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遊戯王 C/ゾンマス蒼血重点さん 最新カード評価一覧 215件中 136 - 150 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
PSYフレームロード・Ζ ▶︎ デッキ 《PSYフレームロード・Ζ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/17 14:19
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PSYフレームロード・序列2位。ジレンマを起こす新参《PSYフレームロード・Λ》(強力ながらも召喚法がPSYフレームと嚙み合わない)、放蕩癖の序列1位《PSYフレームロード・Ω》(PSYフレーム以外のデッキで活躍し制限指定)の間にあり、最もPSYフレームの設計思想に忠実な強さを持つともいえる。
PSYフレームギア・α》など+《PSYフレーム・ドライバー》に《PSYフレーム・サーキット》の効果を適用して出せる。素材に縛りはないので普通のシンクロデッキでも出せるが、(2)の効果が余るのでおまけ程度に。
(1)の効果は相手脅威の除去と自身の除去回避を兼ねられ優秀。フィールドが空くので次のPSYフレームの発動を邪魔しないのも強い。昔は守備表示で出されると対象に取れなくなるのが難点だったが、現在なら必ず攻撃表示で出るリンクモンスターが大抵的になってくれるのも追い風。ゼータつながりで《ゼータ・レティキュラント》とも相性が良く、何度もトークン生成のチャンスを得られる。PSYフレームは他にも除外する機会が多いので、トークンとPSYフレームのアンチシナジーを回避しつつ併用を狙うのも面白い。
(1)で逃げ切れず墓地に送られた場合でも、(2)で元手を回収しつつEXデッキに戻り、半永久的にシンクロ召喚できる。順当なPSYフレームデッキで扱う場合はΩ以上に強力な墓地効果である。
総じてそつのない性能であり、PSYフレームを扱うデッキなら複数枚優先して採用できるだろう。
ダークインファント@イグニスター ▶︎ デッキ 《ダークインファント@イグニスター》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/17 13:27
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闇の新生児。その名の通り、このカードの登場を境に「展開力は高いが事故りやすく後攻時弱い」@イグニスターは「誘発大量搭載でも事故らず安定展開できる」テーマへと新生を遂げた。
下級イグニスターから簡単に出せるリンク1でありながら、キーカードの《イグニスターAiランド》を一番必要な最序盤、リンク1だけが盤面にいてメインモンスターゾーンが空な状態で確実に手札に用意することが出来る。それでいて(2)は展開中盤で《ダークナイト@イグニスター》とコンボ出来る1粒で2度美味しい性能。リンク1は執筆時時点で50種中40種が8点以上というものすごい精鋭集団だが、このカードはその中でも抜群に強い。あからさまに強いだけに誘発の狙撃を貰いやすい点が難点と言えば難点か。《墓穴の指名者》は必携である。(2)もダークナイト効果に相手がチェーンすると使用不能になってしまうので注意。なお、@イグニスターの展開では属性がなるべくバラける方がよいので、多くの場合任意の属性としては「神」が宣言される。通称「神ステップ」、或いは「神の左」。
ガガガガンマン ▶︎ デッキ 《ガガガガンマン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/01 16:06
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条件なしでバーンダメージを与えるランク4。登場当時は迂闊にライフで受け過ぎた、あるいはライフを支払い過ぎたデュエリストがこれに撃ち抜かれる光景がそこかしこで見られ、LP800の境が「ガンマンライン」と呼ばれ世人に警戒されるほどの牽制力を持っていた。
800ダメージというのは大した火力ではないが、基本的に勝つ場面でなければ他のランク4が優先される(攻撃表示効果についても、これを使うくらいなら除去効果持ちか《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》を出した方が良い)ため、事実上「相手のLPが800以下であれば、自身はゲームに勝つ」と書かれているような感じである。こう考えるとランク4デッキの15枠のうち1枠が常に割かれていた理由も腑に落ちるであろう。必要な時には他のどんなXモンスターより必要になるカードなのである。
そういうわけで激戦区ランク4でも長く生き残ってきたカードだったが、リンクモンスターも枠争いに加わったことや、1ターンでのライフの増減が大きくなり、800以下でライフが残る場面が少なくなったことから、近年ではランク4デッキでも候補外となることが多くなった。点数としては8点程度が相応であろう。

