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014:追跡者 作:天2
014:追跡者
ドミノシティ中心部、治安維持局本庁舎の地下にあるセキュリティ詰め所。
その狭い廊下を大柄な中年間近の男とその部下の青年が忙しない足取りで歩いていた。
「緊急召集って何事ですかね、牛尾さん?」
足取りはそのままに部下の青年は前を早足であるく大柄の男に話しかける。
大柄な男ーーー『牛尾 テツ』は、身長190センチはありガッチリとした体格の男だ。歳は30代半ば。髪は黒髪で、強面。左の目元の傷がそれを更に助長している。一見しただけでは、近寄りがたい雰囲気の男性である。
部下の問いに振り向きもせず、不機嫌そうに返す。
「さぁな。どうせまたトップスのお偉方が無理難題を押し付けてきてんだろうぜ」
2人共、着ているのは同じセキュリティの制服。日夜シティの治安を守るセキュリティの一員という証だ。
セキュリティは、シティの治安維持を目的とする治安維持局直属の公安組織である。
その職務は、シティの警備・犯罪捜査・犯罪者の逮捕、拘束・サテライトの監視等多岐に及び、その社会的意義は謂わば『シティの守護者』といったところか。
しかし、そんな彼らをシティの人々が英雄視することは少ない。
何故なら、この国はトップスと呼ばれる一部の権力者によって完全に牛耳られており、国の公的機関である治安維持局はそれらの意向に逆らうことができないからだ。
当然その活動方針もトップスに大いに配慮したものである。彼らの中には、セキュリティに対して強い意向を持つ者もおり、手足の如く使われることも多い。一部では、秘密裏に犯罪を揉み消したり、政敵となりそうな者を罪をでっち上げて拘束したりするような汚い仕事まで行われていると聞く。
その結果、人々の中には彼らセキュリティを『権力の犬』と侮蔑する意識が根付いてしまったのである。
「……トップスだからってやりたい放題じゃないッスか。俺達はただのセキュリティじゃない、『チェイサーズ』ッスよ。それでも奴らの尻拭いに駆り出されるんスか?」
周りはガヤガヤと騒がしいにも関わらず、牛尾の部下ーーー『藤名 シュウサク』は声のトーンを落として愚痴る。
ただの愚痴とは言え、トップスを悪く言っているのを誰かに聞かれれば事だ。出世コースから外されることは当然、悪くすれば拘束されることすら有り得る。
2人は、セキュリティの中でもエリートとされる『チェイサーズ』の所属。
一般の職員と比べ、その優秀さを認められており比較的強い権限を持つ。
「奴らトップスにしてみれば、一般職員だろうが俺達チェイサーズだろうが、同じ虫けらに過ぎねぇんだろうぜ。せいぜい地を這う芋虫か足元を飛び交う羽虫かってくらいか」
「どんだけ舐められてるんスか、俺達」
「仕方ねぇ。それが奴らトップスと俺らコモンズの現実だ。それが嫌ならのし上がるしかねぇな」
憮然とした表情を出す藤名に、牛尾は鼻を鳴らす。
「着いたぞ。くれぐれも連中の前でその顔や態度を出すなよ」
気付くと、呼び出された会議室の前だった。
2人は少し居住まいを正すと扉をノックして入室する。
部屋の中にいたのは、たったの2人だった。
何処ぞのお偉いさんやその部下共がずらりを想像していた牛尾達は少し面食らう。
1人はよく見知った壮年の上官。
問題はもう1人の方だ。
艶やかな銀色の長い髪に青い瞳。透き通るように白い肌。歳はまだ20歳に届かないだろう。見紛うことなき美少女が、凛と背筋を伸ばし座っていた。
上官が立ち上がり2人を呼ぶので近付く。
「ご指名頂いた牛尾一等捜査官、藤名二等捜査官で御座います」
上官が自らの半分にも満たない歳の少女に恭しく牛尾達を紹介した。
上官より上座に彼女が位置していることからも分かるが、彼女がトップスの出であることは明らかだ。しかも上官の恐縮した態度から、そんじょそこらのトップスではあるまい。
少女は立ち上がり2人の目をしっかりと見据えた。
「『白銀 アキラ』だ。よろしく頼む」
まだ幾分か幼さの残る声色だが、物言いは鋼のように固い。
