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遊戯王 ウキキーボードさん 最新カード評価一覧 267件中 76 - 90 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
召命の神弓-アポロウーサ ▶︎ デッキ 《召命の神弓-アポロウーサ》
ウキキーボード
2024/08/13 15:17
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二大神(OCG・MD運営)に奉る―――「訴状の矢文!」
個人的にはもうそろそろリミットレギュレーション的な意味でヤバいんじゃないか?と思ってるお方。

何といっても素材縛りの緩さが最大の魅力であり、展開で効果を使い役目を終えた《聖騎士の追想 イゾルデ》だの《破械神王ヤマ》だのといった余った中継モンスターを素材にアポロウーサを出すことで、そのまま2~4妨害に変換・追加できてしまう。
つまりリンク数を稼げるテーマなら積み得出し得みたいな存在になってしまっており、現在ではリンク4ながら採用率が突出して高くなっている(MDの集計によると手札誘発やリトルナイトなどに次いで使用率10位、マスカレーナやバロネスより上)

以前は出すのが手間であったのは事実であり、60イシズやPデッキのような超展開パワーを持つデッキくらいしか乗りこなせていなかった印象はある。
しかし現在ではスネークアイやユベルなどトンデモない展開出力を持つテーマがゴロゴロ居るどころか、デモンスミスのような平気でリンク数を伸ばせる出張ギミックまで出てしまったため、もはやフル展開されると必ずウーサが居るという状態に。
実際にウーサが居るために手数で妨害を踏み抜いての突破が不可能になるケースも腐るほどあるため、ある種《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》的なリンク展開における先攻封殺のゴール的な存在になってしまっているとも言える。

弱点としてはとにかく魔法罠には対処できないので、《無限泡影》などを当てると無事に処理できる。言い換えればそういうのを握っていないとそのまま3~4妨害モロに食らって沈むだけなのだが。そもそもアポロウーサ自体が盤面の余ったモンスターで作られる強い添え物的な存在なので、盤面の他の妨害でそれも簡単にカバーできてしまうだろう。
他にも無効効果を使うたびに弱体化して途中で戦闘破壊されやすくなることが弱点ではある。しかしこれも最近はスネークアイの《リンクリボー》やユベルの《ファントム・オブ・ユベル》で当たり前に打点の下がったアポロウーサの戦闘破壊対策を出来てしまったり、咎姫やリトルナイトの妨害が激しすぎてそこまで辿り着けないというのが頻発しているため、まさに最後までチョコたっぷり状態。現在ではもう4ウーサ=4妨害と言い切って差し支えないと思われる。

個人的な意見にはなるが、最近はデモンスミスや罪宝、アザミナなどの出張全盛の時代であり賛否両論があるが、実際それらの良い影響としては混ぜ物をすることで様々なギミックを駆使して手数を増やしやすくなり、後手から捲れる可能性を上げてくれるというものがある。
それを真っ向から否定してるのがこの先攻でお手軽に3~4妨害追加できるアポロウーサなので実際強すぎる。アポロウーサを出せるリンク展開系のデッキなら、そういう手数による捲りを全否定できるのでアポロウーサを制約で使えない・出せるくらいリンク値が伸びないデッキはそれだけでハンデを背負っているため、展開系とそれ以外との格差を助長している側面がかなり大きいだろう。
しかもアポロウーサ本人は捲りに行く後手ではほぼ出せず機能しないため、先攻有利を助長するだけの先攻番長の化身みたいなところもある。

アポロウーサのこういう性質を見ると昔のリンク展開系デッキでリンク4のゴール地点として採用されまくり、先攻有利を助長していたあの《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》とどう変わるのかな?とは個人的に思う。
ガンブラーと違って手札誘発を温存しつつ、相手のモンスターを的確に複数回黙らせるアポロウーサ、実際にガンブラーを超えているとは言わないがいい感じに並んでいるくらいの性能はあるのではないだろうか?

実際MDではフュージョン/リンクフェス、エクシーズカップなどアポロウーサが使えないレギュレーションも何度かあり、そのレギュでのスネークアイや炎王デッキがいる環境は捲りやすくて楽しかったという声はよく聞いたりする。そういう意味ではやっぱり悪いのは…という感じ。
OCGやMDでは先行き不明だが、バロネスサベージまで容赦なく規制している海外リミットの方では普通に消えそうではある。
…と色々思う所はあるが、やはりかわいいので使いたい・規制してほしくないという気持ちはよくわかる。イラスト違いの方はとにかく美しい。
召喚の呪詛 ▶︎ デッキ 《召喚の呪詛》
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2024/08/13 1:17
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海外産の新規テーマMimghoul(ミミグル)で採用され、海外プレイヤー曰く害悪カードとして物議を醸しているらしい古のカード。

効果のほどとしては特殊召喚したら1枚の除外ハンデスが入るという、いかにも昔の永続カードらしい嫌がらせ特化の性能。
この手のカードには珍しい面白い特性として、「誰が」モンスターを特殊召喚したかではなく、「どちらのフィールドに」モンスターが特殊召喚されたかでハンデスペナルティを受けるプレイヤーが決まる。
つまり《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や《壊獣》を自分が使ったら、ハンデスペナルティを受けるのは相手になるという迷惑なコレクトコール仕様なのである。

