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遊戯王 ウキキーボードさん 最新カード評価一覧 268件中 61 - 75 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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|---|---|
▶︎ デッキ
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《スクリーン・オブ・レッド》
古に伝わるレモンカード
とにかくレッドデーモンらしくないロックカードでもある。 ①の攻撃ロック効果が最大の特徴。昔はこの効果のみを目当てに《終焉のカウントダウン》系の遅延デッキに投入されることもあった。 この手のカードとしては珍しく相手の攻撃のみが封じられて、自分には何ら制約がないのも長所。 コストも自分エンド毎の1000ライフ支払いだけでOKという比較的軽いほうであった。 現代だと流石に汎用カードしては力不足もいいところなのだが、ジャックストラクによってレッドデーモンの強化が入ったことで、レッドデーモンにおいては独特な役割を持てるカードにはなった。 このカードは《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を名指ししたテキストを含むため、《クリムゾン・ヘルガイア》や《ヴィジョン・リゾネーター》でサーチ&墓地回収出来るようになり取り回しが飛躍的に向上。 ほとんど無視されていた自壊と引き換えの②のチューナー釣り上げ効果も、《シンクローン・リゾネーター》を蘇生すれば悪くない。。 特に先攻を譲られた時など天盃龍が相手と分かった時には、先述のカードでしれっとこのカードを持って来て攻撃封じを添えられれば勝率が少しは上がるのでは?と思ったり。 「ライストで終わるンゴw」みたいな主張に対しても、通常のレッドデーモン展開で《騎士皇アークシーラ》を出したり、《ソウル・リゾネーター》を墓地に埋めておくなどすればある程度反論出来る……かもしれないのでまあ天盃龍が多い環境なら悪くはないのではないだろうか? 《ヴィジョン・リゾネーター》を墓地に送りさえすればアクセスできるので、キマイラ等の墓地送り手段があるデッキで天盃龍対策で使うのもナシではないだろう。 |
▶︎ デッキ
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《告死聖徒ルシエラーゴ》
─────鎖せ「黒翼大魔」 ...と言いたくなる名前。
《白き森のルシア》の成れの果てとも思われる怪物。 以前は基本的に《罪宝の欺き》からの《聖なる薊花》による融合???召喚で出すしかなかったが、自前で融合効果を持つ《白き森の聖徒リゼット》の登場により普通の融合召喚も狙えるようになった。そのアザミナリゼットも《白き森のいいつたえ》や《白き森のリゼット》でサーチが効いて、光魔法使いとアザミナリゼットでこのカードを融合して出せるのでアクセス手段は増えている。 ①の効果は融合召喚されたときに罪宝カードかアザミナカードのサーチ。基本的にこの効果を目当てに出すことになる。先述の通りにアザミナリゼットの登場で欺きに頼らずとも、光属性・魔法使いさえ用意出来れば普通の融合召喚も狙えるようになった。これによって白き森や烙印と噛み合わせが良くなり、それらのテーマとアザミナ・罪宝との橋渡しをしてくれる存在にもなったため大分違った使用方法も生まれてきたと思われる。 サーチ先で強いのが《原罪宝-スネークアイ》の展開や《罪宝の欺き》からの万能無効なのはそうなのだが、他にも《アザミナ・ハマルティア》でリソース循環しながら相手ターンに《聖アザミナ》で妨害&展開を狙ったり、《白き森の罪宝》で《ガーディアン・キマイラ》を出したり、《罪宝の囁き》でグランギニョル等で落とした墓地除外のモンスターを蘇生したり、《廻る罪宝》で《原罪のディアベルゼ》を出してみたり色々と出来るので、そういった動きも狙ってみると眼鏡クイクイのオシャレムーブが出来て楽しい。 ③の効果は破壊されると更に「罪宝魔法カード」をサーチ。 相手によってだけでなく自分の効果で破壊してもOKなので、《殺戮聖徒レジーナ》や《原罪のディアベルゼ》で爆破してあげると①③の効果で合わせて驚愕の2枚サーチになる。 