だが彼女の名前を聞いて固くなったのは、彼女の物言いだけではなかった。
「白銀……!? まさかあの『七星貴族(セブンスターズ)』の白銀家ッスか!?」
藤名はビキリと音が出るくらいに身体を固くする。
『白銀家』ーーー。
シティに生きる者で、その名を知らぬ者はいない。
トップスの中でも歴史・財力・武力・知識等で非常に秀でた7つの名家ーーーそれらを『七星貴族(セブンスターズ)』と呼ぶ。
白銀家はその中の一家であり、武門の家柄として知られている名家中の名家なのである。
コモンズ出身の藤名にとってはそれこそ天上人であり、そんな人と同じ部屋の空気を吸っていることすらとんでもないことの気がしてくる。
そんな動揺に気付いているのかいないのか、上官はあっさりと2人に今日の趣旨を告げる。
「お前達にはこれより彼女の指揮下に入り、特別任務に当たってもらう」
「えっ、彼女の下にッスか!?」
声を上げる藤名を、しかし牛尾も止められはしなかった。
いくら白銀家のご令嬢とは言っても、彼女は明らかにまだ10代の少女だ。
牛尾はチェイサーズの分団を預かる分団長、藤名は副分団長だ。牛尾達が彼女の下に着くということは、団の他のメンバーも同様に指揮下に入るということ。
上官の命令とは言え、何の説明もなしに簡単には了承できない。
「戸惑うのも無理はない。ここは私から彼らに事の経緯を説明させてもらいたいのだが、如何か?」
「む……まぁ、貴女がそうおっしゃるなら……」
彼女の申し出に、上官は逆らうこともできず退出していった。
その姿を見送って、ハァと牛尾が盛大なため息を漏らす。
「ちょ、牛尾さん!?」
相手が白銀家のご令嬢と知ってガチガチの藤名が、その無礼な態度に驚く。
しかし当の白銀アキラは涼しい顔ーーーというか、少し表情を崩しながら頭を下げた。
「お久し振りです、牛尾さん」
「えっ!?」
白銀家のご令嬢が牛尾に頭を下げているこの状況が理解できず、藤名は息を飲んだ。
「こうしてお会いするのはいつ振りですかね、お嬢?」
「父の葬儀以来ですので、3年になりますか。毎年お墓参りして下さっているのは存じています。ありがとうございます」
「俺にゃ他に何もできやしないんでね。それくらいはしねぇと向こうで親父さんに会わせる顔がねぇんですよ」
そばで目を白黒させている藤名を放っておいて、そんな世間話をし出す2人。
流石に話に割って入る。
「えっと……お2人は知り合い……なんですか?」
トップスとコモンズが知り合うことは、普通そうあることではない。
富裕階級であるトップスは平民階級であるコモンズを基本見下しているため、2人のようにまがりなりにも対等に近い立場で話す機会などないためである。完全に住む世界が違う存在なのだ。
「若い頃、白銀家の前当主だった彼女の親父さんに一時師事していたことがあってな。家に出入りさせてもらってたのさ。トップスもコモンズも分け隔てなく接してくれる本当に良い人だった」
「惜しい人を亡くしたもんだ……」と遠い目をする牛尾。
地位や貧富の差を気にしないとは一口で言っても、それを実践できる人はそうはいない。
だがアキラの父は間違いなくそういった稀有な本物の人格者だった。良い人は早死にするとよく言われるが、事故だったのだから仕方ないとは言え、失ったものはあまりに大きい。
「確か御父上の跡は……」
「今は姉が当主を引き継いでいます」
「しかしお姉さんは確かーーー」
「はい。姉もあの事故で眼を悪くしてしまいました。今は母と協力して、何とか家を支えてくれています」
3年前、アキラの父と姉が乗った車が事故に遭い、父は即死、姉は一命を取り止めたもののその両目は光を失ってしまった。
不幸というものはいつ襲ってくるか分からず、襲う時には連続して襲来するものだ。
しんみりとし出した空気を断ち切るように牛尾が切り出す。
「で、これはどういうことなんです? 俺らを指揮下に入れて何をするつもりです? 事と次第に寄っちゃあ俺は本当に御父上に顔向けできなくなるんですがね」
言葉はぶっきらぼうだが、そこには心からアキラを心配する気持ちが見える。
