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遊戯王 カディーンさん 最新カード評価一覧 591件中 541 - 555 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《リターナブル瓶》
毎ターン罠をサルベージするという1ターンに得られるハンドアドバンテージを倍にするような効果。カードアドバンテージの観点から見れば極めて優秀、しかし実戦においては逆風だらけで活躍できる場が整うことはまずないと思われる。
これ自体が罠、さらにサルベージするカードも罠のため拾った罠が使えるようになるのに正味2ターンかかる遅さ、除外コストを有するためあらかじめ2枚墓地に罠を送っておく必要がある手間暇、などなど機能し始めるのが非常に遅い。《闇の仮面》に輪をかけた悠長さである。 また、罠はそれ自体が墓地アドとなるカードが少なく、墓地に送った時点で役目を果たしたと言えるようなものがほとんど存在しないことも逆風となる。 一度回り始めれば圧倒的アドバンテージをたたき出すが、永続罠を長生きさせることは容易ではなく、アドを取る前に除去されても泣かない精神力と構築力が求められる。同時に天敵のエンドサイクが鳴りを潜めてもいるため1度発動できれば仕事は果たしたと考えられる点は追い風。 手札から直接発動できる罠でその遅さを補うことができるマリンセスや幻煌龍、罠主体の長期戦志向デッキであるバージェストマなどであればその性能を活かすこともできるため採用が検討できる。 |
▶︎ デッキ | 《ギャラクシー・ストーム》 |
▶︎ デッキ | 《幻獣機オライオン》
《ダンディライオン》が禁止となる顛末その当事者であるコナミが何を思ってこれを刷ったのか、実に興味があります。
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▶︎ デッキ | 《やぶ蛇》
バックはがしに対する痛烈なカウンター。除外でも発動するためケア範囲が非常に広い。
除去に対する高いけん制能力、決まれば展開を一気に持っていける制圧力、普通ではとても場に出せないような条件の厳しいモンスターを引っ張り出せるロマン力などからガチ勢エンジョイ勢問わず高い評価を受ける。 が、デッキに投入するかは別の話でシナジーの無いカードで枠をつぶすことの潜在的損失は決して無視できるものではなく、警戒している相手に決めるのは困難を極める事からアーティファクトや魔界劇団など限られたデッキでのみの採用にとどまるケースが多かった。 このカードの本質は「どんなデッキにも潜むことができる地雷」である点。環境下の除去の性能が上がれば上がるほど存在感を増すため、バックを一掃しての総攻撃や、リセットで場を流して即立て直す捲り制圧に強いプレッシャーを与える事ができる。いずれも一般的な勝ちパターンであり、相手が警戒して手を緩めるようなら思う壺。可能性を生み出したことそのものがこのカードの存在意義なのである。 居合の極意は鞘の内、遊戯の奥義はヤブの内。おお怖い怖い。 |
▶︎ デッキ | 《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》
条件による特殊召喚のコストとしてリリースと言う二重三重に耐性をすり抜ける究極の除去。
当時はこれを使ってまで除去したいモンスターと言うのはそれほどなくバーン効果の方に主眼を置いたロックバーンでの採用が主。当時決め手に欠けていたロックバーンと言うアーキタイプを世に知らしめた張本人。 その後《洗脳解除》や《トーチ・ゴーレム》の登場でトリッキーな動きをするゴーレムデッキを生み出し除去を伴う打撃力としてその実力を買われるが、まだ除去耐性のあるモンスターはそれほど多くなかったためこの時点でもまだファンデッキの中軸程度の評価にとどまった。 現在ではご存じ耐性無視して墓地に叩き込む除去札としての評価を受けている。時代によってそれぞれスポットの当たる効果が異なり、そのいずれもデッキの重要な部分を担っているあたり比較的初期のカードでありながらその調整は絶妙だったことがうかがえる。 |
▶︎ デッキ | 《逢魔ノ刻》
魔妖とも不知火とも深いつながりのない汎用蘇生。
