交流(共通)

一言掲示板 管理人連絡掲示板 遊戯王雑談掲示板 雑談掲示板

メインメニュー

クリエイトメニュー

その他

遊戯王ランキング

注目カードランクング


カード種類 最強カードランキング


種族 最強モンスターランキング


属性 最強モンスターランキング


レベル別最強モンスターランキング


デッキランキング

HOME > コンプリートカード評価一覧 > PREMIUM PACK 2021 コンプリートカード評価(みめっとさん)

PREMIUM PACK 2021 コンプリートカード評価

遊戯王アイコン みめっと 」さんのコンプリートカード評価


レアリティ 評価 番号 カード名
エンジェルO1
Super
▶︎ デッキ
6 JP001 エンジェルO1 
遊戯王Rに登場した《エンジェルO7》の関連カードと思われるモンスターで、作中では他のカード効果で展開された単なる生け贄召喚のための生け贄要員だったところを、OCG化された際に《エンジェルO7》ともシナジーする最上級モンスターのアドバンス召喚を補助する能力を追加されたカードです。
その能力は手札のレベル7以上のモンスターを見せて手札から自己SSできる能力と、自身が特殊召喚されている場合にレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚権を増やせるという効果を持っている。
自己SS能力を使うには手札にペアとなる最上級モンスターが必要で、アドバンス召喚を行うにしても浮かせた召喚権で別なモンスター1体を召喚して2体のリリースを揃える必要がありますが、召喚権増やし自体は自己SS能力以外の方法で特殊召喚されていても適用できる。
自己SS能力が発動を伴わない能力であることも優秀で、特殊召喚ができないまたはアドバンス召喚することで自身の誘発効果や永続効果が適用されるようになるモンスターのサポート手段としては悪くはない性能です。
同じようなことができる《天帝従騎イデア》とその効果で使えるリクルートできる《冥帝従騎エイドス》とは違いEXモンスターの展開を阻害しないので、最悪《原始生命態ニビル》を見せて展開するL素材として使えるのも良いですね。
小天使テルス
Normal
▶︎ デッキ
7 JP002 小天使テルス 
遊戯王Rの前身となる読み切り漫画に登場し、さらに遊戯王R本編でも登場したことで結果的に全く無関係な異なるデュエリストに使用されてることになった稀有なモンスター。
モンスターゾーンから墓地送りになることで自分の場にトークン1体を発生させるという同じく遊戯王R出身の《モーターシェル》に極めて近い効果を持っており、こちらはNSしていれば《転生炎獣アルミラージ》のL素材にできるため、単独で場のモンスターを2体に増やすことができる。
しかし同じことは手札・デッキからの墓地送りに対応していてチューナーでもある《幻獣機オライオン》でも可能なので、こちらを使うならレベルや種族・属性の違いと、自身の持つ2の効果でさらにトークンを展開できることを活かしたい。
1の効果を使った後に続けて2の効果で墓地の自身と手札の魔法カードを除外することで、さらに同名トークン2体を自分の場に特殊召喚できるため、手札のこのカードと適当な魔法カードからアルミラを含めて最大で4体のモンスターを並べることができる。
ただしこの墓地効果の発動後は手札以外からの特殊召喚が制限されるためEX展開には利用できないため、トークンは他の効果で温存するか増やした召喚権でアドバンス召喚のためのリリースにあてたり、3体のリリースを伴って手札から特殊召喚できる《D-HERO Bloo-D》や《トリアス・ヒエラルキア》などに繋げたいところ。
より噛み合う素材指定や効果を持つカードが新たに登場することによって、1の効果だけでもまだまだ将来性はあると感じるカードです。
神の進化
Ultra
▶︎ デッキ
3 JP003 神の進化 
遊戯王Rに登場した魔法カードの中でも特に印象深いカードの1枚で、OCGでは幻神獣族を指定する貴重なカードであると同時に「三邪神」と呼ばれる最上級モンスターを名称指定した効果を持つカードとなりました。
様々な角度から神々の攻撃性を強化する効果を持っているのですが、耐性面に関しては「無効にして○○」が効かなくなる程度に留まる。