個人的には《ウィッチクラフト・バイスマスター》の破壊効果と噛み合い易くて、上手く2枚サーチ出来ると物凄い気持ちいいのでお気に入り。 上述の通りサーチ先は色々あるが、アザミナ融合魔法とそれにチェーンして撃つとお得な《“罪宝狩りの悪魔”》をペアで揃え易くなるのがいいところ。 しかし白き森とアザミナ・罪宝が密接にシナジーを持ち、アザミナリゼットのお陰でそうした傾向は強まったものの、アザミナや罪宝カード側に白き森側(及び烙印など光魔法使い側)の展開に直接アクセスするカードがないため完全な一方通行になっていて融通が効きづらいのが混合構築の難点。これも白き森の少女たちが一度罪宝に染まったら2度と過去には戻れないというフレイバーが込められているのかもしれない。 今後それが可能になる罪宝カードやアザミナカードが登場したら、このカードも白き森の初動になるためより重要度は増すと思われる。 |
▶︎ デッキ
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《蝕の双仔》
実質ライゼオル新規とも言われているカード。新たなる「落として強いXモンスター」
メインに使われるだろう効果が②であり、墓地に行ったら墓地の他のXモンスター2体を対象として、どちらかを蘇生しもう片方を蘇生したモンスターのX素材に入れるという蘇生効果。 現在ではライゼオルが環境で跋扈しているためそちらで主に使われるだろうが、そのライゼオルとの噛み合いが尋常ではない。 このカードの②の効果自体がどこから墓地に送られても使えるため、《エクス・ライゼオル》でEXから直に落としても使える。これにより仮に相手が盤面を突破しても、次の自分のターンにエクスでこのカードを落とせば、なんと墓地の《ライゼオル・デッドネーダー》や《ライゼオル・デュオドライブ》だのが簡単にX素材付きで蘇ってくる。しかも更にそいつらは自前でX素材を補充できるのでX素材2個持ちになり万全の状態。 そこからさらにライゼオルムーブで他のランク4を出していけるので、一度回った時の盤面回復力が大きく向上した。 また、X素材となったこのカードが外れても使えるので、《ライゼオル・デッドネーダー》で墓地に落ちたこのカードをX素材に入れておけば、更に相手ターンにデッドネーダーで外すことでも上記の動きが狙える。デッドネーダーがやられてもこのカードを墓地送りされて即復活したり、相手ターンで突然《深淵に潜む者》や《No.41 泥睡魔獣バグースカ》が素材付きで蘇ってきたらかなりビックリだろう。 別にライゼオルに限らず《天霆號アーゼウス》を乗っけてX素材から外したりするのも十分強い。 問題はエクスが居ないライゼオル以外のデッキではどうやってこのカードを一度墓地に落とすかという点。普通にこのカードをX召喚したうえで、更に墓地に他のXモンスター2体を用意するとなるとまあまあ展開力を求められる。 地味に自身の召喚条件がレベル4だけじゃなく、ランク4を素材にX召喚出来るので、テラナイトなど素材なしのランク4がポンポン並びやすいデッキではそれでX召喚してみるのもいいかも。 展開後に《天底の使徒》で落とすのも良く、墓地のXモンスターを蘇生する分には天底の制約にも引っかからないのでそれも十分にあり。 |
▶︎ デッキ
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《表裏の女神》
現代に蘇った《きまぐれの女神》
かれこれ20年以上寝ていたらしく、昔と比べて髪?は青々と茂っており花まで咲いている。 出たときにコイントス効果を持つモンスターをサーチできるので、今弾のアルカナフォースとは意識したシナジーを持つ。《アルカナフォースXIX-THE SUN》で初動に使えはするが結局運頼みの展開にはなってしまう。 堅実に行くならヴァリアンツで《ヴァリアンツの弓引-西園》をサーチしてビヨペンを出すとかそんなところだろう。 何気にSSしてもサーチ効果は使えるので《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》みたいなカードで繰り返し出してみるのも一興か。 ②の効果は…中々使う勇気は出ないかも。琢磨君なら話は別だろうが。 いかにもノーレアカードといった感じながらも一定の実用性がある存在に生まれ変わった女神様。名前も「勝利の女神」と韻を踏んでいるなどシャレも効いている。 |
