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HOME > 遊戯王SS一覧 > 第5話 純華たちのお泊り会

第5話 純華たちのお泊り会 作:風鼠

土日…
純華「(今日はスイレンさん達とお泊り会当日です♪)」

純華は待ち合わせとしてスイレンたちが生活している一座の門の前で集合することに。

俊華「や、純華ちゃん。おはよう」

遥「早かったわね。まだスイレンさん達は来てないの?」

純華「あ、俊華さんに遥さん、おはようございます。」

純華が待っていると、遥と俊華が現れる。

遥「それにしても、純華ちゃん、その服可愛いわね」

純華「そ、そ、そうでしょうか?」

俊華「似合ってるよ、純華ちゃん」

純華は水色を基調としたワンピースに、可愛らしい手持ちバックを持つ

純華「お二人も似合ってますよ」

遥「ありがとう」

俊華「えへへ、褒められると恥ずかしいな」

遥は真面目な雰囲気を思わせる白色のシャツに、藍色のストレートパンツ、俊は活発さを思わせるラフな半そで、ホットパンツ。

???1「あら、あなたたち、スイレンと楓のお友達?」

遥「はいそうですけど…貴方は?」

???1「あ、私?私は笹野彩愛。この一座の役者と事務員してます。いつもスイレンと楓がお世話になっているわ」

3人が雑談していると、大人の雰囲気をまとう着物の女性が現れる。

純華「あ、わ、私、猫有純華といいます。」

遥「狐月遥といいます。スイレンさん達にはお世話になっています。」

俊華「僕は豹原俊華といいます。」

???1→彩愛「3人のことはよく聞いているわ。今スイレンたち呼んでくるわね」

遥「は、はい。ありがとうございます。」

彩愛はスイレンたちを呼びに門をくぐる。

???2「あれ?門の所に誰かいる~。何してるんですか?」

???3「もう、葵は、そんなに駈け寄らないの」

彩愛が門をくぐった後、十数分立つと、二人の少女が制服姿で現れる。

純華「私達はスイレンさん達を待ってまして…え、あの、その、君たちは?」

???2「私、桜木葵♪一座の歌舞伎役者見習いです」

???3「静原瑞樹といいます。スイレン先輩たち呼んできましょうか?」

純華「え、先ほど彩愛さんに呼びにいってもらったので大丈夫ですよ。」

???2→葵「そうですか~。でもお泊り会楽しそうです♪私も行きたいです♪」

???3→瑞樹「ダメよ、葵。私達には今日稽古あるんだから」

葵「う~…わかったよぉ」

葵は楽しそうに目を輝かせ、純華たちにすり寄るが瑞樹に制服の襟をつかまれ予定がないことを告げられると葵は肩を落とす

俊華「あはは、元気な子だなぁ」

遥「それにしても二人とも美人ね」

純華「そうですね~」

瑞樹「そ、それほどじゃ…それに皆さんの方がきれいですし…」

瑞樹は恥ずかしさのあまり、顔を少し赤くし照れる。

葵「瑞樹はほんと綺麗だもんね♪」

瑞樹「もう…葵まで…」

スイレン「…お待たせ…」

楓「待たせたね~。お、葵ちゃんに瑞樹ちゃん、みんなとお話ししてたの?」

瑞樹と葵が3人と話しているとスイレンと楓が門から出てくる。

葵「あ、スイレン先輩に楓先輩♪お友達がお待ちですよ~」

スイレン「…二人とも…今日の稽古…頑張ってね…」

瑞樹「はい。頑張ります」

楓「じゃあ…私たちは行こうか。」

純華「はい♪二人ともまた会いましょうね」

葵「はい♪今度は一座に泊まりに来てくださいね」

楓「あ。それいいかも♪」

俊華「うん、わかったよ。」

スイレン「じゃあ…行ってくるね」

葵「スイレン先輩、楓先輩、楽しんできてくださいね~」

葵と瑞樹と別れ5人は一座の門から純華の自宅へと向かい始める。

純華「スイレンさん、その恰好似合ってますよ~」

スイレン「そう…かな」

スイレンは黒色のミニスカート、緑色のカーディガンに薄水色を基調とし、前面に英語が書かれた半そでに黒色のハイソックス。

遥「似合ってますよ。でもスイレンさんってそういう雰囲気の服着られるんですね」

スイレン「楓が…選んでくれたの…」

純華「え、スイレンさんの服って楓さんが選んでるんですか?」

楓「うん。休日とかの服はね~。スイレンのファッションセンスは、その、個性的だからね」

遥「そ、そう」

俊華「そうなんだ。一度見てみたな」

スイレン「うん…いずれね」



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
純華のマンション前
柘榴魔「や、みんな、待っていたよ」

