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HOME > コンプリートカード評価一覧 > 暗黒魔竜復活-REVIVAL OF BLACK DEMONS DRAGON- コンプリートカード評価(みめっとさん)

暗黒魔竜復活-REVIVAL OF BLACK DEMONS DRAGON- コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
グレムリン
Normal
▶︎ デッキ
2 01 グレムリン 
悪魔族代表としてラッシュデュエルに送り出されたモンスター。
あちらでは初期のラッシュの下級モンスターとしては攻守共に高く悪くないステータスですが、OCGでは下級悪魔アタッカーは1期から《ランプの魔精・ラ・ジーン》の独壇場である。
その容姿はこれといった特徴のないステレオタイプの悪魔くんという感じで、3体いるグレムリンの中で唯一爬虫類族じゃないグレムリン。
融合素材に自身のカード名が指定されているが誰のだったか覚えている人ははほとんどいないだろう。
ちなみに正解は《バラに棲む悪霊》である。
砦を守る翼竜
Normal
▶︎ デッキ
2 02 砦を守る翼竜 
原作で遊戯が使用したモンスターで、1期の下級ドラゴン族としては結構強い方のモンスター。
カイザー・ドラゴン》の名称指定の融合素材でもあり、EXでは何故か高レアリティで収録されている。
海馬との決戦で披露した回避能力がよく話題になるモンスターで、今後リメイクされることがあればモンスター効果としてまず盛り込まれることになるでしょう。
デーモンの召喚
Parallel
Ultra

▶︎ デッキ
7 03 デーモンの召喚 
第1期に登場した上級モンスターの中で、他を寄せ付けない圧倒的に高い攻撃力を持つ悪魔族の通常モンスター。
無駄な守備力を削ぎ落とすことで、攻撃力が2500もありながら当時基準のレベル設定でも生け贄1体で出せるレベル6のモンスターが実現しました。
原作で遊戯が使用したモンスターというのもありますが、強いやつはさらに強くとでもいいますか、名称指定の融合素材であったり、自身を名指ししたサポートカードが存在したり、派生モンスターも多数登場していたりと大変優遇策されています。
これだけ強かったにも関わらず、皆が世話になったEXにノーマル再録されているため多くのデュエリストたちが手軽にゲットできたのも人気の理由で、2期に登場したブースターR3の再録ウル枠にも選出されている。
岩窟魔人オーガ・ロック
Normal
▶︎ デッキ
1 04 岩窟魔人オーガ・ロック 
原作で城之内が使用し、杏子の《神の息吹》に瞬殺された岩石族の通常モンスター。
屈強そうな見た目や頑強そうなテキストに反して攻守ともにきわめて平凡で、スターターボックス出身と言われても違和感のない性能です。
当時のレベル3モンスターとしては高い方の攻守合計値となりますが、レベル3地岩石の通常モンスターと言えばリミットオーバーした合計値を持つ《岩石の巨兵》が存在しており、攻守両方があちらに劣るとなるとどうしようもありませんでしたね。
鎧蜥蜴
Normal
▶︎ デッキ
1 05 鎧蜥蜴 
原作で城之内が使用したモンスターでもあり、第1期における爬虫類族の下級モンスターで最高攻撃力を持つモンスター。
持ち前の硬い身体で《ミノタウルス》の攻撃を一度は受け止めるという見せ場を作りましたが、名前やフレイバーテキストに反して守備力はそんなに高くない。
レッサー・ドラゴン》の色違いとなるモンスターですが、よろいトカゲの方が低級なドラゴンよりは強いらしい。
第1期の爬虫類は通常モンスターしか存在しなかった上にその数も少なく、攻撃力300とかの悲惨なモンスターは意外にいない一方で、上の方もこの《ワイルド・ラプター》ラインが精一杯という感じでした。
フィールド魔法の恩恵も受けられず、爬虫類族を参照する効果を持つカードすら存在しない、なんとも冴えない種族に属してしまった、そしてその代わりに当時の種族下級最強の称号を得たモンスターである。
ラッシュデュエルではOCG出身の種族代表1500打点下級モンスターとして輸入され、下級爬虫類族最強打点モンスターとしてその地位を確かなものとしている。
キラー・ビー
Normal
▶︎ デッキ
1 06 キラー・ビー 
原作の王国編において、羽蛾が遊戯とのデュエルで最初に召喚し、森フィールドからパワーを得て、王国編の特殊ルールである「環境適用力」を披露した昆虫族モンスター。
1期の昆虫族はそのほとんどが地属性で占められていましたが、《空の昆虫兵》や《ブレードフライ》といった風属性のものも僅かばかり存在しており、それらの中で唯一の通常モンスターだったのがこのカードです。
能力的にはレベル4モンスターとしては最底辺の攻守合計値であり《ゴキボール》や《ビック・アント》の下位互換で、名称指定の融合素材などでもなく、《ゴキポール》を使うにしても風属性であることを活かせないなら優先する理由はない。
ラーバモス
Rare
▶︎ デッキ
1 07 ラーバモス 
プチモス》が進化に失敗した姿、というよりは除去されることによるディスアドバンテージを嫌い、自らの意思で完全態になることを放棄して妥協した結果特殊召喚されるモンスターで、存在そのものが『チキンレース』でチキンであることを受け入れたという事実を体現している。
しかしこのモンスターをデッキに入れること自体がスロットのムダでしかなく、これを保険とか選択肢と呼ぶのはさすがに無理がある。
このモンスターで妥協するくらいなら、潔く進化の繭を装備した《プチモス》のまま葬られた方がまだ美しいと言えるのではないでしょうか?