▶︎ デッキ
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《蛇眼の原罪龍》
窮地に陥った《原罪のディアベルゼ》と《蛇眼の炎燐》の合体らしきモンスター
とにかく召喚条件がこいつの価値のほとんどと言ってよく、自分の魔法罠ゾーンに置かれたモンスター2体を墓地送りするだけで簡単に出せる。豊富に魔法罠にモンスターを収納する手段を持つスネークアイらしいカードで、スネークアイでは簡単に出せる召喚条件になっている。 それ以外にもセンチュリオンや焔聖騎士、マギストスやデモンスミスなどなど魔法罠にモンスターを置くコンセプトのテーマは数多くある。 とりあえずそれらのテーマで採用してみると展開途中でレベル8の素材を供給しやすくなり、エクシーズやシンクロ展開で選択肢を増やせるので枠があるなら入れておきたい存在にはなるだろう。 《ヴィシャス=アストラウド》同様に召喚にターン1制限がないので連続で出しまくる運用も可能。そして出せば①の効果で除去も撃てるので、後手なら捲りにも使いやすい。 ただし一つ注意点としてPモンスターは一見するとこのカードの召喚素材に使えそうだが、Pモンスターはフィールドから墓地に行かないので使用不可である。 《封印の魔導士スプーン》の登場で最近色々な展開が考察されているマギストスだとこのカードの登場によって更に展開の幅が広がり、スプーン1枚から《絶火の魔神ゾロア》とこのカードでランク8を出せるようになったり、容易に12シンクロも出せるようになったので更に出来ることは増えてはいる。 このモンスターの見た目は《蛇眼の炎龍》とよく似ており、あちらのディアベルゼカラーverといった感じ。フランベルジュも元々はポプルスと誰かと合体した姿だったのだろうか…? |
▶︎ デッキ
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《六武式真伝天魔六段衝》
(《六武の門》あるし性能的に刷れるのは)つーかこれが限界
《忍の六武》の再来とも言えるロマンカード。 六武Sモンスター三種類を発動条件に要求するが、内二種類のシエン二人が無効効果持ちなので正直全ぶっぱ効果は過剰制圧気味。武士道カウンター6個ごとに発動条件が緩和されるが、そこまでカウンターが乗るカードとなると悪名高い《六武の門》かその門をサーチする《六武衆の軍大将》が必要になる。そして門があるならこのカードを使わずとも先攻制圧ならぬ先攻圧殺でやりたい放題して勝てるのでそもそも要らないという話ではある。武士道カウンターが乗るカードは他にもあるのだが、結局それらは軍大将しかサーチ手段がないので実用上はまあ御察しではある。 加えてこの手の発動激ムズカード救済策の《トランザクション・ロールバック》も発動条件は無視できないのでそっちでの運用も無理なのも厳しい。 そもそもこのカード自身は《六武衆の指南番》でサーチは効くものの、結局は先攻フル展開した上でしか使えない罠なので、取り回しの良さも《六武式襲双陣》に比べるべくもなく、発動条件云々抜きにしてもこの時点で実戦では怪しい…。 ②の効果は謎の《やぶ蛇》効果。指南番でサーチしたこのカードを割る人は居ないのであまり意味はないかも…。 六武の門があるからこういうカードが作られ続けるというなら、もう門は大人しくエラッタした方がテーマの未来的にも良いんじゃないかと思うが…なんともである…。 余談だが円を構えて居合をキめるそのイラストは某旅団メンバーを思わせる。元ネタも被ってるし。 「シエン、お前の六武式、六武への侮辱ね」 |
▶︎ デッキ
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《光なき影 ア=バオ・ア・クゥー》
くぅ~疲れましたw その名前はガンダムの空中要塞で有名ならしい
