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遊戯王 C/ゾンマス蒼血重点さん 最新カード評価一覧 215件中 121 - 135 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
FNo.0 未来龍皇ホープ ▶︎ デッキ 《FNo.0 未来龍皇ホープ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/06/09 11:02
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FNo.0 未来皇ホープ》に重ねて出せる進化形態。弱い効果ではないが、出しにくさの割に使いどころが限られる難点があった進化前に比べ、3000打点、戦闘・効果への破壊耐性、モンスター効果無効+コントロール奪取と分かりやすく強い要素を兼備した安定感のある制圧カードになった。NTR皇ホープとか呼ぶんじゃない。
進化前時点でも素材は重い部類だが、現代なら出せるデッキも多い。進化前と異なり出た時点で素材が3つあり破壊耐性で摩耗することもないため《ガガガガマジシャン》の4000化効果も活かしやすくなるが、戦闘耐性が消えるので返り討ちの恐れが出てくる点には注意。
インフェルニティやアンデットループなど、コンボが成立すれば無限に素材が湧き出るデッキは重ねない召喚条件も満たせる点に注意されたし。未来皇を除外の標的にする人が多いが、相手のデッキ次第では未来龍皇を除外しないと全く変わらない制圧盤面を築かれてしまう。
サイバー・ドラゴン・インフィニティ ▶︎ デッキ 《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/06/05 16:39
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型落ちとか言っている人もいるが、万能無効+モンスター吸収効果持ちが10点以外の評価になることなんてあるのか?
サイバー流の切り札。直接出すのはかなり難しく、《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》から出てくることがほとんど。但しそのノヴァは《銀河戦士》 や《星守の騎士 プトレマイオス》を素材に広範囲のデッキから出せるため、サイバー流以外への汎用投入もしやすい。プトレ禁止前はしやすすぎて問題化したとも言える。
万能無効は「カードの効果の発動時」なので既に出ている永続カードにも無効破壊が利き、モンスター吸収は《No.101 S・H・Ark Knight》と異なり、特殊召喚されていないモンスターでも問答無用で吸収可能。何より2つの共存によってエクシーズ素材が尽きにくく、半上級クラスでは除去しにくい打点を保ったまま敵、時には余った味方を吸収しつつ無効効果を連射し被害を拡大する。
ノヴァ経由である時点で最初の打点も低いというほどのことはなく弱点らしい弱点は未だない。
ただし墓地にいる場合は相手の《死者蘇生》を警戒した方が良い。Xモンスターは通常蘇生対象としては微妙なのだが、場のモンスターを素材にしつつ万能無効をかましてくるこいつの場合は別である。
邪神アバター ▶︎ デッキ 《邪神アバター》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/06/05 15:50
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三幻神と対を成す三邪神、その筆頭格であり、《ラーの翼神竜-球体形》に似た姿と、耐性をリデザインした魔法罠の発動を封じる効果、そして場の最大攻撃力+100の攻守を得る永続効果を持つ。
神の原則通り3体のリリースを必要とするが、魔法罠を完全封殺できる効果の強力さはすでに禁止となった《大寒波》や《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》が示している通り。生贄とサーチさえどうにかできれば神々の中でもポテンシャルは随一と言えるだろう。動きを魔法罠に強く依存するデッキに着地が通ればほぼ勝敗は決する。
