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26:美少女、舞う① 作:天
デュエルが開始されたのを見届けて、ダイキは輪になって観戦する一団のところまで下がった。
するとその隣にセリナが寄ってくる。
「三沢先輩、仕向けましたね?」
視線はデュエルを始めた4人に向けたまま、セリナはそう問う。
「何のことかな?」
ダイキは面白そうに微笑むのみ。
セリナの目が細くなる。
「相手が1年だからといって、とぼけても無駄ですよ。あなたは最初からこうなることを予見していた――――いえ、こうなるようにあなたが持っていった。そうですよね?」
セリナが問い詰めるような口調で言うが、ダイキの顔色は変わらない。
「あなたはデュエルにおいてデータを重んじると聞いています。ここに来て、『親衛隊』が購買やその利用客に迷惑をかけている現状を知れば、当然ユーイ達はそれをやめさせようとする。そこであなたはこの状況を利用してユーイとケンザンにデュエルをさせ、そのデータを収集することを思い付いた。デュエルを提案したのはあなただし、タッグデュエルにして一度に2人のデータを取ることができるようにしたのもあなた。生徒会であるあなたがこの場を収めるためデュエルを提案したとしても、誰も疑問には思わない。違いますか?」
つらつらと言葉を並び立てるセリナに、さすがのダイキも困ったように眉を下げる。しかしその微笑は消えてはいない。
「なかなかの洞察力だね、セリナ・ムークくん。さすがは『七星候』に名を列ねるムーク家の一人娘といったところか。だけど、惜しい。当たらずとも遠からずってところだね」
「私の推察が何か違うと?」
自分の推理がダイキの思惑を完璧にえぐれなかったことにむきになり、セリナはダイキを睨む。
それでもダイキは面白そうな笑みを崩さない。
「それだけの目があれば、このデュエルが終わる頃には気付けるさ。さぁ、いよいよデュエルが始まる。彼らの闘いを見逃すなよ」
ダイキが目を輝かせる。
結局セリナははぐらかされてしまった。
核心を突けたと思っていたセリナは面白くない顔。しかしこんなことで騒ぎ立てユーイ達のデュエルに水を差すようなまねはしたくない。
セリナもまたユーイ達のタッグデュエルに目を向けた。
ー ー ー ー ー ー ー ー
「まずは俺のターンザウルス!」
タッグデュエル開始の口火を切ったのはケンザン。
ターンプレイヤーはケンザン→ドルタ→ユーイ→神楽坂の順。先攻1ターン目はケンザンのものだ。
手札から魔法カードを発動する。
「手札から《化石調査》を発ドン!《化石調査》はデッキからレベル6以下の恐竜族モンスターをサーチできるドン!」
《化石調査》は恐竜族限定とは言え幅広いモンスターをノーコストでサーチする極めて優秀なサーチカードだ。恐竜族デッキではこのカードを初手に握ることができるかどうかで立ち回りの精度が変わる。初っぱなでこのカードを発動できたケンザンはなかなか良い初手でデュエルをスタートできたと言える。
「ケンザンは恐竜族デッキか・・・」
恐竜族デッキは攻撃力の高い上級・最上級モンスターを素早く展開し攻め立てるパワー型のデッキだ。直情的で前向きなケンザンには似合ったデッキだろう。
「俺はこの効果でデッキから《魂喰いオヴィラプター》をサーチ!そのまま召喚するドン!」
ユーイ達のフィールドに青白い炎をとさかのように纏った恐竜が現れた。
魂喰いオヴィラプター(ATK1800)
「《魂喰いオヴィラプター》が召喚に成功した場合、デッキから恐竜族モンスター1体を手札に加えるか墓地に送ることができるドン!俺はデッキから《オーバーテクス・ゴアトルス》を墓地に送るザウルス!」
《魂喰いオヴィラプター》は恐竜デッキのエンジンと言える性能を誇るモンスターだ。恐竜族モンスターをサーチするだけでも優秀だが、上記のように恐竜族モンスターを墓地に送ることもでき、墓地に送られることで真価を発揮するカードとも相性が良い。《おろかな埋葬》同様、モンスターをデッキから墓地に送る効果はその後の戦術の幅を広げることに繋がり、場合によってはサーチよりも強力な効果と言える。
ケンザンがデッキからカードを1枚選び出し墓地に送る。
「そして効果で墓地に送られた《オーバーテクス・ゴアトルス》の効果ッ!このカードは効果で墓地に送られた場合、デッキから【進化薬】魔法カード1枚を手札に加えることができるんだドン!俺がこの効果で手札に加えるのは《究極進化薬》のカードザウルス!」
