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HOME > コンプリートカード評価一覧 > デュエリストパック-輝石のデュエリスト編- コンプリートカード評価(みめっとさん)
デュエリストパック-輝石のデュエリスト編- コンプリートカード評価
「 みめっと 」さんのコンプリートカード評価 |
レアリティ | 評価 | 番号 | カード名 |
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Holographic ▶︎ デッキ |
8 | JP000 | パワー・ツール・ドラゴン |
アニメ5D’sで龍亜が使用した、シグナー竜ではない地機械のレベル7Sモンスター。 2体で出せるフリー素材のEXモンスター、名称ターン1のない不確定な装備魔法のサーチ効果、そしてその不確定さも同名カード3枚を見せることで確定サーチにできることから、今後展開の中継ポイントで出すことで強い展開ができる可能性を秘めたSモンスターと言えるでしょう。 何しろ名称ターン1がないということは、一旦EXデッキに戻ってもらうか、2体目を出すか蘇生して使うことで妨害を貫通できるということなので、これが近年のモンスター群に対する明確な強みとなります。 装備魔法が新たに登場するたびに一瞥しておく価値はあるのではないかと。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
10 | JP001 | D・テレホン |
《D・モバホン》と同様にサイコロを用いた効果による不確定な特殊召喚を、デッキから行うモバホンに対しこちらは墓地から行う新たな下級ディフォーマー。 蘇生可能なモンスターがサイコロの出目に依存するため本来なら不安定な効果となるのですが、同名モンスターも蘇生可能、名称ターン1なし、蘇生可能なのは出目以下のレベルのモンスターでかつ自身がレベル1、そして当然サイコロを振ると必ず1以上の数字が出るため、テレホンAを場に、テレホンBを墓地に準備することで、妨害を受けなければ、リンク召喚などと絡めていとも容易く無限ループをスタートできてしまうという問題のカードとして取り沙汰されています。 テレホンCを追加すれば先攻1ターンキルまで見えてくるので、またしてもハリラドンのどちらかが死刑台に一歩近づいたかなという感じでしょうか。 機械族なので、ターン1のないバーン効果により無限特殊召喚がそのまま勝利に直結する《サイバー・サモン・ブラスター》との相性も最高となりますね。 レベル1のモバホンの効果を快適に何度も使ってほしいという意図もわかるのですが、2022年にもなってこのような無調整同然の永久機関が見られるとは思ってなかったですね。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
4 | JP002 | D・スキャナン |
地DPで登場した「ディフォーマー」では初にして現在でも唯一の上級モンスターとなる特殊召喚モンスターで、そういうわけで《D・モバホン》の効果の管轄外という早くも暗雲立ち込める感じのカード。 手札からの自己SS能力、攻撃表示の時に使えるテーマの魔法罠カード1枚をサーチできる効果は共に有用なものですが、評価時点で主力となる「ディフォーマー」モンスターがほぼチューナーであることから、このカードまでチューナーでしかもレベル6というのは【ディフォーマー】の性質とはかなり噛み合っていない。 また自己SS能力を使うために手札の「ディフォーマー」モンスター1体を除外するという、コスト内容が指定されていてアド損になる上にテーマの他のカードと一切シナジーしない除外というのも何を以てこのような設定になったのか実に理解しがたい。 サーチ効果もサーチ後に手札1枚をデッキトップに戻さなければならないという数的アドバンテージにならない実にケチな仕様で、【ディフォーマー】に対する理解が低ければ11期産のカードパワーも感じられないというかなり厳しいカードだと感じます。 |
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Secret Super ▶︎ デッキ |
7 | JP003 | ガジェット・ゲーマー |
地属性DPの龍亜枠として登場したまさかのディフォーマー関連の4体目となるガジェットモンスター。 そのNS誘発効果によりレベル1のチューナーのディフォーマーであるライトンやテレホンをサーチ、そして自身をリリースして発動する効果でサーチしたディフォーマーを展開し、さらにレベル6のトレーラーを呼び出してレベル7Sであるパワーツールに繋げようというデザインです。 もちろんディフォーマーのキーカードであるモバホンや守備表示の効果が強いクリーナンの発射台としても使用可能で、ディフォーマーにおいてとんだお荷物モンスターだったトレーラーに存在意義を見出した功績は大きいと言えるでしょう。 しかしトレーラーをデッキから特殊召喚できる追加効果があるためにディフォーマーを手札から展開する効果もうららに捕まってしまうので、前半のサーチ効果にうららを釣り出させるのは厳しいってのは難点ですね。 サーチ効果の方はレベル1機械族なら何でもいける上に、大所帯種族であるがゆえにその選択肢も多いので、このモンスターに消費する召喚権が気にならないデッキならそれらのモンスターを引き寄せるカードとしても使えるでしょうか。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
7 | JP004 | D・イヤホン |
地DPで登場した「ディフォーマー」としては初のEXモンスターとなるレベル4のSモンスターで、アニメ版5D’sで【ディフォーマー】の使用者だった龍亞とその双子の妹である龍可をモデルにしたモンスターデザインが特徴。 その能力はSS誘発効果で場のモンスター1体をチューナー化する能力、自分の場か墓地から場の別なSモンスターの装備カードになる能力、このカードを装備カードとしたモンスターがモンスターに対する2回攻撃ができるようになる能力となっている。 特に2と3の能力が同じパックに収録されたSモンスターである《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》と強くシナジーするように設計されており、墓地から繰り返しあちらの装備カードにすることであちらのメインフェイズにフリチェで使える無効効果を使うための弾にすることができる。 ただし【ディフォーマー】においてはチューナー化する能力は主力となる1軍モンスターのほとんどが元からチューナーなので自身をチューナー化させる意義は小さく、レベル3の非チューナーの「ディフォーマー」モンスターの性能の低さもあって【ディフォーマー】で原作通りに《パワー・ツール・ドラゴン》やその系列のモンスターをS召喚する意義もそんなに大きくないので必然的に2と3の効果もそれほど役立つものというわけでもありません。 弱いカードではありませんが、待望の新規カードが「ディフォーマー」に関する効果を一切持っていないというのは、【ディフォーマー】を強化するために生まれた11期の新規としてはいかがなものかと思ってしまいます。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
9 | JP005 | パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン |
アニメ5D’sにおける《パワー・ツール・ドラゴン》の召喚口上通り、力だけでなく勇気を携えレベル9Sにリメイクされて帰ってきたパワツ。 ただし攻守は元のパワツから反転しているだけで合計値は同じであり、《ブラッド・ローズ・ドラゴン》のように順当に向上しているわけではありません。 フリー素材で2体素材からS召喚できるのはもはや強みとか利点とかではなく、昨今のシンクロモンスターにとってはスタンダードの世界ですね。 その効果はシンクロ召喚以外の特殊召喚にも誘発してデッキか墓地から自身に装備可能な装備魔法を3枚まで装着するというもので、うらら&わらし踏まない・1枚から装備できる・墓地からも装着できるので直引きによるパワー低下がなく、デッキに無闇に多くの装備魔法を積む必要がなく事故に強いと良い条件がズラリと並ぶ。 同名カードは1枚までですが、《魔導師の力》や《巨大化》を装備すればその攻撃力は大幅に上昇し、その他効果や耐性を付与する系の装備魔法や、コンボ性の高い竹光系列の装備魔法もなんなく使いこなします。 さらに装備された装備魔法を1枚脱ぎ捨てることでお互いのメインフェイズに使用可能な、表示形式変更による攻撃または効果無効によるモンスター効果の妨害を行うことも可能で、墓地効果のある装備魔法や、表示形式に関する効果を持つディフォーマーの面々とも親和性の高い効果となります。 総じて、選択する装備魔法が織りなすコンボによるエンタメ性の高さ・圧倒的攻撃力が得られる爆発力の高さに加え、装備する装備魔法に関係なく自前で相手ターンでの圧も作れるという、構築の主軸に据え甲斐のあるシンクロモンスターと言えるかと思います。 |
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Secret Super ▶︎ デッキ |
6 | JP006 | D・コンバートユニット |
地DPで登場した「〇〇ユニット」の命名則を持つ新たな「ディフォーマー」ネームを持つ魔法カード。 NSした「ディフォーマー」モンスターを対象にこれを発動して《D・モバホン》をリクルートして対象のモンスターをデッキトップに戻し、リクルートしてきたモバホンの効果でデッキトップに戻った「ディフォーマー」を特殊召喚するという形で初動を作るカードとなる。 これにより効果に名称ターン1がないものが多い「ディフォーマー」モンスターはNSした時とモバホンに特殊召喚された時にそれぞれ1回ずつ効果を使えるというメリットもあるのですが、このカードは対象のモンスターとはカード名が異なるモンスターしかリクルートできないのでモバホンAからモバホンBを出すことはできず、そうなると現状の「ディフォーマー」の面々ではこのメリットが持つ魅力は半減以下になってしまう。 《ワン・フォー・ワン》を使えば墓地を肥やしながら召喚権すら使うことなくできそうなことを、召喚権を使って墓地も肥やせずデッキトップを固定するリスクを冒してまでやるというのは11期の過去テーマの新規カードとしてはあまりに微妙で低パワーが過ぎるようなと感じます。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
4 | JP007 | 命の奇跡 |
地属性Sモンスターなら誰でも装備できて戦闘補助になる装備魔法ですが、後半の2つの効果を考えると、パワーツールモンスターでかつ地属性モンスター、さらにデッキのこのカードを引き寄せることも2と3の効果を全て自力で発動させることもできるブレイバー専用といっても過言ではない装備魔法。 後の2つの効果は他の効果と組み合わせたコンボ前提なのと、パワーツールSモンスターの対価として出てくるライフストリームの微妙さから置いておくとして、戦闘補助となる方の効果は発動を伴わないのは良いのですが、自分のモンスターを強化するのではなく相手モンスターを弱体化させるものなので、耐性持ちには作用せず、ライフを取ることにもそこまで向かないというのは、装備対象がEXモンスターに限定されていることを考えれば気になるところ。 やっぱりブレイバーが装備する装備魔法の選択肢という域は出ず、あくまでもブレイバーに装備してナンボって感じですね。 場に何らかのEXモンスターがいなきゃどうしようもない事故札にもなるので、こういうカードにこそ場の状況に依存しない墓地効果があると有り難いんですがねえ。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP008 | D・モバホン |
ディフォーマーのメインエンジンにして永久1軍選手。 一抹の不安は残る不確定なリクルート効果だが、恵まれたステータスから場に出す手段は様々なのがありがたい。 名称ターン1がないので1体目がヴェーラーやうららを食らっても2体目以降のモバホンが効果を使えるのも強い。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
9 | JP009 | D・スマホン |
第9期にレギュラーパックで登場した「ディフォーマー」で、テーマ内では初となる特殊召喚モンスターであり、評価時点において《D・モバホン》の効果が召喚条件を無視して特殊召喚できる仕様であることを活かせる唯一のカード。 通常は墓地コストを用いて手札から自己SSすることで蘇生制限がクリアできるわけですが、まず【ディフォーマー】においてメインデッキの自己SS持ちのモンスターというだけでもかなり貴重なカードであり、サーチ効果も運が絡むもののテーマのあらゆるカードをサーチでき、これで《D・リペアユニット》などをサーチできればそこからさらなる展開にも繋がっていく。 《D・モバホン》や《D・テレホン》と同じく効果に名称ターン1が設定されていない「もしもし3人組」の1体でもあり、1ターンに何度使い回して試行回数も稼げると考えれば多少のランダム性は十分許容できるでしょう。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
7 | JP010 | D・リモコン |
【ディフォーマー】におけるサーチを担当するモンスターの1体で、こちらは《D・スマホン》と違って墓地から除外した「ディフォーマー」と同じレベルの「ディフォーマー」モンスターしかサーチできない代わりに確定サーチができるのが強み。 自己SS能力を持つスマホンがサーチ対象としては優先度が高く、《D・スコープン》の効果で特殊召喚するためのレベル4の「ディフォーマー」を持ってきたり、《D・リペアユニット》の手札コストとなるモンスターをサーチすることにも使える。 このカードも《D・モバホン》や《D・スマホン》と同じく名称ターン1がないデッキに触れる効果を持つモンスターですが、墓地のモンスターが必要な点からそれらに比べると名称ターン1が設定されていない強みは活かしにくく、初動適性もかなり低い。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
8 | JP011 | D・ボードン |
攻撃表示の効果によって自分のディフォーマー全てが直接攻撃できるようになり、ディフォーマーがメインデッキのモンスターだけで相手を圧殺するためには欠かせない存在。 ラジオンやラジカッセンを並べて、ゴーズをガン無視して轢き殺すその殺意の高さは、スピードユニットがそのまま死刑宣告になるほど強力なものでした。 直接攻撃によるライフ取りは超耐性持ちモンスターをまるっきり無視できるため現在でも通用する効果ですが、モンスター効果を無効にされた時のリスクが非常に高い点には注意したい。 その後の強化には恵まれませんでしたが、当時ディフォーマーは間違いなくこの時点でのBFに遅れを取らない強いデッキだったと思います。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
3 | JP012 | ガジェット・トレーラー |
