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遊戯王 ゴースト骨塚のファン2号さん 最新カード評価一覧 3件中 1 - 3 を表示

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評価・ コメント
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貴き黄金郷のエルドリクシル ▶︎ デッキ 《貴き黄金郷のエルドリクシル》
とうとう《エルドリクシル》そのものが《黄金郷》罠モンスターとなった。不敵な表情の《黄金卿エルドリッチ》が胸部のエルドリクシルを妖しく輝かせている。
修飾語句が「貴き」なのは、元ネタの賢者の石及び錬金術が卑金属を貴金属…つまり黄金に変えることからだろう。

呪われしエルドランド》と同じく効果の発動に800LPのコストがかかるが、その分2つの効果を内蔵している。
1つは《黄金郷》罠モンスターらしく、自身をバニラとして特殊召喚して《黄金卿エルドリッチ》がいれば追加効果でモンスターに対して対象を取らないバウンス。《ヴァレルエンド・ドラゴン》のような対象耐性と破壊耐性を兼ね備えるモンスターや破壊・墓地行きをトリガーにアドを稼ぐモンスターに対して安全に除去できる手段をテーマ内で得たのは大きい。場に出たこのカード自体を含む自分のモンスターもバウンスできるので、相手の除去や妨害に対しての緊急回避にも使えるなど中々小回りが利く。レベル10モンスターとして出るのでエルドリッチと並んでランク10エクシーズを立てやすいのも良い。
もう1つは除外状態の《黄金郷》・《エルドリクシル》魔法罠のセットというシンプルなリソース回復。ほぼ素引き前提のロマン砲こと《黄金の征服王》でしか触われなかった両魔法罠を再利用できるのは普通にありがたい。

何より《黄金郷》でもあり《エルドリクシル》でもあるので、そのどちらからも持って来れる。《呪われしエルドランド》も含めて、恵まれたカード名から来るアクセスのしやすさがこのカード最大の売りだろう。

しかし、名前が強い一方で少々融通が利かないところもある。
一番気になるのは、やはり墓地効果がない点だろう。《黄金郷》《エルドリクシル》の後続を持ってくる共通効果どころか墓地効果自体を持たないので、黄金卿の効果などの各種コストにしづらい。加えて、モンスターとして場に出てしまうと除外からセットする効果の方が使えなくなる。つまり、このカードを早々に展開や妨害に使うとリソース循環のサイクルが断ち切られてしまうのだ。しかし相手を止めるための汎用永続罠が減った現状では、早期にバウンスによる妨害を切らなければならない場面の方が多い…といった風なジレンマをこのカードは暗に抱えている。
除外状態でないと再セットできないのもネックで、単純に触れるエリアが少ないのは不便だし、同名カードや《黄金郷の七摩天》《永久に輝けし黄金郷》を再利用できるよう墓地も範囲に入れてほしかったのが正直なところだ。

とはいえ、昨今のテーマ所属永続罠は「自身をコストに妨害を撃つor場に維持してリソースを稼ぐ」の二択にデザインされているケースが多いので、カード名込みでこのくらいのパワーが妥当なのかもしれない。
…いや、やっぱりもうちょっと盛ってもよかったと思う。便利だけど。
ワイト・マスター ▶︎ デッキ 《ワイト・マスター》
ああ〜憧れの〜ゾンビマスターに〜なりたいな〜ならなくちゃ〜ゼッタイなってやるーッ♪

…とまあアンデット界で大人気の超売れっ子(公式談)《ゾンビ・マスター》のセルフパロディとして登場した《ワイト》初の魔法カード。
ちゃっかりマスターデュエルのソロモードでも触れられており、マスターに憧れていたワイトがゾンマスと同じポーズをしている…だけでなく奥にゾンマスと思しき影も見える。彼(?)に呼び出されることはアンデット界隈では光栄らしいので、イラストのワイト達はさぞテンションアゲアゲだろう。

1つ目の効果は絶対エース《ワイトキング》の攻撃に守備貫通を付与するもの…なのだが魔法なので《ワイト夫人》を立てているとキングに貫通効果が付与されないという、何故か同テーマ内で噛み合いの悪さを見せるのが難点。
とはいえ墓地肥やしが通れば軽く攻撃力1万を超えるキングが貫通攻撃できるのは普通に強く、夫人との兼ね合いさえ考えて使えば一気に勝負を決められるだろう。