流れるようなケンザンのサーチコンボ。
フィールド状況を有利にするわけではないが、サーチで獲得した《究極進化薬》はケンザンの恐竜デッキのキーカードとも言えるカードだ。序盤にこれを手札に加えられたのは大きい。
「俺はカードを1枚伏せてターンエンドン!」
しかしケンザンはこのターンでは《究極進化薬》のカードを発動することはなかった。
「《究極進化薬》は高レベルの恐竜族モンスターをデッキから特殊召喚できる強力なカードだが、その発動には手札か墓地に恐竜族モンスターとそれ以外のモンスターが1体ずつ必要となる。今はそれらが揃っていないということか・・・」
神楽坂はドルタにも聞こえるよう、そう声に出して分析する。
この神楽坂という男、カードの知識はかなり豊富なようだ。
彼の分析は的を射ていた。確かにケンザンの手札には恐竜族以外のモンスターが来ていない。それ故にこのターンでの《究極進化薬》の発動を見送ったのも彼の言葉通りだった。
(しかしユーイのターンを過ぎれば墓地に恐竜族以外のモンスターが送られるはずだドン。こいつが力を発揮するのは、次の俺のターンザウルス)
ケンザンは考え通りの動きができた1ターン目に満足そうに笑い、ターンを次のプレイヤーに譲り渡す。
「ボクのターン・・・ドロー・・・」
次のターンプレイヤーはドルタ。
相変わらずぼそぼそと呟きながらカードをドローする。
「ボクは《風霊使いウィン》を召喚する」
ドルタのフィールドに緑の髪を後ろで束ねた女の子のモンスターが召喚される。
風霊使いウィン(ATK500)
《風霊使いウィン》は春風のように清々しく爽やかな美少女だ。質素なローブ姿だが、手に持つ杖は竜の見事な細工が施されている。
「さらに、手札から《ショウリュウ》を特殊召喚。《ショウリュウ》は自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在するとき手札から特殊召喚できる」
《風霊使いウィン》の隣に今度は緑と黄の混じったような龍が現れる。
ショウリュウ(ATK1500)
《ショウリュウ》は慣れているように《風霊使いウィン》の周りを飛び、《ウィン》もまたその喉を撫でる。
これでドルタのフィールドにはモンスターが2体。しかしその攻撃力はどちらも《魂喰いオヴィラプター》には及ばない。
「これでフィールドに《風霊使いウィン》と風属性モンスターが揃った。ボクはこの2体を墓地に送り、デッキから《憑依装着―ウィン》を特殊召喚する」
ドルタの宣言に従い、《風霊使いウィン》が《ショウリュウ》を自らの体に巻きつかせるようにして纏い、竜巻へと変じる。
その竜巻が晴れた時、そこにいたのは《風霊使いウィン》ではなかった。
まるで彼女が幾分か成長したかのような少女。《ショウリュウ》らしき龍を従えた凛々しくも愛らしい《憑依装着―ウィン》の姿であった。
憑依装着―ウィン(ATK1850)
「デッキからモンスターを特殊召喚ザウルス!?」
ー ー ー ー ー ー ー ー
ケンザンが驚くのとダイキが「ホウ・・・」と感嘆の息を吐くのは同時だった。
「何ですか?」とセリナが訊く。
「【憑依装着】モンスターは、適応した【霊使い】と属性の同じモンスターの2体を墓地に送ることでデッキから自身を特殊召喚できるという珍しい効果を持ったモンスターだ。【霊使い】・【憑依装着】共にアイドルカードとして人気が高いモンスターだが、実戦で使う決闘者がいたとはな」
ダイキの言葉通り、《憑依装着―ウィン》のように『このカードはデッキから特殊召喚できる』と効果テキストに記載されているモンスターは数あるカードの中でも極少ない。
可愛らしい少女の姿をしたモンスターが多いことや実戦向きの効果が少ないことから、観賞用としては大変な人気を誇る【霊使い】・【憑依装着】ではあるが、さてその実力は如何程であろうか。
「弱い・・・ということですか?」
【霊使い】に明るくないセリナがそう訊くと、ダイキは難しい顔をする。
「個々のカードの性能だけで見れば、そう強力とは言えないのは確かだ。だがカードの性能だけがデュエルの勝敗を決する要素じゃあない。要は使い手の腕次第。彼らの言葉を借りるなら、『愛の強さ』次第ってとこかな」