純華「あ、ザクロ君、待っててくれたんですね」

5人がマンション前につくと、今風のファッションに身を包んだ柘榴魔が待っていた。

スイレン「…マンション…大きい…」

楓「だね~。新しそうだし、家賃高いんじゃない?」

純華「そんなに高くないですよ~。」

遥「そうなの?まぁ、とにかく部屋に入りましょう」

純華「そうですね~。案内しますね~」

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
マンション・8階

純華「着きましたよ~。ここが私の部屋です」

俊華「わぁ~広いね。」

純華に案内され、2LDKの部屋に案内される。

スイレン「…綺麗…ちゃんと…掃除が…行き届いてる」

楓「うん。家具も可愛いし。」

遥「小説もたくさん読むのね。名前順にチャンと並べられているし。しっかりしてるのね」

俊華「純華ちゃんらしい綺麗で可愛い部屋だなぁ」

純華「4人に褒められるとうれしいです。」

4人に褒められ、純華は照れるように顔を赤くする。

柘榴魔「(女の子の部屋、初めて入ったなぁ)」

楓「おやおや~ザクロ君、初めて女の子の部屋入ってどきどきしてるのかにゃ~?」

柘榴魔「え、あ、う、うん…」

スイレン「…さてと…何して…遊ぶ?」

純華「そうですね~。みんなで遊べるのがいいですよね~」

俊華「あ、僕、ゲーム沢山持ってきたよ。どれからする?」

俊華は背負ってきたバックから家庭用のゲーム機やトランプなどを大量に取り出す。

遥「もう俊華は…こんなにゲーム持ってきたのね。まぁ、お泊り会だからこれくらいあったほうがいいかもね」

楓「今日はゲームで徹夜漬けだね♪」

純華「もう…」

スイレン「…ザクロ君は…夜…どうする?一緒に…寝るの?」

柘榴魔「僕隣の家なので…夜は帰ります」

楓「え~寝ようよ♪添い寝でね♪」

柘榴魔「え、ど、どうしようかな~」

スイレン「…一緒に…寝よ?」

純華「そうですよ。ザクロ君も寝ましょう。」

柘榴魔「純華さんまでいいというのなら…」

遥「決まりね。さてと、この中から何をやりましょうか」

俊華「じゃあ…パーティゲームでいいんじゃない?」

俊華は最新機種のゲームを取り出し、テレビにセットする。

スイレン「…このゲーム…知らない」

純華「あれ、スイレンさん知らないんですか?結構有名なシリーズですけど…」

楓「スイレン、こういうの疎いからね~。ま、すごろくみたいなゲームだよ」

スイレン「…分かった…やってみる…」

俊華「じゃ、やってみようか」

楓「私もやる~」

遥「私もプレイするわ。こういうのは得意よ」

スイレン達はゲームのコントローラーを手に取る。

十数分後…

スイレン「…ん…」

楓「お、スイレン、結構サイコロ運いいね。」

遥「追い付かないわね」

俊華「スイレンちゃん、ぶっちぎりだねぇ」

スゴロクのターンが進み、スイレンが他の大差をつけて1位の座に就く。

柘榴魔「スイレンさん、無駄な行動してないね。」

純華「そうですね~。でもスイレンさんがこうしてゲームしてる姿も新鮮ですね~。スイレンさん楽しいですか?」

スイレン「ん…ゲームとか…あまり…しないから…楽しい」

俊華「それは持ってきたかいがあったよ」

スイレンはゲームをしながら口元を緩める。

スイレン「…勝っちゃった…」

遥「ふぅ…負けたわね」

楓「初めてだったのに、スイレン、上手だったね」

スイレン「そう…かな…」

俊華「上手だよ~。」

柘榴魔「じゃあ次、僕ね。」

純華「次私です~」


楓「あ~楽しかった~」

スイレン「…もう…夜…」

スイレンたちは俊華が持ってきたゲームを堪能していると、もう日がおち始める。