永続効果についてだが、他のあらゆる攻守変動の処理の後、一番最後にこのカードの永続効果で再計算するという裁定(通称「邪神裁定」)が出ている。特殊裁定ではあるが中身は分かりやすい上、相手が《オネスト》などで強化・弱体化を行った場合でも、再計算によって再び相手を上回る攻撃力に計算し直された状態で戦闘に入れるため、攻守変動効果でアバターを戦闘突破することは不可能になるという特権的な裁定でもある。この特権を持つのは同じ《邪神ドレッド・ルート》(後から出した側の効果処理が後に適用される、これの方が邪神裁定による裁定の煩雑化の影響が出やすい)のみ…と見せかけて更に上位の権限として《銀幕の鏡壁》がいる!(邪神よりもさらに後に適用されるため、コンバットトリックの中では唯一攻撃中のアバターを返り討ちにできる)
高い性能を持っているがいくつか欠点もあり、
・原作海馬戦でも露呈していた弱点だが、守備力が攻撃力より高い壁モンスターを踏み越えることが出来ない。《超重武者ビッグベン-K》は最悪の相手で、コピー出来ない守備力で殴られると正面から戦闘突破されてしまう。
・戦闘ダメージを100しか与えられない場面が多い。味方の攻撃力もコピー対象なので直接攻撃時にそれでダメージを載せるか、確実な戦闘破壊を行える点を活かしたい。
・モンスター効果への耐性が無く、補助しないとあっさり除去される。魔法罠封殺効果もチェーンしての《無限泡影》の発動などは出来てしまい、《神龍の聖刻印》めいた巨大な0/0バニラにされてしまう。
なお、《ラーの翼神竜》と交戦した場合、こちらが後出しした場合100LPになって上昇した攻撃力の上から100ダメージ与えられるため綺麗に逆リーサルが決まるが、向こうに後出しされると1000LPの支払いで除去されてしまう。
このように、魔法罠封殺は先置きに、攻守の効果は後出しに優れており、いずれも比類なく強力だが実は完全に噛み合ってはいない。モンスター効果に対する穴が埋まらない点も補助が必要である。タッチ的採用でも専用構築でもどうこの尖った球体を扱うか、しっかり計画したうえで運用したい。
虹光の宣告者 ▶︎ デッキ 《虹光の宣告者》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/06/05 11:56
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ヤバい効果が3つもIN!!されたレベル4制圧モンスター。宣告者2体のレベルとステータスを合体させるという考えなのか縛り無しのレベル4だが、レベル8と言われても全く驚かないほど効果の性能が高い。まあ現代なら高レベルなら出しにくい、ということもないけどね。
1つ目の効果はフィールド以外に作用する《次元の裂け目》。こと現代ではえげつない刺さり方をする永続効果であり、手札から墓地に送って発動するタイプのコストはそもそも支払いできなくなる。但し自分にも効くため下級宣告者との相性は最悪の極み。そもそも下級宣告者を場に出してシンクロすることはまずありえない事態であり、このカードが宣告者の何を見てこんな効果になったのか分からない。
2つ目の効果は自身を擲つ万能無効。これも説明するまでもなく強いが、このカードの場合そのまま3つ目の効果の発動に繋げられる。
3つ目の効果は墓地へ送られた際のサーチ。墓地にさえ行っていれば出元も手段も問わないという極めて緩い条件であり、サーチ範囲も魔法・モンスター双方が含まれ非常に利便性が高い。
6000ライフ払えば2枚墓地に送れる《ゲール・ドグラ》、召喚権の不要な《おろかな重葬》、儀式魔法全盛の証《影霊衣の万華鏡》、送ってくれと言わんばかりの《宣告者の神巫》など直接EXデッキから墓地に叩き落されることが多く、いずれもこのカードと組んで十分以上の結果を出している。各種召喚の素材にしても反応するためソリティアに組み込むのも難しくない。
総じて、3つ目の効果が注目されがちだが1,2個目の効果もアクションの妨害が重要となる現代遊戯王では凶悪極まる能力であり、10点以外の評価は考えられないレベルであると断言できる。
唯一の弱点はステータスだけはレベル4シンクロ体相応であること。大型の召喚は2つ目の効果で妨げればいいのだが、守備力1000では苦し紛れに出されたそこらの下級にさえ殴り倒される危険をはらむ。
その場合でも3つ目の効果は発動できるが、何らかの戦闘対策と共に並べればより強みが活きるだろう。《地竜星-ヘイカン》を素材とするのも一手。フィールドから離れるモンスターは問題なく墓地に行くので竜星の効果を邪魔しないのも良い。
時械神カミオン ▶︎ デッキ 《時械神カミオン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/06/02 11:54
