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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《粛声の祈り手ロー》
粛声の中心的カード。儀式素材・永続設置・盤面維持と非常に役割が多く、粛声を語る上で外せないカードの一枚です。
テーマの1枚初動でもあり、《粛声なる結界》設置→《粛声の竜賢姫サフィラ》サーチと動くことで儀式召喚に繋がります。①の効果は《ドロール&ロックバード》の影響を受けないため、《儀式の下準備》などにドロバを当てられてもハンド次第で貫通可能です。 また、②の効果は「このカード」というテキストなので、手札から素材にする際も使うことができます。《無限泡影》ケアのために手札からリリースすることが多いため、この点は覚えておきましょう(というか、手札から素材にできるなら9割は手札で儀式します。必須テクです)。 種族・レベルも恵まれており《宣告者の神巫》に対応していたり《リンクリボー》の素材にできたりと、総じて優秀なカードだと言えます。粛声はローなしでは決して成立しないデッキのため、必然的に評価も10点になります。 |
▶︎ デッキ | 《逢魔ノ刻》
自分または相手の墓地から蘇生制限を満たした特殊召喚モンスター1体を自分の場に蘇生する効果をフリチェで使用できるという汎用蘇生札の一種となる罠カード。
その他デメリットや制約の類はもちろん、名称ターン1すら設定されていない代わりに、対応するモンスターが特殊召喚モンスターに限定されているという点が、同じ罠カードの汎用蘇生札となる《リビングデッドの呼び声》や《戦線復帰》などと一長一短といったところになります。 こちらは相手の墓地のモンスターも選択できるので、相手の効果にチェーン発動することで墓地メタとしても機能するカードとなりますが、後に登場した《マジックカード「死者蘇生」》がかなり有力な競合相手になってしまったところが否めません。 とはいえ《マジックカード「死者蘇生」》は蘇生対象を選ばない速攻魔法である代わりにデメリットとなる制約が設定されているため、総合的にはあちらの方に軍配が上がるものの、やはり一長一短の関係にあることは間違いないでしょう。 |
▶︎ デッキ | 《通行増税》
第10期に登場した、カード名及びイラストの構図から分かるように2期産の《通行税》の亜種となるカードで、カードの種別が永続魔法から永続罠に変化し、あちらが攻撃宣言のために必要だったのが500LPだったのに対して、こちらは手札1枚を墓地に捨てることを要求してくる。
攻撃宣言にデッキトップのカード1枚の墓地送りを要求する《墓守の使い魔》と比較しても手札コストを必要とする要求は格段に重いものであり、複数枚場に出すことでコストも重複するため、手札を保持しながら展開を行える一部の持久力に自信があるデッキを除けばあっという間に攻撃宣言を行うことができなくなることでしょう。 またこの手札コストはカードの効果によって墓地に送られた扱いにはならないため、それを発動条件とするカードを墓地に送ってもその効果を誘発させることはできず、《マクロコスモス》などによって手札を墓地に送ることができない場合は攻撃宣言を行うことすらできなくなります。 しかし展開したモンスターなどで攻撃前にこのカードを壊されてしまったらそれまでのカードであり、1回の攻撃でキルを取れてしまうモンスターにはあまり有効ではないし、保持している手札は相手に抵抗された際の保険程度でキルを取るためには特別必要がない場合は構わず突っ張られる可能性もあり、有効な抑止力にならないことも少なくないと思われます。 まあそれでも《通行税》や《墓守の使い魔》に比べれば断然ましなカードであり、その効果の性質上すぐに発動できない罠カードであることもハンデにはならないでしょう。 |
▶︎ デッキ | 《インヴィンシブル・ヘイロー》
自分の場の表側表示の儀式モンスターまたはPモンスターも含むEXモンスター1体を除外することで、そのターン除外したモンスターと同じ種類のモンスター効果を全て無効にする効果を毎ターンフリチェで発動できるという永続罠カード。
発動を伴わない永続効果はもちろん、《スキルドレイン》と違って手札や墓地・除外状態で発動する効果も全て無効化できる適用範囲が優れた効果となりますが、その都度自分のモンスターを除外しなければならない上に、残存効果ということもなくこのカードが魔法&罠ゾーンに表側表示で存在しなくなった瞬間に拘束力が消えてしまうため重いコストに見合っているとは到底言い難い。 特定のEXモンスターをメタるだけなら対応範囲もメタる手法もそれなりに異なるものの、ノーコストで単独で発動できてそのターン中効果が消えることもない《次元障壁》の方が性能が高く、Lモンスターや場以外で発動する効果に対しても有効であることを考慮したとしてもこのカードが使われることは稀でしょう。 総じて、重くて使いづらいばかりでちっともインヴィンシブルじゃない名前負けカードという感じです。 |
