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HOME > コンプリートカード評価一覧 > STARTER DECK(2019) コンプリートカード評価(みめっとさん)

STARTER DECK(2019) コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
フリップ・フローズン
Normal
▶︎ デッキ
4 JP001 フリップ・フローズン 
「マリンセス」モンスター群を除くとメインデッキのモンスターとしては評価時点でもまだまだ少ない水属性のサイバース族モンスターの1体。
装備カードやX素材となっている場合も含めてどこからどのような方法で墓地に送られた場合でも効果が誘発し、相手の場の攻撃表示モンスター全てを守備表示にする能力を持っている。
その性質から相手ターンに効果を使うことも割と容易であり、自分のターンのバトルフェイズ前に発動することで攻め手となり、相手のバトルフェイズに発動すれば攻撃の妨害にもなる。
Lモンスターに効かない効果なのは仕方ないにしても、せっかくの優良な発動条件なのに捲りとしても妨害としても弱めな効果というのが非常に残念で、これが裏側守備表示ならかなり違っていただろうになという感じですね。
ドライブレイブ
Normal
▶︎ デッキ
1 JP002 ドライブレイブ 
単独では自分から攻撃する時に手札を1枚捨てると攻撃力が2100になるよというだけの能力しかない下級サイバースモンスター。
他のサイバース族の攻撃宣言時にも発動できますが、手札コストが必要な割にはしっかりターン1がついていて、上げ幅は小さく攻撃力アップもそのターンしか継続しない。
手札を捨てるための手段としても、自分のターンのバトルフェイズにしか効果を使えないので先攻1ターン目に使用できないのはもちろん、メインフェイズの展開に絡められないため汎用性は非常に低い。
評価時点でOCGに存在する全てのサイバース族の中で《ディフェクト・コンパイラー》に並ぶ最低の性能と言わざるを得ないでしょう。
リビルディア
Normal
▶︎ デッキ
4 JP003 リビルディア 
戦闘破壊誘発の効果で攻撃力1500以下のサイバースを蘇生できる攻撃力1800の下級サイバース。
戦闘破壊する相手モンスターはトークンなどの墓地に送られないモンスターでも構わず、蘇生するサイバースは攻撃力1500以下なら上級以上のモンスターやリンクモンスターも選択可能で、さらに蘇生したモンスターの効果は有効でかつ表示形式も自由、攻撃や特殊召喚のための素材に使う際の制限もかからない。
フォーチュンレディ・ダルキー》よろしく登場時期がその辺りなら下級モンスターとして十分な攻撃力も含めてそれなりに評価されていたであろうカードという感じ。
現在では《ハイドロゲドン》や《ジュラック・グアイバ》のように効果がリクルートだったとしてもテーマ無所属の下級モンスターで発動条件がこれでは大して評価されないだろうなあという感じですが、それでも話にならないほど弱いわけではない。
スレッショルド・ボーグ
Ultra
▶︎ デッキ
4 JP004 スレッショルド・ボーグ 
第10期の3年目のスターターデッキの新規カードとして登場した最上級サイバース族モンスターですが、その自己SS条件が1年目のスターターで登場した《リンクスレイヤー》よりもかなり悪くなってしまっているカード。
あちらとはレベルの違いのほか、こちらは自身の持つ効果と合わせてモンスターとの戦闘で実質的に2900打点の戦闘要員として使えるモンスターにもなり、捨て札にするサイバース族モンスター次第ではコストを活かすことも可能ですが、コストの内容が特定のカードに指定されているカードというものは《ワン・フォー・ワン》ですら時々使いづらいと感じることさえあるため、やはりあまり良い条件とは言えない。
メインデッキのモンスターのレベルや戦闘能力の高さがそれほど要求されない【サイバース族】系列のデッキの展開要員としてはあまり噛み合っていないし、総じて微妙なカードってところです。
ビットロン
Normal
▶︎ デッキ
5 JP005 ビットロン 
後に《プロトロン》・《デジトロン》・《ライドロン》といった派生モンスターが登場することになるサイバース族の「○○○ロン」通常モンスター群の最初の1体。
レベル2で守備力2000という同じレベル・種族の通常モンスターで攻撃力が1500ある《デジトロン》に対してこちらは守備力に特化したステータスとなっている。
ドラコネット》や《リンク・スパイダー》に対応するサイバース族の通常モンスターとして10期のスターターデッキでは皆勤賞のカードです。
効果モンスターの派生モンスターとなる《アーマード・ビットロン》は環境レベルで活躍したわけではありませんが、その実力はなかなかのもの。
デジトロン
Normal
▶︎ デッキ
5 JP006 デジトロン 
これまで長い間レベル2の通常モンスターとして最高の攻撃力を持っていた《海皇の長槍兵》を抜いて単独トップとなった攻撃力1500のサイバース族の通常モンスター。
【サイバース族】における運用面では打点になることを除けば《ビットロン》と大差なく、L素材要員としてはレベル1の《プロトロン》の方が扱いやすくなる場合すらある。
こちらを使うならやはりレベル2で攻撃力1500の通常モンスターというスペックをフル活用できる【ローレベル】や、守備力0であることで受けられる《おもちゃ箱》の効果などと併用することになるでしょう。
ライドロン
Normal
▶︎ デッキ
7 JP007 ライドロン 
攻撃力2000で守備力0のレベル4通常モンスターという固定枠のサイバース族版となるカードで、見てくれはこれまでのシリーズの通常モンスターとはかなり異なっていますが、フレイバーテキスト内容は《ビットロン》のそれを大枠で踏襲した簡素な内容になっている。
