第２４話 モンクエイリンのお話④　作：ハカラメ

注) ss初心者です！ 二次設定その他もろもろにご注意ください。
雨と風がすごいですね。皆さんは大丈夫でしたか？吹っ飛ばされませんでしたか？


前回のあらすじ、カッコイイのはだーれだ？


ルミナス「えぇっ！ ライトロードの中で！？」
ライラ「そうよ。誰が一番カッコイイと思うの？」
ルミナス「それはもちろん・・・」

ジェイン＆ガロス「・・・っ」ドキドキ

ルミナス「ウォルフさんでしょ」

ジェイン＆ガロス「・・・で、ですよね～・・・」

ライラ「まぁ、確かにウォルフさんはイケメンだし、武術の腕もライトロードの中ではトップクラスだものね。それに優しいし、人望もあついし・・・」
ルミナス「一番カッコイイのは、ウォルフさん以外にはいないでしょ」
ライラ「じゃあ、あなたはウォルフさんが好きなの？」
ルミナス「いやいやいやいや、なんでそうなっちゃうの！？ あたしはライラの質問に答えただけでしょ！」
ライラ「あら、違うの？ カッコイイ人が好きな面食いだとばかり思ってたけど。じゃあ、他に好きな人がいるの？」
ルミナス「だーかーらー！ そんな人いないって、前にも言ったでしょ！？ もぉ～、エイリンもライラになんか言ってやってよ！」

エイリン「う～ん、あたいはよく男の人に求婚されるけど、好きな人はまだいないな～」

ルミナス「！？」
ライラ「！？！？！？」

ルミナス「ええぇっ！！ エイリン、男の人にきゅ、求婚された事あるの！？」
ライラ「その話、詳しく聞かせてくれるかしら。ここの特大パフェ、おごってあげるから」

エイリン「ほら、あたいってよく外の世界の武闘大会とかに出たりしてるんだけどさ、そこの会場でよく声かけられんだよね～。我が一派の跡取りを産んでくれだの、世界最強の男の妻にならんか、だの。まぁ、めんどくさかったから、全員吹っ飛ばしちゃったんだけどな！」

ライラ「い、意外な展開だわ。絶対恋愛関係の話題を持ってなさそうだったのに・・・」
ルミナス「食べる事と戦う事だけが好きみたいな感じだったのに・・・」

エイリン「おいおい、随分言ってくれるじゃんか。まぁ、あたいは弱い男には興味ないしな。特に逃げ腰の気の弱い男なんて、もってのほかだ。この前も、なんかスゲー鎧をつけた武士みたいな連中が、あたいに求婚してきたんだけど、そいつらどいつもこいつも守備表示でさ～、みーんなまとめて吹っ飛ばしちゃったんだよね～。やっぱり、あたいより強い男じゃないと、求婚は受けられないね～！」

ルミナス「鎧をつけた武士って・・・」
ライラ「彼らは、守備表示が戦闘態勢みたいなものだものね。惚れた相手が悪かったようね」
エイリン「そんな事より、パフェおごってくれるのか？ やったね～。ちょうど小腹がすいてきたとこだったんだよ！」
ルミナス「え、さっきあんなに食べたのに・・・」

エイリン「すいませーん！ 特大パフェ３つくださーい！ え、３人分？ あ、全部あたいが食べるんで！」

ライラ「ルミナ・・・」
ルミナス「割り勘は嫌よ」キッパリ
ライラ「ああぁぁん！ ルミナスのケチ！ どケチぃ！」
ルミナス「ラ、ライラが壊れた！？」
ギャーギャーワーワー


ガロス「うーん、まさかエイリンの恋バナ的なものが聞けるとは・・・」
ジェイン「ああ、これは俺にも予想GAYな展開だった・・・」
ガロス「でも、なかなか俺たちの話題にならないな」
ジェイン「いや、まだだ、まだ慌てるような時間じゃ・・・」

ライラ「そういえば」キリッ
ルミナス「うわっ、復活早っ！」
ライラ「ルミナス、あなたジェインとガロスとは幼なじみなんでしょう？ 彼らの事はどうなのよ？」

ルミナス「えぇっ！！？」ビクッ

ジェイン「！？！？」

ガロス「何だろう、すごいデジャヴ・・・」


第２５話に続く