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遊戯王 混沌の赤魔術師さん 最新カード評価一覧 29件中 1 - 15 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《幻獣機ドラゴサック》
ランク7界の重鎮。征竜全盛期では普通に耐性と除去能力が強力だったが、リンク召喚登場以降はあらゆるカードのトークン生成能力に注目が集まり、当然これも例外ではなかった。
単純なトークン生成量で言えば同じランク7の《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》に軍配が上がるが、こちらはレベル3トークンを2つ出せる事から《彼岸の黒天使 ケルビーニ》をリンク召喚できるのが強み。 スターシップ側でもその後に出す有力候補である《幻獣機アウローラドン》からもレベル3トークンは生成されるが、あちらはアウローラドン以降のリンク召喚が不可になるので、ランク7からケルビーニを出すならこちらである。 もちろん元来の除去能力は今でも使い所は十分あるし、《黒魔女ディアベルスター》やクシャトリラ、そして徐々に緩和されてきた征竜各種など、簡単に場に出るレベル7も潤沢になったので、10年以上も経ってなお良いポジションを得ているモンスターである。 |
▶︎ デッキ | 《フルール・ド・バロネス》
かつてのレベル8シンクロブームを彷彿とさせるレベル10シンクロの先駆者。この後、レベル10界隈は《相剣大公-承影》《氷水啼エジル・ギュミル》《深淵の神獣ディス・パテル》《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》等々のそうそうたる面々が名を連ねることとなる。
ただし第11期ではこれより前にエクシーズで《天霆號アーゼウス》が登場しており、シンクロでもあれクラスが今後登場するのではという予感はあった。ちなみに融合は融合で、この少し後に《D-HERO デストロイフェニックスガイ》《ガーディアン・キマイラ》が登場する。 素材縛り無しでこの性能はやり過ぎだという声がよく上がっているが、この後に出た同格以上のレベル10シンクロには素材や効果のサポートに特定のカテゴリー・属性・種族を指すものが多く、結果的には突き抜けてはいないが汎用ならコレという、とんでもなくインフレなやり方で適正な地位を持つこととなってしまった。 ちなみに③効果は、マスターデュエル登場で勝手に聞いてくれるようになるまで、よく忘れる存在だったのは内緒。一応②は盤面にいる間に一度しか使えないので、一旦EXに帰して再び呼び出す事でもう一度②を使えるようにする為に活用する場面がたまにある。 |
▶︎ デッキ | 《サイバネット・マイニング》
登場当初は今後インフレが更に進めば手札コスト1枚程度はどうって事なくなるんじゃないかと思って、いずれ《増援》のように制限カード化すると考えていたが、案外そんな事はなかった。
下級サイバース達が強力である事は今さら語るまでもなく、それに対する汎用アクセスなので弱いはずがない。だからこそ欠点ともきちんと向き合った上で運用したいカードである。 やはり《灰流うらら》登場以降、あれが目の上のたんこぶ。 このカードのようなサーチ系のほか《トレード・イン》のように手札を切ってから入るドローソースも含め、撃たれると1:2交換させられるのが重たい。条件こそあれど《スモール・ワールド》のように後から手札を切るカードの方が相対的に価値が上がったと感じる。 また、昨今ではサーチを繰り返すカードやリクルート効果など、デッキから直接引っ張って来る動きが潤沢となり、【ティアラメンツ】のような一部デッキを除くと墓地発動系のカードも全体的に枚数を絞り気味になってきた事も向かい風。墓地アドそのものは今なお重要だが、枚数を絞る為に都合よく墓地に落としたい札をこのカードと共に初手に握る確率が減るようになった。 特に最近は初動の豊富さから可能な限り基盤となる枚数を絞って手札誘発を大量投入するケースも多く、たかが1枚といえど単純に手札の数減少がそのまま妨害が減ることに繋がり易いので、やはり無視できるデメリットではない。 下級サイバースを軸にするとしても必ず3積みするとは限らず、場合によっては採用枚数は多少抑え目にして別のサーチ札や初動カードを優先採用するようにした方が良い気もする。 |
▶︎ デッキ | 《EM稀代の決闘者》
ほぼモンスター効果は見向きもされず、P効果が一部のニッチな需要のみを満たすカード。
