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011:斯波ユーイには『夢』がある 作:天2
011:斯波ユーイには『夢』がある
「あ、あわわわ……」
ドールの傍らで、ハヤトは可哀想なくらいに震えていた。
目の前で自分の未来を全て託した相手が爆煙に飲まれたのだ、無理もない。
「ユーイ……やられちゃったのか……?」
いや、ハヤトは自分より他人の心配を優先する性格だ。おそらく純粋にユーイの身を案じているのだろう。
だがその横のドールは泰然自若。
「ええいそう狼狽えるな、ハヤトよ。今のは《エビルドーザー》の破壊効果に過ぎぬ。モンスター達は破壊されてしもうたかもしれんが、ユーイ自身にダメージはないはずじゃ。大丈夫じゃ、ユーイは負けぬ」
ドールが諌めるように慰めるが、それもハヤトの不安を一掃するには至らなかったようだ。その目はまだ不安に揺れている。
それでも震える両手を組み、祈るように言う。
「オ、オレもユーイを信じるんだな。絶対にユーイは勝ってくれるんだな!」
確かにーーーと、ドールも未だ立ち込める煙のせいで視界の悪い2人のフィールドを険しい面持ちで見やる。
確かに、今の効果でユーイのLPには直接ダメージはなかっただろう。しかしアドバンテージという意味では大き過ぎるダメージがあったのは事実だ。
ユーイが3枚の手札を消費して築き上げた布陣は、一瞬にして崩壊してしまった。彼に残されたのは、伏せカード1枚と手札1枚のみ。対する瓜生は、2体のモンスターはフィールドに健在、更に手札はまだ3枚残っている。
この差は、ともすれば致命的ともなる差だった。
立ち込めていた煙が晴れると、2人の様子が露(あらわ)になる。
瓜生は余裕の笑みで立っている。
一方でユーイは土埃に顔を汚し、今ようやく立ち上がったという様子だ。
「クハハハ、テメェのモンスター共は悉(ことごと)く消し去ってやったぜ。見ろよ、テメェのフィールドはガラ空きだ。これがどういうことか分かるか? 分かるよなァ?」
ユーイのフィールドに彼を守るモンスターはいない。これは瓜生のモンスターの攻撃は、全てユーイへの直接攻撃となるということ。
瓜生のモンスターは、攻撃力2800の《エビルドーザー》と攻撃力1400の《ダイオウギシキムシ》。攻撃力の総計は4200で、《アリジバク》の効果ダメージが無くともユーイを瞬殺できる威力だった。
「なるほど……。つまりは『そういうコンセプト』のデッキというわけか」
そう、瓜生のデッキはこの動きに研ぎ澄まされたコンセプトデッキ。
《エビルドーザー》の全体破壊効果により相手モンスターを一掃し、同時に初期LP4000を削りきる。つまり『1ターンキル』を成立させることに特化したデッキだったのだ。
「ククク、物分かりの良い奴隷は大歓迎だぜ」
瓜生は勝利を確信し、既にユーイを自分の奴隷にした気でいるようだ。
だがユーイは理解できないように眉間にシワを寄せる。
「何故だ? 何故これほどの力を持ちながら、その力を悪事に使う?」
瓜生が儀式召喚した《エビルドーザー》のレベルは8。あの《青眼の白龍》と並ぶ最上級モンスターであり、効果を持つ儀式モンスターであることを考慮するならばそれ以上の可能性を秘めたモンスターとすら言えるかもしれない。
それを自在に操るには死の物真似師に匹敵する魔力を、この瓜生という男は持っていることになる。
明らかに街のチンピラ風情には過ぎた力だ。
故にユーイには、彼が他人を虐げることにのみその力を使っていることが納得いかなかった。
これだけの力があれば、そうせずともそれなりの成功が手に入ったはずだ。そもそもサテライトに送られるもなかったのではないか。こと魔力量に於いて、その才能はユーイよりも遥かに優れているのは確かだ。
「アァ? なんだ、道徳の講義でもする気か?」
ユーイの純粋な疑問は、しかし瓜生にはお気に召さなかったらしい。
「良いか、どんな体裁の良い言葉を並べたところで『力』ってのは何かを奪うためのもんだ。金だったり、自由だったり、尊厳だったり。自らに足りないと感じるものを他者から奪う。力とはそんためのもんだろうが。他者の権利を侵すために力を使うことのどこが悪い?」
