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遊戯王 ゴースト骨塚のファン2号さん 最新カード評価一覧 9件中 1 - 9 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
Live☆Twin リィラ・スウィート ▶︎ デッキ 《Live☆Twin リィラ・スウィート》
バレンタイン仕様の《Live☆Twin リィラ》。ぼくにもチョコ作ってください。

手札に握っていれば《イビルツイン》の初動となる《Live☆Twin》カードへの妨害をカットしつつ、相方の《キスキル》が場にいると墓地から自己蘇生できるという、カードの名前やイラストに反して全く甘くない効果を持つ。
一応《ライブツイン》カードの効果に対するチェーンのみ弾くので、《イビルツイン》モンスターへの妨害や《増殖するG》《マルチャミー》などフリーチェーンで撃てる誘発は差し込まれる可能性があるが、逆説的に考えれば相手にそういったケアを強いることができているため存在自体が強いタイプのカードと言える。
自己蘇生効果はEXから悪魔族縛りが付くので《スプライト》等への展開には移行できないものの、それ以外にデメリットがないのでほぼ問題なし。手札から捨てられた場合は勿論のこと、同じタイミングで登場したスパダリこと《Evil★Twin キスキル・ディール》でデッキからコストで墓地に行くこともできるため、とにかく初動の太さが尋常ではなくなった。これが愛の力…いや魔法使い族だから恋の魔法か。

このカードと対になるような新コス《Live☆Twin キスキル》にも期待が寄せられるが、クリスマス、ハロウィン、バレンタインと主要なイベントのコスプレは粗方やった現状、彼女は何を選ぶ…?
悪魔嬢ロリス ▶︎ デッキ 《悪魔嬢ロリス》
その名の通りロリータな《悪魔嬢》…と思いきや、厳つく伸びた角や肩の棘からは何やら隠しきれない成熟感が滲み出ている。加えて悪魔嬢の特徴である闇の瞳とヒビを化粧か何かで隠しているらしく、無邪気そうな風貌を装っているが実は年季の入ったベテラン悪魔ではないかとの疑惑がある。つまりロリバb…おや、誰か来たようだ。

通常罠の再利用に長けており、除外状態の罠カードにも触れるためリソース循環役としては中々の能力を持つ。墓地が肥えていれば(実用的かはさておき)《ダークアイ・ナイトメア》と組み合わせて更にドローを加速させたりできる。
同じくらいの時期に登場した《ラビュリンス》とは通常罠を主軸とした悪魔族ということでそれなりのシナジーがあり、《白銀の城の召使い アリアーヌ》でリクルートが可能。同僚の《悪魔嬢リリス》等でこのカード以外のモンスターをリリースすれば、アリアーヌのコストに切った罠をセットできるため無駄を減らせるだろう。
欠点はやはり自己展開効果を持たない点も含めて立ち上がりには関与してくれないところか。元よりロングゲーム上等の《バージェストマ》に採用するのも良いかもしれない。
逢華妖麗譚-魔妖不知火語 ▶︎ デッキ 《逢華妖麗譚-魔妖不知火語》
〜ゴースト・ミーツ・ガール 第三章〜
百合(?)の間に挟まる《零氷の魔妖-雪女》を成敗する《不知火の武部》と《麗の魔妖-妖狐》の図。封印を解いてやった頭領に恩を仇で返される雪女の心境や如何に。

ストーリーでは敵対している《不知火》と《魔妖》の二つに跨る初のカードだが、目を見張るのはお互いに手札・デッキ・EXデッキからの特殊召喚不可をかけるえげつないロック効果だろう。当然こんなもん先に発動されてはモンスターを並べるどころではなく、大体の相手は詰む。アドバンス召喚がテーマの《帝王》《真竜》《ふわんだりぃず》あたりには効かないが、《不知火》も《魔妖》もアンデット族テーマであり《アンデットワールド》との併用が見込めるのでそういった隙もあまり苦にせず埋めることができる。
墓地・除外状態・魔法&罠ゾーンから(あとトークン)は咎めないので、《麗神-不知火》や《垂氷の魔妖-雪女》などで自分だけ相手ターンに蘇生・帰還で好き勝手動くという設計なのだろう…魔妖はともかく不知火がそこまで展開できるパターンは稀だが。
加えて冒頭で述べた通り2つのカテゴリ名を持つのでサーチ可能。ただし《不知火の鍛師》は単体性能が微妙、《魔妖遊行》は罠故に遅い、クセのない《魔妖廻天》も初動となる《翼の魔妖-波旬》が基本は優先されるので、そこまで気軽には触れなかったりする。

