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HOME > コンプリートカード評価一覧 > TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ コンプリートカード評価(かどまんさん)

TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ コンプリートカード評価

遊戯王アイコン かどまん 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
黄金卿エルドリッチ
Ultra
Normal

▶︎ デッキ
10 JPC01 黄金卿エルドリッチ 
決闘の高速化で採用枚数が年々減っていった罠を主体としたデッキのエースとして一時期環境にまで押し上げた存在

MDでもサービス開始当初はレアリティが低い汎用魔法罠で固められる事
逆に高いEXは用意する必要が無く安価にデッキを構築しやすい事で猛威を振るっていた
【黄金卿】という本来のテーマが全部【エルドリッチ】になってしまったのはこのカードの存在が大きすぎたからである

22年度は【スプライト】【ティアラメンツ】【ふわんだりぃず】とマクロがメインから搭載される環境だった事や
深淵の獣というメタテーマまで出てきたせいで逆風が吹き
この1年で環境圏外に追いやられた格好では有るが
主流メタに気を取られて対策を怠っているデッキに土を付けるポジションというのは変わっていない
死霊王 ドーハスーラ
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC02 死霊王 ドーハスーラ 
アンデットワールド》の主、デメリットの無い自己蘇生と
同一ターンにどちらも使える、除外とモンスター効果の無効と強力なモンスターであるが

汎用のパワカでは等では無く、効果をフルに使うにはアンワの存在が必須となっており
旧カードもしっかりと活かす方向性に変わったストラクRのデザインに於ける見本の様な存在でもある
欠点としてはアンワへの依存率が高いが故に構築や運用がテンプレ化しやすい事か
屍界のバンシー
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC03 屍界のバンシー 
フリーチェーンで場か墓地から除外して《アンデットワールド》を発動させる下級のアンデット族

特定のデッキでは早めに張らなければならない重要なフィールド魔法で有る為
それを運用する際にはこちらもほぼ必須で採用されている
それによってこのカードを落とせる様なカードが全てアンワに繋がり安定性に大きく影響するからである
アンワを破壊から護る効果も有るが、運用上場に居る事が稀なカード
灰流うらら
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC04 灰流うらら 
マキシマムクライシスの壊れカードというより
最早それらを超越し遊戯王OCGの必要悪と化した存在

「デッキからカードを取る・召喚する・それらを含む効果」
これをすべて無効にするという守備範囲はどんなデッキにも影響しており
現代遊戯王のデッキ構築時にはテーマよりも真っ先にこのカードが一番乗りする程で有る

加えて代表的な《増殖するG》を無効に出来るので先行でも腐る事が無い
誘発を誘発で無効にするという空中戦の光景もこのカードによってお馴染みの光景になった

2枚とも再録が度々行われるが値段は中々下がらない
需要は常に有るので、再録するストラクが出れば確保しておくべきだろう
呪われしエルドランド
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC05 呪われしエルドランド 
地獄門の契約書》の様な毎ターンサーチ付きの永続魔法で
除去されても関連カードを墓地送り出来ると運用上のデメリットが実質ないカード

「黄金卿」や「エルドリクシル」というカテゴリ名を持たせない所に
露骨な壊れカードにならないような調整が垣間見えるが
それでも規制された経験が有るカードで【エルドリッチ】では3積み必須である
黒き覚醒のエルドリクシル
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC06 黒き覚醒のエルドリクシル 
黄金卿エルドリッチ》を2ヶ所から呼び出せる3種類存在する《エルドリクシル》の通常魔法。
このカードの範囲は無難なリクルートだが守備表示で呼ぶので後攻からだと攻めには使い難い。

(2)の墓地効果で《黄金郷のコンキスタドール》や《黄金郷のワッケーロ》を並べて制圧したい所だが同一ターンではどちらかしか使えない。
サーチは容易で有り黄金卿自身の各種コストに充てる、他のエルドリクシルと併用したりと工夫して動く必要が有る。

舞台となるバックを固める事が最優先の【エルドリッチ】では
紅き血染めのエルドリクシル》の方が実戦的ではあるがこちらも重要なカード。
白き宿命のエルドリクシル
Normal
▶︎ デッキ
8 JPC07 白き宿命のエルドリクシル 
黄金卿エルドリッチ》を2ヶ所から呼び出せる3種類存在する《エルドリクシル》の速攻魔法。
他の2枚と違ってこれだけがデッキから《黄金卿エルドリッチ》が呼べない。
加えてエルドは自身の効果で除去しながら手札から出せる上に、蘇生に関しても最も強力な
紅き血染めのエルドリクシル》がこなせると実戦での役割まで被る事が多い。

