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遊戯王 ウキキーボードさん 最新カード評価一覧 218件中 76 - 90 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
赫焉竜グランギニョル ▶︎ デッキ 《赫焉竜グランギニョル》
ウキキーボード
2023/06/04 14:40
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烙印ストーリーの終幕を告げる赫き聖女
①②の効果共、キーカードとなる様々なモンスターたちをさながら名前通りに「客演」させてデュエルを終幕に導く性能となっている。

まず融合素材指定の時点で強く、《赫の聖女カルテシア》+光闇という非常に緩い素材指定。
カルテシア自体が自前で融合効果を持っているので出すのは非常に容易く、手札で腐って持て余している《悲劇のデスピアン》なども効果で墓地送りにしてサーチ効果に繋げたり出来る。
しかし最も重要なのはカルテシアを素材指定しているこのカードの存在により《融合派兵》で融合効果を持つカルテシアを簡単にリクルート出来るようになった点だろう。これが本当に大きく、様々テーマで融合派兵が使いやすくなった。

①の効果は融合成功時にメインデッキ or EXデッキからレベル6以上の光闇をおろまいする効果。
烙印テーマで使うと主な落とし先はメインデッキからは《深淵の獣ルベリオン》筆頭のビーステッドたち、EXデッキからはアルバスドラゴンズや《赫聖の妖騎士》といった墓地に落ちるとサーチ・リクルート効果を使える者になるだろう。
しかし烙印テーマ以外でも光闇のレベル6以上という非常に幅広いモンスターを落とせるので、エルドリッチを落としたり、《オルフェゴール・トロイメア》を落としてオルフェ展開に繋げたり、《エルシャドール・アプカローネ》落としてルークを持ってきたりと出来ることは様々。
特に制約もかからないため、自分の思い描く役者を揃えて自分のデッキの舞台を自由に整えていける効果。

②の効果は相手が「モンスターの効果」でモンスターをSSしたのをトリガーに、自分を除外して特定のモンスターを出演させるもの。こっちは若干烙印テーマ寄りな効果。
リクルート先はEXデッキのクエリティスやプロスケニオン、又ははルルワリリスなど単体で強いデスピア連中。
もしくはメインデッキの《教導の聖女エクレシア》や《導きの聖女クエム》などのサーチや展開効果を持つドラグマの聖女たちが主になるだろう。
特にクエムの方は《アルバスの落胤》落としてからの融合妨害がかなり強力なので狙う価値は高い。
この②の効果は墓地に落ちている自分を除外しても使えるので、《烙印の気炎》でサーチのついでに落としておけばわりと簡単に後続確保出来るためこちらもかなり有用な効果と言えるだろう。
何なら相手がモンスターの効果でSSしようとしたのに合わせてチェーンして、気炎でグランギニョルを墓地に送ればわりと能動的に使えたりもする。

①②の効果共に様々なモンスターを役者の如く呼び込み、色々な展開パターンを演劇プロットの如く描くことの出来る、自由度の高く使いでのあるモンスター。
思い通りにデュエルシナリオを描ければ不適な笑みがこぼれてしまうかもしれない。
そう、《深淵の獣アルベル》のように...。
宿神像ケルドウ ▶︎ デッキ 《宿神像ケルドウ》
ウキキーボード
2023/05/30 21:45
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ヤバイヤバイ言われてるイシズモンスターズの中でも取り回しが良すぎて即効規制された奴。

②の効果は散々言われてる通りにムドラ同様、《転生の予言》の強化版。何かのついでに墓地に落ちていればいつでもフリチェ撃てて、相手のカード戻して墓地メタ・自分のカード戻してリソース回復・《壱世壊=ペルレイノ》を実質フリチェで起動させるなど何でもござれ。
弟のエラッタ前マキュラの遺志を継いだのか何故か墓地に落ちた瞬間から使えるので《朱光の宣告者》で一緒に捨てて墓穴回避するのはかなりストレスの溜まるムーブ。

