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遊戯王 クリムゾン・ノヴァさん 最新カード評価一覧 2,056件中 736 - 750 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
ダーク・アームド・ドラゴン ▶︎ デッキ 《ダーク・アームド・ドラゴン》
クリムゾン・ノヴァ
2025/01/21 20:11
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 長らく闇属性の汎用アタッカーとして伝説を残し続けた、いわゆる『ダムド』である一枚。《アームド・ドラゴン》系って種類多すぎやな…

 墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる2800打点であり、墓地の闇属性を1体除外する事で相手のカードを破壊できる。この破壊効果にはターン1が無く、特殊召喚条件も踏まえると3回くらいは最低でも潰せるだろう。今で言う《アクセスコード・トーカー》みたいな感じであり、更地になったところを高打点で殴れるのは偉い。中盤以降や捲りに使えるカードであり、スローテンポの環境だったら中々に優秀なモンスターと言えよう☆

 しかし現代は超絶高速な環境であり、ぶっちゃけコイツを出すヒマすらないと思う。墓地にきっちり3体闇属性を必要とするので、そのタイミングに手札に握っておく必要がある。もし4体目以降が溜まってしまうと、墓地の調整をしない限り完全な腐り札となる。コイツを採用するなら、序盤にドローできる運命力が試されるだろう。また戦闘要員としては《獣王アルファ》が存在しており、確かに捲れるカードこそ少ないが、打点3000なのはやっぱり強い。腐る可能性も軽減されてるので、闇属性かつレベル7なのを優先しないなら採用は厳しくなりそうだ。

 ある程度の強さこそ秘めてるが、今のインフレ度合いに置かれてしまった感じだろう。それでも効果自体は使われると危ないので、特定の環境下のルールで対戦するなら留意しておきたい。
暗遷士 カンゴルゴーム ▶︎ デッキ 《暗遷士 カンゴルゴーム》
クリムゾン・ノヴァ
2025/01/12 9:01
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 『ワ〇ピース映画史上最凶の敵』として有名である、筋肉ムッキムキで紫色の髪と黒いサングラス…そして右腕の超巨大な武器『バトルスマッシャー』がマジでカッコイイ、あの例の海軍総帥に遠目からなら似てそうな一枚。アニメのワン〇ース自体は見てこなかったが、小6の修学旅行バス中で視聴した際は、もうロマンの塊みたいな姿に鳥肌が立った記憶がある☆

 てなわけで《ジェムナイト・クリスタ》が闇堕ちして《ジェムナイト・ジルコニア》とのキメラみたいな姿をしてるコイツは、岩石族・闇属性とかいう珍しい種族・属性を持ち、それでいて素材緩々のランク4のエクシーズ体となる。打点は《ジェムナイト・クリスタ》を引き継いだ2450となっており、そこそこ打点が高いのと同時に、絶対に計算がダルくなる事だろう。

 そんなコイツだが、相手が場のカードを対象に取った際にチェーンして効果を発動でき、素材を1つ吐いて自分が対象を選びなおせる。めちゃ簡単な例として、例えば《サイクロン》は割と大きいだろう。フィールドの魔法・罠カードを1枚対象に破壊するものだが、これにチェーンしたら相手の伏せカードを破壊できる。また《死者への手向け》といった場のモンスター破壊でも、素材を吐ければ相手のモンスター破壊に書き換えれる。他にも装備魔法の装備先をパチったり、自分のカード対象に破壊して展開するデッキをメタったりできるので、かわった妨害を行えそうだ。しっかりターン1が無いので、2回も動きを狂わせれるのは厄介極まりないだろう。

 まあ穴が大き過ぎるのも問題であり、例えば『相手フィールドのモンスターを対象に発動』みたいな効果は、チェーンこそできるが相手のモンスターに対象を移す事はできない。例えば《無限泡影》を打ってきたとしても、やれるのは効果無効の肩代わりくらいだろう。またさっきの《死者への手向け》みたいなフィールドのモンスター破壊に関しても、相手フィールドに移し替えれるモンスターが存在しなければ、結局自分のモンスターは破壊される運命にある。もちろん全体破壊には無力だし、『選んで破壊』みたいなのもスルーしてしまう。やっぱりフィールドのみしか対応してないのが中々重く、そもそも発動タイミングがあるかすら分からないところである。

 しかし最強のランク4であった《深淵に潜む者》が亡き今、ワンチャンこのカードを使っても良い様な気がしている。先攻で制圧盤面を作るとして、その横にコイツを添えておくとしよう。相手が開幕に《無限泡影》を投げてきた際に、それを自身に対象を変える事によって、主要な妨害要員を守る事ができるだろう。また害悪リンクこと《S:Pリトルナイト》は着地時に場のカードを除外する訳だが、これで《S:Pリトルナイト》本人に対象を移し替えれる。思ってる以上に汎用カードをメタる能力があるのだ。《厄災の星ティ・フォン》非対応なのは非常に痛いが、禁止で空いたランク4の枠として悪くないかもしれない☆

