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第十話・闇のデュエル!謎の男VS黒崎龍吾 作:鈴木颯手
三沢の寮の入れ替えテストが終わってから数日後万丈目は一人でアカデミアを抜け出した。その時の様子は全くと言っていいほど覇気はなく心が折れている様だったと目撃者は言っており万丈目と戦った龍吾によって心を折られたと言う噂が広まる事になるが龍吾自身は事実と言う事と別に害になるわけではないと判断して噂に関わる事は無かった。因みに三沢の寮の入れ替えテストの事を後から知った良太が「何故教えてくれなかったんだ~!」と恨みの声を龍吾に言ったが全く相手にされなかったのは完全なる余談である。
そんな龍吾は今廃寮となった特待生の寮まで来ていた。理由は単純で十代達から肝試しをやるからと誘われたためだ。しかし、龍吾は立ち入り禁止のテープを見て入るのは不味いと思い何故か廃寮に来ていた明日香の忠告を受けて戻ろうとしていた。
しかし、
「きゃぁぁ!」
「明日香!」
突然でかい男が現れたかと思うと明日香を連れ去り廃寮の中に入っていった。それを十代と翔、デス・コアラが追いかけていくが龍吾はそれとは別に学校側への連絡を行うために戻ろうとした時であった。
「がぁっ!?」
頭の後ろにものすごい激痛が走ったかと思うと龍吾はそのまま意識を手放すのであった。
☆★☆★☆
目を覚ました龍吾がいた場所は木々に囲まれた森の中である程度開けた場所であった。龍吾は痛む後頭部を手で押さえながら立ち上がる。
「…フフフ。ようやく起きたか黒崎龍吾」
「…誰だ?」
突然聞こえてきた声に龍吾は警戒する。すると目の前に黒い霧の様な物が発生し白衣を着た白髪の男が現れた。龍吾と同じくらいの歳に見えるその男は邪悪な笑みを浮かべていた。
「わけあって君をここで殺す事にした」
「…いきなりだな」
「単刀直入に言った方が効率的だ。故に貴様には闇のゲームを受けてもらおう」
闇のゲーム。かつて伝説のデュエリスト武藤遊戯が幾度となく経験したと言われる恐ろしいゲーム。自分のライフと命が直結して負ければ命を奪われると言われているゲームを目の前の男はするという。
「断ってもいいがその場合この手で直接殺すまでだ」
「…分かった。そのデュエル、受けたとう」
「貴様ならそう言うと思っていたよ」
そう言うと男はデュエルディスクを放り投げてくる。それを掴むと龍吾は左手に装着してデッキをセットする。
「行くぞ!」
「「デュエル!」」
「先行は貰った!ドロー!」
先行を取ったのは白衣の男だった。
白衣の男
手札5枚→6枚
「俺はモンスターをセットしてターンエンドだ」
「俺のターン、ドロー」
黒崎龍吾
手札5枚→6枚
龍吾はセットされたモンスターに警戒しつつ手札を確認する。
「俺は雷邪龍サンダーダークドラゴンの効果発動発動。このカードを墓地に送りデッキから同名カードを二枚手札に加える」
「ほう、サンダードラゴンと同じ効果を持つモンスターか」
「俺は手札から融合を発動。雷邪龍サンダーダークドラゴン二体を融合しツインヘッド・サンダーダークドラゴンを特殊召喚する!」
ツインヘッド・サンダーダークドラゴン
ATK3000 DEF2500
「バトル!ツインヘッド・サンダーダークドラゴンでセットモンスターを攻撃!」
二つの口から黒いブレスが吐き出されセットモンスターに襲いかかった。
「この瞬間アンチウイルス・ペンギンソルジャーの効果発動!場のモンスター二体をゲームから除外する!ただしペンギンソルジャーが破壊された今除外されるのはツインヘッド・サンダーダークドラゴンのみだがな!消え失せろ!」