ただこのカードの一番ヤバイところが①の効果で、イシズを切りつつ別のイシズを持ってきてしまうところ。
アギドケルベクを捨てれば相手のデッキからカードが落ちるの確定なので、ケルドウで《古衛兵アギド》持ってくれば即座にレベル4が3体、《古尖兵ケルベク》を持ってくればバウンス除去しつつレベル4が2体が自作自演で召喚権も使わず並ぶ。
同様のことは《剣神官ムドラ》からの《墓守の罠》でも可能なのだが、こっちは《墓守の罠》を素引きしてようが採用してなかろうが関係なく、アギドケルベク捨てていつでも爆発できるのがふざけたところ。

この爆アド稼ぎつつランク4お手軽に作ってねと言わんばかりの阿漕な性能が許される筈もなく、イシズの中では真っ先に・登場してすぐさまアギドや朱光共々規制を食らった...が何故かMDでは準制限で実装され、2連続でMD大会環境を荒らしまくる快挙を達成。早期の規制が望まれている。

特定の2枚が揃ったらトンでもなアド稼ぎつつランク4生成してゲームクラッシュさせる姿、今にして思えばこのイシズコンボは令和のセプスロとも言うべき存在だったのかもしれない。
制限になった今でも《苗と霞の春化精》等を使うデッキならわりときまりやすいかも...?
ヴィサス=アムリターラ ▶︎ デッキ 《ヴィサス=アムリターラ》
ウキキーボード
2023/04/29 6:21
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幾星霜の放浪者は、甘露なる新世壊の主へ...
幾つもの世壊と感情との邂逅を経て悟りを開いた新生ヴィ様。

まず素材縛りが特徴的で、光属性を1体でも含んでさえいれば全員チューナーだけでも出せる。
マナドゥムだと下級チューナーたちと《ヴィサス=スタフロスト》が横並びしがちだが、それで簡単に出せる召喚条件。
他にも《レボリューション・シンクロン》から他力本願竜と繋げて出したり、《花騎士団の駿馬》から1枚初動で出すルートが有ったりと出し方は様々。②のサーチが有用なためカオス・ルーラーとも十分差別化が可能な力は持っている。

①の効果は場にいる限り《ヴィサス=スタフロスト》となる効果。
スケアクロー・ティアラメンツ・マナドゥムのカードはヴィ様を発動や追加効果の条件に指定しているものがほとんどなのでその恩恵に与れる。
この効果によりこのカード自身が《スケアクロー・ライトハート》に変身出来てスケアクロー展開に繋がるのも大きい。
ライトハートから《肆世壊=ライフォビア》、ライフォビアから《スケアクロー・ライヒハート》、ライヒハートから《肆世壊の新星》サーチできる。この流れで《ヴィシャス=アストラウド》の召喚素材も用意でき、単純にリンク数を伸ばしたりマナドゥムのチューナーだけの盤面からいろんなレベルの非チューナーを用意できる。

②の効果はS召喚時にヴィサスの名前が入ったカードのサーチ。
フィールド魔法を含めるとスケアクロー・ティアラメンツ・マナドゥムのカードを全て網羅出来るので軽く20枚以上あるという選り取り緑。
特に《伍世壊浄心》が人気のサーチ先で、マナドゥムに限らずシンクロテーマで出せば、万能カウンター罠を展開の中で自然に構えるというボウテンコウ的役割を担える。
何気に《壱世壊=ペルレイノ》に加えてティアラメンツの魔法罠全てサーチ可能なので、ティアラメンツで先述のレボシンなどから新生ヴィ様を出せば《ティアラメンツ・キトカロス》が抜けた穴をある程度埋めてくれる。きっと彼女も天国で喜んでいるだろう(ストーリー上は全然生きてるが)

③の効果は自分のモンスターを破壊しての打点UP。
これでマナドゥムチューナーやティアラメンツの展開効果に繋げられる。打点UPは残存効果なので竜星モンスターのような時の任意効果もタイミングを逃さず使える。

総じて色々な活用方法が有りすぎるし、これからの追加カードで更に変わってくるので未だ研究半ばという感じはする。それも沢山の可能性に満ちた新たなヴィ様の再出発に相応しいと言えるか。
星満ちる新世壊》を見るに、配下にキトカロスやユニコーンなどやべー連中を揃えたようだが…今度はしっかり制御を頼みたいところではある。
火霊媒師ヒータ ▶︎ デッキ 《火霊媒師ヒータ》
ウキキーボード
2023/04/22 21:28
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白いローブとへそ出しのギャップがエチチ@イグニスターな霊媒師シリーズ3人目。