メインの封殺効果だけでなく墓地効果も大変優秀で、不知火・魔妖だけに限らずアンデット全般で重要な墓地リソースの回復が行える。むしろこっちが本命と捉える者もいるとか。ターン1のない《馬頭鬼》や《ネクロフェイス》なんかをおかわりできると強力だろう。
効果はいずれかターン1なものの、大抵の場合①は相手ターン、②は自分ターンに使うのでほぼ気にならない。

コストにカテゴリ内のシンクロ/リンクモンスターを要求する上、現状の不知火・魔妖共に初動がお世辞にも太いとは言えないので発動するにはそれなりに重い通常罠…のはずだったのだが、発動条件の方には何も指定がない為《トランザクション・ロールバック》と共に墓地へ落とせば本来のコストを踏み倒して効果を適用できてしまう。そのため《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を立てれるデッキや墓地肥やし能力の高いデッキに使われて悪目立ちする羽目となった。テーマのパワーを底上げすべく与えられた新規が出張で悪用されるのは現代遊戯王でよく見かける光景だが、それが罠カードというのはどうにも珍しい。
ちなみに比較的コストを捻出しやすい他のアンデットテーマですら、《ワイト》は《ワイトロード》《隣の芝刈り》などによる墓地肥やしで、《ヴェンデット》はベアトリーチェを立てて両カードを落とすのを狙っていた有様である。おい、正規発動しろよ。

そんなわけで「めっちゃ強力だけど外せなくなるし使い手からすると嬉しくない面がある」「仕様の抜け穴を突かれていいように利用される」という呪いの装備みたいな扱いをされてるのがこのカードである。
逢華妖麗譚》の結末は、《不知火の武部》と《麗の魔妖-妲姫》の恋路…じゃなくて友情の行く末は果たして…?
誘いのΔ ▶︎ デッキ 《誘いのΔ》
おどろおどろしい雰囲気を醸し出している三角州なフィールド魔法。小学校の社会で扇状地とかと一緒に習ったあれである。
三角というよりか手の形をしており、背景や水の色からすると《アンデットワールド》に繋がっている可能性が高い。さしずめ、この河口そのものが死者の世界においでおいでと手招きしているのだろう。

そんなわけでこのカードはアンデット族、特に《黄金卿エルドリッチ》を強く意識したサポート札であり、Δだけあって3つの優秀な効果を持っている。

1つ目は発動時に上級アンデのおろ埋。
手札からの展開力に乏しいアンデット族にとって待望の召喚権を使わない墓地肥やしができる。落とす候補は手札から自分含めたアンデを出せる《黄金卿エルドリッチ》、この種族の数少ない制圧エース《死霊王 ドーハスーラ》、展開要員となる《霊道士チャンシー》、破壊の身代わりになる《アルグールマゼラ》、モンスター効果チェーン不可且つ対象を取らない除去を飛ばせる《地下牢の徊神》など、中々粒が揃っている。
上級を多く抱える《ヴァンパイア》や《ヴェンデット》とも相性が良く、特にヴェンデットはテーマ内の儀式モンスターと魔法罠サーチャーの《スカー・ヴェンデット》にこのカードでアクセスできるため、採用すれば事故率の大幅な軽減が見込める。

2つ目はトークンの生成。
条件は自分・相手問わず適当なアンデットが場にいればいいだけというゆるゆる具合。
生成されるΔトークンのステータスが闇属性・レベル5と絶妙で、《エルドリッチ》では《黄金狂エルドリッチ》の融合素材及び効果コストに適任で《黄金郷のコンキスタドール》《黄金郷のワッケーロ》と並べて完全体《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》を出せる他、《魔妖》では《麗の魔妖-妲姫》と合わせて《翼の魔妖-天狗》から展開を始めることが可能。
無論アンデット族なので《ヴァンパイア・サッカー》《アドヴェンデット・セイヴァー》《彷徨える幽霊船》あたりのリンク素材にも使え、《ユニゾンビ》がいればレベル8〜10のシンクロも狙える…という風に腐るところがない。