 現状は完全に相手を選ぶ効果でしかなく、とてつもなくピーキーかつ先攻札オンリーな感じではある。しかし妨害モンスターの横に置いておくだけで少し安全に制圧できる様になるのは、想像以上にデカイと思う。ランク4枠という強豪揃いではあるが、ターン1なく相手の効果を疑似メタできるカードとしては唯一無二なので、是非とも手にとってみて欲しい!
虚無の統括者 ▶︎ デッキ 《虚無の統括者》
クリムゾン・ノヴァ
2025/01/10 17:17
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 すんごい不自然な髪の色とツンとした耳がとても奇妙な、特殊召喚封じモンスターの上位体みたいな一枚。…《ワイト》みたいな自分が言うのもアレだが、あんまりイケメンじゃないな(笑)

 レベル8の天使族・光属性となるコイツは、自身が存在する限り相手が特殊召喚できなくなる。レベル6でアドバンス素材が1つで可能な《虚無魔人》に扱いやすさは劣るものの、やっぱ相手のみ押し付ける事が魅力である。今の環境的に特殊召喚しないテーマは滅多に無く、それこそ後攻の打開札となる《厄災の星ティ・フォン》をも封じれるのは中々ヤバい。とにかく相手は魔法・罠や通常召喚で出せる除去要員で対処せねばならないのだ。

 もちろん出せたら最強なのだが、そう簡単に出せないのが今までは大きかった。出すには当然アドバンス素材のモンスターが2体必要であるので、召喚権を極力使わずに展開する必要がある。当然自身だけ棒立ちさせても、《サンダー・ボルト》《ライトニング・ストーム》や《無限泡影》等で無力化されたら意味がない。コイツを出して牽制したいなら、その横に効果の妨害モンスターを並べるのが基盤になりそうだ。

 てなわけで蓋を開けたら【《ドライトロン》】との相性が超絶良く、まず自身はリリースされた《サイバー・エンジェル-弁天-》でサーチできる。んで展開力が非常にある当テーマなので、アドバンス召喚で場に出す事も可能である。となるとコイツのカバーについてだが、最後の新規で革命を起こした《竜儀巧-メテオニス=DAD》によって、モンスターのみだが効果を2回無効破壊できてしまう。除去しようとする効果を相手が発動してきたら、それを防げる力があるのは強力過ぎる。オマケにMDでは何故か健在である《スプライト・エルフ》も呼び出せてしまうので、まさかの対象耐性まで準備できてしまう。対戦してる相手にとっては、展開もできず、除去しようにも対象にとれず、上手く決まりそうな効果を無効破壊されるので、もう即サレ案件となるのだ(笑)

 OCGでこそ環境では見られないものの、やっぱ新規を取り入れた【《ドライトロン》】の力は極めて脅威的である。シングル戦オンリーとなるMDだからでもあるが、何より《スプライト・エルフ》が生きてるのは話が変わってくる。完封させる効果持ちに耐性を与えれてしまうのは、流石に許容してはいけないと思う。

 そうなると禁止のリスクについてだが、【《RR》】における《DDD双暁王カリ・ユガ》みたいにテーマの切り札として許されそうな気もする…が、《昇霊術師 ジョウゲン》や《ギミック・パペット-ナイトメア》《超魔神イド》みたく特殊召喚封じは重めに処罰される可能性も高い。…ぶっちゃけ《スプライト・エルフ》を禁止にするのが絶対最優先な気もするが、それ程のポテンシャルを秘めてるので、今後の行き先を慎重に見守りたいところだ。
野生の咆哮 ▶︎ デッキ 《野生の咆哮》
クリムゾン・ノヴァ
2025/01/09 10:53
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 漢字1文字変えただけで、「ヌゥン!ヘッ!ヘッ!」から始まるクッッッソ汚い咆哮になりそうな一枚。他のレビュワーさんの評価をみる限り、やっぱ悲惨なくらい〇夢ミームが伝染している。はっきりわかんだね☆

 謎に永続罠であるこのカードは、自分のモンスターが戦闘で破壊された場合に、自分フィールドの獣族モンスターの数✕300のバーンを行える。この効果はテキスト的にダメステ終了時の扱いなため、《神の宣告》や《レッド・リブート》でないと対処できない。エクストラリンクは再現性が絶望的なので、とりあえず場に6体は並べれるとすれば、1度に与えれる最大値は1800くらいだろう。このバーンはターン1が存在してないので、やろうと思えば5回戦闘破壊すれば、普通にリーサルを取れる。連撃できる高打点モンスターと併用すれば、グォレンダァも全然いけるはずだ。あの汚い声で相手の精神が犯される事を考えたら、マジで不憫である。