海外の新テーマであるMimighoulは、手札から自身を相手の場にセット状態で送りつけられるミミック能力を共通効果として備えており、つまりこのカードがある状態で動くと安定して先攻2、3ハンデスくらいはできてしまうそうだ。
このカードを使ったコンボの他にもMimighoulにはデッキから《ファイヤーソーサラー》を相手の場に強制的に置いてリバースして先攻ハンデスするコンボもあるらしい(どのくらい実用性があるのかは不明)。

まあそんなロクでもない使われ方をされているらしいこのカード
昔のノーレアカードで再録一切なし、先攻ハンデスという悪目立ちするコンボ、何かと話題になりがちな新テーマと相性がいい…と、Mimighoulが来日した際には米騒動的な炎上が起こるだろうことが何となく予想が付く。
Mimighoul組みたいと思う人は今のうちに集めておくと来日した時に幸せな気持ちになれるかもしれない。……規制されるかもしれないが。
氷霊山の龍祖 ランセア ▶︎ デッキ 《氷霊山の龍祖 ランセア》
ウキキーボード
2024/08/08 1:01
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心までも氷血させる真なる氷結龍
氷結界が結成される遥か昔に《氷結界の鏡魔師》と《氷結界の剣士 ゲオルギアス》が多大な犠牲を払って討伐した伝説の霊龍とされる。
そのためかこいつ自身が氷結界ネームを持っていない。

まず出し方としては主に《氷結界の照魔師》や《氷結界の霜精》からの鏡魔師に触ってトークン生成やサーチを駆使して出す純構築向けルートと、《氷水帝エジル・ラーン》からさっと素早く出すお手軽ルートの2パターンがある。どっちも併用するのが望ましいが、後者のお手軽ルートだとランセア棒立ちだけで終わってしまい、後述のランセアが抱える問題からあっさりやられがち。

①の効果によって相手がSSするたびにデッキから氷結界モンスターが場に湧いてくる。
大体は真っ先に《氷結界の虎将 ライホウ》を置いてモンスター効果を制限しつつ、魔封じ効果の《氷結界の破術師》か、攻撃抑制の《氷結界の守護陣》を追加で出すことが多いかも。相手によってはゲオルギアスで墓地メタも悪くはない。
相手ターンでは氷結界モンスターを横並べしてロックをしかけつつ、自ターンではS素材にし氷結界のSモンスターの封印を解いて大暴れする…という本来の氷結界が長年やりたかったであろうことを叶えてくれる救世龍。
とは言え基本的に自分の先攻ターンでは何も展開には繋がらず、相手ターンでも相手がSSしないと微動だにせず、初手で泡影などを食らって何も出来ないということもままあるので、さすがにランセア単騎ではかなり不安が残る。横に《魔救の奇跡-ドラガイト》を添えるなどはしたいところ。

問題なのが②の効果であり、ランセア自身が相手によってやられるとEXデッキから《氷結界の龍 トリシューラ》や《氷結界の還零龍 トリシューラ》がS召喚扱いで出てきて強烈なカウンターをお見舞い出来る…筈だったのだが…。
何とこのトリシューラたちは「時~できる」というタイミングを逃してしまう効果であり、これが致命的なシーンがかなりある。
これは具体的にはランセアの②の効果をチェーン2以降で発動してしまった場合のことであり、トリシューラが着地した後に別の効果処理が入るため見事にトリシューラはタイミングを逃してしまうのであった。この時のドジシューラっぷりはあの《ドラゴンメイド・ラドリー》に見えるくらい愛嬌たっぷりであり、やはり水ドラゴンの血は争えないもの…というか肝心な時にタイミング逃すなんてポカはラドリーでもやらないが…。

このおっとりシューラがどういう時に見れるかというと、要するに相手ターンに相手がランセアを除去してきた直後に何か相手の誘発効果が起動した場合である。
チェーンの順番は、ターンプレイヤーの任意効果→非ターンプレイヤーの任意効果、の順で組まれるので、相手のターンだとランセアの②の効果がチェーン2以降に回されてしまう。
例えば相手のターンに、《烙印の獣》で《深淵の獣ドルイドヴルム》をリリースしたときや、ミラジェイドの除去にチェーンしてカルテシアでグランギニョルを出したときや、罠の除去にラビュリンスカードが反応したときなどがチェーン2以降でランセアの②の効果を組むしかなくなる。
滅多に見ないが呪眼や魔弾が相手だと①②の効果とも起動せず2秒で退場させられたりするのは悲しみ…。

ストーリー上でも二人の戦士に打倒されてしまったことを考えると、絶大な力を持つモンスターも知恵と工夫で封じられるというフレイバーが込められているとしたら、かなりよくできた話ではある。
魔轟神レイジオン ▶︎ デッキ 《魔轟神レイジオン》
ウキキーボード
2024/08/03 19:53
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レイジオンのドロー気持ち良すぎだろ!
魔轟神を使う意義一つとなっている存在。

