第27話:一日キャンプ　作：風鼠

楓「夏休みだ～！」

純華「といっても、部活動はありますけど…」

スイレン「それに…舞台の稽古がある…」

楓「う…夏を満喫できないのか…」

麻里華「海も…この前の旅行で行ったし…温泉もいったわね」

桜希「じゃあ山だな！」

歩美「山！山行きたいです！」

突然桜希部長の意見に歩美ちゃんが同調する。

麻里華先輩と陽華ちゃんは少し嫌そうな顔で見合わせる。

桜希「なんだ、嫌なのか？」

陽華「だ、だって、虫が一杯出ますし…」

麻里華「山登るの大変ですよ…」

楓「じゃあ…キャンプ？」

スイレン「…キャンプ…楽しそう」

歩美「やりましょ～♪」

陽華「…はう…（どんどん話しが進んでいく…）」






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楓「ん～♪いい空気♪」

スイレン「すごく…澄んでる」

純華「景色も良いですね～」

麻里華「こんないい穴場、良く知ってましたね。」

桜希「あぁ。三郎が教えてくれたんだ」

楓「や～残念だね～三郎君達もこれればよかったのに」

スイレン「そう…だね」

柘榴魔「（男は僕だけか…頑張らなきゃな）」

歩美「スイレン先輩♪今日は添い寝しましょうね～」

陽華「わ、わわ、私も…」

スイレン「うん…分かった」

柘榴魔「（今日はスイレンと寝れないのか…）」

桜希「ふふふ…柘榴魔、今日は私達とだな」

麻里華「えぇ。【恋バナ】咲かせましょうね」

柘榴魔「う゛…」

先輩2人による良くない企みの気配を感じ、悪寒を感じる。

純華「それにしてもこんないいキャンプ道具どこで用意したんですか？」

楓「一座の先輩がね、一時期キャンプにはまっててね～その時に買ったやつなんだ」

桜希「…それで、ある程度使いこんであるのか」

麻里華「そのおかげでいいキャンプになりそうね」

純華「食材も高級なのがいっぱいです…」

スイレン「一杯…買ってきた。」

歩美「美味しそうです♪」

楓「今日のキャンプは楽しめそうだね」

麻里華「そうね。さてと…そろそろテント立てましょ。」

桜希「だな。それが終わったら昼食だ」

柘榴魔「僕達は料理始めようか」

スイレン「うん…」

僕たちは手際よくテントや料理を始める。

歩美「ん～すっごくおいしい♪」

陽華「ですね～」

桜希「練二は料理上手なんだな」

柘榴魔「そ、そんなことないですよ（お泊り会の度に作ってたからなぁ）」

スイレン「絶対…良いお父さんになる…」

歩美「ですよね～♪頭も良くて、料理もできて、優しくて…可愛い♪」

柘榴魔「あ、もう歩美ちゃんは…」

歩美「事実ですもんね～」

陽華「（確かに…柘榴魔先輩、かわいくて人気ありましたし…）」

麻里華「夜はちょっとしたキャンプファイヤーと花火やりましょ」

純華「楽しみです～♪」

スイレン「…楽しみ…」





夜






純華「わぁ…綺麗で温かいです」

スイレン「…ん…練二君…もっとくっつこ」

柘榴魔「うん」

歩美「花火も綺麗ですよ」

陽華「夜の山もなんだか神秘的で綺麗ですね～」

麻里華「そうね。静かだし…」

桜希「カレーも美味しいし」

純華「…さ、さすがに食べすぎですよ…先輩」

柘榴魔「…あはは…ふあぁ…」

スイレン「…眠く…なった」

柘榴魔「うん。キャンプ張りきりすぎちゃってね」

麻里華「そうね。」

スイレン「…眠るんだったら…私も寝る」

歩美「あ！眠るんだったら私も寝ます～♪」

陽華「私も…」

麻里華「柘榴魔君は私達と一緒に、ね♪」

楓「私も先輩と寝ます♪」













深夜





麻里華「（柘榴魔君可愛い♪）」

桜希「（私もこんな可愛い彼氏がほしいな…）」

柘榴魔「（ふ、2人が異様に近い…体も触られてる…）」

楓「（希乃先輩と来たかったな…）」







麻里華先輩と桜希先輩はザクロ君に寄り添い、体を撫でまわす

歩美「スイレン先輩の胸枕♪ふわふわでいい匂いです♪」

陽華「（すごく…温かい…落ち着く…）」

スイレン「（2人とも…すごくかわいい♪）」

純華「（スイレンさん、やっぱりすごい人気です…）」

歩美はスイレンの胸を枕にし、私と陽華ちゃんはスイレンさんの両脇に添い寝する
















朝

楓「ん～いい朝♪」

歩美「ですね～♪」

純華「次は何して遊びましょうか」

桜希「街コン！」

麻里華「…ホント最終手段ですね…」

陽華「（…意外と焦ってるのかな…）」





純華「特に今回内容なかったような…」

楓「まぁ、いつものことじゃん」

スイレン「…いつものこと…」


終わり
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おまけ

大蜘蛛「彼氏がほしいっす」

麻里華「そうね…冥も楓ちゃんも彼氏いるし…」

桜希「そうだな。だが、風紀違反はだめだぞ」

木葉「分かってますよ～。私達、風紀委員ですよ」

下牛尾「でも素敵な恋愛はしたいですよね～」

桜希「だね～」

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おまけ２
鳴神「め、冥さん…綺麗です」

冥「そ、そうかな…メイド服、ちょっと恥ずかしいけど…」

鳴神「でもサイズとかぴったりですね～」

冥「こういうの作るの得意な人が知り合いにいて…」

鳴神「へぇ…凄腕なんだね、その人」


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