 獣族でモンスターをかさ増しできるカードと言えば、真っ先に《スケープ・ゴート》がある。発動したターンこそ召喚・特殊召喚できなくなるが、相手エンドフェイズに発動できたら、返しのターンから展開ができる。4体も出せれるので、これだけで1200バーンは保証されるのだ。眠気を誘って襲い掛かる姿は、まさに第4章をも彷彿させる…。また挙がってはる《魔獣の懐柔》はモンスター3体をもリクルートできるので、そのまま展開やかさ増しに使える。他にも捲り札かつ戦闘要員としても《獣王アルファ》は非常に強力であり、一気に相手のライフを削れる事だろう。汎用蘇生魔法こと《エアーズロック・サンライズ》も優秀な候補である。

 しかしこのカードを運用するにあたって、やっぱ罠カードなのが重過ぎる。後攻を取ったとしても自発的なバーンを見込めるのは伏せた次の自分ターンからであり、それなら普通に殴り倒せそうな気もしなくはない。《ファラオニック・アドベント》によって永続罠は扱いやすさが改善してるが、それでも即座には発動できないのだ。また自分のモンスターが大量に展開できてる事が前提であり、獣族1体だけでは300バーンとかいう産廃ぶり。だから沢山並べて闘う必要があるものの、それならエクストラの展開にした方が安定しそうな気もする。…まあ単刀直入に言うとオーバーキル気味なカードであり、果たしてこのカードを使ってまで引導を渡したいかは何とも言えない。

 どちらかと言えば冒頭の様な〇夢デッキにて需要がある訳であり、これはネタカードとして扱うべきであろう。全ての張本人であり我らが先輩こと《野獣戦士ピューマン》並びに日焼け前の《ピューマン》が獣戦士族なため、ぶっちゃけ相性はあんまり宜しくないものの、これは意地でも採用するしかないはずだ(笑)

 総じて重ね引きしてもバーンは重複してくれるので、ぶっちゃけ酷評する程でもない…かもしれない。戦闘破壊前提かつ獣族というマイナー寄りなサポートなのは癖アリなものの、専用構築だと極めて強力な即死コンボも生み出せそうではある。今後【《野獣》】群が登場する事を見越して、期待の3点としたい☆
オルフェゴール・ガラテアi ▶︎ デッキ 《オルフェゴール・ガラテアi》
クリムゾン・ノヴァ
2025/01/08 13:18
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 《リンク・デコーダー》と《転生炎獣ベイルリンクス》を足して2で…割るのを忘れたかの様な最強リンク1である一枚。新たな《オルフェゴール・ガラテア》だが、この全身タイツ(?)と美しい背景が超絶そそられる☆

 …致命的な欠点を述べようにも非の打ち所が無さ過ぎて困るレベルのぶっ壊れであり、《オルフェゴール》若しくは《星遺物》モンスター1体で出せる緩々リンク体である。んで手札を1枚墓地に送る事により、デッキから《オルフェゴール・バベル》をサーチできる。当テーマ【《オルフェゴール》】においてフィールド魔法となる《オルフェゴール・バベル》は超絶重要な関係であり、言わば《転生炎獣の聖域》みたいなモノである。今までは《テラ・フォーミング》といった汎用札等で賄ってたものの、それを展開途中でサーチできる様になったのは強過ぎる。一応初手に握ってたら《星遺物-『星冠』》や《星遺物-『星杖』》を準備できるのも偉い。

 また墓地効果で、他の《オルフェゴール》カードを墓地から除外させたら、そのまま自己蘇生できてしまう。これでリンク値を稼ぎまくり、最強のキノコこと《宵星の騎士エンリルギルス》に繋げられる。除外の部分は先程サーチ先にあった《星遺物-『星杖』》で特殊召喚できるし、《オルフェゴール・ガラテア》のデッキ戻し要員にもなれる。エース枠の《宵星の騎士エンリルギルス》も除外ゾーンにカードを要求してるので、相性が素晴らし過ぎるのだ。

 総じて【《オルフェゴール》】新規としてはギルス兄さん感動の仕上がりとなっており、この最強パワーによって環境ティア1候補となっている。【《星遺物》】ストーリはマジで大好きなので、この再び強化は予想外だったし、後日談みたいな感じがして良かった☆


 …と同時に、元々のパワーが弱いテーマは《青眼の精霊龍》《刻まれし魔の鎮魂棺》みたいな、無からアドを稼げるリンク1を採用できなければ環境相手に闘えないという、厳しい現実を突き付けられた感は拭えなかった。
宵星の騎士エンリルギルス ▶︎ デッキ 《宵星の騎士エンリルギルス》
 弾力があってコリコリした食感が非常に特徴的である、ヒラタケ科ヒラタケ属のキノコである一枚。何と言ってもバター醤油炒めは王道の料理であり、あれだけで白米がマジで進む。値段も安価なので、今夜のお供にいかが☆