というのが、主流派のランク4デッキでの解説である。この効果の真に注目すべき点は、800ダメージを与える効果に名称ターン1がないこと。つまり10回こいつをX召喚して弾丸を10発撃ち込めば勝ち。ということで、インフェルニティやゾンマス蒼血鬼ループなど、こいつを何度でも出し直せるデッキではフィニッシュ手段として採用できる。そうでなくても《キャノン・ソルジャー》系統のカードが根絶されてループの相方となるバーンカードは絶滅危惧種なのである。大いに注目の価値あるカードと言えるであろう。
時械神ミチオン ▶︎ デッキ 《時械神ミチオン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/01 15:21
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熾天使ミカエルの名を冠する時械神。殴るだけでライフを半分にするというラスボスのカードに相応しい恐るべき効果を持っていたが、《地縛神 Wiraqocha Rasca》と違い一切の調整なしでOCG化した。
初手で殴られるだけで4000のライフが音もなく失われ、2枚目のミチオンか《時械神サンダイオン》に続けて殴られれば《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》圏内、という恐怖の存在。時械神デッキでは主力となるほか、それ以外のバーンデッキにも壁兼ダメージソースとして投入を検討できる。
ちなみにこれほどの存在感の持ち主でありながらレアリティはノーマル。そしてカードパワーによってレアリティが調整されているマスターデュエルでも紙を踏襲したかノーマルである。Nチップで作れる中で平均評価9.9は最高位と言って良く、完全無課金の方はMDをこれから始めてみるのもお勧めである。使い方も解りやすいし。
真竜凰の使徒 ▶︎ デッキ 《真竜凰の使徒》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/01 14:29
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真竜の継承》の方が手軽にドローでき2枚以上のドローも狙えるためこちらの影は薄くなりがちだが、サーチ・リクルートを多用し永続魔法罠をどんどんリリースして長期戦を戦う真竜デッキにおいては重要なリロードカード。共通効果だけでも強力なため惜しまず投入してよいだろう。
なお戻すカードは対象に取るが、《貪欲な壺》などと違い枚数の指定が無いため、《墓穴の指名者》などで対象カードの一部が墓地を離れても残りをデッキに戻しドローできる(不発しない)。《宿神像ケルドウ》などで3枚すべてを動かされるとドローできないため注意されたし。
真竜導士マジェスティM ▶︎ デッキ 《真竜導士マジェスティM》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/01 14:18
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アドバンス真竜3人組、モンスター担当。打点は他2名よりほんのり低いが、利便性に富んだ効果を持つ紅一点。
とりあえず最強クラスの《真竜拳士ダイナマイトK》をサーチするだけでも強力。ダイナマイトが引っ張ってくる永続罠も機能させるためには手札に真竜モンスターが必要となるため、2名がタッグを組めばバランスが保たれやすい。蚊帳の外に見える《真竜戦士イグニスH》も長期戦では価値ある選択肢。弾切れが見えたら《真竜凰の使徒》を持ってきてもらおう。ピン差し《真竜機兵ダースメタトロン》で奇襲したり真竜皇混合構築ならそちらをサーチしたりもできる。これらサーチ先の平均得点が8を優に超す辺りが真竜の質の高さの表れであり、このカードもなかなかに有望なカードと言えるだろう。なお《真竜剣皇マスターP》のことは忘れよう。これでサーチできる以上制限復帰は望み薄である。
真竜拳士ダイナマイトK ▶︎ デッキ 《真竜拳士ダイナマイトK》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/01 14:04
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アドバンス真竜3人組、罠担当。モンスター・罠・魔法を参照する効果でトリオを設計する場合罠担当は一番割を食いやすいのだが、こいつは例外的に頭一つ抜けた強さがある。
相手ターンに真竜永続罠を表側表示で場にPOPさせるのだが、《真竜皇の復活》・《真竜の黙示録》とも強力な固有効果+相手ターンにアドバンス召喚する効果+フィールドから墓地に送られるとモンスターを破壊する効果を持ち、後半の共通効果は永続魔法罠をリリースしてアドバンス召喚できる真竜との組み合わせでほとんどフリーチェーン破壊のように働く。この破壊こそが今も昔も真竜のキモであり、こいつが場に立っている限りそんな罠が毎ターン補充されるのである。生半可なデッキはこいつを破壊する前に初動を潰され続けて死ぬであろう。強すぎる。