自分のデッキに愛着を持たない決闘者はいない。
それはあたかも『推し』のアイドルに注ぐ愛情に似ている。どんなアイドルもファンの愛情があってこそ輝く。
デッキも同じだ。使い手が愛情を注ぎ、勝つための工夫を凝らすことで初めてデッキは輝くことができる。そしてその輝きに限界はない。どんなデッキであろうと、工夫を怠らなければいずれは誰にも負けない強さを手にすることができる。逆に言えば、勝つためにはデッキにどれだけの『愛』を注げるかが重要となってくるということだ。
ー ー ー ー ー ー ー ー
デッキから《憑依装着―ウィン》の特殊召喚に成功したドルタだったが、その狙いはそれに留まらない。
「《ショウリュウ》が戦闘・効果以外で墓地に送られたことで、その効果が発動。ボクはデッキから《憑依障壁》を手札に加える」
《風霊使いウィン》と共に《憑依装着―ウィン》特殊召喚のコストとして墓地に送られた《ショウリュウ》の効果が発動した。
《ショウリュウ》は戦闘・効果以外で墓地に送られた時、デッキから【憑依】と名の付く魔法・罠カードを1枚手札に加えることができるのだ。
ドルタのサーチした《憑依障壁》は罠カードのようだが、その効果はユーイ達には分からない。
そしてドルタは次の行動に移る。
「バトルだ。行け《憑依装着―ウィン》」
攻撃宣言に応じて《憑依装着―ウィン》が杖を振りかざす。何やら呪文を唱えると、杖の先端に風が渦巻き始めた。
「くっ・・・、そんなアイドルカードに俺の恐竜さんは負けないドン!」
ケンザンが息巻くが、《憑依装着―ウィン》の攻撃力は1850、対してケンザンの《魂喰いオヴィラプター》は1800。ほんの僅かではあるが《憑依装着―ウィン》の方が勝る。
「アイドルカードなんて俗なくくりでボクの《ウィン》ちゃんを語って欲しくないな。やれ《ウィン》ちゃん」
《憑依装着―ウィン》の杖から放たれた竜巻が、《魂喰いオヴィラプター》の体をズタズタに切り裂いた。
甲高い断末魔を上げながら《魂喰いオヴィラプター》は消滅する。
ユーイ&ケンザン(LP4000→3950)
「ぐっ・・・」
ダメージはほんの僅か。しかしこれでユーイ達のフィールドにモンスターはいなくなった。
「ハハハッ!やはり美少女は勝つ!この世界の覇者はもはや恐竜などではなく、今や美少女なのだッ!美少女こそ正義ッッ!!」
「意味分からないドン・・・」
《憑依装着―ウィン》が勝利したことに浮かれ珍しく雄叫びを上げるドルタを理解できず、ケンザンは半眼で呟いた。
ー ー ー ー ー ー ー ー
「各国にはそれぞれ『司るもの』というのがあるのを知っているかい?」
真面目な顔をしてダイキが言うのに、セリナは首を振る。
「我が『秤の国』は『正義』を司るとされている。太古より『秤』というのは『正義』の象徴だからね。だからか知らないが、我が国の『宝具』はたいへん『正義』を重んじる性質をしているらしいよ」
「・・・それが何か?」
脈絡なく唐突に語り始めたダイキにセリナは困惑する。
「だが『正義』とは何だろうね?俺は『正義』=『正しいこと』とは違うと考えている。『正義』とは、その人が『正しいと信じていること』だ。だから『正義』の形は人によって千差万別。彼――――ドルタくんは本当に美少女というものに強い愛を抱いているんだろう。彼にとっては、まさに美少女こそが『正義』。それは彼の操る【霊使い】の少女達のことであり、そのデッキを賭けてでも闘う価値があると信じるセイコさんのことでもある。まさに男としての信念!ドルタくんの言いたいことは、そういうことじゃあないかな!」
ドルタに何かしらのシンパシーでも感じたのか、突然熱弁し始めたダイキ。
しかしその熱は女のセリナには届かなかった。
「・・・たぶんですけど、違うと思いますよ」
どこか侮蔑を含んだ冷たい視線がダイキ刺した。
ー ー ー ー ー ー ー ー
《化石調査》
通常魔法(準制限カード)
(1):デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
《魂喰いオヴィラプター》
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
《オーバーテクス・ゴアトルス》
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/恐竜族/攻2700/守2100