ディフォーマーをサポートする非ディフォーマー機械族モンスター群という位置づけで登場した「ガジェット」モンスターの1体ですが、まあ効果がとにかくヘボいのなんのって。 そもそも自身の打点を上げるために手札のディフォーマーを打ち捨てるって、よく考えたらそれもうサポートでもなんでもないですからね。 2022年4月現在でもメインデッキに下級モンスターしかいないディフォーマーの戦闘面でのサポートと言えばそうなのかもしれませんが、ディフォーマーはその気になればEXモンスターに頼らずとも相手のライフを削り切る展開力とパワーはあるので、このモンスターが必要になるのはサモリミやニビルなどによってよほど特殊召喚を厳しく制限されている場合くらいしか考えられない。 1枚当たりの攻撃力の上がり幅は大きく、攻撃力アップが永続するのは悪くないだけに、自己SS能力のない上級モンスターでこの元々の攻撃力というのが残念な限り。 この「ガジェット」シリーズはこのモンスター含め2体しか存在しておらず、ディフォーマーにおける「なかったことした」存在と言っていいでしょう。 2022年に地属性DPに内定が決まったディフォーマーですが、果たして第4のガジェットモンスターは登場するのか、注視しておきましょう。 2022年5月追記:4体目の「ガジェット」モンスターが登場しました、それもなんとこのモンスターを名称指定した効果を携えてという誰もが予測しなかったウルトラCで…。 このモンスター自体の性能は変化していないですし、効果を無視してレベル7か9のS素材に使うという完全なる特殊召喚のための素材として呼び出されることにはなりますが、何にしても特有の役目を得たことは確か。 レベル5じゃなくて6だったことがここにきて活きてくるとはなあ、よって評価を1→3へと上方修正することに致します。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
4 | JP013 | ガジェット・ドライバー |
ディフォーマーをサポートする非ディフォーマーモンスターであり、ディフォーマー専属の手札誘発モンスター。 お互いのターンで完全フリチェで手札から墓地に投げ捨てることで、自分の場の任意の数のディフォーマーを対象にその表示形式を変更できる。 発動条件が手札誘発モンスターとして超上質なのですが、ディフォーマーには攻守両方の効果がアドバンテージに繋がる効果持ちがほとんど存在しておらず、相手ターンに守備表示にするにしてもその効果で妨害・制圧ができると言えるほどの堅牢な守備的な効果を持っているわけでもないので、どのように使っても結局そんなに強くならないというのが現実でしょう。 守備表示の効果を使いたいなら守備表示で特殊召喚するかもっと汎用性の高いカードの効果によって表示形式を変えればいいだけですし、ミラフォやエアフォ避けなどに応用するなら展開力を活かしたカウンター持ちのEXモンスターを出したり、場のカードを除去した方が早そうですしね。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
6 | JP014 | ライフ・ストリーム・ドラゴン |
アニメ5D’sにて登場した最後のシグナー竜で、地属性を担当したSモンスターでチューナーでもある。 3つの効果を持ちますが、いずれも盤面に干渉したり数的アドバンテージに繋がるものではなく、効果の内容も正直どれも5〜6点程度のものにまとまってしまっているという印象。 システムモンスターが自前の耐性を持つのは良いことなのですが、そのシステム内容が効果ダメージ0という局所メタかコンボ前提の効果になっているため、それでいてS素材にも耐性を発揮するために墓地から除去するカードの種類にも指定があるというのは結構辛いところ。 高打点のSチューナーであることを活かしてハリファイバーや《イージーチューニング》と併用するのも良いのですが、自身のレベルが高すぎるためにS召喚に用いるチューナーとしての適性は低く、競合相手となるSチューナーもかなり増えているため、それらに優先するのは厳しいでしょう。 この辺りはレベル9以上の高レベルのSモンスターにも素材縛りのないものが増えてきているので一概にこうと言えることではないのですが、何にしてもこのモンスター自体には特に強いことが書かれていないという評価を覆すのは難しいのではないかと。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
6 | JP015 | 機械竜 パワー・ツール |
漫画版5D’sで登場した決闘竜としての《パワー・ツール・ドラゴン》となるSモンスターで、レベル・種族・攻守と素材縛りに変化はありませんが、属性は地属性→闇属性に変化しており、これにより《命の奇跡》の装備対象からは弾かれてしまっている。 また「ローズ・ドラゴン」から弾かれた《月華竜 ブラック・ローズ》と違い、こちらはちゃんと「パワー・ツール」Sモンスターの仲間の一員に加わっています。 効果は自分のターンにユニオンモンスターなども含む装備魔法が装備された時に名称ターン1で1ドローできる効果、お互いのターンにフリチェで正しい装備対象となる他のモンスターに装備されているカードを自身に装着する効果となっている。 何でも装備できるわけではなく、ドロー効果は自分のターンでしか使えないことも含め、装備カードを拝借する効果は基本的に自分のモンスターに対して使うことになり、特に攻撃力を強化する系のカードは装備モンスターで攻撃した後にこのカードに付け替えることで実質的な総打点の大幅な上昇が期待できる。 しかし装備カードとなる装備魔法を自力で持ってくる能力があるわけではないため、サーチ能力によって展開の中継役としても機能する原種の《パワー・ツール・ドラゴン》に比べると、堅実で使いやすい性能ではあるものの総合的な強さでは劣っているところが否めない。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
9 | JP016 | ジャンクBOX |
ディフォーマーでは2枚目以降の《死者蘇生》となるカード。 おそらく意図的にそうしたであろうディフォーマーネームを持たないことから直引き必須なのは残念だが、名称ターン1や自壊以外の制約はないため、ディフォーマーを並べることによるボードン1キルだけでなく、シンクロやリンク素材に使うことにも向いている。 蘇生カードの常として、投入しすぎると墓地に対象がいない状態で引きすぎる場合があるのでそこだけは注意。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
7 | JP017 | D・リペアユニット |
【ディフォーマー】における《早すぎた埋葬》と言える「ディフォーマー」ネームを持つ蘇生札となる装備魔法。 手札コスト1枚を要求される分多くの場面で《ジャンクBOX》よりも使いづらいカードとなりますが、こちらは「ディフォーマー」ネームがあるため《D・スマホン》の効果で捲れたらサーチすることも可能です。 また墓地に既に「ディフォーマー」モンスターが1体以上存在していれば、コストとして手札から墓地に捨てた「ディフォーマー」モンスターも対象にできるという点では《ジャンクBOX》よりも優れた働きをする場面もあります。 多少の癖はある蘇生札ですが、テーマ内の魔法罠カードの中では展開に関わるため、間違いなく有用性の高い方と言えるカードです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
1 | JP018 | ダブルツールD&C |
《パワー・ツール・ドラゴン》及びレベル4以上の機械族の「ディフォーマー」モンスター専用の装備魔法となるカードで、カード名のD&Cはドリルとカッターという意味らしい。 残念ながら現状【ディフォーマー】で《パワー・ツール・ドラゴン》をS召喚する意義が非常に乏しい中で、特に両者を繋げるわけでもないこの程度の効果では到底採用理由にはならず、レベル4の「ディフォーマー」モンスターも《D・スコープン》の効果で展開するための素材要員であってこれを装備して戦うなんて場面は基本的に存在しないのでまるっきり不要なカードです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
2 | JP019 | D・フィールド |
【ディフォーマー】におけるホームグラウンドとなるフィールド魔法。 モンスターの表示形式が変更される度に専用のカウンターが1つ置かれ、そのカウンターの数に応じた全体強化が場の「ディフォーマー」モンスターに対して行われ、場で破壊された際には墓地の「ディフォーマー」モンスター1体の蘇生を行うことができる。 出していても弱いし破壊された時の効果も《ジャンクBOX》や《D・リペアユニット》などが存在する【ディフォーマー】において特別目新しいものではないので採用する価値はない。 《異界空間-Aゾーン》とか《剣闘獣の檻-コロッセウム》とか見てると思いますけど、テーマ専用のフィールド魔法が掠りもしないほどに弱いっていうのは本当にガッカリ感が半端ないです。 こんなものを地DPに再録するくらいなら《D・スピードユニット》の方がまだ良かったようなって感じですね。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