ただし《フォッシル・ダイナ パキケファロ》と共に張られた場合は、殴って突破が通用しなくなる点で凶悪。【ヴァリアンツ】ではこれを《魔法族の里》も合わせて構えるので、デッキによってはその時点で詰みである。 《針淵のヴァリアンツ-アルクトスXII》のようにフリーチェーン除去持ちも同時に立てれるなら実質そちらでも戦闘破壊を防げるが、それでも手軽にパキケを守る手段の1つとして用意できるのは優秀。 要するに戦闘破壊以外で突破困難な制圧モンスターを守る札としては非常に有用となる。 とはいえ、その制圧が相手の特殊召喚を許すような代物では結局手数で破られるので、そこまで大きな縛りを相手に強制できるモンスターとなると現状パキケぐらいではなかろうか。 【ヴァリアンツ】の場合、 ・このカードをサーチできる(基本的にはペンデュラムデッキである) ・パキケをサーチする《御影志士》を出す為のランク4エクシーズ召喚が可能である ・召喚権を使わずに制圧展開できる(これは《羅天神将》でも代替可能だが) という条件全てを満たすが為に、この構えが可能となっている。おまけにフィールド魔法で《無限泡影》もケアするし。 なので、別に他でも同じ条件を満たすテーマが今後出てくるなら必ずしも【ヴァリアンツ】の専売特許という訳ではないのだが、同じ前提をクリアできる存在となるとそうは出てこなさそうでもある。 |
▶︎ デッキ | 《爆竜剣士イグニスターP》
9期が生んだ怪物。2800ラインを超えるアタッカー、破壊・対象耐性を貫く除去、そしてデッキからのリクルートによる展開効果と、これら全てが1枚に集約されている時点で強烈。
ちなみに名前の由来は竜剣士の進化形態の一種でイグナイトの力を得たものであり、@イグニスターとは関係ない。 だがやはりというか、彼の真骨頂は同名ターン1ではない所にある。 まずは素材に使った後に《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》のP効果による蘇生。これだけでリクルートと除去が再起可能となる。その超天新龍も同名ターン1が無く、しかも《アストログラフ・マジシャン》で2枚目サーチも容易という壊れ具合。 次に《世海龍ジーランティス》。ただ場を離れて戻るだけで、これまたリクルートと除去が再起可能。 挙句、リクルート先の1つである《竜剣士イグニスP》と共に炎属性である為に《賜炎の咎姫》に完全対応。《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》か《軌跡の魔術師》と共にリンク素材にして咎姫になった後、そのまま蘇生させてからのリクルートと除去が再起する。 このように蘇生を繰り返すだけで何アドも生み出していく正真正銘のバケモノ。 召喚条件にPモンスターが指定されている点、P召喚自体がそこまで流行っている特殊召喚法ではない点で許されたが、単純な性能を考えれば未だに規制されてもおかしくないレベルである。 |
▶︎ デッキ | 《ドラグニティアームズ-グラム》
本音を言うと、どこかしょっぱい。
①は自己蘇生も可能とはいえ墓地2体はさすがに重すぎる。②は露払いに使えるが除去のように直接アド差を作る訳ではなく、対象耐性を貫けないのは現代としては物足りない。②後半と③は正直オマケ、むしろ②後半は一応足かせにはならない裁定であるのがほっとするレベル。 採用デッキは全然異なるが、性能的に別看板の《マスター・ヒュペリオン》と比較してしまう。しかも相手は古い方のストラク看板だし、色々とあちらの方がお手軽に感じてしまう点でどうにも。 ドラグニティのストラクRは他が新規・再録共に優秀揃いなのであまり文句は言えないが、看板としては物足らない。 逆に旧ストラクは《ドラグニティ-ファランクス》再録が無かった点で散々な叩かれ方だったが、パーツ集めとして見るなら新規は優秀だったし、特に旧看板の《ドラグニティアームズ-レヴァテイン》は今でも【ドラグニティ】で積極的に採用される性能なのがどこか歯がゆい。 |
▶︎ デッキ | 《闇鋼龍 ダークネスメタル》
展開用リンク4。確かに本家《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》には見劣りするかも知れないが、墓地だけでなく除外からでも呼び戻せるのは優秀。
デッキに帰る制約はメリットともデメリットともなり得る。 最も出し易い方法は、効果使用後の《守護竜ピスティ》と《スリーバーストショット・ドラゴン》で出す流れだろう。EXゾーンから斜め左下リンク先にピスティを出し、そのEXゾーンと他モンスターを素材にスリーバーストを出す流れはよく見かけるので、その延長で繋げられる。 【真紅眼】デッキでも《真紅眼の鋼炎竜》を並べていくドラゴンリンク型なら、この方法で呼び出せるので十分に共存する。 最大の欠点は効果使用後にリンク召喚ができない事。蘇生先はリンク以外の素材に利用できても、闇鋼龍本人は最後は基本棒立ちである。 まあ打点は悪くないし、もし生き残れば更に次のターンでの展開にも活かせて儲けものと割り切るべきか。 |
▶︎ デッキ | 《ガルドスの羽根ペン》 |
▶︎ デッキ | 《時械神祖ヴルガータ》
漫画版アークファイブで登場したシンクロ体の時械神。
