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遊戯王 ウキキーボードさん 最新カード評価一覧 178件中 76 - 90 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《甲虫装機 ダンセル》
気持ち悪いおじさん
もはやインゼク自体が環境落ちして久しいが、某所ではこいつを主人公ポジとしたOCG漫画を10年以上書き続けている御方がいらっしゃり、ギエピーみたいな存在に見えてくる。 登場当初は暴れ散らかして奈落を完全に環境から消し去り、ヴェーラー神警ゲーを招いた元凶。 インゼク自体も当時としては異例の登場2弾で速攻テーマ強化打ち切りを食らった曰く付きの存在だった。 しかし遊戯王のインフレによっていまや見る影もない。 効果自体は現代でも通用するレベルなのだが、《甲虫装機 ホーネット》の効果の都合、相手がカードを置いていない先行などでは《甲虫装機 グルフ》の方を使えないと恐ろしく弱くなる。 そもそもが2枚初動なので不安定、各種妨害も食らいやすく、回ってもそこまでパワーはない...とやはり環境に取り残されてしまった感は拭えない。 こいつが登場し暴れていたころはちょうど秋真っ只中の時候だったので、コナミさんから秋の赤トンボが大量に湧いてくる姿を見て、季節の味わいに触れて欲しいという粋な計らいだったという説がある。 |
▶︎ デッキ | 《魔弾-クロス・ドミネーター》
PSYCHO-PASSのあれではない。というかキッド本人が悪人だし...。
魔弾モンスターが居れば伏せる必要もなく、攻守0の効果無効を何時でも飛ばせるので単純に強力。しかし希少な妨害魔弾カードでありターン1なのでここぞというタイミングで撃つことを求められる。《魔弾-デスペラード》とどっちで対処するかしっかり吟味したい。 当然ダメステでも相手ターンに手札からぶっぱなせるので、魔弾モンスターの低ステータスを舐めて白兵突撃してきた《閃刀姫-レイ》なんかを蜂の巣にして返り討ちにすると中々の快感。 ただしダメステに使うと、ダメステ中の効果制限によって魔弾モンスターの縦列効果は発動しない点に注意。 また攻撃宣言時やバトルステップに《魔弾の射手 スター》等の列で撃ってリクルート効果を使うなどして、モンスターの数が変動してしまうと巻き戻しが発生してしまう。 攻撃を取り止められて返り討ち失敗してしまうので気をつけておきたい。 明確な弱点として他の魔弾同様に対象を取るので、対象耐性持ちには滅法弱い。アストラム等はアーゼウスや《トポロジック・ゼロヴォロス》などでなんとかしよう。 イラストは閃刀魔法っぽいが非常に格好いい。性能もかなりイケており、再販が全くされないので微妙に高い...。 |
▶︎ デッキ | 《魔弾の射手 ザ・キッド》
元ネタはかの早撃ちアウトロー、ビリー・ザ・キッド。伝承通りに小柄な左利きガンスリンガーのようだ。
固有効果は1捨て2ドロー。 これでドロー加速しまくって手札を充填させ、早撃ち伝説通りに魔弾カードを次々に撃ちまくれる......という風な印象をぱっと見は受ける。 しかしランダムドローなのが痛く、いくら2ドローしてもその中に魔弾魔法・罠を引かないと次に撃つ弾に続かず、そこ打つ手が止まってしまったりする。 捨てるコストも魔弾カードに限定されているので、魔弾モンスターやダブっている魔弾カードを捨てないと全く美味しくない。 しかもうらら等で止められるとコストの払い損で-1になってしまう。 テーマ内ではカスパールには遠く及ばない使い勝手だろう。 しかしカラミティやワイルドと違って程度序盤でも使っていける固有効果ではあるし、打点も魔弾モンスターにしては高いほう。 加えてレベル3の魔弾モンスターなので《同胞の絆》を採用する場合は《魔弾の射手 カスパール》と《魔弾の射手 ドクトル》という必須クラスの一流ガンマンと噛み合うため、さほど優秀とは言えず優先度も高くないがまあ採用という立ち位置。 後に《エクソシスター・イレーヌ》というテーマ内で非常に似た立ち場の後輩が登場しており、効果も似ている。 創作の影響かやたら英雄視されていて、《魔弾-クロス・ドミネーター》でも非常にスタイリッシュなのだが実際の本人は救いようないレベルの悪漢だったりする。 |