「それは違う。強い力を持つ者が何故力を持つのか。それは力を持たない者を護るためだ。力とは、他人を脅す刃ではなく弱者を護る盾なんだ」
ユーイが反論すると、瓜生は可笑しそうにクツクツと笑う。
「テメェは何処の出身だ? コモンズでも上の方か、ひょっとしてトップス出身だったりするのか? 何れにせよ、如何にも富裕層出身らしい日和った綺麗事だぜ」
吐き捨てるように言う。
「オレも生まれはシティだが、下層のコモンズ出身でな。貧しくてガキの頃はその日1日食い繋ぐのがやっとだった。シティにはトップスを初め力を持った奴らがゴロゴロいたが、生憎そいつらに護ってもらったり助けてもらったりしたことは一度もねェ。むしろオレ達貧しく力のねェ奴らはそいつらに搾取され続けていた。オレはあの日々に学んだんだ。弱者ってのは、強者に喰い潰されるためにいるんだってな」
ユーイはその独白を黙して聞いていた。
構わず瓜生は続ける。
「オレはシティでは盗みで生きるこそ泥だった。アカデミア出だっつーから使えるかと仲間に引き入れたそこの愚図がドジってサテライト行きになっちまったが、それ自体には今じゃ感謝してるくらいさ。オレはサテライトに来てグールズに加わり『力』を得た。誰にも搾取されねェ、むしろ他のカス共をひれ伏させるだけの力をな」
デュエルアカデミアを退学になったハヤトを無理矢理泥棒仲間に引き入れたのだろうが、ハヤトがそんな仕事に前向きなわけがない。彼の性格からして、ミスをしたというより犯罪を未然に防ぐため自ら通報するなりわざと仕事を失敗した可能性が高い。
「オ、オレは人を騙したりお金を盗んだりするのは嫌だったんだな! だからわざと捕まるように仕向けたんだな!」
ハヤトが瓜生の言を否定する声を上げる。
やはりそうか、とユーイは安堵した。
ハヤトの誠実さと正直さが、ユーイに勇気をくれる。
ユーイは強い瞳で瓜生を見据える。
「確かにアンタの言う通り、俺の考え方はただの綺麗事ーーー理想論なのかもしれない。世界は優しくなんかなくて、俺が考えるよりずっと悪意に満ちているのかもしれない。だが、そのことと俺が正しくあらんとすることは、何の関係もない話だ」
「何だと?」
「アンタの生い立ちには同情するし、救いの手を差しのべることもなくアンタらを利用した有力者達には怒りを覚える。だが、だからと言って悪の道へ堕ちたアンタを肯定はできないし、俺の信念を曲げる理由にはならないと言っているんだ」
今の瓜生を形作ったのは、確かに彼の過酷な幼少期であり、それを見殺しにした上利用していたシティの強き者達なのだろう。彼らが今の瓜生と同様、強き力を搾取することに使っていたのは事実で、そういう力の使い方しか見習うことのできなかった瓜生がこういう風に歪んでしまったのは仕方のないことなのかもしれない。
だが、それを良しとするかどうかはまた違う話だ。
「俺は、アンタのような強い力を他者を虐げるために使うデュエリストをデュエリストとは認めないし、そういうデュエリストになりたくはない」
「何が言いてェんだ、テメェは?」
ユーイの真意が理解できず、瓜生はますます不機嫌そうに睨み付ける。
だがユーイは揺らがない。
「簡単な話さ。俺は弱い立場の人を護れるデュエリストになりたいし、そう在りたい」
要はハヤトの時と同じだ。『どう在るべきか』ではなく『どう在りたいか』。
ユーイは『デュエリストとはどう在るべきか』ではなく『どういうデュエリストで在りたいか』を語っているのだ。
「世の中がどうだとか、他の誰かがどうだとか、そんなのどうだって良い。大切なのは自分の信念を貫くことだ。世界が俺の信念を否定するならーーー弱い人々を護らない世界だって言うんなら、俺が世界の方を変えてやる!!」
高らかに宣言する。
力が相手を従わせるためのものだと言うのなら、従わせてやる。他の誰かをじゃなく、世界そのものを。それがいま虐げられている人達を護ることになるのなら。
そのあまりに壮大すぎるユーイの言葉に、瓜生は一瞬唖然とした表情を見せた。
しかしその後は馬鹿にしたように鼻を鳴らす。