対象耐性のある《オベリスクの巨神兵》なども強化するために仕方ないことですが、装備魔法ではないので手札に引き寄せる手段に乏しく、必要な時にこのカードを持っておくのも一苦労です。
やはり神ほどの重さに見合うカードともなると、使えば8割型勝てるくらいのパワーがないと釣り合いが取れないのかなぁと思ってしまいますね。
個人的には完全耐性をも貫通する除去効果は結構好きではあります。
レベル・レジストウォール
Normal
▶︎ デッキ
6 JP004 レベル・レジストウォール 
自分の場のレベルを持つモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に墓地・除外状態のそのモンスター1体を対象に発動でき、そのモンスターとレベルの合計が同じになるように任意の数のモンスターを守備表示でリクルートできるという効果を持つ罠カード。
リクルートしたモンスターの効果は無効になるものの1体と1枚から最大で5体のリクルートが可能であり、効果が無効になることでデメリットとなる永続効果や誘発効果が消えるモンスターにとっては《スキルドレイン》のようなカードとして運用することもできる。
罠カードである上に発動条件もあまり良くありませんが、相性の良いカードやこの効果で3体以上のモンスターをリクルートできるデッキも結構多く、実戦向けのデッキにオシャレ枠でピン挿し採用するカードとしてはなかなか良い塩梅のカードだと感じますし、そうじゃないデッキでは自爆特攻から仕えるコンボ向けの展開札としてキーカードにもなり得るカードだと思いました。
フリント・クラッガー
Normal
▶︎ デッキ
3 JP005 フリント・クラッガー 
ジムがアニメGXで使用したメインデッキのモンスターであり、コレパでお先していた《風化戦士》に続き、《シェル・ナイト》とこのカードも《化石融合-フォッシル・フュージョン》に関する効果を伴ってOCG化されました。
しかしこのカードは《風化戦士》や《シェル・ナイト》のような下級モンスターとしては高めのステータスを持つわけではなく、自己SS効果がないのにSS誘発の他力任せの効果、墓地に化石融合がないと微弱バーン+化石融合の素材になるこのカードを墓地送りにすることくらいにしかならない効果という、あまりに低い単体完結力がさすがに気になってしまいます。
墓地効果を持つ「化石」融合モンスターをエクストラデッキから直接墓地送りにしたり、化石融合の素材にして除外されたモンスターや墓地効果を使って除外された化石融合モンスターを墓地に戻したりそれなりの仕事はあるのですが、いずれもデッキがある程度回ってないと一つも役に立たないし発動すらできないってのは今時ちょっとなぁと思ってしまいますね。
とりあえず「アダマシア」の面々による特殊召喚サポートは欠かせないと思います。
シェル・ナイト
Super
▶︎ デッキ
7 JP006 シェル・ナイト 
アニメGXでジムの使用したメインデッキの有象無象モンスターの1体で、OCG化などおよそあり得ないと思われていましたが、《風化戦士》と同様にいい感じの追加効果をくっつけられて晴れてOCGとなりました。
風化戦士》と同条件で発動できる効果はレベル8岩石族をサーチ、《化石融合-フォッシル・フュージョン》が墓地に落っこちていればSSもできるというもの。
レベル8岩石と言えば真っ先に《ブロックドラゴン》が思い浮かびますが、デメリットにより選んだモンスターとその同名カードはそのターン中は効果を発動できないため、即座に活躍して欲しい場合はモンスターとの戦闘で非常に強い永続効果を持つ《地球巨人 ガイア・プレート》を選ぶと良いでしょう。
ガイプレもジムが使用したカードであり、この辺りは最初からレベル8岩石の中でもガイプレと最もシナジーするように設計されたと見て間違いないでしょう。
ただし化石融合デッキ的にはブロドラもガイプレも使わないのであれば、全く必要のないカードでもあります。
古生代化石マシン スカルコンボイ
Ultra
▶︎ デッキ
5 JP007 古生代化石マシン スカルコンボイ 
評価時点で存在している3種類の「化石」融合モンスター群の中でも「化石マシン」シリーズに属するカードであり、それらの中で最上位にあたること示す「古生代」のカード名を持つ融合モンスター。
「新生代」「中生代」の「化石マシン」から順当に能力が強化されており、同じ「古生代」の「化石」融合モンスターである《古生代化石竜 スカルギオス》や《古生代化石騎士 スカルキング》と同じく戦闘ダメージによるキルを取ることに長けた能力を設定されている。