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峻厳の天使カマエルの名を冠する時械神。チェーン不可で対象を取らないデッキバウンスという遊戯王界でも屈指の除去能力で、完全耐性持ちを除くあらゆる幻想をぶち殺す。《儀式魔人リリーサー》効果付き《クラウソラスの影霊衣》+《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》という究極の布陣すらこれの前には道を空けるほかない。カミやんかな。
制圧盤面のこじ開け役としてサイド・メインに採用する場合、同じくリリーサードラグーンを突破できる《時械神サンダイオン》と競合する。あちらも特殊召喚や効果発動に反応する効果をスルーして攻撃力4000以下のモンスターを撃破でき、《BF-フルアーマード・ウィング》などの完全耐性持ちや《スキルドレイン》・《エフェクト・ヴェーラー》などで効果が無効化されても機能停止しない点、バーンダメージがこちらより大きい点で優位。
対してカミオンは破壊耐性持ちや被破壊時効果持ち、攻撃力4000を超えられるモンスターも対処できる点、魔法罠も狙撃できる点が特長である。また《時械巫女》のサポートに対応するため、時械神デッキでは優先して採用したい。大規模な除去が可能な《時械神メタイオン》・《時械神ガブリオン》と、除去としての質で勝るこちらをうまく使い分けたい。
星守の騎士 プトレマイオス ▶︎ デッキ 《星守の騎士 プトレマイオス》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/26 10:28
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様々なランク5へと進化できる効果を持つランク4で、ストーリー上は《ジェムナイト・ラズリー》最終形態ともいえる。
No.は出せないがそれ以外の素材縛りは無視でき、強力なラインナップの択を多く持つのが強み。中でも素材3体から《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》→《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》と繋げる動きは極めて制圧力が高く、当時のランク4デッキの隆盛も相俟って死の呪文「プトレノヴァインフィ」として多くの決闘者に恐れられた。素材2体で出して自身の効果で素材を補充、相手ターンに《セイクリッド・プレアデス》になる動きも強力だった。今なら《先史遺産ヴィマナ》も有力。
難点はEXデッキ枠の圧迫が激しいこと。効果を十全に活かしたいならこのカードと複数の召喚候補、(2)の補充用カードまで組み込みたいところだが、その分他の枠を潰してしまう。今も昔も優秀な候補が揃うランク4からリストラ者を出すことは小さくない代償であり、当時はそれでもランク5層の優秀さが勝っていたために猛威を振るっていた(それが「EXデッキの固定化の元凶」「ランク4デッキにおけるランク4の活躍の機会を奪っている」と批判されたことも、このカードの8か月足らずの禁止につながったとされる)が、今はランク4にも《No.41 泥睡魔獣バグースカ》や《No.39 希望皇ホープ・ダブル》、《No.60 刻不知のデュガレス》など手放しがたい選択肢が増えている上、《FNo.0 未来皇ホープ》+《FNo.0 未来龍皇ホープ》、《天霆號アーゼウス》、そしてリンクモンスターも競合に入っており、それらを蹴ってまでランク5召喚に手を伸ばすことの優位性は低下している。
とはいえランク4(レベル4)とランク5の架け橋となれるため、単に制圧として使う以外にも様々な相乗効果を期待でき、ポテンシャルは非常に高い。《外神アザトート》のように相手ターンでランクアップすることに意義のあるカードが現れる可能性もある(なおあちらとの共演期間は2週間ほどだった。そしてあちらはプトレ無しでも禁止に値する罪状である以上永久に戻ってこないだろう)。9点にしても良いのだが、ここでは10点としておく。
なお隠されしターンスキップ効果についてだが、現在の紙なら4素材《星騎士 セイクリッド・カドケウス》で《星守の騎士団》サーチ→《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》→《セイクリッド・トレミスM7》→星守の騎士団でこのカードを重ねれば7素材プトレが完成し、頑張れば手が届くレベルのロマンになった。ロンゴミシャドーほど磐石の組み合わせではないが、端末世界の星々の力を結集するかのような見映えのよいコンボである。興味のある方はお試しあれ。
アーティファクト-デュランダル ▶︎ デッキ 《アーティファクト-デュランダル》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/25 10:50