蘇生制限を満たした特殊召喚モンスターと言う非常に狭い対象範囲を持つ。 シンクロ黎明期ならともかく令和にもなってこの縛りは重く、ほとんどのケースで《戦線復帰》で事足りるため採用には厳密な精査が必要。 相手のカードを奪えるという点で差別化はできているのだが、奪うためには一度特殊召喚させたうえで除去までしなければならない。ぶっちゃけ倒す手段があるなら大概はその手段自体がフィニッシャーを兼ねるため、倒してから奪う必要は特にない場合が多い。奪ったモンスターを素材に展開をしていくという用途もあるにはあるが、手間に見合った成果が得られるかと言うと疑問は残る。 一番の差別化ポイントはリンクモンスターの蘇生が可能と言う点。高リンクモンスターを蘇生してさらに連続リンクと言うパターンがシンプルに強力。この場合《リビングデッドの呼び声》の壁が厚くやはり採用候補としては2番手。 |
▶︎ デッキ | 《スモール・ワールド》
友達の友達を探し当てる変則サーチ。他人のデッキをポンと渡されても上手く使えないのはほぼ100%このカードのせい。
サーチ先が変則的である代わりに範囲は広大であらゆるモンスターをサーチできる。始動札、中継札、探索札と3枚のカードが絡む上にどれか1種類でも枯れると機能を失うため考えなしの投入は御法度。性質上「特定の1枚」をサーチすることには向いておらず、様々なカードから様々なカードにアクセスできる網目状のサーチ網を構築してこそ真価を発揮できる。 しかしデッキの機能を維持しつつ選択肢を広げる事は困難を極め、運用するにあたって求められる知識と構築手腕は生半可なものではない。サイドデッキまで繋がるネットワークを構築できたなら誰もが認める一流決闘者。 強いカードである事は確かだが、使い手の知識を映す鏡と言うのがこのカードへの評価の本質。 さあ使いこなしてみせろとコナミからデッキビルダーへ送られた挑戦状みたいなカード。 |
▶︎ デッキ | 《神の通告》
モンスター効果の発動とルールによる特殊召喚をカウンター、効果モンスターがやることなすことすべてをカウンターキメてくれる頼れるジジイ。《神の宣告》と比べると時代が求めるものの変遷が良く分かる。
一方魔法・罠による特殊召喚から発動を伴わない効果で攻め立てるという昔ながらの単純戦法に手も足も出ないというテキストからはすぐに思いつきにくい抜け穴はあるので注意。〇告シリーズ全体がそんなもんだが。 細かいことだが特殊召喚を無効にするより特殊召喚成功時の誘発効果をカウンターした方がお得な場面もあるのでよく考えて使おう。 |
▶︎ デッキ | 《神の宣告》
かつては万能カウンターとして準必須扱いされてきたが、モンスター効果の発動に対応していない点は時代の変遷とともに致命的な弱点となり墓地発動、手札発動のモンスター効果が浸透するにつれ採用率と言う点では大きく落としている。
反面当時重いと言われたライフコストはMAXの4000でもワンチャンスで容易く消し飛ぶ数字となったためコストは相対的に軽くなりむしろ固定のLPを要求する〇告シリーズと違いコストが調達できず発動不能と言う状態に陥らない利点と化した。 時代と共に失った強みと補われた弱みが見事に釣り合い存在感を残し続ける奇跡的なバランス。つまり神。 |
▶︎ デッキ | 《希望皇アストラル・ホープ》 |
▶︎ デッキ | 《リビングデッドの呼び声》
イラスト以外原作要素完全オミットの事実上OCGオリジナルカード。
まあ原作効果は初期にありがちな不明瞭な効果持ちなのでしょうがない。 伏せ除去に致命的に弱く相手のカードを奪えないなど《死者蘇生》の反省を生かした作りになってはいるものの、初期のカードにありがちなテキストの不備で「破壊以外の方法で蘇生モンスターを除去された時場に残る」と言うバグのような挙動が悪用され結局こちらも禁止制限を食らっている。 当時すでに《ペンギン・ソルジャー》やハリケーンが存在し、早過ぎた埋葬共々ちょっと考えればすぐ分かる不備なので当時のコナミが競技としての遊戯王の存在への認識が甘かった証左とも言える。 |
▶︎ デッキ | 《サイクロン》