手札0でS召喚して強欲な壺をキめるのがお仕事の男。しかもターン1がないので何度も使える。特に《シンクロキャンセル》で再度ドローしたり、使い終わったレイジオンを《貪欲な壺》で戻してまたドローに繋げるのは精神に異常をきたす恐れがあるレベルの気持ちよさ。
TG ハイパー・ライブラリアン》とは硬い友情で結ばれており、ライブラリアンが強制効果なのでチェーン1、レイジオンが任意効果なのでチェーン2で組まれるため夢の3ドローができる。レイジオンは時~できるなので、少しテキストが違えばタイミングを逃すことも有り得たためわりと奇跡の噛み合い。
近年でこそサーチしまくって魔轟神以上に安定して強い展開ができるテーマは星の数ほどあるが、ひたすらドローでデッキを掘りまくって、ランダムドローの不確定カードで展開をアドリブで行っていく楽しさは魔轟神でしか今になっても得られないだろう。

ただし手札0という裸一貫の状態で効果を起動する必要があるため、昔からここに《エフェクト・ヴェーラー》を当てられがち。当然そうなると再展開は困難になりもの凄い萎えてしまう。まさに「何で俺に気持ちよくデュエルさせねえんだ!」である。
最近はむしろ誘発を貰わない方が奇跡なので、実戦で使用するのは相当な勇気がないと厳しい...。

2024年になって今更魔轟神をフィーチャーしようとするあたり、多分当時魔轟神を使ってた人が開発に携わっていると思うので、この悲しみは重々承知のハズ。
なので魔轟神用の《失烙印》でも作ってくれると勝手に期待している今日この頃。
魔轟神クシャノ ▶︎ デッキ 《魔轟神クシャノ》
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2024/08/03 19:19
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魔轟神の過労死枠の男
墓地に置いておけば手札の魔轟神をいつでも捨てられ、魔轟神の捨てられ時の効果をいつでも起動できる。しかもいにしえのカードらしく他の魔轟神共々ターン1がないためこれを何度でも繰り返すことができるのがソリティア志向の強い魔轟神と噛み合っている。
墓地に落とす手段も11期に《魔轟神界の階》が貰えたため、ソリティア展開で安定してクシャノに頼ることが出来るようにはなっている。

ただし昔からの欠点として、手札に戻ってきてしまったクシャノ自身は他の方法で捨てるなどして再度墓地に置かないと何も出来ずに持て余す...どころか《魔轟神レイジオン》のドロー効果の邪魔にさえなったりする。手札に戻ってきたクシャノを上手く処理しきれずストッパー化してしまいソリティアが止まったというのは魔轟神でよくある話。
これが魔轟神のソリティア難度を大きく上げている原因の一つだろう。

昔はこれを解決するのにエラッタ前《氷結界の龍 ブリューナク》頼ることができたのだが、それも消滅した今となっては安定して何度も墓地に置きなおす手段として真面目に《魔轟神ソルキウス》に頼るしかない...。
とはいえあちらは捨てるじゃなく墓地送り、手札消費も荒い、そもそもクシャノとソルキウス両方を墓地に確保する難易度が高い...とあまり噛み合っているとは言い難いところ。

ターミナルワールド2で新規来るらしいのでクシャノを何度も墓地に送りなおす新規に期待したい。
余談だが今はなきデュエルターミナル筐体でこいつを召喚すると、グエッヘッヘッヘッヘ...とかいう品のない笑い声をあげたりする。
ヴァルモニカ・エレディターレ ▶︎ デッキ 《ヴァルモニカ・エレディターレ》
ウキキーボード
2024/07/27 15:34
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ヴァルモニカに追加された万能カウンター罠。
ヴァルモニカの盤面は《No.41 泥睡魔獣バグースカ》でロックしつつ《律導のヴァルモニカ》連打する《ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ》が並ぶため、対モンスターには強いものの《拮抗勝負》などの魔法罠には極端に弱かったがそこを改善してくれる新規。
初動に絡むカードとは言いづらいが、盤面を強化してくれるカウンター罠自体はヴァルモニカにとっては望んでいたものではあるので有難い。

加えてただのカウンター罠では終わらず、②の墓地除外効果でリソース回復をしつつ1、2枚程度のドローが出来る。
ヴァルモニカは《悪魔の聲》と《天使の聲》をスケールとしても、モンスターとしても使う上に他のカードで代用が効かないため、早々にデッキから聲がなくなってしまいがちだったが、それを補えるようになった。
②の効果で除外されたこのカード自体も《ヴァルモニカ・ディサルモニア》で回収できてループできるため、1枚採用しておけば無限リソース循環が出来るようになるだろう。

ただ散々言われている通りに初動では直接展開に絡まないカードではある上に、ヴァルモニカ自体のサーチ能力もそこまで高くないため、展開中に用意しきれないということもままある。
それに初動では《律導のヴァルモニカ》にアクセスするのがヴァルモニカの第一目標であるので、サーチの優先順位的な問題も抱えている。

一応このカード自体は墓地に行ったターンでも②の墓地効果を使えて、自力で除外ゾーンに行けるので、《ヴァルモニカ・ヴェルサーレ》で落として②の効果でちょっとドローしつつ、《ヴァルモニカ・ディサルモニア》の効果で回収する形で用意することも出来る。ヴァルモニカは《天使の聲》のコピー効果の方は若干持て余し気味なので、天使の聲のコピーで回収するのが一番無駄がないかもしれない。
…それもそこまで回れば、の話ではあるのだが…。