カビの様な物が生えたペンギンソルジャーが剣を投げつけるとツインヘッド・サンダーダークドラゴンはそれだけで姿を消してしまう。
「まだだ!この効果で除外したモンスター一体に付き500のダメージを受けてもらう!」
「…!?」
ツインヘッド・サンダーダークドラゴンを消した剣がそのまま龍吾に襲いかかる。
黒崎龍吾LP4000→3500
「…ぐっ!」
闇のゲームにより倍増された激痛が龍吾を襲った。その様子を白衣の男は楽しそうに見ている。
「いいねぇ~。その痛みに耐えている表情、とってもそそるよぉ。だが、その痛みに何時まで耐えきれるかな?」
「…俺は手札から死者転生を発動。手札を一枚捨てる事で墓地からモンスター一体を手札に加える。俺はサイレントドラグーンを墓地に送りそのまま手札に加える。そしてサイレントドラグーンの効果によって場に特殊召喚する…」
サイレントドラグーン
ATK2000 DEF1700
「そして暗黒騎兵ジコグを守備表示で召喚。カードを一枚伏せてターンエンド」
暗黒騎兵ジコグ
ATK1500 DEF1500
白衣の男LP4000 手札5枚
モンスター
なし
魔法、罠
なし
黒崎龍吾LP3500 手札0枚
モンスター
サイレントドラグーン
暗黒騎兵ジコグ
魔法、罠
セット
痛みに耐えながら自分の番を終える。白衣の男はそれを見ながらカードを引いた。
白衣の男
手札5枚→6枚
「…俺はアンチウイルス・スニッフィングドラゴンを召喚。このカードの効果でデッキから同名カードを二枚特殊召喚する」
アンチウイルス・スニッフィングドラゴン
ATK1200 DEF600
そして現れたのはペンギンソルジャーと同じくカビの様な物が付いたスニッフィングドラゴンであった。
「モンスター効果発動。自分の場に同名カードがある時そのカード一枚に付き300攻撃力がアップする。このカードは自分も対象に含まれるため攻撃力は900アップする!」
アンチウイルス・スニッフィングドラゴン×3
ATK1200→2100
DEF600
「バトル!アンチウイルス・スニッフィングドラゴンでサイレントドラグーンを攻撃!」
「ぐっ!」
黒崎龍吾LP3500→3400
「更に暗黒騎兵ジコグに攻撃!その後直接攻撃だ!」
「ぐあぁぁぁぁぁ!?」
黒崎龍吾LP3400→1300
ライフを一気に削られ龍吾は膝をついた。息は荒く脂汗を流し必死に痛みに耐える。しかし、痛みは引くことなくどんどん酷くなりそしてついに
『…交代だ』
龍吾は意識を失う直前そう、誰かが言うのが聞こえた。
☆★☆★☆
「あれ?もしかして気絶しちゃった?なら楽しいデュエルの最中だけど命を貰っていくぜ」
『…戯け。誰がその様な事を許可した?』
白衣の男が懐からナイフを取り出し龍吾の方へ向かおうとした時龍吾がそう言った。
「おや?気絶したのではなかったのですか?」
『ああ、確かにこいつは気絶したが我が相手をしてやろう』
「んん?言っている意味が分からないがデュエル続行と言う事だな。俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ」
『我のターン、ドロー!』
黒崎龍吾
手札0枚→1枚
『我は貪欲な壺を発動する!墓地の雷邪龍サンダーダークドラゴン三体と暗黒騎兵ジコグ、サイレントドラグーンをデッキに戻しシャッフル。その後二枚ドローする!』
黒崎龍吾
手札0枚→2枚
『更に天使の施しを発動!デッキから三枚ドローして手札から二枚捨てる』
黒崎龍吾
手札1枚→4枚→2枚
『そして墓地に送った闇の鼓動の効果でデッキから闇属性ドラゴン族モンスター一体を手札に加える』
黒崎龍吾
手札2枚→3枚
あっという間に手札を回復した龍吾に白衣の男は拍手を送る。