遊戯王OCGでは、基本的に一度生まれたカードはそこに「強すぎる」調整失敗という大きな問題がない限り生まれ変わることができないわけですが、このカードの場合は上方修正のエラッタが絶対に必要な数少ないカードと言えるでしょう。
ゲーム作品では《プチモス》の第2形態としてオート進化する仕様になっており、通常召喚も可能でかつ次のターンで第3形態の進化の繭になるため、特に城之内デッキ専用のカードに指定されているDM4では豊富な罠カードで戦闘破壊から守りやすく、使用する価値のあるモンスターとなっています。
ハーピィ・レディ
Normal
▶︎ デッキ
3 08 ハーピィ・レディ 
原作で孔雀舞が愛用するモンスター群のはじまりの1枚となる鳥獣族の下級通常モンスター。
自身を名称指定した効果を持つカードが1期から存在しているという貴重な存在。
場や墓地でハーピィレディ扱いになるモンスターにはより優秀なモンスターが山ほどいるため、このモンスターを優先するには通常モンスターであることを活かすことが欠かせない。
DM4では守備力1400が足を引っ張って、闇ステージのデュエリストにまで昇格した舞のデッキのお荷物と化している。
ハーピィ・レディ三姉妹
Parallel
Ultra

▶︎ デッキ
2 09 ハーピィ・レディ三姉妹 
万華鏡によって分身した姿となるハーピィで、三姉妹という設定の特殊召喚モンスター。
それぞれにアエロ、オキュペテ、ケラエノという名前があるらしく、その攻守は原種となるバニラハーピィレディの攻守✕3/2となっており、描かれている3人が3人とも全ハーピィモンスターカードの中でぶっちぎりで悪い顔をしているのが特徴。
出す手段である万華鏡は結構優秀ですが、出てくるモンスターがこの攻守で召喚条件しか効果がない特殊召喚モンスターというのはさすがに寂しい。
魔物の狩人
Normal
▶︎ デッキ
1 10 魔物の狩人 
原作の王国編で城之内が使用したやられ役担当の下級戦士族の通常モンスター。
やられ役とは言いますが、城之内が王国編で使用したモンスターはほぼやられ役ですので…。
その攻撃力は響女以上《斬首の美女》以下といった具合で、1期の戦士族の下級モンスターとしては上から数えた方が早い比較的高い攻撃力となります。
バンダイ版では魔物狩りを生業とする誇り高き人間の狩人でしたが、OCG版ではどういうわけか人間狩りを生業にする凶悪な《魔物の狩人》に。
ドワーフの爺ちゃんと言われればそのようにも見えますが、さすがに魔物呼ばわりはあんまりかなという感じで、これに限ってはバンダイ版の解釈で良かったような気がしてならない。
ラッシュデュエル適性の高いステータスなので、あちらへの輸入に期待しましょうか。
進化の繭
Rare
▶︎ デッキ
3 11 進化の繭 
プチモス》を進化させるためにその装備カードとなり、自身の守備力2000を《プチモス》にうつす能力を持つ昆虫族モンスター。
進化しない壁として場に出すこともでき、素の守備力が高いため下級モンスター同士での殴り合いなら最低限の守りにはなる。
第1期には守備力2000の下級モンスターが他にも何体かいますが、効果モンスターはこのカードだけです。
地を這うドラゴン
Normal
▶︎ デッキ
1 12 地を這うドラゴン 
ドラゴン族代表としてラッシュデュエルに送り出されたモンスター。
ドラゴン族代表と言っても最上級からは《青眼の白龍》、1期下級からは《レッサー・ドラゴン》、2期下級からは《リザード兵》が既に選出されており、このカードは1期上級バニラドラゴン代表ということになる。
初期の通常モンスター限定であるにも関わらず、初っ端から無駄に多く代表選手が選ばれる辺りはさすがドラゴン族と言ったところか。
そしてそのステータスはラッシュの上級バニラとしても最低レベルというイラストやテキストの見た目通りの無惨なものとなっている。
守備力あと200低ければ辛うじて下級だったのですが後の祭りであり、融合素材にも指定されていそうでされておらず、《ドラゴン・ゾンビ》の元のモンスターというくらいしか見るべき所がない。
この後祟り神になりますよと言わんばかりのボロボロの翼が痛々しい。そして実際にゾンビになるという最初からゾンビになるためにデザインしたとしか思えない風貌である。
そしてゾンビになって守備力を失うと同じ攻撃力のままレベル3に下がるあたり、つくづく1期のレベル設定に無駄な守備力は枷でしかないと感じさせられる。
鎧武者ゾンビ
Normal
▶︎ デッキ
1 13 鎧武者ゾンビ 
原作で骨塚が使用したドラゴン、鎧武者、マーダーサーカスのゾンビ3人組で唯一攻撃を行っていないため最も影が薄く、OCG的な性能面でも見るべきところがないモンスター。
ドラゴンゾンビと差別化できるところが攻撃力1500以下というところしかなく、現在はそれがメリットとなる点があまりに少なすぎますからね。
真DMではどちらかの攻撃力が1200以上1500未満という限られたステータス帯の戦士とアンデットの融合で出すこともできますが、そちらでもドラゴンとアンデットの融合で作ることができる&双頭の融合素材になれるドラゴンゾンビの方に軍配という感じでした。
バンダイ版ではカラーリングだけでなく全体的な印象もかなり異なっており、レベル4で攻撃力2400という恐るべきモンスターでした。
闇の仮面
Rare
▶︎ デッキ
7 14 闇の仮面 
第1期に登場した、リバース効果で自分の墓地にあるどんな罠カードでも回収できる下級悪魔族モンスター。
回収するのが罠カードということで、自分のターンで効果を発動しても回収したカードは基本的にはそのターンは使用できないことから《聖なる魔術師》のように禁止カードの経験こそないが、この効果も一介の下級モンスターの所業としてはなかなかのもの。
効果が強く何発でも打てる《神の宣告》や、自身がその媒体となることもできるエラッタ前の《死のデッキ破壊ウイルス》、ハマった瞬間クソゲー不可避の《刻の封印》などの回収役として人気を博した。
ゲーム作品ではDM2で登場し、未だにOCG化されていないで御馴染みの儀式モンスター「闇と光の仮面」の指定の生け贄となっていますが、その姿は闇と光の仮面の闇部分とは似ても似つかないデザイン。
死の沈黙の天使 ドマ
Normal
▶︎ デッキ
1 15 死の沈黙の天使 ドマ 