セキュリティの仕事は基本的に荒事である。それを動員する以上、危険を伴わないことでは有り得ない。牛尾からすれば、恩人の娘をみすみす危険に晒すわけにはいかないのだ。
その気持ちを汲み取って、アキラは居住まいを正し真っ直ぐに強い目を向けてくる。
「先日、ゴドウィン長官より打診があったのです。私にサテライトに逃げ込んだテロリストを捜索し、その身柄を拘束せよと」
「ゴ、ゴドウィン長官自ら……!?」
藤名が驚きを示すのも無理はない。
レクス・ゴドウィンは治安維持局のトップだ。同じ局内の人間とは言え、コモンズではチェイサーズ副分団長の藤名でさえ実際に言葉を交わしたことはない。式典等で何度か姿を見たことがある程度だ。
やはり相手がセブンスターズともなれば、ゴドウィン自らが動かなければならないということなのだろうか。そんな相手と気さくに言葉を交わしている今の状況にますます違和感を感じずにはいられなくなる。
だが牛尾はそれとは別のことが引っかかった。
「お嬢は確かまだアカデミア生でしたよね? テロリストが本当にサテライトに潜伏しているなら放ってはおけんが、そりゃ俺達セキュリティの仕事のはず。なんで学生のお嬢にその話が行くんで?」
『本当に』の部分を妙に強調して牛尾が問う。
それに含みはあるものの、確かに変な話だ。サテライトの監視も犯罪者の確保も、本来ならセキュリティの仕事。それの陣頭指揮をセキュリティでもない一学生に任せるなんて、道理に合わない。
それに関してはアキラも首を振るしかない。
「長官が何をお考えなのかは私にも分かりません。ですが、これは私にとってーーーいえ、我が家にとって千載一遇のチャンスと、私は思っています」
「チャンス?」
サテライトは無法の地だ。当然かなりの危険が伴う。とてもトップスのご令嬢が喜び勇んで赴く場所には思えない。
「アカデミアを卒業したら、私は『ファイブディーズ』に入隊を希望しているのです」
「なんだと!?」
「『ファイブディーズ』に!?」
今度は揃って驚きの声が上がった。
治安維持局直属のセキュリティは、全員がコモンズ出身者で構成されている。その中で優秀と認められた者が、牛尾達のようにチェイサーズというエリート集団に入団を許されているのだ。
だが治安維持局の局員が全てコモンズかと言えば、それは否である。
特に、同じ治安維持局直属の機関でありながらセキュリティの上位として位置付けられている『ファイブディーズ』は、その構成員のほとんどがトップス出身者という超エリート部隊だ。与えられている権限も行使される武力もチェイサーズとは比べ物にならず、チェイサーズがあくまで警察組織であるのに対して、ファイブディーズは軍隊と言って過言ではない武力組織なのだ。
「牛尾さんならば、我が家の現状はご存知でしょう。名こそまだセブンスターズに残ってはいますが、父が亡くなってからその力は急激に衰えてきています。白銀家は武門。この窮状を脱するには、誰かが父に代わり『力』を示さねばならない」
「それでお嬢がファイブディーズに……」
ファイブディーズは入隊するだけでもデュエリストとして比類なき誉れである。
落ち目となった家名を復活させるためには、確かに良い方策かもしれない。特に武門として名高い白銀家ならば、その家の血に流れる魔力の高さを知らしめることになり、近付いてくる有力者も増えるだろう。
視力を失ったアキラの姉にはデュエリストとして力を示すことはもうできない。その代わりに妹のアキラがデュエリストとして名を上げることが白銀家を救うことになると、そうアキラは考えているのだ。
「今回の件で武功を上げれば、家名に箔も付き、更にはファイブディーズ入りへのアピールにもなる。危険は承知していますが、いつまでも母や姉に支えてもらってばかりはいられない。今度は私が家のために身体を張る番なのです」
想いの丈を語ったアキラは力強い瞳をしていた。
追い込まれた結果仕方なくとかいう消極的な気持ちではない。むしろ、ようやく自分も家のために力になれると高揚している風ですらある。
