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HOME > コンプリートカード評価一覧 > PREMIUM PACK 2019 コンプリートカード評価(みめっとさん)
PREMIUM PACK 2019 コンプリートカード評価
「 みめっと 」さんのコンプリートカード評価 |
レアリティ | 評価 | 番号 | カード名 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
5 | JP001 | 剛炎の剣士 |
《炎の剣士》の姿をした種族のためのリンク2のLモンスター。 効果は自身の種族となる戦士族に向けたものですが、L素材自体は汎用的なものなので、場のモンスター2体を戦士族に変換する目的でも出せる。 ただし似たような条件でL召喚できるリンク2の戦士族モンスターには、攻撃力で勝る《コードブレイカー・ウイルスソードマン》や、効果の強さが段違いの《S:Pリトルナイト》が存在しており、それらを差し置いて変換目的で出すなら炎属性であることも活かすことが欠かせない。 強化効果が自身を含む戦士族全体に及ぶことや発動条件がかなりいまいちですが被破壊時に戦士族を蘇生できる効果があることから、やはり汎用よりも専用として使うべきカードになるでしょう。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
3 | JP002 | おジャマ・エンペラー |
攻撃力0のモンスター群である上にEXモンスターがごく僅かしか存在しない「おジャマ」に、表示形式が攻撃表示しか存在しないLモンスターを渡すというまさかが起こって生まれたリンク3モンスター。 指定のL素材は獣族モンスター群でもあるおジャマを含む獣族モンスター3体というけして軽くはないものですが、おジャマモンスターに通常モンスターが多いことや《おジャマジック》や《おジャマ・レッド》などの既存のサポートの存在を考えば場に素材を揃えることは難しくない。 攻撃力は他の「おジャマ」と同様に0ですが、《おジャマ・カントリー》が出ていると攻撃力が3000になった上で効果破壊耐性を獲得し、出ていなくても攻撃を受ける時に戦闘ダメージをまるごと相手に返す効果によってこちらが戦闘ダメージを受けることはありません。 しかし戦闘破壊は普通にされてしまうため、カントリーが出ていない場合は《増殖するG》などの適当なモンスターに殴られると僅かなダメージしか返せずに簡単に倒されてしまい、それなりに重くてカントリーにかなり依存する能力を持つのに自身のL召喚誘発効果などでカントリーを持ってこられるわけでもないのは残念と言わざるを得ない。 カントリーが出ていると得られる攻撃力が上がる効果及び効果破壊耐性と常に適用されている戦闘ダメージを相手に返す効果が噛み合っておらず、自分から攻撃した場合は普通に自分が戦闘ダメージを受けてしまうのもイケていない。 名称ターン1でおジャマを蘇生できる効果もカントリーの存在が大前提なところがあり、制約によってこのカードと蘇生モンスターでリンク4を作ることなどもできず、テーマに渡されたリンクモンスターとしてはハズレ感の強い仕上がりになってしまっている。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
1 | JP003 | 決闘竜 デュエル・リンク・ドラゴン |
自身の攻撃力を上げる効果などは持たず、決闘竜を束ねる厳かな風貌をよそにその性能は完全に人頼みなモンスター。 まあそれ自体はこの赤き竜系列のモンスターはほとんどそんな感じなので良しとしましょう。 このカードはEXデッキから本物となるSモンスターを廃棄することによって自らが生み出したまやかしの決闘竜をしたがえ、それらに守っていただくという能力を持っているのですが、対象を取らない効果は破壊から普通に効いてしまう程度の耐性でしかありません。 シンクロ召喚をテーマとしたアニメ漫画作品でストーリーの根幹にも関わった存在をわざわざリンクモンスターにするサービスをしておいてこのザマである。 素材指定も含め、残念ながら現状で最も性能の低いリンク4と言わざるを得ない感じです。 あとやっぱりあまりにカード名が酷すぎると思うんですよね。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
7 | JP004 | ギミック・パペット-キメラ・ドール |
