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第23話 「魔剣」 作:にしん
☆前回までの状況
遊飛
LP:6500
手札:1枚
モンスター:覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン(ユニット×2→1)
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:8000
手札:2枚
モンスター:ダークエッジ(守備表示、装備カード2枚)、フランベルジュ
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)
Pスケール:未設定
「覇王烈竜!立ちはだかる魔剣を全て無理やり収めてくれ!」
俺の呼びかけにより、覇王烈竜は魔剣に向かって虹彩と共に虹色の炎の剣を飛ばした。その瞬間、鍛冶屋はトンカチを振り、フランベルジュで浮いている大きいフラフープの中心にあるアクションマジックを発動させた。
「それはさっきの・・・!」
「その炎、これを超えれるかな・・・!アクションマジック<炎の輪くぐり>!」
「把握してたのか・・・」
<炎の輪くぐり>。それはミミカちゃんとのエンタメデュエルの時に効果を無効にさせた、運任せのアクションマジック。そしてヴォーパルソードが召喚された時、効果を警戒して発動しようとしていたカードだ。鍛冶屋のいる場所からはそれなりに遠かったが、これを見越してフランベルジュを素早く飛ばしていた。
効果が発動した途端、そのまま飛んでいるフランベルジュの正面に大きな炎の輪が現れた。その炎はまるで金魚すくいのポイのように輪を塞いだ。炎の魔剣が違う炎を突破できるか。それが今回の演出になるようだ。今回はレオグンの出番はなさそうだ。団長もなんだかしょぼーんってしていた。
その炎の魔剣は、炎の輪の内側を塞ぐ炎に激突した瞬間、突破しようとする魔剣のジェットのように噴射する炎と、それを通すまいとする炎の輪の炎の壁の2つの炎が激しく拡散する。それを見た団長が観客席に炎が入らないように大きな丸い鏡のようなモンスターを召喚し、バリアを張った。
そしてこの矛と盾の勝敗が決した。
「・・・やはり魔剣だ」
「くっそー!」
フランベルジュがその炎の壁を突破した。俺の覇王烈竜の効果は無効になった。
<炎の輪くぐり>(オリカ):アクションマジック
①:相手モンスターの攻撃宣言およびカードの効果が発動した時に発動できる。相手はコイントスを行う。裏だった場合、その攻撃および発動を無効にする。
「なら直接収めるしかない!バトル!覇王烈竜、あのフランベルジュを収めてくれ!」
覇王烈竜は右前足で拳を作るように握ると虹色の炎がその拳に纏う。そしてその炎は見覚えのある形にへと変わっていった。
「むっ、それはまさか剣か」
「チャンバラごっこだぜ!リアルでやると怒られるから一度やってみたかったんだ」
覇王烈竜が虹色の炎剣の感触を確かめるかのようにその場で振り回す。それに応じてフランベルジュも持ち主がいるかのような動きをして素振りをしていた。デュエル版チャンバラごっこだ。フランベルジュの動きを見、一瞬のスキを見て覇王烈竜は一気に突撃する。そしてフランベルジュも一瞬のうちに斬りにかかり、一瞬のフラッシュと共に抜刀対決のように斬撃が交差した。
振りぬいた直後の体制のまま動かぬ竜と剣。観客が静かに結果を凝視する中、先に床に伏せたのは・・・
<覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン>:攻撃力3000 VS 攻撃力2400<フランベルジュ> 戦闘破壊+戦闘ダメージ
鍛冶屋:LP8000→7400
フランベルジュだった。鍛冶屋はその魔剣をカードに戻し、墓地に送った。
「よしっ!」
「やはり強力な力を持つ竜・・・更に強き魔剣を出さなければ」
遊飛
LP:6500
手札:1枚
モンスター:覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン(ユニット×1)
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:7400
手札:2枚
モンスター:ダークエッジ(守備表示、装備カード2枚)
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)
Pスケール:未設定
【ターン7:鍛冶屋のターン】
「俺のターン、ドロー」
鍛冶屋:手札2枚→3枚
「お前も炎で対抗するならば、俺も炎で更に挑んでやろう・・・フランベルジュを超える、炎の魔剣!」
鍛冶屋:手札3枚→2枚→1枚
<魔剣反応>(オリカ):儀式魔法
「憑魔剣族」儀式モンスターの降臨に必要。
自分の墓地からレベルの合計が儀式召喚する「憑魔剣族」モンスターのレベル以上になるように「憑魔剣族」モンスターを除外し、手札から「憑魔剣族」儀式モンスターを儀式召喚する。
太陽神スルトが持つ魔剣よ・・・破壊の炎で全てを焼き尽くし、世界を終焉へと導け!ラグナロクの魔剣<レーヴァテイン>!!
突如鍛冶屋のデュエルテスクの目の前から激しい炎の渦が立ち上る。そこからフランベルジュが2本、炎となってその炎の渦に吸い込まれていき、灼熱の太陽のような光を発した。そして炎が収まった時、そこには1本の魔剣が浮いていた。
・・・太陽の焔のようなデザインと、全てを焼き尽くす炎を纏った魔剣がそこにあった。
>レーヴァテイン:炎属性:星9:攻3500(守2400)
「あっつ!!」
「太陽の神が持つ炎の魔剣だ。俺の鍛冶場も盛り上がる」
レーヴァテインが覇王烈竜に向かってその刃で空間を薙ぎ払うと、そこからフランベルジュの比ではないレベルの灼熱の炎が襲ってきた。
「うわあああっ!?な、何がおきたんだ・・・!覇王烈竜が・・・!?」
一瞬のうちに俺のモンスターゾーンはがら空きになる。EMSカードとしてX素材になっていた俺は元の服装に戻り、デュエルフィールドのプレイヤーゾーンに戻っていた。
「この魔剣出でし時、全てを焼き払わん・・・」
<レーヴァテイン>(オリカ)
「魔剣反応」により降臨。このカードは儀式素材として炎属性「憑魔剣族」モンスターを1体以上リリースしなければならない。
①:このカードが儀式召喚に成功した時に発動する。相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が越えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える。
③:???