①の効果は自身と手札の炎属性を切って、より攻撃力の高い炎属性モンスターをサーチできる。
霊媒アウスよりも条件は緩く、とりあえず《灰流うらら》を使えば大体は炎サーチ出来る。しかし逆に要らない炎属性を捨ててうららを持ってきて妨害追加...ということはアウスと違って出来なくなっている。また《ローンファイア・ブロッサム》などの展開能力を持つ低ステータスモンスターほどアクセスしづらくなるのも欠点か。

霊媒師シリーズ全員に言えることだが、2枚使ってのサーチなら制約がかからず、効果処理時に手札を切るのでうららが重くなりにくい《スモール・ワールド》がある。特に炎属性の場合はどのデッキも中継役として《灰流うらら》がいるので、ヒータを使うなら何らかの差別化は必須になるだろう。

霊媒ヒータならばスモールワールドと違って手札を墓地に送れるので、サーチしつつラヴァルやヴォルカニックなどの墓地効果や《真炎の爆発》に繋げるのが良いかもしれない。
ヴォルカニック・バレット》でコストの負担を軽減したり、ヒータ自身が炎属性モンスターなので《転生炎獣サンライトウルフ》などで回収して繰り返し使うのも悪くない。

霊媒師シリーズも風、地、炎と無難な属性から順に出続けて丁度折り返し地点。
ただ残りの属性で霊媒師効果を出すとなるとかなりきな臭い感じの性能になってしまうため、霊媒師シリーズが全員揃うのは某ハンター漫画が完結するのと同じくらいの期待値かもしれない...。
斬リ番 ▶︎ デッキ 《斬リ番》
ウキキーボード
2023/04/22 12:39
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特定の数字を踏んだらリセットして新しくスレ建てするいわゆるキリ番と、調子に乗って効果を使いまくったらイライラしてカチコミに現れ、それでも効果を使ってきたら実力行使で黙らせるスケ番のダブルミーニング。
回数カウントして爆発する《星風狼ウォルフライエ》に酷似した性質を持つ罠モンスター。

①の効果で十回以上効果が発動したターンに高打点持ちトラップモンスターとして自身をSSできる。
昨今は効果発動なんか大抵のデッキで当たり前に複数回するし、効果発動回数は相手のだけでなく、自分の効果もカウントされるため条件達成はそこまで難しくない。名称ターン1が付いていないカード効果を繰り返して水増しすることも出来るため、エンドに帰るものの自分のターンで出して②の全ぶっぱの睨みを利かせるのもあり。

お目当てとなるのが②の効果で、場にトラップモンスターとして自身が居るときに「相手が」効果をそれでも使ってきたら全破壊で鉄拳制裁し、満足して帰っていく。このカード自体には名称ターン1もないので出たスケ番の数だけぶっぱが狙える。《王家の神殿》で二打席連続ホームランも面白い。
ただしこの全ぶっぱの起爆トリガー自体は、このカードが既に見えている状態で、更に最後は相手自身が引いてもらわないといけない点がネック。
当然先に効果無効やこのカードの①の効果にチェーンして潰せるフリチェ除去を用意されると不発になるし、そもそも展開力に長けているデッキならば全破壊されてもそこから建て直しも容易である。かといってぶっぱが刺さる罠デッキ相手だとそもそも効果発動十回までいかないので①の効果を満たせない…見た目の派手さと違って繊細な運用と扱いを求めてくるギャップ系ヤンキー女子
特に後攻はどうあがいてもきつく、先に相手に盤面を整えられるので一気に使用が難しくなる。

次元障壁》や《異次元グランド》などのターン縛りを設けたり、《群雄割拠》や《サモンリミッター》などキツイ制約を課せる罠ならば十回効果を使わせずとも一発で黙らせられるという話もある。
やはり自分から効果を使いまくって能動的に①の条件を満たしに行けるデッキでないと中々使いづらさは否めないかもしれない。