X召喚テーマである「ギミック・パペット」にもLVP、ではなくPPで「おジャマ」や「超重武者」などと共にお鉢が回ってきたリンク2のLモンスター。 特に《ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ》や《ギミック・パペット-テラー・ベビー》で展開を行った場合、レベルが不一致のギミパペ同士でもEX展開できる貴重な存在です。 素材内容は機械族なら何でもいいので、ギミパペXモンスターの主力でもあるランク8の素材にも転用できる《ネジマキシキガミ》や《巨大戦艦 ビッグ・コアMk-III》などの自己SS能力を持つレベル8の機械族を利用しても良いでしょう。 持っている能力は、L召喚されている場合に毎自ターンに発動できるギミパペのサーチまたはデッキからの墓地送りとなっており、さらに自分の場のモンスターがギミパペのみなら、元々手札に持っていたものも含む手札のギミパペ1体を展開できるという、これまでのまるでデッキに触れない前時代的な能力のモンスターばかりだったギミパペでは考えられないようなかなり近代的な能力になっている。 ただし発動後にそのターンのEX展開が機械族Xモンスターに縛られるため、X素材になれないこのカードをテーマ自前のカードで有効に処分する手段は《ギミック・パペット-死の木馬》で破壊するとか、自爆特攻して《ギミック・パペット-ナイト・ジョーカー》の自己SSに繋げるとかくらいしかなく、それらのモンスターはぶっちゃけ採用圏外レベルなのでこの運用は現実的ではない。 またこの効果を1回通したら、L素材として墓地に送られたモンスターに関係なくランク4とか8の機械族Xモンスターが最低でも1体は立つことが確定するかと言われると全然そんなこともなく、この効果を起点に《ギミック・パペット-ネクロ・ドール》や《ギミック・パペット-マグネ・ドール》で展開を行い、ようやく機械族Xモンスター1体が立てられる可能性があるという程度しかない。 やってること自体は普通に強いので将来性はあると思いますが現在のメインデッキのギミパペのメンツではなかなか厳しいものがあり、棒立ちになるこのカードの処理役としても《宵星の機神ディンギルス》のようなギミパペLモンスターに重ねてX召喚できるギミパペXモンスターとかに出てきて欲しいところ。 なおこのカード本体にはL素材にできないというような制約はないため、後から《ジャンク・パペット》とかで蘇生してリンク2のL素材として使うことは可能であり、効果の発動前であればEX展開も自由に行うことができる。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
9 | JP005 | 超重武者カカ-C |
EXデッキからの特殊召喚におけるルール変更に伴い、PPにおいて「超重武者」にももたらされたリンクモンスター。 明らかに誰かさんの反省を踏まえた調整のあとが見受けられるリンク1の機械族モンスターです。 まあこのモンスターの場合は素材指定が「リンクモンスター以外の超重武者」ではなくてかつリンク1なので、リンク素材にできないのは妥当ではあります。 守備表示にできないリンクモンスターで攻撃力0、さらにターンを跨いでもリンク素材にできず、レベルを持たないため超重武者Sモンスターの素材とすることもできませんが、自身の効果により戦闘ダメージは受けないので、効果を無効にされない限りはライフを取られる要因となることはありません。 ただそのまま戦闘破壊されるというのは到底受け入れられないし、そもそもこのカードがEXモンスターゾーンに居座っていること自体が邪魔なので、場に残ったこのカードは装備モンスターをリリースしてリクルート効果を発動する《超重武者装留チュウサイ》の装着対象及びリリース要員として是非とも活用したいところ。 L素材にできないLモンスターとなるこのカードを有効に処分する手段が通常の展開の中で自前で用意できるのは、間違いなく【超重武者】の強みの1つと言えます。 また毎自ターンに手札のモンスターを切ってリンク先に超重武者を蘇生できる効果も持っており、コストがモンスターに限定される点や守備表示での特殊召喚になる点も、この効果の発動条件及びフルモンスターを推奨する超重武者の性質を考えれば、マイナスに働くことは稀でしょう。 なんと言っても場から墓地に送られることで名称ターン1なく超重武者をサーチできる《超重武者装留イワトオシ》を単独で墓地に送るために欠かせない存在であり、これによりNSしたイワトオシ1枚から自身の蘇生効果も噛ませることで結構な枚数のカードをサーチすることができます。 テキストだけ読むと他のテーマのつよつよリンクと比べて正直ちょっと過調整なんじゃないかと思うところもありますが、やはりこのモンスターにもリンク1ならではの強みがいくつも備わっており、超重武者の戦略の幅を拡げてくれた有能モンスターだと思いますね。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