そしてそれに合わせるようにダークエッジがいつの間にか魔剣の魔力を吸収していた。
>ダークエッジ:装備カード2枚→3枚
(まるで覇王烈竜みたいだ・・・炎による全体破壊。そして貫通と貫通時倍化は厄介だな・・・そして3つ目の効果はなんだ?)
「この魔剣は俺が今回デッキに入れていない最凶の3本の魔剣と、とある伝説に通じる1本の魔剣に関わっている。だが、その様子だとこの魔剣で十分なようだな」
「くうっ、何とか耐えて次のターンにつなげないと・・・!」
「そして俺は<古代の剣>を墓地に送って1ドロー。そして手札に入った<魔剣の魔法陣>を発動させる。素材にするのは<エターナルソード>。そして生成するのはかつて伝説の勇者として邪悪な魔を何度も打ち滅ぼした者の聖剣<マスターソード>」
鍛冶屋:手札1枚→0枚→1枚→0枚
>マスターソード:光属性:星4:攻1500(守1500)
また古代の剣からの魔法陣とは運がいいなぁ・・・それよりも現れた1本の魔剣は青い鳥の翼を広げた形のつばに、淡く光る退魔の魔力が宿った白き刃の魔剣。この魔剣に対して俺の手札やペンデュラムゾーンにいた魔術師たちが怯えていた。闇属性に強い効果を持っているようだ。
<マスターソード>(オリカ)
①:このカードは相手の光属性モンスター以外との戦闘では破壊されず、相手の光属性モンスター以外のモンスターの効果を受けない。
②:このカードが相手の闇属性モンスターまたは悪魔族またはアンデット族モンスターと戦闘を行う時、このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで倍になる。
「さて、これらの魔剣の切れ味を見せて差し上げよう。レーヴァテイン、マスターソード、直接攻撃だ」
レーヴァテインは炎を、マスターソードは光を刃に集める。そしてその2本の魔剣は交差するように重なり合う。そこから退魔の光を纏った灼熱の炎が俺に向かって飛んできた。防ぐ手段はないしアクションマジックも今は近くにない。俺は爆発と共に吹き飛び、舞台から落下した。落下地点でミミカちゃんがチアブルームたちを召喚して花びらを展開させ、受け止めてくれた。
「いっててて・・・さすがは神と勇者の魔剣だぜ。って、この花はいったい・・・」
遊飛:LP6500→1500
「大丈夫、虹くん」
「あっ、ミミカちゃんの・・・ありがとう、助かったよ。さて、ここからどう巻き返して驚かせてやろうかな」
「頑張ってねっ☆応援してるよ!」
「虹くん!EMSカードもう一回お願い!」
「ド、ドローで何とか引いてくれたら出せます!」
「ドロー操作しよっか?」
「よっしゃデスティニードロー・・・えっ?」
「えぇっ、ローラさんそれはだめだよー!」
ミミカちゃんとチアブルームたちの応援と、入場口のローラさんのヤジで俺は気合を入れる。さて、LPがないし手札も心もとない。次を考えなきゃ。俺は舞台に上がると歓声が上がった。覇王烈竜がやられて大ダメージは受けたけどまだ諦めちゃいない。
遊飛
LP:1500
手札:1枚
モンスター:なし
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:7400
手札:0枚
モンスター:ダークエッジ(守備表示、装備カード3枚)、レーヴァテイン、マスターソード
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)、フランベルジュ(装備カード状態)
Pスケール:未設定
【ターン8:遊飛のターン】
「俺のターン・・・ドロー!!!」
遊飛:手札1枚→2枚
俺の気合の入ったドローは、逆転のための炎となるカードを見事にデスティニードローした。あ、EMSカードは引けなかったよローラさん。それを察したローラさんは微妙な顔をしていた。
「・・・くっ」
「俺は手札を1枚捨て、<ペンデュラムコール>を・・・鍛冶屋さん?」
「き、気にするな。続けてくれ」
「?」
鍛冶屋さんの様子がさっきとは違っておかしくなっていた。少し苦しんでいる?だけどその原因がすぐに分かった。レーヴァテイン、マスターソードが目立っていた影響で半分空気と化していたダークエッジだ。意識した途端、本能的に危険を察知し、少しだけ気分が悪くなる。
「<ペンデュラムコール>でデッキから<降竜の魔術師>と<刻剣の魔術師>を手札に加えてペンデュラム召喚!!」
遊飛:手札2枚→0枚→2枚→0枚
俺のペンデュラム召喚に合わせて再び舞台の左右にあるペンデュラムグラフを最大とした巨大な魔法陣が展開される。そしてそこから俺が召喚するのはもちろん・・・
「レベル7がペンデュラム召喚が可能な時、俺の覇王烈竜は甦る!」
EXデッキ>覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン:闇属性:ランク7:攻3000(守2500)
「ここでやるしかない・・・!」
手札>刻剣の魔術師:闇属性:星3:攻1400(守0)
「私は勝利のためなら竜にもなるわ」
手札>降竜の魔術師:闇属性:星7:攻2400(守1000)
再び俺の相棒、覇王烈竜が魔法陣から舞い降りたことで大歓声。だがペンデュラム召喚なので効果が使えない。だけどその両隣に現れた降竜の魔術師と、柄が長い、時計の分針のような剣を持った少年、刻剣の魔術師がこの戦況を変えてくれる。
「レベル7・・・まさか」
「その通りだぜ。とその前に・・・刻剣の魔術師の効果!」
ここで俺は迷う。この魔術師でどの魔剣を一時的に動きを止めるか。全力勝負をしたいから鍛冶屋さんを苦しめているであろうダークエッジか、逆転のための確実なレーヴァテインか。だがダークエッジを除外すれば吸収した装備カードも消えるはずだ。
「刻剣、あの不気味な剣をしばらく止めてくれ!」
「わかった!」
「や、やはりダークエッジ・・・お前が・・・!」
刻剣の魔術師がダークエッジに向かってその剣で魔法陣を展開すると、魔術師と魔剣は時が止まったかのように動かなくなった。処理上は除外だ。それによって装備カードも墓地に・・・
「・・・なっ!?」
「何だと・・・!」
鍛冶屋の魔法・罠ゾーンには装備カード状態の魔剣が並んでいた。これは想定外だ。というよりルールの範囲外だ。闇のデュエルか?いや、このダークエッジだけが「闇のデュエル」なのか?とにかくイレギュラーなことが起きた。これには観客や団長たちも困惑するが、これはエンタメデュエル。エンタメで解決させたい。
<刻剣の魔術師>
・ペンデュラム効果
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドのPモンスターは相手の効果で破壊されない。
・モンスター効果
①:手札のこのカードのみがP召喚に成功した時に発動できる。このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。
「俺は降竜の魔術師の効果で自身をドラゴン族に!そして相克の魔術師の効果で覇王烈竜にランクと同じ数のレベルを与え、エクシーズ召喚!!虹色に輝く虹彩の炎と共に転生せよ!覇王烈竜!!」
>覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン:ユニット×2
俺のもとに再び虹色の炎を纏った覇王烈竜が降臨した。次はアクションマジックで邪魔はさせない。というよりダークエッジを一時的に除外したのに鍛冶屋さんの様子がまだおかしい。これは早々と決着をつけなければ。
「覇王烈竜!あのおかしい魔剣を全て収めてくれ!!」
>覇王烈竜:ユニット×2→1
前回のターンと同様に覇王烈竜は虹色の炎の魔剣を虹彩の魔法陣から魔剣に向かって飛ばした。今回は鍛冶屋さんもアクションマジックを使う気はなさそう・・・というより、その余裕がないぐらい苦しんでいた。覇王烈竜の炎はダークエッジとマスターソード以外の魔剣を全て吹き飛ばした・・・
「マ、マジかよ・・・」
「くうっ・・・!」
ダークエッジは除外状態、マスターソードは光属性モンスター以外の効果を受けないので破壊されず、レーヴァテインは耐性を持たないので破壊された。だが、魔法・罠ゾーンには装備カード状態の魔剣が残っていたのである。処理は破壊「されなかった」状態。
>覇王烈竜:攻撃力3000→3200
「そ、それなら時空のペンデュラムグラフの効果!ペンデュラムゾーンの虹彩の魔術師の魔力を装備カード状態の・・・いや、マスターソードに!!」
俺は早めに決着をつけるためにマスターソードを効果破壊し、ペンデュラムコールの効果で虹彩の魔術師が破壊されなかったことによる追加効果を利用した。このペンデュラムグラフの効果で2枚破壊できなかった時、フィールドのカードを1枚「墓地に送る」ことができるのだ。俺はもちろん装備カード状態のフラガラッハを選択。なのに・・・
「ペンデュラムグラフの追加効果が効いてない・・・!!」
「破壊も墓地に送ることも、除外することもできないのか・・・ッ!」
「と、とにかく早く終わらせないと!バトル!覇王烈竜で2回攻撃!!」
<覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン>:攻撃力3200 直接攻撃×2
>鍛冶屋:LP7400→1000
「タ、ターンエンド・・・」
>覇王烈竜:攻撃力3200→3000
遊飛
LP:1500
手札:0枚
モンスター:覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン(ユニット×1)、(刻剣の魔術師>ダークエッジ 除外中)
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:1000
手札:0枚
モンスター:(ダークエッジ(守備表示、装備カード3枚) 除外中)
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)、フランベルジュ(装備カード状態)
Pスケール:未設定
【ターン9:鍛冶屋のターン】
この状況に鍛冶屋さんはきっと何もしないかサレンダーしてくれるだろう。そう思っていた矢先に鍛冶屋さんが黒い魔力を纏い、1本の剣を手にしていた。ダークエッジだ。
「・・・・・」
>鍛冶屋:手札0枚→1枚
その時、ダークエッジの動きを止めていたはずの刻剣の魔術師が俺のそばに来た。
「主さん!あ、あれはやばいやつだ・・・何かがおかしい!」
「なっ・・・!?」
刻剣の魔術師の除外効果は次の俺のスタンバイフェイズまでのはず。なのに、ダークエッジは除外から戻ってきていた。そして、4本目の魔剣の魔を吸収していた。
>ダークエッジ:装備カード3枚→4枚
「う、うおおおお、おおおぉぉっ!!!」
「鍛冶屋さん!?」
「ううっ、ぐううぅっ!!サ、サレン・・・ぐああああああっ!!」
鍛冶屋さんじゃない何かが手札から1枚のカードをダークエッジに吸収させた。その瞬間、ダークエッジがドス黒い魔力と共に、ソリッドビジョンのサーカスの道具を全て破壊した。その衝撃で吹き飛ばされそうになる俺と刻剣を覇王烈竜が受け止めてくれた。
その瞬間、その「魔剣」は現れた。
>鏖剣タナトスエッジ:闇属性:ランク10:攻4000(守3000):ユニット×5
「な、なんだこの魔剣は・・・!?」
「こ、これは・・・っ!封印、していた3本の魔剣のうちの1本・・・何故、ここに・・・」
「鍛冶屋さん!意識が・・・今すぐサレンダーを・・・!」
「ぐああああぁあぁぁっ!!」
歪んだ柄、歪んだつば、そして2本の悪魔のような角のような歪んだ刃。その魔剣から感じ取れるのは「鏖殺」だけ。観客も、ローラさんも、ミミカちゃんもこの魔剣から溢れる恐怖に怯え、悲痛の叫びをあげていた。これはまずい。
「鏖・・・ス」
何かに乗っ取られた鍛冶屋さんの宣言で、その魔剣が動き出すーーー
「・・・あれ、な、何も起きない?」
やたら静かだった。いや、パニックになっている観客の声だけが聞こえる。覇王烈竜が護ってくれたのか?いや、違う。俺は冷静になって周りを見渡すと、何も、起きていなかったのだ。魔剣があった場所に倒れこんでいる鍛冶屋さん。そして、鍛冶屋さんのデッキの上に手を添えている、教祖と団長。
団長は観客席を見渡す。パニックになっている観客。それを見て、団長はマイクを握った。
「えー、皆さんにお知らせします。まずは落ち着いて。このデュエルはエンタメルール違反によって強制終了されました。ご安心ください。あと何が起こってもこの覇王烈竜が鎮めてくれるでしょう」
団長と教祖が無理やりサレンダーさせたのか。それで鍛冶屋さんの全ての魔剣が収まったようだ。だけど、その何かに乗っ取られていた鍛冶屋さんは意識を失っていた。
団長の一声によって観客は落ち着きを取り戻す。そして何事もなかったことを見て、そして覇王烈竜を見て、パニックが徐々に治まり安心の声と歓声に変わった。
「ゼム、鍛冶屋を頼む」
「ああ。その前に、マイクを貸してくれ」
「ん?いいよ」
教祖は団長からマイクを受け取ると、跪き祈りを捧げる姿勢になる。
「あ、あー、マイクテス・・・ごほんっ。彼は“禁忌の魔剣”によって支配されかけ、会場の皆さんにご迷惑をおかけしました。鍛冶屋に代わって教祖であるこの我が・・・じゃなかった申し訳ない。私が、ゼムがお詫びを申し上げます」
教祖はそれだけを言って、マイクを団長に返した。そして鍛冶屋を召喚した邪帝ガイウスに担がせた。
「メル、虹 遊飛。こんなことになるとはさすがの我も予想外であった。本当に申し訳ない」
「そうみたいだねぇ。鍛冶屋もこのカードはデッキに入れていないって言ってたし」
「あの感じだとダークエッジに化けていたんじゃないかな・・・」
俺の言葉で教祖は鍛冶屋のデッキから3枚のカードを抜いて、自分の懐にしまった。ダークエッジだろう。だけど、ダークエッジ単体からは今回のような“魔”は全く感じられなかった。
教祖が鍛冶屋を連れて舞台を後にしたのを見て、団長は観客にしばらく待つように声をかけ、入場口にいたローラさんにメンテナンスを頼んだ。俺はデュエル終了の処理をし、ひとまず退場した。
【エンタメデュエル終了】
勝利!