個人的には《麗の魔妖-妲姫》などの反復横跳び効果持ちのデッキや、ラビュリンスなどの相手ターンに連鎖して複数の効果を使えるデッキで使いやすいかなあとは思う。
VS ラゼン ▶︎ デッキ 《VS ラゼン》
ウキキーボード
2023/04/09 22:27
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格ゲーで主人公キャラというと大体が器用貧乏で弱キャラになりがちだが、こいつは違う。
一回回れば文字通りに全員VS選手入場!!!!できるテーマ内最強のVSキャラ。

①の効果はNS・SS時にデッキからVSモンスターをサーチできる。
とりあえず手札にモンスターを集めて技を繰り出していくVSでは彼がいないと始まらない。
相手ターンでも《闘神の虚像》で出すことで往復毎ターンサーチすることができる。横にいる《VS ヘヴィ・ボーガー》と共にどんどん手札を増やしていける。
このサーチ効果への泡影などの妨害は手札の《VS 龍帝ヴァリウス》や《VS ヘヴィ・ボーガー》で逃げることで回避するというキャンディナ・マンジュシカムーブをかませるのが大きな強み。
かといって相手目線ではラゼンを止めないとどんどん手札にVSモンスターをかき集められてしまうのでお祈りしつつも妨害を投げざるを得ないし、仮にうららを食らったところで虚像から相手ターンに再度出してサーチが狙えるのでさほど痛くない。

②の効果は二種類あり、二つ目の炎・闇コマンドでラゼンと同じ縦列にいるモンスターを全て破壊する効果を主に狙っていきたい。
闘神の虚像》でラゼンを出す時にしっかりと相手モンスターと同じ縦列に出して無駄なく使っていこう。リンクモンスターなら複数撃破もやりやすい。
ただし注意点がいくつかあり、この効果にチェーンしてヴァリウスなどでラゼンを手札に引っ込めてしまうと参照する縦列がなくなって不発になる。
また、こちらの虚像と同じ縦列にいるモンスターを破壊しようとすると一緒に虚像を蹴り砕いてしまう。VSを知っている相手だと虚像と同じ縦列にモンスターを出してきて抵抗してくるのはどうしようもない。

とにもかくにも手札に彼が来ないと始まらないのでありとあらゆる方法で彼を初手に引っ張れるようにしよう。《スモール・ワールド》を使う場合は、ラゼンとヘヴィボーガーとヴァリウスは全てDEF1500のみ共通、ラゼンとマッドラヴとパンテラは全てレベル4のみ共通という点を覚えておこう。
壱世壊に澄み渡る残響 ▶︎ デッキ 《壱世壊に澄み渡る残響》
ウキキーボード
2023/04/09 21:42
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実はティアラメンツにもあるテーマ専用カウンター

①の効果はよくあるテーマ専用万能カウンター罠
後半の効果で手札のティアラメンツを効果で切れるので、そこからティアラメンツの融合効果にも繋がる。
......がいくら融合に繋がるとはいえ手札のカードを失うのは痛く、イシズカードを切れる利点もあるものの、後続を失うディスアドになりやすい。
同じティアラメンツ妨害罠として《壱世壊に軋む爪音》や《壱世壊に奏でる哀唱》もあり、あちらは場やデッキからティアラメンツを墓地に送れるのでより使い易く、このカードの優先度は下がりがち。
どちらかと言えば二戦目以降の《拮抗勝負》などの致命的なカードを弾く札として、サイドから入れられることが多いだろう。
また、イシズやうららなどの手札や墓地のカード効果発動を無効にした場合は、無効後にデッキに戻さないので、「その後~」の部分は行われない。手札は切らずに済むがティアラメンツ融合は狙えなくなってしまう点に注意したい。

②の効果は除外されているティアラメンツを回収する効果。悪くはないがこれもティアラメンツ罠の中では一番使いにくい。
しかし自己蘇生後に除外された《ティアラメンツ・レイノハート》を戻したり、ビーステッドに喰われたティアラメンツたちを《戦線復帰》できるのはこのカードの強みではある。
以前は除外されているティアラメンツをわざわざ戻さずともデッキを掘ればいくらでも後続が湧いてきたが、現在だとティアラメンツ全員が制限カードに指定されてしまったので、除外されてしまったメンバーはこういう手段で戻さないと苦しくなる。
また、《ティアラメンツ・キトカロス》が現役の頃は《浮幽さくら》に狙い打ちされがちだったので、除外されたキトカロスを戻すのにこの②の効果が重宝されていた。
ティアラメンツ・カレイドハート》をペルレイノで自爆させたり哀唱で墓地に送って、自己蘇生時にデッキからこのカードを送ってキトカロスを普通に戻せるため、さくらで完全にメタり切れなかった原因のカードでもある。