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「《サイクロン》?カードが変わっている…!なぜだ!?私が発動したのは《サンダー・ボルト》のはず…」
「《アーティファクト・デュランダル》の力によって、我が書き換えたのだ…」
英雄ローランの愛剣デュランダルの名を冠するアーティファクト。原典に沿うなら破壊耐性とかを持っていそうなものだが、「記憶を断つ剣」との解釈に基づき2つのトリッキーな能力を備える。
1つ目はモンスター効果・通常魔法・通常罠の効果を相手フィールド限定のサイクロンに変換する効果。相手の効果を打ち消すとともに自分フィールド上のアーティファクトを相手に破壊させ、展開へと繋げられる。範囲も謎めいた指定だが、無効化を抱え落ちしにくい広さは持っている。
素材縛りが無いためアーティファクトを用いないランク5デッキでも出せるが、その場合は自分フィールドに魔法・罠が無い場合相手効果の書き換えができない点に注意。自陣の不要な効果もサイクロンにできることは頭に入れておこう。1枚だけ伏せた《やぶ蛇》を能動的に起爆するという夢のある使い方もでき、その場合はむしろ非アーティファクトデッキで扱う方が都合が良い。
2つ目の効果は敵味方双方に効果が及ぶ《リロード》。サーチを攪乱できはするが、アーティファクトとは特にシナジーを形成せず、発動したターンは1つ目の効果が使えなくなってしまうので見ることは少ない。が、発動にチェーンし《神殿を守る者》を特殊召喚する、もしくは相手のサーチ直後にデュランダル、《ドロール&ロックバード》の順にチェーンを組むことで全ハンデスが行え、こちらも特化したコンボを組めば凄まじい威力を発揮する。上のやぶ蛇コンボもそうだが、アーティファクトを扱わずコンボ一点狙いで起用するならランク4の《星守の騎士 プトレマイオス》経由で用意することも検討してよいだろう。
9点の予定だったが、書いているうちにポテンシャルへの評価が改まり10点の仲間入りを果たした。ランク4への接続手段であるプトレの復活も追い風である。
セイクリッド・プレアデス ▶︎ デッキ 《セイクリッド・プレアデス》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/24 14:19
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バウンス、ヨシ!
指さし確認しつつ登場する強力なランク5。素材に光属性との縛りがあるが、《セイクリッド・カウスト》、アーティファクトや先史遺産、《サイバー・ドラゴン》や《銀河戦士》など適応できるカードは多く、機械族を兼ねるものならノヴァインフィとも出し分け可能。《星守の騎士 プトレマイオス》からランクアップする候補としてもノヴァインフィと共に有力であり、ノヴァ→インフィの重ねを自分のターンに行う都合上3体素材での召喚がマストととなるあちらに比べ、2体素材で出し、《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》を補充してから相手ターンにランクアップする選択を取れるのも強み。
フリーチェーンで広範囲にバウンスを仕掛けることが出来、相手の動きに対する強烈な抑止力となる。魔法罠や自分フィールドのカードまで対象内なので、自身のカードを予期しない破壊から守ったり使いまわしてアドバンテージを回収したりもできる。有効なバウンス対象が何もない状況で除去されそうになっても、「プレアデス自身を対象に取り、EXデッキへとバウンス」を選択して墓地・除外ゾーンへの移動を拒否できる点は覚えておくと良いだろう。
出来ることは幅広いが使えるのは1ターンに1度だけであるため、マストカウンターを見極めることが重要。どうでもいい陽動に撃ち込んで怯える相手を安心させることの無いようにしたい。
セイクリッド・ヒアデス ▶︎ デッキ 《セイクリッド・ヒアデス》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/24 12:05
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セイクリッド・トレミスM7》を重ねれば打点を補強でき、守備力2700未満のモンスターを戦闘で突破できる。が、基本的にはそれだけであり、他のセイクリッドエクシーズの効果と見比べると地味という印象は拭えない。リンクにも効かないし。