決してセキュリティの仕事やサテライトの過酷さを舐めているわけではない。自分の力ならば家のために役に立てるという自信と意気があった。
その目を見て牛尾は大きくため息を吐いた。
「分かりましたよ。お嬢のことはオレらがしっかりボディーガードしましょう」
「ちょ、牛尾さん!?」
意外にあっさりと折れた牛尾に藤名が非難するように声を上げる。
しかし牛尾は白旗を上げるように手をひらひらと振った。
「お嬢はこうなったらテコでも動かんよ。昔から一度決めたことには頑なだったからな。御母上に似て美人だが、そういうところは御父上そっくりだ」
決意を固めたアキラの目は、強く恩師のそれを思い起こさせる。
それはデュエリストのーーーというより、武人の目だ。
「長官の思惑は分からんが、ごねたところでどのみちオレ達に断る権利なんざありゃしねぇ。ならオレらが考えなきゃならねぇのは、如何にこちらに被害を出さずに任務を遂行するかっつー方だろ」
「それは、まぁそうなんですが……」
イマイチ納得いかなそうにしていた藤名も、最終的には諦めたように口をつぐんだ。
それに嘆息しながらも、牛尾はアキラに敬礼を向ける。
「我々、チェイサーズ第2分団はこれより貴下に入り、その指揮に従います。何なりとお申し付け下さい」
それを受けてアキラも慣れないながらも敬礼を返した。
「よろしく頼みます」
そして声を固くし、今度は部下に向ける口調で言う。
「牛尾1等捜査官、藤名2等捜査官以下チェイサーズ第2分団はこれより私の指揮下とし、呼称を『チェイサーズ白銀隊』に改められる。これは本任務下に於いて適用される一時的な措置だ。異論は?」
「ありません」
「宜しい」
これは儀礼的なやり取りだ。
セキュリティやチェイサーズでは、一時的に指揮官が隊外から入る場合、こうしてチームの名前を変更することが多い。そしてその新しい名前を告げるのが指揮官となる者の最初の仕事なのだ。
「それで指揮官殿、今回の任務の対象はどんな奴なんで?」
儀礼が終われば、すぐに牛尾の口調は元の砕けたものに戻る。
アキラを指揮官として認めたものの、それは昔馴染みとしての親愛を優先する意思表示でもあった。
「現状ではまだ詳細は不明だが、対象は少なくとも男性2人以上、卑劣にもまだ幼い少女を連れ回しているという情報もある」
先程渡された資料を読みながら、それを要約し簡潔に伝える。
「人質ですか?」
「まだ可能性の段階だが、そう考えて良いと思う。罪状は国家反逆罪。国の転覆を画策しており、既に海馬コーポレーション社員を襲撃し手傷を負わされているらしい。それにーーー」
幼い少女を人質にするなど言語道断。アキラの中で対象への怒りが沸々と沸き上がってくる。
彼女自身、海馬コーポレーションのやり方には思うところがないわけではない。だが無関係の人間を巻き込むのは、決して許されないことだ。
そして犯人への嫌悪感は、次の文言で決定的となる。
「ーーー彼らは活動資金調達のため、危険ドラッグの密売も行っている可能性が高いという話だ」
アキラは、生きる者はどんな思想を持っていても構わないと考えている。
海馬コーポレーションに対する攻撃にも、彼らなりの正義があってのことだろう。人を傷付けることは確かに悪ではあるが、自らの正義を貫くことそのものを否定したりはしない。
しかしドラッグの密売はダメだ。
ドラッグは人を獣に変える毒だ。これに手を出した時点で、彼らはもう思想の使徒ではなく、ただ周囲に毒を撒き散らす毒壺に過ぎない。
確かにアキラは自らの夢のためにこの任務を利用しようと考えている。
だが、このことに関しては正義感による衝動を禁じ得ない。曰く、こんな巨悪を見過ごすことはできない。必ず捕まえて、法の下で裁かれなくてはならない。
アキラはその白銀の如き清廉さにより、まだ見ぬ巨悪との対決をその胸に決めるのであった。
しかしその無垢がやがて危うさとなり彼女の運命を翻弄しようとは、この時はまだ誰も気付いてはいなかった。
ドミノシティ中心部、治安維持局本庁舎の地下にあるセキュリティ詰め所。
その狭い廊下を大柄な中年間近の男とその部下の青年が忙しない足取りで歩いていた。