▶︎ デッキ | 《白銀の城の召使い アリアンナ》
可愛らしい双子のメイド悪魔。どこぞの迷宮ハゲとは大違いである。
①のサーチ効果は言うまでもなく優秀で、《ウェルカム・ラビュリンス》や《白銀の城のラビュリンス》、《白銀の迷宮城》など回す上で必要なカードを何でも持ってこれる。言うまでもなく3積み、相方の《白銀の城の召使い アリアーヌ》の力も借りて毎回デッキから引っ張っていきたい。 SSでもサーチ起動出来るので、姫様が既に居るなら迷宮城やウェルカム・ラビュリンスで出してサーチしていこう。 とは言えどターン1のサーチであり、ラビュリンス自体が初動の要求札も多いこともあって、流石にこの人だけでは手数が足りない。 そこら辺はあまりにコスパが良いとは言えないが《白銀の城の火吹炉》や《白銀の城の竜飾灯》などに頼らざるを得ないだろう。 ②の効果はアリアーヌと同じものだが①の効果といずれかターン1。 アリアンナの方は相手ターンでも出してサーチを狙えるので、無闇に使わなくてもいい場面も結構あるかも。 この人は優秀なのだがぶっちゃけラビュリンス自体が回すのにあまりにも要求される仕事が多いのでこの人一人では荷が重い。 出来れば《ドラゴンメイド・チェイム》や《王の影 ロプトル》、《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》のような優秀なサーバンツをあと2、3人くらい、引き抜き雇用でもいいので雇って欲しい...。 |
▶︎ デッキ | 《白銀の城の召使い アリアーヌ》
紅魔館で働いてそうなゴシックメイド。
①の効果のリクルート先はかなり幅広く効果を無効にしないので、取り敢えず《白銀の城の召使い アリアンナ》をリクルートして、アリアンナでサーチ出来れば初動としては上々。 このカード自身も悪魔なので、アリアンナ筆頭にレベル4悪魔をリクルートしてくれば《DDD怒濤王シーザー》、《DDD狙撃王テル》、《DDD赦俿王デス・マキナ》と重ねていって、3回デスマキナで妨害出来たり、複数回アーゼウスも出来るので悪くはないだろう。 展開縛りなども特につかないので、手札コスト縛りさえ工面出来るのなら色々な悪魔テーマにも出張が見込めるだろう。 ただサモプリがそうなのだが、コストの縛りが重いことと、場で発動する効果なので妨害をもろに食らってしまいやすく、コストがあるので効果が通らなかった時の損失が大きいことから手放しに初動として信頼するのは危険かもしれない。 出来れば先に強金や金謙などで先にうららなどを釣って起きたいところ。 ②の効果で、通常罠の除去に追加で悪魔族を手札から何でも出せる。レベルの制限はないので《雙極の破械神》や《カース・ネクロフィア》なんかも出せるので何かと混ぜたり出来るかもしれない。 |
▶︎ デッキ | 《白銀の迷宮城》
どことなく勇なまっぽい雰囲気のテーマ、ラビュリンスの舞台となるカード。
当然テーマの中心となるフィールド魔法...なのだが、何とこのカードだけだと特に何も出来ることがないため単独では初動にならない。姫様である《白銀の城のラビュリンス》か召し使い二人、または《ウェルカム・ラビュリンス》を合わせて引いて、ある程度回さないとただのハリボテの城と化す。 特に初手で通常罠カードとこのカードしか手札にないという状況だとかなり苦しい。 効果自体は優秀で①の効果で《ウェルカム・ラビュリンス》や《フェアーウェルカム・ラビュリンス》に対象を取らない破壊効果を追加できる。ウェルカム・ラビュリンスは何度も使い回しが効き、姫様自体も毎ターン罠を再利用する効果があるので長期戦向きのデザインにになっている。 ②の効果で通常罠を撃てば手札墓地から悪魔族を引っ張り出せる。 レベル制限なども特にないので、姫様や召し使いの他、他のテーマと混ぜている場合は魔弾モンスターや《破械神ラギア》、イビルツインなんかを蘇生すると更に妨害が増やせる。 