このカードは通常召喚できない。
除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「進化薬」魔法カード1枚を手札に加える。
《風霊使いウィン》
効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻 500/守1500
リバース:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上の風属性モンスター1体のコントロールを得る。
《ショウリュウ》
効果モンスター(オリジナル)
星4/風属性/ドラゴン族/攻1500/守 200
(1):このカード名のモンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(3):このカードが戦闘・効果以外で墓地に送られた時に発動できる。デッキから「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
《憑依装着-ウィン》
効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1850/守1500
自分フィールド上の「風霊使いウィン」1体と 風属性モンスター1体を墓地に送る事で、手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した場合、以下の効果を得る。このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
するとその隣にセリナが寄ってくる。
「三沢先輩、仕向けましたね?」
視線はデュエルを始めた4人に向けたまま、セリナはそう問う。
「何のことかな?」
ダイキは面白そうに微笑むのみ。
セリナの目が細くなる。
「相手が1年だからといって、とぼけても無駄ですよ。あなたは最初からこうなることを予見していた――――いえ、こうなるようにあなたが持っていった。そうですよね?」
セリナが問い詰めるような口調で言うが、ダイキの顔色は変わらない。
「あなたはデュエルにおいてデータを重んじると聞いています。ここに来て、『親衛隊』が購買やその利用客に迷惑をかけている現状を知れば、当然ユーイ達はそれをやめさせようとする。そこであなたはこの状況を利用してユーイとケンザンにデュエルをさせ、そのデータを収集することを思い付いた。デュエルを提案したのはあなただし、タッグデュエルにして一度に2人のデータを取ることができるようにしたのもあなた。生徒会であるあなたがこの場を収めるためデュエルを提案したとしても、誰も疑問には思わない。違いますか?」
つらつらと言葉を並び立てるセリナに、さすがのダイキも困ったように眉を下げる。しかしその微笑は消えてはいない。
「なかなかの洞察力だね、セリナ・ムークくん。さすがは『七星候』に名を列ねるムーク家の一人娘といったところか。だけど、惜しい。当たらずとも遠からずってところだね」
「私の推察が何か違うと?」
自分の推理がダイキの思惑を完璧にえぐれなかったことにむきになり、セリナはダイキを睨む。
それでもダイキは面白そうな笑みを崩さない。
「それだけの目があれば、このデュエルが終わる頃には気付けるさ。さぁ、いよいよデュエルが始まる。彼らの闘いを見逃すなよ」
ダイキが目を輝かせる。
結局セリナははぐらかされてしまった。
核心を突けたと思っていたセリナは面白くない顔。しかしこんなことで騒ぎ立てユーイ達のデュエルに水を差すようなまねはしたくない。
セリナもまたユーイ達のタッグデュエルに目を向けた。
ー ー ー ー ー ー ー ー
「まずは俺のターンザウルス!」
タッグデュエル開始の口火を切ったのはケンザン。
ターンプレイヤーはケンザン→ドルタ→ユーイ→神楽坂の順。先攻1ターン目はケンザンのものだ。
手札から魔法カードを発動する。
「手札から《化石調査》を発ドン!《化石調査》はデッキからレベル6以下の恐竜族モンスターをサーチできるドン!」
《化石調査》は恐竜族限定とは言え幅広いモンスターをノーコストでサーチする極めて優秀なサーチカードだ。恐竜族デッキではこのカードを初手に握ることができるかどうかで立ち回りの精度が変わる。初っぱなでこのカードを発動できたケンザンはなかなか良い初手でデュエルをスタートできたと言える。