10 | JP006 | 転生炎獣アルミラージ |
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスターなら何でも素材にできる超便利なリンク1。 《クリッター》をはじめ多くのモンスターを能動的に墓地に送ることができ、墓地誘発効果を中心に様々な悪巧みができてしまう。 自身がサイバース族であることや炎属性であることが活かせるデッキならさらに有用性が増すが、メインに何も仕込まずともエクストラにセキュアガードナーを1枚挿して変換するだけでも安全装置付きの打点になることができる。 自分の場に対象となる他のモンスターさえ存在していればフリチェで自力で退場できるのも超便利で、このカードの登場でクララ&ルーシカはほぼほぼお役御免になってしまった。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
8 | JP007 | SRビーダマシーン |
召喚誘発のサーチ効果で「スピードロイド」モンスター1体をサーチできるPモンスター。 評価時点で制限カードである《SRベイゴマックス》のまるっきり調整版といえるカードであり、自己SS能力がないことや特殊召喚で効果が誘発しないこと、サーチ対象となる展開要員である《SRタケトンボーグ》や《SRカールターボ》とは異なるレベルであるためX素材要員には向かないこと、発動後に展開制限がかかることなどその全てがベイゴマに遠く及ばない性能であり、墓地に送られないPモンスターであることが展開する上で都合が悪い場面すらある。 それでもベイゴマが制限カードである現在の【スピードロイド】にとって貴重な初動札の1枚であることもまた確かです。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
1 | JP008 | SRヘキサソーサー |
パッとしないモンスター効果とほぼ役に立たないP効果を持つ漫画版の微妙過ぎるスピードロイドPモンスターを象徴するようなモンスター。 OCG消化率は割と早い段階で驚異の100%となった漫画版のスピードロイドですが、打率は正直言ってかなり低いです。 アニメ版で1体も出なかったPモンスターを無理くりスピードロイドにねじ込んだ形なので歪むのは当然と言えば当然なのですが、それにしたって性能が低すぎる。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
4 | JP009 | EMクリボーダー |
《クリボー》とは異なるやり方で相手モンスター1体の直接攻撃を受け流す手札誘発効果を持つ「EM」及び「クリボー」モンスターであるカード。 ダメージ計算時に手札から捨ててその戦闘ダメージを0にするあちらに対し、こちらは相手の直接攻撃宣言時に手札から特殊召喚→このカードへの攻撃の続行を強制→その戦闘で受ける自分への戦闘ダメージがまるまる自分のLPの回復に変わるという形で、戦闘ダメージを全て受け流せるだけでなくライフアドバンテージまで獲得することができる。 しかしほとんどの場面でモンスター1体の攻撃しかストップできないという点は、後続のモンスターの攻撃も全て受け止められる《速攻のかかし》や《バトルフェーダー》や《幻蝋館の使者》などに比べるとかなり劣っていると言わざるを得ない。 《クリボー》と違ってSSが封じられていると発動できない上に発動がダメステではないので防ぐ手段も多く、不意の一撃を防御する手段としてはダメージ計算時に攻撃力を上げてくるモンスターにも対応できるあちらの方が優れているような気がする。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
6 | JP010 | ダーク・アンセリオン・ドラゴン |
漫画版の《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》となる汎用ランク7XモンスターであるPモンスター。 モンスターゾーンではあちらと同じようなモンスター1体の攻撃力を半減してその数値分自身をパワーアップする能力を発揮し、破壊されてPゾーンに移動すると高スケールでP召喚の補助ができるほか、今度はPゾーンから毎自ターンに場のモンスターの元々の攻撃力を半減する効果を出すことができる。 またPモンスターのXモンスターということで表側表示でEXデッキににる状態ならレベルを持つ普通のPモンスターのようにP召喚できますが、その場合は使える効果がありません。 