「なんだそりゃ!? ガキの作文じゃあねェんだよ! んな夢物語みてェなことーーー! 現実を見ろ! テメェみたいなただのガキが、世界を変えるなんてできるわけがねェだろうがッ!!」
「『夢物語』ーーー。良いね、それ」
声を荒げる瓜生に取り合わず、ユーイはうんうんと首肯する。
そして、戦いの最中としてはおよそ不釣り合いな晴れやかな顔を上げた。
「これは俺の『夢』だ。強い者は弱い者を助け、弱い者も日々安穏に暮らせる世界を作る。うん、良いぞ」
そう1人ごちるユーイを、瓜生は奇妙なものでも見るような目で見やる。
「なんだ、コイツは……。イカれてんのか?」
だがユーイは自失してなどいない強い光を湛えた瞳でそれを見返した。
「『記憶を取り戻す』って目標は過去を追い求めて進むってことだ。だが『夢』ってやつは未来を描くこと。『夢』があるってことは、未来に目標ができたってことだ。未来の目標は勇気を与えてくれる。そして勇気は、心に『力』を与えてくれるんだ」
ユーイの真っ直ぐな瞳に、瓜生は自分が苛立ちを覚えていることに気付いた。
それが真っ直ぐに自分の道を歩もうとするユーイへの嫉妬のためだと半ば気付きながら、それでも瓜生は喚く。
「できるわけがねェ! 何が夢だ、何が勇気だッ! テメェに夢見る隙なんざ1秒足りとも与えねェぞ! テメェは今ここで、オレに潰され奴隷に堕ちるんだ!」
瓜生は話にならないとばかりに吐き捨てる。問答は終わりだと、それで話は切り上げられた。
「確かに、デュエリストに言葉はいらなかったな。俺を否定したいのなら、デュエルで倒すしかないぜ」
「当たり前だッ! 忘れたのか、テメェのフィールドにはテメェを守ってくれるモンスターはいねェんだぜ! テメェのその甘えた幻想を、オレの力で粉砕してやるよッ!」
瓜生が勢いよく手を振る。
「バトルだッ! そんな見のほど知らず、押し潰してしまえッ《エビルドーザー》!!」
2人の問答の間待たされていたことでフラストレーションでも貯まっていたかの如く、《エビルドーザー》は奇声を上げてユーイに襲いかかる。
巨大な顎がガチガチと音を立てながら迫る中、しかしユーイに焦りはなかった。
「この瞬間、手札の《ロックアウト・ガードナー》の効果発動! このカードを攻撃表示で特殊召喚する!」
《エビルドーザー》の攻撃を受け止めるように、ダイヤル錠がロボットになったようなモンスターが現れる。
†
《ロックアウト・ガードナー》
効果モンスター
星3/地属性/サイバース族/攻1000/守1000
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、このターン戦闘では破壊されない。
(2):自分フィールドのサイバース族モンスター1体のみを対象とする 相手フィールドのモンスターの効果が発動した時に発動できる。その自分のサイバース族モンスターとその相手モンスターの効果は ターン終了時まで無効化される。
†
だが、その攻撃力は1000。対する《エビルドーザー》は2800。
《エビルドーザー》の巨体の前では、そのボディは粉々にされてしまってもおかしくない力の差があった。
「そんな防御札を隠していやがったか! だが、たかが1000の攻撃力では壁にすらならねェぜ!」
瓜生は攻撃続行を選択。攻撃力1000の《ロックアウト・ガードナー》に邪魔されたところで、《エビルドーザー》と《ダイオウギシキムシ》の連続攻撃ならば、ユーイの残りLPを削りきることは可能だと考えたからだ。
《エビルドーザー》は勢いそのままに《ロックアウト・ガードナー》にブチ当たる。
《ロックアウト・ガードナー》のボディは、おもちゃのように簡単に破砕できるかと思われた。
しかし、バチンと何かが弾けるような音がして《エビルドーザー》の攻撃は見えない壁に阻まれてしまう。
「なんだと!?」
「残念だったな。自身の効果で特殊召喚された《ロックアウト・ガードナー》は、このターン戦闘では破壊されない」
「くっ……しぶとい奴だ! だがダメージは受けてもらうぞ!」
《ロックアウト・ガードナー》はこのターン戦闘では破壊されない。だが撃破されないだけで、ダメージ計算は普通に行われる。攻撃表示同士の戦闘である以上、当然攻撃力の差分がダメージとしてユーイのLPを削る。