 まさかの【《オルフェゴール》】強化に乗り出してきたギルス兄さんの進化であり、効果が妨害の塊となっている。まず自分ターンに除外ゾーンの《オルフェゴール》若しくは《星遺物》カードを手札に加えた後に、手札を1枚消費する事により、相手のモンスターを強引にNTRしてくる。これには妹のイヴもビックリの洗脳効果であり、全く関係ない赤の他人すら乗っ取るあたり、もはやシスコン兄さんを超えて変態な仕上がりになっている。しっかり対象を取らないので、多分大抵の耐性が意味を成さないであろう。また自身が万が一殺られた際にも、そのターン中に墓地から除外したら、相手のカードを選んで墓地に送れる。《星鍵士リイヴ》《宵星の機神ディンギルス》を彷彿させるモノであり、言わずもがな使われたら不利になる事この上ない。

 …んで最初の寝盗り効果だが、当テーマには《オルフェゴール・バベル》とかいう最強フィールド魔法が存在する。これにより、《オルフェゴール》モンスターの効果がフリチェとなるのだ。…てなわけでコイツ1体で2妨害を準備できてしまう。リンク4こそ重めなれど、エース枠としては十分過ぎる姿である。その《オルフェゴール・バベル》自体も、新たに改造された妹こと《オルフェゴール・ガラテアi》でサーチできるので、マジで非の打ち所がない。そりゃ環境でも闘える訳である☆

 …にしても今になって【《星遺物》】ストーリーの強化するとは考えもしなかった。これは《神樹のパラディオン》が露骨にチューナーなのを埋めるべきだと思う。…【《パラディオン》】のシンクロ体出してもええんやで〜
こけコッコ ▶︎ デッキ 《こけコッコ》
クリムゾン・ノヴァ
2025/01/04 13:00
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 種を与えるだけで増殖する手頃さから、食用の家畜モブとして定着してる一枚。他の家畜モブと違ってサイズが非常に小さい事から、今では『全自動焼き鳥製造機』みたいな装置すら作られている。…人の心とかないんか??

 レベル5の鳥獣族・地属性のチューナーであり、自分の場にモンスターが存在しない場合に特殊召喚ができる。いわゆる《サイバー・ドラゴン》効果…なのだが、相手の場にモンスターが存在するか否かでレベルが変動する。互いの場にモンスターが存在しなければレベル3扱いとなり、相手の場のみ存在してればレベル4となる。互いの場にモンスターか存在してない先攻で出せるのは、《サイバー・ドラゴン》にはない優位性であろう。召喚権使わずにレベル3チューナーを出せるのは結構嬉しい気がする。

 ただチューナーではあるものの、シンクロやエクシーズといった素材のレベルを問われる召喚素材には適しにくい。やっぱ盤面次第でレベルが変動しまうので、予め定めてた展開が通りにくいケースが多い。先攻のレベル3前提にしてても、それが後攻だと除去しない限りレベル4になるので、中々扱いに困る。ぶっちゃけシンクロ要員よりも、融合やリンク召喚の素材として運用したいところ。

 先攻でも使える利点は大きいものの、悪く言えば器用貧乏である。少なくとも種族・属性は中々恵まれてる範囲だと思うので、うまい具合に活用してみたいところだ☆
鬼くじ ▶︎ デッキ 《鬼くじ》
クリムゾン・ノヴァ
2025/01/01 23:32
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 2025年1/1の初詣記念として、今年初の評価はこれからスタートさせたい一枚。改めて、明けましておめでとうございます!今年もお騒がせさせるかもしれませんが、面白おかしい評価を続けて参りますので、どうか宜しくお願い致しますm(_ _)m

 いつも不遇な目にあってる鬼の子(?)が描かれてるシリーズであり、正直この関係のカードは癖が強すぎて使い物になりにくい。現にこのカードも中々扱いが厳しく、まず発動タイミングが自分スタンバイの罠カードである。要は伏せてから相手ターンを経過させねば効果の適用はできない。《ハーピィの羽根帚》は無理ゲーだが、《フルール・ド・バロネス》といった破壊の対象にならない事を祈るしかない。

 んで頑張って持ちこたえて発動できたとしよう。すると相手はカード種類を宣言し、自分のデッキトップが該当してる種類だったら、相手はデッキから1枚ドローできてしまう。もし違った場合は、相手の手札をランダムにハンデスできる。最後にめくったカードはデッキ下部に戻される。…以上。

 実質発動に2ターン掛かるので効果に期待してたが、流石に伏せてまで使いたくないカードである。完全に運任せの効果であり、そもそも直接的なアドバンテージは発生してない。相手の予想が外れたらアドバンテージを減らせるものの、大抵展開して余った札しか手札に握ってないだろうので、あんまりウマミはない。強いて言うなら《灰流うらら》《座敷わらし》みたいな手札誘発を弾けるかもしれないが、逆に当てた際のドローで調達される可能性もある。そうなったらマジで相手に岩塩を送りつけてるも同然なのだ。本末転倒過ぎる効果となっており、これは中々悲惨である。せめてめくったカードは手札に加えようや…

