | 2 | 2018-10-11 | - | |
107 | 特別企画①_旅行 | 794 | 2 | 2018-10-14 | - | |
78 | 49話 サクラとの別れ…? | 771 | 2 | 2018-10-14 | - | |
74 | 特別企画②たった1日のサバイバル | 680 | 2 | 2018-10-21 | - | |
110 | 第50話 お見舞い | 847 | 2 | 2018-10-25 | - | |
150 | 特別企画③ 昔の姉 | 894 | 2 | 2018-10-31 | - | |
78 | 第51話 瑞樹とカンナの誕生日 | 1071 | 2 | 2019-01-27 | - | |
115 | 最終回 新たな春の風 | 873 | 4 | 2019-03-03 | - | |
136 | 番外編 葵×明日人 お正月の一幕 | 886 | 0 | 2019-03-14 | - | |
94 | 【番外編】葵×実 | 626 | 0 | 2019-04-14 | - | |
68 | 【番外編】杏奈と優のデート | 762 | 0 | 2019-05-07 | - | |
90 | 【番外編】カンナ*芹*詩音 | 886 | 0 | 2019-05-12 | - | |
81 | 【番外編】スイレン*椿 夜の巡回 | 710 | 0 | 2019-05-16 | - | |
98 | 【番外】杏奈*アザミ | 615 | 0 | 2019-05-18 | - | |
92 | 【番外編】定期的カップリング募集 | 906 | 13 | 2019-05-18 | - | |
162 | 【番外コラボ】 影薄の優等生 | 873 | 2 | 2019-05-26 | - | |
65 | 【番外コラボ】 タイムイズミステリアス | 582 | 2 | 2019-08-29 | - | |
76 | 【番外コラボ】錬金術師 | 724 | 2 | 2019-09-10 | - | |
53 | 【番外コラボ】5人のオカルト騒ぎ | 596 | 2 | 2019-09-25 | - | |
66 | 【番外コラボ】母性の女神? | 686 | 2 | 2019-09-26 | - | |
75 | 【番外コラボ】恋する追跡者 | 962 | 2 | 2019-09-27 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/12/21 新商品 PREMIUM PACK 2025 カードリスト追加。
- 01/10 18:55 評価 8点 《Sin トゥルース・ドラゴン》「《ラーの翼神竜》と同じく使う…
- 01/10 18:39 評価 7点 《魔妖仙獣 独眼群主》「総合評価:このカードを含む妖仙獣を展開し…
- 01/10 18:33 評価 8点 《妖仙獣の居太刀風》「総合評価:フリーチェーンかつ2枚までのバ…
- 01/10 18:17 評価 10点 《朱光の宣告者》「最強レベルの手札誘発 天使族とセットで墓…
- 01/10 17:17 評価 10点 《虚無の統括者》「 すんごい不自然な髪の色とツンとした耳がと…
- 01/10 13:31 評価 9点 《炎魔の触媒》「【暗黒界】の展開補助として。 このカードと手…
- 01/10 13:26 デッキ 【灰滅MD】灰よ
- 01/10 09:49 評価 4点 《ヴェノム・コブラ》「孤独なSilhouette動き出せばそれはまぎれも…
- 01/10 09:47 SS Report#82「揺れ惑う正義」
- 01/10 08:05 SS 第50話:子供の罠遊び
- 01/10 00:22 評価 5点 《妖仙獣 飯綱鞭》「総合評価:便利といえば便利だが、そこまで使う…
- 01/09 21:36 評価 2点 《暗黒大要塞鯱》「専用の魚雷と砲撃を駆使して敵を破壊するセンス…
- 01/09 21:24 評価 10点 《アロマリリス-ロザリーナ》「②を見た途端ぶっ壊れ。もうそうと…
- 01/09 21:21 評価 9点 《サルベージ》「「スペックが高い」元祖サルベージ、種族では無く…
- 01/09 21:13 評価 6点 《甲纏竜ガイアーム》「大型モンスターの素材としつつ召喚先のモン…
- 01/09 18:56 川柳 アザミナが 進化後秒殺 この始末☆
- 01/09 18:51 川柳 アザミナが 進化後秒殺 この始末☆
- 01/09 15:10 評価 9点 《マジックテンペスター》「《魔力カウンター》に関する効果を持つ…
- 01/09 12:14 デッキ サイバー流
- 01/09 11:30 デッキ 泉返しておぢさん
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
完結おめでとうございます!!
最後の終わり方、よかったです!
番外ですか・・・楽しみです。 (2019-03-03 16:50)
番外編等の作成は現在検討中です。どうなるかは神の手次第なのです(
(2019-03-04 21:20)
ほんと長かった(約4年
なんとか完結させました。 (2019-03-04 21:21)