ユーイ:LP3000→1200
「ぐっ……!」
「更に《ダイオウギシキムシ》の攻撃も受けてもらうぜ!」
続けて《ダイオウギシキムシ》の体当たりも《ロックアウト・ガードナー》が弾き返すが、やはり戦闘ダメージは発生する。
ユーイ:LP1200→800
「ああっ! ユーイのLPが……!」
残り僅かとなったLPを見て、ハヤトが悲鳴を上げる。
1ターンキルは免れたものの、この1ターンでユーイのLPは殆ど削られてしまった。対する瓜生は無傷だ。
「これでユーイの手札は尽きてしまったんだな! これから逆転なんて……」
できない、と言いかけてハヤトはその言葉を飲み込んだ。口に出せば、その通りになってしまいそうで。
しかしそんなハヤトとは対照的に、ドールは薄く笑みを浮かべていた。
「いや、これで良いのじゃ。ユーイの真価は追い込まれてより発揮されるのじゃから」
頭に?を浮かべるハヤトを置き去りに、瓜生を見やる。
多大なダメージを負ったのはユーイだが、苦い顔をしているのはむしろ瓜生の方だった。
瓜生のデッキは、何をさておいても1ターンキルに特化した構築である。継戦能力のことなど考慮されてはいないため、長期戦は元より持続戦闘には向いていない。瓜生は何がなんでもこのターンで決着を付けたかったはずなのだ。
だがユーイはそれを乗り切った。
確かに手札は0で、ここからの逆転は次のドロー次第なところはあるが、あの『奥の手』のことを思えばLPをここまで追い込まれたことは下手ではない。
1ターンキルで仕留めきれなかった瓜生が苦虫を噛み潰したような顔でターンを終了した。
ドールの予想通り、1ターンキル以外の備えはないのか伏せカード等は何もない。
瓜生:LP4000/手札3
●モンスター
エビルドーザー:ATK2800
ダイオウギシキムシ:ATK1400
●魔法・罠
なし
ユーイ:LP800/手札0
●モンスター
ロックアウト・ガードナー:ATK1000
●魔法・罠
伏せカード1枚
アドバンテージはユーイが圧倒的に不利。
手札は0で、反撃するにはこのドローで良いカードを引く必要がある。
「俺のターン! ドロー!!」
ユーイは祈りを込めてカードを引く。
引いたカードはーーー《サイバース・ウィザード》だった。
《サイバース・ウィザード》はレベル4・光属性のサイバースモンスター。
その効果は相手モンスター1体を守備表示にしつつ、自分のサイバースモンスターに貫通効果を付与するというもの。先の死の物真似師とのデュエルでは《ダークコード・トーカー》との連携により、ユーイを勝利に導いてくれたカードでもある。
だが、現状では戦況を劇的に変えることのできるモンスターとは言えなかった。
瓜生の2体のモンスターは、どちらも高めの守備力を持っている。《サイバース・ウィザード》は基本的に相手モンスターの守備力が低い場合に活躍が見込めるモンスターであり、前回のように相手モンスターの守備力を下げる《サイバース・カーサー》のようなカードとのコンボでもなければ、単体では瓜生のモンスターに太刀打ちできそうにはない。
ドローカードを見て表情の優れないユーイを見やり、またハヤトが不安げに眉を下げる。
瓜生の1ターンキルを防いだユーイは流石だった。彼が自分の未来を託せるだけのデュエリストだということに、もう疑いはない。
不安が完全に払拭されたわけではないが、しかしもうここまできてそれを口に出すほどハヤトも考えなしではない。
歯を食い縛り、口を真一文字に閉じて、ただユーイを信じて勝利を祈るのみ。それがハヤトなりの戦い方だった。
そう心を決めたハヤトを見やり、ドールは小気味良さそうに微笑む。
どうやらドローカードはそれほど有用なカードではなかったらしい。
しかしユーイの『力』が発揮されるのはここからだ。
普通のデュエリストならば、この局面で良いカードをドローできなければ、サレンダーもチラつくことだろう。それだけ今のドローは局面を左右する最後のターニングポイントだったのだ。
しかし、ユーイはそのターニングポイントをもう一度行使する権利を有している。それこそが他のデュエリストにはない、ユーイの確かな『力』だった。
ユーイがポツリと呟くのが、ドールの耳朶を打った。