闇属性の天使族は今でこそ堕天使というまとまったモンスターが属するモンスター群の存在から比較的メジャーではありますが、第1期ともなると闇属性はこのモンスターのみであり、これは《ゼータ・レティキュラント》が登場するまで結構長いこと続くことになります。
上級モンスターとしてはあまりに攻守ともに低く、それでいてEX及びEXーRに再録されているため、当時のデュエリストが押し入れを漁ったらまず出てくるであろうレベルの雑魚モンスターって感じのカードです。
いっちょ前に固有名詞も与えられていますが、やっぱりドマといえばFF6のドマ城だよねって感じでしたね。
白い泥棒
Rare
▶︎ デッキ
4 16 白い泥棒 
第1期に登場した、戦闘ダメージ誘発で相手の手札1枚をハンデスする能力を持つ下級魔法使い族。
怪盗キッドみたいなイケメンな若者かと思ったら、髭が似合うダンディなオジさん怪盗でした。
泥棒・盗賊・怪盗系のカード=ハンデス効果というイメージの象徴とも言えるモンスターで、オネストや《月鏡の盾》を用いてこのモンスターを主軸に戦うメタビート的なデッキは、歴戦のデュエリストたちからは「外道ビート」の名で親しまれているそうな。
大王目玉
Rare
▶︎ デッキ
1 17 大王目玉 
第1期に登場した悪魔族の下級モンスターで、リバース効果によりデッキトップから5枚を操作してドローの質を上げる能力を持っている。
当時のリバース効果モンスターとしては割とサイズが大きめで、エクゾディアデッキにおいてドローの質を上げるためにDM5とかでレアハンターが使っていたというイメージですね。
真DM2では戦闘破壊された時にそのモンスターを1ターン呪縛するという、ゲームオリジナルのフレイバーテキストに準拠した能力を与えられていましたが、その手法が催眠術でかつOCGでリバース効果モンスターなんだから、せめてそれはリバース効果でやってくれ感は否めない。
ブラック・デーモンズ・ドラゴン
Parallel
Ultra

▶︎ デッキ
3 18 ブラック・デーモンズ・ドラゴン 
ブラックデーモンズドラゴン、またの名をそう、機械王…。
こんな邪悪な姿をしていますが、ドラグーン以前にも実は遊戯と城之内の友情の融合モンスターは原作の王国編にて既に登場しており、それが紛れもなくこのモンスター。
真紅眼とデーモンというレアカード同士が夢のフュージョンを果たし、ゲーム作品でも「ちょうレアなあくまりゅう」とテキストに書かれている、融合素材の2体共々レアカードであることが徹底的に強調されているドラゴン族融合モンスター。
その攻撃力もさすがというべきか3000を超えてきていますが、同じく真紅眼を融合素材とし、もう片方がデーモンより遥かに低い攻撃力であるメテオドラゴンを融合素材に用いたメテオブラックに攻撃力で負けてしまっている。
これが同族同士の融合であることによる相性の差なのかは不明ですが、何を隠そう攻守の合計値自体はデーモン(3700)よりメテオドラゴン(3800)の方が高い。
真紅眼とデーモンを名称指定しているため、その手の効果で参照するためのカードとしても使えますが、いずれもそれぞれを名称指定したよりよい融合モンスターが存在しており、このモンスターである必要性がないのが残念なところ。
デーモンネーム持ちなので使うとするならば《デーモンの召喚》の方に寄せたデッキになるんですかねえ、何にしてもとにかく色々と中途半端なモンスターって感じです。
仮面魔道士
Rare
▶︎ デッキ
2 19 仮面魔道士 
第1期に登場した魔法使い族の下級モンスターで、戦闘ダメージ誘発により相手に1ハンデスを入れる《白い泥棒》に対して、こちらは1ドローを入れる効果を持っている。
仮面魔導士という名前の鉄仮面を被った魔法使いとのことだが、銀河鉄道999に出てくるようなまるっきり機械人間にしか見えない。
このモンスターの性質とトゥーンモンスターの性質の相性の良さに目をつけて、一介のOCGモンスターでありながらこのモンスターをトゥーン化させようと考えた人、なかなか素敵な発想をしていると思います。
残念ながら《白い泥棒》の方はヂェミナイのトゥーンモンスターに効果を奪われてしまいましたが…。
単体では同じ魔法使い族で同じような戦闘ダメージで誘発するドロー効果を持ち、ダイレクトアタッカーでもある《オルターガイスト・ペリネトレータ》のほぼ下位互換となるカードなので、属性などで差別化していきたいところ。
轟きの大海蛇
Normal
▶︎ デッキ
2 20 轟きの大海蛇 
第1期に登場した、水族の効果なし融合モンスター。
1期において水族からは大量の通常モンスターが世に送り出されましたが、それらの中に上級以上の攻撃力2000以上のものは存在せず、唯一該当するこのモンスターは融合モンスターとなってしまいました。
現在では《簡素融合》で出せるレベル6の水族モンスターであることに用途を見出しいく感じになっています。
真DM2ではリバース時に自身の存在するマスと隣接する1マス以内を海地形に変えるリバース効果と、戦闘時に戦闘が行われる1マスを海地形に変える効果を合わせ持つため、常に自分の得意な地形で戦える優秀なモンスターであり、味方同族強化の強化値が最大となるレベル5以上のモンスターなのでデッキリーダーとしての適性も高い。
水の踊り子
Normal
▶︎ デッキ
1 21 水の踊り子 
まだ世の中が比較的エロスに寛容だった真DMが発売された当時でさえ、そのまま3Dモデリング化することが躊躇われたいわくつきのモンスター。
第1期最大の有象無象である「下級水族バニラ」という存在で、これほどの存在感を放っていたカードを私は他に知りません…。
能力値的には意外と戦闘能力はあったりするのですが、何しろ名称指定の融合素材でないとなると、この手のモンスターに対しては個人的な基準や感情を介入させない限りなかなか加点ポイントを見つけることは困難という感じです。
踊り子ということで、ゲームでは《ダンシング・ソルジャー》を儀式召喚するための指定の生け贄となっていました。
陸戦型 バグロス
Normal
▶︎ デッキ
2 22 陸戦型 バグロス 
第1期に登場した機械族の下級モンスターとしては、実はあの《メカ・ハンター》に次ぐ攻撃力を持つモンスターであり、《水陸両用バグロス》の名称指定の融合素材となる通常モンスター。
カード名である「陸戦型」と「バグロス」の間にやたらと大きくスペースが取られているのが特徴。
今はダメというテキストが書かれているあたり、故障した《水陸両用バグロス》を修理して一応使えるようにはしたものがこのモンスターということなのでしょうかね?
