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遊戯王 カディーンさん 最新カード評価一覧 591件中 226 - 240 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《ドラゴンメイド・ラドリー》
ドラゴンメイドのロリっ子枠。
見た目に違わずドジっ子らしく効果もデッキから洗濯物を落としてしまうもの。墓地肥やしとしては悪くない性能なのだがドラゴンメイドは状況に合ったものが1枚ある方が嬉しいカテゴリなのでいくら便利でも無作為3枚では少々厳しい。《カードガンナー》や《ライトロード・マジシャン ライラ》など古いカードですら強力なライバルで出張構成もやや厳しいものがある。 種族属性を生かそうにもドラゴン族には《竜の霊廟》や《竜の渓谷》があるためそっち方面でも厳しい立場にある。属性が一致するバージェストマや数が重要なアンデット族デッキなら可能性はあるくらいか。素の守備力も高いため苦し紛れのセットに多少の意味もある。 彼女の描かれたカードのイラストを見るに設定的にも未熟者のようなので暖かく見守ってあげよう。 |
▶︎ デッキ | 《烙印融合》
古今東西やらかし続けたデッキ融合の現時点での完成系。アルビオンルベリオンミラジェイド。こいつと張り合えるのはエラッタ前の未来融合ぐらいである。
対応する融合体が極めて素材が緩くあらゆるカテゴリに出張でき、ストーリー中に登場するほぼすべてのカテゴリを吸収して肥大化したアーキタイプとなっている。実際のところ出張先のエースを呼ぶよりミラジェイドでゴリ押した方が安定するので出張と言うより吸収合併と言った方が語感は近い。 一応その利便性を加味してかアルバス君を素材指定する融合体の性能はそこまで高くはないが、代わりに墓地でアドを取り戻す効果を標準装備しているので融合してもカードは減らず、除去されるたびにカードが増え、なぜか墓地は肥え続けると言う質量保存則を無視した世界が広がっている。 極めて手広くデッキから墓地にカードを送れるためあらゆるデッキとの親和性が高く、現状の11期組との混成はあくまで基本形。環境をひっくり返すようなトンデモシナジーはそこかしこに埋まっているだろう。つまりはまだ本気出してない。 |
▶︎ デッキ | 《連鎖空穴》
ありそうで無かったチェーン潰し。
無効!無効!除外!無効! と派手な空中戦を繰り広げる令和環境では対象に困らない。個別に発動できるクイックエフェクトを無意味にチェーンしてはいけない理由。 いくら獲物はその辺に転がっているとは言えメイン採用は躊躇われるのも確かだが、ホールに属するためそんな事知るかと蟲惑魔の森に転がってる危険区域。こいつと《墓穴ホール》の存在から蟲惑魔は初戦から手札誘発に強い。 同時誘発は嫌でもチェーンを組まざるを得ないので相手によっては不可避の一撃となる恐ろしい存在。ただ除外を生かすデッキ相手にはほとんど意味がない、どころか手助けになってしまうので腐るときは腐る。 |
▶︎ デッキ | 《ワーム・キング》
TCGでセクシャル認定されてしまったワームの王。
ワーム自体が展開力のないカテゴリのため王の割に孤独。 リリース軽減も破壊効果もセットされたワームをリリース可能。 そうわざわざ言及しないと上級者でも失念するレベルのルールに2個も触れている輝かしいマイナーモンスター。 効果自体は時代を鑑みても悪くはなく、ワーム自体のカードプールも広いので不遇カテゴリの中では恵まれている方。しかしDT収録だったのが運の尽き、2度の収録でハズレア代表の座を射止めてしまった。 繰り返すが効果自体は弱くはないしサポートも粒揃い、爬虫類族側のサポートも手厚くなり活躍の下地はできている。このままシャドールの踏み台で終わってはならぬ。 |
▶︎ デッキ | 《ドラゴンメイド・フランメ》
ティルルのドラゴン態はパンプアップ。