……ただ、デモンスミスの力を借りることを許すなら、《悪魔の聲》からベアトリーチェに行けるため、ヴェルサーレと合わせて墓地に《律導のヴァルモニカ》と《ヴァルモニカ・エレディターレ》を両方揃えるのは比較的容易。そこから先述のようにディサルモニアで上手いこと両方回収できれば、律導とエレディターレの両方を揃えつつ、アポロウーサやらも添えられる夢の盤面が完成する。
デモンスミスの力を借りることを許すのなら…だが。

天使の聲》「デモンスミス入れちゃいましょ♪デモーネちゃんと相性良くてとっても強いですよ♪」
悪魔の聲》「………いや、ダメだろ!ちゃんと純構築でテーマの動きを尊重しないとだな…」
選ぶのはアナタ次第。
騎士皇プリメラ・プリムス ▶︎ デッキ 《騎士皇プリメラ・プリムス》
ウキキーボード
2024/07/25 21:41
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「私自身が騎士皇になることだ!」
長らく続いたセンチュリオン新規のラストに相応しく、トゥルーデアの力を借り受けたプリメラ進化形体といったかなり熱くカッコいいものになっている。

性能的にはセンチュリオン版《P.U.N.K.JAMドラゴン・ドライブ》に近いものとなっているが、このプリメラ・プリムスの登場によっていつもの《重騎士プリメラ》や《従騎士トゥルーデア》らの1枚初動は、確定で自ターン《赤き竜》コンボが出来るほど爆発的に展開が伸びた。特に《ウェイクアップ・センチュリオン!》で落とした《騎士魔防陣》で再度プリメラ・プリムスをS素材にする動きが非常に強く、容易にそこまで繋げられる。

①のサーチ効果によってエンブレーマカードをサーチできる。
漸く出た初のエンブレーマサーチ効果であり、これまではテーマ内では素引き前提の上振れ札・貫通札に過ぎなかった《誓いのエンブレーマ》を確定でセンチュリオンの展開ルートに組み込めるようになったのは大きく、シンプルに展開を伸ばしたり魔法罠の妨害札を盤面に増やしやすくなった。
他にも《竜騎士アトリィ》のドロー効果もまともに運用できるようになったり、一連の展開で触れられるセンチュリオンモンスターの数も増えてリソースを伸ばしやすくなったりと良いことづくめ。
これからのセンチュリオン展開ではまずはプリメラ・プリムスを経由して12シンクロに繋げていくのが基本になるだろう。

③の墓地効果で相手の妨害をトリガーに復活するのもドラゴン・ドライブそっくりである。単純に除去を食らったらこのカードが復活し、②の効果で戦闘破壊耐性も付くので生き残りやすくなるため泥臭くも粘り強く戦える。生き残ったらS素材にして再び12シンクロやリトルナイト辺りに繋げていきたい。

もう1つ偉い点として、プリメラ・プリムスの登場によって先述の通りセンチュリオンの展開力がかなり向上したのだが、それは裏を返せば基本展開でニビルを踏むようになったということでもある。そこでもしニビルを食らってもこの③の効果で復活して、盤面にチューナーであるこのカードを残すことができるため、展開途中で魔法罠ゾーンに《従騎士トゥルーデア》ら非チューナーセンチュリオンと《スタンドアップ・センチュリオン!》を用意出来ていれば、最低限相手ターンに《騎士皇レガーティア》をS召喚する妨害を残せる。
(注)(……と思っていたが↑は誤り。③の効果は墓地にこのカードが居る状態で場のセンチュリオンカードが除去された場合でないと使えないらしく、フィールドにいるこのカードがニビルを食らうと全部吹き飛んでしまうそうだ。)

とにもかくにもこのカードの登場によって、これまでに登場したセンチュリオンカードたちが全てがキレイに繋がるようになったので、有終の美を飾るに相応しい満足のいく新規と言えるだろう。
罪宝の欺き ▶︎ デッキ 《罪宝の欺き》
ウキキーボード
2024/07/25 0:05
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今弾の新規の中でも飛びぬけて強い罪宝カード。
その出張性能の高さはおそらく《原罪宝-スネークアイ》よりも上。

①の効果でモンスター1体をリリースすることでデッキからアザミナカードを加えられる。これだけならただのサーチで終わるのだが、このカード自身が永続魔法で場に残るのが恐ろしく優秀。
何故なら《聖なる薊花》を筆頭にそのサーチ先のアザミナカードは、「手札・場の罪宝カードの墓地送り」のみで融合できる効果を持っているため、そのままサーチを終えて場に残っている欺きが素材になるからだ。
つまり最初のリリースコストはあるもののほぼ1枚初動でアザミナ融合モンスターを出すことが出来てしまう。

オマケに③の効果によって、アザミナ融合のコストにして送ったこのカード自身はエンド時に自前で戻ってくるため実質的には損失0である。
しかもアザミナ融合を行う《聖なる薊花》にも墓地から回収する効果が備わっており、回収後はまたアザミナ融合のコストに欺きを使ってアザミナ融合モンスターを出して、すると欺きがエンド時にまた戻ってきて、次のターンにまた《聖なる薊花》を回収して…と無限にリソースが循環するのが恐ろしい。