第1期の攻撃力1500の下級通常モンスターということでラッシュデュエルにも輸入されており、OCGでも使いようによっては水陸両用の面々より活躍できる場面もあるでしょう。
何よりカラーリングや佇まいが水陸両用の面々よりもこのカードの方が個人的には好きですね。
プチモス
Normal
▶︎ デッキ
2 23 プチモス 
昆虫族代表としてラッシュデュエルに送り出されたモンスター。
そのステータスは初期バニラの中でも最底辺を表す「攻守の両方が300以下のモンスター」である。
ゲーム作品で序盤に戦うデュエリストが《ワイト》や《レッグル》とかと一緒に使ってきたのを覚えている人もいるだろう。
難易度が高い上に出てくるモンスターもちょっと攻撃力が高い以外はバニラとはいえ、《グレート・モス》への足掛かりとなる唯一無二のモンスターなので1点加点。
このカードの存在から《青虫》は「未だに成長したらどんなムシになるか分からない」とネタにされている。
万華鏡-華麗なる分身-
Rare
▶︎ デッキ
8 24 万華鏡-華麗なる分身- 
第1期に登場した《ハーピィ・レディ》専用の展開系魔法カード。
この時期のカードで特殊召喚できる領域を手札とデッキの両指定にしているのは偉すぎる。
特定のモンスターが場にいてかつさらにこのカードを引かなければならないわけですが、場でハーピィレディ扱いになるモンスターの大増量に加え、このカードの専用サーチも登場しており、発動後の制約も特になく特殊召喚のための素材を揃えることにも適している。
ただ起点となるハーピィモンスターはいくらでも場に用意できるのですが、特殊召喚できるモンスターの性能の方は現代基準だとさすがに難があるという感じで、今後《赤しゃりの軍貫》のような仕様の優秀なハーピィの登場が待たれる。
雷魔神-サンガ
Super
▶︎ デッキ
3 25 雷魔神-サンガ 
ゲート・ガーディアン》の上段部分で、合体後もほとんど姿形が変わらない。
雷様が背負っている太鼓のようなパーツが特徴的で、他の2体と比べると明らかに上段に向いているフォルムをしている。
第1期の通常召喚可能な最上級効果モンスターとしては《リボルバー・ドラゴン》と並ぶ最大火力です。
原作でのリフレクション効果は、攻撃してきたモンスターの攻撃力をダメージ計算時に一度だけ0にするというものになっており、受け身ではありますが戦闘系の効果としては結構強い方です。
雷族は長らく種族サポートの質が低い微妙な種族でしたが、近年はそれも改善してきており、属性が光で打点も三魔神では一番高いことも含め、三魔神の中では最も強いモンスターと言えるでしょうか。
風魔神-ヒューガ
Super
▶︎ デッキ
2 26 風魔神-ヒューガ 
ゲート・ガーディアン》の中段部分で、合体すると上段と下段を繋ぐだけの丸みを帯びた形状に変化する。
バンダイ版では全身ピンク色であり、OCGとのカラーリングの変化が三魔神の中で最も大きい。
他の三魔神は種族に対する属性がテンプレというか、その種族で最大シェアである順当な属性となっているが、このカードは風魔法使いというちょっと特殊な組み合わせです。
このカードの場合、風属性であることは確定としても、この見た目で鳥獣というのはいくらなんでも無理があったのか、魔法使い族なのは苦渋の種族選択という感じがしますね。
魔法使い族は長いこと通常召喚可能な最上級モンスターの層が薄い種族ではあったのですが、雷族最強だった《雷魔神-サンガ》と水族最強だった《水魔神-スーガ》と違い、魔法使い族には第1期からこのカードより打点の高い《ブラック・マジシャン》とか《コスモクイーン》とかがいましたので…。
真DMでは他の三魔神共々ヘイシーンが極稀にドロップするレアカードで、このカードのみヘイシーンからしか入手できない。
水魔神-スーガ
Super
▶︎ デッキ
3 27 水魔神-スーガ 
ゲート・ガーディアン》の下段部分で、ゲームではカーテンのようなゆらゆらとした不定形モンスターとして3Dモデリングが作られており、三魔神の中で一番どんな姿をしているのかさっぱり検討もつかないカードだが、合体すると固形になって足も生えてくる。
リフレクションの質は相変わらず他の2体と変わらないが、レベル7で水属性、通常召喚可能な水属性モンスターでは最大パワーだったということで、《伝説の都 アトランティス》が登場した2期で明確な受け入れ先を得られた幸運なモンスター。
それでもアトランティスが出ていなくても安定して活躍できる《半魚獣・フィッシャービースト》に押されがちな部分が当時から多々あり、《ジェノサイドキングサーモン》や《ギガ・ガガギゴ》の登場でその役目を完全に終えたという感じです。
魔法のランプ
Normal
▶︎ デッキ
2 28 魔法のランプ 
第1期に登場したダイレクトアタッカーズの1体となる魔法使い族の下級モンスター。
原作においても、はじめてカードが扱われた回においてそのカードの存在が確認できる。
魔法使い族とレベル1モンスター、さらに名称指定の融合素材となっているため、それらをサポートする効果を受けられるのが長所となる。
ラジーンのランプは《マジック・ランプ》で、このカードは《ランプの魔人》の方のランプとされることが多いですが、扱いは各媒体によって割と安定しておらず、少なくともOCGではカッパの親分を海蛇に変化させるランプとなっている。
鉄のサソリ
Normal
▶︎ デッキ
2 29 鉄のサソリ 
異国の剣士》や《ゾーン・イーター》よりターンカウントが短く、自分から殴らなくていいだけそれらよりはマシだとよく言われるモンスター。
同胞である機械に効かないのは別にいいとして、どっちもどっちという感じです。
真DM2では准将で全デッキリーダー能力を覚えるので、低レベル機械族のデッキリーダーに向いている。
エンゼル・イヤーズ
Normal
▶︎ デッキ
2 30 エンゼル・イヤーズ 
第1期に登場した貧弱な攻撃力の上級天使族モンスターの1体で、《雷神の怒り》の名称指定の融合素材。
1期の天使族は下級の最大攻撃力が1300、上級の最大攻撃力が1800で最上級モンスターはいなかったため、正直守備表示の《ハープの精》以外全員貧弱と言っても過言ではない。
見た目の割にはあまり弄られていないという感じで、同じ1期の上級天使なら、闇属性の《死の沈黙の天使 ドマ》や、戦いの神を自称する《戦いの神 オリオン》の方がネタとしても取り上げられている印象。
あとカード名にも使われているイヤーよりも血走ったアイの方が倍ほど気になるという、そんな風なモンスター。
レッグル
Normal
▶︎ デッキ
2 31 レッグル 
第1期に量産された攻撃力500以下の下級ダイレクトアタッカーズの昆虫族版。