同じ枠の幻想魔族である《ジョングルグールの幻術師》に与えられた《異端なるフォボスコボス》のような能力を持ったランク4Xモンスターが評価時点までサイバース族には特別存在していないので、《予想GUY》などの自身の種族や属性に関係なく同じ枠のモンスターが受けられる効果に対応していること以外に特筆すべき点は少ない。
テクスチェンジャー》の効果に対応することを拠り所とするのはその発動条件のあまりの厳しさからさすがに無理がありそうです。
コード・ジェネレーター
Normal
▶︎ デッキ
9 JP008 コード・ジェネレーター 
VJの付属カードとして登場した、自分の場のサイバース族モンスターを「コード・トーカー」LモンスターのL素材にする際に手札の自身をそのL素材に含むことができるという共通効果を持つ「コード・ ○○」または「○○・コーダー」シリーズの1体となるカードで、このカードには同じ地属性である《トランスコード・トーカー》の意匠が見受けられる。
ヴァレット・コーダー》以外のこれらのモンスターには、自身が「コード・トーカー」モンスターのL素材として手札か場から墓地へ送られた場合という共通の条件で誘発する固有効果が備わっており、このカードは攻撃力1200以下のサイバース族のデッキからの墓地送り、自身が場でL素材になった場合はそれをサーチに変えることもできるという内容になっている。
自身の効果で手札からL素材にするとサーチ効果は選べなくなりますが、サイバース族には自己蘇生能力を持つ《ドットスケーパー》などが存在することから墓地送りだけでも十分有用であり、このカードは「コード・トーカー」Lモンスターの中でも特に優秀な《トランスコード・トーカー》が出てきた時に《サイバネット・コーデック》の効果でサーチできる地属性なので展開ルートに組み込みやすい点も優れている。
シリーズの中では自身の固有効果でそのコーデックを持ってこられる《マイクロ・コーダー》には【コード・トーカー】における重要度で劣りますが、手札でL素材になれるだけでも既に有用なカードなのでこのカードにも相応の価値があります。
ドラコネット
Normal
▶︎ デッキ
10 JP009 ドラコネット 
第10期に発売されたスターターデッキの最初の1年目の新規カードとして登場してから、そこから10期を通して3年連続のスターターに収録されて皆勤賞を飾った下級サイバース族モンスターで、かつて制限カードにも指定されていたカード。
その効果は召喚誘発効果でレベル2以下の通常モンスター1体をリクルートできるという、やってることが同じく規制経験のある《深海のディーヴァ》や《魔界発現世行きデスガイド》と全く同じで、リクルート対象には《ギャラクシーサーペント》や《守護竜ユスティア》といったチューナーが存在することから評価時点では禁止カードとなる《水晶機巧-ハリファイバー》に1枚初動で繋がってしまっていたため、放っておかれるはずもなくといったところでしたね。
「このカード1枚から○○する」という文言や実際の盤面となる光景を目にしたプレイヤーは当時かなりの数が存在していたことでしょう。
主な誘発は一通り全てもらう誘発受けの弱さは上記のカードらと同じで、だからこそいずれも現在では無制限カードというわけなのですが、1枚初動と言うならそこに召喚権を割くのは至極当然というか、もはや召喚権を使う価値しかないんですよね。
ウィジェット・キッド
Normal
▶︎ デッキ
7 JP010 ウィジェット・キッド 
召喚誘発効果で手札のサイバース族1体を特殊召喚する効果を持ったサイバース族の《切り込み隊長》と呼べるモンスター。
こちらは特殊召喚でも効果が誘発するほか、レベル5以上のモンスターも特殊召喚できますが、守備表示での特殊召喚なので出したモンスターをアタッカーとして使うのは難しく、そのまま自身と共にL召喚に使うのが主となる。
単にL素材となるモンスターを場に揃えるだけなら【サイバース族】にはデッキや墓地にも対応した他にも良い手段がいくらでもあるため、このカードを使うなら《クラスター・コンジェスター》や《ドングルドングリ》といった自己SS能力がないのにSS誘発の効果を持つモンスターの併用が望ましいですが、別にそうしなくても展開要員としてそれなりの水準の効果ではあるので、特殊召喚するモンスターにこだわらずに使っても差し支えはないでしょう。
レディ・デバッガー
Normal
▶︎ デッキ
10 JP011 レディ・デバッガー 
召喚誘発効果でレベル3以下のサイバース族をサーチできるサイバース族のレベル4モンスター。
種族の下級サーチャーとしては《魂喰いオヴィラプター》ほど広範囲ではないものの十分有用であり、特にメインデッキの最もサーチしたいモンスターがレベル3の《転生炎獣ガゼル》である【転生炎獣】では、《転生炎獣ベイルリンクス》への変換も可能な初動札として重宝されていました。
後にサラマンネームを持ち、同じ召喚誘発効果でレベル4のサラマンもサーチ可能で、ベイルリンクスのL素材として墓地に送ることでそのままガゼルの自己SS効果も発動でき、さらに墓地で発動できる第2の効果も持つ《サラマングレイト・オブ・ファイア》が登場しましたが、こちらは自身の戦闘能力があちらに比べて高いのはもちろん、効果発動後の特殊召喚に縛りがかからないため、サラマン以外のサイバースLモンスターの力も使える点でサラマンにおいても差別化することは容易です。
テーマ無所属であるだけに、このカード自体も《サイバネット・マイニング》でサーチ可能なのも大きいですね。
RAMクラウダー
Normal
▶︎ デッキ
7 JP012 RAMクラウダー 
自分の場のモンスター1体をコストとしてリリースすることで対象とした墓地のサイバース族モンスター1体を何でも蘇生できるカード。