「スキル発動ーーー」
「あ、あわわわ……」
ドールの傍らで、ハヤトは可哀想なくらいに震えていた。
目の前で自分の未来を全て託した相手が爆煙に飲まれたのだ、無理もない。
「ユーイ……やられちゃったのか……?」
いや、ハヤトは自分より他人の心配を優先する性格だ。おそらく純粋にユーイの身を案じているのだろう。
だがその横のドールは泰然自若。
「ええいそう狼狽えるな、ハヤトよ。今のは《エビルドーザー》の破壊効果に過ぎぬ。モンスター達は破壊されてしもうたかもしれんが、ユーイ自身にダメージはないはずじゃ。大丈夫じゃ、ユーイは負けぬ」
ドールが諌めるように慰めるが、それもハヤトの不安を一掃するには至らなかったようだ。その目はまだ不安に揺れている。
それでも震える両手を組み、祈るように言う。
「オ、オレもユーイを信じるんだな。絶対にユーイは勝ってくれるんだな!」
確かにーーーと、ドールも未だ立ち込める煙のせいで視界の悪い2人のフィールドを険しい面持ちで見やる。
確かに、今の効果でユーイのLPには直接ダメージはなかっただろう。しかしアドバンテージという意味では大き過ぎるダメージがあったのは事実だ。
ユーイが3枚の手札を消費して築き上げた布陣は、一瞬にして崩壊してしまった。彼に残されたのは、伏せカード1枚と手札1枚のみ。対する瓜生は、2体のモンスターはフィールドに健在、更に手札はまだ3枚残っている。
この差は、ともすれば致命的ともなる差だった。
立ち込めていた煙が晴れると、2人の様子が露(あらわ)になる。
瓜生は余裕の笑みで立っている。
一方でユーイは土埃に顔を汚し、今ようやく立ち上がったという様子だ。
「クハハハ、テメェのモンスター共は悉(ことごと)く消し去ってやったぜ。見ろよ、テメェのフィールドはガラ空きだ。これがどういうことか分かるか? 分かるよなァ?」
ユーイのフィールドに彼を守るモンスターはいない。これは瓜生のモンスターの攻撃は、全てユーイへの直接攻撃となるということ。
瓜生のモンスターは、攻撃力2800の《エビルドーザー》と攻撃力1400の《ダイオウギシキムシ》。攻撃力の総計は4200で、《アリジバク》の効果ダメージが無くともユーイを瞬殺できる威力だった。
「なるほど……。つまりは『そういうコンセプト』のデッキというわけか」
そう、瓜生のデッキはこの動きに研ぎ澄まされたコンセプトデッキ。
《エビルドーザー》の全体破壊効果により相手モンスターを一掃し、同時に初期LP4000を削りきる。つまり『1ターンキル』を成立させることに特化したデッキだったのだ。
「ククク、物分かりの良い奴隷は大歓迎だぜ」
瓜生は勝利を確信し、既にユーイを自分の奴隷にした気でいるようだ。
だがユーイは理解できないように眉間にシワを寄せる。
「何故だ? 何故これほどの力を持ちながら、その力を悪事に使う?」
瓜生が儀式召喚した《エビルドーザー》のレベルは8。あの《青眼の白龍》と並ぶ最上級モンスターであり、効果を持つ儀式モンスターであることを考慮するならばそれ以上の可能性を秘めたモンスターとすら言えるかもしれない。
それを自在に操るには死の物真似師に匹敵する魔力を、この瓜生という男は持っていることになる。
明らかに街のチンピラ風情には過ぎた力だ。
故にユーイには、彼が他人を虐げることにのみその力を使っていることが納得いかなかった。
これだけの力があれば、そうせずともそれなりの成功が手に入ったはずだ。そもそもサテライトに送られるもなかったのではないか。こと魔力量に於いて、その才能はユーイよりも遥かに優れているのは確かだ。
「アァ? なんだ、道徳の講義でもする気か?」
ユーイの純粋な疑問は、しかし瓜生にはお気に召さなかったらしい。
「良いか、どんな体裁の良い言葉を並べたところで『力』ってのは何かを奪うためのもんだ。金だったり、自由だったり、尊厳だったり。自らに足りないと感じるものを他者から奪う。力とはそんためのもんだろうが。他者の権利を侵すために力を使うことのどこが悪い?」
「それは違う。強い力を持つ者が何故力を持つのか。それは力を持たない者を護るためだ。力とは、他人を脅す刃ではなく弱者を護る盾なんだ」