制限(TCGでは136日で一発禁止、一発禁止の中では当時最速記録)を経て現在は無制限カードであるが、マスターデュエルの各種フェスでは制限指定されていることが多い。ただ単に真竜が構築の制限を受けにくいというだけではなく、全体にデッキの展開力が落ちるためこれを突破できないデッキがかなり増える点でも狙い撃ちを食っている感がある。デッキ全体を相手に単騎で無双するとかニーサンの伝説だけで十分ですから…
真竜戦士イグニスH ▶︎ デッキ 《真竜戦士イグニスH》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/05/01 13:27
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アドバンス真竜3人組、魔法担当。相手の効果発動がトリガーとなる都合上、相手ターン中に効果を発動しアドバンス召喚に繋げやすい《真竜拳士ダイナマイトK》・《真竜導士マジェスティM》に比べて高評価を得られていない。
しかしアクセスできる《真竜の継承》・《真竜凰の使徒》がいずれもドロー効果を備えており優秀なうえ、近年は一般的な手札誘発の他にも《ティアラメンツ・ハゥフニス》などこちらのターンに効果を発動するカードが増えているため、自ターンへの干渉に対し真竜魔法を呼び出して対抗するこのカードの価値は高まっていると言える。1試合のターンが多くなりやすいため継戦能力を増せる意義も大きい。3積みする価値はあるだろう。
なお、何気に《帝王の開岩》など帝王サポートに対応するステータスである。真竜もアドバンス召喚テーマなので大真面目に組み合わせることも可能。
サタンクロース ▶︎ デッキ 《サタンクロース》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/04/28 11:56
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相手モンスターを踏み潰しつつ家に押し入り、エンドフェイズ時にプレゼントを差し出す。ステータスも12/25で光属性・悪魔族…と色々手の込んだカード。《鳴いて時鳥》と言いこういうカードを作る時のKONAMIの手際は鮮やかである。
他のリリース除去系に比べ、相手の場に残すと損失を補填されてしまう点は気にかかる。《ヴォルカニック・クイーン》と《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》に対しては通常召喚への制約が無い点で差別化できるが、後腐れも制約もない壊獣が多数選択肢に加わった現代では他の優位点も探す必要があるだろう。
送り付けたこのカードを戦闘で排除する場合、守備表示で出るため貫通を付けねばダメージを通せず、守備力も高いため単純に使うなら攻撃力2200で場に出る《海亀壊獣ガメシエル》の方が都合が良い。
だがピュアリィデッキとはこの守備表示で出る点が非常によく噛み合っており、《エピュアリィ・ハピネス》の攻撃時サーチや《エクスピュアリィ・ハピネス》の攻撃時バーンを、ピュアリィを傷つけることなく通すことが出来る点が非常にありがたい。都合よくエクスピュアリィの攻撃力も2500であるため、《ピュアリィ・ハッピーメモリー》でモンスターへの連続攻撃を繰り出す際にも最適な形で的になってくれる。《エピュアリィ・ビューティ》(《No.13 ケインズ・デビル》が採用されることも)で攻撃表示にし《ピュアリィ・デリシャスメモリー》で戦闘破壊耐性を付与、サンドバッグにしてワンキルするという勝利プランまである。とどめにミラーマッチでは完全耐性を誇る《エクスピュアリィ・ノアール》をリリース除去できると、とにかくピュアリィが流行するほどに評価が上昇している。こいつが配り歩いているのは「たまごっち」的物体だったのだろうか?
また《所有者の刻印》で奪い返せばプレゼントのドローも自分のものになり、低い攻撃力故に《クリッター》のサーチにも対応、制約を無視して特殊召喚できる点も壊獣には真似できない長所。サンタを辞めた外見とは裏腹に、棲み分けの戦略は古参らしい老獪さである。
ブロックドラゴン ▶︎ デッキ 《ブロックドラゴン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/04/17 10:48
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岩石族の救世主と呼ばれることもあるが、実のところサポートを口実に只管暴れ散らかした征竜ポジ。
緩い除外コストさえ揃えれば墓地からも特殊召喚できる上に、ターン1が無いので墓地が肥えれば何度でも特殊召喚可能である。当時はともかく第10期でアダマシア・メガリスが加入した後の岩石族は現代的な回転力を獲得した不遇とは呼び難い種族になっており、その陣容に更にこれもいたのは過剰戦力が過ぎた。アダマシアのレベル2チューナーと合わせれば《フルール・ド・バロネス》も出せる。