イラストはキトカロスに刺されるカレイドハート。人魚姫が王子を刺すIFルートのシーンらしいのだが、女に刺されるホストにしか見えないような...。
壱世壊に軋む爪音 ▶︎ デッキ 《壱世壊に軋む爪音》
ウキキーボード
2023/04/09 4:38
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別名、女風呂とも呼ばれるカード。

モンスター一体を《月の書》妨害しつつ、《堕ち影の蠢き》を撃つという謎の性能をしている
墓地に送ったティアラメンツモンスターから《ティアラメンツ・キトカロス》、キトカロスで更にティアラメンツモンスター墓地送りすると確定で《捕食植物ドラゴスタペリア》か《ティアラメンツ・ルルカロス》の妨害までこれ1枚で立てられる。というか並みのデッキならこれだけで詰んでしまう性能。
特にスプライト相手には初動のレベル2モンスターひっくり返せる挙句、別のレベル2モンスターを出してもスタぺリアでレベル1にできるため二重に刺さる。
強力な性能ながらキトカロスや弦声でサーチも可能であり取り回しも悪くないのだが、《壱世壊に奏でる哀唱》という強力なサーチの競合先があるのが贅沢な悩み。

②の効果はティアラメンツのサルベージ。手札誘発効果を持つハゥフニスやティアクシャを戻せるのは悪くはないが、ティアラメンツの融合効果によって墓地にそんなにティアラメンツが残らないため若干微妙か。

堕ち影の蠢きにシャドール名称が付いていればなあ…と思っていたらあっさりティアラメンツで登場してしまったが…。
壱世壊に奏でる哀唱 ▶︎ デッキ 《壱世壊に奏でる哀唱》
ウキキーボード
2023/04/09 4:12
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全体的に高性能なティアラメンツ罠のなかでも一番ヤバい性能をしていると思われるカード。
①②の効果ともに強力で展開と妨害の中心を担うティアラメンツカードであるため複数枚採用されることが多い。

①の効果で永続無効を撃ちつつティアラメンツを墓地送りにする。一回これを被弾すると効果無効だけでは済まず、ティアラメンツを効果で墓地送りにしての融合により追加でミドラーシュやスタぺリアなど妨害持ち融合モンスターが飛んでくる。更に場に《壱世壊=ペルレイノ》があればなんでも破壊、《ティアラメンツ・カレイドハート》が居れば何でもバウンスと連鎖して更なる追撃が襲いかかる。そのため盤面が整った状態でこれを被弾するとなんかもう《影依の偽典》と《時空のペンデュラムグラフ》を悪魔合体させたような凶悪さを発揮する悪夢の性能。
しかもこのカードは使いきりではない永続罠であるため、場にあると毎ターン使ってこの動きを繰り返してくる。こんなのを何回も食らったらさすがに勝ち目はない。

そのためまずはこれを《コズミック・サイクロン》などでさっさと潰さないと話にならないだろう。対象を無効に出来ないと墓地送りからの融合も出来ないため《エネミーコントローラー》で逃げて相手のルルカロスやカレイドハートをパクってから動くのも対抗策にはなる。
ただこのカードを対処しても、場の妨害モンスターや手札のハゥフニスやティアクシャ、墓地のイシズは残ってるのでこれだけ止めれば良いというわけではない。

②の効果は墓地に落ちるとサーチ。これも他のティアラメンツ罠と比べてもダントツで使いやすく強い効果。
これのせいで《おろかな副葬》が実質ティアラメンツサーチになってしまっている。もちろんティアラメンツのガチャでデッキから落とすもよし、《ティアラメンツ・カレイドハート》や《ティアラメンツ・ルルカロス》で墓地に送ってハゥフニスなど後続を持ってくるもよしでこれだけでも使い勝手が良すぎる。
というか凶悪な①の効果を止めようとこれを普通に破壊すると、この②の効果でハゥフニスが手札に加わるのがズルすぎる。