1 | JP020 | パワー・ブレイク |
名指しのSモンスターが場にいないと発動すらできないカードとしてはさすがに寂しい性能。 罠カードということもあり、《パワー・ツール・ドラゴン》の効果でサーチする装備魔法をデッキに補充するにしてももう少し良いカードがあるでしょう。 未だにOCGにすらなっていない《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》の専用サポートよりはマシになるんでしょうかね? アニメカードは寝かせてた方が後に良いカードとしてOCGになる場合も多いので、やっぱり早すぎましたかね。 |
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Secret Super ▶︎ デッキ |
9 | JP021 | 宿神像ケルドウ 制限 |
地属性DPの最後の一枠は古代の機械かダイナレスラーか、これまでの属性DPの傾向上デュエリストの選出にはこういう法則があるからこうなるはずだ、などと様々な予想が飛び交っていましたが、選ばれたのは近年その勢力を急激に拡大しつつある地属性の天使族で、使用したモンスターがOCGにおいてそれらで統一されていたイシズのモンスターたちでした。 このカードはイシズが使用した地天使モンスター群の中で最も使い途に困るとされていたケルドウのリメイクモンスターですが、自身の元の効果を踏襲しつつ、リメイクムドラをも巻き込んでデッキの回転に関わる重要モンスターに生まれ変わりました。 自己SSとそれに連なる形の関連カードのサーチ効果と、自身や他のカードの発動条件から多少の手札消費は気になるところですが、展開要員&デッキの回転役として優秀であり、しかるべきデッキではまず使わない手はないでしょう。 さらに自身の元の効果をよりパワーアップした墓地のカードをデッキに戻す効果によってリソース回復&墓地メタによる妨害役まで兼ねており、お互いが自身を特殊召喚するためのコストになれるリメイクムドラと合わせて地天使デッキではマストで採用しておきたい。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
8 | JP022 | 剣神官ムドラ 制限 |
リメイクされたムドラですが、自身の攻撃力を上げる効果は見る影もなく消滅し、リメイクされたケルドウと互換のような展開モンスターとなりました。 自己SS効果に連なる形でデッキの潤滑油や永続メタ罠にもなる《墓守の罠》を場に直に表側表示で置くことができ、同じ条件で《墓守の罠》を含む《現世と冥界の逆転》関連のカードを全てサーチでにるケルドウに比べると、役割が決まりきっている代わりに速攻性が高くうららに邪魔されないので、《墓守の罠》を使うことにかけてはこちらの方が優れているといったところになります。 いずれにせよ自己SSにも《墓守の罠》によるサーチにもとにかく手札を要求されるので、消費を補う手段は用意しておきたいですね。 後半のフリチェで使えるお互いの墓地のカードをデッキに戻す効果はケルドウと同じで、《現世と冥界の逆転》にチェーンする形でこの効果を発動して相手の墓地のカード5枚をデッキに戻すことで、より多くのカードを相手の墓地に置くことが可能となります。 《現世と冥界の逆転》が存在しなくても対象の枚数が5枚から3枚に減るだけで大してパワーダウンしないため、リソース回復・墓地メタとして単独でも十分役に立つと言えるでしょう。 墓地だけでなく場からもフリチェで除外して発動できる上に対象のカードは1枚でも構わないので、対象を取る系の効果は難無く回避できるのはエラいと思います。 |
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Secret Super ▶︎ デッキ |
9 | JP023 | 古尖兵ケルベク 禁止 |
地属性DPのイシズ枠として最後に公開されたモンスターで、これをもってイシズが原作で使用した全てのモンスターが無事にリメイクされた姿で登場することとなりました。 そしていつの間にか地属性の天使族が、堕天使らが属する闇属性の天使族を総数で上回っているという…。 その効果は相手の手札かデッキからカードが墓地送りになった場合に、相手の場のSSされたモンスターを対象に自身を手札から特殊召喚し、その後対象のモンスターをリメイク前の自身の効果と同様にバウンスするという汎用手札誘発と言ってもいい効果となっています。 相手の手札・デッキのカードが墓地に送りになった直後のクイックエフェクト発動可能タイミングで効果が誘発するその性質上、手札やデッキのモンスターを素材やリリースに充てることの多い融合・儀式モンスターに対して強く、相手が展開中にこちらのGに対して使用してきたうららなどの手札誘発や、手札コストを要求するタイプのカウンター効果、EXモンスターがデッキのモンスターを墓地に送ろうとする行動にも反応できるため、もちろん有効でないデッキも存在しますが、これによって相手の最大展開の阻止が期待でき、除去方法がEXモンスター相手なら無害化に近いバウンスということでその汎用性は高いです。 後半の効果は2つの発動条件ともにリメイクアギドと共通しますが、こちらは《現世と冥界の逆転》が墓地に存在する場合の固有効果が墓地の罠カード1枚をその種別を問わずに再利用できるものとなっています。 相手の先攻1ターン目でも使える前半の効果で仕事をして欲しいモンスターなので、汎用手札誘発として使う場合はほぼほぼおまけ効果という評価になりますかね。 相手にも利を与える可能性があるという意味でも不確定ではありますが、自分のデッキのカードを大量に墓地送りにすることができ、《現世と冥界の逆転》が入っている専用デッキでならカウンター罠なんかも再利用できるため、前半の効果の質の高さを考えれば、その+αとしては十分過ぎると言えるのではないでしょうか。 |
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Secret Super ▶︎ デッキ |
7 | JP024 | 古衛兵アギド 禁止 |
アギドのリメイクモンスターで、闇雲にサイコロを振って同族を復活させるのはやめにして、限られた範囲の同族を確定で復活させる効果となりました。 リメイクされたケルドウやムドラとはその趣向が異なり、こちらは相手の手札・デッキからカードが墓地送りになることでトリガーが引かれ自己SSされ、さらにそれに連なる形で同名カード以外の同じレベル4の地天使モンスターを蘇生できます。 相手の手札誘発に引っ掛けていくのも良いですが、その運用方法では不安定な上に自分の墓地に蘇生可能なレベル4地天使がいなくては仕方ないので、手札・デッキから墓地に送ったアギドBの2の効果を利用して、手札のアギドAの1の効果に繋げることも考えておきましょう。 リメイクムドラとケルドウは2体とも手札の地天使を踏み台にした自己SS効果があり、このモンスターやそれらはリメイクケルドウや《墓守の罠》でのサーチに対応するため現実的な運用ではあると思いますし、このモンスターを使うことでランク4Xモンスターを場に出すこともより容易となるでしょう。 2のお互いの墓地を肥やし、《現世と冥界の逆転》が存在すればさらにどちらかの墓地を肥やす効果は、これを利用して勝利するくらいに特化しないと相手に膨大な墓地アドを与えるだけになってしまう場合もあるため、《墓守の罠》で墓地利用に蓋をしておくか、リメイクムドラやケルドウの効果で嫌なカードはお帰りいただけるように準備しておきましょう。 デッキに触れて能動性も高いリメイクムドラやケルドウに対して、こちらは相手に依る部分が少なからずあって触れる領域は墓地であり、さらに仕方なくNSした場合にできる仕事が何もないため、単独でも最低限の墓地メタができるリメイクムドラやケルドウに比べるとやっぱり点数は下がってしまいますね。 2022年10月リミットレギュレーション判明後追記:どうやら私は墓地版《ネクロフェイス》の恐ろしさを、不確定墓地肥やしだからといってあまりに甘く見ていたようです、このモンスターを手軽に引き寄せられるケルドウともども…。 この点数は私自身の好みや触ったことのあるデッキ及び感覚のズレからつけてしまった戒めとして残しておくことにしましょう、しかも実は最初は6点でつけてたんですよねえ。 それはそれとして、強貪嫌いの私にとってやっぱりデッキトップからの不確定墓地肥やしは好きじゃないです…。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