リリースは自身も選べるため単独で効果を使うことができ、蘇生対象となるサイバース族は守備で特殊召喚するなどの指定もないのでLモンスターも選択可能でリンク2以上のモンスターを蘇生すればリンク数が伸びることになります。
効果が無効になったり厄介な制約もなく、墓地にこの効果の対象に選択できる他のサイバース族が存在していればコストでリリースしたサイバース族をそのまま蘇生することもでき、このサイバース族にとってのほぼ《アテナ》と呼べる効果を1800打点の下級モンスターが使えるというのはなかなか凄いですね。
リンクスレイヤー
Normal
▶︎ デッキ
7 JP013 リンクスレイヤー 
フォトン・スラッシャー》と同じ自己SS条件を持つ扱いやすい展開用のレベル5モンスターが、手札を2枚まで切って使える場の魔法罠カードを除去できる効果も持っているカード。
手札からの自己SS能力を持つ素材用のモンスターは数あれど、自力で相手の盤面のカードを減らしながら次なる展開に繋げられるモンスターというのは中々貴重で、後攻からでも使い甲斐のある展開要員となります。
副産物として任意の手札をコストによって切ることができるので、これを活かしやすいデッキなら優先する価値もあるでしょう。
先攻においては既存の類似効果を持つモンスターと比べて特別強いということもないカードですが、種族にも需要を伸ばせるなら使ってみたいカードではあります。
サイバース・ホワイトハット
Normal
▶︎ デッキ
6 JP014 サイバース・ホワイトハット 
特定の条件を満たすモンスターが2体以上自分の場に展開できている時に手札から自己SSできるという古くは5期の《大将軍 紫炎》からはじまった能力を持つサイバース族モンスターで、それらの多くは特定のテーマネームを持つモンスター2体を指定しているのですが、このカードの場合は同じ種族のモンスター2体というより条件を満たしやすい汎用性が高いものとなっている。
とはいえ自身がサイバース族なので基本的には【サイバース族】系列のデッキで使うことが主となり、上級サイバースなので展開途中で《フォーマッド・スキッパー》を墓地に送ればデッキから持ってこられるという点も都合が良いです。
スキッパーで持ってこられる展開用のサイバース族には《パラレルエクシード》という有力な競合が存在しますが、こちらは自己SSが発動を伴わない点やL召喚したタイミング以外でも展開できる点で差別化は可能です。
L素材として墓地に送られた時の効果は数的アドバンテージにはならない効果ですが、一応戦闘補助としてはちゃんと機能する弱化値ではありますね。
フォトン・スラッシャー
Normal
▶︎ デッキ
7 JP015 フォトン・スラッシャー 
相手に依存しない自己SS条件とレベル4モンスターとして高い戦闘能力から、主にランク4Xを展開するデッキで広く使われたフォトン所属の特殊召喚モンスター。
現在でも同様の自己SS条件を「フォトスラ条件」と呼ぶほどに1つの時代を築いたカードでもあり、間違いなくGSモンスターズの1体に数えて良い存在です。
「〇〇」というテーマがあった時に、そのテーマに属するモンスター1種類を3枚積んだだけのデッキを「〇〇」デッキの一種とする傾向とそれに対する批判はOCGではよく見られる光景ですが、その最たる例の1つがこれと言っても差し支えないでしょう。
現在ではその出張性はなりをひそめてしまいましたが、有用なカードであることに変わりはなく、特に素材に戦士族や光属性縛りのあるランク4Xモンスターにとっては頼もしい助っ人です。
黒き森のウィッチ
Normal
▶︎ デッキ
10 JP016 黒き森のウィッチ 
第1期に登場した、墓地誘発効果で守備力1500以下のモンスターを何でもサーチできる最強のサーチャー。
正確には最強のサーチャーだったモンスターというところで、エラッタを重ねた結果今の状態に落ち着いている。
1期仕様のまま今の世に放ったら一体どれほどの悪事を働くか、想像するだけでも恐ろしい。
サウザンドルールバイブルに載っていたチャンピオンデッキに《血の代償》を用いてウィクリを次々とキャノソルで射出するコンボが搭載されていたのが懐かしい。
DM4のゲームオリジナルモンスターである黒き森の梟仙人がよく話題に挙がるのもこのモンスターのおかげです。
クリッター
Normal
▶︎ デッキ
10 JP017 クリッター 
第1期に登場した墓地誘発効果で攻撃力1500以下のモンスターを何でもサーチできるモンスターであり、《クリッター》からはじまるVFD連想ゲームの一番最初に出てくる《クリッター》本人。
一時期アルミラージが禁止カードになるのではと言われていたこともありましたが、間違いなくその原因の一端を担ったモンスターと言っていいでしょう。
その有用性の高さはもはや言うまでもなく、たまたま与えられた強効果のおかげで、その後様々なカードのイラストにも出演することになり、人気の高いデスガイドとセットで扱われる相乗効果もあって、一躍遊戯王OCG界のマスコット的存在となったモンスターでもあります。
或いはこのモンスターがただの通常モンスターで、同じレベル3闇悪魔で攻撃力1000以下の《魔天老》や《転職の魔鏡》にこの効果が割り振られた世界線なんかもあったんですかねえ。
ライトロード・ハンター ライコウ
Normal
▶︎ デッキ
7 JP018 ライトロード・ハンター ライコウ 
リバース誘発の効果で対象を取らない万能単体除去効果を出しながらデッキトップからの不確定墓地肥やしを行うことができるライトロードの1体。
リバース効果なのでスピード感は皆無ですが発揮する効果自体はかなり強いことから登場から長きに渡って様々なタイプのデッキに採用されていました。
ローレベルでステータスも低いので、釣り上げ効果を持つチューナーにより墓地から特殊召喚されるS素材としての適性が高いのも人気の理由の1つだったと言えるでしょう。
獣族という点に目を向ければ、《素早いビッグハムスター》の効果でセットするカードして確実に選択肢になるカードでもあります。
