第9話 精獣の森 後半　作：こんにゃく

一騎「くぅぅ…」

エイリアス「まだデュエルは始まったばかりよ」

このは「一気にライフが削られてしまったでござるよ」

ユキ「あの人…強い」

シュルト「あたりまえですよ…エイリアスさんはこの村の長でデュエルの腕前もこの村１の強さを誇ります」

一騎「俺のターン！！ドロー！よし！！俺はスケール1の『黒の魔術師』とスケール８の『黒麗の魔術師』でペンデュラムスケールをセッティング！！これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能！ペンデュラム召喚！！」

一騎「俺は手札からレベル7『ハーデストアイズ・スカイドラゴン』！！」

ハーデストアイズ
攻撃力2500

このは「いっきの切り札ハーデストアイズでござるよ！！」

ユキ「ちゃんとペンデュラム召喚を見たのは初めてだ…すごい…」

一騎「バトルだ！！ハーデストアイズでブロウウルフを攻撃！！召雷のストライクバーストォォ！！！」

このは「よし！相手の魔法カード 獣族の決闘の効果によりハーデストアイズは攻撃力が300ポイントアップするのです！」

ハーデストアイズ
攻撃力2800

ユキ「さらにハーデストアイズはバトルする時、手札の枚数分攻撃力がアップ…一騎君の手札は１枚…さらにハーデストアイズは相手に与える戦闘ダメージは２倍」

ハーデストアイズ
攻撃力3300

このは「よって相手は一気に3000のダメージでござるよ！！」

一騎「いっけえぇぇ！！」

エイリアス「甘い！！罠カード『闘魂注入』を発動！」

エイリアス「『自分フィールドの反骨獣人はその攻撃では破壊されない！！』」

一騎「だがダメージは受けてもらうぞ！！」

エイリアス「甘いな！！『闘魂注入が発動した時このターンに受けるダメージは0だ』！！」

一騎「なに！？」

エイリアス「ふん」

一騎「っ！！まだだ！！豪傑の巨人でブロウウルフを攻撃！！そして 獣族の決闘の効果で豪傑の巨人は300ポイント攻撃力がアップする！」

このは「闘魂注入の破壊されない効果は終了しているのです！これなら破壊が可能でござるです！！」

豪傑の巨人
攻撃力2400

ブッピガン！！

エイリアス「グッだがしかし！！私は戦闘ダメージは受けない！！さらにぃ！！」

エイリアス「ブロウウルフのモンスター効果を発動『このカードが戦闘で破壊され墓地に送られた時デッキからブロウウルフを１体特殊召喚する』！！」

ブロウウルフ
攻撃力1800

エイリアス「さらに！！『この効果で特殊召喚されたこいつは攻撃力が200アップする』！」

ブロウウルフ
攻撃力2000

ユキ「破壊されたことも想定ずみだったなんて…」

エイリアス「我が魂は相手を圧倒的な力でねじ伏せ叩き潰すまでけして倒れることなどない！！！」

一騎「っなんつー気迫だよ…俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ」
手札0

エイリアス「私のターン、ドロー！私は永続魔法『ストレングス・アタック』を発動」

ユキ「また永続魔法！！？」

エイリアス「このカードは『お互いフィールドで表側表示で存在するカードの効果を使用する場合は300ポイントライフを支払わなければそのカードの効果を発動できない』」

一騎「なんだと！！？」

エイリアス「そして私は手札から『反骨獣人 チーターズハンター』を召喚！！」

チーターズハンター 地属性 獣戦士族 レベル4
攻撃力1700

エイリアス「そして私は300ポイントのライフを支払いチーターズハンターの効果を発動！」
ライフ3700

エイリアス「『自分フィールドの反骨獣人と名のつくモンスター２体を選択しそのレベルを2つ上げる』俺はブロウウルフとチーターズハンターのレベルをアップさせる！！」

ブロウウルフ レベル4➡6

チーターズハンター レベル4➡6

このは「こ…これは！！」

ユキ「レベル6のモンスターが２体…」

シュルト「な…なんですか…？一体何なのです！？」

エイリアス「俺はレベル6となったブロウウルフとチーターズハンターでオーバレイ！！闇のオーバレイネットワークを構築！！」

エイリアス「闇より出し暴虐の獅子よ全てを無に帰し収束せよ！！ダークネスエクシーズ召喚！！現れよ！！『GD，43 反骨獣神 ブレイクサブナックライオ』！！」

ブレイクサブナックライオ 獣戦士族 ランク6

攻撃力3100

召喚と同時に辺りは闇に包まれる

一騎「っぐぅ！！！これがこいつのソロモンズか…！！！」

エイリアス「これが我が魂！！行くぞ！！私はライフを300ポイント支払いライオのモンスター効果を発動オーバレイユニットを１つ使い」
ライフ3400

エイリアス「『エンドフェイズ時までフィールドに存在する表側表示で存在するカードの枚数だけこのモンスターの攻撃力を500ポイントアップする』！！」

一騎「なんだと！！？」

エイリアス「フィールドには貴様のカードが4枚」

・黒の魔術師 ・黒麗の魔術師 ・ハーデストアイズ ・豪傑の巨人

シュルト「エイリアスさんのフィールドにはブレイクサブナックライオに永続魔法カードが2枚…」

・ライオ ・獣族の決闘 ・ストレングス

エイリアス「よってフィールドのカードは合計で7枚！！ライオの攻撃力は3500ポイントアップ！！！」

ライオ
攻撃力6600

ユキ「攻撃力6600！？」

エイリアス「バトルだぁ！！反骨獣神ブレイクサブナックライオでハーデストアイズスカイドラゴンを攻撃！！この瞬間 獣族の決闘の効果で300ポイント攻撃力がアップ！！ゆけぇ！！パンプアップストリングスゥ！！！」

ライオ
攻撃力6900

このは「まずい！！！このままだといっきのライフが尽きてしまうのですよ！！！」

一騎「っ！！」

渾身の一撃がハーデストアイズを貫く

一騎「うぁぁぁ！！！？」
ドサッ

エイリアス「アッハッハッハ…これで決まったな…なに！？」

一騎「っく…」
ライフ1325

一騎「俺は罠カード『不屈の精神』を発動していた！！」

エイリアス「なにぃ！？」

一騎「『このカードはライフを半分にすることで戦闘ダメージを無効にし！受けるダメージが2000以上だった場合デッキから1枚ドローできる』！！」

このは「うまいでござる！！これでドローもできダメージも0でござるよ！！」

ユキ「でも…！」

エイリアス「ふん…ライフは半分となり残り1350…私のカードの一撃で葬ってやろう…私はカードを２枚伏せてターンエンド」
手札0

一騎「っハァハァ…」

エイリアス「私の力…ソロモンズの力で貴様ら人間を全て葬りさってやろう！！アッハッハッハ！」

続く

次回
一騎「ついに現れたエイリアスのソロモンズ…超絶なパワーの前に圧倒されていくそして現れるもう一体のソロモンズ！！」

一騎「次回『激震の獅子舞い ライオナイト』一気に駆け上がれ！！」

・GD，43 反骨獣神 ブレイク・サブナック・ライオ
フィールドの表側表示のカードの数だけ攻撃力がアップする超強力なソロモンズカード！