遥「そろそろゲームは終了しましょ。さてとそろそろお風呂入りたいわね」

純華「そうですね~。お風呂沸かしてきますね~」

俊華「さてと、僕は布団でも敷こうかな。」

柘榴魔「僕、買い出ししてきます」

遥「あ、私も手伝うわ」

それぞれ夜への支度を始める。

1時間後…

柘榴魔「料理できましたよ~」

楓「わぁ~おいしそう。料理、持っていくよ」

純華「あ、私も手伝います」

買い出しを終えた柘榴魔と遥が手際よく料理を作り、料理を純華や楓が運び始める。

スイレン「…ん…おいしい…」

遥「あ、もうつまみ食いしないでくださいよ、スイレンさん」

スイレン「…ごめん…なさい…」

遥「もう、この人は…」

純華「スイレンさんもそういうところあるんですね~」

スイレン「…おいしそうだったから…つい…」

柘榴魔「それは誉め言葉と受け取っきますね。」

スイレンが盛りつけ途中の料理を少し食べると遥に注意され、スイレンは反省するように顔を下に向ける。

純華「さ、皆さん料理できましたよ~。一緒に食べましょ~」

楓「わ~い♪」

俊華「おいしそうだね~。いただきま~す。」

スイレン「…ん…やっぱりおいしい…」

純華「ですね~。ザクロ君料理上手なんですね~」

柘榴魔「いや~普段やってるからかなぁ」

楓「箸が進んじゃうなぁ~」

スイレンたちは綺麗に盛り付けられた料理を口へと運び、おいしさのあまり全員のほほを落としながらも箸を進める。

スイレン「…もう…おなか一杯…」

純華「あれ、スイレンさん、もういいんですか?」

スイレン「…うん…」

楓「スイレン、小食だからね~」

俊華「スイレンちゃん、小食でそのスタイルすごいね」

スイレン「そう…かな…」

純華「小食に美貌の秘訣があるんですかね~」

スイレンは箸をおき、口の周りをハンカチで拭く。

楓「じゃあスイレン、先にお風呂入ってきたら?」

スイレン「…純華ちゃん…いい?」

純華「はい、いいですよ~。」

スイレン「…じゃあ…入ってくる…」

スイレンは自身の荷物からシャンプーなどの一式を取り出し、お風呂場へと向かう

純華「スイレンさん、お風呂の使い方大丈夫ですか?」

スイレン「…大丈夫…ホテルと同じ…だよね」

純華「はい。あわわ…」

スイレン「…?」

スイレンはお風呂場の前で服を脱ぎ始め、スイレンの下着姿に純華は思わず顔を赤くし、その美貌に思わず見とれる

純華「ゆ、ゆっくりしてくださいね」

スイレン「…うん…」

楓「や、純華ちゃん、スイレンどうだった?」

純華「は、はい、大丈夫そうでした~」

遥「どうしたの?顔赤いけど…」

純華「す、スイレンさんの下着姿見ちゃいまして~」

俊華「スイレンちゃんの下着綺麗だもんね~」

柘榴魔「そうだろうね~」

楓「お、ザクロ君、スイレンで妄想したのかにゃ?」

柘榴魔「え、うぅ…少し…した」

柘榴魔はスイレンの下着姿を想像し、顔を少し赤くする。

遥「…ふぅ、それにしても食べたわね」

純華「そうですね~。」

柘榴魔「じゃあ、洗い物しましょうか」

楓「あ、手伝うよ」

純華「私も手伝います」

残った楓達で盛りつけられた料理を食べつくし、洗い物を順次進める。

純華「でも、皆で食べるとやっぱりおいしいですね~」

俊華「だね~」

柘榴魔「でも広いですね~この部屋。」

純華「そ、そうでしょうか」

楓「広いよ~。この広さで一人暮らしってさみしくない?」

純華「…夜とかちょっと寂しいですね。でもみんなと一緒で今日はさみしくないです」

遥「じゃあまたいつかお泊り会する?」

純華「はい♪」

純華は一瞬さみしい表情をした後、爛漫な笑顔を浮かべる。

俊華「さてと、洗い物は完了だね。」