テクスチェンジャー
Normal
▶︎ デッキ
2 JP019 テクスチェンジャー 
単独で効果を発動できる点と該当するモンスターを特殊召喚する領域は非常に優秀ですが、発動条件が非常に厳しく、この発動条件を考えると特殊召喚できるのがサイバース通常モンスターというのはさすがに割に合っていない。
非公開領域である手札からこの効果を使えるならともかく、どっちみち相手には見えてしまっているなら《スターライト・ロード》のようにカード効果を無効破壊しながらサイバース通常モンスターが出てくるというカードで良かったんじゃないかなという感じです。
それなら制圧の添え物として一定の価値はあったと思いますし、サイバース最上級通常モンスターである《サプレス・コライダー》の存在価値も多少は上がったのになと思うと残念。
速攻のかかし
Normal
▶︎ デッキ
8 JP020 速攻のかかし 
相手モンスターの直接攻撃時に自身を手札から捨てることで、その攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了する効果を持つ手札誘発モンスター。
近い時期に登場した《バトルフェーダー》とよく比べられていたカードで、あちらは自身が場に展開されることで返しのターンにリリースや特殊召喚のための素材に使えるという数的アドバンテージの面で優れていますが、こちらは特殊召喚を伴わない効果なので特殊召喚メタとなる永続効果やカウンター罠に捉えられず、自分のモンスターゾーンをがら空きにしたまま自分のターンを迎えられることや、墓地にこのモンスターを送ることができるというのがメリットになり得ます。
こちらには《墓穴の指名者》という大きな裏目が存在しますが、自身の効果自体は《次元の裂け目》や《マクロコスモス》の適用下でも発動可能というのは気の利いた仕様です。
いずれにしても1ターン遅延できるカードとしては単独で効果を使えることも含めてそれなりの性能で、《バトルフェーダー》の方には類似効果を持っていてより使いやすい《幻蝋館の使者》という有力な競合が登場したことで相対的にこのカードの価値も高くなったと言えるかもしれません。
サイバネット・クロスワイプ
Normal
▶︎ デッキ
4 JP021 サイバネット・クロスワイプ 
「サイバネット」に属する速攻魔法の除去札となるカードで、いわゆるサイバース族版の《ゴッドバードアタック》となるカードなのですが、性質的には《デュアルスパーク》が最も近い。
お互いのターンに完全フリチェで使える万能単体除去札なので相応の性能ではあるのですが、スパークのようなドロー効果がついておらず、まともに使うと確実にディスアドバンテージに、何かの効果にチェーンして使ってようやく等価交換になるというのは10期のカードとしてはかなり印象が悪い。
「サイバネット」に属することでサーチが利くという点で辛うじてその存在意義を保っている感じのカードです。
サイバネット・リカバー
Normal
▶︎ デッキ
3 JP022 サイバネット・リカバー 
このカードを場に設置しておくことで自分の場のLモンスターが破壊された際にLモンスター以外の守備表示で特殊召喚できるという、カード名通りのリカバー能力を持つ「サイバネット」永続魔法。
なおLモンスターには守備表示が存在しないのでわざわざテキストに書かなくても最初から効果対象に選択できないのはご愛嬌。
これによりディスアドバンテージを軽減しつつ次なるL素材となるモンスターを場に還元してくれるわけですが、このカードをデッキに入れること自体が1枚分のディスアドバンテージってところが否めないので実用性は低いです。
メイン効果が強い永続カードのサブ効果なら強いですが、これがメイン効果でサブ効果もなしで名称ターン1までついているのではさすがに使われない。
サイバネット・ユニバース
Normal
▶︎ デッキ
5 JP023 サイバネット・ユニバース 
自分の場の全てのLモンスターの攻撃力を300強化するという効果が、L召喚が導入された最初の年のスターターデッキに入るカードとして特別に「らしい」ものとなっている「サイバネット」フィールド魔法。
毎自ターンに無料で無条件に発動できるお互いの墓地からモンスター1体をデッキに戻す効果がリソースの確保や墓地メタとして地味に優秀なカードではあります。
その分《コモンメンタルワールド》のような悪い使い方はしにくく、便利なカードではありますが主軸には据えるようなカードでは絶対にないそんな風な性能。
死者蘇生
Normal
▶︎ デッキ
10 JP024 死者蘇生 制限
怒涛のさ行がプレイヤーの舌を襲う最古にして最高の蘇生魔法で、お互いの墓地から無条件でモンスター1体を蘇生できる至高のカードであり、状況次第では先攻1ターン目からでも余裕で使っていく価値があると思います。
汎用性が非常に高い反面、《ハーピィの羽根帚》や《おろかな埋葬》のようにそのデッキにおける明確な役割が定まっていない、引いてきた時の出たとこ勝負のようなカードであるが故に、現在ではかつてほどこのカードを使うデッキも少なくなりました。
その一方でこれだけ高性能なカードであるにも関わらず、《激流葬》や《聖なるバリア -ミラーフォース-》などと同様にこのカードを名称指定したサポートカードも存在するため、近年はテーマネームを持つ類似魔法に押され気味ではありますが、今後もその存在価値が揺らぐことはないでしょう。
原作において1枚しかデッキに入れられないことが言及されている珍しいカードで、OCGでも2020年現在制限カードとなっていますが、それ故に《アンクリボー》も《千年の啓示》もサーチだけでなくサルベージもできるようにして気を利かせてくれています。
サンダー・ボルト
Normal
▶︎ デッキ
10 JP025 サンダー・ボルト 準制限
不意に放たれた裁きの雷が相手フィールドの全てのモンスターを襲う!