「素晴らしい!そこまで出来るとは思いませんでした!ですが、お前じゃ俺には勝てないぜ」
『戯け。我がデュエルを行う時点で我の勝利は確定している。それを見せてやろう。リバースカードオープン!闇の徴兵を発動!ライフを半分払いダークトークンを特殊召喚する!このトークンの攻守はこの時払ったライフの数値となる』
黒崎龍吾LP1300→650
ダークトークン
ATK?→650
DEF?→650
ライフが減った事でダメージが龍吾に入るがまるで痛みなどないかのように龍吾は続ける。
『さらに我はダークスライムを特殊召喚する!このカードは相手のモンスターゾーンにカードが三枚以上存在しないと召喚出来ない。そしてこのカードの効果発動!アンチウイルス・スニッフィングドラゴン一体をこのカードの装備カードととしてこのカードに装備する!』
「な!?サクリファイスと同じ効果だと!?」
地面から染み出るように現れた黒いスライムはアンチウイルス・スニッフィングドラゴン一体を飲み込むと体が少し成長する。
『このカードは装備したモンスターの攻守の半分アップする。よって飲み込む前の数値の半分1050がこのカードの攻撃力となり貴様の場の同名カードが一つなくなったことで攻撃力が下がる!』
ダークスライム
ATK?→1050
DEF?→300
アンチウイルス・スニッフィングドラゴン×2
ATK2100→1800
DEF600
「っく!だがまだこちらのモンスターの方が攻撃力は上だ!」
『慌てるな。我は自分の場のモンスター二体とお主の場のモンスター二体を生贄に邪悪龍ダークドラグーンを特殊召喚する!』
「お、俺の場のモンスターだと!?」
『邪悪龍ダークドラグーンの攻守は生贄に使ったモンスターの攻撃力若しくは守備力の合計数値となる。我は攻撃力を選択!よって邪悪龍ダークドラグーンの攻守は5300!』
邪悪龍ダークドラグーン
ATK5300 DEF5300
邪悪龍ダークドラグーンは咆哮を上げる。その咆哮に白衣の男は冷や汗をかく。
「こ、こんなモンスターが存在していたとは…!」
『邪悪龍ダークドラグーンは召喚したターンに攻撃は出来ない。しかし!貴様はこのターンで終わらせる!邪悪龍ダークドラグーンを生贄に捧げ邪悪龍ダークネス・ドラグーンを特殊召喚する!』
邪悪龍ダークドラグーンが霧になって消えたかと思うと地響きをたてて地面から龍が現れた。邪悪龍ダークドラグーンの進化系と言っていい外見をした龍は咆哮する。その咆哮は邪悪龍ダークドラグーンの比ではなく白衣の男はその咆哮を聞いただけで恐怖で体を支配される。
「ば、馬鹿な!こ、こんなモンスターが、存在していいはずがない!貴様は一体何なのだ!?」
『我は我でしかない。それに、死にゆく運命の貴様にいちいち喋ると思うておるのか?邪悪龍ダークネス・ドラグーンは召喚したターンにも攻撃できる。そしてこのカードの攻守は邪悪龍ダークドラグーンの攻守と一緒!つまり5300だ!行け!ダークネス・ドラグーン!』
「く、くそ!リバースカードオープン!聖なるバリアミラーフォース!そのカードを破壊する!」
『うつけめ、ダークネス・ドラグーンにはあらゆる相手の効果を受け付けない効果を持っておる。その様なもので防げるはずがなかろう』
ダークネス・ドラグーンの前に出たバリアは一瞬で破壊され消失する。ダークネス・ドラグーンは白衣の男の前までくると口にエネルギーを貯めこみ始める。そして
『ダークネス・ドラグーンよ!その虫けらを塵も残さず消失させよ!』
ダークネス・ドラグーンがエネルギーを吐き出すと白衣の男は悲鳴を上げる暇もなくこの世から完全に消失した。
白衣の男LP4000→-1300