虹 遊飛 VS 鍛冶屋
1500 LP サレンダー(降参)
<鏖剣タナトスエッジ>(オリカ)
レベル10「憑魔剣族」モンスター×5
このカードは装備カードが4枚以上の「ダークエッジ」の上に重ねてX召喚できる。X召喚に成功した時、「ダークエッジ」に装備されていたカード全てをこのカードの下に重ねてX素材にする。
①:このカードがX召喚に成功した時に発動する。相手フィールドのカードを全て破壊する。
②:このカードの攻撃宣言時、X素材を2つ取り除くことで発動できる。攻撃を無効化し、相手フィールドのカードを全て破壊する。
③:このカードが相手の効果の対象になった時、X素材を3つ取り除くことで発動できる。相手の手札、フィールドのカードを全て破壊する。
ーーー
おまけ
鍛冶屋「俺の生い立ちやこの魔剣についてはいずれEX話で話す時が来るかもしれんな」スッ
教祖「お前気を失ってたんじゃないのか」
鍛冶屋「それよりもレーヴァテインを出したあたりから記憶がないが、俺は一体何をしたんだ・・・」
教祖(今は何も言わないでこのダークエッジを隠しておこう・・・)
鍛冶屋「ちなみに魔剣の過去はオリカ掲示板のカテゴリ「魔剣」から全て見る事ができるからよろしく」
団長「今回は登場しなかったけど、彼の魔剣の中には<エスペランサ>というかなり強力なカードもあったんだ。覇王烈竜の猛攻にも耐え、希望を失わないその立ち上がりっぷりはいくら虹くんでもあれを完全に収めるのは無理だったかもしれないね。まさに”希望”の名を持つ魔剣だ。今回は墓地に闇属性の魔剣が終始落ちなかったから魔剣の魔法陣で呼び出さず儀式のレーヴァテインルートにして今回の騒ぎになってしまった。とゼムは言ってたよ」
<エスペランサ>(オリカ):闇属性:星8:攻2800・守2500
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の「憑魔剣族」光属性モンスターと「憑魔剣族」闇属性モンスターを1体ずつ除外した場合に手札から、このカードの効果で墓地からでのみ特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚されたターン、このカードは戦闘で破壊されず、カードの効果を受けない。
②:このカードが相手によって破壊された時に発動できる。自分の手札、墓地からレベル5以上の「憑魔剣族」光属性モンスターまたは「憑魔剣族」闇属性モンスターを1体除外することでこのカードを特殊召喚する。
遊飛
LP:6500
手札:1枚
モンスター:覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン(ユニット×2→1)
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:8000
手札:2枚
モンスター:ダークエッジ(守備表示、装備カード2枚)、フランベルジュ
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)
Pスケール:未設定
「覇王烈竜!立ちはだかる魔剣を全て無理やり収めてくれ!」
俺の呼びかけにより、覇王烈竜は魔剣に向かって虹彩と共に虹色の炎の剣を飛ばした。その瞬間、鍛冶屋はトンカチを振り、フランベルジュで浮いている大きいフラフープの中心にあるアクションマジックを発動させた。
「それはさっきの・・・!」
「その炎、これを超えれるかな・・・!アクションマジック<炎の輪くぐり>!」
「把握してたのか・・・」
<炎の輪くぐり>。それはミミカちゃんとのエンタメデュエルの時に効果を無効にさせた、運任せのアクションマジック。そしてヴォーパルソードが召喚された時、効果を警戒して発動しようとしていたカードだ。鍛冶屋のいる場所からはそれなりに遠かったが、これを見越してフランベルジュを素早く飛ばしていた。
効果が発動した途端、そのまま飛んでいるフランベルジュの正面に大きな炎の輪が現れた。その炎はまるで金魚すくいのポイのように輪を塞いだ。炎の魔剣が違う炎を突破できるか。それが今回の演出になるようだ。今回はレオグンの出番はなさそうだ。団長もなんだかしょぼーんってしていた。
その炎の魔剣は、炎の輪の内側を塞ぐ炎に激突した瞬間、突破しようとする魔剣のジェットのように噴射する炎と、それを通すまいとする炎の輪の炎の壁の2つの炎が激しく拡散する。それを見た団長が観客席に炎が入らないように大きな丸い鏡のようなモンスターを召喚し、バリアを張った。
そしてこの矛と盾の勝敗が決した。
「・・・やはり魔剣だ」
「くっそー!」
フランベルジュがその炎の壁を突破した。俺の覇王烈竜の効果は無効になった。
<炎の輪くぐり>(オリカ):アクションマジック
①:相手モンスターの攻撃宣言およびカードの効果が発動した時に発動できる。相手はコイントスを行う。裏だった場合、その攻撃および発動を無効にする。
「なら直接収めるしかない!バトル!覇王烈竜、あのフランベルジュを収めてくれ!」
覇王烈竜は右前足で拳を作るように握ると虹色の炎がその拳に纏う。そしてその炎は見覚えのある形にへと変わっていった。
「むっ、それはまさか剣か」
「チャンバラごっこだぜ!リアルでやると怒られるから一度やってみたかったんだ」
覇王烈竜が虹色の炎剣の感触を確かめるかのようにその場で振り回す。それに応じてフランベルジュも持ち主がいるかのような動きをして素振りをしていた。デュエル版チャンバラごっこだ。フランベルジュの動きを見、一瞬のスキを見て覇王烈竜は一気に突撃する。そしてフランベルジュも一瞬のうちに斬りにかかり、一瞬のフラッシュと共に抜刀対決のように斬撃が交差した。
振りぬいた直後の体制のまま動かぬ竜と剣。観客が静かに結果を凝視する中、先に床に伏せたのは・・・
<覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン>:攻撃力3000 VS 攻撃力2400<フランベルジュ> 戦闘破壊+戦闘ダメージ
鍛冶屋:LP8000→7400
フランベルジュだった。鍛冶屋はその魔剣をカードに戻し、墓地に送った。
「よしっ!」
「やはり強力な力を持つ竜・・・更に強き魔剣を出さなければ」
遊飛
LP:6500
手札:1枚
モンスター:覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン(ユニット×1)
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:7400
手札:2枚
モンスター:ダークエッジ(守備表示、装備カード2枚)
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)
Pスケール:未設定
【ターン7:鍛冶屋のターン】
「俺のターン、ドロー」
鍛冶屋:手札2枚→3枚
「お前も炎で対抗するならば、俺も炎で更に挑んでやろう・・・フランベルジュを超える、炎の魔剣!」
鍛冶屋:手札3枚→2枚→1枚
<魔剣反応>(オリカ):儀式魔法
「憑魔剣族」儀式モンスターの降臨に必要。
自分の墓地からレベルの合計が儀式召喚する「憑魔剣族」モンスターのレベル以上になるように「憑魔剣族」モンスターを除外し、手札から「憑魔剣族」儀式モンスターを儀式召喚する。
太陽神スルトが持つ魔剣よ・・・破壊の炎で全てを焼き尽くし、世界を終焉へと導け!ラグナロクの魔剣<レーヴァテイン>!!
突如鍛冶屋のデュエルテスクの目の前から激しい炎の渦が立ち上る。そこからフランベルジュが2本、炎となってその炎の渦に吸い込まれていき、灼熱の太陽のような光を発した。そして炎が収まった時、そこには1本の魔剣が浮いていた。
・・・太陽の焔のようなデザインと、全てを焼き尽くす炎を纏った魔剣がそこにあった。
>レーヴァテイン:炎属性:星9:攻3500(守2400)
「あっつ!!」
「太陽の神が持つ炎の魔剣だ。俺の鍛冶場も盛り上がる」
レーヴァテインが覇王烈竜に向かってその刃で空間を薙ぎ払うと、そこからフランベルジュの比ではないレベルの灼熱の炎が襲ってきた。
「うわあああっ!?な、何がおきたんだ・・・!覇王烈竜が・・・!?」
一瞬のうちに俺のモンスターゾーンはがら空きになる。EMSカードとしてX素材になっていた俺は元の服装に戻り、デュエルフィールドのプレイヤーゾーンに戻っていた。
「この魔剣出でし時、全てを焼き払わん・・・」
<レーヴァテイン>(オリカ)
「魔剣反応」により降臨。このカードは儀式素材として炎属性「憑魔剣族」モンスターを1体以上リリースしなければならない。
①:このカードが儀式召喚に成功した時に発動する。相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が越えた分の倍の数値だけ戦闘ダメージを与える。
③:???
そしてそれに合わせるようにダークエッジがいつの間にか魔剣の魔力を吸収していた。
>ダークエッジ:装備カード2枚→3枚
(まるで覇王烈竜みたいだ・・・炎による全体破壊。そして貫通と貫通時倍化は厄介だな・・・そして3つ目の効果はなんだ?)
「この魔剣は俺が今回デッキに入れていない最凶の3本の魔剣と、とある伝説に通じる1本の魔剣に関わっている。だが、その様子だとこの魔剣で十分なようだな」
「くうっ、何とか耐えて次のターンにつなげないと・・・!」
「そして俺は<古代の剣>を墓地に送って1ドロー。そして手札に入った<魔剣の魔法陣>を発動させる。素材にするのは<エターナルソード>。そして生成するのはかつて伝説の勇者として邪悪な魔を何度も打ち滅ぼした者の聖剣<マスターソード>」
鍛冶屋:手札1枚→0枚→1枚→0枚
>マスターソード:光属性:星4:攻1500(守1500)
また古代の剣からの魔法陣とは運がいいなぁ・・・それよりも現れた1本の魔剣は青い鳥の翼を広げた形のつばに、淡く光る退魔の魔力が宿った白き刃の魔剣。この魔剣に対して俺の手札やペンデュラムゾーンにいた魔術師たちが怯えていた。闇属性に強い効果を持っているようだ。
<マスターソード>(オリカ)
①:このカードは相手の光属性モンスター以外との戦闘では破壊されず、相手の光属性モンスター以外のモンスターの効果を受けない。
②:このカードが相手の闇属性モンスターまたは悪魔族またはアンデット族モンスターと戦闘を行う時、このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで倍になる。
「さて、これらの魔剣の切れ味を見せて差し上げよう。レーヴァテイン、マスターソード、直接攻撃だ」
レーヴァテインは炎を、マスターソードは光を刃に集める。そしてその2本の魔剣は交差するように重なり合う。そこから退魔の光を纏った灼熱の炎が俺に向かって飛んできた。防ぐ手段はないしアクションマジックも今は近くにない。俺は爆発と共に吹き飛び、舞台から落下した。落下地点でミミカちゃんがチアブルームたちを召喚して花びらを展開させ、受け止めてくれた。
「いっててて・・・さすがは神と勇者の魔剣だぜ。って、この花はいったい・・・」
遊飛:LP6500→1500
「大丈夫、虹くん」
「あっ、ミミカちゃんの・・・ありがとう、助かったよ。さて、ここからどう巻き返して驚かせてやろうかな」
「頑張ってねっ☆応援してるよ!」
「虹くん!EMSカードもう一回お願い!」
「ド、ドローで何とか引いてくれたら出せます!」
「ドロー操作しよっか?」
「よっしゃデスティニードロー・・・えっ?」