その出し先のアザミナ融合モンスターも万能無効効果を持つ《背信聖徒シルヴィア》と、罪宝カードをサーチできる《告死聖徒ルシエラーゴ》がおり、どちらも欺き1枚で融合できるため、とてつもない出張性能である。
とりあえずこのカードから《背信聖徒シルヴィア》に繋げるだけで展開前に万能無効を出して誘発ケアをするというあの《アラメシアの儀》のグリフォンライダーと全く同じことを縛りなしで出来るため、今後は色々なデッキで見ることになるだろう…。

とはいえど罪宝カードを入れていないデッキに出張した場合は《背信聖徒シルヴィア》で無効を出すだけの用途になってしまいがち。
その一方で罪宝カード元から使うデッキへの出張ならば、欺きからのルシエラーゴで罪宝カードを持ってくる選択肢も取ることができるため、初動にもなることが出来るのが非常に強力である。
そのため結局一番強く使えるのは《原罪宝-スネークアイ》系統のデッキであることには変わりないかも…。
特に《黒魔女ディアベルスター》で持ってくる先が増えた恩恵はかなり大きく、これまでは《篝火》《蛇眼の炎燐》とディアベルスターが初手に重複していた場合、サーチ先が原罪宝しかないと役割がかぶってしまい実質手数が増えていないということがよくあった。
しかし今後は既に原罪宝をサーチする目途が立っているのならば、ディアベルスターで欺きを持ってきてアザミナ融合ギミックに繋げて《背信聖徒シルヴィア》を事前に出して妨害ケアをしながら原罪宝を使うというプレイが取れるので…。

イラストは闇に呑まれる《白き森のルシア》とシルヴィ。童話の世界の住人のようだった可憐な白き森の少女たちがコウモリと《オオカミ》の化け物に変貌するという、割と脳が破壊されそうな展開である。
しかも童話において悪役になりがちなコウモリと《オオカミ》というのがまた…。
刻まれし魔の鎮魂棺 ▶︎ デッキ 《刻まれし魔の鎮魂棺》
ウキキーボード
2024/07/23 22:55
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デモンスミスのギターケース。
よくも悪くもデモンスミスの全てを象徴している存在。

まず召喚条件の時点で強く光悪魔1体で出せるというリンク1。そこから①の効果でデモンスミスが出てくるため、光悪魔さえ用意できればデモンスミスギミックへ移行、もっと言うと《閉ザサレシ天ノ月》の存在からモンスター2体=デモンスミスギミックとなっている。

以前は鎮魂棺の単独だと《魔を刻むデモンスミス》が出るだけで、そこからせいぜい②の効果でデモンスミス君に付けて、デモンスミス君の除去を飛ばすのが限界だった。
...しかしメインデッキに《紅涙の魔ラクリモーサ》が追加されたことで完全にデモンスミスの動き全てが実行出来るようになったため、ジェネリック《水晶機巧-ハリファイバー》と化した。
特にベアトリーチェで落とした炎属性を咎姫で釣ったり、落とした悪魔族をデスキャスターや《七精の解門》で釣るのは本当に本家本元ハリファイバーそのものの凶悪さ。

これを光悪魔を出すだけで恩恵に預かれるため、炎属性・悪魔族のテーマは等しくデモンスミスの力で我が世の春を迎える.........と見せかけて大きな落とし穴がある。
このデモンスミスギミックは本当に単独の完成した動きでデッキの炎と悪魔にアクセスしているに過ぎないので、強さだけを求めてデモンスミスに頼った場合、結局組んだ先のデッキパワーが低いと、「あれ?これ《スネークアイ・エクセル》落とした方が強くね?《サクリファイス・D・ロータス》落とした方が強くね?」→「スネークアイで良くね?ユベルの方が強くね?」となってしまうのだ。

二点目に、いくら緩い条件でデモンスミスギミックが起動すると言ってもデモンスミス単体だと普通に大聖棺への妨害で止まるので、結局出張で組むパートナーにもそれなりに誘発を受けられる・吸ってくれるポテンシャルを求められる(初動を散々誘発で止められた後に、モンスター2体でデモンスミスムーブに移行して涼しい顔で展開するのが一番強いので...)
そうなってくると、エクセル・篝火・原罪宝やロータス・スローンのように無数の手数を持ってるテーマはなかなかないので「あれ?これ略」となってしまう。

色んなデッキを救済してるように見えて、実のところ強さだけを求めて使うとものすごい選民思想にぶち当たるという意味では本当に第二のハリファイバー...。
紅涙の魔ラクリモーサ ▶︎ デッキ 《紅涙の魔ラクリモーサ》
ウキキーボード
2024/07/23 22:36
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刻まれし魔ラクリモーサ》の御本人と思われる金髪巨乳ちゃん。どことなくミサミサっぽいのはデモンスミスが「レクイエム」をモチーフとしてるのに合わせて「ミサ」に掛けているのかも?