 もし相手が使ってきた場合で答えなくてはならなければ、1番可能性が高いのはモンスターな気がする。その前に展開しまくってたら分からないが、今のデッキ構築にはモンスターを20枚前後投入するのがメインなため、手札誘発が引っかかる可能性が高い。逆に可能性が低そうなのが罠カードであり、現環境において《無限泡影》以外に採用するカードは割と少ない。テーマ特有の罠カードはサーチされてる事が多いため、【罠ビート】等は除いて期待値は少ないだろう。…まあ結局は相手の盤面から察するしかないし、運命力を予め高めておくしかない。

 総じてデッキ採用してまで強いカードでもないし、場合によっては相手にアドを稼がせてしまう可能性すらある。ネタ性があるので3点にしたいが、正直2点以下の性能ではあると思う。マジでめくったカードを手札に加えさせてや…

 …余談だが、2025年の初詣にて自分もおみくじを引いてきた!結果は何と大吉!よしっ…と思ったが、学問と恋愛と商売(バイト)はイマイチとのこと。…あ〜オワタ\(^o^)/
餅カエル ▶︎ デッキ 《餅カエル》
クリムゾン・ノヴァ
2024/12/31 21:34
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 明日のお正月を前に、オモチによる注意喚起の意も込めて2024年ラストの評価にしたい一枚。この時期に餅をノドに詰まらせて亡くなるケースが後を絶たないので、ここにいる決闘者さんだけでも是非とも警戒して欲しく思う。…そして今年もお疲れ様です☆

 『お正月』と言えばコイツであり、その愛くるしい見た目は癒しを与えてくれ……そうに見えるが、効果はマジでド畜生仕様となっている。まずは互いのスタンバイ時に素材を吐いて、デッキから《ガエル》モンスターをリクルートしてくる。【《ガエル》】に縛らずとも《鬼ガエル》や《黄泉ガエル》といった優秀な汎用枠が多いので、これは素直に嬉しい。んで相手が適当に効果を発動したら、自分の手札・フィールドの水属性モンスターを墓地に送る事により、それを無効破壊できてしまう。完全なパーフェクトカウンターであり、さっきリクルートしたカードをコストにしても良いだろう。しかも破壊したカードを自分の場にパチる事もできるので、相手に反撃の隙すら与えない。例えるなら、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》と《FNo.0 未来龍皇ホープ》を足して2で…倍にした仕上がりである。…せめて素材使えや。また自身が墓地に送られると、墓地の水属性モンスターを手札に回収できる。単純なリソース回復や、自身を戻して次のターンにも使う動きを狙えそうだ。

 このカードが登場した事によって、真っ先に急激な高騰を起こしたのが《バハムート・シャーク》である。あちらは自分ターンに素材を1枚吐く事により、エクストラからエクシーズ体を特殊召喚できる。このレベル指定に《餅ガエル》が該当してたので、素材を使わずに使える妨害要員として、『バハシャ餅』というギミックで注目されていった。自身を素材にした後に自身でデッキに戻れるので、返しのターンに再び《バハムート・シャーク》の効果で特殊召喚できた。これを繰り返して、毎ターン妨害を立てれるのは鬼畜の極みであったろう。

 …そういえば、このカードを語る上で大切な事を忘れていた。なんとコイツの3つの効果、いづれかターン1はまだしも、何故か名称ターン1が存在してない。……んん??

 てなわけで蓋を開けたら、インフレ過去最悪パック『POTE』出身の炭酸集団こと【《スプライト》】と手を組んで大暴れしてた。当テーマがレベル2を軸にエクシーズ・リンクしまくるのは言わずもがなだが、とにかく《スプライト・エルフ》の存在がマズかった。予め《餅ガエル》の効果で自身をリリースしつつ、その後直ぐに蘇生させてあげれば、再び無効破壊が使えるバグ技が開拓された。しかもサルベージ効果も連発できたので、リソースが枯渇しにくいインチキ盤面ができた。更に当の《スプライト・エルフ》の効果でリンク先に破壊耐性付与させてくるので、汎用魔法での突破はマジで不可能であった。なんだこの鬱ゲーは!?

 まあ弱いはずがなく、環境は【《スプライト》】に【《ガエル》】を組み込んだ【ガエルスプライト】の一強となった。同パックには後々に歴代最悪と評される【《ティアラメンツ》】が存在してたが、やっぱり序盤のカードパワーが雲泥の差であった。環境を無惨な形まで追い込み、蹂躙し尽くし、餅と炭酸パワーで相手を窒息死させまくった結果、コイツや《スプライト・エルフ》が禁止になり、他のキーパーツも重刑が課された。…もとより《餅ガエル》自体が《海晶乙女コーラルアネモネ》といった蘇生札で乱用できたので、規制に関しては時間の問題であった。……この規制がキッカケとなり、遊戯王が【《ティアラメンツ》】ゲーになるのは別の話。