今時モンスターを除去する以外に効果がない通常魔法なんて誰も入れてないでしょと侮っていると、帚やツイツイなどの伏せ除去で探りを入れてから続けて使われると普通に震え上がるカード。
先攻で腐るだの効果破壊耐性持ちに効かないから微妙だの言っても、発動タイミングの指定がなくあらゆるコストも制約もない全体除去としては最高クラスであることは間違いありません。
特にモンスター除去としては、セットモンスターを始末できないライボルや表側攻撃表示のモンスターしか倒せないライストなど比にならない超高性能カードである。
サイクロン
Normal
▶︎ デッキ
10 JP026 サイクロン 
良質を通り越して環境を破壊するヤバい魔法カードを大量に世に送り出してしまった第2期のレギュラーパック第1弾「マジックルーラー」出身の割りモノ系速攻魔法。
かつて制限カードだったこともあるこのカード、初期からこのゲームをやっていてお世話にならなかったプレイヤーはまずいないでしょう。
上から叩く!1枚から叩く!発動タイミングを選ばずにノーコストで叩く!
とにかくその圧倒的な癖の無さと汎用性の高さとリスクの低さが特徴で、現在は《ツインツイスター》や《コズミック・サイクロン》といった後発の割りモノ系速攻魔法に優先されることは少なくなりましたが、その有用性の高さは未だ健在と言えるかと思います。
サイクロンで伏せてあるサイクロンを壊してしまうのは、その昔よく見た光景でしたねえ…。
月の書
Normal
▶︎ デッキ
9 JP027 月の書 
第2期に登場した非常に優れた汎用性を持つ魔法カードの一つ。
この性能でお互いのターンに完全フリチェで使える速攻魔法に生まれてきた、当時としては奇跡の調整と言えるカードである。
最近は汎用性が高いというと引き得撃ち得でただ単に強いパワーカードであることとほぼ同義となってしまっているが、このカードは相手の攻撃や展開の妨害だけでなく自分のモンスターに使うことによるコンボやエスケープにも使えるため、まさしく高い汎用性を誇る。
デッキに優先的に入れはしなくても、このカードが今このタイミングで欲しいという場面がないはずがない永遠の汎用魔法です。
禁じられた聖槍
Normal
▶︎ デッキ
9 JP028 禁じられた聖槍 
相手モンスターを弱体化させてコンバットトリック、自分のモンスターに魔法・罠耐性を付与して除去を回避、また相手モンスターに魔法・罠耐性を付与して魔法・罠の効果から受ける恩恵をなしにしたりと様々な応用が利く良きカード。
速攻魔法ということでリブートを使われても抵抗できるのは良いのですが、モンスター効果を防げないためリブートを打つようなデッキ相手にはさすがにちょっと頼りない感じです。
かつては激流奈落避けに手札からチェーン発動して使えるカードとしてメタビを中心に様々なデッキでそれは重宝したものです。
団結の力
Normal
▶︎ デッキ
9 JP029 団結の力 
ノーコスト無条件で何の指定もなく装着できるにも関わらず、強化倍率の高さが他の比ではないパンプアップ系の装備魔法の大正義。
モンスター単独でも攻守を800上げるその効果から、それ以前のほとんどの装備魔法を灰燼に帰したカードです。
戦闘ダメージによるライフ取りを超加速するカードですが、デッキタイプによっては必ずしも《デーモンの斧》や《魔導師の力》よりも強いとは限らないのがまた面白いところです。
貪欲な壺
Normal
▶︎ デッキ
9 JP030 貪欲な壺 
発動条件とその効果の仕様がメリットにもデメリットにもなる2ドローできる「壺」魔法カード。
リソース回復をしながら手札を増やせる名前の通りの貪欲なカードであり、EXモンスターをEXデッキに戻せばデッキを圧迫することすらなく、多くの場面で墓地リソースを失うことに繋がりにくい。
代わりに墓地にモンスターが5体以上存在しなければ発動自体ができないため、手札の質やデッキの回りが悪いと腐る場合もあり、チェーン発動した効果で対象にした墓地のモンスターが1体でも墓地から移動すると効果はまるまる不発にされてしまうため妨害にも弱いです。
D.D.クロウ》が登場した5期以降は、この辺は特に無視できないデメリットになった感じですね。
ただハマれば《強欲な壺》以上の効力を発揮することもある壺であることは間違いなく、引けばいつでも使えるわけじゃないリスクに見合ったメリットをもたらし得る良い調整のドローソースかと思います。
当時はこれで相手のデッキに戻っていく《ヴォルカニック・バレット》や《ヴォルカニック・バックショット》にそりゃあもう悶絶したもんですよ…。
強者の苦痛
Normal
▶︎ デッキ
5 JP031 強者の苦痛 
イラストからしても苦痛というよりは苦悩といった感じのカード。
自分の場にモンスターが存在しない場合でも相手からの戦闘ダメージ減らしのカードとして機能する全体弱体化カードということで、バウンスすること自体にメリットこそありませんが、セルフバウンス用の永続系カードの中では指折りの汎用性を持つカードとして重宝されていた。