②の効果は主に《刻まれし魔の神聖棺》まで採用しないと真価を発揮しないため、大体の出張だとEX枠的な問題で神聖棺は採用せず出番は少ないと思われる。純粋な光悪魔テーマにデモンスミスを入れた場合には光悪魔の実質フリチェ蘇生として輝くだろう。個人的には場持ちの悪い魔弾モンスターを神聖棺でしつこく復帰させたりしてみたい。

しかし特にヤバイのが何といっても①の出たときにデモンスミスカードを墓地に送れる効果。
デモンスミスギミックの最大の目的が《刻まれし魔の大聖棺》からの展開を行うことなのだが、これまでは光悪魔1体から《刻まれし魔の鎮魂棺》でただデモンスミスを出すだけでは大聖棺へのリンク素材が足りずそこに繋がらなかった。

しかしこれからは鎮魂棺でこの子を出して①の効果でそこから《魔を刻むデモンスミス》を送れる。墓地には鎮魂棺のリンク素材に使った光悪魔が居る筈なので、そのままデモンスミスが自己蘇生して大聖棺の素材を光悪魔1体からの流れだけで確保できるようになってしまった。
そこからはいつもの動きでランク6の《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で各々のデッキの動きに繋げるなり、上振れでアポロウーサや《刻まれし魔ディエスイレ》の妨害を追加するなり出来てしまう。

これをこの子の登場以前は不可能だった場の光悪魔1体から出来るようになってしまったため、素引きが弱かった《刻まれし魔の詠聖》からのルリーや《予想GUY》などが完全にデモンスミスギミックの1枚初動になり、そのまま先述のベアトリーチェで落として咎姫やデスキャスターで釣る動きに行ける。つまり炎属性か悪魔族の初動モンスターを抱えているテーマにとっては光悪魔を場に用意できるカード=そのまま自テーマの1枚初動及び貫通札になるカード、場にモンスター2体=ハリファイバーという状態となってしまった。...と思われたが......。

ただでさえ出張で強かったテーマにをより強くした&むさ苦しい野郎のテーマに急に降ってきたかわいい女の子というあざとさ要素も満載の小悪魔だろう。
設定によるとデモンスミス君は強制契約した悪魔のドックタグを持っていて、それにより自由に力を行使できるとのこと。つまりデモンスミスの相棒というよりポ○モンみたいな存在なんだろう。
永遠の淑女 ベアトリーチェ ▶︎ デッキ 《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
ウキキーボード
2024/07/21 3:52
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自分相手ターンでおもむろにデッキを2回もお触りするはしたない女。お下品ですわ!

昔からそのチェインレベル99のような性能自体はヤバかったがランク6という出しにくさが免罪符となっていた……はずが最近は息をするように余裕で出せるため、もはやあの《ラヴァルバル・チェイン》を性能でも出しやすさでも超えているシャレにならないTUEEEEE存在になってしまった。

一応元々がかなり悪さをしていた存在でもあり、自分相手ターンで2回落とせることを利用してドライトロンで《イーバ》を2回落としたり、《トランザクション・ロールバック》《逢華妖麗譚-魔妖不知火語》をセットで落としたり、ティアラメンツでティアラ下級やシラユキを落としたりと、出せさえすれあのチェインをも上回る働きを見せていた。…が出すデッキもある程度限られ、出せる出張ギミックもそれなりに枠や召喚権を使うクセのあるものだったため、まだお目こぼしされていた感がある。

本格的に赤信号が点り始めたのはデモンスミス登場後であり、手札に《魔を刻むデモンスミス》 or  場に《閉ザサレシ天ノ月》とモンスター1体(つまり適当なモンスター3体)の簡単すぎる条件で出せるようになってしまったため、もはやチェインどころの騒ぎではないだろう。

このデモンスミスギミックでは大体の場合《刻まれし魔の大聖棺》とベアトリーチェが場に残るため、そのまま大聖棺とベアトリーチェで《賜炎の咎姫》や《魔界特派員デスキャスター》を出すことで、ベアトリーチェで落としたモンスターをそのまま釣るという実質デッキリクルートともいえるムーブが環境で大流行していた。
スネークアイ・エクセル》や《サクリファイス・D・ロータス》などの炎属性か悪魔族の初動モンスターを擁するテーマならこの一連の流れで落として釣れば、デモンスミスギミックが初動にも妨害貫通にもなるためG以外平然と貫通出来てしまう。
どうせGが来たら止まるしかないし、むしろデモンスミスを入れればそれ以外なら余裕で受けられるほど安定性を分厚くしてくれるとくればほとんど積み得状態になるのもしょうがない話ではある。
…という状態にまでデモンスミスギミックを昇華させてしまったのは、やっぱりデッキから何でも落とせる橋渡し役のベアトリーチェであり、近いうちにここを禁止にして繋がりを断つと思われる。

更に直近のデモンスミス新規である《紅涙の魔ラクリモーサ》の登場後は、上記のデモンスミスギミック始動条件が光悪魔1体(=ナンナ1体、つまりモンスター2体)にまで緩和されてしまい、あのアナコンダレベルの出しやすさになってしまったためもはや擁護不能だろう。
これでチェインの復帰は永遠になくなってしまったと思うとちょっと残念ではあるが…。

余談だが禁止に行く女モンスターは大体がデッキに複数回お触りする能力を持っている&高貴で貞淑そうな雰囲気を持っているような…。知っている限り一番デッキにお触りするのは聖騎士のイゾルデとアンジェリカなのだが彼女たちも当てはまる特徴だったり。
スピリット・オブ・ユベル ▶︎ デッキ 《スピリット・オブ・ユベル》
ウキキーボード
2024/07/12 22:55
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令和のヒグルミと化した新ユベル
1ターンに彼が何回破壊されるのか数えてみよう!