アニメ版ではあの昆虫族使いの大御所である羽蛾が、OCGでは世界一回らない数々のコンボを組み込んだ《インセクト女王》デッキに《虫除けバリアー》下での新たな勝ち筋として投入しているのが印象深い。
実際《寄生虫パラサイド》や《インセクト女王》のOCGでの仕様を見ていると、直接攻撃できるだけの低ステータスモンスターであるこのカードは遥かにまともに思えてくる。
採用の可否は昆虫族であることを活かせるどうかの一点に尽きるでしょう。
ゲームでも序盤からよく見かけ、OCGでの直接攻撃効果は自身の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える使い切りのバーン効果として辛うじて残されている。
しかし昆虫族は融合素材としての適性が非常に低いため、真っ先にデッキから抜けていく運命なのであった。
ラージマウス
Normal
▶︎ デッキ
2 32 ラージマウス 
第1期に登場したダイレクトアタッカーズの1体となる水族の下級モンスター。
デカいネズミではなくデカい口という意味で《ラージマウス》ということらしく、ゲームのテキストによるとこのモンスターはウシガエルの1種とのことらしい。
ガエルの1種ということで《湿地草原》に適用するステータスを持ちますが、レベル1であることを活かせないなら《貫ガエル》や水影の方が優秀です。
真DM2ではリバース時に相手の召喚エリアにテレポートする能力を持っており、階級上げのためにターンを流していると急接近されて殴られる危険性がある。
このような能力与えられたのは他でもなく、このモンスターがOCGでダイレクトアタッカーだからでしょう。
レオグン
Normal
▶︎ デッキ
1 33 レオグン 
当時はライオンの顔面だけのモンスターだと思っていたカードです、《ニードル・ボール》のライオンバージョン的な…。
レベル高き獅子という点では《レオ・ウィザード》さんと一緒ですね。
ミスター・ボンバー
Rare
▶︎ デッキ
2 34 ミスター・ボンバー 
第1期に登場した機械族の下級モンスターで、《メカ・ザウルス》の名称指定の融合素材でもあり、当時の機械族としては貴重な炎属性。
自身1体を犠牲にモンスター2体を爆破する効果を単独で発動できますが、発動タイミングが自分のスタンブイフェイズという最低のタイミングなので、NSから効果を発動できない上に破壊対象も自身より少しだけ高い攻撃力を持つものに限られる。
カード効果によって相手エンドフェイズに場に出したとしても、そのタイミングではほとんどのデッキで破壊対象にできるモンスターが相手の場に2体以上存在していることは稀でしょう。
真DM2では戦闘破壊された時に周囲3マス範囲のカードをすべて爆破する強力効果を与えられており、同一の能力を持つ《スフィア・ボム 球体時限爆弾》と比較するとステータスで劣る分、デッキへの投入コストと場に出すために必要な召喚パワーが安くあがるため使いやすい。
海外ではお手玉マシーンという需要不明なモンスターにされてしまっており、海外事情を考えるとやはり荒くれミサイルランチャーやミサイルロイドのようなモンスターを今からOCG化するのは難しいのだろうなと感じますね。
人造人間7号
Normal
▶︎ デッキ
2 35 人造人間7号 
第1期に登場したダイレクトアタッカーズの機械族版となるモンスターで、それらの中で最も高い元々の攻撃力を持つ。
攻撃力500以下の闇機械ということで、《リミッター解除》や《機械複製術》といった様々な効果に対応し、さらに後に「人造人間」にも属することになった。
サイコリターナーの存在はあるものの、同期のダイレクトアタッカーズの中では明らかに頭一つ抜けた存在であると言える。
1号から6号をすっ飛ばして7号となっていますが、多分深い意味は特になく「聞いたことある」程度のノリでしょう。
聖なる魔術師
Super
▶︎ デッキ
8 36 聖なる魔術師 
遊戯王OCGの歴史を紐解くと、墓地の魔法カードを何でも回収できるカードというものは、特に厳しく規制・調整されてきたことがわかりますが、このモンスターも禁止カード経験アリとその例に漏れない。
闇の仮面》の魔法カード版となるリバース効果モンスターで、《心変わり》や《精神操作》で相手に奪われたくないセットモンスターのナンバー1という感じでしたね。
リバース効果モンスターということで汎用札としてデッキに入れることは難しいですが、名称ターン1はなく、リバース効果モンスターにループは付き物ということは現役の《メタモルポット》や《カオスポッド》の挙動を見ても明らかで、悪く使う方法はいくらでもあるでしょう。
ただ魔法カードの回収には消費は大きいがコスト内容がフリーですぐに使える《魔法石の採掘》という有力な競合相手が存在することもまた事実です。
エンシェント・エルフ
Normal
▶︎ デッキ
3 37 エンシェント・エルフ 
砂の魔女》の名称指定の融合素材モンスターで、自身の攻撃力が死デッキ、奈落、《平和の使者》が効かない範囲の限界MAX上限%である1450であることは一介のバニラ融合素材としては悪くない性能です。
加えて相方があの《岩石の巨兵》であることや、《砂の魔女》が1期の融合モンスターとしては最低限のラインは超えている21打点でイラスト人気も高いモンスターであることも踏まえ、他の名称指定融合素材のバニラモンスターの面々よりも1点だけ多く点数をつけてみようかと思います。
真DMでは《聖なる魔術師》に《メタル化・魔法反射装甲》を使うとこのモンスターに変化する特殊な融合パターンが存在しており、金属製の鎧のような衣装だからということなのでしょうね。
深海に潜むサメ
Normal
▶︎ デッキ
2 38 深海に潜むサメ 
神魚》と《舌魚》という、絶対に字面か語感だけで2体の融合素材を決めただろうと疑いたくなる1期の魚族の融合モンスター。
簡易融合》や《簡素融合》でEXデッキから簡単に融合召喚できますが、同じ種族・属性・レベルの効果なし融合モンスターとしては、より高い攻撃力を持つ《黒き人食い鮫》が存在している。
とはいえどちらも大差はなく、ブースターシリーズ収録で再録がTPであるあちらに対し、初出がレギュラーパック、再録の場が2期の再録パックであるこのモンスターの方が入手は容易と言えるでしょう。
それすらも関係ないなら、稀少性のある方が好きだからあっち、魚に腕が生えてるとそういうの無理だからこっちとかそんな理由でいいんじゃないですかね。
神魚
Normal
▶︎ デッキ
2 39 神魚 
第1期の魚族の上級モンスターとしては、ステータス及び名称指定の融合素材であるのことも含め、《ナイル》や《レインボー・マリン・マーメイド》よりも少しましな程度のモンスター。