ワンフーの効果の適用範囲を拡げたり、逆に奈落や《平和の使者》の適用範囲を縮めるといった作用もあります。
現在では効かないEXモンスターが2種も登場したこともあり、一線を退いている。
補給部隊
Normal
▶︎ デッキ
7 JP032 補給部隊 
自分の場のモンスターが被破壊された時に強制的に効果が発動し、1ドローを入れることができる永続魔法。
カード名の通り、自分の場のモンスターの被破壊によって失った数的アドバンテージをその場で補給することができる。
ただしコアキメイルのエンドフェイズの自壊のような戦闘破壊でも効果破壊でもない破壊、装備カードになっていたりPゾーンに置かれているなど、モンスターカードゾーンに出ていないモンスターの被破壊には対応しない。
テーマ単位でセルフ破壊要素を持つデッキでは、場に置いておくだけでついでに1ドローを入れ続けられる優れたカードですが、効果の発動にターン1があるので《生還の宝札》のような運用はさすがにできない。
セルフバウンスして再発動すれば1ターンに複数回効果を使えますが、それなら《チキンレース》で十分でしょう。
直引き必須で破壊される自分のモンスターも都度場に必要で、長期的に地道にアドバンテージを得るタイプのカードなので、現在のカードプールでは見た目ほど強いカードとは言えない。
名称ターン1がないので、複数枚場に出せば1度の被破壊で場に出ている枚数分ドローできるのは悪くない。
テーマの特徴として自分の場のモンスターを効果破壊する要素を持つメメントの再録枠にも選出されている。
サイバネット・カスケード
Normal
▶︎ デッキ
2 JP033 サイバネット・カスケード 
LモンスターがL召喚された際に、そのL素材として墓地に送られたモンスター1体が自分の場に還元される効果を持つ「サイバネット」罠カード。
LモンスターがL召喚誘発または起動効果で持っている効果ならこの上なく強力な効果なのですが、これを罠カードでやるというのはさすがに無理があるという感じでせめて速攻魔法でないと到底割に合わないし、何ならターン1の永続魔法ですら良いように思える。
「サイバネット」に属するカードであることを踏まえても評価することは困難であり、数ある「サイバネット」魔法罠カードの中で最も厳しいカードと言わざるを得ないでしょう。
サイバネット・リグレッション
Normal
▶︎ デッキ
3 JP034 サイバネット・リグレッション 
L召喚したタイミングのみで発動できる使い切りの除去札となる「サイバネット」通常罠カード。
その分効果対象は場のカードに対する万能単体除去となっており、さらに1ドローもついていて数的アドバンテージになるように設計されている。
その他L召喚以外の方法でLモンスターを特殊召喚した場合も発動可能という柔軟さも見せるカードですが、まともに使うとフリチェで使えないカードであることを踏まえるとさすがに罠カードで使うほどの効果ではありません。
今となっては速攻魔法や永続罠だったとしてもそれほど大きく評価は変わらなそうなカードという感じですね。
リビングデッドの呼び声
Normal
▶︎ デッキ
9 JP035 リビングデッドの呼び声 
汎用蘇生札の一種で、蘇生したモンスターが破壊以外でいなくなった場合は自壊せずに場に残るのが特徴であり、セルフバウンスする蘇生札といえばこの永続罠カード。
このカードに限りませんが、《死者蘇生》や墓穴など相手がこちらの墓地のカードを対象にした時にチェーン発動して、妨害したり妨害されることを防ぐ使い方ができるのが、速攻魔法や罠の蘇生札の最大の利点と言えるでしょう。
ただしその性質上相手ターンに発動することが多く、先に使うと上から墓穴を使われやすいことには注意したい。
聖なるバリア -ミラーフォース-
Normal
▶︎ デッキ
8 JP036 聖なるバリア -ミラーフォース- 
第1期から存在する攻撃反応罠の大御所で、1枚で相手の攻撃表示モンスターを全滅させるその圧倒的なパワーから長い間制限カードに指定されていた。
現在ではそもそもの攻撃反応罠の衰退に加え、破壊耐性と対象耐性の両方に強く、被効果破壊誘発の効果を発動させず、墓地アドも稼がせず、エクストラの大型モンスターに非常に有効なエアフォに押されがちではありますが、SS封じを用いた下級モンスターによるメタビ系のデッキではきっちりモンスターを倒しきれるこのカードの方が優先される場合も少なくありません。
そう、特殊召喚さえ封じてしまえばNSから出てくる下級モンスターで効果破壊耐性持ちなんてヤツはそう多くなく、先攻で伏せる罠としては結構強いカードなのです。
ランチャーという専用サポートも登場しており、現在でも甘く見てかかると痛い目を見る十分強い罠カードだと思います。
激流葬
Normal
▶︎ デッキ
9 JP037 激流葬 
第2期に登場し、原作のバトルシティ編で梶木が使用した召喚反応型の通常罠。
NSもSSも両方捉える、場のモンスターを全体除去する罠でかつての制限カードです。