3つ目はモンスターが墓地から回収されると墓地の自身をサルベージ。
自力で墓地から帰ってくるフィールド魔法は《オルフェゴール・バベル》や《最果ての宇宙》など前例がないわけではないが珍しく、それでいてコストを何も必要としないという破格っぷり。しかもモンスターをサルベージしたのが相手でもそれに反応して拾えたりする。
エルドリッチの為のカードと言われる主な所以がこれで、①でエルドを落としΔをコストに墓地のエルドを回収するとそのΔが戻ってくるため、手札を減らさずエルドに触れてしまう。発動ターン1があるので張り直しはできないものの、場のカードを墓地へ送る効果(通称エルドビーム)のコストにもうってつけなのでそこまで気にならないだろう。

ケチをつけるとすれば墓地に落としたいアンデットは下級の方が多いのと同じフィールド魔法の《アンデットワールド》と共存できないぐらいなもので、それらを差し引いてもお釣りがくる程このカードが秘めるポテンシャルは高い。
Evil★Twin キスキル・ディール ▶︎ デッキ 《Evil★Twin キスキル・ディール》
うんこ座りしながら《S-Force》と取引していると思しき《Evil★Twin キスキル》。足癖の悪い美人っていいよね。

キスキル》1体だけで出せるリンク1モンスターで、《キスキル》《リィラ》モンスター効果に相手がチェーンしてきたら1ドローを適用するようにするという起動効果を持つ。…が、効果はどちらかというとおまけで、相方の《リィラ》をデッキ・EXデッキから落とすというコストが本命。同じパックで《キスキル》が場にいると自己蘇生ができる《Live☆Twin リィラ・スウィート》が登場しており、コストで落とす都合上効果の発動封じや着地狩りや墓地メタでもされない限りイビルツインの基本展開を通すことができる。
そして悪魔族・光属性なので《刻まれし魔の鎮魂棺》を出せる。元々《デモンスミス》との相性は良かったが、このカードの登場で更に拍車がかかった。百合の間に挟まる男で愛の障害を切り拓いていけ。

…と、リンク1とコストで墓地送りという強い要素(+デモンスミス)を掛け合わせた結果、イビルツインの展開力・貫通力をどちゃくそに引き上げたカードである。
げに恐ろしきはこれに対応するリンク1《リィラ》が後の未来で登場する可能性が高いことだろう。コスト先にEXデッキが含まれているあたり何らかの墓地効果があるタイプと個人的には踏んでいるが…
ともあれ二人の今後の活動に期待。
ワンモア・ザ・ワイト ▶︎ デッキ 《ワンモア・ザ・ワイト》
One more time, 季節よ、うつろわないで
One more time, ふざけあった時間よ
ワイトロード》に続く、《彗聖の将-ワンモア・ザ・ナイト》のパロディな《ワイト》一族の騎士。…ロードの方の元ネタである《ライトロード》とは随分知名度に差があるような。

アンデット族縛りと引き換えに《ワイト》関連カードを着地時サーチ、場に立ってれば下級アンデットの追加召喚権を得られるという、カード名通りワイトファミリーをおかわりできる効果を持つ。要は制約付きの《暗黒の招来神》みたいなもので、呼んで来た後続をそのまま場に出せるのがシンプルに強力。効果が自己完結してるカードは強いのだ。
なんなら召喚権追加だけでも価値がある。というのもアンデット族は手札からの展開手段に乏しく年がら年中召喚権に喘いでいるような連中なので、《ユニゾンビ》《牛頭鬼》《堕ち武者》あたりの汎用アンデも捌けるのが大変ありがたい。
サーチ先はメインエンジンの《ワイトベイキング
が筆頭候補。カードの種類は問わないので同期の《ワイト・マスター》も持ってこれる。