しかし咄嗟の追撃や相手の墓地除外回避に使えたりとこれ固有の強みもしっかりと存在するので
1枚は入れておくべきであろう。
特に黄金卿の(1)の効果に対する墓穴を回避出来るのはこれの大きな利点で
このカード自身をコストに充てて墓地効果にする事も出来る器用さも有る。

【エルドリッチ】では1枚1枚のカードに求められる要求水準が高いお陰で評価が低めだが意外と使う場面は多いのである。
アンデットワールド
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC08 アンデットワールド 
その名を冠したストラクのタイトルにもなったカード
以降OCGにおけるアンデット族の住まう世界としても度々描かれているので
アンデット族が種族に依存した効果が多いのもこのカードの影響に依る所も少なくない

場と墓地のモンスターを全てアンデット族に変える種族操作と
アンデット族以外のアドバンス召喚の封ずるという2種類のメタを備えており
その影響はかなり広く、昔のフィールド魔法で有りながら今もサイドに入る事も有る

後者のアドバンス召喚抑制は猛威を振るった【真竜】への数少ない対策の一つで有り、最近だと【ふわんだりぃず】にも利くので覚えておこう
強欲で金満な壺
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC09 強欲で金満な壺 準制限
通称「強金」、《強欲で貪欲な壺》の様にデメリット付きの《強欲な壺》として登場したカード
EXを3か6枚裏側で除外して1~2枚ドロー出来、メイン1の初手の行動で使わなければならないという
プレイングへの制約とその後のドロー不可の縛りが有る。

EXを使わないメタビ系では必須枠で有り、サーチは制限されないので《強欲で謙虚な壺》との併用も可能。
EXを使うデッキでも特定のモンスターしか使わない様なデッキでは
除外されるリスクをある程度織り込んで動かせるため共存出来重宝される
それだけ2ドローの効果は強力なので有る。
金満で謙虚な壺
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC10 金満で謙虚な壺 制限
EXから3か6枚除外してその枚数だけデッキトップから好きなカードを1枚捲れる令和の《強欲で謙虚な壺》といった所。

除外するカードは自由に選べる事・SS不可の制約が無いので展開デッキにも採用できる点が最大の特徴であり
キーカードによる1枚初動が最重要視される令和の決闘環境にはこれが綺麗にマッチしており
かつての剛謙を思わせる使用率の高さを誇った、制限入りという事実がそれを物語っている。
おろかな埋葬
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC11 おろかな埋葬 制限
原作で城之内が使用したカードの中で最も有名なのが
真紅眼の黒竜》ならばこちらは最も使われているカード

遊戯王のモンスターには墓地効果が当然の様に付随しており、それを使う事がこのカードの役目
シンプルな効果だが出来る事が山ほど有るので制限になっている

これを自然と当たり前の様に使う頃には決闘者としても既に初心者の段階は卒業している形で
OCGのプレイヤーには最早常識の様な存在になっている事から姉妹カードも多数存在し
今後も永遠の制限カードとして多くのデッキで使用される事であろう

※ちなみに墓標が十字架になっているので海外版では当然修正されて墓石になっており
アニメでも登場する時もそちらのイラストで出ている
おろかな副葬
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC12 おろかな副葬 準制限
おろかな埋葬》の魔法罠版でターン1制限が付いている

魔法罠も当たり前の様に墓地効果が付き盛んに利用される時代となり
これが初動になるテーマも増えてきたので準制限になった
この調子だとおろかな埋葬同様制限入りする可能性が高い
ライトニング・ストーム
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC13 ライトニング・ストーム 準制限
攻撃表示限定の《サンダー・ボルト》か《ハーピィの羽根帚》を使い分けられる通常魔法。
主にモンスターの一掃も出来るバック除去という使い方が主な捲り札になる。

その理由としては《サンダー・ボルト》(準制限)と《ブラック・ホール》(無制限)で
既にモンスター除去だけなら間に合っている事
更に《冥王結界波》との使い分けも必要になるので対モンスター目当てだとそれに一歩劣る。