リベリオンと比べると攻撃力半減効果に必要なX素材が1つ減ってお互いのターンにフリチェで効果を使えるようになった代わりに、半減もパワーアップもそのターンしか保たないものになっており、相手ターンにフリチェで使える意味がそこまで大きくない性質の効果であることを考えるとそれほど性能が向上しているとは言えない。 対象耐性を持たない高打点モンスターからでも安定してライフを取れるという点では悪くない効果で、倒れてPゾーンに移動してからでも戦闘補助ができるのも便利ですが、同じ汎用ランク7Xなら戦闘を介さずとも相手モンスターを除去できる《No.11 ビッグ・アイ》や《幻獣機ドラゴサック》が優先される場面の方が多そうです。 漫画版にはあった破壊耐性がOCGのものにも引き継がれていれば相手ターンに出しておく意義もより大きくなったであろうだけに残念。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
3 | JP011 | スターヴ・ヴェネミー・リーサルドーズ・ドラゴン |
《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》の漫画版として登場した《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》の進化体という立ち位置のモンスターですが、どういうわけかヴェネミーより先にOCG化された融合モンスターのPモンスター。 モンスター効果・P効果ともに「ヴェネミーカウンター」という専用のカウンターを用いた闇ドラゴン以外のモンスターの攻撃力を弱化させる能力が設定されており、相手の場の全てのモンスターの効果を無効にする能力と合わせてモンスターを非力化させることに特化した能力を持っている。 しかし融合素材が闇属性のPモンスター3体とかなり重い上に、数的アドバンテージにならない能力しか持たない割にはモンスターゾーンでカウンターを置く効果の条件があまり良くないし、それでいて無耐性というのはさすがに寂しいと感じてしまう。 せめて相手の場のモンスター全ての効果を無効にする能力がお互いのターンにフリチェで使えれば良かったのですが、ノーコストであるのもあって普通に起動効果となってしまっており、これでは登場当時から不評でもやむなしと言った感じです。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
2 | JP012 | デンジャラス・デストーイ・ナイトメアリー |
《デストーイ・デアデビル》よりも「ファーニマル」モンスター1体を多く要求する3体融合の「デストーイ」融合モンスターで、他の「デストーイ」融合モンスターとは違う特別なカード名からも分かる通り、漫画版における「デストーイ」融合モンスターの真のエースとなるカード。 その割には特有の強みに乏しく、融合素材となった3体の悪魔族と天使族が墓地に送られることで攻撃力は最低でも2900スタートになるものの、それでもデアデビル以下であるどころかどういうわけか自分のターンでしか自身の効果では攻撃力が上がらないので相手ターンでは攻撃表示で出すとかなり脆く、そうなるとEXデッキの「デストーイ」を除外することによる実質的な対象耐性の魅力も半減してしまう。 また無効効果は回数制限こそありませんが、その効果に対して直接チェーンを組む必要がある発動するタイプのものである上に、無効後に破壊も除外もしないので、場のモンスター効果に対して使ってもほとんどの場面で数的アドバンテージにはなりません。 戦闘破壊誘発のデッキから墓地肥やし効果は、倒したモンスターのレベルによっては5枚以上の豪快な墓地肥やしもできるインパクトのある効果ですが、戦闘及び相手モンスターのレベルに依存する効果であるというだけでなく、必ずレベルと同じ数のモンスターを墓地に送る必要があるというあまり融通の利かない効果です。 実際にそうかどうかはともかく、漫画版の「ファーニマル」「デストーイ」モンスターは全部ガチ構築には採用できない微妙カードしかないという認識の象徴となってしまっているカードだと思いますね。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
4 | JP013 | 幻魔帝トリロジーグ |