惜しむらくは、現状のアンデット族に制圧効果を持つモンスターが少ないことか。先攻でサーチ効果を使う場合は注意が必要だろう。
今後のカードプールの充実に期待して9点。
貴き黄金郷のエルドリクシル ▶︎ デッキ 《貴き黄金郷のエルドリクシル》
とうとう《エルドリクシル》そのものが《黄金郷》罠モンスターとなった。不敵な表情の《黄金卿エルドリッチ》が胸部のエルドリクシルを妖しく輝かせている。
修飾語句が「貴き」なのは、元ネタの賢者の石及び錬金術が卑金属を貴金属…つまり黄金に変えることからだろう。

呪われしエルドランド》と同じく効果の発動に800LPのコストがかかるが、その分2つの効果を内蔵している。
1つは《黄金郷》罠モンスターらしく、自身をバニラとして特殊召喚して《黄金卿エルドリッチ》がいれば追加効果でモンスターに対して対象を取らないバウンス。《ヴァレルエンド・ドラゴン》のような対象耐性と破壊耐性を兼ね備えるモンスターや破壊・墓地行きをトリガーにアドを稼ぐモンスターに対して安全に除去できる手段をテーマ内で得たのは大きい。モンスターゾーンに出たこのカードを含む自分のモンスターもバウンスできるので、相手の除去や妨害に対しての緊急回避にも使えるなど中々小回りが利く。レベル10モンスターとして出るのでエルドリッチと並んでランク10エクシーズを立てやすいのも良い。
もう1つは除外状態の《黄金郷》・《エルドリクシル》魔法罠のセットというシンプルなリソース回復。ほぼ素引き前提のロマン砲こと《黄金の征服王》でしか触れなかった両魔法罠を再利用できるのは普通にありがたい。

何より《黄金郷》でもあり《エルドリクシル》でもあるので、そのどちらからも持って来れる。《呪われしエルドランド》も含めて、恵まれたカード名から来るアクセスのしやすさがこのカード最大の売りだろう。

しかし、名前が強い一方で少々物足りないところもある。
一番気になるのは、やはり墓地効果がない点だろう。《黄金郷》《エルドリクシル》の後続を持ってくる共通効果どころか墓地効果自体を持たないので、黄金卿の効果などの各種コストにしづらい。加えて、モンスターとして場に出てしまうと除外からセットする効果の方が使えなくなる。つまり、このカードを早々に展開や妨害に使うとリソース循環のサイクルが断ち切られてしまうのだ。しかし相手を止めるための汎用永続罠が減った現状では、早期にバウンスによる妨害を切らなければならない場面の方が多い…といった風なジレンマをこのカードは暗に抱えている。
除外状態でないと再セットできないのもネックで、単純に触れるエリアが少ないのは不便だし、同名カードや《黄金郷の七摩天》《永久に輝けし黄金郷》を再利用できるよう墓地も範囲に入れてほしかったのが正直なところだ。

とはいえ、昨今のテーマ所属永続罠は「自身をコストに妨害を撃つor場に維持してリソースを稼ぐ」の二択にデザインされているケースが多いので、カード名込みでこのくらいのパワーが妥当なのかもしれない。
…いや、やっぱりもうちょっと盛ってもよかったと思う。便利だけど。
ワイト・マスター ▶︎ デッキ 《ワイト・マスター》
ああ〜憧れの〜ゾンビマスターに〜なりたいな〜ならなくちゃ〜ゼッタイなってやるーッ♪

…とまあアンデット界で大人気の超売れっ子(公式談)《ゾンビ・マスター》のセルフパロディとして登場した《ワイト》初の魔法カード。
ちゃっかりマスターデュエルのソロモードでも触れられており、マスターに憧れていたワイトがゾンマスと同じポーズをしている…だけでなく奥にゾンマスと思しき影も見える。彼(?)に呼び出されることはアンデット界隈では光栄らしいので、イラストのワイト達はさぞテンションアゲアゲだろう。

1つ目の効果は絶対エース《ワイトキング》の攻撃に守備貫通を付与するもの…なのだが魔法なので《ワイト夫人》を立てているとキングに貫通効果が付与されないという、何故か同テーマ内で噛み合いの悪さを見せるのが難点。
とはいえ墓地肥やしが通れば軽く攻撃力1万を超えるキングが貫通攻撃できるのは普通に強く、夫人との兼ね合いさえ考えて使えば一気に勝負を決められるだろう。