時械神テーマ自体がシンクロギミックと相性良くないが、どうしても組み込みたいなら《時械神サンダイオン》に速効魔法の《表裏一体》を使用して直接出す手がある。サンダイオン自体は強力な反面、攻撃力が他の時械神と異なり《ピリ・レイスの地図》《時械巫女》のサーチ・リクルートに対応しないので狙って持って来にくいが、ロマン枠として入れてみるならありか。 普通にこのカードを使用するなら汎用レベル10シンクロの1種と捉えられる。 その昔シンクロはレベル8が激戦区と呼ばれていたが、昨今ではレベル10に強豪がひしめいており、他を差し置いて採用できるかというとなかなか難しい。とはいえモンスターを多く並べる相手であるなら、対象を取らない全体除外は強烈で相手によってはぶっ刺さる威力がある。 登場当初は(3)を回避する方法が少なく評価が低かったが、現在の展開力ならメインフェイズ2で更なる展開素材にするのは割と現実的だし、そうでなくとも予めEXモンスターゾーンに出しておけば《グラビティ・コントローラー》に逃げられるので、利便性自体はかなり改善された。 ネットで調べれば分かるが手札1枚からレベル10シンクロを作る手段もそこそこあるので、このカード自体の出し易さの意味でも当初より使い易くはなっただろう。 |
▶︎ デッキ | 《影依の偽典》
かつて9期到来と共に一世を風靡した新機軸の融合デッキ【シャドール】。時の流れと共に環境に置いていかれつつも高い人気を誇り続けた中、10期末にストラク発売による強化がついにやってきた。
だがデュエリストたちは知らなかった。新のバケモノは遅れてやってくるという事に――。 という訳で現在における実質的なシャドール最強札。 11期到来とほぼ同時に登場した為、リンク縛りの解放も含めシャドールは二重に強化を受けたと言える。 なんか色々やるので、よくよくテキストを見た時に実は効果が1つしかない事に驚愕する。だがいかに強力とはいえそこは永続罠、効果にチェーンして割られると不発に終わる弱点は抱えている事を忘れてはならない。 《エルシャドール・アプカローネ》の墓地落ちでサーチしても良いし、このカード自体を《シャドール・リザード》等で先に墓地に落としてから他のシャドール融合体の共通効果で拾っても良い。 ピン差しでも機能するので、デッキ枠をあまり圧迫しない点も有難い。 上記の通りアプカローネがサーチ効果と素材を兼用できるので、このカードと同期の《天底の使徒》と極めて好相性。というか相手ターンに融合展開できる事により、疑似的にデメリットを踏み倒せるドラグマ系列との高いシナジーを誇る。 |
▶︎ デッキ | 《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》
ウィッチクラフトの恐るべきマスター。
何が恐ろしいってカード性能的にも、世界観的にも、彼女1人の受け持ちがあまりにも大き過ぎる所である。この女が消えるだけで組織が破綻しかねない。(《ウィッチクラフト・コンフュージョン》を見ながら) 打点と無効妨害のセットは、相手取った際には非常に厄介な組み合わせと言える。妨害効果に悩まされたら最終的に打点で超えるという選択肢も、割と4000打点程度なら平気で止めてくる彼女にはそうそう通用しない。下級の共通効果でアクセスでき、うまく処理されてもリサイクル可能な蘇生札《ウィッチクラフト・サボタージュ》で比較的容易に帰還する。 確かに現代のカードプールならば様々な方法で対処は可能だが、前述の打点とフィールド無効範囲の広さからどうしても相応の有効札が無いと除去に複数回の手を使わされがちになるし、彼女1人の為だけにリソースを消費させられる点は無視できない。割とすぐ蘇生するので、なんとか除去してもそれで息切れしてもたついてたら意味が無い。 突破可能だとしても、それは同時に並ぶ他の妨害札がせいぜいハイネ位しかないからである場合も多く、しかしそれは単にウィッチクラフトというテーマの展開力の問題なのであって、彼女自体は十分に後年のパワーカード達とも比肩する性能と呼べる。 |
▶︎ デッキ | 《暗黒界の尖兵 ベージ》
暗黒界きってのシンプルイズベストな漢。
最近のゴテゴテに効果が乗せられたカード群と比べると派手さはないが、いにしえのカードらしく名称ターン1が無い点は無視できない。《暗黒界の門》を実質1ドロー兼特殊召喚効果にさせてしまい、そこから《暗黒界の龍神 グラファ》等の様々な活用が見込める。 《トランス・デーモン》《炎魔の触媒》とセットで握れば、即座にリンク2またはランク4を作る事もでき、ある意味で汎用カードともなり得る。炎魔に至っては召喚権すら必要ない。 (海外産の《炎魔の触媒》は2023年7月後半現在マスターデュエルで先行実装) (その後OCGでも9月のWORLD PREMIERE PACKで来日しました) 暗黒界的には下級事情として、《暗黒界の門番 ゼンタ》《暗黒界の術師 スノウ》等のような優秀なサーチ効果持ちと比べると、流石に優先順位は下がり気味になる。採用の有無とその枚数はよく考えたい。 |
▶︎ デッキ | 《ブラック・ホール・ドラゴン》
個人的に《ミラーフォース・ランチャー》《海竜神の激昂》《リローデッド・シリンダー》《震天のマンティコア》《死天使ハーヴェスト》……あと何かあったっけ?