闇のゲームが終わりダークネス・ドラグーンは姿を消していく。龍吾はふうと息を吐くと辺りを見回した。
『さて、早くこやつの体をアカデミアとやらの所まで運ばねばな。こやつに死んで貰っては困るからな』
翌日、アカデミア所有の港で龍吾が倒れているのが発見され彼は保健室にて治療を受ける事になるのであった。
そんな龍吾は今廃寮となった特待生の寮まで来ていた。理由は単純で十代達から肝試しをやるからと誘われたためだ。しかし、龍吾は立ち入り禁止のテープを見て入るのは不味いと思い何故か廃寮に来ていた明日香の忠告を受けて戻ろうとしていた。
しかし、
「きゃぁぁ!」
「明日香!」
突然でかい男が現れたかと思うと明日香を連れ去り廃寮の中に入っていった。それを十代と翔、デス・コアラが追いかけていくが龍吾はそれとは別に学校側への連絡を行うために戻ろうとした時であった。
「がぁっ!?」
頭の後ろにものすごい激痛が走ったかと思うと龍吾はそのまま意識を手放すのであった。
☆★☆★☆
目を覚ました龍吾がいた場所は木々に囲まれた森の中である程度開けた場所であった。龍吾は痛む後頭部を手で押さえながら立ち上がる。
「…フフフ。ようやく起きたか黒崎龍吾」
「…誰だ?」
突然聞こえてきた声に龍吾は警戒する。すると目の前に黒い霧の様な物が発生し白衣を着た白髪の男が現れた。龍吾と同じくらいの歳に見えるその男は邪悪な笑みを浮かべていた。
「わけあって君をここで殺す事にした」
「…いきなりだな」
「単刀直入に言った方が効率的だ。故に貴様には闇のゲームを受けてもらおう」
闇のゲーム。かつて伝説のデュエリスト武藤遊戯が幾度となく経験したと言われる恐ろしいゲーム。自分のライフと命が直結して負ければ命を奪われると言われているゲームを目の前の男はするという。
「断ってもいいがその場合この手で直接殺すまでだ」
「…分かった。そのデュエル、受けたとう」
「貴様ならそう言うと思っていたよ」
そう言うと男はデュエルディスクを放り投げてくる。それを掴むと龍吾は左手に装着してデッキをセットする。
「行くぞ!」
「「デュエル!」」
「先行は貰った!ドロー!」
先行を取ったのは白衣の男だった。
白衣の男
手札5枚→6枚
「俺はモンスターをセットしてターンエンドだ」
「俺のターン、ドロー」
黒崎龍吾
手札5枚→6枚
龍吾はセットされたモンスターに警戒しつつ手札を確認する。
「俺は雷邪龍サンダーダークドラゴンの効果発動発動。このカードを墓地に送りデッキから同名カードを二枚手札に加える」
「ほう、サンダードラゴンと同じ効果を持つモンスターか」
「俺は手札から融合を発動。雷邪龍サンダーダークドラゴン二体を融合しツインヘッド・サンダーダークドラゴンを特殊召喚する!」
ツインヘッド・サンダーダークドラゴン
ATK3000 DEF2500
「バトル!ツインヘッド・サンダーダークドラゴンでセットモンスターを攻撃!」
二つの口から黒いブレスが吐き出されセットモンスターに襲いかかった。
「この瞬間アンチウイルス・ペンギンソルジャーの効果発動!場のモンスター二体をゲームから除外する!ただしペンギンソルジャーが破壊された今除外されるのはツインヘッド・サンダーダークドラゴンのみだがな!消え失せろ!」
カビの様な物が生えたペンギンソルジャーが剣を投げつけるとツインヘッド・サンダーダークドラゴンはそれだけで姿を消してしまう。
「まだだ!この効果で除外したモンスター一体に付き500のダメージを受けてもらう!」
「…!?」
ツインヘッド・サンダーダークドラゴンを消した剣がそのまま龍吾に襲いかかる。
黒崎龍吾LP4000→3500
「…ぐっ!」
闇のゲームにより倍増された激痛が龍吾を襲った。その様子を白衣の男は楽しそうに見ている。