これほど強いカードながら《ティアラメンツ・キトカロス》や《壱世壊を劈く弦声》であっさりサーチできて、毎回安定して運用できるのはさすが強テーマの特権と言ったところか。

イラストは暴君カレイドハートにティアラメンツの面々が虐げられる悲痛な場面だが、実際のデュエルシーンでは先述のような流れでカレイドハートとティアラメンツの連携攻撃で袋叩きにしてくる。実際はみんな仲が良いんじゃないか?
VS Dr.マッドラヴ ▶︎ デッキ 《VS Dr.マッドラヴ》
ウキキーボード
2023/04/07 22:07
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某ボンバーガール...ではなく、超高校級の発明家...でもない
VS ラゼン》に次ぐ第二のVSサーチャー

①は場に出るとVS魔法罠のサーチ
効果自体は強いのだが現状だとVS名称付きの魔法罠にはサーチ・リクルート効果を持つものがないのでラゼンと違って最初動にはならない。
そもそもサーチするのが魔法罠ということで、相手ターンに《闘神の虚像》からマッドラヴを出してもサーチしたカードは即座に使えないため、ラゼンと違ってそこまで場に繰り返し出すことはない印象。

とは言えどVS魔法罠による強めの妨害を盤面に用意できるので、初手にマッドラヴがあるとないのではかなり盤面の強度が変わってくる。加えて《VS ヘヴィ・ボーガー》のドロー要員としての仕事もあるのでやはり3積み安定だと思われる。

②のフリチェ効果はステータスダウンとバウンス。
バウンス効果の方は「最も守備力が低いモンスター」限定なためリンクモンスターは戻せず、VSモンスター自体も守備力はほとんどが1500程度なので妨害としては若干使いづらい。しかし対象を取らないバウンスではあるのでまあ及第点といったところか。
自分のモンスターも戻せるので《鉄騎龍ティアマトン》なんかを戻して再利用すると面白いかもしれない。
VS ヘヴィ・ボーガー ▶︎ デッキ 《VS ヘヴィ・ボーガー》
ウキキーボード
2023/04/07 21:38
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格ゲーによくある特定の技を擦ってるだけで強いタイプのキャラ

①の効果はメインフェイズにフリチェで場のVSモンスターを戻しつつ自身をSSするマンジュシカ効果。
VS ラゼン》や《VS Dr.マッドラヴ》を戻してサーチを使い回していこう。特に闇属性のマッドラヴは②の効果の都合もあるので積極的に戻したい。

重要なのがとにかく②の手札の闇を見せての1ドロー効果。シンプルに強力で、互いのターンでこれを撃ち続けるだけで《強欲な壺》を一生撃ってるようなもの。
加えて《闘神の虚像》でのサルベージも合わせて、一度回れば止められないくらい手札が増えていく。
本来ディスアドになる《スモール・ワールド》がVSで採用しやすいのはここら辺のハンドアドの得やすさが大きいだろう。
見せる闇カードにはテーマ外にもビーステッドやDクロなど汎用性の高い手札誘発が多いので困ることはさほどないだろう。

軽視されがちだが二つ目の地・炎コマンドの1500バーンも地味ながら大きい。往復で3000ダメージにも届くので、ライフを削った中盤以降なら無理に攻めずとも芋ってこれを撃ちまくるだけでトドメを刺せることも結構ある。
これも体力の減った相手を飛び道具で安全に倒すような格ゲーらしい戦法ではある。

シンプルに強くて使いやすいデカブツキャラという某戦国陸上のゴリラみたいなキャラ。
混沌魔龍 カオス・ルーラー ▶︎ デッキ 《混沌魔龍 カオス・ルーラー》
ウキキーボード
2023/03/12 20:02
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ビーステッド登場やハリファイバー投獄後のシンクロの強化が相次いだことで完全にぶっ飛んでしまった魔龍。

まず素材縛りがないため出し方が多様であり、PUNKギミックを使って3+5、ビーステッドと《アサルト・シンクロン》を用いて2+6、《超重神童ワカ-U4》で4+4など、シンクロ使うならこいつ出しとけとばかりにどこからでも出てくるまさにシンクロ界の希望の星。