強化値2000の《ドーピング》コンソメスープが完全フリーチェーンと言う《BF-月影のカルート》など足元にも及ばぬ高性能。なのだがいざ使ってみると効果を活用することが存外難しいことに気付く。 まず下級メイドは全て攻撃力500であるためフランメインストールしても打点は2500。これはドラゴン態の最低打点2600より低いためこれを上回れないモンスターはそもそも殴ってこない。 あとドラゴン態は墓地から変身を経由して手札に入る事が多く、その場合は握っている事がバレているためダメステ発動の最大の利点である奇襲性が生かしにくい。ドラゴン態が代理で戦闘を行うと言う性質上バトルフェイズに手札にいないパターンも多く、融合素材として使わざるを得ないケースも多数発生するなど意外と多忙なのである。 この辺の問題点は全てのドラゴン態に共通する話だが、バトルフェイズ前に投げても問題ない同僚に対し用途の狭さはどうしても気になる点。 ただ《虚無魔人》を上から踏み潰したり、身包み剥がされたハスキーの最後の砦として機能するなどどうしても欲しい場面も少なくはない。 総じて効果自体はカルートの上位互換であり極めて強力なのだが、ドラゴンメイドと言うカテゴリがそれを生かす下地を作るのに向いていないのである。 |
▶︎ デッキ | 《灰流うらら》
妖怪少女筆頭。遊戯王史上最もチェーンしたカード。もしかするとチェーンされた回数も一位かもしれない。
デッキに触る効果をことごとく無効にする圧倒的初動殺し。こいつが刺さらないデッキは存在せず、遊戯王の根幹に関わる存在。ストラク収録でお手軽に手に入るようになったためカジュアルですらポンポン投げ合う環境になった。ドッジボールは会話だけにせえや。 ドローすら潰せる点が凶悪極まりなく、5期あたりから増えた1枚捨てて2枚引くルーター魔法にとっては悪夢のようなカウンター。事故った決闘者にかすかな希望すら与えない。そりゃ痣も光ろうか。 良くも悪くも多くの決闘者に忘れ難い体験を提供してきただけあって二次創作界隈でもトップクラスの人気を誇り、プレイマット風の可愛らしいイラストはもちろんドローを潰してドヤるゆっくりフェイスやGをムシャムシャする謎のクリーチャー、指名者に分からされるメスガキや神宣ジジイと渡り合うシュールな光景まで多岐に渡る芸風で我々を楽しませている。 環境上ではある程度必要悪的な要素を持ち、歯止めがかからない高速化に対する数少ないブレーキ役を担ってはいるのだが、環境に登れないアーキタイプやカテゴリにとっては息の根を止めるレベルの仕打ちであり、一種の足切りとして機能していることも事実。 大会ならそれもやむなしだがフリープレイでそれはいささか酷が過ぎる。一流決闘者ならフリプ用のファンデッキを常にケースに忍ばせるくらいの紳士的余裕を持とう。初心者は大切にして沼に沈めなければいけません。 |
▶︎ デッキ | 《ドラゴンメイド・エルデ》
ナサリーのドラゴン態は手札からの展開。
ドラゴンメイド達を名称ターン1の檻から脱獄させるとんでもねー脱法ドラゴン。《ドラゴンメイドのお召し替え》の存在からターン1制限に引っ掛かりやすいドラゴンメイドにこの抜け道はありがたい。とりあえずはエンドフェイズに発動して効果通すのが良いか。ドローフェイズにパルラでお出迎えを落とすパターンも強力で、こうなったシュトラールは鉄壁である。 単に壁としての使うのも悪くは無く、特に人間態のナサリーとの相性は最高。ナサリー→パルラ→お片付けで都合3枚の壁、うちナサリーは変身可と1ターン生き延びるなら充分な数。 もっとシンプルに《二重召喚》代わりにするのも雑に強く、人間態が被っているようなら《ドラゴンメイド・ティルル》でサーチして展開に使っても良い。最上級でありながら事故要因になりにくい性質はありがたくナサリー共々複数投入しても腐ることは滅多にない。 |
▶︎ デッキ | 《ドラゴンメイド・ルフト》
パルラのドラゴン態は効果無効化。フルス同様一見めちゃくちゃ強そう。
その実体はスペルスピード1&発動のみ禁止とタイミング、無効化範囲共に狭くどうにも頼りない。変身過程で手札に戻って使いまわせる都合上高性能にするわけにもいかないのでこのぐらいが妥当な調整か。 ただしこの効果は発動すると言うトリガー自体への禁止がかかっているらしく、効果を受けないモンスターの効果の発動も不可能となる。滅多にない事だが発動禁止にしたターンの間にコントロール奪取した場合自分も発動できない。 実戦では相手のターンに発動できない効果を無効にしても意味はない為対象は誘発効果か誘発即時効果持ちに限定される。どちらもタイミングが重要な効果なので露払い役としてはなかなかに優秀。特にカウンターは最高の獲物でどう転んでも無力化できる。バロネスざまあ。 変わった使い方として、対象は相手のモンスターに限定されていないのでデメリットの踏み倒しに使うのも一考の余地がある。永続効果を無効にしないのでスピリットを永続させる手段としては悪くない部類。パルラが出張向きなのも追い風。 あとは風属性なので《烈風の結界像》を潜れるのも利点、だったが禁止されたので今は関係ない。 |