「いいねぇ~。その痛みに耐えている表情、とってもそそるよぉ。だが、その痛みに何時まで耐えきれるかな?」
「…俺は手札から死者転生を発動。手札を一枚捨てる事で墓地からモンスター一体を手札に加える。俺はサイレントドラグーンを墓地に送りそのまま手札に加える。そしてサイレントドラグーンの効果によって場に特殊召喚する…」
サイレントドラグーン
ATK2000 DEF1700
「そして暗黒騎兵ジコグを守備表示で召喚。カードを一枚伏せてターンエンド」
暗黒騎兵ジコグ
ATK1500 DEF1500
白衣の男LP4000 手札5枚
モンスター
なし
魔法、罠
なし
黒崎龍吾LP3500 手札0枚
モンスター
サイレントドラグーン
暗黒騎兵ジコグ
魔法、罠
セット
痛みに耐えながら自分の番を終える。白衣の男はそれを見ながらカードを引いた。
白衣の男
手札5枚→6枚
「…俺はアンチウイルス・スニッフィングドラゴンを召喚。このカードの効果でデッキから同名カードを二枚特殊召喚する」
アンチウイルス・スニッフィングドラゴン
ATK1200 DEF600
そして現れたのはペンギンソルジャーと同じくカビの様な物が付いたスニッフィングドラゴンであった。
「モンスター効果発動。自分の場に同名カードがある時そのカード一枚に付き300攻撃力がアップする。このカードは自分も対象に含まれるため攻撃力は900アップする!」
アンチウイルス・スニッフィングドラゴン×3
ATK1200→2100
DEF600
「バトル!アンチウイルス・スニッフィングドラゴンでサイレントドラグーンを攻撃!」
「ぐっ!」
黒崎龍吾LP3500→3400
「更に暗黒騎兵ジコグに攻撃!その後直接攻撃だ!」
「ぐあぁぁぁぁぁ!?」
黒崎龍吾LP3400→1300
ライフを一気に削られ龍吾は膝をついた。息は荒く脂汗を流し必死に痛みに耐える。しかし、痛みは引くことなくどんどん酷くなりそしてついに
『…交代だ』
龍吾は意識を失う直前そう、誰かが言うのが聞こえた。
☆★☆★☆
「あれ?もしかして気絶しちゃった?なら楽しいデュエルの最中だけど命を貰っていくぜ」
『…戯け。誰がその様な事を許可した?』
白衣の男が懐からナイフを取り出し龍吾の方へ向かおうとした時龍吾がそう言った。
「おや?気絶したのではなかったのですか?」
『ああ、確かにこいつは気絶したが我が相手をしてやろう』
「んん?言っている意味が分からないがデュエル続行と言う事だな。俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ」
『我のターン、ドロー!』
黒崎龍吾
手札0枚→1枚
『我は貪欲な壺を発動する!墓地の雷邪龍サンダーダークドラゴン三体と暗黒騎兵ジコグ、サイレントドラグーンをデッキに戻しシャッフル。その後二枚ドローする!』
黒崎龍吾
手札0枚→2枚
『更に天使の施しを発動!デッキから三枚ドローして手札から二枚捨てる』
黒崎龍吾
手札1枚→4枚→2枚
『そして墓地に送った闇の鼓動の効果でデッキから闇属性ドラゴン族モンスター一体を手札に加える』
黒崎龍吾
手札2枚→3枚
あっという間に手札を回復した龍吾に白衣の男は拍手を送る。
「素晴らしい!そこまで出来るとは思いませんでした!ですが、お前じゃ俺には勝てないぜ」
『戯け。我がデュエルを行う時点で我の勝利は確定している。それを見せてやろう。リバースカードオープン!闇の徴兵を発動!ライフを半分払いダークトークンを特殊召喚する!このトークンの攻守はこの時払ったライフの数値となる』
黒崎龍吾LP1300→650
ダークトークン
ATK?→650