それに対してバック除去の方は共に制限の羽根帚と《大嵐》しか直接の競合先が居らず
頭数を揃えるためにもこちらも必要になるからである。

それでも2種の効果を使い分け出来るので後攻では基本腐る心配がない点が最大の利点で
結果的にサンボルや羽根帚以上にサイドに入る便利なカードとなっている。
これを阻止する術を持たない先行で展開するデッキはこれを警戒してモンスターを守備表示で出してくる事も多く
プレイングにまで影響を与えている。
コズミック・サイクロン
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC14 コズミック・サイクロン 
1000のライフコストが要る代わりに除外出来る《サイクロン

相次ぐインフレで魔法罠も墓地効果や破壊時に効果を使われる事が当たり前となった事や
天獄の王》等の保護カードの存在でそもそも破壊できないケースも増えており
今や単純なバック除去でもバウンスや除外でないと安心できない環境になっている
紅き血染めのエルドリクシル
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC15 紅き血染めのエルドリクシル 
黄金卿エルドリッチ》を2ヶ所から呼び出せる3種類存在する《エルドリクシル》の通常罠。
既にエルドリッチが居れば他のアンデットも呼べるがそちらで使う事は余り無く
黄金卿メタビと化している【エルドリッチ】では主戦力であるそれにアクセス出来る。

展開力が無く自身の効果だと他の魔法罠を消費する黄金卿を1枚で呼べるカードは重要で
これで複数並べランク10でケリを付けに行くと言った独自の勝ち筋も演出
エルドリクシル》の共通効果で《黄金郷のコンキスタドール》を設置出来るので
墓地効果による+αもこのカードが使えば無駄のない上振れにもなる。

3種の「エルドリクシル」の中で最も【エルドリッチ】の戦術にマッチしており
相手のターンで展開、返しのターンで罠モンスターの設置
2体目の展開から蘇生を利用した相手の墓地除外の回避もこなすと黄金卿を効果的にサポートする。
初動札では無いにも関わらず過去には規制された経験が有ったのも納得できる強力な罠。
黄金郷のコンキスタドール
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC16 黄金郷のコンキスタドール 
罠モンスターの1種で《黄金卿エルドリッチ》が存在すると
対象を取らない破壊効果でコントロールデッキ要素を実現出来る

墓地除外でエルドリクシル魔法罠をセットする効果が付き
自身もこの「エルドリクシル」カードで引っ張ってこれるので簡単にサイクルを形成する、【エルドリッチ】では必須のカード

MDではOCG以上に【エルドリッチ】が流行った事で先に規制が入っている
黄金郷のワッケーロ
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC17 黄金郷のワッケーロ 
黄金郷》の罠モンスター。
エルドリッチが場に居る時の追加効果は
黄金郷のコンキスタドール》がフィールドを対象にするのに対しこちらは墓地除外。

デッキの性質上、マクロが積めない【エルドリッチ】ではテーマ内で墓地メタをこなせる重要なカードで
エルドリッチ自身にも刺さるのでミラーマッチでも良く使われる。

コンキスタドール同様に墓地効果で《エルドリクシル》を持ってきたり
同じレベルなので並べて《セイクリッド・プレアデス》を立てて
エルドリッチの横にピカピカで強力なお供を追加してくれたりと優秀な罠モンスターで有る。
永久に輝けし黄金郷
Normal
▶︎ デッキ
8 JPC18 永久に輝けし黄金郷 
万能無効を実現する《エルドリッチ》関連のカウンター罠
場にエルドリッチが居て、アンデット族をコストに充てる必要が有る。

呪われしエルドランド》でサーチが効くので扱いやすいが2:1交換になるのが最大のネックで
着実に相手を追い詰めていく罠メタビで有る【エルドリッチ】では
こちらだけ-1になる動きは避けたいので出し惜しみしがちなカードになる。

それ以外の効果も無いのでエルドランドで持ってくる罠も
黄金郷のコンキスタドール》等の優秀な墓地効果が付いた物が優先されやすい。
入れるとしても1枚(1回)使えれば十分という所。
神の宣告
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC19 神の宣告 
元祖カウンター罠とも言えるが正確にはそれが存在しなかった1期出身の為
2期からカウンター罠に分類されアイコンが付く形になった程古いカード

広範囲の妨害手段とカウンター罠という阻止の難しいカテゴリが噛み合っており
多くの決闘者に罠カードの怖さを教え、使う側としてはこれ程頼もしい罠も無いという存在
重く見えるライフコストも決闘の高速化に伴って確実な妨害の重要性が増した事で
ライフが残ってさえいれば使える為、しなやすの価値観を後押しする形となり一時期は制限入りまでしていた