メインとなる①の効果はお互いのメインフェイズに手札コスト・自身を場から離す代わりにフリチェで対象を取らない破壊か、光闇なんでも墓地蘇生を選べる効果。元ネタ通りに誰かの影に潜むような効果を持っている。基本的にこのカードを使う以上は墓地蘇生の方を積極的に使う運用にはなるだろう。何気に手札コストとして切った光闇もそのまま蘇生出来るので、スカルデット的な手札展開用途としても悪くない。 墓地蘇生して強いのは、基本的には《大翼のバフォメット》のような出すとアド稼ぎ能力が高い奴、《導きの聖女クエム》のような居るだけで妨害能力がある奴、《アーティファクト-デスサイズ》のような出すと相手を詰ませられるような奴など色々いる。…というか選択肢が多すぎて逆に使いこなすのが難しいと思うレベル。デスサイズの方は《アーティファクト-ダグザ》でリンク展開しつつ呼び込めるし、このカード自身の破壊効果の方でセットしたデスサイズを爆破もできるので相性は良い。それにデスサイズを素引きしてもコストで捨てて蘇生できる。 また光闇なら大型のモンスターも問題なく出せるので、倒された自分のエースモンスターを何度も復活することも出来る他、フリチェで蘇生できることを活かして《宵星の機神ディンギルス》で相手ターンに除去を狙ったり、フリチェ吊り上げで《Evil★Twin’s トラブル・サニー》を《墓穴の指名者》から逃がしたりと色々使い方が考察されているようだ。 とは言えこのカードを出せるくらいリンク展開を伸ばせて、墓地蘇生効果もうまく使えるテーマともなるとそこそこ使えるデッキは選ぶかも。素材に多少の縛りがある・リンク4で若干重い・自身が場に残らず直接リンク値を伸ばせない・手札コストがある…など全体的に《賜炎の咎姫》を若干調整しなおしたような印象は受ける。 (…と思ったが実際使ってみるとデスサイズとのコンボが思った以上に強力だった。それを狙わなくとも適当にデスフェニ的な対象を取らない破壊を飛ばすだけでも強く、他の妨害が足りていて余裕がある時には墓地のサーチ効果持ちを蘇生してリソース回復…と割と何でもできる。その挙句このカード自身が除外に逃げてかなり生き残りやすいため、①の蘇生と②のマリガン効果が延々と使えて戦線維持が非常にしやすい。出せるデッキならとことん強力なため、デモンスミス出張を使ったり、悪魔族テーマなら《サモン・ソーサレス》を絡めたりしても出す価値は十二分にあるだろう) 相性の良いテーマは既に言われている通りにやはりリンク展開を伸ばしやすく、出す上での制約も気にならないオルフェゴールやイビルツイン、M∀LICEなどか。 しかし個人的にはやっぱり魔轟神で使ってみたいと思わせてくれる効果をしているなとは思ったり。 《魔轟神レヴェルゼブル》を墓穴から逃したり、手札のカードをフリチェで切れるので《魔轟神獣キャシー》での破壊や《魔轟神獣ユニコール》で枚数調整をしたり出来れば中々オシャレかも。 ②のマリガン効果は若干オマケっぽい感じではあるが、悪くはないだろう。発動タイミングは遅いがこのカード自身が①の効果で逃げるので生き残りやすく発動もしやすい。ドロー枚数も手札誘発を投げたり、元から複数種族をテーマ内に抱えていれば増えるのもいい。 特にイビルツインはLキスキルやキスキルフロストのドローで手札枚数自体は増えるものの、引いたカードの中身は初動でしか役割を持ちにくいようなカードばかりだったり、被っても意味のないカードだったりで手札の質が高くないというのがよくあるので、これでそれを補えるだろう。 元ネタのア・バオ・ア・クーは姿は不明だが透明な肌と桃のような肌触りしているそうだ。…話の通りならイラストの少女ではなく影に潜む目玉の方がだが。 |
▶︎ デッキ
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《誘いのΔ》
アンデット族待望のおろ埋+豪華特典もりもりの欲張りセット。
①の発動時にレベル5以上のアンデットを送れる効果がメイン運用になるだろう。 送る対象は既に言われている通り《黄金卿エルドリッチ》や《死霊王 ドーハスーラ》が相性が良く、公式もタクティカルトライデッキの連動枠として出してきた感がある。 落として強い高レベルアンデットは他にも破壊耐性を付けられる《アルグールマゼラ》や、自己蘇生とアンデット墓地落とし効果を持つ《霊道士チャンシー》が居るのでわりと選り取り見取り。 特にチャンシーの方はこのカードの墓地落とし範囲外の《屍界のバンシー》に触れる他、このカードは②のトークン生成効果で《彷徨える幽霊船》を出す用のリンク素材を捻出できるためより使い勝手が良い。 《ユニゾンビ》などあの辺のアンデット初動カードが効果無効を食らっても、このカードでチャンシーを落としつつ、トークンを生成して幽霊船を出してチャンシーを蘇生すれば妨害貫通を狙えるのは大きい。 