「ケンザンは恐竜族デッキか・・・」
恐竜族デッキは攻撃力の高い上級・最上級モンスターを素早く展開し攻め立てるパワー型のデッキだ。直情的で前向きなケンザンには似合ったデッキだろう。
「俺はこの効果でデッキから《魂喰いオヴィラプター》をサーチ!そのまま召喚するドン!」
ユーイ達のフィールドに青白い炎をとさかのように纏った恐竜が現れた。
魂喰いオヴィラプター(ATK1800)
「《魂喰いオヴィラプター》が召喚に成功した場合、デッキから恐竜族モンスター1体を手札に加えるか墓地に送ることができるドン!俺はデッキから《オーバーテクス・ゴアトルス》を墓地に送るザウルス!」
《魂喰いオヴィラプター》は恐竜デッキのエンジンと言える性能を誇るモンスターだ。恐竜族モンスターをサーチするだけでも優秀だが、上記のように恐竜族モンスターを墓地に送ることもでき、墓地に送られることで真価を発揮するカードとも相性が良い。《おろかな埋葬》同様、モンスターをデッキから墓地に送る効果はその後の戦術の幅を広げることに繋がり、場合によってはサーチよりも強力な効果と言える。
ケンザンがデッキからカードを1枚選び出し墓地に送る。
「そして効果で墓地に送られた《オーバーテクス・ゴアトルス》の効果ッ!このカードは効果で墓地に送られた場合、デッキから【進化薬】魔法カード1枚を手札に加えることができるんだドン!俺がこの効果で手札に加えるのは《究極進化薬》のカードザウルス!」
流れるようなケンザンのサーチコンボ。
フィールド状況を有利にするわけではないが、サーチで獲得した《究極進化薬》はケンザンの恐竜デッキのキーカードとも言えるカードだ。序盤にこれを手札に加えられたのは大きい。
「俺はカードを1枚伏せてターンエンドン!」
しかしケンザンはこのターンでは《究極進化薬》のカードを発動することはなかった。
「《究極進化薬》は高レベルの恐竜族モンスターをデッキから特殊召喚できる強力なカードだが、その発動には手札か墓地に恐竜族モンスターとそれ以外のモンスターが1体ずつ必要となる。今はそれらが揃っていないということか・・・」
神楽坂はドルタにも聞こえるよう、そう声に出して分析する。
この神楽坂という男、カードの知識はかなり豊富なようだ。
彼の分析は的を射ていた。確かにケンザンの手札には恐竜族以外のモンスターが来ていない。それ故にこのターンでの《究極進化薬》の発動を見送ったのも彼の言葉通りだった。
(しかしユーイのターンを過ぎれば墓地に恐竜族以外のモンスターが送られるはずだドン。こいつが力を発揮するのは、次の俺のターンザウルス)
ケンザンは考え通りの動きができた1ターン目に満足そうに笑い、ターンを次のプレイヤーに譲り渡す。
「ボクのターン・・・ドロー・・・」
次のターンプレイヤーはドルタ。
相変わらずぼそぼそと呟きながらカードをドローする。
「ボクは《風霊使いウィン》を召喚する」
ドルタのフィールドに緑の髪を後ろで束ねた女の子のモンスターが召喚される。
風霊使いウィン(ATK500)
《風霊使いウィン》は春風のように清々しく爽やかな美少女だ。質素なローブ姿だが、手に持つ杖は竜の見事な細工が施されている。
「さらに、手札から《ショウリュウ》を特殊召喚。《ショウリュウ》は自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在するとき手札から特殊召喚できる」
《風霊使いウィン》の隣に今度は緑と黄の混じったような龍が現れる。
ショウリュウ(ATK1500)
《ショウリュウ》は慣れているように《風霊使いウィン》の周りを飛び、《ウィン》もまたその喉を撫でる。
これでドルタのフィールドにはモンスターが2体。しかしその攻撃力はどちらも《魂喰いオヴィラプター》には及ばない。
「これでフィールドに《風霊使いウィン》と風属性モンスターが揃った。ボクはこの2体を墓地に送り、デッキから《憑依装着―ウィン》を特殊召喚する」
ドルタの宣言に従い、《風霊使いウィン》が《ショウリュウ》を自らの体に巻きつかせるようにして纏い、竜巻へと変じる。
その竜巻が晴れた時、そこにいたのは《風霊使いウィン》ではなかった。
まるで彼女が幾分か成長したかのような少女。《ショウリュウ》らしき龍を従えた凛々しくも愛らしい《憑依装着―ウィン》の姿であった。