一見シンプルな効果だが決闘界では長らく誤解や誤用も起こっている
遊戯王における各種効果の殆どは、「カードの発動」or「効果の発動」に大別できるがこのカードは前者のみを無効に出来る
モンスターの召喚も同様に、「ルールによる召喚・特殊召喚」 か「 効果による召喚・特殊召喚」に分かれこちらも前者のみ無効に出来る

加えてこのカードで召喚や魔法罠を無効にした場合は
「そのカードはフィールドから墓地に送られた扱いにならず、モンスターの場合は召喚失敗な為、蘇生制限も満たさない」という結果に終わる
これらのルールは初心者には理解しにくい所が有り、玄人には謎空間なる概念を生み出していた

更に妨害したカードに制約効果が有った場合はそれが適用されるかどうかの論争が有り
こちらは11期に入って再びルール改正が行われた程である

自身もカウンター罠の顔として様々な後発のカードの元にもなっており
その筆頭たる《神の警告》《神の通告》も強力なカードで有る

加えてこのカードの登場人物は色んなカードでその姿を見る事が出来
OCGの世界観を彩る存在でもあるようだ
スキルドレイン
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC20 スキルドレイン 制限
このゲームにおける代表的なメタカード
昔から使われているがモンスター効果のインフレと共にそれを1枚で黙らせる事で
年々評価が上がっていき今やOCGで遭遇しなかった決闘者は皆無で有ると言える程の存在である

フィールド以外の効果には干渉しない為、そこで動く効果や
効果処理時に場に居ないモンスターとの併用が可能でそれらの処理の説明にも使われ
古くはデメリットアタッカーや妥協召喚組を纏めた【スキルドレイン】に始まり
それをテーマ単位で取り入れられる【クリフォート】【エルドリッジ】に至るまで
1つのデッキを成立させるほど影響力も有り、そうしたデッキではある種のエースや切り札の様な存在にもなっていた

モンスター効果以外で除去出来る手段の有るテーマでは
自軍へのアンチシナジーを度外視した運用も可能、例えば《ティアラメンツ》では
壱世壊=ペルレイノ》の除去効果でこのカードをどかせるので使われた事も有った
そうまでしても使いたいほど強力な効果で有った訳である

この様に度々環境に影響を与えてきたが近年これらの永続罠のメタカードに規制が強まり
今までは抑止力の様な存在で許されていたこのカードも遂に制限にまで追いやられた
群雄割拠
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC21 群雄割拠 制限
お互いの場に特定の種族しか出せなくなる永続罠
既に場に居る異種族を強引に除去出来るので後出しでも使える

効果適用後は異なる種族を出す際には裏側でセットする以外出来なくなるので封殺力が高い
昔から種族統一デッキやその傾向の強い様々なテーマで使われ
汎用のEXを通じて他の種族を使う形になるデッキにも刺さる為、メタカードとしての強さは年々増していった

御前試合》《センサー万別》という類似カードも存在し
シングル戦が基本のMDではそれらと共に遂に制限カードになってしまった
御前試合
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC22 御前試合 
群雄割拠》の属性版。
基本は種族だけのあちらでもメタに使うなら十分だが
属性だけは違うというテーマも有るのでそれには良く効く。

このイラストに描かれている《六武衆》や《オルターガイスト》、《クシャトリラ》がそうしたテーマで有り
EXでも《トロイメア》の様に属性だけバラけている物も有るので意外な所でこれに引っ掛かるのである。
センサー万別
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC23 センサー万別 制限
一つの種族に付き場に一体までしか出せなくする永続罠で
群雄割拠》や《御前試合》と同系統のカードだが
種族・属性の統一デッキと相性の良かった過去の2枚に対して刺さるアンチテーゼの様な効果になっている

召喚獣》や《サブテラー》の様にテーマ内のモンスターの種族がバラバラなデッキや
単騎で戦う様なテーマと相性が良く、メタカードの一つとして意識しておかなければならない存在で有る
ドラグマ・パニッシュメント
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC24 ドラグマ・パニッシュメント 
EXから落としたモンスターの打点以下の相手モンスター1体を破壊出来る《ドラグマ》の通常罠。