活きない場面があるわりに素材縛りが厳しいのもマイナス。《セイクリッド・シェラタン》と《セイクリッド・レオニス》はそこそこ優秀なのだが、それ以外のカードプール拡張に適応する余地に乏しい。地味なだけで弱いと言えるほどでは無く、今更3軸セイクリッドに強化が入るかは疑わしく…絶妙に立ち枯れコースに入ってしまっている。
ちなみに3DS版ではセイクリッドXモンスターがこれとM7しか収録されておらず、まともに運用するならレベル4もカウストでレベル3に揃えることになる。使えはするのだが、流石に窮屈過ぎである。
プリズマン ▶︎ デッキ 《プリズマン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/24 11:53
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E・HERO プリズマー》とは特に関係が無い。キン肉マンに出てくる同名の超人とも、フォルムは似ているが多分関係ない。そもそもこいつの登場の方が早いので、パチモンなどと呼ばれているのは当人からすればとんだとばっちりである。
何でもないバニラのように見えるが、実は唯一の光属性・岩石族の通常モンスター。バニラサポートも手厚いジェムナイトと組み合わせればいい出汁が取れるかも。
沼地の魔神王 ▶︎ デッキ 《沼地の魔神王》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/24 11:05
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俺は《ティアラメンツ・キトカロス》だ。誰が何と言おうとティアラメンツ・キトカロスなんだ。
トラディショナルな正規融合軸デッキのサポーター。あだ名は沼地マン。
融合素材代用効果と《融合》サーチ効果自体は登場済みの効果であったが、両方持つことで「融合はあるのに素材が足りない!」「素材が揃っているが肝心の融合が手札にない!」という融合につきもののお悩みに両方対応できる隙の無いサポーターへと進化した。独自の優位点を示せる後続が刷られなかったこともあり、長きにわたり様々な融合デッキへの採用候補であり続けている。
特に正規融合を扱え素材名称指定が多く《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》など代用しがいのある素材持ちもいるHEROデッキでの活躍で知られる(《E・HERO ヌマチマン》)。後に登場した別アプローチの代用素材《E・HERO プリズマー》とあまり役割が被らないのも偉かった。
新規の融合が出ない時期があったり、融合テーマが徐々に専用融合の個性と損失補填性能を生かす方向にシフトしていたり、正規融合デッキにも独自の融合サポートが配られたり(《E・HERO ブレイズマン》とか《月光黒羊》とか)と、20年かけていろんな逆風を経験してきたが、まだまだ活用の余地はあるカード。最近では墓地に送ってから代用素材となることで両方の効果を活かせ、自身が水族である点も有利に働くティアラメンツで評価を回復させた。キトカロス禁止後もこれが代わってルルカロスの素材となることで環境に居座っており、そうした動向を警戒されてかMDでは予防的に制限指定された。征竜並みの生命力を発揮してんじゃねえですよ。
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ▶︎ デッキ 《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/19 9:48
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それ自体が重いランク10に重ねる必要はあるが、攻守4000を効果でさらに上昇させ連続攻撃してくるという、脳筋の頂点のようなカード。なお《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》に引き続きマスターデュエルでは砲塔がにょきにょきと伸びる。謎のこだわり。
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス ▶︎ デッキ 《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/19 9:40
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ランクと弾丸のサイズが2.5倍になった《ガガガガンマン》。にょきにょきと伸びる(マスターデュエル)砲塔から初期ライフの1/4が消し飛ぶ砲撃をぶっ放す。