 いくら9期と言えど完璧な調整ミスである。エラッタ無しの釈放は永劫訪れないだろうし、そもそも論パーフェクトカウンター持ちを簡単に出せるのは宜しくない。釈放する必要性も特になさ気であろうので、MDのメイト台の上で今後も反省しててほしいところだ(笑)
警衛バリケイドベルグ ▶︎ デッキ 《警衛バリケイドベルグ》
クリムゾン・ノヴァ
2024/12/30 18:35
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 2022年、シンクロ界は核の炎(レギュ改定)に包まれた!《水晶機巧-ハリファイバー》は枯れ、『ハリラドン』ギミックは裂け、全ての《幻獣機アウローラドン》が死滅したかのように見えた。だが、『バリラドン』は死滅していなかった!

 …という壮絶なポジションにある一枚(すっとぼけ)。こんな世紀末な宣伝しつつも、見た目はどう見ても茶色のガ〇ダム。プラモ作りたいな〜

 てなわけでコイツの役割は言わずもがな《幻獣機アウローラドン》にリンク変換させる素材要員である。素材が超絶ユルユルの機械族リンク2であり、その《幻獣機アウローラドン》自体が素材に機械族を要求してくるので、《灰流うらら》や《増殖するG》を無理矢理リンク素材にできる。言わば【《デモンスミス》】ギミックにおける《閉ザサレシ天ノ月》みたいな感じだろう。

 効果はリンク召喚時に手札を1枚捨てる事により、エンドフェイズに墓地から永続魔法若しくはフィールド魔法を回収できる。普通にリソース回復に貢献してくれるものの、明らかに回収タイミングが遅過ぎるのは残念である。また自身が場に存在する限り、フィールド魔法が相手によって破壊されなくなる。悪くはないがパッとしない効果なため、やっぱり優先度は低い。《幻獣機アウローラドン》を出す為の素材だけで考えれば効果は要らないし、ひょっとしたら捲りに使える《閃刀姫-カメリア》が優先される可能性すらある。

 …しか~し、このカードの真のウマミは『機械族に変換しつつ、任意の手札を捨てれる』事にあるッ!【《スプリガンズ》】に属する《スプリガンズ・ブラザーズ》は、手札・デッキから墓地に送られると、墓地からテーマ体を蘇生できる。…そう、この手札から捨てる効果によってリンク値のかさ増しや素材の用意が可能なのだ。また初手に引いてしまった《幻獣機オライオン》をコストにしたら《幻獣機トークン》を生成できるし、《ジェット・シンクロン》なら墓地効果の自己蘇生も狙える。普通に機械族に変換する要員でも運用できるし、好きなカードを捨てれるのは想像以上に偉かった。ついでに墓地の《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》や《スプリガンズ・ブーティー》も回収できる訳なので、ラドン軸【《スプリガンズ》】にとっては最高のリンク体なのだ☆

 やっぱ先攻・後攻にも対応できる素材要員としては《閃刀姫-カメリア》に軍配が上がりそうだが、テーマによってはまだまだ現役だと思う。30円と超安価で手に入るので、もし《幻獣機アウローラドン》を使うデッキを組みたいなら、先にコッチを使ってみるのも良さ気だろう!
インフェルノイド・デカトロン ▶︎ デッキ 《インフェルノイド・デカトロン》
クリムゾン・ノヴァ
2024/12/29 14:23
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 《名推理》で基本的にレベル1を宣言する文化を作った、【《インフェルノイド》】における核となる最強モンスターな一枚。どうやら《インフェルノイド・リリス》の頭の一部とのこと。…分かるか!!

 当テーマは特殊召喚モンスターが大抵なのだが、コイツは唯一通常召喚にも対応している。んで着地時に発動でき、デッキから好きな《インフェルノイド》モンスターを落として効果とレベルをパクれる。…このシンプルな効果が極めて強力であり、例えば効果を無効破壊できる《インフェルノイド・リリス》をコピれば、相手の手札誘発をシャットアウトできる。また地味にチューナーでもあるので、レベル調整してシンクロやエクシーズも狙える。しかもターン1が存在してないので、さっきの《名推理》や《モンスターゲート》《ワン・フォー・ワン》でリクルートできれば、《インフェルノイド・ネヘモス》の効果もパクって強固な妨害盤面も作れる。相手ターンでの《煉獄の狂宴》はその代表例だろう。高レベルの《インフェルノイド》を落としておき、融合体こと《インフェルノイド・イヴィル》の大量墓地肥やしにも貢献できるので、ホンマに優秀なのだ☆

 …逆に言えば、このカードに起点が集中し過ぎているのはある。もしこのカードに《灰流うらら》や《無限泡影》等を当てられると、かなり展開が滞る。これは《煉獄の死徒》といった守りカードや、囮のカードを駆使して立ち回りたいところだ。