耐性付与効果は「戦闘以外では破壊されない」という珍しいテキストで、効果破壊だけでなくコアキメイルの効果外テキストによる自壊も防げる。自身にも効くため単体でも攻2500/守3000の効果破壊耐性持ちであり、出しやすさのわりに盤面に出して戦わせても優秀。
そして最大の問題は、フィールドから墓地に行くことで岩石族を3枚もサーチする最後の効果。3枚。現代遊戯王でも破格の枚数である。ましてこいつをフィールドに出すことは超簡単であり、シンクロ・リンク素材にするだけで発動可能。「モンスターゾーンから」ですらないため、《ユニオン・キャリアー》(地属性)で場に出して装備モンスターを場から離し装備カードとしての破壊で条件を満たすことも可能。種類面でも多彩なカードをサーチでき、アダマシア2枚+レベル4と組にしてもレベル4に様々な選択肢がある。
未界域のネッシー ▶︎ デッキ 《未界域のネッシー》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/04/12 17:17
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未界域のサーチ担当。よく考えるとババ抜きとサーチって一番組み合わせちゃあかん奴では。
実際、捨てても手札が減らないどころか《未界域のジャッカロープ》や《未界域のツチノコ》などを呼び込んでさらに展開を加速することが出来る。共通効果も例によって強力だが、純構築に近い未界域デッキでは発動を後回しにされることが多い。
ステータスも戦力外のオゴポゴを除けばジャッカロープのリクルート先として最大の守備力2800を持ち、水族であることからイシズティアラメンツの発動を助けつつ《ティアラメンツ・キトカロス》の融合に繋げることも可能(マスターデュエルの場合。紙ではキトカロスは禁止指定中)。純でも出張でも非常に強力であるため、未界域の中でも優先して採用しておきたい。
増援 ▶︎ デッキ 《増援》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/04/12 17:08
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サーチ魔法の古株で、登場は2001年。筆者よりも生まれは早い。
手札を増やすことは出来ないが、とにかくサーチ対象がテーマ・汎用、質・量を問わず極めて優秀であり、必要に応じて膨大なカードプールの中から最適な選択肢を取捨選択できる。そしてこれを使えるという一点だけで下級戦士族の評価は一律に上がってもいる。
サーチ先の強さがそのままこの増援の強さでもあるためこの記事で詳説することは難しいが、このカードリストページを用いて評価してみよう。この記事を書いている時点では、サーチ先は577枚(《アマゾネスの射手》は禁止カードなのでそれを除くと576枚)もある。その中で平均評価が8以上のものは128枚。カード登録日時が古い順に主なサーチ先をピックアップすると、こんな感じである。
異次元の女戦士》《処刑人-マキュラ》《E・HERO エアーマン》《E・HERO プリズマー》《ダーク・グレファー》《ジャンク・シンクロン》《終末の騎士》《ゴブリンドバーグ》《フォトン・スラッシャー》《セイクリッド・ポルクス》《ヴェルズ・カストル》《マドルチェ・メッセンジェラート》《ライトロード・アサシン ライデン》《H・C 強襲のハルベルト》《E・HERO シャドー・ミスト》《影霊衣の術士 シュリット》《天帝従騎イデア》《E・HERO ソリッドマン》《閃刀姫-レイ》《閃刀姫-ロゼ》《E・HERO リキッドマン》《幻影騎士団ティアースケイル》《ZS-武装賢者》《ZS-昇華賢者》《希望皇アストラル・ホープ》《スケアクロー・ライヒハート》《ティアラメンツ・レイノハート》《クシャトリラ・ライズハート》《マナドゥム・リウムハート
その時代の環境を率いてきた、あるいは現在も活躍している、錚々たる顔ぶれである。イラストに描かれる《切り込み隊長》や《ならず者傭兵部隊》など、現代では8点未満であっても往時はグッドスタッフとして通用した面々がいることを考えると、ほとんどの時代の環境に増援のサーチ先がいたといっても過言ではないのである。そしてこれからもいることだろう。大体ヴィサス枠だけであと2人は出てきそうなのである。
波動キャノン ▶︎ デッキ 《波動キャノン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/04/12 16:22
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時限式のバーンカード。8回自分スタンバイを迎えて放てば一撃必殺というまさにロマンキャノン。ただし溜めている途中で除去されればお釈迦であり、昔のカードらしく利点も欠点も大振りといえる。
とりあえず1ターン待っての1000点でもフルバーン系統の頭数を重要視するバーンデッキでは及第点。《デス・メテオ》などと違い即効性に欠けるため一段落ちるけど。どちらかというと魔法罠を用いてロックするデッキで勝利手段として注目されることが多い。《終焉のカウントダウン》に比べると除去されるリスクのある点で劣るが決着が早くライフコストを要さない点で勝る。