トリガーとなる通常罠はラビュリス以外の罠カードという指定があるため汎用カードでなくてはならず、一番使いまわせる《ウェルカム・ラビュリンス》に対応していない(最初勘違いしていた……) 《強制脱出装置》や《次元障壁》などがメインのトリガーになって、それを姫様で使いまわす形になるか。 ただこの②の効果はデッキからリクルートには対応していないので、姫様をデッキから直に呼び出せず初動安定に貢献しづらいのがどうにももどかしいカード。本当に《呪われしエルドランド》がどれだけ強いのかよく分かる。 この辺は《悪魔の技》を使えばトリガーを引きつつ、このカードで蘇生する姫様を用意出来るのでそれを活かしたいところ。 このカードを活かすには、このカードに加えて姫様と通常罠が必要になり、どうしても回った時に強いカードの印象が強い。 ラビュリンス自体は罠ビテーマなのだがエルドリッチなどと違い、機能するのにある程度のサーチやリクルートでの下準備が必要になるので相手の妨害が罠ビにしては重く刺さってしまい、不安定な部分も目立つ |
▶︎ デッキ | 《聖殿の水遣い》
勇者を補助するミグルド族の水王級魔術師...と思わせておいて、どこにでも出張しグリフォンライダーを呼び出す水商売の女と化している。1枚で召喚権も使わずギミックスタートし、ソリティア守護呪文を唱えはじめる姿はアレイスターもびっくりな邪悪っぷり。
②の効果で自身を除外してデッキ墓地から《アラメシアの儀》を持ってくることが出来るがなんと墓地からも発動できるので、おろ埋やケルビーニからでもアクセス可能という優秀さ。そして除外なので墓穴も食らわない。 一方で墓地からの回収を効果に含んでしまっているのでうららに加えて《屋敷わらし》にまで引っ掛かるのは若干痛いところ。しかしそれくらいしか弱点らしい弱点がない。 オマケに勇者が居れば①の効果で自己SS出来て、レベル3なのでケルビーニ、魔法使いなので《聖魔の乙女アルテミス》に変化して光属性供給など素材要因としての適正も高く、もはや全身がカードパワーで満ち満ちている。 一方③の場でのフィールド魔法発動効果はもはや隠された効果と化しているくらい認知度が低く、このフィールド魔法の存在自体を見た人間が非常に少ないため、通称幻の大地と呼ばれている。 《暗黒神殿ザララーム》の方はバトルフェイズで《外法の騎士》の効果を確実に通せるので、ダンジョンの奥深くで敵を切り伏せた味方が突如裏切り勇者と対峙する...というお決まりの展開も再現できるのだが。 総じて勇者の完璧な補佐として使い勝手をあまりにも良くしすぎた結果、出張セット化して即規制の憂き目に遭ってしまった。勇者セット自体の追加規制もこれからまだまだ見えており、グリフォンライダーとの禁止行きの《チキンレース》を繰り広げている。 誘発避けの出張パーツとして悪しきソリティアをする欲深い人間たちに集られ、規制でボロボロにされていくその姿はロキシーではなくロザリー......と個人的には同情してしまう...。 勇者様……。お願いです……。わたしの……最後のわがままを聞いてください。ど……どうか……恐ろしいソリティアは止めてわたくしと純構築勇者で……ずっと……ぐふっ! |
▶︎ デッキ | 《アークネメシス・プロートス》
VFD亜種
場の宣言した属性を全て破壊し相手ターン終了時まで一切SS出来なくさせるという中々凶悪な封殺効果を持つ。 以前はその性能に反して《ネメシス・フラッグ》以外ではサーチしづらいのが扱いづらく、召喚条件にも複数属性要求するなど微妙に重いのでネメシス以外ではろくに見ないマイナーカード寄りであった。 そのネメシスでも《アークネメシス・エスカトス》というより扱いやすい存在に食われ気味。先行で《ネクロフェイス》除外して相手のデッキをチラ見しつつ、効果で封殺出来れば強いというおもしろカードの域を出なかった。 しかし何故か幻竜族だったことが幸を奏して《相剣大師-赤霄》と《龍相剣現》の登場の恩恵を大いに預り、赤霄さえ出せばサーチが効くようになってしまった。