このカードはそれらの中でも最も攻撃力が低い代わりに、モンスターに対する3回攻撃+モンスターによってはその攻撃力を0にできる全体弱化効果+相手モンスターを戦闘破壊することで誘発する定数の効果ダメージという組み合わせの能力で、トータルで初期LPに相当する8000ダメージを狙う設計となります。
最も噛み合っているのが《ナイトメア・デーモンズ》であり、相手の場にその効果で3体のトークンを攻撃表示で特殊召喚することで、このカードの永続効果でそれらの攻撃力は0となり、1体を戦闘破壊する度に戦闘ダメージ2100+このカードの効果によるダメージ1000+あちらに設定されている効果ダメージ800=3900となり、3回攻撃で3体破壊すれば11700ダメージとなってワンキルが成立することになります。
相手の場に特殊召喚できる+弱化効果の影響を受けないLモンスターを処理できる「壊獣」などともシナジーし、それらのモンスターは攻撃の的になること以外にもこのカードの融合素材にもなり、《妨げられた壊獣の眠り》によって《ナイトメア・デーモンズ》を特殊召喚するための相手のメインモンスターゾーンを確保しながら、その発動条件となるリリースを自分の場に用意できる点でも噛み合っています。
シンプルに2回攻撃+貫通能力を持つ《古生代化石騎士 スカルキング》に比べると癖が強くて使いづらいところもかなり多いですが、このモンスターの能力を活かすことに特化した構築の【化石】ならこのカードにも値打ちはあります。
中生代化石マシン スカルワゴン
Super
▶︎ デッキ
6 JP008 中生代化石マシン スカルワゴン 
化石融合-フォッシル・フュージョン》の効果によってのみEXデッキからの特殊召喚ができる「化石」融合モンスターの1体となるモンスターで、コレパに収録された面々に遅れる形でPPにてOCG化されたアニメでは融合相手に該当するレベルの機械族を要求していたカード群の1枚です。
中生代化石騎士 スカルナイト》の墓地効果の魔法罠カード版となる除去効果を持っており、自身の戦闘能力が下級モンスター並なのに場での効果がこれなので、あちらと同じく墓地効果が本体であり、状況に合わせてEXデッキから直に墓地に送って使い分けていく感じになります。
ただしこちらは攻撃力が1700しかないので《ドラグマ・パニッシュメント》で墓地に送る場合は下級モンスターすら効果対象にできない場面もあることには注意したい。
天底の使徒》で墓地に送る場合は辛うじて《教導の聖女エクレシア》がサーチ範囲に入っているのでまだ良かったですが、こういった事情から除去対象が違うからといって単純にスカルナイトの相互互換とも言えないのが悩ましいところです。
新生代化石マシン スカルバギー
Normal
▶︎ デッキ
6 JP009 新生代化石マシン スカルバギー 
2020年のコレパでOCG化された「化石」融合モンスターのうち、コレパには収録されずに年末PPでまとめて登場することになった「化石マシン」シリーズの1体となるカードで、こちらはデュエルにおけるモンスターカードとしては登場しなかったある種のファンサービスカード的な要素も持っている。
これらのモンスター群は「化石竜」及び「化石騎士」シリーズとは違い「自分の場」の岩石族を融合素材として指定しているのが特徴となります。
その能力は場で発揮する方の効果は自身の攻撃力が低いのでおまけで、本体は墓地効果によって《化石融合-フォッシル・フュージョン》のカード名が記されたモンスター1体をサーチというものになる。
【化石】においては《新生代化石竜 スカルガー》が化石融合そのもののサーチを、《新生代化石騎士 スカルポーン》が《タイム・ストリーム》のサーチを同じ手法でそれぞれが担当しており、このカードは具体的には《風化戦士》・《シェル・ナイト》・《フリント・クラッガー》の3体のいずれかをサーチできる効果となるのですが、この中でも《風化戦士》は化石融合もストリームもサーチできる能力があるため、実質的にはこのカードが最も広いサーチ範囲であるということになります。
風化戦士》のサーチ効果の発動条件を考えるとそれを手札に持ってくるのはあまり噛み合っていませんが、そこは召喚して自爆特攻するなり他の効果を駆使するなどして何とかしたいところ。