▶︎ デッキ | 《ドラゴンメイド・フルス》
ラドリーのドラゴン態は墓地からのデッキバウンス。
ラドリーもそうなのだが効果自体は決して弱くは無いがドラゴンメイドに求められているものではないのがネック。一応お粗末ながらラドリーで落としたカードからデッキに戻って欲しいカードを選んで回収と言った動きが可能なのでデザイナーズコンボの可能性もある。変わった使い方としては毎ターン自分のデッキを修復できるのでデッキデスへの耐性として使う事も可能。神碑相手にラスト1枚を維持するのに役立つので覚えておいて損は無い。 ドラゴンメイド共通の変身プロセスで効果を使いまわし継続的に墓地アドを削ることができるのだが近年の墓地アドは落とした端から消費するものが多くターンが回ってくる頃には「残りカス」しかないパターンも多い。EXデッキのモンスターを戻すのも再利用の手助けをしただけなんて事になりかねない。 やはりスペルスピード1なのが厳しいが、かと言ってチェーンできてしまうと今度は強すぎるので已む無き調整。 と、ここまでさんざんダメ出しはしたが、実はメインデッキに入る水属性ドラゴン族レベル7はこれと禁止カードである瀑征竜タイダルだけなので、彼女にしかできない仕事と言うのは必ずある。今は無くても将来必ず訪れる。 タイダル「当時はな」 |
▶︎ デッキ | 《サプライズ・チェーン》
みんな待ってたチェーンカード。
今までの条件の厳しいチェーンカードのデザインを反省したか、今度は《連鎖爆撃》と同じチェーン2で発動可能な事実上のフリチェ化。チェーン数に応じてデッキ操作、墓地肥やし、ドローとドンドン強くなる。発動条件だけだった既存のカードと違いデッキ操作の枚数が増える為《連鎖爆撃》同様余剰にチェーンを積む意味がある。反面最大でも手札交換+墓地アド1なので手間暇に見合う見返りかどうかは微妙。 チェーンを積む事自体は昔より遥かに容易くなっためチェーン4発動自体は難しく無い。メジャー所ではふわんだりぃずなんかは同時誘発が多発するため相性が良く、神碑も泉の効果に速攻魔法を積む形で達成しやすい。もちろん条件を同じくするチェーンバーンとの相性は最高である。増G→うらら→指名者と言ういつのも定番メニューにちょい足しで味変もできる。 問題はデッキ操作、墓地肥やし、ドローと言ういずれもデッキの安定性を高める効果でありながらこれ自体の発動や効果が安定しない点。チェーンカードの宿命なのでどうしようもないが、採用する決闘者は《積み上げる幸福》に脳を焼かれたジャンキーと思われるので実は大した問題じゃないかもしれない。 楽しければ良いのだ。 |
▶︎ デッキ | 《偽物のわな》
身代わり効果の始祖。
第一期収録という事で全くルールが固まっていなかったため長らくできるできないの基準があいまいだったカード。恐らくは「破壊が確定しない効果が発動した場合発動できない。」と言うルールを最初に適用された存在。 その地味な効果の割に結構長い間環境で踏ん張ったカードで、後に発売された神宣角笛ジャマー七つ道具と言ったカウンター罠、ミラフォ《魔法の筒》グラヴィティバインドなどの防御札、何より悪名高き弾圧勅命と守る対象がそうそうたる面子だったため用心棒としては充分な性能だった。 《宮廷のしきたり》登場後は役目を奪われるかと思いきやそのしきたりを守る《頼もしき守護者》として現役続行。流石にスタロには敵わずトドメを刺されるが、まあこれだけ働けば本望だろう。 一応「何も無効にしていないため名称ターン1はじめ誓約や残存効果を適用させられる。」「破壊はされている為被破壊効果のトリガーは残す。」「表裏関係なく破壊から守れる」などなど役目が完全に被った完全上位互換と言えるカードは意外と無く、希望の灯は消えてはいない。 |