これによって展開ルートに容易に組み込めるようになったことと、 同時期に暴れまわっていたデスフェニに自前の破壊耐性と封殺能力によって滅法強く、出せば一人で闇属性を封殺できるその能力の高さが周知されたことで一気に幻竜族の重鎮と化した。 天威勇者では赤霄をボウテンコウから出すことができ、そのボウテンコウもハリラドンから、そのハリラドンも天威を使えば......と今までの幻竜族テーマたちの結束を一身に受けて活躍している。何故か幻竜族テーマも属性がバラけているテーマばかりで、こいつの召喚と破壊効果の条件を容易に満たせるので余計に噛み合っている。 その姿はもはやネメシスの名前は飾りで、幻竜族の仲間たちと戦うために産まれてきたのではないか...と思わせるほど。 出せば単独で闇属性メタになる挙げ句、封殺効果は通った時点でこいつを除去しようが持続するVFD同様のタイプなので、実際刺さる相手に先行で決まると何もさせずに勝つことが出来るクソゲーぶりを発揮する。相手のデッキが分かっている2戦目以降は尚更刺さるだろう。 こういうカードはアクセスが容易になった瞬間許されなくなるので雲行きが怪しくなりつつある。案の定海外ではボウテンコウが禁止なのにも関わらず速攻で封印されてしまった。 |
▶︎ デッキ | 《崇光なる宣告者》
プレイヤーに死刑宣告を下しにくる鬼のようなモヤッとボール。
サイドデッキがないMDでは手がつけられない強さで暴れているようだ。 もともとはレベル12で儀式で出すのに負担かかり過ぎる上、レベル6の《神光の宣告者》方が《儀式の準備》などに対応しているため扱いやすく、ハズレア扱いだった。 しかし11期入ってインチキ儀式のドライトロンで軽く出せてしまうことと、《宣告者の神巫》、虹光、弁天、ベアトリーチェ、イーバの天使ギミック側が惑星直列のようなレベルで奇跡的な噛み合いを見せてしまったことで、完全にタガが外れてしまった。 出されるとそのままでは5回くらいは無効にされて何もさせて貰えないため、一滴や壊獣でなんとかしたいところ。 しかし仮に一滴や壊獣で無力化しても、手札には《朱光の宣告者》が2回発動できる状態であり、墓穴でもない限りそこから理想的な展開をするのは中々難しい。 更に墓地には大量にドライトロンがいるため、返しのターンには普通にドライトロン儀式体を出したり、《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》からのアーゼウス、《サイバー・エンジェル-那沙帝弥-》からモンスターをパクりまくってアクセスコードなど何でも出来るため、並大抵の布陣では返しのターンで太刀打ち出来ないだろう。 そのためこいつを突破したら勝てるのではなく、対処できないのならゲームすらさせて貰えないだけであり、こいつを突破して初めてゲームスタートといったところ。そこら辺の中堅デッキでは、先行で回されて展開された時点で中々厳しいものがある。 一方でシャドールやエルドリッチなら横に《虚無の統括者》などがいないならこいつさえ退かせば、封殺し返すのもわりと可能なため相性はよかったりする。 ⚪ixivでは彼のイコン画が存在し、後攻を取ってしまった哀れな決闘者たちへの神託を仰せになる御姿を確認できる。 |
▶︎ デッキ | 《王宮の勅命》
海外でとうとう死亡した暴君。
魔導都市や列強国、教導の劇場など潰した国は数知れず。FF2の皇帝みたいな奴。 2期のエラッタ前はライフコストが自分スタンバイのみ、維持するのも任意という《マジック・ジャマー》や《マジック・ドレイン》を鼻で笑う性能であり2ヵ月ともたず規制されるありさまだったが、9期終盤のエラッタによって維持が強制となりコストも実質倍になった。 しかし高速化したデュエルではそんなことは些細な問題でしかなく、このカードの封殺性能は据え置きなままのため根本的にかける所を見誤ってしまったと言わざるを得ない。 仮にライフコストが更に倍の毎ターン1400でも全然強いカードだろう。というかエラッタ後でも《銀幕の鏡壁》よりもライフコストが安いのはやっぱりおかしい...。 