2000年代には大いに活躍したロックバーンであったが時と共にパワーインフレから落伍し、かつある種陰湿なプレイスタイル故に公式もなかなか強化したがらず、このカードもストレージでスタンバイフェイズを迎える日々が続いていたが、2019年に凶悪ロックカード《魔鍾洞》が登場するとフィニッシュ手段として採用され、その破壊力が現代でも健在であることを見せつけた。《サイクロン》一発で止まってしまう難点も、どのみち魔鍾洞が破壊される状況は負けなのである意味問題無かった。後ろ向きのシナジーというやつである。
但しその後同期だった《ご隠居の猛毒薬》が2ターン早く8000点を削り切れる《ご隠居の大釜》に進化したことでその立場も失うこととなった。回復モードがあること、中途で除去されてもダメージを残せることなどこちらにない利点が多く、重ね貼りする状況下でもこちらが優位を獲れる場面は限定的である…
ヴェルズ・オピオン ▶︎ デッキ 《ヴェルズ・オピオン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/04/07 16:08
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ヴェルズ化した《氷結界の龍 グングニール》。素材指定があるが、ヴェルズはそこそこ展開がしやすいテーマであるし、《レスキューラビット》で他のエクシーズと使い分けることもできる(ヴェルズラギアなどがこれに当たる)ので取り回しはそう悪くない。ストーリーにおけるヴェルズの性質上新規が出てきてくれないのが辛い所だが…
互いにレベル5以上の特殊召喚を封じる永続効果と(イン)ヴェルズをサポートする魔法罠をサーチする効果を持つヴェルズの主将。ことにランク4デッキであるヴェルズには影響を与えず、端末世界のテーマを的確に苦しめる(1)の効果は、同じく下級エクシーズで戦うテーマやリンクモンスターにはすり抜けられる難点こそあるものの、刺さる相手にはめっぽう強い。耐性持ちの天敵である壊獣や《原始生命態ニビル》を拒絶できる数少ない存在でもあり、展開することさえできればトップ層でも通用する独自性を持っている。実際クシャトリラなどに対し《RUM-幻影騎士団ラウンチ》を介して他の闇属性テーマが使用を模索していた時期もあったり。魔法罠による除去も(2)のサーチ先である《侵略の汎発感染》で防げ、攻撃力も格上の相手は少なからず(1)のメタ対象であることを考えると決して低過ぎはしないだろう。まだまだチャンスは多いカード。
粋カエル ▶︎ デッキ 《粋カエル》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/04/07 11:50
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墓地からのガエル1枚除外という非常に軽いコストで戦場に「生きカエル」という、両生類の枠を跳び越えた超生命体。恐ろしいことにタン1が無いので、墓地さえ用意できれば再生し放題である。《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》のようにタン1が無いことで後々大化けするカードや、《BF-朧影のゴウフウ》のように後々の召喚法によって制約が効かなくなり暴走するカードはままあるが、これは「S素材にできない」という制約が昔の時点で穴だらけだったため既に危険だった。
中でも有名なのは《イレカエル》との組み合わせだろう。ガエルを根こそぎデッキから墓地に送り、《粋カエル》の自己再生体制を整えたら《マスドライバー》を20発叩き込んで1キルするマスドラガエル、自己再生した《粋カエル》をイレカエルの効果でS素材と交換し連続シンクロするガエルシンクロが誕生したほか、忘れられがちだが素直にリリースするガエル帝も人気であった。この時点で「ガエルの名はないが《鬼ガエル》で墓地送り可能」「リリース対象としては使い放題」など安全装置が機能していなかったのだが、見るからに調整ミスだったイレカエルが先に取り押さえられることで一旦は環境外へカエっていった。
その後も驚異的な蘇生能力自体は健在であり、鬼ガエルと《魔知ガエル》も2000年代の生まれとは思えない高性能のため蘇生コストに難ありというわけでもなかったのだが、レベル的にサポートが少なく初動が脆いことと、ランク2のエクシーズも長らく不遇で、せっかく展開しても使い道が無い…という難点がポテンシャルの発揮を妨げていた。だが《餅カエル》の登場と低パワーなガエルに代わる同属性・同レベルテーマのバージェストマを得たことで再びカエり咲き、餅カエルが制限になったことで土にカエりかけたが、スプライトの登場により出張パーツとして再々復活を遂げた。
こうして振りカエルと環境的にも何度も《粋カエル》カードなのだが、TCGでは遂に禁止指定された(代わりにイレカエルが制限にカエってきた)。展開の頭数がリンク素材という形でものを言う時代、OCGでは生き残ることが出来るのだろうか…

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