【ドラグマ】では《天底の使徒》と共に《灰燼竜バスタード》を落として使う事が多く
それでSS出来る《教導の聖女エクレシア》からサーチも可能と後続も確保できる。
他にも《旧神ヌトス》で更なる除去を狙う、《捕食植物キメラフレシア》で融合系のカードを仕込む等
落とすEX次第で様々な動きも実現出来る。

除去のおまけで上振れも狙える強力な罠だが、EX縛りの制約が次の自分のターンまでと使徒に比べて結構長いので
【ドラグマ】以外だとEXを戦力として用いない【メタビート】や【真竜】【ふわんだりぃず】の様なデッキ位しか採用出来ない。

除去の範囲を広げる為に打点が高いだけのEXを採用する必要も有り
これらのデッキで良く使われる、《強欲で金満な壺》や《金満で謙虚な壺》との兼ね合いから
EXの配分も吟味する必要が有る為、シンプルな効果ながら構築に大きな影響が出てくるカードで有る。
激流葬
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC25 激流葬 
原作出身の召喚反応罠で場のモンスターを一掃できる罠版の《ブラック・ホール
発動条件が緩く最低でも1:1交換にはなるので昔から使われ規制経験も有る

自分の場のモンスターも破壊するのでリスクも大きく昔の様にどのデッキにも入れる物では無いが
黄金卿エルドリッチ》との相性の良さで一時期環境に姿を見せるなど
使い所に恵まれていれば今でも十分な活躍は出来
現在では幾つかのサポートまで登場しており専用の構築も可能である
無限泡影
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC26 無限泡影 
罠だが手札誘発でも有るというハイブリッド型のカードで
効果も用途も《エフェクト・ヴェーラー》とほぼ同じで
先行では伏せて罠として使い、後攻ではヴェーラーと同じ誘発として使えると利便性も採用率も高い。

②の縦烈無効は運が絡むが、プレイングによって
大きな影響を与える事も有るので伏せカードの位置には注意したい所。
自分のカードも無効になるので、セットしたこのカードを発動した後
同一ターンに同じ位置で魔法罠を発動しない様にする等気を付ける必要が有る。

年々逆風が吹いていた罠だがその最大の理由であった「遅い」という欠点が無いので
このカテゴリでは珍しく汎用カードとしての地位を占めている。
旧神ヌトス
Normal
▶︎ デッキ
8 JPC27 旧神ヌトス 
旧神》の一体で《旧神ノーデン》と同じS+Xで出せる融合モンスター。
こちらはその調整版で融合召喚には対応しておらず、素材を場に用意してコンタクト融合させる必要が有り
簡易融合》1枚で簡単に出せたノーデンと違って大変重い。

効果も一つ目は手札からLV4を展開するという地味な物だが
もうひとつの効果は墓地に落ちると場のカード1枚破壊と汎用性が高くこちらを目当てにEXから直接落とす用途で使われ
天底の使徒》や《ドラグマ・パニッシュメント》に除去効果が加わる形になり一部のデッキでは重宝されている。

同じくEXから落とされるLV4にはSモンスターの《虹光の宣告者》が居るが
場でも有用な効果を持ち度々S召喚されているアーデクと違い、こちらを召喚された姿は見た決闘者は少ないだろう。
どちらも天使族なので《宣告者の神巫》で落とせる事からそれと共演する事も多い。
共命の翼ガルーラ
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC28 共命の翼ガルーラ 
同じ種族属性*2で出せるという素材の緩い融合モンスター
名前はガルーラだがポケモン的には見た目はオニ○リルっぽい。

沼地のドロゴン》より召喚条件が揃いやすいので新たな《超融合》要員としてうってつけだが
これに加えて何処から墓地送りでも1ドロー可能なので
天底の使徒》《ドラグマ・パニッシュメント》の新たな素材要員でも有る。

しかも鳥獣族で有るこのモンスターは《鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusII”》経由でも落とせるという特徴が有りそれと併用すればアドバンテージに変わる。
特にパニッシュメントが除去と1ドローという破格の結果を齎すので【メタビート】でも早速レギュラーに採用されている。

明らかに汎用性を意識した内容に仕上がっており、使えるデッキこそ限られるが
これに触れられるカードを使うなら必ず入る存在になっている。
セイクリッド・プレアデス
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC29 セイクリッド・プレアデス 
【セイクリッド】のエースで素材に光属性を要求するランク5
場のカードをフリーチェーンでバウンス出来る強力な効果を持つ。