漫画作品に登場した「幻魔」ネームを持つ融合モンスターですが、その姿は「三幻魔」の面々や《混沌幻魔アーミタイル》らとは似ても似つかない土偶ロボットのようなものになっており、どういう経緯でこのデザインになったのか気になるモンスター。 攻守ともに4000という非常に高い数値となっており、持っている能力も自身が出てきた時または自身以外のモンスターが自分の場に蘇生する度に、相手の場のモンスター1体を対象にその元々の攻撃力の半分のパワーで相手プレイヤーを直接殴りつけるという実に暴力的なものになっている。 しかし見ての通り名称ターン1があるだけでなく何の数的アドバンテージにもならない上に、相手の場にモンスターが出ていないと使えない効果で、その効果ダメージも対象にしたモンスターの元々の攻撃力の半分まで減少してしまうというかなり寂しいものになってしまっており、4000打点と融合召喚以外の方法で特殊召喚しても効果が誘発することとバーン効果を使ってもそのターン攻撃ができることくらいしか良いところがない。 それでいて融合召喚に必要な素材としてレベル10モンスターを3体も要求してくるというのでは到底割に合わないと言わざるを得ないでしょう。 もちろんまともに《融合》で融合召喚なんてやってられないので、「幻魔」融合モンスター特権である《次元融合殺》や、悪魔族融合モンスターに対応する《暗黒界の登極》による墓地融合、汎用札では《未来融合-フューチャー・フュージョン》や《死魂融合》などによる融合召喚を狙いたい。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
5 | JP014 | No.XX インフィニティ・ダークホープ |
評価時点でもまだ10種類にも満たないフリー素材で2体素材からX召喚できる汎用ランク10Xモンスター。 後に《終戒超獸-ヴァルドラス》が登場するまでは唯一の「2体以上」指定の汎用ランク10Xモンスターでした。 ランク10Xらしく4000という超高打点に加え、他のモンスターが戦闘で倒れて墓地送りになった時に自身のX素材1つと引き換えにそのモンスターを守備表示で自分の場に復活させる能力で数的アドバンテージを獲得できる。 いわゆる《ゴヨウ・ガーディアン》的な効果であり、このカード以外のモンスター同士の戦闘でもどちらの場のモンスターが倒れても効果を発動することができ、蘇生したモンスターの効果も無効になりませんが守備表示での特殊召喚なのでLモンスターに対応しないのも同一となります。 また毎自ターンに1度、自身以外の自分の場の特殊召喚されているモンスターを対象にそのモンスターの元々の攻撃力分自分のLPを回復する効果を持っており、前半の効果で自分の場に出てきたモンスターをこの効果の対象にしやすい。 しかしこれらの効果に自身の高い元々の攻撃力が活かされるのは、自力で攻撃力4000未満までのモンスターをゴヨウできるという程度で、奪ったモンスターで追撃ができるということもなく相手のライフを取る力や耐性を貫通する力には欠けており、だからといって相手ターンでの圧力として役に立つようなものでもないし耐性もないので、ランク10Xとしてはかなり優先度が低くなってしまう。 「No.」や「ホープ」に属するXモンスターであるという独自性も本体のモンスター効果がこれではそれほど強みにはなりにくく、競合相手の種類数が少ない領域なのに選ばれにくいという既に詰んでいる感のあるカードです。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
7 | JP015 | 天啓の薔薇の鐘 |
特定の攻撃力以上の植物族をサーチできる通常魔法で、評価時点でのサーチ先は全て上級以上のモンスターとなっている。 サーチしたモンスターはこのカードの持つ墓地効果でそのまま展開できますが、サーチ効果といずれかターン1なのでその遅さは致命的。 かといって次のターンまで待つのも他の効果によって特殊召喚するのも効率が良くないので、サーチ対象の中に少ないなりに存在している手札で発動する効果を持っているものや、自己SS能力を持っている植物族を選びたい。 サーチ範囲があまりに違いすぎて植物族版の《増援》とは到底呼べない代物ですが、たった1体の間違いないサーチ対象が世に出てくるだけでいつでも10点級のカードになり得るのはサーチ魔法の得なところです。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
1 | JP016 | シンクロ・トランセンド |
カード名的にも相手が出したSモンスターよりもレベルで1つ格上のSモンスターを出して応戦しろというカードなのですが、実用面では相手がSモンスターを使うかも、使うにしてもどのレベルを出してくるかもわからないのにそれに応じたレベルで特殊召喚可能なSモンスターが自分のEXデッキにいなければならないというとてつもなく使いにくいカード。 S召喚扱いではなく召喚条件を無視するわけでもなく、それでいて特殊召喚されるSモンスターはそのターン場で効果を発動できないという不完全な状態でしか出てこられないので使い甲斐も少ない。 自分が出したSモンスターを送りつけることである程度特殊召喚するモンスターを選ぶことができ、「シンクロ」魔法カードなので《デュエリスト・ジェネシス》で持ってくることもできますが、そうまでして使うようなカードではなくそうしたところで別に強くもない。 X召喚やL召喚の存在しない世界線の漫画作品で登場した演出用カードをOCGで実用的に使うのは無理があるという典型系なカードと言えるでしょう。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