復帰してからしばらくは環境的に下火な罠デッキの救済という口実で生き延びてきたが、 最近では展開系でも採用されて、先行展開で制圧した後に伏せておいて返しのターンに相手に何もさせないような所業をしておりそろそろ閾値を超えつつあるのではないか...という印象。 ......こういう使い方をされてメタビ以外で暴れた結果禁止に行ったのが《王宮の弾圧》なので、正直罠デッキ救済名目だけで延命というのも無理があるような気がしなくはない。 融合テーマや儀式テーマなど魔法が撃てなきゃどうしようもないデッキでは、《虚無空間》とこのカードがあまりにも怖すぎるので、羽根箒よりもこのカードにチェーンして潰せる《ツインツイスター》やコズミックサイクロンが優先されるのも大いにあるだろう。 場で発動した魔法なら全て無効になる裁定が出ているらしく、スキドレと違って発動した魔法カードを一滴のコストなどで墓地に送っても無効から逃げられないので尚更。 羽根箒やライストからの防御なら《天獄の王》など後釜も登場しているので、そろそろ円満引退してもいいのではないのかな?と思う今日この頃。 しかしこのカードを禁止にするのはエラッタが甘かったのを認めるも同義なので、憎まれつつも今後も諸事情からなんだかんだ生き延びそうなカード |
▶︎ デッキ | 《烙印追放》
くっ殺の烙印
蘇生しつつ相手の場のモンスターを素材にすることができ、デスピアの融合素材指定上、光か闇ならほぼ問答無用で吸える。《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》や《デスピアン・プロスケニオン》なら一気に除外するのも夢じゃない。 逆に手札のモンスターは融合素材に出来ないため、《赫の烙印》と違って《ガーディアン・キマイラ》は出せない点には注意。 一応蘇生だけ適用することも出来るので、アルベルを蘇生してサーチをしたり、ミラジェイドを蘇生して再び除去を飛ばしたりもできる。 特に相手ターンに《赫の烙印》以外で墓地にいる《悲劇のデスピアン》を除外してサーチ起動できるようになった恩恵は大きく、赫の烙印を残しつつ手札に《デスピアの凶劇》を確保しやすくなった。 《烙印追放》の除外除去からの赫の烙印で、ミラジェイドとガーディアンキマイラの除去を更に飛ばしまくって相手をボロボロに出来るだろう。 ただし弱点は赫の烙印ともろ被りしており、赫と同様に墓穴やDDクロウなどで墓地の蘇生対象不在になると後半の融合効果も適用できず不発になる。またわらしにも止められる。 しかし言い換えればメタが被っているため赫の烙印とこのカードの両方を構えられれば、どちらかは通る可能性が高いと考えるとそこまで悪くはないかもしれない。 兎にも角にも赫の烙印以外で妨害になる烙印カードであり、赫の烙印が初手にある場合はアルビオンなどでこちらをサーチして一緒に伏せればより盤石な妨害布陣を作れるため、1枚は入れておきたいカード。 イラストでは妖眼の聖痕を前にして正体を現わにするクエリティスが描かれており、かなりエグくおそましい。 |
▶︎ デッキ | 《セリオンズ“ブルズ”アイン》
戦士族の新たなるパンクラっぽいやつ。
打点こそさほどでもないが、墓地の戦士かセリオンズを使って簡単出すことができ、フリチェではないもののパンクラ的な除去効果を持っていて単純に使いやすい。 普通にイゾルデ等の素材に使ったりもできる。 散々《ユニオン・キャリアー》がやらかしていることではあるが、墓地の戦士を何でも装備扱いでフィールドに引っ張り出せるため、 剛鬼や《星輝士 デルタテロス》のようなフィールドから墓地の効果も使うことができ、このカードssからの除去をしつつ、それらの効果でサーチやリクルートに繋げれば坊主丸儲けである。 更に《円盤闘技場セリオンズ・リング》で何度もゾンビのようにこの動きを使い回されればなかなか馬鹿に出来ない継戦能力だろう。 正直こういうモンスターがでると今後の戦士族で剛鬼みたいなのは中々出せなくなりそうではある。 |
▶︎ デッキ | 《外法の騎士》
だいじょうぶだ... おれは しょうきに もどった!