①の効果は通称カオスルーラーガチャとも呼ばれる強化版《針虫の巣窟》。
墓地に《シノビネクロ》や《百檎龍-リンゴブルム》を落としつつ、ついでにビーステッドやスプライトたちをサーチしてくる。
うららなどはS素材にサロニールやディアノートを入れて、彼らの墓地効果でチェーン順被せてケアされてしまう。

しかも更に②の効果で自己蘇生まで出来る。除外こそされてしまうものの、①のS召喚時効果と同一ターン中に使えるのが破滅的に強く、①の効果で《アサルト・シンクロン》が落ちていれば更にもう1回帰還、除外された後に《深淵の神獣ディス・パテル》で呼び出してもう一回帰還...と何回も戻ってきてはシンクロ素材になる。
この自己蘇生の除外コストにサンドラやシノビネクロを使えばどれだけ一人で展開伸ばすの?という言葉しか出ない。

また名誉ビーステッドとしても有名で、5枚落としとサーチでビーステッドギミックを楽々回す。上振れて《深淵の獣ルベリオン》がめくれればそのまま自分をルベリオンSSのコストにして②の効果で自己蘇生してランク8。先述のチューナーたちが落ちればディスパテルにも繋がる...ともはや何でビーステッド名乗ってないの?というレベル

一つ一つの効果だけ見ればまあ強めといった印象なのだが、この墓地肥やし&サーチ&反復横飛びの合わせ技が非常に強く展開を鬼のように伸ばしてしまうモンスター。ビーステッドやアサルトシンクロンなど相性が良いカードが続々登場してしまったためトンでも性能になってしまい、ビーステッドが規制されても今後に《レボリューション・シンクロン》などヤバいチューナーがどんどん出るため海外同様に禁止行きが噂されている。

その出せば勝ちを確信出来るくらいの圧倒的パワーはもはやカオスを越えてダークマター化しているので、もう彼があの暗黒物質竜の後を追うのはしょうがない部分はあるが、名誉レッドデーモンでもあるのでせめてジャックストラクが出るまでは使わせて...というのが切な願い...。
スプライト・スプリンド ▶︎ デッキ 《スプライト・スプリンド》
ウキキーボード
2023/02/05 23:57
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ただでさえ強かったスプライトに追加されたレベル2版ケルビーニ......では済まないくらいの超汎用リンク2モンスター。

というかケルビーニよりも召喚条件が緩く、とりあえずレベル2リンク2 + 適当なモンスターで出せていつでもデッキの好きなレベル2に触れられる。《素早いアンコウ》落として《素早いビーバー》を横並べして展開を伸ばしたり、《ネメシス・フラッグ》を落としてからエルフで釣り上げてプロートスを持ってくるなどがよく見られた光景。《鉄獣戦線 キット》を落とせば鉄獣の動きにも繋がるのでイラスト通りに相性がいい。
しかもケルビーニと違って効果で落とすので《ティアラメンツ・メイルゥ》などの墓地効果もしっかり発動して更に展開に繋げるハイパワーっぷり。加えて《ユニオン・キャリアー》のようなめんどくさい制約もかからない。とりあえずEXに入れておけば前述の緩い召喚条件からこれらをいつでも使い分けられる汎用性の高さ。これはもうTUEEEEEと言わざるをえない。

②の効果も《ギガンティック・スプライト》や《クロノダイバー・リダン》などを横に並べている場合はバウンスでの1妨害になるためオマケと馬鹿に出来ない効果。

最近ではシンクロギミック主流のビーステッドでも大活躍し、《BF-下弦のサルンガ》《アサルト・シンクロン》などの優秀なレベル2チューナーが出たことでスプライトたちも活き活きしている。
そこからスプリンドでデッキの《シノビネクロ》や《百檎龍-リンゴブルム》だのに楽々触れて《混沌魔龍 カオス・ルーラー》《深淵の神獣ディス・パテル》で10シンクロ連打のつよつよムーブに絶賛大貢献中。