▶︎ デッキ | 《痛み分け》
掃き溜めから生まれた鶴。
ブラホ地割れ落とし穴とすでに汎用除去が揃っている中刷られたため当時から評価は底辺で、そのくせ何度か再録されたので印象もよろしくない。特にDT収録は意地悪と言わざるを得ない。 しかし時代が進むと耐性は破壊されない対象にならない効果を受けないとどんどん強固に、負けじとカウンターの性能もドンドン上がってブラホでさえ鼻で笑われる事態に。 そんなマッポーの世で突然輝き出したのがこのカード。いつの間にかリリースがコストと行動強制になっていたためどちらのリリースもあらゆる耐性を貫通する最高峰性能となっていた。 特にコスト側は発動を無効にされてすら機能するため闇黒世界のようなリリース肩代わり効果によりカウンターでさえ防げない至高の除去として機能した。 誰も使ってなかったくせにしっかりテキストが更新されていたのはあいまいなテキストに対しツッコミを入れ続けた電凸決闘者の努力と無関係とは言い切れないだろう。 同じリリース除去カードとしてラヴァゴや壊獣、ラーの金玉や倶利伽羅ちゃんなどが競合しているが、金玉以外は特殊召喚メタに引っかかり、ラーも小回りが効かないため通りやすさだけで言えば通常魔法である点は大きなアドバンテージ。 ただし単体では機能し難く、お膳立てを邪魔されると無力化されやすい点は注意が必要。令和のヤケクソ捲り札を押し退け後攻捲り札筆頭の座を射止める日は来るだろうか、備えよう。 |
▶︎ デッキ | 《ドラゴンメイド・シュトラール》
妙に色気のあるポーズが特徴的なハスキーさん真の姿。
ドラゴン態でも気品を忘れないのは結構だが同僚のドラゴン態が四つ足然とした立ち振る舞いなので並べると若干浮いている。 かつてのドラゴンメイドは中速ミッドレンジでありながらイマイチ制圧力決定力に欠け、先攻時のやることの乏しさもあって純構築は趣味の領域だったがこの一枚で全ての弱点は克服され一気に環境にのしあがった。 スタンバイフェイズの展開効果とノーコストカウンターで即刻損失を取り戻す経営力と突破困難な3500打点の腕っぷしでホームを守るスーパーメイド。 《ドラゴンメイド・ハスキー》と比べて守備力が上がっていないため攻守どちらで出すかは悩みの種、ハスキーは仲間の変身の際の誘発除去で戦闘から身を守る事ができたが、こちらは効果の発動を伴わない限り抵抗できないので、守備表示で出すと思いもよらぬ相手に不覚を取る事がある。半上級は特に危険で《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《サイバー・ドラゴン》は遭遇率も高く危険。あと《ゴブリン突撃部隊》にも負ける。 くっころくっころ。 別途バウンスを構えている場合、どこでハスキーに戻るかの判断もなかなか難しい。普通はマストカウンターを待つのが常道だが相手もそれは重々承知で囮やリカバリーが絡む展開で揺さぶって来るため場合によっては展開の初動を潰してハスキーで逐次素材を叩いていく方が正解と言うパターンもある。主としての器量の見せ所なので張り切って欲しい。 いつ呼び出すかについては変身とのシナジーが薄いため無理にメイン1に出す必要はなく、変身回収したドラゴン態を素材にメイン2で出す方が適するケースが多い。バトルフェイズの結果で除去などの有無も探れるため展開効果を確実に通す事にも繋がる。 フィールドを支配する制圧力を持ちながら主人の傍らで控えている慎み深い淑女。クイーンは軽々に動かさないのがチェスの定石。 なおハスキーは蘇生制限を満たさず、自身はEXデッキに戻るため基本的に蘇生はできない。素材に余裕があればハスキーのお召し替えを先に済ませてから出す事で蘇生制限を満たしておくと良い。旧ドラゴンメイドのつもりで回すとつまづく場面なので注意。 |
▶︎ デッキ | 《闇のデッキ破壊ウイルス》
唯一モンスター以外に感染するウィルス。火の粉だろうが《粘着テープの家》だろうが《煌めく聖夜》だろうが《強靭!無敵!最強!》だろうが《疫病ウィルス ブラックダスト》だろうが感染する。