召喚条件から使えるデッキは限られるが8期の終盤にこの条件も満たしやすい
【AF先史遺産】が環境入りした時には1枚5000円まで跳ね上がった事も有る。

その後ARC-Vでも【セイクリッド】テーマを使う決闘者によって作中登場した事も有った
更に《星守の騎士 プトレマイオス》から相手ターンに召喚出来る事からLV4*2体からでも出せるようになって出張も相次ぐ。

23年には【セイクリッド】と【テラナイト】の同時強化で
星守の騎士団》からこのカードを召喚出来るようにもなったため
現在では正規の条件で出すケースは少なくなっているが
黄金卿》の罠モンスター2体でもこれが出せるので《エルドリッチ》でも使われたりする。
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC30 超弩級砲塔列車グスタフ・マックス 
列車》に属する汎用ランク10のエクシーズモンスター。
2000バーンを与えられる効果を持っており、それに付随する制約やデメリットも皆無とシンプルに使いやすい。
最初に世に出たランク10で有り、3000打点と豪快な効果という
ランク10の特徴はこのモンスターが基準になっているといっても良い。

登場当時は出せる手段が少なく、当時は無制限だった
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》2体を用意出来る《聖刻》でワンキル目的で使われ
後に【列車】が成立すると、先にこの効果を使った後で
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》を重ねて一気にライフを削りきる動きも可能になった。

LV10が並ぶ事の多いデッキ全般でも採用可能で列車以外では止めを刺す場面で使われる事が多い。
例えば《黄金卿エルドリッチ》を展開しやすい【エルドリッチ】
イビリチュア・ジールギガス》2体を用意出来る【リチュア】等がそれで
ジャガーノートと併用する事で決定力と共に高打点相手の回答も得られるのが強みである。

この様に最初の一体ながら今でも最前線で使えるのは他のランクには見当たらず
無二の効果を備えた強力なモンスターと言えよう。
No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ
Normal
▶︎ デッキ
9 JPC31 No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ 
列車》に属する汎用のランク10エクシーズモンスター。
フリーチェーンで場のモンスター1体にそのターン中の完全耐性を付与出来る。
同じ列車のランク10で有る《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》とは双璧を成し
【列車】では攻めのグスタフに対してこちらは守りの役割を担う。

ランク10版の《神竜騎士フェルグラント》と言えるがあちらと違い効果は無効にしないので妨害には使えない。
相手の効果に狙われた味方を護る様な事も出来るが、大抵は自身へ使用する事が殆ど。
脳筋デッキで有る【列車】では先行でやれる事はこれか《重装甲列車アイアン・ヴォルフ》を立てる程度で
相手のターンを凌ぐ手段がこれらを壁にする位しか出来ないので有る。

ただ、戦闘破壊耐性は無いので高打点が容易に出てくるようになった今の環境では
アクセスコードの様なモンスターに容易く突破され、リリース除去にも弱い。
これだけ棒立ちさせるのは不安なので他の妨害手段も合わせて使ったり《緊急ダイヤ》で壁を増やす必要も出てきている。
重機貨列車デリックレーン》を素材にしていればフリーチェーンの除去をこなす事も可能だが
耐性付与の動きとの相性は悪く同時に必要になる場面は少ない。

最近ランク10に制圧と除去効果を持った《終戒超獸-ヴァルドラス》が登場し役割の被るこれの立ち位置は少し後退した形になった。
故に《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》とのシナジーが重要になっており
今はグスタフと違ってほぼ【列車】でしか使わないモンスターになっている。
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC32 超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ 
列車》に属するランク11の汎用エクシーズモンスター。
だがLV11は並べにくいのでもう一つの召喚法で有るランク10の機械族の上に重ねて出す事になる。

攻守を2000上昇させる効果を持ちこれで一気に打点が6000打点にまで上昇
自身でしか攻撃出来なくなるものの素材の数だけ殴れるので強烈な殲滅力を発揮し相手のライフも一気に削れる。

超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》と併用する事でその真価を発揮し
相手の場がガラ空きなら2000バーン+6000打点で丁度8000ライフを削り切れ
モンスターが居ても3000以下が攻撃表示で複数並んでいれば同じ結果になる。
それでも物足りない場合には《リミッター解除》でオーバーキルを狙うか、守備力が高いので《コンセントレイト》でも良い。