同期の勇である奈落もそうだがSSにも対応してたのが全てという感じで様々なデッキで使用され、アド差を一気に埋めるその捲り性能の高さから、モンスターを展開する際には常に意識しなければいけないカードでした。
その後は汎用除去札としての採用率は低下の一途を辿り、環境から姿を消しましたが、それだけに現在ではほとんどの相手はこのカードをデッキに入れてるなんて考えてもいないはずなので、相手に警戒されにくいという意味では当時よりも使いやすくなっています。
そういう事情もあって、一部のデッキでは採用率が復活傾向にあり、特にフェイカーやアルレキーノなんかは場のモンスターを一掃した上で自己SS効果のトリガーを引けるためその相性は抜群です。
場に出した瞬間に自身の効果でフリチェで一時的にいなくなれる夢魔境や天気、場が空になっても1枚から十分に再展開できるデッキの除去札としても選択する価値はあるでしょう。
自分のNSやSSにも反応するので、自爆させて被破壊誘発の墓地効果を出したり、相手に送り付けられたSS封じやリリース・特殊召喚のための素材に使用することを制限するモンスターを排除するなど、能動的に膠着状態を突破することも可能です。
メタビなんかでは守備力2000以上の下級モンスターが攻撃してくる気配もなく守備表示のまま寝てるだけで結構嫌ですし、せっかくすり潰したアドを横耐えで回復されたらたまりませんからね。
ただし時〜できる系の発動条件なので、チェーン2以降のNSやSSには反応できないので注意しましょう。
奈落の落とし穴
Normal
▶︎ デッキ
8 JP038 奈落の落とし穴 
破壊し除外する、対象耐性無視、SSにも対応し同時にSSされたモンスターならそれらのモンスターを全て葬るという、参照する攻撃力の適用範囲が若干狹くなっていることを除けば落とし穴を遥かに凌ぐ当時の超性能召喚反応系罠カード。
自己蘇生効果持ちなどの墓地利用モンスターも永遠に葬ることができるその高い除去性能から、2期に登場してから汎用罠として長らく使われてきましたが、フリチェ除去罠やカウンター罠の飛躍的な進歩により、破壊耐性持ちには効かず、相手が動かなければ使えないこのカードはいつしかデュエルシーンから姿を消していきました。
現在では落とし穴ネームを持つカードとしての需要が主であり、その使い勝手の良さから落とし穴カードとしての人気は未だに高いと言えるでしょう。
強制脱出装置
Normal
▶︎ デッキ
9 JP039 強制脱出装置 
フリチェの除去系罠カードとしては未だに最高クラスの性能を誇る1枚。
ノーコストで無条件に発動でき、展開中でも大型出現後でも使っていけるその汎用性の高さには頭が上がらない。
時には自分のモンスターに使って除去やコントロール奪取、ヴェーラー泡影スキドレのような効果無効系のカードから身を守るも運用も可能で、モンスターの数を調整して魔鍾洞を壊したり、結界像やパキケなどのSS封じの永続効果を持つモンスターを一時退却させて展開後に再度召喚することなんかにも使えます。
ただパワーカードという意味だけで「汎用性が高い」と言うには到底留まらないザ・汎用罠で、なんのかんので最強のフリチェ除去罠だと思います。
ただし器用である反面、まともに使うとあくまで等価交換、つまり捲り切れない除去罠であるという意味では、モンスターでアドを稼ぐパワーに乏しいメタビ系でのデッキでの採用はよく考えたいところです。
魔宮の賄賂
Normal
▶︎ デッキ
9 JP040 魔宮の賄賂 
魔法罠をノーコストで無効にできる強力なカウンター罠だが、相手に1ドローさせてしまうデメリット効果をどう取るか、という大変悩ましいカード。
帚・ライストやリブートなど、まともな構築でやると神宣で受けざるを得ないような苦手な魔法罠が多いデッキでは特に活躍が見込めそうな感じです。
カウンター罠はカウンター罠も止められますからね、これだけは確実にカウンター罠ならではの強みと言えます。
ちなみに相手が強金や金謙などの制約でそのターンドローできない状態の場合、このカードは発動できないので注意しましょう。
5 JP041 デコード・トーカー・エクステンド 
実質的に《デコード・トーカー》の効果を防御的なものから攻撃的なものに挿げ替えただけの「進化」「拡張」というよりは「派生」「亜種」と呼ぶべきLモンスターで、自身の1の効果が適用されている限りはこのカードも《デコード・エンド》を使いこなすことができる。
その効果は一定の条件が満たされた時に発動できる効果で無条件の2回攻撃ができるという内容になっており、自身のリンク先となる相手モンスターを別なモンスターで戦闘破壊したり、リンク先となる自分の場のモンスターをL素材にするなどして墓地に送ることで解禁される効果となります。
一応オリジナルと同じ自らの打点を上げる能力があるので2回攻撃効果とも繋がっているし、オリジナルよりも《デコード・エンド》との相性も良いですが、それはそれとして10期ラストのスターターの看板を飾る主人公の新エースモンスターとしてはあまりに盛り足りない微妙過ぎる効果じゃないですかねって感じです。