洗い物を終え、それぞれ椅子に座りゆっくりし始める。

楓「お風呂入ってフリータイムだね♪」

遥「そうね。スイレンさん、お風呂のお湯加減、いかがです?」

スイレン「…うん…気持ちいいの…」

俊華「…純華ちゃん、今お風呂入っちゃえば?」

純華「えぇ?ま、まずいですよ~」

楓「スイレン、あまりそういうこと気にしないから入っちゃえ♪それに…純華ちゃんもスイレンの裸みたいんでしょ?」

純華「はうぅ…そ、その前にスイレンさんに許可もらってきます。」

純華は顔を赤らめながらお風呂場へと向かう。

純華「す、スイレンさん、その…えと…一緒にお風呂…入っても…いいです?」

スイレン「…純華ちゃんが…一緒でも…いいなら…いいよ」

純華「は、はい、わかりました。」

純華は服を脱ぎ、お風呂場に入る。

純華「し、しつれいしま…あわわ…」

スイレン「…?純華ちゃん…どうしたの?」

純華は浴槽のお湯に浸かり、水にぬれたスイレンに見とれる。

純華「スイレンさん、綺麗ですぅ」

スイレン「…純華ちゃんも…綺麗…だよ」

純華「す、スイレンさんほどじゃないですよぉ」

スイレン「…純華ちゃん…背中…洗ってあげる」

純華「あ、ありがとうございます」

スイレンはシャワーを手に取り、純華の背中を流し始める。

スイレン「…純華ちゃんの肌…すべすべ…綺麗…」

純華「はうぅ…そ、そんなに見ないでくださいぃ」

スイレン「そんなこと…ない…髪も艶もあって…綺麗…」

純華「はうぅ…」

純華はスイレンに体を洗われ顔を恥ずかしさのあまり顔を赤らめる。

スイレン「…そういえば…純華ちゃん…引っ越しして…来たんだよね?」

純華「は、はい。県外からきましたけど…どうかしたんですか?」

スイレン「桜木町近辺の…女の子はね…女の子…好きだから…気を付けてね?」

純華「は、はい。楓さんや俊華さんでよく実感してます。…も、もしかして、す、スイレンさんも、す、好きなんですか?」

スイレン「…うん…好き」

純華「は、はぅう…へ、変なことし、しないでくださいぃ」

スイレン「…大丈夫…楓みたいに…無理やり…襲わないから…」

スイレンは恥ずかしがる純華の頭を優しくなでる。

純華「はう…すいれんさぁん…」

スイレン「…純華ちゃん…可愛い♪」

純華「も、もう、なでるのやめて下さぃ」

スイレン「…ごめんね…」

純華「つ、次は、スイレンさんの体、洗います」

スイレン「…うん…お願い…」

スイレンは浴槽のお湯から出て、お風呂場用の椅子に座る。

純華「じゃあ髪洗いますね」

スイレン「…ん…」

純華「どうですか、スイレンさん。気持ちいいですか?」

スイレン「うん…純華ちゃん…洗うの…上手…」

純華は座るスイレンの髪をシャンプーをかけ、頭皮をマッサージしながら泡を立てる。

純華「スイレンさんの髪、綺麗です」

スイレン「…そんなに…見ないで…」

純華「ふふ♪スイレンさん、綺麗ですよ~。じゃ、流しますよ~」

スイレン「ん…」

純華はスイレンの髪で泡立てたシャンプーを流す。

純華「次は背中ですよ~」

スイレン「…うん…」

純華「ほんと綺麗ですね~。スイレンさんくびれもありますし~」

スイレン「そんなに…なでないで…ほしいの」

純華「だめです。さっき撫でられた分撫でます♪」

スイレン「ん…」

純華はボディシャンプーをスポンジにつけ、スイレンの体を洗い始める。

純華「もうスイレンさん…綺麗でこんなにスタイルいいなんて…反則です」

スイレン「…はずかしいの…そんなに…見ないで…」

純華「じゃあ…前も洗いますね」

スイレン「…ま、前は…自分で…洗えるの…」

純華「恥ずかしがるスイレンさん可愛いです♪」

純華はスイレンのおなかに手を回し、丁寧に洗い始める。