2つ目の効果はデッキから《ワイト》一族を墓地送りしつつ、墓地の《ワイト》一族を蘇生するもの。1枚初動にはならないものの墓地送りと蘇生の2つを行う効果が弱いわけがなく、《ワイトプリンス》《ワイトプリンセス》《ワイトベイキング》《ワイトロード》を絡めるととんでもない勢いで墓地が肥える。しかも名称ターン1がないので2枚目以降があると墓地がもはやワイトキングダムになる。
代償としてこの効果及びこのカードをサーチできる《ワンモア・ザ・ワイト》の効果を使うとアンデット族縛りがかかる。デッキ・EXデッキをアンデット族に寄せている場合はさほど問題はないが、「キングで殴れば勝ち」が見える局面以外では気をつけたい。

ワイト夫人》とちゃんと噛み合ってたら10点だった。次に《ワイト》魔法・罠が出るなら夫人と共存できるデザインでお願いしたい…難しいだろうけど。
黄金郷のアンヘルカイド ▶︎ デッキ 《黄金郷のアンヘルカイド》
出せれば割と強いが出す手間暇に見合ってなかった
黄金狂エルドリッチ》を救済すべく黄金郷に降臨した堕天使…とは名ばかりの馬鹿でかいゴーレムか何か。手前でベガ立ちしてる《黄金卿エルドリッチ》が小さく写ってるのがどことなくシュール。

超雷龍-サンダー・ドラゴン》のように正規の融合召喚の他、条件を満たせば特定のモンスターをリリースすることで出せる融合モンスター。
あちらと違って嫌らしい能力は持っておらず後続を呼ぶだけのシンプルな効果ではあるが、デッキ・墓地からエルドリッチを呼べるので単純に展開が伸びる他、EXデッキからも対応しているので純構築だと出しづらかった《黄金狂エルドリッチ》をポンと出せる。ただし、この方法で出した黄金狂は蘇生制限を満たさないので《エルドリクシル》等で復活させたいならやはりきちんと融合召喚する必要がある。《黄金郷の七摩天》が完全に要らない子と化すのを避けた故だろう。

リリースコストは大抵エルドリッチ本人か黄金郷罠モンスターになるがアンデット族・光属性なら何でもいいので、変わったところでは《ワイトプリンセス》《ワイトロード》《巨骸竜フェルグラント》《お菓子の大精霊ウィーン》なども変換できる。

どちらかというと効果より召喚条件が強いタイプで、例えば《黒き覚醒のエルドリクシル》で守備表示で出したエルドリッチをこのカードに変換して墓地効果で攻撃表示で出し直すなど、場で持て余してる黄金卿や黄金郷罠モンスターを墓地に送れるのが優秀。
また、融合素材に《黄金卿エルドリッチ》を名指ししているので《融合派兵》等の一部融合サポートを受けられるのも地味だがありがたい。もう片方の素材指定もアンデット族であれば何でもOKと緩く、《アンデットワールド》とエルドリッチが場にあれば《群雄割拠》や《エルドリクシル》発動後のアンデット族しか出せない状況下でも《超融合》で相手モンスターを吸えたりする。

…とまあ実質リンク1融合として見れば中々ではあるが、やや痒い所に手が届いてない点も見受けられる。
まず特殊召喚制限が少々きつめで1ターンに1度のみ、EXデッキ以外からは出せないので蘇生や帰還で長期的にアドを取るという寸法は不可。
また、フィールドから墓地へ送られないと効果が使えないので、エクシーズの素材にすると効果が腐る。(とはいえそう書かないとEXデッキから直に落とすのが主流になりそうなので仕方ないが)
それと、出し方が出し方といえ仮にもレベル10モンスターなのに攻守のステータスがあんまり高くない…あの体躯でハリボテか虚仮威しなのだろうか?
あと、他の黄金郷のモンスター達が光属性なのに対してこいつは闇属性なので、自分の張った《御前試合》なんかに引っかかるし、アンヘルカイドを素材にアンヘルカイドを出すこともできない。遊戯王の《堕天使》は全員闇属性なのでそれに合わせたのだろうか?

総評として、小回りが利くようになったのは嬉しいが減った制圧力(というか永続罠)の補填にはまだいささか足りないといったところ。
個人的にはコナミがタクトラからハブられた《黄金狂エルドリッチ》を見捨てていなかったことがわかっただけでも満足。

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