ユーイが反論すると、瓜生は可笑しそうにクツクツと笑う。
「テメェは何処の出身だ? コモンズでも上の方か、ひょっとしてトップス出身だったりするのか? 何れにせよ、如何にも富裕層出身らしい日和った綺麗事だぜ」
吐き捨てるように言う。
「オレも生まれはシティだが、下層のコモンズ出身でな。貧しくてガキの頃はその日1日食い繋ぐのがやっとだった。シティにはトップスを初め力を持った奴らがゴロゴロいたが、生憎そいつらに護ってもらったり助けてもらったりしたことは一度もねェ。むしろオレ達貧しく力のねェ奴らはそいつらに搾取され続けていた。オレはあの日々に学んだんだ。弱者ってのは、強者に喰い潰されるためにいるんだってな」
ユーイはその独白を黙して聞いていた。
構わず瓜生は続ける。
「オレはシティでは盗みで生きるこそ泥だった。アカデミア出だっつーから使えるかと仲間に引き入れたそこの愚図がドジってサテライト行きになっちまったが、それ自体には今じゃ感謝してるくらいさ。オレはサテライトに来てグールズに加わり『力』を得た。誰にも搾取されねェ、むしろ他のカス共をひれ伏させるだけの力をな」
デュエルアカデミアを退学になったハヤトを無理矢理泥棒仲間に引き入れたのだろうが、ハヤトがそんな仕事に前向きなわけがない。彼の性格からして、ミスをしたというより犯罪を未然に防ぐため自ら通報するなりわざと仕事を失敗した可能性が高い。
「オ、オレは人を騙したりお金を盗んだりするのは嫌だったんだな! だからわざと捕まるように仕向けたんだな!」
ハヤトが瓜生の言を否定する声を上げる。
やはりそうか、とユーイは安堵した。
ハヤトの誠実さと正直さが、ユーイに勇気をくれる。
ユーイは強い瞳で瓜生を見据える。
「確かにアンタの言う通り、俺の考え方はただの綺麗事ーーー理想論なのかもしれない。世界は優しくなんかなくて、俺が考えるよりずっと悪意に満ちているのかもしれない。だが、そのことと俺が正しくあらんとすることは、何の関係もない話だ」
「何だと?」
「アンタの生い立ちには同情するし、救いの手を差しのべることもなくアンタらを利用した有力者達には怒りを覚える。だが、だからと言って悪の道へ堕ちたアンタを肯定はできないし、俺の信念を曲げる理由にはならないと言っているんだ」
今の瓜生を形作ったのは、確かに彼の過酷な幼少期であり、それを見殺しにした上利用していたシティの強き者達なのだろう。彼らが今の瓜生と同様、強き力を搾取することに使っていたのは事実で、そういう力の使い方しか見習うことのできなかった瓜生がこういう風に歪んでしまったのは仕方のないことなのかもしれない。
だが、それを良しとするかどうかはまた違う話だ。
「俺は、アンタのような強い力を他者を虐げるために使うデュエリストをデュエリストとは認めないし、そういうデュエリストになりたくはない」
「何が言いてェんだ、テメェは?」
ユーイの真意が理解できず、瓜生はますます不機嫌そうに睨み付ける。
だがユーイは揺らがない。
「簡単な話さ。俺は弱い立場の人を護れるデュエリストになりたいし、そう在りたい」
要はハヤトの時と同じだ。『どう在るべきか』ではなく『どう在りたいか』。
ユーイは『デュエリストとはどう在るべきか』ではなく『どういうデュエリストで在りたいか』を語っているのだ。
「世の中がどうだとか、他の誰かがどうだとか、そんなのどうだって良い。大切なのは自分の信念を貫くことだ。世界が俺の信念を否定するならーーー弱い人々を護らない世界だって言うんなら、俺が世界の方を変えてやる!!」
高らかに宣言する。
力が相手を従わせるためのものだと言うのなら、従わせてやる。他の誰かをじゃなく、世界そのものを。それがいま虐げられている人達を護ることになるのなら。
そのあまりに壮大すぎるユーイの言葉に、瓜生は一瞬唖然とした表情を見せた。
しかしその後は馬鹿にしたように鼻を鳴らす。
「なんだそりゃ!? ガキの作文じゃあねェんだよ! んな夢物語みてェなことーーー! 現実を見ろ! テメェみたいなただのガキが、世界を変えるなんてできるわけがねェだろうがッ!!」
「『夢物語』ーーー。良いね、それ」