「緊急召集って何事ですかね、牛尾さん?」
足取りはそのままに部下の青年は前を早足であるく大柄の男に話しかける。
大柄な男ーーー『牛尾 テツ』は、身長190センチはありガッチリとした体格の男だ。歳は30代半ば。髪は黒髪で、強面。左の目元の傷がそれを更に助長している。一見しただけでは、近寄りがたい雰囲気の男性である。
部下の問いに振り向きもせず、不機嫌そうに返す。
「さぁな。どうせまたトップスのお偉方が無理難題を押し付けてきてんだろうぜ」
2人共、着ているのは同じセキュリティの制服。日夜シティの治安を守るセキュリティの一員という証だ。
セキュリティは、シティの治安維持を目的とする治安維持局直属の公安組織である。
その職務は、シティの警備・犯罪捜査・犯罪者の逮捕、拘束・サテライトの監視等多岐に及び、その社会的意義は謂わば『シティの守護者』といったところか。
しかし、そんな彼らをシティの人々が英雄視することは少ない。
何故なら、この国はトップスと呼ばれる一部の権力者によって完全に牛耳られており、国の公的機関である治安維持局はそれらの意向に逆らうことができないからだ。
当然その活動方針もトップスに大いに配慮したものである。彼らの中には、セキュリティに対して強い意向を持つ者もおり、手足の如く使われることも多い。一部では、秘密裏に犯罪を揉み消したり、政敵となりそうな者を罪をでっち上げて拘束したりするような汚い仕事まで行われていると聞く。
その結果、人々の中には彼らセキュリティを『権力の犬』と侮蔑する意識が根付いてしまったのである。
「……トップスだからってやりたい放題じゃないッスか。俺達はただのセキュリティじゃない、『チェイサーズ』ッスよ。それでも奴らの尻拭いに駆り出されるんスか?」
周りはガヤガヤと騒がしいにも関わらず、牛尾の部下ーーー『藤名 シュウサク』は声のトーンを落として愚痴る。
ただの愚痴とは言え、トップスを悪く言っているのを誰かに聞かれれば事だ。出世コースから外されることは当然、悪くすれば拘束されることすら有り得る。
2人は、セキュリティの中でもエリートとされる『チェイサーズ』の所属。
一般の職員と比べ、その優秀さを認められており比較的強い権限を持つ。
「奴らトップスにしてみれば、一般職員だろうが俺達チェイサーズだろうが、同じ虫けらに過ぎねぇんだろうぜ。せいぜい地を這う芋虫か足元を飛び交う羽虫かってくらいか」
「どんだけ舐められてるんスか、俺達」
「仕方ねぇ。それが奴らトップスと俺らコモンズの現実だ。それが嫌ならのし上がるしかねぇな」
憮然とした表情を出す藤名に、牛尾は鼻を鳴らす。
「着いたぞ。くれぐれも連中の前でその顔や態度を出すなよ」
気付くと、呼び出された会議室の前だった。
2人は少し居住まいを正すと扉をノックして入室する。
部屋の中にいたのは、たったの2人だった。
何処ぞのお偉いさんやその部下共がずらりを想像していた牛尾達は少し面食らう。
1人はよく見知った壮年の上官。
問題はもう1人の方だ。
艶やかな銀色の長い髪に青い瞳。透き通るように白い肌。歳はまだ20歳に届かないだろう。見紛うことなき美少女が、凛と背筋を伸ばし座っていた。
上官が立ち上がり2人を呼ぶので近付く。
「ご指名頂いた牛尾一等捜査官、藤名二等捜査官で御座います」
上官が自らの半分にも満たない歳の少女に恭しく牛尾達を紹介した。
上官より上座に彼女が位置していることからも分かるが、彼女がトップスの出であることは明らかだ。しかも上官の恐縮した態度から、そんじょそこらのトップスではあるまい。
少女は立ち上がり2人の目をしっかりと見据えた。
「『白銀 アキラ』だ。よろしく頼む」
まだ幾分か幼さの残る声色だが、物言いは鋼のように固い。
だが彼女の名前を聞いて固くなったのは、彼女の物言いだけではなかった。
「白銀……!? まさかあの『七星貴族(セブンスターズ)』の白銀家ッスか!?」
藤名はビキリと音が出るくらいに身体を固くする。
『白銀家』ーーー。