融合素材の相方である《舌魚》がDM4で大活躍したり、真DM2でモンスター効果を得たりしている一方で、こちらは特になにもない。
均等過ぎる攻守を持つために上級モンスターになってしまっており、1期基準では下級モンスターでありながら均整の取れた攻守の最大値は攻守ともに1400の《女剣士カナン》モデルとなります。
破壊のゴーレム
Normal
▶︎ デッキ
1 40 破壊のゴーレム 
遊戯王OCGにおける最古のゴーレムモンスターの1体で、その姿形も岩石タイプの正統派なゴーレム。
自己強化される《ムカムカ》を除けば、第1期における下級岩石族で最高攻撃力を持つモンスターでしたが、《荒野》のアタッカーとしてはより高い攻撃力を持つ《二頭を持つキング・レックス》や《大食いグール》が存在しており、下級岩石族としてはレベルが1つ、攻撃力が200低くなりますが、守備力が2000もある《岩石の巨兵》がいましたからね。
後に登場する例のゴーレムとは、名前に共通の文字列があるというだけのまるっきりゴーレム違いなのでこちらは何も言うまい。
DM3では《王室前のガーディアン》や《王座の侵略者》とともにカード魔神やその真の姿が愛用する下級モンスターの1体となっております。
第1期の下級通常モンスターで攻撃力1500ということで、いつかは岩石族代表としてラッシュデュエルに送り出される日が来るであろうモンスターでもあり、その日が待ち遠しいですね。
雷神の怒り
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▶︎ デッキ
5 41 雷神の怒り 
「簡易融合で融合召喚できる唯一の○○族モンスター」であることがウリの融合モンスターはいくつか存在していましたが、それを存分に活かせる場面が確かに回ってきた数少ないカード。
しかもそれが環境級のテーマデッキにおけるレベルともなると、もしかしたら今後2つとそういう現象は見られないかもしれない、それほどに貴重な体験をこのモンスターはしたと思います。
現在窮地に立たされていると思われる《簡易融合》ですが、このモンスターは《簡素融合》でも出せる上に相変わらず雷族はこのモンスターだけなので、まだまだ利用する価値はあると言えるでしょう。
レインボー・フラワー
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2 42 レインボー・フラワー 
第1期に登場した下級ダイレクトアタッカーズの植物族担当。
何故か植木鉢まで凶暴なデザインであることは、ゲームのフレイバーテキストでも触れられていません。
植物族ということで受けられる有用な効果は多数存在しますが、それらを駆使しても強い運用ができるにはほど遠い感じです。
真DMシリーズなどでは「虹」の要素を持つ融合素材として使うことも可能となっています。
モリンフェン
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2 43 モリンフェン 
第1期のモンスターは攻守の合計値が700の倍数を超える度にレベルが1つ上がるというレベル設定になっており、このことからレベル4以下である下級モンスターの攻守の合計値は2800がMAXだったという事になる。
つまり攻守の合計値が2850であるこのカードはレベル5の上級モンスターで妥当、と思いきや同期で同じ合計値2850の《アックス・レイダー》、《ケンタウロス》、《幻影の壁》、《闇晦ましの城》は全てレベル4に設定されており、合計値2850でレベル5なのはこのモンスターだけだったりします、なんという不遇。
このカード自体の性能は専用サポートでも出さない限りもはやどうすることもできませんが、その姿形も含めたネタ要素からくる人気という盤外戦でこのカードに比肩する弱小上級バニラモンスターを今後2つと見ることはないであろうこともまた見逃せない事実ではあります。
むしろ専用サポートなんか出しちゃったら芸術性が損なわれると考える人もいるでしょうね、個人的にはリメイクモンスターくらいは出てもいいのになと思っているのですが。
単なる一介の弱小上級バニラモンスターで終わらない、その偉大なる功績を称え1点加点とします。
メガ・サンダーボール
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2 44 メガ・サンダーボール 
第1期に登場した雷族の下級通常モンスターで、《雷神の怒り》の名称指定の融合素材。
機械族的な見た目をした風属性の雷族で、このモンスター以外には《ララ・ライウーン》や《サンダー・キッズ》が風属性の雷族バニラとして登場している。
アニメGXではまさかのテニスボールの一種として扱われていたのが印象的です。
真DM2では戦闘でリバースした時に、相手モンスターが機械族である場合、そのコントロールを一時的に得る能力を与えられている。
舌魚
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2 45 舌魚 
深海に潜むサメ》の名称指定の融合素材となる魚族の下級通常モンスター。
DM4で《ベヒゴン》とタッグを組む攻撃力1350の最強下級モンスターの1体であることはあまりに有名ですが、OCG的には同じ魚族の通常モンスターである《魚ギョ戦士》と共にレベル4モンスターとしては底辺レベルの攻守合計値です。
どのくらい底辺かというと、これのレベル5版があの《モリンフェン》なので、それくらいに低い合計値となります。
フレイバーテキストに書かれた設定は、後に真DM2におけるオリジナルのモンスター効果の設定に活かされることになります。
裁きを下す女帝
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3 46 裁きを下す女帝 
簡素融合》でEXデッキから融合召喚できるようになった戦士族のレベル6効果なし融合モンスターで、同じ立場の《戦場の死装束》よりも攻撃力が高い。
色違いモンスターである《逆転の女神》と同じ極端なアップのイラストになっているため、髪型や衣装の詳細はゲーム作品の3Dモデリングで初公開されることになった。
真DMでは最高の狩り相手である草原神官兵が使用する《ジャッジ・マン》と並ぶ主力アタッカーであり、第一守護星が冥王星の《双頭の雷龍》に強い天王星を第一守護星としており、《草原》の適用下なら無強化の《双頭の雷龍》を葬ることができるため、侮れないモンスターとして印象に残っている人もいるはず。
ゲーム作品のオリジナルのテキストによると黄金の国という栄えた国の女帝らしく、決定に逆らえないとされていることから相応に横暴であることもうかがえる。
「おまえたちまで わたしに さからうのか!