また《牛頭鬼》ならばより強力であり、トークンと一緒にリンク素材に使った後、墓地のチャンシーを除外することで、手札のアンデットとチャンシーをいっぺんに出して展開を伸ばせる。 他にもエルドリッチを①の効果で落として、場のこのカードをコストにエルドリッチの墓地効果で回収、手札の他のアンデットをSSすることも出来たりする。 これまでのアンデットは召喚権を使う初動カードは大量にあるがそれしかなく、手札に被っても召喚権渋滞を起こして全く貫通手段にならないのが大きな弱点だったが、これからはある程度はその弱点を解消してくれるだろう。個人的には色んなアンデットテーマでテラフォ共々複数積みたいなと思ったり。 ③の効果は若干限定的な条件でこのカードを墓地回収できる効果。 デザイン的には《黄金卿エルドリッチ》の墓地効果で回収するためだろう。因みに墓地のエルドリッチを手札回収して、そのままエルドリッチを出しても普通に適用されると思われる。 |
▶︎ デッキ
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《魔轟神レヴュアタン》
レゲエラッパーみたいな髪型が特徴の魔轟神の神。
ターミナルワールド2にてトリシューラによる世界凍結後も生き延びていたことが判明した。 魔轟神を統べる絶対神という存在なのに反して効果は大分後ろ向きであり、破壊されたら墓地の魔轟神モンスターを3枚サルベージという若干使いづらいリソース回復効果しかない。 昔はレベル10シンクロの層が薄く素材指定も面倒なものが多い中で、このカードは比較的出しやすかったため、余ったモンスターで取り合えず出せる的な運用で、効果はともかくとして一定の需要があった。 しかし現代では《フルール・ド・バロネス》を初めとした強力なレベル10Sモンスターが充実し、テーマ内でも《魔轟神レヴェルゼブル》という強力な制圧・捲り効果を持ったリメイク強化版が登場したため大分立場が厳しくなった印象。 出しただけではバニラに過ぎず、かといって相手からの破壊を待つのは無理がありすぎるので、このカードを使うなら基本的に《魔轟神獣キャシー》や《弑逆の魔轟神》、バロネスや《破械神王ヤマ》からの破械ギミック出張などで自分から破壊する手段を用意したい。 一度S召喚すればレヴュアタンを何度も蘇生して破壊することで容易にリソースを回復出来るので、それも視野にいれて運用したいところ。 幸い魔轟神はデモンスミスギミックを十全に使えるので、デモンスミスギミックで《トリック・デーモン》落としてからの《デーモンの呼び声》、シンプルに《紅涙の魔ラクリモーサ》からの《刻まれし魔の神聖棺》で蘇生など幾らでもやり方はある。 魔轟神テーマ内でも《魔轟神界の復活》という最強カードが登場するので、そっちで使い回してリソースゲーを狙ってみるのも良いかも。 ただやはりバロネスやレヴェルゼブル以上に優先してこのカードを出す暇があるかと言うとやはり怪しい...。昔のタッグフォースのオリジナルカードにあった《呪縛牢》みたいな脱法で場に出すカードがあれば話は変わってくるのだが...。 長らくストーリー上で全滅したと思われていた魔轟神だったが生存していたらしく、昔使ってた身としてはかなり嬉しい。《魔轟神レヴェルゼブル》と化した後はヴェルズの元凶的な存在となったようだが、またターミナルストーリー上で魔轟神たちが登場することはあるのだろうか...? |
▶︎ デッキ
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《ライゼオル・デッドネーダー》
デュエマのレッドゾーンが遊戯王に参戦!…というのは冗談だがあちらに非常に似ているライゼオルのエースモンスター。実のところ重ねて出すXモンスターだったり、複数枚のカード破壊効果を持っていたりとあっちとの共通点も多いため、あながち嘘ではないかもしれない。