この様にLV10*2体から相手のライフを一気に削り切れるだけの決定力を与えてくれるので
【列車】だけでなく、ランク10を使うデッキ全般でもグスタフと共に重宝されている。
アクセスコード・トーカー》の様な展開デッキが出してくる高打点相手への確実な回答にもなるので
LV10が並びやすいデッキ相手には最も注意しないとならない存在、無警戒だとこれで一気に蹴散らされる事に。

止めを刺す場面で出てくるので、居座る事は少ないがこの上昇効果は永続し
次のターンでは8000打点へと上昇するのでミラーでは偶にリーベ同士の殴り合いで勝敗が付く事も見られる。
天霆號アーゼウス
Normal
▶︎ デッキ
10 JPC33 天霆號アーゼウス 制限
X界の黒幕、召喚条件がとても緩く
攻撃防御問わずXモンスターの戦闘が発生すれば良いという事でこの条件さえ満たせば
まだ戦闘を行っていないX、後から召喚されたX、コントロール奪取したXでもこのカードの下敷きに出来る

効果はフリーチェンの全体除去と捲り用途から制圧まで何にでも使える
しかもターン1制限が無くX素材が多ければ連打可能という事で
相手の無効化にチェーンして強引に効果を通す事も出来る

Xを使うデッキでは使わない選択肢が無く、このカードの為にX要素を組み込むデッキも出た程で
登場後全てのXモンスターの評価に影響を与えた
ダイレクトアタックや戦闘破壊耐性を持つXの評価が上がり、逆に下敷きに出来ない様なXは評価を落としたのである
9 JPC34 リンク・スパイダー 
最初期に出たリンクモンスターにしてリンク1の元祖とも言えるカード
通常モンスター1体(トークンも可)という緩い条件でEXから出せ
更に手札からLV4以下の通常モンスターを展開する効果も持つ

登場時は新マスタールールの実装直後で決闘界に大寒波が訪れていた時期で有ったが
順応した決闘者達はすぐさまこのカードや他のリンクのポテンシャルを引き出し
10期開始直後から容易にループや大量展開が可能なリンク召喚の可能性という危うさも証明した

このカードの役目としては主に
バニラを直接素材に出来ないLに繋げるために通常モンスターを効果モンスターに変えたり
自身の効果で展開しリンク2に繋げる初動役が主で有る
他のリンクモンスター同様、様々なデッキで新たな展開ルートを引き出した

リンク1には後に《リンクリボー》等が登場したが
素材と効果の違いゆえ役割が被ることはなく、むしろ両方使うデッキも多く
リンクモンスター同士が持つシナジーの高さも実感できるカードで有る
9 JPC35 ヴァンパイア・サッカー 
ヴァンパイア》の名を持つアンデット族の汎用L2。

【アンデット族】では(2)の種族専用の《生還の宝札》が最も重要で《死霊王 ドーハスーラ》とは特に相性が良く
ドーハを素材にこれを出して次のターンで蘇ったドーハで早速効果が使える
アンデットワールド》下で余裕が有れば立てておきたいモンスター。
(1)は取り敢えず相手のうららを蘇生させてドローに変えると言った動きも出来るが自分の墓地も対象にして欲しかった所。

【アンデット族】全般で使えるモンスターでは有るが、単体で使える効果が無く
アンワを始めとして他のカードの存在を前提にする効果しか無いのでリターンを得るまでが遅いという欠点が有り
L2に求められる中継役として見ると色々と足りない部分も見受けられる。

「ヴァンパイア」では全ての効果を使う事が可能だが【ヴァンパイア】自体が初動の展開力に欠く為
先にこれを立てるのが難しいというジレンマが有った。
現在は《ヴァンパイアの幽鬼》の登場で改善された物の、相変わらず初動要員が足りないので
ユニゾンビ》を始めとしたこの種族の汎用サポートを駆使せざる得ない。

他の【アンデット族】も同様で初動の展開力に欠く種族という事で
これの召喚に必要な初期コストが他の種族と比べて重めと現状は運用に癖を抱えたモンスターで有る。
9 JPC36 トロイメア・フェニックス 
トロイメア》Lの一体にして汎用のリンク2
展開の起点となるL2は豊富で激戦区で有るが、バック除去は中々見当たらず
このカードはそうした需要に対し痒い所に手が届く様な存在になっている

モンスター2体に加え更に手札コストまで必要と重い効果で有るが
汎用除去が沢山増えた中でもEXに置いておけるサイクロンの存在は大きいのである




※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。

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