「いまのあんたが いちばん みにくいぜ!
女王の影武者》は融合によってこのモンスターになれば、主君である《剣の女王》など問題にならないほどのパワーを得られる。
女王の影武者》推しのデュエリストの方々には、そのカード名を参照するためのモンスターとしても使えるでしょう。
長くなりましたが、戦士族であることも含めて結構好きなモンスターです。
ペイルビースト
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1 47 ペイルビースト 
第1期における下級獣族の最高戦力であった通常モンスター。
原作のバトルシティ編で遊戯・城之内がそれぞれ使用し、第2期になってからOCG化された《幻獣王ガゼル》と《ワイバーンの戦士》と全く同じステータスである。
それら2体は名称指定の融合素材でもあるため、敢えてこちらを使う理由はない。
そればかりか、この攻撃力はラッシュデュエルではレジェンドを除く下級モンスターとしては限界MAX打点ということで、あちらでは種族デッキにおける逸材となるはずなのだが、前述した2体だけがラッシュデュエルに輸入され、このモンスターは落選してしまっているという状況で本当にツイてない。
でんきトカゲ
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1 48 でんきトカゲ 
第1期に登場した魔法カードである《細菌感染》や《しびれ薬》のような性質を持つモンスターで、既に生ける屍となっているため感覚がないと思われるアンデット族以外のモンスターを次のターンスタン状態にする雷族モンスター。
自身の種族とは全く無関係な特定種族のみを効果の対象から弾いた律儀で珍しい効果となりますが、だったらなんで《しびれ薬》は効くのかとおそらく誰もがそう思う。
時期が時期なので当然と言えば当然なのですが、モンスター効果はスタンすることができず、その場凌ぎにしかならないため実用性は限りなく低い。
ゲーム作品では攻撃力850未満の雷族と爬虫類族で融合召喚することができ、初期デッキの大荷物である《キラー・スネーク》を融合素材に使える数少ないモンスターでもある。
ハンター・スパイダー
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1 49 ハンター・スパイダー 
第1期の下級モンスターとしても攻守ともに特別優れているとは言い難い、昆虫族の上級通常モンスター。
守備力があと200低ければ第1期においては《吸血ノミ》を凌ぐ下級昆虫族モンスターとなれたのですが…。
カオスエンドマスター》が相手をしてくれる点以外は《ダンジョン・ワーム》の方が強く、それをするにしても《ヘラクレス・ビートル》の方が良いでしょう。
フレイバーテキストに書かれているのが、まるっきり普通の蜘蛛の生態であることをよくイジられるモンスターでもありますね。
古代のトカゲ戦士
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1 50 古代のトカゲ戦士 
第1期において全9枚のカードのフレイバーテキストに用いられていた、能力値が「意外と強い」「意外と高い」ことが書かれたモンスターの1体。
強いかどうかは置いといて、意外と強いとか言って擁護されるような、一見頼りない見てくれのモンスターというわけではないのですが…。
遊戯王OCGにおいて「意外と強い」能力値というのはどうやら1200から1500辺りまでのことを指しているようです。
当時の下級爬虫類としては高い攻撃力ではありますが、それでもこの上に同じレベル・属性で攻撃力1500の《鎧蜥蜴》がいましたからねえ。
まあ見た目ほど強くないとか書かれているどこかの悪魔族モンスターよりはましだとは思います。
ラッシュデュエルにも輸入され、こちらでも《鎧蜥蜴》に次ぐ下級バニラ爬虫類族アタッカーの2番手という第1期の時と全く変わらない立ち位置となっている。
女王の影武者
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2 51 女王の影武者 
第1期に登場したダイレクトアタッカーズの戦士族版で、レベル1ということで攻守ともに非常に低い。
剣の女王》の色違いで彼女の影武者という体となっているのだが、ゲームのテキストでは案の定役立たず呼ばわりされている哀れな女の子。
一方で《裁きを下す女帝》の名称指定の融合素材でもあり、女帝になればその戦闘能力は《剣の女王》など問題にならない。
このイラストではわからないが、《剣の女王》の色違いということは当然衣装もあちらと同じということなので、きっと良い生脚をしているに違いない。
マジストやポーンとはレベル1であることで差別化していきたい感じで、キーワードはイゾルデや竹光、リインフォースなど。
トレント
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1 52 トレント 
第1期の下級植物族の最高打点は《ビーン・ソルジャー》の1400、守備力は《緑樹の霊王》の1600なので、それらを下回っていないという点ではなんとか上級モンスターの面目は保っているが…。
第1期の植物族は効果モンスターが1体も存在せず、属するモンスターのクオリティの低さは全20種族中でも指折りだったので、このカードだけを責めるのも酷かなという感じです。
1期の通常召喚可能な上級植物はこのカードと《紅葉の女王》しか存在しなかったということで、悲惨な上級バニラを大量に世に送り出すことこそありませんでしたが、それだけ植物族は攻守合計値の低いモンスターばかりの種族だったということですかね。
GBのDM3からはフィールドを《》にチェンジする効果を与えられ、それにより植物族である自身の攻守もパワーアップする。
ディスク・マジシャン
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1 53 ディスク・マジシャン 
第1期に登場した、機械族の下級通常モンスター。
DM4における下級モンスター最高攻撃力となる1350のモンスターの1体ということで一定の知名度があり、悪魔魔族では《マーダーサーカス・ゾンビ》と同率一位となる。
しかしOCG的には、闇機械として《メカ・ハンター》どころか《魔界の機械兵》や《キャノン・ソルジャー》にも劣るため、第1期の機械族デッキでも使われることはありませんでした。
魔法でなくきわめて科学的な技術だと想われますが、カード名に「マジシャン」と書かれている縁もあり、ゲーム作品では機械族と魔法使い族の融合で作り出すこともできる。
ひょうすべ