8 | JP017 | 希望の記憶 |
自分の場の「No.」Xモンスターの種類数だけドローできる魔法カードで、厄介な制約などは特になく、該当するモンスターが1体しか場にいなくても最低限の手札交換が行える。 このカードが登場した10期は、EXデッキからモンスターを特殊召喚する際のルールの変更によりあまり使いやすいカードではありませんでしたが、11期からのルールの再変更でLモンスターを使わなくてもXモンスターを大量展開できるようになり、その使い勝手も向上しました。 複数ドローを狙う場合は「No.」XモンスターをEXデッキや墓地から特殊召喚する能力を持つ「No.」Xモンスターとの併用も有効で、《No.93 希望皇ホープ・カイザー》や《No.97 龍影神ドラッグラビオン》や《No.99 希望皇ホープドラグナー》などがこれに該当する。 《ヌメロン・ネットワーク》から《ヌメロン・ダイレクト》を墓地に送ることで、1枚から4種類の「No.」Xモンスターを展開できる【ヌメロン】では驚異の4枚ドローカードとなり、それを理由に規制された経験もあるカードです。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
5 | JP018 | 閻魔の裁き |
特殊召喚したモンスターを破壊して任意で追加効果を適用できる召喚反応型の除去罠カード。 いかにも無効破壊するカウンター罠らしきカードなのですが、実際は《奈落の落とし穴》に近い性質を持つカードであり、特殊召喚されたモンスターの攻撃力を問わない代わりに召喚には対応せず、除外もされないということで概ねあちらの方が使いやすい。 追加効果部分もアンデットと除外がアンチシナジーとかいう以前にまず墓地にモンスターが5体以上いないと適用させることすらできないので扱いにくい。 おまけが本当におまけにしかならない場面がほとんどのこのカードを使うくらいなら《激流葬》とかでいいんじゃないかと思います。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
4 | JP019 | 魂のさまよう墓場 |
自分のモンスターが特定の方法で墓地に送られた場合に、そのモンスターが火の玉トークンという名の魂となって自分の場に出現するという、雰囲気としては良くできた永続罠カード。 2つある効果の両方がその効果となるのですが、後半の効果は相手依存・強制効果・名称ターン1と使いづらい要素が揃ってしまっているため、やはり前半の名称ターン1のない被戦闘破壊によって発動する効果の方を目当てに使いたい。 戦闘破壊されることで効果が誘発するリクルーターとは相性が良く、自爆特攻する度に自分の場にモンスターを増やすことができる。 ほとんどの場合で使い道はメインフェイズ2におけるL素材ということになりますが、モンスターが繰り返し特殊召喚されることを利用したコンボが他にも色々と考えられるでしょう。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
3 | JP020 | バイバイダメージ |
ダメージにバイバイするのではなく倍にして返すからこのカード名となっているカード。 攻撃されたモンスターが戦闘破壊に耐えつつその時に受けた戦闘ダメージを倍の効果ダメージとして相手に与えるというもので、この戦闘ダメージで自分のライフが0になるダメージ計算時にも発動ができる。 しかしそれはダメージ計算時まで使えない攻撃反応型の罠カードであるということであり、攻撃をする相手のモンスターと攻撃を受ける自分のモンスターの攻撃力差が大きくなければ大したダメージにもならない。 それなら場にモンスターがいなくても発動ができて自分が戦闘ダメージを受けることもない《魔法の筒》の方がほとんどの場合で使いやすいでしょう。 こちらは攻撃モンスターを対象に取らないことと、ダメステ発動なので上から叩かれにくい点では筒よりも優れている。 |
※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。
更新情報 - NEW -
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