とにかく②のターン1のない破壊効果で、X素材が尽きるまでひたすら相手のカードを爆破しまくるというDetonatorの名の通り大したハジケリスト、アグレッシブなアポロウーサである。 SS時にX素材を自前で補給できる①の効果もあるため、出せば基本的に3回以上は爆発できる。加えて《ライゼオル・プラグイン》や《ライゼオル・ホールスラスター》のオマケ効果でX素材の残弾補給も可能であり上振れれば5回爆発も夢じゃない。 そして破壊できるカードは種別を問わず何でも割れる。相手が発動したカードにチェーンしてそのまま割れるため、永続カードや発動時にサーチするフィールド魔法は完全に無力化できる。それらがキーカードになっているテーマには滅法強いだろう。 また自分のカードも破壊でき、泡ヴェーラーから味方を爆破して逃がしたり、自壊することもできる。 特に危なくなったら自壊できるのはかなり偉く、③の破壊耐性効果が機能しない《無限泡影》のような効果無効や、《三戦の才》のようなコントロール奪取がこのカードの弱点であり、それらを食らうと本来はかなりキツイ。 しかしそれらにチェーンして自爆することで場からデッドネーターを避難して、その後に《ライゼオル・プラグイン》で復帰すれば、プラグインとデッドネーターの①の効果でX素材2つ抱えた状態で再起動できる。ちなみに①の効果はモンスターなら何でも良いため、この時にエクスで落とした《メレオロジック・アグリゲーター》を付けなおすとお得。 ③の破壊耐性が機能しない壊獣や超融合などで除去されても、プラグインがあれば上記のように復活できかなり場持ちが良くなる。モンスター効果はデッドネーター自身は直接無効化できないが、それは《ライゼオル・クロス》の方で対処できる。 そのため《ライゼオル・デュオドライブ》でクロスとプラグインをサーチし、万全の状態でデッドネーターを構えたいところ。 言い換えればデュオドライブのサーチが通らないと、ケア手段が何も用意できず上記のようなカードが全てクリティカルにぶっ刺さってしまうため、デッドネーター単騎は不安が残るのは否めない。結局はデュオドライブが通るかどうかが勝敗に直結するのかも。 ……しかしこのビルドパック、デドダムみたいなカードもあるし、「クロスオーバー」はデュエマ要素も結構ありそうである。 |
▶︎ デッキ
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《ライゼオル・デュオドライブ》
ライゼオル、プラグイン!トランスミッション的なエンジンモンスター。
言うまでもなく③の効果がメインで、デッキからライゼオルカードを2枚サーチするというハチャメチャカード。 現状だとライゼオル魔法罠を持ってこれるのはこのカードのみであり、《ライゼオル・クロス》を最優先でサーチしつつ、《ライゼオル・プラグイン》や 《ライゼオル・ホールスラスター》をお好みでといった感じになるか。 余りにも分かりやすいマストカウンターになるので、相手からの妨害はここに飛んでくると見て間違いない。しかも効果処理でX素材を取り除く《ギガンティック・スプライト》同じタイプなので、単体では《幽鬼うさぎ》なんかの除去でも不発になる。 そのため事前に《フレシアの蟲惑魔》からの《墓穴ホール》で誘発ケアや、《暗遷士 カンゴルゴーム》で対象逸らしなど、何かしら汎用ランク4を立てて防御策を講じておきたいところ。 幸い《エクス・ライゼオル》などからの有り余る展開パワーでそれもしやすい。 場に残った後は②の効果でデバフをかけるくらいしかやることがないので、《ライゼオル・クロス》の効果でX素材を外す対象にしてしまいたい。《ライゼオル・デッドネーダー》の方は②の効果でターン1のない除去射出の役割があるので...。 総じて破格のカードではあるのだが、上述の通りにこのカードに大体妨害が飛んでくるのが辛いところ。フレシアだと泡影をケアできず、カンゴルゴームだとニビルやうららをケアできない二者択一も悩ましい。 かと言って後々に《レイダーズ・ウィング》みたいな新規カードが来るとトンデモないことになってしまうのだが…。 |
▶︎ デッキ
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《エクス・ライゼオル》
サーキュラーVer.2.0
そのパワーの高さは今回のビルドパックでも屈指のもの。 ①の効果でEXデッキからXモンスターを墓地に送りながら自己SSできる。 スプライトと違いフィールドの状況を問わずにいつでも自己展開出来るのでこの時点で強い。 送るXモンスターは《ソード・ライゼオル》《パルマ・ライゼオル》などの効果を考えるとライゼオルXモンスターにしておくのが無難だが、後手では《メレオロジック・アグリゲーター》を送れば捲りにも役立つ。 他にも《No.71 リバリアン・シャーク》を送ってRUMへのアクセスを狙っても面白い。後は《餅カエル》が存命ならばと言ったところか。 