あの竜騎士を思わせるような裏切り効果を持つ新たな勇者のパーティーメンバー 取り回し方は《流離のグリフォンライダー》と同じであるが、あちらが先行展開での妨害ケアメインであるのに対し、こちらの騎士は後攻からの捲り向きなバウンス効果を持っている。 相手に妨害を吐かせてからEXデッキの制圧モンスターをバウンス出来れば大損害を相手に与えられるだろう。もちろん先行での妨害要員としても使える。 加えて《騎竜ドラコバック》とは抜群の相性であり、このカードで2枚バウンスしてからドラコバックで回収し、更に次の相手ターンで再びフリチェssからのバウンスを狙う動きも可能である。 ここまで騎竜を飼い慣らすあたりやっぱり中身はあのガリなんじゃないか? ただし相手にコントロールが移る裏切りデメリットは結構重く、相手が勇者ギミックを採用していた場合はもちろん、 このカード自体がレベル7なのでうらら等の適当なレベル3チューナーからバロネスを出されるような危険もある。 一方で天威や閃刀のようなカードを相手が採用している場合はこのカードが邪魔して思うように動けなくなったりするので一概にマイナスのみに働くものではないかもしれない。 このカードの登場で《アラメシアの儀》はただでさえ先行でのグリフォンライダーによる誘発潰しで暴れているのに加えて、後攻での騎士による捲りもできるようなかなりのパワーカードとなってしまってたので、制限行きが大分危うい感じではある。 その時は遠慮なく俺を斬るがいい! |
▶︎ デッキ | 《ディメンション・アトラクター》
やめてくれ その術はオレに効く やめてくれ
場に残らず、除去も出来ず、先行で撃たれるとほぼ対抗手段のない《マクロコスモス》以上の時空間忍術の使い手 相手の先行でとりあえず撃たれると返しの自分のターンはまともに展開出来ず、更に次の相手のターンもろくな布陣を敷けないまま抵抗出来ずにやられてしまうような塩試合を量産している恐ろしい男。 やっていることの凶悪さは昔の《大寒波》に似たようなものがある。 難点として中盤以降に引くとほぼ腐るため、初手に引いて序盤に投げられるかどうかというのに全て懸かっているピーキーさ、 イヤでも自分のターンにも除外効果が及ぶためかなりデッキを選ぶクセの強さもあり以前はさほど評価されていなかった。 しかし最近では墓地利用せずとも展開と制圧ができる相剣やデスピアの登場でよく見られるようになった。通れば《増殖するG》も除外適用中は撃てず、次の相手のターンも《禁じられた一滴》で捲れないのでわりとやりたい放題である。 特にふわんだりぃずとの相性が異常で、ふわんだりぃずは墓地利用を全くしないどころか、《ふわんだりぃず×すとりー》で墓地を空にして発動条件を再度整えたり、《烈風帝ライザー》で墓地を空にしつつこのカードをデッキトップに戻して再利用できる。 加えて《エフェクト・ヴェーラー》や《ドロール&ロックバード》も食らわなくなるという悪夢のようなシナジーを誇る。 そのためふわんだりぃずはえんぺん、結界像、アトラクター、羽根吹雪...ともはや相手してて嫌がられる要素満載のデッキになってしまった。 アトラクターの全除外に加えてバックや前の制圧モンスターの妨害も敷かれたらもはや絶望すら覚えるだろう。 更にもう一発!ズン《虚無空間》 |
▶︎ デッキ | 《警衛バリケイドベルグ》
ハリラドンの番人
《トロイメア・ゴブリン》亡き今となっては、縛りなく出せて無条件で手札を切れる希少なモンスター。 Spyralなどでいざというときに《SPYRAL MISSION-救出》のようなカードを捨てて展開に繋げられる。 また縛りなく出せる機械族リンク2モンスターということもあり、セフィラや天威勇者などハリラドンに命をかけているデッキでは保険として入っているのもよくみる。 万が一ハリファイバーが効果を止められたり除去されてしまっても、横にモンスターが余っていれば無理矢理アウローラドンに繋げられる。 その為、こいつが出せる状態ならハリファイバーよりもアウローラドンの方に妨害を当てた方が無難だったりする。 セフィラならワンチャン回収効果の方も生かせるだろう。 そんなこんなで妙な使われ方ばかりで、フィールド守衛としての働きには期待されていないようだ。 今からでもいいので天気リンクモンスターとして職がえししてもらって...。 |
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