状況を選ばず仕事が出来るうえライフが圏内なら勝利に直結する効果であるため人気が高い。素材に縛りがないためエルドリッチや時械神など、レベル10が出るテーマではEXデッキに準備されている。ターン1が無いとはいえ流石に4回出し直して1キルというのは素材供給が難しいが、攻守3000と相応の大きさがあり、続けざまに《リミッター解除》や《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》で1キルを狙いに行けるのも強み。
時械神サンダイオン ▶︎ デッキ 《時械神サンダイオン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/19 9:21
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巨躯の天使サンダルフォンの名を冠する時械神。攻守0な他の時械神とは打って変わってなんと攻守4000という極太ステータス。
インフレが進んできた遊戯王でも、3000打点を上回るモンスターが増えてきたとはいえ4000打点を超えるものはそうそう見るものではなく、こんなデカブツが妥協召喚されて殴りかかってくることは様々なデッキのエースモンスターの存続を脅かす。この上に破壊耐性まであり、「妥協召喚+攻撃」しかプロセスに含まれていないので効果耐性も特殊召喚無効も効果無効もフリチェ破壊も意味を成さない。
アポクリフォート・キラー》も《フルール・ド・バロネス》も《ティアラメンツ・ルルカロス》も《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》も《I:Pマスカレーナ》付き《召命の神弓-アポロウーサ》も素手で殴り倒せる。そのため汎用後攻捲り札としてサイドデッキに積まれることもしばしば。
そんな基礎スペックだけでも最強なのに2000バーンを与える効果まである。状況を選ばず、数量も大きく、《時械神ミチオン》に続いて殴れば《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》で相手は死ぬ。《光神化》などを合わせれば簡単に1キルを引き起こせるため危険極まりない。
妥協召喚の条件が他の時械神よりわずかに厳しい(相手の場にモンスターがいる必要がある)、《時械巫女》など攻守0を活かすサポートが使えないことには留意する必要があるが大した問題ではない。
カード1枚の性能で見るなら遊戯王界最強と言っても過言ではないはずだ。
PSYフレームロード・Ω ▶︎ デッキ 《PSYフレームロード・Ω》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/17 14:41
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PSYフレームロード・序列1位。汎用性に富んだ3つの効果と、縛りが無いことによる極めて軽いフットワークを兼ね備えた、シンクロ界でも随一の強カードであり問題児。
(1)は一時的なハンデスと自身の除去回避を行う効果。フィールドを空けて後続のPSYフレームが通れるようにする、除外カードから情報アドバンテージを得られるなど地味な利点も多い。またハンデスでありながら出身時期的にタン1が無かったため、最盛期のシンクロダークでは先攻がこれを3枚出して相手の手札をロックするというワンターンスリートリシューラめいたインチキムーブが横行し、制限指定の直接の原因となった。
(2)は除外したカードを相手ターン毎に墓地に戻す効果。テーマデッキでは《PSYフレーム・オーバーロード》(墓地に「戻す」ため、墓地に「送られた」ターンに発動できない制約も躱せる)、シンクロアンデットでは《馬頭鬼》など、シンクロ次元では戻す対象には事欠かない。相手の除外ゾーンにも関与できるため、一時的に除外されたカードの帰還を封じることもできる。
(3)は墓地から自身と好きなカード1枚をデッキに戻せる効果。《宿神像ケルドウ》と違いフリーチェーンではないが、これも自分の墓地のカードを利用したり、相手の墓地利用を妨害したりと多機能。自身もデッキに戻るため、制限ではあるが何度も使いまわしできるのもグッド。
ハンデスとしても強力だが様々なゾーンのカードに自在にアクセスできるのが強みであり、様々なシンクロデッキに起用を検討できる。除外の扱いに長け、レベル8が出しやすい相剣との組み合わせも面白いだろう。

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