今後墓地に送って効果を使えるXモンスターが出る度に強くなるのでまさに可能性の塊。 そしてSSするとすぐさま②の効果が発動しデッキから他の炎属性・雷族モンスターをサーチしてアドまで取ってくる。 サーチ先筆頭は《ソード・ライゼオル》で、あちらは場か墓地にライゼオルが居ればSS出来るのでそのまま出せる。 そのソードライゼオルもサーチ効果を持っているので《アイス・ライゼオル》をサーチできる。ここまで一切召喚権を使ってないのでアイスライゼオルのNS効果で更にレベル4モンスターが並んで...... とスプライト並みのサーチとSSの連鎖がエクス1枚から巻き起こる。 その強初動っぷりは《斬機サーキュラー》や《スプライト・ブルー》のようなPOTE産の連中にも引けを取らないだろう。見た目も似てるし。 とにかくライゼオルのみならずランク4中心のテーマなら、サーキュラー並みのパワーがあるトンでもカード。本当にこのカードが引けるか否かでパワーが全然違うので、《時空の七皇》《篝火》などのサーチ手段共々フル投入したい存在。 |
▶︎ デッキ
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《M∀LICE<Q>WHITE BINDER》
元ネタは「不思議の国のアリス」の続編である、「鏡の国のアリス」に登場する白の女王。
実際のデュエルでもM∀LICE<P>たちが紆余曲折の展開を経て、M∀LICE<Q>へとプロモーションする様は原典通り。 最後に判明したテーマカードらしくボウテンコウ並みに優秀な中継効果が詰め込まれている。 ①の効果は自分相手のターンに墓地3枚除外。基本的にはこれで墓地のM∀LICEモンスターたちを除外して、共通効果で帰還させることがメインになってくる。 自分のターンの初動展開では先に出した《M∀LICE<Q>RED RANSOM》を墓地から除外して再度帰還させることが多い。 そしてこのカード自身もRED RANSOMの効果で事前にサーチした《M∀LICE IN UNDERGROUND》で墓地から除外して再度帰還出来るため向こうとは持ちつ持たれつの関係。 相手のターンで①の効果を使った場合は更に爆発的なアドを稼ぐことができ、墓地のM∀LICE を一気に除外して再展開することができる。これで墓地の《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》と《M∀LICE<Q>RED RANSOM》を除外・帰還、そしてRED RANSOMから《M∀LICE<P>White Rabbit》を出して《M∀LICE<C>MTP-07》をセットすることで一気に盤面は盤石になる。勿論普通に相手の墓地除外する墓地メタとして使っても強い。 ②の効果で普通にデッキからM∀LICE罠をセットできるので、これで基本展開中に相手ターンに自身を出して上記の動きをするための蘇生札である《M∀LICE<C>GWC-06》を自前で無理なく用意できるのも偉いところ。 ③の効果はM∀LICE共通効果である帰還効果。オマケに1ドローまで付いている。上述の通りに相手ターンにこのカードを出すことが非常に重要なので、リトルナイトで場から除外、ビーステッドや《プロテクトコード・トーカー》で墓地から除外などあらゆる方法で狙っていきたい。 ただし一つ注意点があり、ドロー効果が付いてしまっているので③の効果に対してうららや《聖王の粉砕》を食らってしまい、プランが粉みじんに砕け散るパターンもある。 総じて展開の中核を担ってるくらい①②③とも爆アド効果が詰め込まれているが、裏を返せばこのカードを潰されると致命傷となるリスクを孕んでいるとも言える。 特に上述のように相手ターンにこのカードの①の効果で再展開するのがM∀LICEの肝心要なのだが、ここへの妨害は《斬機超階乗》への墓穴わらし並みに重く、止められたらほとんど負け確になりかねないので何とか対策を講じたいところ。 墓穴や《霊王の波動》などの魔法罠なら《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》からの《サイバース・ディセーブルム》でブロックできるので、最終盤面にそちらを立てるのが現状は無難かも。 |
▶︎ デッキ
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《M∀LICE<C>MTP-07》