9 | JP025 | 墓守の罠 |
思わぬところで墓守と繋がることなった永続罠、これも墓守一族のさだめか。 1は特定条件下で適用される相手にだけ課せられる永続墓地メタとなる効果。 2はお互いのメインフェイズにフリチェで使えて手札の質を上げ続けられる効果。 3は原作でもイシズが使用した罠カード「無効」の効果をイメージした、言うなれば「言うだけならタダ!」という効果で、実際に無料ですしテキトーぶっこいても何のリスクもなく、少なくとも引いたカードは確認できるし、宣言したカードは手札に加えられることはない。 確実に効果を成功させたければ、リメイクゾルガの効果などと併用すると良いでしょう。 このカードは永続メタ罠の性質を持ちながら、リメイクケルドウでサーチ、リメイクムドラで簡単に場に直置きすることができ、2の効果だけでも十分有用なのでその存在意義は大きいと思います。 コストにするカードは地天使とは言わず何でもいいってのが気が利いてますね。 ただしスプーや侵喰感染とかと違って2の効果には名称ターン1があり、3の効果にも同様に名称ターン1があるのでダブった時に弱いのはちょっと気になるところ。 こちらは幸いにも1の墓地メタ効果があるのでどちらかが飛ばされても残った1枚でその影響力が残せる、リメイクムドラとケルドウの存在からサーチ体制が万全で、それらの効果によってこのカードを墓地からデッキに戻すこともできるため必要以上に積まなくてもいいとも捉えられますね。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
5 | JP026 | 絶望と希望の逆転 |
イシズのモンスターや爆弾のみならず、なんと主軸に据えた《現世と冥界の逆転》そのものまでもをリメイクしたカードで、その中身は不安定でとても癖の強い全体除去&蘇生罠となっている。 まともに使うと相手には確実に3体以上のモンスターを墓地から持っていかれる上に、こちらの取り分は発動時の相手の場の状況に依存してしまう。 基本的には発動条件となる地天使3体にリメイクケルドウやムドラを含め、この効果にチェーンして場から除外してしまうことで、相手の蘇生対象となる自分の墓地のモンスターごと解散してしまうという使い方になるでしょう。 墓地に《現世と冥界の逆転》が存在する時の追加効果は、永続罠やカウンター罠にも対応した《トラップトリック》ということでそこには一定以上の価値があるかと思います。 地天使モンスター群は自前の特殊召喚手段に長けており、このカードもケルドウやトラトリで簡単に引き寄せられるためコンボ性と耐性貫通力の高い除去札として使えないことはないとは思いますが、チェーンクローズするわけではなく事故要因にもなりそうですしねえ。 こういうカードにこそ発動できそうにない時の2の墓地効果みたいなのがくっついてると助かるんですが。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
6 | JP027 | 運命の抱く爆弾 |
原作のバトルシティ編でイシズが使用したモンスター群が、地天使及び《現世と冥界の逆転》に関連した効果を得てリメイクされた際に、なんと神に仕掛けられた最後の罠である爆弾までもがリメイクされた。 単体での性能はバーン効果の付与された《万能地雷グレイモヤ》といったところで、類似する攻撃反応型の罠カードとしては攻撃表示モンスターしか破壊できませんが、業炎のバリアの方がアドバンテージ獲得能力は高いです。 しかしこちらは《現世と冥界の逆転》が存在していれば効果ダメージを受けるのは相手だけであり、存在しない場合は自分も同じダメージを受けることになりますが、破壊輪や業炎とは異なり相手が先に効果ダメージを受けてからになるため、他の効果とのコンボも組みやすくなっています。 《現世と冥界の逆転》がなくてもそこまで強さが変わらないため、この程度のデメリットなら十分単独で仕事ができると言えるでしょう。 後半の墓地効果はその発動条件から爆弾として使用した場合は使用できない「繋がっていない効果」となりますが、自身を展開する手段に長けたレベル4地天使をサルベージできるものとなっています。 こちらをメインに使うといいと言い切れるほど強力な効果とは言えませんが、前半の効果が有効でない場面や攻撃反応型であるが故に信用できないような状況では積極的に捨て札として選択していけるでしょう。 どちらの効果もこちらの墓地の状況である程度このカードの存在が見えちゃってる感は否めず、攻撃反応型罠カードなのでせめてセットしたまま破壊された時も墓地効果が出てほしかった感は否めませんが、場面に合わせて使える方の効果を使えばいいというカードは嫌いではありません。 しかしまあ今更ですが、こんなカードまで出てしまうとグレイモヤが何をもって「万能地雷」なのか、もうわかんないですね。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
4 | JP028 | 予見者ゾルガ |
原作でマントの中に爆弾を隠されたモンスターという理由だけで、使い手であるイシズとフュージョンしてリメイクされたラッキーモンスター。 この選出がこの年末箱でされることを読み切れた人はおそらくこの世にひとりとしていなかったことでしょう。 効果は同名以外の地属性の天使族がいる時に手札から自己SSでき、さらにお互いのデッキトップから5枚という名の未来を確認するというイシズの持つ千年アイテムの能力をモンスター効果に落とし込んだ効果になっています。 地属性の天使族はイシズが原作で使用したモンスター群以外にはファーニマルやマドルチェに点在している程度で、現時点ではその数も質も今ひとつな感じです。 後半の効果も《生贄の抱く爆弾》を隠されたモンスターとしての存在感を示す効果になっていますが、その発動条件の関係上、ほとんどの場面で自分がこのカードをリリースしてアドバンス召喚したモンスターに爆弾を抱えさせて突っ込ませることになるでしょう。 このカードがデッキの上から5枚のカードを見通すように、相手にもこのカードが抱えさせる爆弾は見えてしまっているという…この辺りは原作仕様の生贄が抱く爆弾をOCGでやるのはルール上不可能なので仕方ない部分ではあります。 一応自己SS効果があるので1の効果がメインにはなると思いますが、なんというか両方の効果がおまけ感は拭えない感じのモンスターです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
8 | JP029 | 現世と冥界の逆転 |
原作のバトルシティ編でイシズが使用し、海馬はこの効果によるデッキ破壊戦術にまんまと乗せられることになった豪快な効果を持つカード。 エラッタ前はマキュラ逆転(リバース)と呼ばれるデッキで先攻で相手のデッキを0枚にし、そのまま相手をドロー負けに追い込む邪悪なデッキのキーカードだった罠カードです。 この効果によるデッキと墓地の入れ替えはその名の通り「入れ替え」なので、墓地に送られることで効果が誘発するモンスターの効果は発動せず、場で裂け目やマクロが適用されていても除外されず効果通りに墓地に置かれるというのが特徴。 多くのデュエリストたちがこのカードのメタにペンギンナイトが使えるのではと考えましたが、ダメなんすよねえこれが。 禁止カードに指定された後、エラッタされて再度使用となりましたが、それによってデュエル中に1度しか使えず、発動するための条件が追加されるエラッタがなされ、特に相手の墓地にも15枚ものカードを要求する条件を高速で能動的に満たすことの難しさから、以前のような使い方をするのは困難となりました。 しかし2022年にこのカードを名称指定して様々な効果を発揮するイシズが原作で使用したカードのリメイクカード群が登場したことにより、この効果による勝利に固執することなく使用することが可能となり、トラトリなどを使うにしてもデュエル中1度なのであまり複数は積みたくなかったこのカードにとっては非常に価値がある強化がきました。 最後の1枠は古代の機械かダイナレスラーかと過去の属性DPのデュエリストの選出傾向とも絡めて様々な予想がされていましたが、まさかこのカードを直接指定したカード群が地属性DPで出てくるとはなあ、ホント何が起こるかわからないもんです。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