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2 54 ひょうすべ 
轟きの大海蛇》の名称指定の融合素材となる通常モンスター。
経歴と自身のステータスをざっくり見積もっただけのやっつけフレイバーテキストが特徴で、その割にはまあまあ強い方と言えるかと思います。
第1期ではあまりにありふれていた水属性・水族の通常モンスターでしたが、ラッシュデュエル適性の高いステータスであったことから、作中に河童使いのデュエリストが登場した際に待ってましたと言わんばかりに引き抜かれていきました。
破壊のゴーレム》や《月明かりの乙女》もこうやっていつか華々しくデビューできるといいですね。
響女
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▶︎ デッキ
2 55 響女 
裁きを下す女帝》の名称指定の融合素材となる戦士族の通常モンスター。
色違いモンスターとなる音女とは種族や属性だけでなく、同じレベル6効果なし地戦士融合モンスターの名称指定の融合素材であり、相方となる融合素材も地戦士、さらには命名則も同一となっている。
奈落やウイルスといった攻撃力1500以上のモンスターにマイナスの作用をもたらす効果を受けない中で最も高い元々の攻撃力を持つことがウリでした。
真DM2ではウイルス地形に踏み込める最大攻撃力というのが大きな強みで、ウイルス地形に留まれば旧神族以外のモンスターとの戦闘で負けることはほぼなくなる。
偽物のわな
Rare
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3 56 偽物のわな 
第1期に登場した、相手が発動したこちらの場の罠カードを破壊する効果に反応して、その罠カードの代わりに壊れてくれる罠カード。
そういった性質から《偽物のわな》というよりは「身代わりの罠」という方が正しい感じになっており、「わな」が漢字ではなくひらがなであることに謎のこだわりを感じる。
このカード1枚で複数除去効果をカードの種別に関係なく防ぐことができるのは当時のカードとしては悪くありませんが、罠カード以外も守ってくれる+αのあるスタロや革命返しがある中でこのカードを優先するのはさすがに無理があるでしょうね。
ゲーム作品では、伏せておいても何も起こらない完全なブラフ罠、相手の攻撃1回分を受け流す防御罠、羽根帚専門のメタカードだったりと作品によって結構性質が異なっている。
イラストに描かれたモンスターは後に《スカゴブリン》としてモンスターカード化しており、《あまのじゃくの呪い》や《シモッチによる副作用》に描かれた方々のモンスターカード化が待たれる。
死者への手向け
Super
▶︎ デッキ
3 57 死者への手向け 
まだご存命のモンスターにバンテージホールドを仕掛けてミイラプレイを施し手厚く葬ってやるという第1期の汎用除去魔法。
相手のエースのみならず、リバース効果モンスターなどの裏側モンスターをも安全に除去しつつ、手札の不要なカードや、蘇生や埋葬やリビデによって特殊召喚したい上級以上のモンスターを墓地に送ることができるという、有効に手札を切ることができる汎用カードとして当時人気を博し、ウルトラレアも納得の性能でした。
ラッシュデュエルでもレジェンドカードとして輸入されており、在りし日の活躍を考えればレジェンドを名乗る資格もあると言えるでしょう。
現在ではさすがに力不足なカードとなってしまいましたが、背景の棺の彩りの豊かさからウルが映えるイラストも含め思い出深いカードです。
魂の解放
Rare
▶︎ デッキ
7 58 魂の解放 
第1期に登場した魔法カードの1つで、1期では数少ない除外に関する効果を持つカード。
自分メインフェイズに手打ちする必要のあるカードですが、1枚からノーコストでお互いの墓地から最大5枚ものカードを除外できる。
墓地メタや自分の墓地のカード枚数の調整に利用でき、モンスターカード以外も除外できることからこの時期の字レア以下の魔法カードとしては破格の性能と言っていいかと思います。
極端な墓地メタ札またはもの凄くコンボ向けなカードという感じで事故要因にもなりますけど、しかるべき場面で使ったらとんでもなく気持ちよくなれるタイプのカードって感じですね。
陽気な葬儀屋
Rare
▶︎ デッキ
3 59 陽気な葬儀屋 
第1期に登場した通常魔法で、イラストに描かれている葬儀屋が陽気というよりは狂人にしか見えないカード。
効果の方は自分の手札のモンスターを3体まで墓地に捨てるというもので、場の状況に依存せず、召喚権も消費せずに複数のモンスターを手札から墓地送りにして、墓地発動の効果や墓地のモンスターを参照する効果に繋げられるのは悪くありません。
ただしそれ以外には効果がなく、手札のモンスターを墓地に送る手段または手札を減らす手段として有効であるかと言われると、現在では通常魔法に限っても、特に捨てるモンスターが1体ならもっと良いものがいくらでもあるよなあという感じです。
仕事のない荷物運びにわざわざ荷物運び用荷物を与えてやるほど余裕はないんですよねえ。
いつの時代もどんなモノも仕事も、需要のなくなったものは淘汰されるということですね。
心変わり
Parallel
Ultra

▶︎ デッキ
10 60 心変わり 
しょせん単体除去にしかならないし対象を取るし通常魔法だし、もちろん名称指定のサーチ・サルベージカードなども存在しない。
そんなわけで、そろそろ制限復帰するんじゃないかとずっと言われ続けているコントロール奪取カード。
だが現実は下位互換である《精神操作》ですら準制限という感じである。
コントロール奪取は相手から奪って自分のものにするという性質から、発動コストや効果処理時における数的な消費がなければ必ず+1以上のアドバンテージになるので、《心変わり》・強奪・そしてエラッタ前の洗脳が全て禁止カードだった時期もあることから、昔から特に厳しく使用を制限されてきた効果というイメージが強いですね。

追記:《精神操作》はその後無制限カードとなりました。
このカードはイラスト人気も非常に高く、特に初期ウルレアのやつなんかはめちゃ綺麗なので、性能面でも現在のカードプールなら許容されるとして、制限に緩和されることを望む声がやはり大きいと感じます。
海外では2022年の5月にノーエラッタにて制限復帰しており、国内での動向も注目されています。

さらに追記:2023年1月のリミットレギュレーションにて、遂に国内でも制限復帰となりました。
海外と同じくノーエラッタであり、これでは《洗脳-ブレインコントロール》はなんのためにエラッタの犠牲になったのかがわからない。




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