《マッド・ハッカー》とお茶会をする《M∀LICE<P>Dormouse》
元ネタは気狂い帽子屋と3月ウサギの「気違いのお茶会」であり、原作では本当に何言ってるのか分からないレベルで狂っている。ネズミも出ているがそんなには目立っていなかったり。 サーチ効果が付いているが、M∀LICEモンスターに手札からSSしたり、手札から効果を発揮するものは現状だと居ないのでぶっちゃけこれはオマケ。というかこのせいでうららを食らうこともある。 本命となるのが、場にM∀LICEリンクモンスターが居るときに対象を取らない除外除去を飛ばせる効果。 M∀LICEの基本展開だと《M∀LICE<Q>WHITE BINDER》の除外効果から一気にM∀LICEモンスターが場に並び、《M∀LICE<P>White Rabbit》のSSからこのカードの除外を構えることが出来るので、テーマ内の動きでは1枚は必須になってくると思われる。 後々の新規で手札から効果発動できるM∀LICEモンスターが来れば、前半のサーチ効果も意味を持つようになるので更に重要度は増すだろう。 因みにM∀LICE罠の共通効果として、場のM∀LICEモンスターを除外してセットしたターンでも使えるというものがあり、これがM∀LICE下級への泡ヴェーラー避けに使えはする。 …のだが結局Gやフワロス、《霊王の波動》といったものは回避できず重く刺さるし、M∀LICE下級ではなく中継の《スプラッシュ・メイジ》などへの泡ヴェーラーは普通に食らってしまう。 そのため泡ヴェーラー回避目的でM∀LICE罠を複数枚積むのはあまり有効ではないかも…。 そもそもM∀LICEの自分・相手ターンの基本ムーブだけで、3種類のM∀LICE罠カード全てに触ることができるので、各ピン積みで十分だろう。 どちらかというと上記の性質は展開前に何でもいいからカードをセットすれば、相手目線では安易に下級M∀LICEに泡ヴェーラーを投げられないというブラフとして役に立つ面が大きい。 |
▶︎ デッキ
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《M∀LICE<P>White Rabbit》
常に「忙しい忙しい」と言って走ってそうな女の子。元ネタは不思議の国のアリスの始まりとなった白ウサギでありあまりにも有名。
実際にお互いのターンで何度も効果を使い、墓地→除外→フィールド→また除外とせわしなく駆け巡っていくので、その姿は確かにあの白ウサギっぽい。 固有効果である①の効果によってNS・SS時にデッキからM∀LICE罠をセットできる。 M∀LICE罠はセットしたターンでもM∀LICEモンスターを除外して発動できるのと、M∀LICEモンスターは除外されたら場に戻ってくる共通効果がある。 これにより初動では《M∀LICE<C>TB-11》を持ってくることで、シンプルに盤面にM∀LICEモンスターたちを増やすことができ、《スプラッシュ・メイジ》や《S:Pリトルナイト》に繋げてリンク展開をスタートできるテーマ内の1枚初動の一つになっている。 加えてM∀LICE下級モンスターの中で現状この子だけがSS時に効果を発揮できるため、下級では最もアドを稼ぎやすく積極的に相手ターンでも除外したい。 相手ターンでも除外すればそのまま③の効果で戻ってきた後に、①の効果でデッキからまたM∀LICE罠をセットできる。しかもセットしたM∀LICE罠は上記のように即座に撃つことができるので、この子を除外する=デッキのM∀LICE罠を更に発動できると見て間違いないだろう。 現状では《M∀LICE<C>MTP-07》を相手ターンに置いて除外妨害を追加する運用が一番多いが、今後に追加されるだろうM∀LICE罠の新規次第でやれることはもっと増えていくかも。 例えば《星遺物からの目醒め》のような相手ターンリンクなどが追加されたら、今以上に重要度は増していくだろう。 余談だが原典である「アリスと不思議の国」の作者であるルイス・キャロルはかなりの少女好きであったらしく、物語の主人公であるアリスは彼が親交のあったとある少女をモデルとしたものらしい。 つまり可愛さに負けてM∀LICEを組もうと思った人は、実は作者の気持ちに最も近く、彼の遺志を正しく継いでいる…と言えるかも? |
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