7 | JP030 | アマゾネスの金鞭使い |
地DPにおいてアークファイブ枠に選出された【アマゾネス】の使い手である「タイラー姉妹」の姉のグロリアがモデルになっていると思われる「アマゾネス」の上級Pモンスター。 妹のグレースをモデルにした《アマゾネスの銀剣使い》と共に同時に「アマゾネス」に登場した初のPモンスターであり、「超重武者」に《超重輝将ヒス-E》と《超重輝将サン-5》が登場した時と同じで他にPモンスターが存在しないテーマにPモンスターなんか渡されてもと思いがちですが、これら2体はP召喚することが目的ではなくPゾーンに設置することで機能するタイプの能力を持つ【アマゾネス】の強化にちゃんと繋がっているカードです。 その能力はP効果は自分の場の「アマゾネス」モンスター全ての打点をそれぞれのレベルの100倍強化する共通効果と共通の発動条件で誘発する固有効果、モンスター効果はモンスターゾーンで破壊された時にEXデッキ送りにならずにPゾーンに移動する効果と、自身が墓地に存在する時に「アマゾネス」モンスターが特殊召喚された場合に自身をPゾーンに設置する共通効果となっている。 EXデッキに移動してしまうと《アマゾネス拝謁の間》を使わないと引っ張り出すことが難しくなるので、融合素材にする場合は基本的に手札から墓地に送ることになり、そうすればその「アマゾネス」融合モンスターの融合召喚に反応して墓地のこのカードをPゾーンに設置でき、それを《アマゾネス霊術師》を自己SSするためにバウンスしてて手札に戻すことでかなりお得に展開することも可能です。 銀剣使いとの違いとして、こちらは上級モンスターなので《アマゾネスペット虎獅王》の融合素材の条件を満たすことと、P効果の固有効果が相手の場の魔法罠カードを破壊するという形で数的アドバンテージを稼ぐ点が挙げられる。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
7 | JP031 | アマゾネスの銀剣使い |
地DPにおいてアークファイブ枠に選出された【アマゾネス】の使い手である「タイラー姉妹」の妹のグレースがモデルになっていると思われる「アマゾネス」の下級Pモンスター。 下級モンスターであることとP効果の固有効果が自分の墓地の「アマゾネス」魔法罠カード1枚をサルベージするという形で数的アドバンテージを稼ぐ点以外には姉のグロリアをモデルとした《アマゾネスの金鞭使い》と違いはなく、あちらと併用して自分の場の「アマゾネス」モンスターの打点の大幅アップを狙っていくことなる。 1体を発動するだけでも《アマゾネス女帝王》と《アマゾネスペット虎獅王》にこのP効果が乗っかれば総打点は8000に達するほか、《アマゾネス女帝王》が自身の効果で2回攻撃が可能な状態なら単独でも8000超えの火力が出るため、倍率が100倍とはいえけして侮れない効果となります。 その効果の性質から、手札から融合素材にすることによる墓地送りの他にも、《アマゾネスの叫声》の効果によってデッキから直に墓地送りにするのも有効となります。 P召喚の方はPモンスターがこのカードと金鞭使いしかいない【アマゾネス】では基本的に狙うことはないものも思われますが、あちらがPスケールが1でこちらが7なので、一応評価時点までに登場しているメインデッキの全ての「アマゾネス」モンスターをP召喚できるくらいの器量は持ち合わせています。 |
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Secret Super ▶︎ デッキ |
9 | JP032 | アマゾネスの戦士長 |
地DPで登場した「アマゾネス」の戦闘部隊を束ねるイカしたヘアスタイルのスーパーマッスルレディ。 非常に緩い条件で手札から自己SSすることができ、【アマゾネス】ならほぼいつでも自己SSできるモンスターに、そうでないデッキでも先攻でも後攻でも容易に自己SSできるため、【アマゾネス】以外の戦士族を中心としたデッキなどでレベル5戦士族の汎用展開札としても使うことができます。 それに連なる形でデッキからアマゾネス魔法罠か《融合》をセットでき「デッキからセット」が《灰流うらら》を貫通することはもう恒例のやつと言っても差し支えないでしょう。 《融合》をセットした場合、このモンスターとNSしたモンスターで出した《聖騎士の追想 イゾルデ》、そのイゾルデとイゾルデの効果でサーチまたはリクルートしてきたモンスターのうち2体を融合素材に《鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード》を融合召喚することもできますね。 ただしデッキからセットする効果を使うとテーマ外のモンスターは攻撃できなくなるため、先攻1ターン目における展開でなければ、あくまで盤面を作るための展開に留まる場面がほとんどになることには注意したいところ。 またうららを貫通するのと引き換えにセットしたターンは発動できない《アマゾネスの叫声》などの「アマゾネス」速攻魔法との相性が悪くなっている点も合わせて押さえておきたい。 |
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Secret Super ▶︎ デッキ |
8 | JP033 | アマゾネス霊術師 |
地DPで登場した新たな「アマゾネス」の下級モンスターで、融合軸の【アマゾネス】の強化に大きく貢献するカード。 自分の場の対象とした「アマゾネス」カード1枚をバウンスすることで自身を手札か墓地から特殊召喚する効果を持っており、それに連なる形で発動できるSS誘発効果で《融合》1枚をサーチする効果を発揮する。 発動後の制約としてこのターン「アマゾネス」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなるため、評価時点では融合モンスター以外にEXモンスターが存在しない【アマゾネス】ではサーチしてきた《融合》を元手に融合召喚を行うことになります。 《アマゾネスの秘術》というサーチも可能な融合召喚を行える専用の融合魔法が存在するのに今さら普通の《融合》をサーチなんてと思うかもしれませんが、秘術は融合召喚する効果とは別に《アマゾネス女帝王》の融合召喚をより容易にするいずれかターン1の有用な墓地効果が備わっており、現在の【アマゾネス】はメインデッキの下級モンスターでビートするようなメタビ的なデッキではなく融合モンスターを出して1キルを食らわせてナンボの構築が主流であるため、それを強力にバックアップしてくれるこのカードの有用性の高さに疑いの余地はないということになる。 自己SS時にバウンスする「アマゾネス」カードとして、手札での融合素材としてお得なPゾーンに設置している「アマゾネス」Pモンスターや、名称ターン1の無いリクルート効果がある《アマゾネスの里》を選択できればなお良いでしょう。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
8 | JP034 | アマゾネス女帝王 |