魔法罠除去の開祖とも言うべきカード。元祖と言う意味ではもっと古いカードもあるが、ハーピィの羽根箒はそうそう手に入る存在ではなく、大嵐も当時としては自分のカードを巻き込むリスクは小さくなかったためピンポイント除去と言う概念としては初と言っていい。魔法除去とか罠はずしは知らん。
このカードの登場以後は永続魔法罠はカウンターのように潰されるなど対戦風景やデッキ構築論は大きく様変わりした。 半面「サイクロンで割られる」ことを理由に禁止を免れたカードが多かったこともまた事実。ミラフォとかリビデもサイクロン(と大嵐)が無ければ禁止期間はもっと長かったと思われる。 ついでにこれ自身も伏せて使うことも多かったため、エンドサイクをはじめとする伏せカードをめぐる読みあいと言う深みを遊戯王にもたらした功績は非常に大きい。 しかし少しやり過ぎてしまったか、その後訪れたデザイナーデッキの時代においてそのコンセプトを壊しにかかるサイクロンの存在は都合が悪かったらしく一時期制限カードに名を連ねることになる。 このカード単体の性能としては決してパワーカードと言える存在ではないにも関わらずの措置である。大嵐の狼藉の連帯責任を取らされた印象が無くもない。 その後紆余曲折あり多くの下位互換、相互互換を生み出し、それらもまた多くのメタゲームに絡み続け時代の調停者として機能し続けた。 現在は後進の、より尖った性能を持つ相互互換に地位を譲り半隠居状態と言える。 今はメインデッキで魔法罠に対処することはたやすく、わざわざ専門家の手を借りるまでもないと言った風潮であり、必要になったとしても元々がサイドデッキ向けのカードであった関係上より盤面への影響の大きいコズサイツイツイが優先されるため実戦で見る機会は少ない。 |
▶︎ デッキ | 《時械神ミチオン》
性質上通常の時械神デッキに採用されることは稀で、もっぱら巫女から引っ張ってこれる点を生かしたワンキルデッキの初手として用いられる。
特にグスタフワンキルのインパクトは絶大で、半ば地雷デッキの扱いからメタに食い込んだ実績を持つ。 |
▶︎ デッキ | 《死者蘇生》
あらゆる局面で活用できるグッドスタッフの理念のすべてが詰まった一枚。
意外かもしれないが後発の蘇生カードの多くは相手のカードを対象に取れないため蘇生カードの原点でありながら「相手のカードを奪う」と言う異端の効果も併せ持つ多芸なカード。この点は原作でも何度かクローズアップされ、そのたびにデュエルの結末を大きく左右している。 かつては枠が余れば真っ先に名前が挙がる存在だった(むしろこれのために枠を空ける構築すらあった)が、今は枠が余ること自体がまずありえないため必然採用される頻度も減ってきた。 スタンダード、グッドスタッフ、メタビートと言った古のアーキタイプが絶えた現代においては墓地を活用するデッキがその手段の一環として採用する、と言った体にまで落ちぶれており、その活躍には陰りが見える。 もちろん遊戯王においてはよほど特殊な状況を除きカード1枚分以上の活躍をすることは間違いないため、ポテンシャル自体は一切落ちていない。ただ枠が無いのである。 もしこのカードが本当に誰にも使われなくなった時が来たとしたら、それは遊戯王が遊戯王でなくなった瞬間なのだと予言しておく。 |
▶︎ デッキ | 《サモンチェーン》
通常召喚は1ターンに1回と言うルールを破るカード。
かつて《血の代償》の代用品としてガジェットに採用され名を馳せたカード。 《緊急テレポート》と言う最良の相棒を得てからの活躍は目覚ましく、コアガジェットのメインエンジンに組み込まれ黒薔薇旋風を巻き起こした。 かつてはチェーン3以降と言う条件を達成するのが非常に難しく、仮に発動できても肝心の通常召喚するモンスターが手札に確保できなかったりと使いこなせるデッキはごく一部に限られたものがったが、令和のカードプールにおいてはサーチの繋がりが強いカテゴリも多く、特殊召喚メタにも引っ掛からない展開手段として、あるいは特殊召喚に対応しない効果の発動のために様々なデッキで採用が検討できる自由度を得た。 今も昔も遊戯王トップクラスの爆発力を持っていることは疑いようもなく、今後刷られるカード次第でまたいつ爆発するか分からないロマンの詰まった不発弾のような存在。 ルールを破るカードは強い。 |
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