▶︎ デッキ | 《キラー・スネーク》 |
▶︎ デッキ | 《コンセントレイト》
極端に高い守備力を持つモンスターまたは攻撃力だけでなく守備力にも自信があるモンスター1体に高い戦闘能力を与える速攻魔法。
対象の自分の場のモンスター1体の攻撃力に自身の現在の守備力を加算するというもので、モンスターの種族や属性などを選ばずに適用可能な汎用札でもあり、守備力2000以上のモンスターを対象とすればカード1枚で打点を強化できる効果としては十分な強化値となる。 攻守が両方4000のモンスターに対して使用することでその攻撃力は一気に8000となり、他の効果で守備力が上がっている場合はそれも強化値に乗せることができますが、発動するターンは他のモンスターで攻撃できないという妥当な制約が課せられる。 その代わり直接攻撃することは可能でそれ以外のデメリットは特にないため、速攻魔法であることも含めてキル札・迎撃札としてその使い勝手は概ね良好と言って良いでしょう。 |
▶︎ デッキ | 《孤毒の剣》
自分の場のモンスターがこのカードを装備したモンスター1体のみでない場合には墓地送りによって自壊してしまう代わりに、装備モンスターに相手モンスターと戦闘をするダメージ計算時における高い戦闘能力を与える装備魔法。
その内容は発動を伴わない効果によってダメージ計算時のみ装備モンスターの「元々の攻守が倍になる」というものになっている。 これは《巨大化》をはじめとする他の多くの類似効果となる「元々の攻撃力の倍となる数値に変化させる」ものとは仕様が異っており、元々の攻守そのものが変化するため、既に適用されているステータスアップ効果も上書きされることなく適用され、この変化した数値を《巨大化》などでさらに倍化させることも可能となっています。 いずれにしてもモンスター同士の戦闘でしか適用されない効果なので、単に超高打点のモンスターにこのカードを装備して殴るだけでは一発で8000LPを取り切ることは難しい。 |
▶︎ デッキ | 《奇跡の代行者 ジュピター》
墓地除外による攻守上昇と《天空の聖域》下での帰還が可能な《代行者》の一体。
【代行者】の召喚権はサーチャーのアースやリクルーターで有るヴィーナスに充てたいので 他の代行者に求められているのは自己展開能力のなのだがこれはそれに欠く。 現在では《命の代行者 ネプチューン》とのシナジーが強いのだが こちらも《マジェスティ・ヒュペリオン》といった上級の方が動かしやすい。 帰還効果は自体は優秀で有る為《マスターフレア・ヒュペリオン》で使わせたいのなら入れられる。 |
▶︎ デッキ | 《ダーク・スプロケッター》 |
▶︎ デッキ | 《誤爆》 |
▶︎ デッキ | 《一撃離脱》
カウンター罠でありながら発動のきっかけとなるような行動を要求せず、特定のフェイズで特定のタイミングが訪れた際に発動できるようになるというとても珍しいカウンター罠。
その効果はお互いのバトルフェイズ終了時に発動ができ、その後のメインフェイズ2を行わずにそのままエンドフェイズに移行するというというものになっている。 カード名に用いられている『一撃離脱』とは「ヒットアンドアウェイ」などとも呼ばれるかなりメジャーな戦法になるわけですが、このカードで自分のメインフェイズ2を飛ばすことが有効に働く場面は極めて稀なので、基本的には相手のバトルフェイズ終了時に発動するカードになるでしょう。 相手にメインフェイズ2を行わせないことによってその後の場のメンテナンスの多くを阻止することができるわけですが、バトルフェイズにおける攻撃はしっかり完遂されてしまう上にバトルフェイズ終了時まではただ場に置いておくしかないというのがかなり厳しい。 下手したら《閃光弾》よりも弱いかもしれないカードという感じで、手軽に発動できるカウンター罠であることが一番の見所になってしまうかもしれないカードです。 |
▶︎ デッキ | 《見切りの極意》
相手の3種類のカードの発動全てに対応し、その発動を無効にして破壊できるという、ノーコストでパーフェクトカウンターなカウンター罠。