スイレン「ん…」

純華「じゃあそろそろ洗いましょうか?」

スイレン「…洗うなら…ちゃんと…胸も洗って…ほしいの」

純華「あわわ…さ、触っていいんですか?」

スイレン「いいの…純華ちゃんなら…」

純華「はうぅ…じゃ、じゃあ洗いますね。」

スイレン「うん…ん♪」

純華は顔を赤くしながらもスイレンの胸をスポンジで洗い始める。

純華「あわわ…す、スイレンさんの胸さわっちゃってるよぉ」

スイレン「純華ちゃん…可愛い♪」

純華「はう…や、柔らかいですぅ」

スイレン「純華ちゃんなら…こっちも…いいよ」

純華「ふぇ?!そ、そっちは、その…はうぅ…はい、わかりました」

スイレンは純華のスポンジを自身の下半身の聖域へを導く

スイレン「…ん…あ…」

純華「スイレンさん…声…出てますよぉ…」

スイレン「…だって…いいの…」

純華「はう…(感じてるスイレンさん、か、かわいいです)」

スイレン「…だめ…あ…もう…いっちゃ…んん!」

スイレンは両手で純華の手を抑え、体を少し痙攣させ、聖域を濡らす。

純華「は、はう、す、スイレンさん、いっちゃいましたか?」

スイレン「うん…よかった…」

純華「じゃ、じゃあ流しますね」

スイレン「うん…」

純華はスイレンの体をシャワーで流す。

スイレン「純華ちゃん…一緒にお風呂…浸かろ?」

純華「は、はい」

二人は少し小さめな浴槽に対面するような形で肩までつかる

純華(はうぅ…こうしてみるとスイレンさん、ほんと女神みたいですぅ)

スイレン「…純華ちゃん…可愛い」

純華「はう…ひゃう!」

スイレンは純華の顔を自身の胸に埋めるように抱き着く

スイレン「…ほんと可愛い♪」

純華「だ、抱き着かないでください~(スイレンさんのお胸柔らかいですぅ)」

スイレン「♪」

十数分後…

スイレン「…お風呂…あがった…」

楓「あれ、意外と早かったね」

スイレン「純華ちゃん…少しのぼせちゃったみたいで…」

純華「ふえぇ…すいれんしゃんのおむねがぁ…」

スイレンと純華がお風呂場から上がってくると純華は顔をリンゴのように赤くしながら、みんなの居る部屋へと歩く。

俊華「はは。純華ちゃんは先に横になったほうがいいね。お布団もう敷いてるよ」

純華「ありがとう…ございます…。私、先に横になってきます…」

楓「うん、しっかり休んでね~」

純華はゆっくりとした足取りで隣の寝室へと向かう

柘榴魔「お風呂で何かあったんですか?」

スイレン「…洗いっこ…したの」

楓「おやおや、お愉しみしたんだね」

スイレン「…軽く…ね」

俊華「スイレンちゃんも好きなんだね。気持ちいいの」

遥「意外ね。」

スイレン「…気持ちいいの…好き…」

俊華「だね。僕も好きだよ。特に女の子同士でするの。遥ちゃんは?」

遥「え、わ、私?私は…す、好きよ」

楓「皆~ザクロ君がいるってこと忘れてない?」

遥・俊華「あ」

柘榴魔「う、ぼ、僕はなにも聞いてないです!」

スイレンたちのオトナの話に柘榴魔は顔を赤くし両耳を手でふさぐ。


スイレン「ふあ…んん…私も…横になろう…かな」

俊華「じゃ、次僕がお風呂入ろうかな。遥ちゃん、一緒にはいろ♪」

遥「え、ちょ、ちょっと」

俊華は遥の手を引き、お風呂場へと向かう。

楓「さてと…二人っきりだね、ザクロ君♪」

柘榴魔「え、か、楓さん、な、なに、近づいてきてるんです?」

楓「二人っきりになったら、することは決まってるじゃん♪」

楓は小悪魔的な笑顔を浮かべ、柘榴魔へとゆっくり近づいていく。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
お風呂場
俊華「ふふふ♪遥ちゃんのお尻ぷにぷに♪」