②の効果でSSするとユベル魔法罠を持ってこられるので、サーチと破壊両方をこなせる《ナイトメア・ペイン》を持ってきてユベルの展開をスタートできる。その為このカードをデッキから直に出せる《サクリファイス・D・ロータス》がユベルデッキの実質1枚初動となっている。
ちなみにサーチ出来るのは《ユベル》というカードそのものをテキストで指定している魔法罠のため、「ユ ベ ル モンスター」というカテゴリーを指定した書かれ方の《ナイトメア・スローン》は対象外なので注意。(マジシャンズロッドで《ティマイオスの眼》をサーチ出来ないのと多分同じ)

特筆すべきなのが④の自身が破壊されたときの《ユベル》SS効果。
あらゆる領域からユベルを呼べるが、何と本家ユベル同様にターン1制限がないため割れば割るほど展開が伸びていく。
割る手段は《ナイトメア・ペイン》や《ヘルグレイブ・スクワーマー》などがユベルテーマ内にあるが、悪魔族のインフラモンスターと化しつつある《破械神王ヤマ》からの《破械神シャバラ》や、本来の効果を無視して破壊のためだけに《魔界劇団-スーパー・プロデューサー》を使うなどEXデッキの方からも簡単に用意できる。
そうして割ってリンク展開を伸ばしつつ墓地にユベルモンスターが溜まれば、これまたターン1制限なく出せる《ファントム・オブ・ユベル》がタダで湧いてくるので、それをまたリンク素材にするなりなんなり好き放題できてしまう。

素引きすると《サクリファイス・D・ロータス》で出せなくなるので、手札に居るのはそこまで嬉しくないが①③の効果で自力で出て壁になる運用も出来るので、相手目線ではライフを削り切れずにやっかいだったり。

とにかくあまりにもえげつない動きをするので、ファンユベ共々ユベルって本当に昔からあったテーマだっけ...?と思わせてくれる存在。言い換えれば型にはまった強化や相性の良いパーツが揃えば古いテーマでもここまで飛躍できるという遊戯王の面白さを体現しているとも言える。
...昔のゲームで「ユベる?ユベらない?」というしょうもないデッキ名でダジャレを披露していた彼は何処...?
黒魔女ディアベルスター ▶︎ デッキ 《黒魔女ディアベルスター》
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2024/07/07 23:29
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どういう訳か《白き森のアステーリャ》が大変身してしまっ......成長した姿。
特異な罪宝魔法と強烈なフィジカル(ATK2500)を活かして様々なテーマをお助け出張する、孤高の武闘派魔術師...と思われたが、もっぱら火を付けて即刻フィールドから逃亡する放火魔としての姿しか見かけない御方。
個人的な意見としては12期の罪宝ストーリーの主人公の姿かこれが...という状態になってしまっている。

①の自己SSのためにコストが必要になるが、手札・フィールドのカードならなんでも良く取り回しは軽い。使い終わった《炎舞-「天璣」》などを送って節約できたり、むしろ墓地に送りたい《救いの架け橋》などを能動的に送れるためそういうデッキならなおのこと相性は良い。
加えて③の効果でも相手ターン時に墓地に行ったら同じコスト条件で自己蘇生出来る。戦闘破壊されたら蘇生して②の効果で《反逆の罪宝-スネークアイ》を呼び込んで反撃したりできる他、融合素材にしたり《裏切りの罪宝-シルウィア》で自分から墓地に送っても自己蘇生と②の効果は使える。

その問題の②の罪宝呼び込み効果はサーチではなくて、デッキセットになっているのが曲者。うららに引っ掛からないという特徴もその一つなのだが...。
呼び込み先の罪宝カードは妨害札や除去札、はたまた一風変わった展開札など様々な効果を持つものが揃っているが大体が速攻魔法か罠。しかもセットして持ってくるため基本的にそのターンは使えず、先攻で出しても展開には直接繋がらずそこまで強くないという性質がある。
...そう、超性能の展開札《原罪宝-スネークアイ》を除いて...。(《反逆の罪宝-スネークアイ》もあるがあちらは後手でしか使えない除去札なので手札コスト込みならそこまで強くはないだろう。)

このため原罪宝を使って炎属性デッキリクルートとしての役割がディアベルスター出張運用の中でも突出して強く、《“罪宝狩りの悪魔”》と合わせてほとんどこの用途でしか見かけなくなってしまっている。
一応①の自己SSコストを捻出しやすい召喚獣や烙印、ウィッチクラフトなどに出張して、《裏切りの罪宝-シルウィア》の無効や《死の罪宝-ルシエラ》の全破壊を構えつつ、《“罪宝狩りの悪魔”》で使い回して器用に立ち回る運用もあったのだが、上記の原罪宝ムーブが強すぎたため、巻き込まれる形で罪宝狩りが制限されて使い勝手が大幅に悪化してこの運用はほぼ死滅してしまった...。