 1度回ってしまうと後攻からの打開が困難になる事から、何としても《名推理》ではレベル1を宣言する風潮になった。それ程影響力のあるカードなのは間違いなく、今後永遠に擦られ続けるカードであろう☆

 …デッキトップがコイツだったら普通に萎える(´;ω;`)
Sin 青眼の白龍 ▶︎ デッキ 《Sin 青眼の白龍》
クリムゾン・ノヴァ
2024/12/26 9:25
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 遊戯王DMを代表するドラゴンこと《青眼の白龍》が《Sin》化して闇堕ちした姿な一枚。ちなみにリンクスのイベントにて、海馬の持つ3枚の《青眼の白龍》から、パラドックスが1枚奪ってたのが語られた。…いい歳(?)して窃盗すんなや。

 コピー元とほぼ同じレベル8の打点3000守備2500のドラゴン族だが、墜ちた事で闇属性となっている。それはさておき、このカードはレベルが8なのが極めて重要となる。《Sin パラドクスギア》でリクルートできるレベル2の《Sin パラドクス・ドラゴン》は、手札のモンスターを素材にシンクロ召喚ができる。てなわけで《Sin パラドクスギア》のサーチ先で手札に持ってこれば、《フルール・ド・バロネス》やら《深淵の神獣ディス・パテル》といった強力なレベル10を出せる。また素材として墓地に存在してるなら、《Sin Selector》で除外して再展開を狙える。【《青眼》】サポートについては後述したい。

 割と良さそうに見えるが、実際は優先度がかなり低い。理由は《Sin スターダスト・ドラゴン》の存在だろう。同じくレベル8に加え、特殊召喚コストがエクストラから除外すれば出せる。コイツはデッキに《青眼の白龍》を採用せねばならず、手札に来たら完全な事故札となる。またスタダは《Sin World》に破壊耐性を付与させたり、《Sin パラダイム・ドラゴン》とのシナジーがあったりする。素材にする分にはどっちでも変わらないが、やっぱアチラよりは採用率が劣ってしまうのだ。

 んで【《青眼》】についてだが、実は最近になって凄く注目される様になったのだ。言わずもがなストラクの影響であり、容易に調達できるフィールド魔法こと《光の霊堂》やサーチできる《青き眼の巫女》が揃えれる様になれたのが大きい。自身を特殊召喚しつつ、除外した《青眼の白龍》を《藍眼の銀龍》で特殊召喚する事により、簡単にランク8を立てれる。妨害のかさ増しができるのは非常に強力なのか評価された。

 【《Sin》】においては採用するか否かは分かれてるが、レベル8要員が《Sin スターダスト・ドラゴン》だけだと《Sin Selector》の同名不可サーチで展開するのが難しくなるので、ピン挿しでも採用した方が良さ気だと思う。別に《青眼の白龍》の代わりに《Sin パラドクスギア》除外して出せるので、是非とも検討したい。
ベイオウルフ ▶︎ デッキ 《ベイオウルフ》
クリムゾン・ノヴァ
2024/12/25 23:33
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 "帝国軍の双璧"と称されている『ヴォルフガング・ミッターマイヤー』が操縦している、"人狼"が由来の戦艦である一枚。疾風の如きスピードと巧みな技量によって、相手艦隊が立て直す前に殲滅する程の力を有するのだ。

 コイツも人狼なのは言うまでもないが、上半身が極めてムキムキである。鎖骨がくっきりしており、それにより盛り上がっている三角筋を特に強調している。また胸筋の大きさも言うまでもないが、肩や上腕二頭筋の筋肉も素晴らしく、これはダンベルをフォーム良く上げ下げしないと造れないボディだと感じる。…ちなみに腕の包帯は加圧トレーニングにて血流を止めるのに有効であり、一気に低酸素化させて効率良く筋肉を鍛えれる。まさか筋トレ愛好家だったとは…☆

 《ミノタウロス》には負けてしまってるが、あっちは完全に人外である。これは闘いの為に人間の身体(?)として鍛えたコッチを褒め称えるべきだろう。マジでイラスト制作の理解度が高いと思うので、オマケの1点を差し上げたい!イラスト大事よ☆
ジェムナイトレディ・ラピスラズリ ▶︎ デッキ 《ジェムナイトレディ・ラピスラズリ》
 武器や防具等をエンチャントするのに必要な、青色に輝くあの鉱石が由来な一枚。ダイヤの鉱石と酷似してる為、初めて見つけた時はすんごい興奮する。序盤こそ積極的に回収したくなるが、最終的に村人との交渉で調達する様になるオチは王道だろう(笑)

 コイツは公式さんも認めたも同然であろう【《ジェムナイト》】の黒歴史枠であり、単刀直入に言うと超絶安定性の高い先攻ワンキルを行える。とりあえず互いの場にモンスターを特殊召喚させまくった後に出して、相手に極大バーンを与えるのが役目となる。互いの場を埋めまくれば5000前後をぶつける事が可能であり、流石に凶悪なため特殊召喚が1度しかできなくなっている。なるほど、これでは一見不可能の様に見えそうだ。…そう思ってたが、よくよく考えると2年前に《ジェムナイトマスター・ダイヤ》とかいう、効果をパチって適用できるバケモンが存在していた。