シティに生きる者で、その名を知らぬ者はいない。
トップスの中でも歴史・財力・武力・知識等で非常に秀でた7つの名家ーーーそれらを『七星貴族(セブンスターズ)』と呼ぶ。
白銀家はその中の一家であり、武門の家柄として知られている名家中の名家なのである。
コモンズ出身の藤名にとってはそれこそ天上人であり、そんな人と同じ部屋の空気を吸っていることすらとんでもないことの気がしてくる。
そんな動揺に気付いているのかいないのか、上官はあっさりと2人に今日の趣旨を告げる。
「お前達にはこれより彼女の指揮下に入り、特別任務に当たってもらう」
「えっ、彼女の下にッスか!?」
声を上げる藤名を、しかし牛尾も止められはしなかった。
いくら白銀家のご令嬢とは言っても、彼女は明らかにまだ10代の少女だ。
牛尾はチェイサーズの分団を預かる分団長、藤名は副分団長だ。牛尾達が彼女の下に着くということは、団の他のメンバーも同様に指揮下に入るということ。
上官の命令とは言え、何の説明もなしに簡単には了承できない。
「戸惑うのも無理はない。ここは私から彼らに事の経緯を説明させてもらいたいのだが、如何か?」
「む……まぁ、貴女がそうおっしゃるなら……」
彼女の申し出に、上官は逆らうこともできず退出していった。
その姿を見送って、ハァと牛尾が盛大なため息を漏らす。
「ちょ、牛尾さん!?」
相手が白銀家のご令嬢と知ってガチガチの藤名が、その無礼な態度に驚く。
しかし当の白銀アキラは涼しい顔ーーーというか、少し表情を崩しながら頭を下げた。
「お久し振りです、牛尾さん」
「えっ!?」
白銀家のご令嬢が牛尾に頭を下げているこの状況が理解できず、藤名は息を飲んだ。
「こうしてお会いするのはいつ振りですかね、お嬢?」
「父の葬儀以来ですので、3年になりますか。毎年お墓参りして下さっているのは存じています。ありがとうございます」
「俺にゃ他に何もできやしないんでね。それくらいはしねぇと向こうで親父さんに会わせる顔がねぇんですよ」
そばで目を白黒させている藤名を放っておいて、そんな世間話をし出す2人。
流石に話に割って入る。
「えっと……お2人は知り合い……なんですか?」
トップスとコモンズが知り合うことは、普通そうあることではない。
富裕階級であるトップスは平民階級であるコモンズを基本見下しているため、2人のようにまがりなりにも対等に近い立場で話す機会などないためである。完全に住む世界が違う存在なのだ。
「若い頃、白銀家の前当主だった彼女の親父さんに一時師事していたことがあってな。家に出入りさせてもらってたのさ。トップスもコモンズも分け隔てなく接してくれる本当に良い人だった」
「惜しい人を亡くしたもんだ……」と遠い目をする牛尾。
地位や貧富の差を気にしないとは一口で言っても、それを実践できる人はそうはいない。
だがアキラの父は間違いなくそういった稀有な本物の人格者だった。良い人は早死にするとよく言われるが、事故だったのだから仕方ないとは言え、失ったものはあまりに大きい。
「確か御父上の跡は……」
「今は姉が当主を引き継いでいます」
「しかしお姉さんは確かーーー」
「はい。姉もあの事故で眼を悪くしてしまいました。今は母と協力して、何とか家を支えてくれています」
3年前、アキラの父と姉が乗った車が事故に遭い、父は即死、姉は一命を取り止めたもののその両目は光を失ってしまった。
不幸というものはいつ襲ってくるか分からず、襲う時には連続して襲来するものだ。
しんみりとし出した空気を断ち切るように牛尾が切り出す。
「で、これはどういうことなんです? 俺らを指揮下に入れて何をするつもりです? 事と次第に寄っちゃあ俺は本当に御父上に顔向けできなくなるんですがね」
言葉はぶっきらぼうだが、そこには心からアキラを心配する気持ちが見える。
セキュリティの仕事は基本的に荒事である。それを動員する以上、危険を伴わないことでは有り得ない。牛尾からすれば、恩人の娘をみすみす危険に晒すわけにはいかないのだ。
その気持ちを汲み取って、アキラは居住まいを正し真っ直ぐに強い目を向けてくる。