最低でも自身を場で《デコード・トーカー》として扱うメリットをもう少しくらいは増やして欲しいですね。
5 JP042 トラックブラック 
閃刀姫-アザレア》と同じく左上と右下というかなり珍しい配置のリンクマーカーを持つ汎用リンク2モンスター。
バトルフェイズを行うことが可能なメインフェイズ1にて対象としたリンク先となる自分の場のモンスターにそのターン相手モンスターを戦闘破壊する度に1ドローを入れられる能力を授けるという効果に持っている。
こういった性質から連続攻撃や全体攻撃能力を持つモンスターが能力の付与対象として向いており、その気になればメインモンスターゾーンからでもプレイヤーから見て左側のEXモンスターゾーンのモンスターにこの能力を与えることもできます。
なおモンスター効果として能力を与えるわけでないので、後から無効にされたりドローの際にチェーンブロックを作ることがなく、セット状態のモンスターも効果対象にできる・対象にさえ選択できるなら効果に対する完全耐性を持つモンスターにもドロー能力は付与できるという仕様になっています。
断じて使いやすいカードとは言えませんが、強く使う方法は確かにあるという感じのカードですね。
6 JP043 パワーコード・トーカー 
その多くが攻撃力2300のサイバース族リンク3モンスターとなる「コード・トーカー」の炎属性を担当するLモンスター。
最も緩いL素材指定、メイン・EXモンスターゾーンのどちらに出しても機能し相手の場に向くことがないリンクマーカーの向き、モンスター1体の効果を無効にする起動効果とリンク先のリリースしたモンスターの能力に関係なく自身の攻撃力を元々の攻撃力の倍である4600にするという捲り性能の高い能力と、いずれも質の高い要素を取り揃えているカードなのですが、L素材が必ず3体必要になる1点のみがかなり残念なカード。
モンスター効果を無効にする効果も相手ターンに使えるわけではないし、《スケープ・ゴート》からの展開を行うなら《アクセスコード・トーカー》と《フレイム・アドミニスター》を並べることで相手の盤面を荒らしながら一気にLP8000を奪うこともできてしまう。
また同じ炎属性の「コード・トーカー」リンク3モンスターには2体からのL召喚もできて持っている能力も強い《デコード・トーカー・ヒートソウル》が存在しているため、《サイバネット・コーデック》や《めぐり-Ai-》で属性を参照することを目当てにEXデッキに採用されることもないという実に不遇なモンスターになってしまっている。
とはいえ4属性の「コード・トーカー」は地属性の《トランスコード・トーカー》が頭一つ抜けて強いだけで、風属性の《エクスコード・トーカー》と水属性の《シューティングコード・トーカー》も普通に使われないしこのカードはそれらの中では強い方とさえ言えるかもしれない。
9 JP044 セキュリティ・ドラゴン 
Lモンスターの中でも最も緩い素材内容となる「モンスター2体」でL召喚できるリンク2モンスター。
相互リンク状態という条件付きですが、展開の中継で出しておくことでノーコストで相手のモンスター1体をバウンスでき、自身のリンクマーカーが真上に向いているので《リンク・スパイダー》や《リンクリボー》などのリンクマーカーが真下に向いているリンク1モンスターのリンク先に出せば容易く相互リンク状態にできることから、メタビ系のデッキで《スケープ・ゴート》を採用する場合に高確率でEXデッキに入ってくるモンスターです。
本来はエンドスケゴをしたいところを仕方なくメインフェイズやバトルフェイズに使わされ、結果ターンが返ってきた時にトークンが3体に減っていても仕事ができるのがいいですね。
あとは《デコード・トーカー・ヒートソウル》辺りでも出して、ドロー効果でドロソや罠カードを引き込むことをお祈りしながらお茶を濁しておきましょうか。
9 JP045 リンク・スパイダー 
特殊召喚に関する使用制限さえ持たなければどんなトークンでも、効果モンスター・EXデッキから特殊召喚されたモンスター・リンクモンスターの性質を併せ持つこのモンスターに変換できる素晴らしいリンク1モンスターで、次なるリンクに繋げるのに非常に適している。
攻撃力0でも文句が言えないはずなのだが、下向きリンクマーカーの1000打点に加え《ジェネクス・コントローラー》などの手札のバニラモンスターを自身のリンク先に打ち出す効果まで備えている。
特に《スケープ・ゴート》を採用する場合は入れない理由が見当たらないカードで、このカードのおかけでメタビでもスケゴから3体以上素材のリンク4も選べるようになりました。




※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。

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