「えぇっ、ローラさんそれはだめだよー!」
ミミカちゃんとチアブルームたちの応援と、入場口のローラさんのヤジで俺は気合を入れる。さて、LPがないし手札も心もとない。次を考えなきゃ。俺は舞台に上がると歓声が上がった。覇王烈竜がやられて大ダメージは受けたけどまだ諦めちゃいない。
遊飛
LP:1500
手札:1枚
モンスター:なし
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:7400
手札:0枚
モンスター:ダークエッジ(守備表示、装備カード3枚)、レーヴァテイン、マスターソード
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)、フランベルジュ(装備カード状態)
Pスケール:未設定
【ターン8:遊飛のターン】
「俺のターン・・・ドロー!!!」
遊飛:手札1枚→2枚
俺の気合の入ったドローは、逆転のための炎となるカードを見事にデスティニードローした。あ、EMSカードは引けなかったよローラさん。それを察したローラさんは微妙な顔をしていた。
「・・・くっ」
「俺は手札を1枚捨て、<ペンデュラムコール>を・・・鍛冶屋さん?」
「き、気にするな。続けてくれ」
「?」
鍛冶屋さんの様子がさっきとは違っておかしくなっていた。少し苦しんでいる?だけどその原因がすぐに分かった。レーヴァテイン、マスターソードが目立っていた影響で半分空気と化していたダークエッジだ。意識した途端、本能的に危険を察知し、少しだけ気分が悪くなる。
「<ペンデュラムコール>でデッキから<降竜の魔術師>と<刻剣の魔術師>を手札に加えてペンデュラム召喚!!」
遊飛:手札2枚→0枚→2枚→0枚
俺のペンデュラム召喚に合わせて再び舞台の左右にあるペンデュラムグラフを最大とした巨大な魔法陣が展開される。そしてそこから俺が召喚するのはもちろん・・・
「レベル7がペンデュラム召喚が可能な時、俺の覇王烈竜は甦る!」
EXデッキ>覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン:闇属性:ランク7:攻3000(守2500)
「ここでやるしかない・・・!」
手札>刻剣の魔術師:闇属性:星3:攻1400(守0)
「私は勝利のためなら竜にもなるわ」
手札>降竜の魔術師:闇属性:星7:攻2400(守1000)
再び俺の相棒、覇王烈竜が魔法陣から舞い降りたことで大歓声。だがペンデュラム召喚なので効果が使えない。だけどその両隣に現れた降竜の魔術師と、柄が長い、時計の分針のような剣を持った少年、刻剣の魔術師がこの戦況を変えてくれる。
「レベル7・・・まさか」
「その通りだぜ。とその前に・・・刻剣の魔術師の効果!」
ここで俺は迷う。この魔術師でどの魔剣を一時的に動きを止めるか。全力勝負をしたいから鍛冶屋さんを苦しめているであろうダークエッジか、逆転のための確実なレーヴァテインか。だがダークエッジを除外すれば吸収した装備カードも消えるはずだ。
「刻剣、あの不気味な剣をしばらく止めてくれ!」
「わかった!」
「や、やはりダークエッジ・・・お前が・・・!」
刻剣の魔術師がダークエッジに向かってその剣で魔法陣を展開すると、魔術師と魔剣は時が止まったかのように動かなくなった。処理上は除外だ。それによって装備カードも墓地に・・・
「・・・なっ!?」
「何だと・・・!」
鍛冶屋の魔法・罠ゾーンには装備カード状態の魔剣が並んでいた。これは想定外だ。というよりルールの範囲外だ。闇のデュエルか?いや、このダークエッジだけが「闇のデュエル」なのか?とにかくイレギュラーなことが起きた。これには観客や団長たちも困惑するが、これはエンタメデュエル。エンタメで解決させたい。
<刻剣の魔術師>
・ペンデュラム効果
①:このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドのPモンスターは相手の効果で破壊されない。
・モンスター効果
①:手札のこのカードのみがP召喚に成功した時に発動できる。このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。
②:1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。
「俺は降竜の魔術師の効果で自身をドラゴン族に!そして相克の魔術師の効果で覇王烈竜にランクと同じ数のレベルを与え、エクシーズ召喚!!虹色に輝く虹彩の炎と共に転生せよ!覇王烈竜!!」
>覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン:ユニット×2
俺のもとに再び虹色の炎を纏った覇王烈竜が降臨した。次はアクションマジックで邪魔はさせない。というよりダークエッジを一時的に除外したのに鍛冶屋さんの様子がまだおかしい。これは早々と決着をつけなければ。
「覇王烈竜!あのおかしい魔剣を全て収めてくれ!!」
>覇王烈竜:ユニット×2→1
前回のターンと同様に覇王烈竜は虹色の炎の魔剣を虹彩の魔法陣から魔剣に向かって飛ばした。今回は鍛冶屋さんもアクションマジックを使う気はなさそう・・・というより、その余裕がないぐらい苦しんでいた。覇王烈竜の炎はダークエッジとマスターソード以外の魔剣を全て吹き飛ばした・・・
「マ、マジかよ・・・」
「くうっ・・・!」
ダークエッジは除外状態、マスターソードは光属性モンスター以外の効果を受けないので破壊されず、レーヴァテインは耐性を持たないので破壊された。だが、魔法・罠ゾーンには装備カード状態の魔剣が残っていたのである。処理は破壊「されなかった」状態。
>覇王烈竜:攻撃力3000→3200