「先日、ゴドウィン長官より打診があったのです。私にサテライトに逃げ込んだテロリストを捜索し、その身柄を拘束せよと」
「ゴ、ゴドウィン長官自ら……!?」
藤名が驚きを示すのも無理はない。
レクス・ゴドウィンは治安維持局のトップだ。同じ局内の人間とは言え、コモンズではチェイサーズ副分団長の藤名でさえ実際に言葉を交わしたことはない。式典等で何度か姿を見たことがある程度だ。
やはり相手がセブンスターズともなれば、ゴドウィン自らが動かなければならないということなのだろうか。そんな相手と気さくに言葉を交わしている今の状況にますます違和感を感じずにはいられなくなる。
だが牛尾はそれとは別のことが引っかかった。
「お嬢は確かまだアカデミア生でしたよね? テロリストが本当にサテライトに潜伏しているなら放ってはおけんが、そりゃ俺達セキュリティの仕事のはず。なんで学生のお嬢にその話が行くんで?」
『本当に』の部分を妙に強調して牛尾が問う。
それに含みはあるものの、確かに変な話だ。サテライトの監視も犯罪者の確保も、本来ならセキュリティの仕事。それの陣頭指揮をセキュリティでもない一学生に任せるなんて、道理に合わない。
それに関してはアキラも首を振るしかない。
「長官が何をお考えなのかは私にも分かりません。ですが、これは私にとってーーーいえ、我が家にとって千載一遇のチャンスと、私は思っています」
「チャンス?」
サテライトは無法の地だ。当然かなりの危険が伴う。とてもトップスのご令嬢が喜び勇んで赴く場所には思えない。
「アカデミアを卒業したら、私は『ファイブディーズ』に入隊を希望しているのです」
「なんだと!?」
「『ファイブディーズ』に!?」
今度は揃って驚きの声が上がった。
治安維持局直属のセキュリティは、全員がコモンズ出身者で構成されている。その中で優秀と認められた者が、牛尾達のようにチェイサーズというエリート集団に入団を許されているのだ。
だが治安維持局の局員が全てコモンズかと言えば、それは否である。
特に、同じ治安維持局直属の機関でありながらセキュリティの上位として位置付けられている『ファイブディーズ』は、その構成員のほとんどがトップス出身者という超エリート部隊だ。与えられている権限も行使される武力もチェイサーズとは比べ物にならず、チェイサーズがあくまで警察組織であるのに対して、ファイブディーズは軍隊と言って過言ではない武力組織なのだ。
「牛尾さんならば、我が家の現状はご存知でしょう。名こそまだセブンスターズに残ってはいますが、父が亡くなってからその力は急激に衰えてきています。白銀家は武門。この窮状を脱するには、誰かが父に代わり『力』を示さねばならない」
「それでお嬢がファイブディーズに……」
ファイブディーズは入隊するだけでもデュエリストとして比類なき誉れである。
落ち目となった家名を復活させるためには、確かに良い方策かもしれない。特に武門として名高い白銀家ならば、その家の血に流れる魔力の高さを知らしめることになり、近付いてくる有力者も増えるだろう。
視力を失ったアキラの姉にはデュエリストとして力を示すことはもうできない。その代わりに妹のアキラがデュエリストとして名を上げることが白銀家を救うことになると、そうアキラは考えているのだ。
「今回の件で武功を上げれば、家名に箔も付き、更にはファイブディーズ入りへのアピールにもなる。危険は承知していますが、いつまでも母や姉に支えてもらってばかりはいられない。今度は私が家のために身体を張る番なのです」
想いの丈を語ったアキラは力強い瞳をしていた。
追い込まれた結果仕方なくとかいう消極的な気持ちではない。むしろ、ようやく自分も家のために力になれると高揚している風ですらある。
決してセキュリティの仕事やサテライトの過酷さを舐めているわけではない。自分の力ならば家のために役に立てるという自信と意気があった。
その目を見て牛尾は大きくため息を吐いた。
「分かりましたよ。お嬢のことはオレらがしっかりボディーガードしましょう」
「ちょ、牛尾さん!?」