なんだかんだで遊戯王はモンスターによる殴り合い、応酬が基本であり古今東西ターゲットとなる魔法罠の比率は決して高くはない。 そのためリリース当初から評価は芳しくなく、収録の暗《闇の呪縛》でも素のステータスでコストに使えるのが特殊召喚不可能なディアボロスのみと言う酷い扱い。下級は巨大化ですら届かない打点ばかりと言う体たらく。 話は逸れたがそんな訳で長らくはコストが重い、感染させるターゲットが少ない、発動後はサーチ素通しと欠点ばかりが目立ち高い地力を生かす機会も無く終息宣言に至った。 見直しが進んだのは暗黒界。コストに関しての枷が消え去りスキドレと組むことで一切合切を封殺する制圧体制を築いた。その後も上級最上級の打点は上がり続け、特殊召喚も容易になった関係で割と多くのデッキで発動が可能となり近年ではラビュリンスでの採用が記憶に新しい。 魔法罠の採用率は未だ当時と大差なくターゲットが少ないことには変わりないが、魔法罠はモンスターに比べ墓地での活用が活発ではなくサーチに対応しているものも多くはないため刺さるときはえげつなく刺さる。 |
▶︎ デッキ | 《ドラゴンメイド・ハスキー》
ドラゴンメイドの初代エースはもちろんメイド長。
なのだがなんと人間態で3000打点と言う脅威の腕力。 下級メイド人間態全員が束になっても敵わずドラゴン形態すら素手で軽くひとひねり。ブルーアイズと取っ組み合ってなお互角という恐ろしい女子力。 効果の方はスタンバイフェイズの展開とバウンス時の除去で打開から制圧まで一本のプロセスで達成できる。前者は往復2回発動可能で除去や展開で失ったアドを即時取り戻す優秀なもの。確実に発動させるためにドラゴンメイドを可能な限りフィールドに残すのはもちろん、ドローフェイズに《ドラゴンメイド・エルデ》や《ドラゴンメイドのお片付け》や《天球の聖刻印》を発動させれば展開を水増しできる。特にお片付けはハスキー自身を蘇生させられるので1人のメイドから一瞬で4人居並ぶ圧巻の光景が広がる。 後者の除去もまた同僚ありきの効果で変身プロセス中に1人当たり2除去が飛ぶおっかねえ効果。バトルフェイズに入った瞬間人数分の除去が飛んでくるため戦闘破壊される心配はほとんどない。なので守備力に不安はあるものの基本的には守備表示で融合召喚した方が良い。逆に言えば戦闘破壊されたと言う事は展開をしくじったか状況を見誤ったかのどちらかであり主人の責任。 後に登場するドラゴン態が優秀なため融合召喚するならそちらが優先されるがあっちはさほど長居出来ないのでリザーバーとしてフィールドに残るこちらが運用上のエース。 ただし運用自体は非常に難解で相当慣れないとプレイミスが頻発する。 第一に破壊効果が今どき珍しい「時の任意」である点。お片付けもリラクゼーションも対象回避に使えるため失念しやすい。便利なものほどタイミングを逃しやすいため怠けず逐一確認しよう。横着な主人はしっかり諌めることができる使用人の鑑。 第二に蘇生条件がやや込み入っている点。フィールドのドラゴンメイドのレベルを参照してその1つ上か下と言う聞き慣れない条件がまず頭に留まりにくく、手札フィールド墓地全てを参照するため各ゾーンのカード状況は完全に頭に叩き込んである必要がある。当然蘇生制限まで絡むし、調子に乗ると同僚達の変身先が無くなってたりする。最低でも彼女自身が蘇生制限を満たしているかは忘れてはいけない。使用人のデータは頭に入っていて当然と言う主人に求める能力に妥協しない臣下の鑑。 第三に単体で機能する効果を持っていない事。フィールドに他のドラゴンメイドが存在しないと事実上のバニラなので常時同僚と行動を共に出来るようスケジュール管理に手抜かりが無いよう努めなければならない。初手シュトラールが悪手になりやすい理由。客人をもてなすには相応の準備が必要なのである。仲間への信頼を忘れない上司の鑑。 総じてうかつな振る舞いをする主人の元ではほとんど性能を発揮できず、ドラゴンメイド全体の管理が出来ているかを強く求めてくる女性。 しかしその試練を乗り越え主人と認められれば高いレベルで妨害と展開を兼ね備え、ダイレクトアタックでそのままフィニッシャーまで務めてしまう万能ぶりを披露してくれる。真の主にだけ見せてくれるかいがいしい働きぶりは苦労に見合った感動がある。 |
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