 …てなわけで、《ジェムナイトレディ・ラピスラズリ》と《ジェムナイトマスター・ダイヤ》のバーンで相手を滅殺する構築が流行してしまった。当テーマには《ジェムナイト・フュージョン》とかいう半無限融合マシーンが存在してる事もあって、場に特殊召喚モンスターを沢山並べられた。ここに《ブラック・ガーデン》を添えてたらワンキル効率がゲロ上がりし、無くても《ジェムナイトマスター・ダイヤ》を2回特殊召喚させて3回バーンで絶命させれた。もはや『【《ジェムナイト》】=先攻バーンデッキ』とまで言われ始め、強化の道も途絶えてしまうのだった。

 そして気づけばターミナル2、遂に強化の動きが起きた。普通に強化するだけだとコイツが再び暴れるのが分かったが為、露骨過ぎる施しがそこにあった。例えば《ジェムナイト・ネピリム》《ジェムナイト・ディスパージョン》は効果の発動後に、ターン中相手が受けるダメージが半分になる制約が課された。明らかにバーンを重く見られている。また《ジェムナイトマスター・ダイヤ-ディスパージョン》で特殊召喚できる属性に、地属性が含まれていない。優秀なモンスターが多い地属性だった為残念な気もするが、これで絶対悪用させない強い意志を感じる。

 これらの調整によって、【《ジェムナイト》】は先攻ワンキルするより先攻妨害によって相手を封殺する方が強くなった。今や環境ものぞかせる当テーマだが、そのエクストラ枠にコイツが登場する機会は激変しているのだ。まあ先攻ワンキルされなくなっただけで、平然と6妨害立ててくる鬼畜デッキに成り代わっただけだが…
スプリガンズ・シップ エクスブロウラー ▶︎ デッキ 《スプリガンズ・シップ エクスブロウラー》
クリムゾン・ノヴァ
2024/12/24 8:37
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 純構築における【《スプリガンズ》】1番のエース枠となる一枚。極めて大きな戦艦であり、MDでは迫力ある演出を披露してくれる。…旋回するの大変そう。

 当テーマは《スプリガンズ・キャプテン サルガス》《スプリガンズ・バンガー》といったレベル8が存在してはいるものの、お世辞にもランク8を自主的に作りたいテーマではない。そこでエクシーズ体の《スプリガンズ》は、《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》によって簡単に特殊召喚できる。もちろんそのままだと素材無しで闘わなくてはならないので、メイン枠の共通効果でエクシーズ素材になれる。弾丸を墓地から補充する感じである。

 ランク8であるコイツは相手フィールドのゾーンを1つ指定して発動でき、素材を任意の数取り除いて、その分だけ指定した場所を中心とした十字に爆発する。まんまボンバーマンの爆弾であり、これは対象を取らないので中々強力である。素材の消費こそ重くなるが、それは素材を随時補充できるメイン枠の支えもあるだろう。また相手ターン中ならフリチェで自身をエンドフェイズまで除外できる。これは《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》や《スプリガンズ・ブーティー》の効果を起動させるトリガーとなっており、これで妨害を行える。返しの自分ターンに再び素材を集め、爆弾を相手フィールドに投下するのがメインの動きだ。

 しかし正直なところ、テーマのエース体としては非常に微妙な感じである。まず爆殺効果は自分ターン限定なため、相手への圧が弱い。もしフリチェだったら超絶強力で頼もしいエクシーズだったが、どうやら許してくれなかった様だ。また除外効果はぶっちゃけ使いたくはない。マジで壁になるモンスターが少ないので、コイツをバイバイしたら帰ってくる前に死んでしまう。シャレにならなさ過ぎる。そしてステータスが凄く弱い。エース枠なら守備3000とか普通な気がするが、流石に打点1600守備2500は残念である。打点は《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》で2600まで上昇するが、それでも値としては強いとは言えない。

 今でこそ《ギガンティック“チャンピオン”サルガス》や《タリホー!スプリガンズ!》によって爆発的な力を得たものの、登場次期のテーマパワーは【《烙印》】ストーリー最弱レベルであった。序盤だと《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》の特殊召喚枠を《スプリガンズ・メリーメイカー》に使う事が多く、【《マシンナーズ》】ギミックを搭載したとて相手を倒すのに4ターン以上が必要だった。マジで不人気だった気がする。

 このカードはランク8の汎用性は秘めていて、相手のカードを選んで破壊しつつ、《ギガンティック“チャンピオン”サルガス》や《天霆號アーゼウス》に繋げる動きも狙える。テーマで見れば6点あるか否かだが、割と汎用パワーもあるので温情の7点としたい。

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