声を荒げる瓜生に取り合わず、ユーイはうんうんと首肯する。
そして、戦いの最中としてはおよそ不釣り合いな晴れやかな顔を上げた。
「これは俺の『夢』だ。強い者は弱い者を助け、弱い者も日々安穏に暮らせる世界を作る。うん、良いぞ」
そう1人ごちるユーイを、瓜生は奇妙なものでも見るような目で見やる。
「なんだ、コイツは……。イカれてんのか?」
だがユーイは自失してなどいない強い光を湛えた瞳でそれを見返した。
「『記憶を取り戻す』って目標は過去を追い求めて進むってことだ。だが『夢』ってやつは未来を描くこと。『夢』があるってことは、未来に目標ができたってことだ。未来の目標は勇気を与えてくれる。そして勇気は、心に『力』を与えてくれるんだ」
ユーイの真っ直ぐな瞳に、瓜生は自分が苛立ちを覚えていることに気付いた。
それが真っ直ぐに自分の道を歩もうとするユーイへの嫉妬のためだと半ば気付きながら、それでも瓜生は喚く。
「できるわけがねェ! 何が夢だ、何が勇気だッ! テメェに夢見る隙なんざ1秒足りとも与えねェぞ! テメェは今ここで、オレに潰され奴隷に堕ちるんだ!」
瓜生は話にならないとばかりに吐き捨てる。問答は終わりだと、それで話は切り上げられた。
「確かに、デュエリストに言葉はいらなかったな。俺を否定したいのなら、デュエルで倒すしかないぜ」
「当たり前だッ! 忘れたのか、テメェのフィールドにはテメェを守ってくれるモンスターはいねェんだぜ! テメェのその甘えた幻想を、オレの力で粉砕してやるよッ!」
瓜生が勢いよく手を振る。
「バトルだッ! そんな見のほど知らず、押し潰してしまえッ《エビルドーザー》!!」
2人の問答の間待たされていたことでフラストレーションでも貯まっていたかの如く、《エビルドーザー》は奇声を上げてユーイに襲いかかる。
巨大な顎がガチガチと音を立てながら迫る中、しかしユーイに焦りはなかった。
「この瞬間、手札の《ロックアウト・ガードナー》の効果発動! このカードを攻撃表示で特殊召喚する!」
《エビルドーザー》の攻撃を受け止めるように、ダイヤル錠がロボットになったようなモンスターが現れる。
†
《ロックアウト・ガードナー》
効果モンスター
星3/地属性/サイバース族/攻1000/守1000
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、このターン戦闘では破壊されない。
(2):自分フィールドのサイバース族モンスター1体のみを対象とする 相手フィールドのモンスターの効果が発動した時に発動できる。その自分のサイバース族モンスターとその相手モンスターの効果は ターン終了時まで無効化される。
†
だが、その攻撃力は1000。対する《エビルドーザー》は2800。
《エビルドーザー》の巨体の前では、そのボディは粉々にされてしまってもおかしくない力の差があった。
「そんな防御札を隠していやがったか! だが、たかが1000の攻撃力では壁にすらならねェぜ!」
瓜生は攻撃続行を選択。攻撃力1000の《ロックアウト・ガードナー》に邪魔されたところで、《エビルドーザー》と《ダイオウギシキムシ》の連続攻撃ならば、ユーイの残りLPを削りきることは可能だと考えたからだ。
《エビルドーザー》は勢いそのままに《ロックアウト・ガードナー》にブチ当たる。
《ロックアウト・ガードナー》のボディは、おもちゃのように簡単に破砕できるかと思われた。
しかし、バチンと何かが弾けるような音がして《エビルドーザー》の攻撃は見えない壁に阻まれてしまう。
「なんだと!?」
「残念だったな。自身の効果で特殊召喚された《ロックアウト・ガードナー》は、このターン戦闘では破壊されない」
「くっ……しぶとい奴だ! だがダメージは受けてもらうぞ!」
《ロックアウト・ガードナー》はこのターン戦闘では破壊されない。だが撃破されないだけで、ダメージ計算は普通に行われる。攻撃表示同士の戦闘である以上、当然攻撃力の差分がダメージとしてユーイのLPを削る。
ユーイ:LP3000→1200
「ぐっ……!」
「更に《ダイオウギシキムシ》の攻撃も受けてもらうぜ!」