地DPで登場した新たな「アマゾネス」融合モンスターで、融合軸の【アマゾネス】において絶対的なフィニッシャーとなるカード。 簡単に8000の総打点を作り出す圧倒的な火力を持つ分、その融合素材に「アマゾネス」融合モンスターを指定しているという評価時点までに登場している4体の「アマゾネス」融合モンスターの中で最も重いカードになっている。 よってこのカードの融合召喚は《アマゾネスの秘術》の墓地効果を用いて、《融合》によって自身の2回攻撃効果の適用にも繋がるEXデッキの《アマゾネス女帝》を融合素材に含むことが望ましい。 能力は融合召喚誘発効果であらゆる「アマゾネス」モンスター1体をリクルートできる《アマゾネスの里》を遥かに凌ぐ効果、自身以外の「アマゾネス」カード全てに相手の効果による破壊・対象耐性を与える効果、《アマゾネス女王》か《アマゾネス女帝》を融合素材として融合召喚されていれば無条件の2回攻撃ができるというものになる。 リクルート対象にメインデッキの「アマゾネス」モンスターで最高火力となる《アマゾネス女王》を選択することであちらの付与する戦闘破壊耐性によってさらに強固な盤面を作ることができ、このカードがレベル10で3000超えの元々の攻撃力ということで《アマゾネスの金鞭使い》か《アマゾネスの銀剣使い》をPゾーンに発動してかつ自身の2回攻撃効果が適用されている状態なら攻撃力4200で2回攻撃を行えるため、リクルートしてきたモンスターの攻撃と合わせて相手の初期ライフとなる8000を一気に取り切ることも難しくありません。 また《アマゾネス女帝》と違って「アマゾネス」カードに付与する耐性が相手の効果によるもの限定となっているため《アマゾネスペット虎獅王》のセルフ破壊効果とは併用することが可能という点も気が利いています。 なんというか《アマゾネスペット虎獅王》の方に自身を融合素材に含んだ時に適用される効果が設定されなかった《アマゾネスペット虎獅子》があまりに不憫だと感じるカードでもありますね。 |
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Secret Ultra ▶︎ デッキ |
7 | JP035 | アマゾネスペット虎獅王 |
地DPで登場した新たな「アマゾネス」融合モンスターで、上級以上の「アマゾネス」モンスター+任意の「アマゾネス」モンスターという組み合わせで融合召喚できる獣族のアマゾネス。 テーマ外のモンスターも攻撃から守れるようになった永続効果と、場の「アマゾネス」カードと等価交換になる「アマゾネス」戦士族モンスターの蘇生効果に自身が攻撃できない制約がついてくるという、パッと見は《アマゾネスペット虎獅子》と同じくかなり低性能な微妙カードのように感じてしまうし、これが11期産の過去テーマ新規なのか?と思ってしまいます。 しかし《アマゾネスの里》の適用下でこれを使えばあちらの効果でモンスターが1体増えるのでより有用な展開要員になり、セルフ破壊するカードに《アマゾネスの急襲》を選択することでも場のモンスターを増やすことが可能なので【アマゾネス】においては横展開を行うために普通に必要となるカードです。 もちろん下級モンスターとか融合モンスター以外とかケチなことは言わずに、蘇生制限さえちゃんと満たしていれば《アマゾネス女帝王》もこの効果で蘇生することが可能です。 このカードと同時に登場した「アマゾネス」Pモンスターとなる《アマゾネスの金鞭使い》と《アマゾネスの銀剣使い》は、墓地から自身をPゾーンに設置できるためセルフ破壊対象として使いやすいというのもこのカードにとっては有り難いですね。 ただし《アマゾネス女帝》などの効果で自分の場の「アマゾネス」カードに効果破壊耐性が付与されていると、この効果によるセルフ破壊ができなくなり、結果として蘇生もできないという噛み合いの悪さがあることには注意したい。 |
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Rare ▶︎ デッキ |
7 | JP036 | アマゾネスの秘術 |
地DPで登場した「アマゾネス」ネームを持つ魔法カードで、効果自体は「アマゾネス」融合モンスターしか融合召喚できない《融合》ですが、こちらは速攻魔法なのでフリチェで融合召喚を行えるほか「アマゾネス」ネームがあるので《アマゾネス王女》などによるサーチも利くカードとなります。 また墓地効果によってそのターンの「アマゾネス」融合モンスターを融合召喚する際にEXデッキの「アマゾネス」モンスターも融合素材にできるようになるため、自身の融合素材に「アマゾネス」融合モンスターを指定している《アマゾネス女帝王》を融合召喚するために欠かせないカードでもあります。 しかし前半の融合召喚を行う効果とはいずれかターン1となっているため、この墓地効果を速攻で使おうとするなら《アマゾネスの叫声》などによるデッキからの直の墓地送りが必要であり、その後の融合召喚を行うための普通の《融合》も《アマゾネスの戦士長》や《アマゾネス霊術師》の効果で取りに行く必要があります。 融合召喚を行う魔法カードが融合召喚を行うためのサポート効果を墓地効果として同時に持っており、いずれかターン1でしか使えないというのはかなり噛み合っていないしカード性能としても微妙というのは確かなのですが、現在の融合軸の【アマゾネス】には間違いなく必要なカードです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
5 | JP037 | アマゾネス女王 |
レジェンドDPに地DP、コレパにアニクロと使い手となるデュエリストが複数存在することから何かと強化の機会に恵まれている【アマゾネス】ですが、このカードは第7期のレギュラーパックにおける「アマゾネス」の強化の際にテーマのエースとして生み出された上級モンスターです。 その能力は自己SS能力がないリリース1体で2400打点のモンスターが、自身及びテーマモンスターが戦闘破壊されなくなる永続効果を持っているだけという時代遅れどころでは済まないないカードで、しかも《アマゾネスの斥候》や《アマゾネスの里》とはアンチシナジーな能力となってしまう。 自身のカード名を場と墓地でこのカードとして扱う《アマゾネス王女》の存在から名称指定の融合素材である強みもそれほど活かすことができない。 しかし【アマゾネス】には《アマゾネスの急襲》のようにこの戦闘破壊耐性が活きるカードも存在しており、《アマゾネス女帝王》の融合召喚誘発効果でリクルートできるモンスターとしては圧倒的に元々の攻撃力が高く、あちらの相手の効果に対する破壊及び対象耐性と自身の戦闘破壊耐性がドッキングすることでより強固な盤面にすることが可能となります。 不採用だとしても大きな問題にはならないとは思いますが、《アマゾネス女帝》のリカバリー効果で呼び出したり《アマゾネス女帝王》の融合素材に含むことであちらが2回攻撃ができるようにもなるので、個人的には1枚も採用しないというのは少しばかりもったいないようにも感じるカードです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP038 | アマゾネス王女 |
レジェンドDPで登場した「アマゾネス」の新規となる下級モンスターで現在の【アマゾネス】においてもその中核を担うカード。 召喚誘発効果でテーマのあらゆる魔法罠カードをサーチすることができ、《アマゾネスの叫声》をサーチしてくることでテーマモンスター全てにもアクセスできる。 攻撃宣言時に同名カード以外の「アマゾネス」モンスター1体を守備表示でリクルートする効果も持っており、召喚誘発効果でサーチするカードを《アマゾネスの秘術》にすれば、リクルート後に速攻魔法であるあちらを発動することで、自身とリクルートしたモンスターの2体とで《アマゾネス女帝》などの「アマゾネス」融合モンスターの融合召喚にも繋げることができる。 メインデッキの「アマゾネス」モンスターの中では《アマゾネス戦士長》と並ぶ最重要モンスターであり、【アマゾネス】においてはどんな型であってもまず3枚積まれるカードになるでしょう。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
2 | JP039 | アマゾネスペット虎 |