憑依装着―ウィン(ATK1850)
「デッキからモンスターを特殊召喚ザウルス!?」
ー ー ー ー ー ー ー ー
ケンザンが驚くのとダイキが「ホウ・・・」と感嘆の息を吐くのは同時だった。
「何ですか?」とセリナが訊く。
「【憑依装着】モンスターは、適応した【霊使い】と属性の同じモンスターの2体を墓地に送ることでデッキから自身を特殊召喚できるという珍しい効果を持ったモンスターだ。【霊使い】・【憑依装着】共にアイドルカードとして人気が高いモンスターだが、実戦で使う決闘者がいたとはな」
ダイキの言葉通り、《憑依装着―ウィン》のように『このカードはデッキから特殊召喚できる』と効果テキストに記載されているモンスターは数あるカードの中でも極少ない。
可愛らしい少女の姿をしたモンスターが多いことや実戦向きの効果が少ないことから、観賞用としては大変な人気を誇る【霊使い】・【憑依装着】ではあるが、さてその実力は如何程であろうか。
「弱い・・・ということですか?」
【霊使い】に明るくないセリナがそう訊くと、ダイキは難しい顔をする。
「個々のカードの性能だけで見れば、そう強力とは言えないのは確かだ。だがカードの性能だけがデュエルの勝敗を決する要素じゃあない。要は使い手の腕次第。彼らの言葉を借りるなら、『愛の強さ』次第ってとこかな」
自分のデッキに愛着を持たない決闘者はいない。
それはあたかも『推し』のアイドルに注ぐ愛情に似ている。どんなアイドルもファンの愛情があってこそ輝く。
デッキも同じだ。使い手が愛情を注ぎ、勝つための工夫を凝らすことで初めてデッキは輝くことができる。そしてその輝きに限界はない。どんなデッキであろうと、工夫を怠らなければいずれは誰にも負けない強さを手にすることができる。逆に言えば、勝つためにはデッキにどれだけの『愛』を注げるかが重要となってくるということだ。
ー ー ー ー ー ー ー ー
デッキから《憑依装着―ウィン》の特殊召喚に成功したドルタだったが、その狙いはそれに留まらない。
「《ショウリュウ》が戦闘・効果以外で墓地に送られたことで、その効果が発動。ボクはデッキから《憑依障壁》を手札に加える」
《風霊使いウィン》と共に《憑依装着―ウィン》特殊召喚のコストとして墓地に送られた《ショウリュウ》の効果が発動した。
《ショウリュウ》は戦闘・効果以外で墓地に送られた時、デッキから【憑依】と名の付く魔法・罠カードを1枚手札に加えることができるのだ。
ドルタのサーチした《憑依障壁》は罠カードのようだが、その効果はユーイ達には分からない。
そしてドルタは次の行動に移る。
「バトルだ。行け《憑依装着―ウィン》」
攻撃宣言に応じて《憑依装着―ウィン》が杖を振りかざす。何やら呪文を唱えると、杖の先端に風が渦巻き始めた。
「くっ・・・、そんなアイドルカードに俺の恐竜さんは負けないドン!」
ケンザンが息巻くが、《憑依装着―ウィン》の攻撃力は1850、対してケンザンの《魂喰いオヴィラプター》は1800。ほんの僅かではあるが《憑依装着―ウィン》の方が勝る。
「アイドルカードなんて俗なくくりでボクの《ウィン》ちゃんを語って欲しくないな。やれ《ウィン》ちゃん」
《憑依装着―ウィン》の杖から放たれた竜巻が、《魂喰いオヴィラプター》の体をズタズタに切り裂いた。
甲高い断末魔を上げながら《魂喰いオヴィラプター》は消滅する。
ユーイ&ケンザン(LP4000→3950)
「ぐっ・・・」
ダメージはほんの僅か。しかしこれでユーイ達のフィールドにモンスターはいなくなった。
「ハハハッ!やはり美少女は勝つ!この世界の覇者はもはや恐竜などではなく、今や美少女なのだッ!美少女こそ正義ッッ!!」
「意味分からないドン・・・」
《憑依装着―ウィン》が勝利したことに浮かれ珍しく雄叫びを上げるドルタを理解できず、ケンザンは半眼で呟いた。
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「各国にはそれぞれ『司るもの』というのがあるのを知っているかい?」
真面目な顔をしてダイキが言うのに、セリナは首を振る。
「我が『秤の国』は『正義』を司るとされている。太古より『秤』というのは『正義』の象徴だからね。だからか知らないが、我が国の『宝具』はたいへん『正義』を重んじる性質をしているらしいよ」