特に制約もかからないため色々と使用方法がある汎用モンスターであり、色々と禍根を残したスプライトらしいモンスターである。
スプライト・エルフ》は既に禁止一歩手前みたいな感じではあるが、ぶっちゃけこいつも大概な性能をしている。
こういうモンスター居るといつぞやのハリファイバーみたいにそのうちレベル2というだけでかなり慎重にデザインするハメになりそうだが、リンゴヴルムだのが出てるのを見る限り今はまだ大丈夫...らしい...。
スプライト・ブルー ▶︎ デッキ 《スプライト・ブルー》
ウキキーボード
2023/02/05 19:22
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今振り返ればドラグマの先祖か関係者だったのかなと思うテーマ、スプライトの核となるモンスター。

ただ場にレベル2が居るだけで手札から発動を伴わずにSS、すぐさま効果でサーチ、更にサーチ先のスプライトたちも同様のSS効果持ちで芋づる式に出すことができてなおかつ全員サーチor妨害持ち。ブルー1枚通せばこれが全て通ってしまうため凄まじいパワーがブルー1枚に含まれている。
要するにスプライトというテーマ自体が11期最初に出たテーマであるドラグマの上位に近いデザインとなっていて、特にブルーやエルフ、スプリンドといった連中には何故かこれといった縛りが付いていないので鉄獣やイビルツイン、リチュアへの出張も容易。これではサーチに重い制約がついていて直接展開を伸ばせない某ご飯をたくさん食べる子が泣いている。

しかも電脳界と違ってSS効果とサーチ効果が分離しているのが悪質で、サーチ効果にうららや泡影を当てたところで、場に出たこいつを素材に《スプライト・スプリンド》や《ギガンティック・スプライト》出して平然と展開してくるので単発の妨害では全く止まらない止められない。

最近ではスプライトがレベル8モンスターとで《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》の素材になれるため、そっちでも人気を博しているらしい。
スプライトある限りレベル2が少しでも展開に絡めば即座にこいつらがでしゃばっていつもの強すぎる動きをしてくるので実質グリフォン有の勇者2世みたいなところがある。
12期に入る前にこいつとエルフをこのままお残しするのは許しまへんで!!!......というのが個人的な意見。
星騎士 アルテア ▶︎ デッキ 《星騎士 アルテア》
ウキキーボード
2023/01/06 23:32
遊戯王アイコン
星因士 アルタイル》の始まりの姿。

②の効果はテラナイト・セイクリッドがSSすると墓地から自力で出てくるもの。
とりあえず《星因士 ウヌク》で落としておけばほぼ毎回出てくるので積極的に落としておきたい。①の効果も使えるので出せば出すほどお得。
ただし、Xモンスター以外攻撃出来なくなるデメリットは場を一掃したりライフを取りに行く時に足を引っ張ることも結構多いので注意。
またリュラと違って公開領域で発動する誘発効果なので、SS時のテラナイト効果にチェーンを組んで自己蘇生することができ、デネブをチェーン1アルテアをチェーン2にするなどしてうらら回避も出来る。

更に①の効果で場に出ると場の光闇Xモンスターの数まで除去を飛ばせる。②の自己蘇生効果と連動していてインゼクのように展開のついでに除去を飛ばす使い方も十分強いが、《天架ける星因士》で相手ターン中に能動的に出せばフリチェ除去にもなり、テラナイトに除去力・妨害力を与えてくれる素晴らしい効果。《星騎士 セイクリッド・カドケウス》も実質除去持ちにしてくれる。

......しかしどういう訳か自分のカードも割れるので、相手ターンに自分の《アーティファクト-デスサイズ》を割れてしまう点がアレなところ。
デスサイズをセットする《アーティファクト-ダグザ》も《星守の騎士団》からの《星輝士 デルタテロス》でリンクを伸ばしまくれるので簡単に用意できる。
相手ターンにアルテア蘇生するトリガーも《星守の騎士 プトレマイオス》という絶好の適役が帰ってきていたり、
出したデスサイズを《セイクリッド・プレアデス》でバウンスして使い回して毎ターン無限デスサイズ出来たりと、何故かここら辺の噛み合いが良い人材がテラナイト・セイクリッドに集結して揃ってるあたりこれはわざとかもしれない。

しかし手札では特にSS効果がないので、手札に来るとベガ等で引っ張り出したり、ヴァトライムスのコストにするなどしないと持て余してしまう点には注意したい。

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