「そ、それなら時空のペンデュラムグラフの効果!ペンデュラムゾーンの虹彩の魔術師の魔力を装備カード状態の・・・いや、マスターソードに!!」
俺は早めに決着をつけるためにマスターソードを効果破壊し、ペンデュラムコールの効果で虹彩の魔術師が破壊されなかったことによる追加効果を利用した。このペンデュラムグラフの効果で2枚破壊できなかった時、フィールドのカードを1枚「墓地に送る」ことができるのだ。俺はもちろん装備カード状態のフラガラッハを選択。なのに・・・
「ペンデュラムグラフの追加効果が効いてない・・・!!」
「破壊も墓地に送ることも、除外することもできないのか・・・ッ!」
「と、とにかく早く終わらせないと!バトル!覇王烈竜で2回攻撃!!」
<覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン>:攻撃力3200 直接攻撃×2
>鍛冶屋:LP7400→1000
「タ、ターンエンド・・・」
>覇王烈竜:攻撃力3200→3000
遊飛
LP:1500
手札:0枚
モンスター:覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン(ユニット×1)、(刻剣の魔術師>ダークエッジ 除外中)
魔法・罠:星霜のペンデュラムグラフ、時空のペンデュラムグラフ
Pスケール:虹彩の魔術師>8 × 4<相克の魔術師
VS
鍛冶屋
LP:1000
手札:0枚
モンスター:(ダークエッジ(守備表示、装備カード3枚) 除外中)
魔法・罠:フラガラッハ(装備カード状態)、古代の剣(装備カード状態)、フランベルジュ(装備カード状態)
Pスケール:未設定
【ターン9:鍛冶屋のターン】
この状況に鍛冶屋さんはきっと何もしないかサレンダーしてくれるだろう。そう思っていた矢先に鍛冶屋さんが黒い魔力を纏い、1本の剣を手にしていた。ダークエッジだ。
「・・・・・」
>鍛冶屋:手札0枚→1枚
その時、ダークエッジの動きを止めていたはずの刻剣の魔術師が俺のそばに来た。
「主さん!あ、あれはやばいやつだ・・・何かがおかしい!」
「なっ・・・!?」
刻剣の魔術師の除外効果は次の俺のスタンバイフェイズまでのはず。なのに、ダークエッジは除外から戻ってきていた。そして、4本目の魔剣の魔を吸収していた。
>ダークエッジ:装備カード3枚→4枚
「う、うおおおお、おおおぉぉっ!!!」
「鍛冶屋さん!?」
「ううっ、ぐううぅっ!!サ、サレン・・・ぐああああああっ!!」
鍛冶屋さんじゃない何かが手札から1枚のカードをダークエッジに吸収させた。その瞬間、ダークエッジがドス黒い魔力と共に、ソリッドビジョンのサーカスの道具を全て破壊した。その衝撃で吹き飛ばされそうになる俺と刻剣を覇王烈竜が受け止めてくれた。
その瞬間、その「魔剣」は現れた。
>鏖剣タナトスエッジ:闇属性:ランク10:攻4000(守3000):ユニット×5
「な、なんだこの魔剣は・・・!?」
「こ、これは・・・っ!封印、していた3本の魔剣のうちの1本・・・何故、ここに・・・」
「鍛冶屋さん!意識が・・・今すぐサレンダーを・・・!」
「ぐああああぁあぁぁっ!!」
歪んだ柄、歪んだつば、そして2本の悪魔のような角のような歪んだ刃。その魔剣から感じ取れるのは「鏖殺」だけ。観客も、ローラさんも、ミミカちゃんもこの魔剣から溢れる恐怖に怯え、悲痛の叫びをあげていた。これはまずい。
「鏖・・・ス」
何かに乗っ取られた鍛冶屋さんの宣言で、その魔剣が動き出すーーー
「・・・あれ、な、何も起きない?」
やたら静かだった。いや、パニックになっている観客の声だけが聞こえる。覇王烈竜が護ってくれたのか?いや、違う。俺は冷静になって周りを見渡すと、何も、起きていなかったのだ。魔剣があった場所に倒れこんでいる鍛冶屋さん。そして、鍛冶屋さんのデッキの上に手を添えている、教祖と団長。
団長は観客席を見渡す。パニックになっている観客。それを見て、団長はマイクを握った。
「えー、皆さんにお知らせします。まずは落ち着いて。このデュエルはエンタメルール違反によって強制終了されました。ご安心ください。あと何が起こってもこの覇王烈竜が鎮めてくれるでしょう」
団長と教祖が無理やりサレンダーさせたのか。それで鍛冶屋さんの全ての魔剣が収まったようだ。だけど、その何かに乗っ取られていた鍛冶屋さんは意識を失っていた。
団長の一声によって観客は落ち着きを取り戻す。そして何事もなかったことを見て、そして覇王烈竜を見て、パニックが徐々に治まり安心の声と歓声に変わった。
「ゼム、鍛冶屋を頼む」
「ああ。その前に、マイクを貸してくれ」
「ん?いいよ」
教祖は団長からマイクを受け取ると、跪き祈りを捧げる姿勢になる。
「あ、あー、マイクテス・・・ごほんっ。彼は“禁忌の魔剣”によって支配されかけ、会場の皆さんにご迷惑をおかけしました。鍛冶屋に代わって教祖であるこの我が・・・じゃなかった申し訳ない。私が、ゼムがお詫びを申し上げます」
教祖はそれだけを言って、マイクを団長に返した。そして鍛冶屋を召喚した邪帝ガイウスに担がせた。
「メル、虹 遊飛。こんなことになるとはさすがの我も予想外であった。本当に申し訳ない」
「そうみたいだねぇ。鍛冶屋もこのカードはデッキに入れていないって言ってたし」
「あの感じだとダークエッジに化けていたんじゃないかな・・・」
俺の言葉で教祖は鍛冶屋のデッキから3枚のカードを抜いて、自分の懐にしまった。ダークエッジだろう。だけど、ダークエッジ単体からは今回のような“魔”は全く感じられなかった。
教祖が鍛冶屋を連れて舞台を後にしたのを見て、団長は観客にしばらく待つように声をかけ、入場口にいたローラさんにメンテナンスを頼んだ。俺はデュエル終了の処理をし、ひとまず退場した。
【エンタメデュエル終了】
勝利!