「・・・それが何か?」
脈絡なく唐突に語り始めたダイキにセリナは困惑する。
「だが『正義』とは何だろうね?俺は『正義』=『正しいこと』とは違うと考えている。『正義』とは、その人が『正しいと信じていること』だ。だから『正義』の形は人によって千差万別。彼――――ドルタくんは本当に美少女というものに強い愛を抱いているんだろう。彼にとっては、まさに美少女こそが『正義』。それは彼の操る【霊使い】の少女達のことであり、そのデッキを賭けてでも闘う価値があると信じるセイコさんのことでもある。まさに男としての信念!ドルタくんの言いたいことは、そういうことじゃあないかな!」
ドルタに何かしらのシンパシーでも感じたのか、突然熱弁し始めたダイキ。
しかしその熱は女のセリナには届かなかった。
「・・・たぶんですけど、違うと思いますよ」
どこか侮蔑を含んだ冷たい視線がダイキ刺した。
ー ー ー ー ー ー ー ー
《化石調査》
通常魔法(準制限カード)
(1):デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
《魂喰いオヴィラプター》
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
《オーバーテクス・ゴアトルス》
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/恐竜族/攻2700/守2100
このカードは通常召喚できない。
除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「進化薬」魔法カード1枚を手札に加える。
《風霊使いウィン》
効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻 500/守1500
リバース:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上の風属性モンスター1体のコントロールを得る。
《ショウリュウ》
効果モンスター(オリジナル)
星4/風属性/ドラゴン族/攻1500/守 200
(1):このカード名のモンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(3):このカードが戦闘・効果以外で墓地に送られた時に発動できる。デッキから「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
《憑依装着-ウィン》
効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1850/守1500
自分フィールド上の「風霊使いウィン」1体と 風属性モンスター1体を墓地に送る事で、手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した場合、以下の効果を得る。このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
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ガチっぽい恐竜デッキ相手にウィンちゃんへの愛は何処まで通用するのか?
是非ともウィンちゃんのコントロール奪取して疑似寝取りプレイをしてみたいところです(ゲス顔)。コイツ、それされたら泣くんじゃね? (2018-05-24 12:44)
コメントを読んで「あ~なるほど、アイドル愛VS恐竜愛って構図にした方が面白かったかもなー」と気付かされました。次回以降の参考にさせていただきます。
親衛隊のリーダーは神楽坂だったんですが、ドルタの方がキャラが立ってきちゃって、なんか失敗したなーって気持ちです。
(2018-05-26 07:23)
神楽坂&ドルタの愛溢れるデュエルに苦戦を強いられるユーイ&ケンザン。また、ユーイの思わぬ弱点が露呈して・・・。
次回、遊戯王戦記第27話「美少女、舞う②」
デュエルは進化するドン! (2018-05-26 07:26)
投稿後に唐突なルール変更となってしまったこと、たいへん申し訳ありません。
今後も変わらぬご愛読をよろしくお願い致します。 (2018-05-30 16:02)