遥「も、もう、そんなにお尻さわらないでよ」

俊華は遥に抱き着き、お尻を丁寧になで続ける。

俊華「その割には、抵抗しないよね遥ちゃん。」

遥「う…だ、だって…」

俊華「遥ちゃん、これはお誘いでいいのかな?」

遥は顔を赤くし、どこか期待するような瞳で俊華を見つめる。

遥「し、仕方ないわね。」

俊華「遥ちゃん、かわいい♪」

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
寝室

純華「(…すやすや…)…んん…なんだか暑い…ひゃ?!」

スイレン「…んん…」

純華は寝ていると、暑苦しさに目を覚ますと純華の胸に顔を埋めたスイレンが目に入る。

純華「ふえぇ…スイレンさん、起きてくださいぃ」

スイレン「…ん…もう…朝?」

純華「朝じゃないですよ。なんで私の胸に顔埋めてるんですかぁ」

スイレン「…気持ちよさそう…だったから…」

純華「もう…スイレンさんは…勝手にしたら、ダメですよ」

スイレン「…ごめん…隣の…布団…行く」

純華「スイレンさん、私と添い寝したかったんですか?」

スイレン「…うん…」

スイレンは少し寂しそうにうなずく。

純華「もう…今日はいいですよ。添い寝しましょ」

スイレン「…やった♪」

純華「胸に顔埋めるのはやめてくださいね」

スイレン「…うん…」

スイレンは純華に寄り添う。

純華「(スイレンさん、かわいい♪)」

スイレン「(純華ちゃん…可愛い)」

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
俊華「ん~気持ちよかった♪」

遥「そうね。」


柘榴魔「助かったよ。」

柘榴魔が胸を撫でおろすと、俊華に持ち上げられ、ソファに座らせられる。

楓「さてと、私もお風呂入ってこよ♪」

俊華「いってらっしゃい。」

遥「ふぅ…寝るのには少し早いしもうちょっと遊ぶ?」

柘榴魔「そうだね。トランプでもしようか」

俊華「だね。」

柘榴魔はトランプを手に取り、3人で遊び始める。

十数分後

楓「出たよ~♪さ、次は柘榴魔くんだよ♪」

柘榴魔「う、うん。」

楓「いろんな女の子が使った後だよ♪堪能してきてね♪」

柘榴魔「も、もう、そんなこと言わないで下さいよ、緊張するじゃないですか」

遥「じゃあ…そろそろ私も寝ようかしら」

俊華「そだね~そこそこいい時間だね。でも柘榴魔君が出るまで待ってよ」

楓「そうだね~。」

楓と入れ替わるように柘榴魔がお風呂場に入る。

遥「で、だれがだれと寝るの?もうスイレンさんと純華ちゃんは一緒に寝てるみたいだけど?」

俊華「僕は楓ちゃんとかな。」

楓「じゃあ、ザクロ君と俊華ちゃんと寝る♪」

遥「じゃあ私がスイレンさん達とね。わかったわ。ふあぁ…んん…ごめん。私、先に寝るわ」


俊華「謝る必要はないよ。遥ちゃんお休み」

遥「うん…おやすみなさい」

遥は眠そうな足取りで寝室へと向かう。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
1時間後…

純華「(すやすや…)」

スイレン「(純華ちゃん…可愛い♪)」

遥「(もう…純華ちゃんが近いわね…)」

柘榴魔「うぅ…二人とも近いです…」

楓「ぐへへ…ザクロ君、添い寝だぞぉ♪」

俊華「ザクロ君、顔真っ赤~♪」


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
おまけ1
楓「そういえば、ザクロ君の眼帯の下ってどうなってるの?」

柘榴魔「みたいですか?」

楓「え、いいの?」

柘榴魔「いいですよ。」

楓「見たい見たい♪」

柘榴魔「ちょっとだけですよ。…えい」

楓「ひ…」

柘榴魔「…気絶しちゃったか。いつもこうなんだよね」


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
おまけ2
純華「ザクロ君ってかわいいですよね~♪」

柘榴魔「もう、かわいいって言わないでください。僕、これでも男ですよ。」

スイレン「…小さい…顔も…可愛い…肌もきれい…」

柘榴魔「背はこれから伸びますよ。」

楓「そうだよ。ザクロ君はすごく男らしいよ!」

柘榴魔「楓さん…」

楓「ザクロ君のここを見ればわかる!」

柘榴魔「ひゃ!」

純華「あわわ…大きいですぅ!」

柘榴魔「み、見ないでくださいぃ」

スイレン「…楓…そんなことしちゃ…だめ…」

楓「てへ♪」
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ヒラーズ
ついに見てもうたか、気絶程度で済んでいるとは、楓はSAN値が高いんだな。

さーて次回はどうなる? (2019-06-04 22:10)
風鼠
ヒラーズさんコメントありがとうございます。
楓さんのSAN値は高め(おい

次回、どうしよう( (2019-06-05 19:12)

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コメント

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