これらの系譜を受け継ぐカード。 このカード自体が《ドラゴン・目覚めの旋律》《復活の福音》《竜の霊廟》といった数々の優秀なサポートに対応する種族・レベル・ステータスである上、とりあえず霊廟辺りで墓地に沈めておけば、1発目の《ブラック・ホール》後に簡単に自己蘇生しつつ2発目を持ってこれる取り回しの良さが光る。ただそれがエンドフェイズなのは少々遅いか。 とはいえ先に挙げたこれまでの系譜のカードたちと比較しても特に使い易い部類だと思う。 |
▶︎ デッキ | 《リローデッド・シリンダー》
攻撃宣言反応罠は攻撃宣言時の最初にチェーンにしか発動できない。
っていう比較的マイナーだったルールを世に知らしめるべく作られたのではないかと邪推してしまうカード。そういう訳で、攻撃宣言時に(1)を発動しても伏せた《魔法の筒》を発動できず、かといってその前に発動したところで相手は攻撃の手を止めてしまう。あるいは反射されても構わないモンスターから先に攻め込まれるか。 使うなら攻撃を抑止する目的になる。なので結局はバトルフェイズに入ってから使う方が強い。 いささかハードルが高くロマン寄りだが、《Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン》のような攻撃強制効果と併用するのは面白そうではある。 |
▶︎ デッキ | 《壱世壊に軋む爪音》
きれいに種別がばらけている「ティアラメンツ」罠の通常枠。
ティアラメンツにおける、隠れた名トラップ。《壱世壊に奏でる哀唱》が強すぎるので影に隠れがちだが、《月の書》効果で妨害をしておきながら、ティアラメンツ魔法罠の常である効果後の墓地送りはなんとデッキから。それはもはやアドである。 融合効果持ちを直行させるか、自己蘇生持ちの《ティアラメンツ・レイノハート》を送って手札消費ありきで他のティアラメンツモンスターを更に送り込むかは状況次第だが、いずれにしてもそのまま融合に繋がるので大変優秀。 欠点は月書しても召喚時効果は止められない点もあるが、リンクモンスターを裏にできないのがやはり一番響くか。リンク1を持つテーマがこのカード的には苦手かも知れない。あと裏でも融合素材にはできてしまうので、ミラーを始めとした融合デッキ相手だとあまり強みが活きない。 このように直接的な無効効果に比べて多少相手を選ぶ点はあるものの、実際相手にするとフリーチェーンで裏にされるのは結構きついので意外と侮れないのも確か。 このカードが墓地に送られた場合のサルベージ効果については、【ティアラメンツ】デッキ自体がかなりの速さで墓地リソースを消費してしまう為、墓地肥やしの速度次第なところがある。《古衛兵アギド》《古尖兵ケルベク》が元気に複数枚採用で暴れてた頃には強力だったが、墓地肥やし手段が大分規制されてしまった今では、初動で出遅れると回収し損ねる局面があり得る。 基本的にサルベージ効果は上振れや継戦能力といった意味合いが強いので、結局はデッキ構築次第だろう。ティアラメンツモンスターは手札に来れば色々仕事できる子が多いので、使えれば強いのは間違いない。 |
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