続けて《ダイオウギシキムシ》の体当たりも《ロックアウト・ガードナー》が弾き返すが、やはり戦闘ダメージは発生する。
ユーイ:LP1200→800
「ああっ! ユーイのLPが……!」
残り僅かとなったLPを見て、ハヤトが悲鳴を上げる。
1ターンキルは免れたものの、この1ターンでユーイのLPは殆ど削られてしまった。対する瓜生は無傷だ。
「これでユーイの手札は尽きてしまったんだな! これから逆転なんて……」
できない、と言いかけてハヤトはその言葉を飲み込んだ。口に出せば、その通りになってしまいそうで。
しかしそんなハヤトとは対照的に、ドールは薄く笑みを浮かべていた。
「いや、これで良いのじゃ。ユーイの真価は追い込まれてより発揮されるのじゃから」
頭に?を浮かべるハヤトを置き去りに、瓜生を見やる。
多大なダメージを負ったのはユーイだが、苦い顔をしているのはむしろ瓜生の方だった。
瓜生のデッキは、何をさておいても1ターンキルに特化した構築である。継戦能力のことなど考慮されてはいないため、長期戦は元より持続戦闘には向いていない。瓜生は何がなんでもこのターンで決着を付けたかったはずなのだ。
だがユーイはそれを乗り切った。
確かに手札は0で、ここからの逆転は次のドロー次第なところはあるが、あの『奥の手』のことを思えばLPをここまで追い込まれたことは下手ではない。
1ターンキルで仕留めきれなかった瓜生が苦虫を噛み潰したような顔でターンを終了した。
ドールの予想通り、1ターンキル以外の備えはないのか伏せカード等は何もない。
瓜生:LP4000/手札3
●モンスター
エビルドーザー:ATK2800
ダイオウギシキムシ:ATK1400
●魔法・罠
なし
ユーイ:LP800/手札0
●モンスター
ロックアウト・ガードナー:ATK1000
●魔法・罠
伏せカード1枚
アドバンテージはユーイが圧倒的に不利。
手札は0で、反撃するにはこのドローで良いカードを引く必要がある。
「俺のターン! ドロー!!」
ユーイは祈りを込めてカードを引く。
引いたカードはーーー《サイバース・ウィザード》だった。
《サイバース・ウィザード》はレベル4・光属性のサイバースモンスター。
その効果は相手モンスター1体を守備表示にしつつ、自分のサイバースモンスターに貫通効果を付与するというもの。先の死の物真似師とのデュエルでは《ダークコード・トーカー》との連携により、ユーイを勝利に導いてくれたカードでもある。
だが、現状では戦況を劇的に変えることのできるモンスターとは言えなかった。
瓜生の2体のモンスターは、どちらも高めの守備力を持っている。《サイバース・ウィザード》は基本的に相手モンスターの守備力が低い場合に活躍が見込めるモンスターであり、前回のように相手モンスターの守備力を下げる《サイバース・カーサー》のようなカードとのコンボでもなければ、単体では瓜生のモンスターに太刀打ちできそうにはない。
ドローカードを見て表情の優れないユーイを見やり、またハヤトが不安げに眉を下げる。
瓜生の1ターンキルを防いだユーイは流石だった。彼が自分の未来を託せるだけのデュエリストだということに、もう疑いはない。
不安が完全に払拭されたわけではないが、しかしもうここまできてそれを口に出すほどハヤトも考えなしではない。
歯を食い縛り、口を真一文字に閉じて、ただユーイを信じて勝利を祈るのみ。それがハヤトなりの戦い方だった。
そう心を決めたハヤトを見やり、ドールは小気味良さそうに微笑む。
どうやらドローカードはそれほど有用なカードではなかったらしい。
しかしユーイの『力』が発揮されるのはここからだ。
普通のデュエリストならば、この局面で良いカードをドローできなければ、サレンダーもチラつくことだろう。それだけ今のドローは局面を左右する最後のターニングポイントだったのだ。
しかし、ユーイはそのターニングポイントをもう一度行使する権利を有している。それこそが他のデュエリストにはない、ユーイの確かな『力』だった。
ユーイがポツリと呟くのが、ドールの耳朶を打った。
「スキル発動ーーー」
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