DEF?→650
ライフが減った事でダメージが龍吾に入るがまるで痛みなどないかのように龍吾は続ける。
『さらに我はダークスライムを特殊召喚する!このカードは相手のモンスターゾーンにカードが三枚以上存在しないと召喚出来ない。そしてこのカードの効果発動!アンチウイルス・スニッフィングドラゴン一体をこのカードの装備カードととしてこのカードに装備する!』
「な!?サクリファイスと同じ効果だと!?」
地面から染み出るように現れた黒いスライムはアンチウイルス・スニッフィングドラゴン一体を飲み込むと体が少し成長する。
『このカードは装備したモンスターの攻守の半分アップする。よって飲み込む前の数値の半分1050がこのカードの攻撃力となり貴様の場の同名カードが一つなくなったことで攻撃力が下がる!』
ダークスライム
ATK?→1050
DEF?→300
アンチウイルス・スニッフィングドラゴン×2
ATK2100→1800
DEF600
「っく!だがまだこちらのモンスターの方が攻撃力は上だ!」
『慌てるな。我は自分の場のモンスター二体とお主の場のモンスター二体を生贄に邪悪龍ダークドラグーンを特殊召喚する!』
「お、俺の場のモンスターだと!?」
『邪悪龍ダークドラグーンの攻守は生贄に使ったモンスターの攻撃力若しくは守備力の合計数値となる。我は攻撃力を選択!よって邪悪龍ダークドラグーンの攻守は5300!』
邪悪龍ダークドラグーン
ATK5300 DEF5300
邪悪龍ダークドラグーンは咆哮を上げる。その咆哮に白衣の男は冷や汗をかく。
「こ、こんなモンスターが存在していたとは…!」
『邪悪龍ダークドラグーンは召喚したターンに攻撃は出来ない。しかし!貴様はこのターンで終わらせる!邪悪龍ダークドラグーンを生贄に捧げ邪悪龍ダークネス・ドラグーンを特殊召喚する!』
邪悪龍ダークドラグーンが霧になって消えたかと思うと地響きをたてて地面から龍が現れた。邪悪龍ダークドラグーンの進化系と言っていい外見をした龍は咆哮する。その咆哮は邪悪龍ダークドラグーンの比ではなく白衣の男はその咆哮を聞いただけで恐怖で体を支配される。
「ば、馬鹿な!こ、こんなモンスターが、存在していいはずがない!貴様は一体何なのだ!?」
『我は我でしかない。それに、死にゆく運命の貴様にいちいち喋ると思うておるのか?邪悪龍ダークネス・ドラグーンは召喚したターンにも攻撃できる。そしてこのカードの攻守は邪悪龍ダークドラグーンの攻守と一緒!つまり5300だ!行け!ダークネス・ドラグーン!』
「く、くそ!リバースカードオープン!聖なるバリアミラーフォース!そのカードを破壊する!」
『うつけめ、ダークネス・ドラグーンにはあらゆる相手の効果を受け付けない効果を持っておる。その様なもので防げるはずがなかろう』
ダークネス・ドラグーンの前に出たバリアは一瞬で破壊され消失する。ダークネス・ドラグーンは白衣の男の前までくると口にエネルギーを貯めこみ始める。そして
『ダークネス・ドラグーンよ!その虫けらを塵も残さず消失させよ!』
ダークネス・ドラグーンがエネルギーを吐き出すと白衣の男は悲鳴を上げる暇もなくこの世から完全に消失した。
白衣の男LP4000→-1300
闇のゲームが終わりダークネス・ドラグーンは姿を消していく。龍吾はふうと息を吐くと辺りを見回した。
『さて、早くこやつの体をアカデミアとやらの所まで運ばねばな。こやつに死んで貰っては困るからな』
翌日、アカデミア所有の港で龍吾が倒れているのが発見され彼は保健室にて治療を受ける事になるのであった。
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