ただし対応するのは相手の墓地に同名カードが存在するカードの発動、つまり一度見たことのあるものにしか対応しないというものになっている。 このカードのように10期産のカウンター罠ともなるとさすがにノーコストで使える手軽さが「神罠」などと比較した時の対応範囲の狭さに大負けしていてほぼ使いようがないとまではいかないものの、それでも手狭であることがどうにも否めない。 自身をコストとして手札や場から墓地に送って発動する効果や自身をコストとして墓地から動かさないタイプの墓地で発動するモンスター効果なら単独で捉えることはできますが、パーフェクトカウンターであることやカウンター罠であることを加味しても類似効果を持つカードに優先して採用するには今一歩物足りないといった印象です。 |
▶︎ デッキ | 《雪花の光》
一部の魔法罠カードを封じる能力を持つ《電光-雪花-》がイラストに描かれた【フルモンスター】及びそれに準ずる構築のデッキで使用できるドローソースとなる通常魔法。
自分の墓地に魔法罠カードが存在しない場合にのみ発動でき、発動後は自分は同名カードを除く全ての魔法罠カードをこのデュエル中発動できなくなるというとてつもなく重い制約が課せられますが、発動するだけでその場で2ドローすることができ、それ以外の戦闘ダメージや特殊召喚に関するデメリットや制約は一切設定されていない。 さらに上記のドロー効果とそれぞれターン1で使える墓地効果も備えており、これによって手札からデッキに眠っていて欲しいモンスターをデッキに押し戻しながら1ドローによる手札交換ができるだけでなく、発動コストとして自身を墓地から除外するため、2枚目以降の同名カードがドロー効果を使うことを阻害することもなくなり躊躇なく複数枚積むことが可能となっている。 何しろ発動条件がこれなのでデッキ構築に大きく制限がかかるものの2ドローできる通常魔法の中では制約も良心的な方なので特に実用性が高く、採用可能なデッキなら必須カードに近い立ち位置と言って良いでしょう。 |
▶︎ デッキ | 《無情なはたき落とし》
同じカウンター罠としてはドローとサーチに対応している《強烈なはたき落とし》が5期に先行していましたが、こちらは10期に登場したカード効果による場から手札へのバウンスと墓地からのサルベージに対応した、そのカード名からも関連カードであることが分かるカウンター罠。
こちらは相手の手札に加わったカードを除外によって処分するので、墓地肥やしを手助けすることなくより安全に処理することができ、さらに相手の手札をフルピーピングした上で同名カードが存在する場合はそれらも全て除外するという、しかるべきタイミングで発動すればこのカード1枚で様々なアドバンテージを獲得することができる。 しかし《強烈なはたき落とし》の対応範囲はドローフェイズにおける通常のドローも含まれるため常に撃ちどころがあるのに対して、セルフバウンスや墓地からのサルベージはドローやサーチとは違って相手のデッキによっては全く行わないことも珍しくないため、当然その分撃ちどころも少なくなってしまう。 上から叩かれ難いカウンター罠とはいえど、使い切りのこのカードのために自ら相手の場のカードをバウンスしてまで使うほどの値打ちは感じられません。 場の魔法罠カードに対するバウンスがより有効な除去になるのは悪くないのですが、対応するのは表側表示のカード限定なのでセットされたものをバウンスしてもこのカードを発動することはできず、一般的にバウンスが有効とされるEXモンスターに対しては何ら作用しないというのも何だか損した気分になってしまいますね。 |
▶︎ デッキ | 《電網の落とし穴》
第10期に登場した「落とし穴」通常罠カード群の一種となる召喚反応型の除去罠。
このカードが捉えるのは相手のデッキ・墓地からの特殊召喚という相手にとって数的アドバンテージになりやすい領域からのものになっており、除去内容も対象を取らない裏側除外ということで耐性を貫通する力も除去したモンスターを無害化する力も非常に高いものとなっている。 パッと見は押さえるべきところを全て押さえた「落とし穴」通常罠カードの中でも特に優秀なカードであるように思えるし事実そうであるとは思うのですが、手札・EXデッキからの特殊召喚には一切対応していないという点では《奈落の落とし穴》に劣るカードでもあり、ほとんどのデッキに対して少なからず撃ちどころはあると思われるものの、多少の攻撃力指定があったり除去内容に難があっても対応する特殊召喚がより広いあちらの方が優れている場面もけして少なくありません。 総じて効果テキストの見た目ほど強くはないカードという感じで、少なくとも汎用的な除去罠として優先して採用されることはほぼないでしょう。 |
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