意外にあっさりと折れた牛尾に藤名が非難するように声を上げる。
しかし牛尾は白旗を上げるように手をひらひらと振った。
「お嬢はこうなったらテコでも動かんよ。昔から一度決めたことには頑なだったからな。御母上に似て美人だが、そういうところは御父上そっくりだ」
決意を固めたアキラの目は、強く恩師のそれを思い起こさせる。
それはデュエリストのーーーというより、武人の目だ。
「長官の思惑は分からんが、ごねたところでどのみちオレ達に断る権利なんざありゃしねぇ。ならオレらが考えなきゃならねぇのは、如何にこちらに被害を出さずに任務を遂行するかっつー方だろ」
「それは、まぁそうなんですが……」
イマイチ納得いかなそうにしていた藤名も、最終的には諦めたように口をつぐんだ。
それに嘆息しながらも、牛尾はアキラに敬礼を向ける。
「我々、チェイサーズ第2分団はこれより貴下に入り、その指揮に従います。何なりとお申し付け下さい」
それを受けてアキラも慣れないながらも敬礼を返した。
「よろしく頼みます」
そして声を固くし、今度は部下に向ける口調で言う。
「牛尾1等捜査官、藤名2等捜査官以下チェイサーズ第2分団はこれより私の指揮下とし、呼称を『チェイサーズ白銀隊』に改められる。これは本任務下に於いて適用される一時的な措置だ。異論は?」
「ありません」
「宜しい」
これは儀礼的なやり取りだ。
セキュリティやチェイサーズでは、一時的に指揮官が隊外から入る場合、こうしてチームの名前を変更することが多い。そしてその新しい名前を告げるのが指揮官となる者の最初の仕事なのだ。
「それで指揮官殿、今回の任務の対象はどんな奴なんで?」
儀礼が終われば、すぐに牛尾の口調は元の砕けたものに戻る。
アキラを指揮官として認めたものの、それは昔馴染みとしての親愛を優先する意思表示でもあった。
「現状ではまだ詳細は不明だが、対象は少なくとも男性2人以上、卑劣にもまだ幼い少女を連れ回しているという情報もある」
先程渡された資料を読みながら、それを要約し簡潔に伝える。
「人質ですか?」
「まだ可能性の段階だが、そう考えて良いと思う。罪状は国家反逆罪。国の転覆を画策しており、既に海馬コーポレーション社員を襲撃し手傷を負わされているらしい。それにーーー」
幼い少女を人質にするなど言語道断。アキラの中で対象への怒りが沸々と沸き上がってくる。
彼女自身、海馬コーポレーションのやり方には思うところがないわけではない。だが無関係の人間を巻き込むのは、決して許されないことだ。
そして犯人への嫌悪感は、次の文言で決定的となる。
「ーーー彼らは活動資金調達のため、危険ドラッグの密売も行っている可能性が高いという話だ」
アキラは、生きる者はどんな思想を持っていても構わないと考えている。
海馬コーポレーションに対する攻撃にも、彼らなりの正義があってのことだろう。人を傷付けることは確かに悪ではあるが、自らの正義を貫くことそのものを否定したりはしない。
しかしドラッグの密売はダメだ。
ドラッグは人を獣に変える毒だ。これに手を出した時点で、彼らはもう思想の使徒ではなく、ただ周囲に毒を撒き散らす毒壺に過ぎない。
確かにアキラは自らの夢のためにこの任務を利用しようと考えている。
だが、このことに関しては正義感による衝動を禁じ得ない。曰く、こんな巨悪を見過ごすことはできない。必ず捕まえて、法の下で裁かれなくてはならない。
アキラはその白銀の如き清廉さにより、まだ見ぬ巨悪との対決をその胸に決めるのであった。
しかしその無垢がやがて危うさとなり彼女の運命を翻弄しようとは、この時はまだ誰も気付いてはいなかった。
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次回も楽しみに待っています。 (2020-12-22 16:26)
これから様々なキャラクター、世界が登場する予定です。更新速度が低下していますが、気長にお付き合い下されば幸いです。
でもコメントもらえてやる気出てきました!!
(2020-12-25 22:20)