アマゾネスにおける《ハーピィ・レディ》が使役する《ハーピィズペット竜》の立ち位置になる獣族の「アマゾネス」モンスター。 元々の攻撃力があちらより低い代わりにこちらは下級モンスターで自身も頭数に含まれて強化倍率も高くなっており、他のアマゾネスを相手の攻撃から守る効果も追加されて順当に強化された感じになっている。 単独では攻撃力1500のモンスターでしかなく、種族も他のアマゾネスの面々と不一致ということもありこれだけだと1点級の性能と言わざるを得ないのですが、後に《アマゾネスペット虎獅子》の名称指定の融合素材となったことで受けられる効果が増えたのが幸い。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
9 | JP040 | アマゾネスペット仔虎 |
レジェンドDPで登場した自身のカード名を場と墓地で《アマゾネスペット虎》として扱う能力を持つ獣族の「アマゾネス」モンスター。 しかしそんな能力は【アマゾネス】においては全く重要ではなく、本体となるのは「アマゾネス」モンスターのNSやSSに反応して自身を手札か墓地から特殊召喚できるという展開能力であり、墓地からも特殊召喚できるにも関わらず、その場合でも何のデメリットもなく制約も一切発生しないというまさに「おかわり自由」な融合素材やL素材になるのが魅力のモンスターです。 【アマゾネス】の下級モンスターの展開札には《アマゾネスの斥候》なども存在しますが、上記のような便利すぎる性質から《聖騎士の追想 イゾルデ》のL素材に使えないことを除けば概ねこちらの方が優先度は高いと言えるでしょう。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
7 | JP041 | アマゾネスの斥候 |
手札の別な「アマゾネス」モンスター1体を相手に見せることで手札から自己SSできる能力を持つ【アマゾネス】におけるシンプルな展開要員。 融合素材としての適性はそれほど高いわけではなく、【アマゾネス】において《I:Pマスカレーナ》や《聖騎士の追想 イゾルデ》のほか、融合モンスターが主力となるデッキということで《クロシープ》をL召喚するためのL素材などに使われるカードとなります。 逆に言えば役割はほぼそれだけであり、自己SSの手法としては先行してモンスターを場に出す必要がない点は優秀ではあるものの、展開用モンスターが《アマゾネスの戦士長》や《アマゾネスペット仔虎》が事足りるのであれば採用しなくても特別問題のないカードです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
7 | JP042 | アマゾネス女帝 |
アニメ版アークファイブに登場した【アマゾネス】の使い手「タイラー姉妹」の姉であるグロリアが使用した融合モンスターがコレパでOCG化したもの。 自身以外の全ての「アマゾネス」カードに戦闘及び効果破壊耐性を持たせる永続効果を持っており、モンスターだけでなく《アマゾネスの里》や《アマゾネスの急襲》を効果破壊から守ることもできる。 その他の効果は自分の「アマゾネス」モンスター全てに貫通能力を付与する効果でさらに自軍モンスターをサポートすることができ、自身が倒れた時に指定の3領域から《アマゾネス女王》1体を呼び出すリカバリー効果というまずまずのものが揃っている。 自身のカード名を《アマゾネス女王》として扱う能力と【アマゾネス】の主軸となるサーチ能力を持つため3枚積まれる《アマゾネス王女》+任意の「アマゾネス」モンスターという「アマゾネス」融合モンスターの中でも最も緩い融合素材指定内容から、融合軸の【アマゾネス】では《融合》や《アマゾネスの秘術》で容易に融合召喚ができ、秘術の墓地効果を適用して融合召喚を行う場合はEXデッキから直に《アマゾネス女帝王》の融合素材になってあちらの持つ無条件の2回攻撃効果のスイッチを入れる役割もあるため、融合軸の【アマゾネス】のEXデッキには融合召喚用と融合素材用で2枚投入されることも多いカードです。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
3 | JP043 | アマゾネスペット虎獅子 |
アニメ版アークファイブに登場した【アマゾネス】の使い手「タイラー姉妹」の妹であるグレースが使用した融合モンスターがコレパでOCG化したもの。 自身が名称指定の融合素材としている《アマゾネスペット虎》と同じく他の「アマゾネス」モンスターに攻撃させない永続効果を持っており、自身から攻撃する場合はダメージ計算時にパワーアップして3000打点になる効果、自身を含む「アマゾネス」モンスターが相手モンスターに攻撃したダメージ計算後に相手の場のモンスター1体を永続的に弱化させて後続の戦闘を補助する戦闘に特化した能力を持っている。 ほとんどの効果が自分のターンに自ら攻撃を仕掛ける時にしか役立たない割には大した火力が出るわけでもなければ、相手の効果の発動を封じるわけでもなく、《アマゾネス女王》や《アマゾネス女帝》が付与する戦闘破壊耐性と《アマゾネスの叫声》の墓地効果となる全体攻撃とコンボしてようやく使うに堪えるかどうかというレベルでしかない。 自身のカード名を《アマゾネスペット虎》として扱う《アマゾネスペット仔虎》+「アマゾネス」下級モンスターの組み合わせで融合召喚できる評価時点で唯一の「アマゾネス」融合モンスターということ以外に見るべきところがなく、その上でこのカードをEXデッキに採用するくらいなら《アマゾネス女帝王》の融合素材に含んだ時にあちらの2回攻撃効果が使えるようになる《アマゾネス女帝》を2枚入れた方が良いので、融合軸の【アマゾネス】でも出番はない。 もし今後「アマゾネス」モンスター2体という融合素材指定の「アマゾネス」融合モンスターが出てきたら1点も見えてくるレベルでしょう。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
9 | JP044 | 融合 |
このカードを含めた3枚以上の特定のカードを消費して1体のモンスターをEXデッキから特殊召喚するという、OCGでも屈指の悪条件とアド損を受け入れて行われる特殊召喚システム「融合召喚」を行うために必要な原点となる魔法カード。 現在ではこの召喚方法を用いるテーマのほとんどにモンスター効果による融合召喚や、より消費の少ない条件でこれを行える、またはフリチェでこれを行うことができたり、融合・フュージョン・テーマネームを持っている魔法・罠カードが用意されていますが、その一方で正規の融合であるこのカードを用いた融合召喚も手厚く強化され続けており、未だその価値が失われることなく今に至るというのは大変喜ばしいことです。 ファーニマルデッキにおける重要性は言うまでもなく、プランキッズが相手の誘発を貫通するためにデッキに取り入れたりすることなどもありました。 |
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Normal ▶︎ デッキ |
10 | JP045 | アマゾネスの叫声 |
レジェンドDPで登場した新たな「アマゾネス」ネームを持つ魔法カードで、同名カード以外のテーマの全てのカード1枚をサーチするかデッキから墓地に送るという最強カード。 このカード自体も《アマゾネス王女》の効果でサーチできるという隙の無さで、これまではフリチェで使える速攻魔法であることも多くの場面で通常魔法であることよりも優れたポイントでしたが、後に登場した《アマゾネスの戦士長》はデッキからセットするという形で「アマゾネス」魔法罠カードをサーチするため、セットしたターンに発動できない速攻魔法であることがマイナス要素になるという実に珍しい事態に。 墓地効果となる全体攻撃効果は「アマゾネス」Pモンスターによる打点強化や、戦闘破壊耐性を付与する《アマゾネス女王》+《アマゾネス王女》のリクルート効果や《アマゾネスの急襲》の除外効果との併用で使えば役立つ場面もあるかもしれない。 |
※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。
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