2つ目の効果はデッキから《ワイト》一族を墓地送りしつつ、墓地の《ワイト》一族を蘇生するもの。1枚初動にはならないものの墓地送りと蘇生の2つを行う効果が弱いわけがなく、《ワイトプリンス》《ワイトプリンセス》《ワイトベイキング》《ワイトロード》を絡めるととんでもない勢いで墓地が肥える。しかも名称ターン1がないので2枚目以降があると墓地がもはやワイトキングダムになる。
代償としてこの効果及びこのカードをサーチできる《ワンモア・ザ・ワイト》の効果を使うとアンデット族縛りがかかる。デッキ・EXデッキをアンデット族に寄せている場合はさほど問題はないが、「キングで殴れば勝ち」が見える局面以外では気をつけたい。

ワイト夫人》とちゃんと噛み合ってたら10点だった。次に《ワイト》魔法・罠が出るなら夫人と共存できるデザインでお願いしたい…難しいだろうけど。
黄金郷のアンヘルカイド ▶︎ デッキ 《黄金郷のアンヘルカイド》
出せれば割と強いが出す手間暇に見合ってなかった
黄金狂エルドリッチ》を救済すべく黄金郷に降臨した堕天使…とは名ばかりの馬鹿でかいゴーレムか何か。手前でベガ立ちしてる《黄金卿エルドリッチ》が小さく写ってるのがどことなくシュール。

超雷龍-サンダー・ドラゴン》のように正規の融合召喚の他、条件を満たせば特定のモンスターをリリースすることで出せる融合モンスター。
あちらと違って嫌らしい能力は持っておらず後続を呼ぶだけのシンプルな効果ではあるが、デッキ・墓地からエルドリッチを呼べるので単純に展開が伸びる他、EXデッキからも対応しているので純構築だと出しづらかった《黄金狂エルドリッチ》をポンと出せる。ただし、この方法で出した黄金狂は蘇生制限を満たさないので《エルドリクシル》等で復活させたいならやはりきちんと融合召喚する必要がある。《黄金郷の七摩天》が完全に要らない子と化すのを避けた故だろう。

リリースコストは大抵エルドリッチ本人か《黄金郷》罠モンスターになるがアンデット族・光属性なら何でもいいので、変わったところでは《ワイトプリンセス》《ワイトロード》《巨骸竜フェルグラント》《お菓子の大精霊ウィーン》なども変換できる。

どちらかというと効果より召喚条件が強いタイプで、例えば《黒き覚醒のエルドリクシル》で守備表示で出したエルドリッチをこのカードに変換して墓地効果で攻撃表示で出し直すなど、場で持て余してる黄金卿や黄金郷罠モンを墓地に送れるのが優秀。
また、融合素材に《黄金卿エルドリッチ》を名指ししているので《融合派兵》等の一部融合サポートを受けられるのも地味だがありがたい。もう片方の素材指定もアンデット族であれば何でもOKと緩く、《アンデットワールド》とエルドリッチが場にあれば《群雄割拠》や《エルドリクシル》発動後のアンデット族しか出せない状況下でも《超融合》で相手モンスターを吸えたりする。

…とまあ実質リンク1融合として見れば中々ではあるが、少しばかり引っかかる点も見受けられる。
まず特殊召喚制限が少々きつめで1ターンに1度のみ、EXデッキ以外からは出せないのでこのカードを蘇生・帰還させて長期的にアドを取るという寸法は取れない。
また、フィールドから墓地へ送られないと効果が使えないので、エクシーズの素材にすると効果が腐る。
それと、出し方が出し方といえ仮にもレベル10モンスターなのに攻守のステータスがあんまり高くない…あの体躯でハリボテか虚仮威しだったり?
あと、他の黄金郷のモンスター達が光属性なのに対してこいつは闇属性なので、自分の張った《御前試合》なんかに縛られるし、アンヘルカイドをリリースしてアンヘルカイドを出すこともできない。遊戯王の《堕天使》は全員闇属性なのでそれに合わせたりしたのだろうか。

総評として、小回りが利くようになったのは嬉しいが減った制圧力(というか永続罠)の補填にはまだいささか足りないといったところ。
個人的にはコナミがタクトラからハブられた《黄金狂エルドリッチ》を見捨てていなかったことがわかっただけでも満足。

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