虹 遊飛 VS 鍛冶屋
1500 LP サレンダー(降参)
<鏖剣タナトスエッジ>(オリカ)
レベル10「憑魔剣族」モンスター×5
このカードは装備カードが4枚以上の「ダークエッジ」の上に重ねてX召喚できる。X召喚に成功した時、「ダークエッジ」に装備されていたカード全てをこのカードの下に重ねてX素材にする。
①:このカードがX召喚に成功した時に発動する。相手フィールドのカードを全て破壊する。
②:このカードの攻撃宣言時、X素材を2つ取り除くことで発動できる。攻撃を無効化し、相手フィールドのカードを全て破壊する。
③:このカードが相手の効果の対象になった時、X素材を3つ取り除くことで発動できる。相手の手札、フィールドのカードを全て破壊する。
ーーー
おまけ
鍛冶屋「俺の生い立ちやこの魔剣についてはいずれEX話で話す時が来るかもしれんな」スッ
教祖「お前気を失ってたんじゃないのか」
鍛冶屋「それよりもレーヴァテインを出したあたりから記憶がないが、俺は一体何をしたんだ・・・」
教祖(今は何も言わないでこのダークエッジを隠しておこう・・・)
鍛冶屋「ちなみに魔剣の過去はオリカ掲示板のカテゴリ「魔剣」から全て見る事ができるからよろしく」
団長「今回は登場しなかったけど、彼の魔剣の中には<エスペランサ>というかなり強力なカードもあったんだ。覇王烈竜の猛攻にも耐え、希望を失わないその立ち上がりっぷりはいくら虹くんでもあれを完全に収めるのは無理だったかもしれないね。まさに”希望”の名を持つ魔剣だ。今回は墓地に闇属性の魔剣が終始落ちなかったから魔剣の魔法陣で呼び出さず儀式のレーヴァテインルートにして今回の騒ぎになってしまった。とゼムは言ってたよ」
<エスペランサ>(オリカ):闇属性:星8:攻2800・守2500
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の「憑魔剣族」光属性モンスターと「憑魔剣族」闇属性モンスターを1体ずつ除外した場合に手札から、このカードの効果で墓地からでのみ特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚されたターン、このカードは戦闘で破壊されず、カードの効果を受けない。
②:このカードが相手によって破壊された時に発動できる。自分の手札、墓地からレベル5以上の「憑魔剣族」光属性モンスターまたは「憑魔剣族」闇属性モンスターを1体除外することでこのカードを特殊召喚する。
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イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
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163 | 第0話 プロローグ | 1022 | 4 | 2018-08-31 | - | |
67 | 第1話 第一歩 | 734 | 0 | 2018-09-02 | - | |
129 | 第2話 メルティオールサーカスへ | 821 | 2 | 2018-09-06 | - | |
77 | 第3話 EMS入門 前編 | 868 | 3 | 2018-09-08 | - | |
62 | 第4話 EMS入門 後編 | 795 | 3 | 2018-09-10 | - | |
82 | 第5話 俺の覇王烈竜 | 794 | 1 | 2018-09-13 | - | |
54 | EX-1 団長の決定 | 655 | 0 | 2018-09-17 | - | |
120 | 第6話 初陣の準備 | 719 | 2 | 2018-09-22 | - | |
77 | 第7話 初陣:入場 | 697 | 2 | 2018-09-26 | - | |
121 | 第8話 初陣:アイドル | 900 | 2 | 2018-09-29 | - | |
109 | 第9話 初陣:俺の竜たち | 785 | 0 | 2018-10-02 | - | |
100 | 第10話 初陣:全力のエンタメ | 794 | 0 | 2018-10-06 | - | |
81 | 第11話 黒フード | 703 | 0 | 2018-10-12 | - | |
103 | 第12話 続・黒フード | 802 | 4 | 2018-10-17 | - | |
59 | 第13話 事件!? | 640 | 0 | 2018-10-22 | - | |
87 | 第14話 教会 | 732 | 0 | 2018-10-25 | - | |
101 | EX-2 サーカス団員の休日 | 849 | 2 | 2018-10-27 | - | |
89 | 第15話 スピード勝負 | 671 | 0 | 2018-10-30 | - | |
94 | 第16話 覇王降臨 | 815 | 4 | 2018-11-03 | - | |
77 | 第17話 覇王とエンタメ | 699 | 4 | 2018-11-08 | - | |
105 | EX-3 メルとゼム | 739 | 0 | 2018-11-11 | - | |
83 | 第18話 転校生 | 686 | 0 | 2018-11-23 | - | |
67 | 第19話 学校のアイドル? | 773 | 0 | 2018-12-01 | - | |
56 | 第20話 鍛冶屋、推参! | 681 | 0 | 2018-12-11 | - | |
54 | 第21話 魔剣コレクション | 855 | 0 | 2018-12-15 | - | |
109 | 第22話 魔剣と竜 | 716 | 2 | 2018-12-22 | - | |
60 | EX-4 ??? Pt.1 | 605 | 0 | 2018-12-25 | - | |
72 | 第23話 「魔剣」 | 662 | 0 | 2018-12-30 | - | |
58 | 第24話 ”本物” | 620 | 0 | 2019-01-07 | - | |
53 | 第25話 解析結果 | 648 | 2 | 2019-01-20 | - | |
77 | 第26話 不思議なデュエリストたち | 715 | 2 | 2019-02-08 | - | |
105 | EX-5 サーカス七不思議 | 719 | 0 | 2019-02-11 | - | |
60 | EX-6 ??? Pt.2 | 636 | 0 | 2019-02-19 | - | |
79 | 第27話 PLACE TO PLACE | 778 | 0 | 2019-02-24 | - | |
94 | 第28話 あっちでこっちでこたつ | 753 | 4 | 2019-03-02 | - | |
66 | 第29話 新システムのうわさ | 683 | 2 | 2019-03-14 | - | |
74 | 第30話 新システムのお披露目 | 686 | 0 | 2019-03-27 | - | |
61 | 遊戯王EM更新についてのお知らせ | 682 | 0 | 2019-04-07 | - | |
89 | EX-7 サーカスの夏休み | 925 | 2 | 2019-04-14 | - |
更新情報 - NEW -
- 2024/03/23 新商品 QUARTER CENTURY CHRONICLE side:PRIDE カードリスト 追加。
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