むしろそれどころか中途半端にディアベルスターセットを採用すると相手の《暗影の闇霊使いダルク》で拾われて原罪宝利用に移行され、ハリファイバー並みの展開ムーブをされてしまうリスクが高すぎるため、原罪宝を使わないなら採用するだけ泣きを見やすい危険なカードになってしまっている。

個人的には繋がる先の《原罪宝-スネークアイ》が強すぎるため、《“罪宝狩りの悪魔”》共々ディアベルスターが悪目立ちしまくっている部分が現状大きいと思うが...。
あっちが禁止になるかはもう分からなくなってきてしまったが、もしそうなったらそこそこの性能に収まって許される......と見せかけて原罪宝並みの罪宝カードがまた刷られる可能性もあるのが怖い怖い...。
白き森のアステーリャ ▶︎ デッキ 《白き森のアステーリャ》
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2024/07/07 22:26
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もどして...
あの《黒魔女ディアベルスター》の幼少期の姿らしい。名前はロシア系っぽいがどちらも名前に「星」を表す言葉が入っている。

①の効果は《召喚僧サモンプリースト》同じようなリクルート効果。リクルート先は幅広く烙印の聖女シリーズや《重騎士プリメラ》など様々。
白き森テーマ内では《白き森のシルヴィ》を出してサーチを入れつつ、《白き森の魔性ルシエラ》を出して更にサーチ。するとルシエラの効果に反応して②の自己蘇生が発動するので、そのまま素材にして《白き森の妖魔ディアベル》まで繋がるので①の効果を通せばとりあえずテーマ内のやりたいことは完走できる。
最終盤面の妨害は墓地のチューナーの自己蘇生と《白き森のわざわいなり》を使っての《白き森の魔狼シルウィア》をSSして全裏返し、及びディアベルの効果で適当なSチューナーを出してバロネスや赤き竜のアクセルシンクロと中々強力。
ちなみに他のテーマとの混合構築などの場合、ディアベルまで出したらすぐに墓地の白き森チューナーを自己蘇生すれば12シンクロまで繋がり《騎士皇アークシーラ》を出してセンチュリオン展開に行くことも出来たり。

......ただサモプリ効果である以上、誘発を貰って妨害されると何にも繋がらない...だけならまだしもアステーリャ自体に手札から自力でSSする効果がなく、このカードを初動にすると召喚権を切らざるを得ないのでそうなってしまうとかなり苦しい立ち上がりになってしまう。
というのもテーマ内のエアーマン効果持ちである《白き森のシルヴィ》もSS効果がなく、別の展開手段である《白き森のリゼット》から再度動こうとしても、アステーリャに召喚権を使っているともうシルヴィは出せないため、シルヴィのサーチでコスト補充が出来ずに展開途中でコストが足らなくなったりするので...。

②の自己蘇生効果は先述の通りに展開途中でルシエラで反応させることが多い。
しかし別に白き森に限らず、《黒魔女ディアベルスター》や《マジシャンズ・ソウルズ》、ウィッチクラフトなど手札コスト効果によっても自己蘇生するので、予め何らかの手段で墓地に送ってからこの②の自己蘇生効果でアステーリャを出せれば召喚権を温存出来るため、先述の誘発受けの悪さも多少目を瞑れるかも...。

ちなみに《魔術師の再演》との相性は抜群で、再演でこのカードを蘇生しつつ、①の効果のコストにして展開しつつ永続魔法の右手左手を持ってこられる。
今後墓地にアステーリャを落としやすくなる方法や新規が出てくれば、現状の取り回しの不便さと誘発受けの悪さも色んなカードで補いやすくなるかもといったところか。
炎王獣 キリン ▶︎ デッキ 《炎王獣 キリン》
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2024/06/13 21:47
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フリチェじゃない方の進化前キリン。
主に②の破壊された場合にデッキの炎属性を何でも落とせる効果を目当てに採用される...筈だったが、《聖炎王 ガルドニクス》の登場によって炎王だとほぼ採用意義がなくなってしまったカード。あちらはデッキから直に破壊して炎王モンスターの被破壊効果トリガーをひきながら、同じように墓地に送れるので仕方がない話ではある。

しかし②の効果は炎王テーマに限らずデッキの炎属性を何でも落とせるのは明確な利点ではあり、逆に《聖炎王 ガルドニクス》でデッキのこのカードを破壊すればデッキの好きな炎属性にアクセスできるとも言える。
炎王ギミックの基本展開でリンク値を伸ばしていって、道中の《転生炎獣サンライトウルフ》や《賜炎の咎姫》で落とした炎属性モンスターを拾うことも容易なので、わりと噛み合いは悪くない。
このカードを採用しておけば、特にいつもの《篝火》《蛇眼の炎燐》からの《真炎王 ポニクス》の炎王展開で実質デッキの好きな炎属性モンスターに繋がるようになるのは結構便利と思ったり。

という感じで篝火と炎王セットをVSに入れて《原罪宝-スネークアイ》の対象からハブられてしまった《VS ラゼン》や《VS 蛟龍》にアクセスするのに使っているので、強いかどうかはともかく個人的には気に入っていて好きなカード。

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