墓地効果が本体でかつ《超融合》にも非対応ということで融合召喚する価値は低いので、EXデッキから直に墓地に送ることも考えておきたい。
インフェルニティ・セイジ
Normal
▶︎ デッキ
8 JP010 インフェルニティ・セイジ 
漫画版5D’sに登場した漫画版オリジナル「インフェルニティ」モンスターの1体で、漫画版のモンスターだしどうせ他のやつらと一緒で大したカードじゃないんだろうと思ったら、その実は評価時点となる現在の【インフェルニティ】においてもピン挿しでまあまあこき使われる過労死枠のチューナーです。
まず場で発揮する能力が起動効果にてその場でハンドレス化するという【インフェルニティ】で展開を行うに際しての前提条件を一瞬で強引に満たすことができるわけですが、本体となるのはハンドレス状態で墓地送りになった時に誘発するデッキからの「インフェルニティ」モンスター1体の墓地送り効果で、自身の墓地送りをきっかけにもう1体テーマモンスターを追加で叩き込むことでその後の展開の地盤を固めることができる。
墓地に送られるのは《インフェルニティ・ネクロマンサー》や《インフェルニティ・デーモン》など状況によって様々ですが、このカードを含む2体を墓地に送る以上、それら2体はどちらも蘇生するなりしてそのターンのうちに利用することになります。
特に自身がレベル2のチューナーということで、デーモンとネクロマンサーの3体で《氷結界の龍 トリシューラ》を繰り返しS召喚することに使われているようですね。
インフェルニティ・ポーン
Normal
▶︎ デッキ
3 JP011 インフェルニティ・ポーン 
漫画版5D’sに登場した漫画版オリジナル「インフェルニティ」モンスターの1体で、漫画版のモンスターだしどうせ他のやつらと一緒で大したカードじゃないんだろうと思ったら、想像通りやっぱり微妙な効果しか持っていないカード。
ハンドレス状態で自身が墓地に存在する場合の自分のドローフェイズにおいて、自身を墓地から除外することで通常のドローを破棄し、デッキの「インフェルニティ」カード1枚をデッキトップに仕込む効果か「煉獄」魔法罠カード1枚をデッキから場にセットする効果を選べるという内容になっている。
これによりほんの一瞬でもハンドレスにならない状態を作らないことで《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》や《インフェルニティ・バリア》の隙を埋めながら望むカードをデッキトップや場に持ってくることができるわけですが、この効果で《インフェルニティ・デーモン》を仕込んだところでそれをドローして効果を使えるのは次のターン以降であり、場にセットできる「煉獄」魔法罠カードは種類数こそ多いもののそのほとんどが【インフェルノイド】用で【インフェルニティ】でも使えるものはごく僅かであり、それも《煉獄の契約》や《煉獄の釜》みたいな性能のやつしかないのでかなり活かしにくい。
ほぼ名称指定しているも同然のこれなら間違いないという「煉獄」魔法罠カードが新たに出てくれば多少は状況も変わるかもしれませんが、この発動条件とタイミングではそれもかなり厳しそうです。
煉獄の契約
N-Parallel
▶︎ デッキ
1 JP012 煉獄の契約 
無闇やたらに手札を捨ててハンドレスを作り出す「インフェルニティ」専用の蘇生魔法となるカード。
発動するにはこのカードと合わせて手札が4枚以上も必要となるので、捨てられなくて困っている手札を処理する手段としても使い辛い。
投げ捨てた「インフェルニティ」モンスターをすぐ蘇生対象にできることをもの凄く素晴らしいことだと思えるなら或いはという感じですが、やっぱり【インフェルニティ】と言えどハンドレスという目的を達するためには手段は何でもいいというわけにはいかないのです。
煉獄の釜
Normal
▶︎ デッキ
1 JP013 煉獄の釜 
このカードのデザイナーさん、ドローフェイズの通常のドローって知ってますか?
え?《インフェルニティ・ポーン》の効果を読め?あぁ、一応把握はしてるんですね…。
インフェルニティとそれに関連する一部のモンスターが相手に効果破壊される際に墓地のインフェルニティカードを身代わりにする永続罠であり、魔法罠も除外できるとはいえ、戦闘破壊及び激流などの自分の効果破壊に非対応というこの効果自体も大して強いカードではない上に、ハンドレスじゃなくなった瞬間に即自壊するという信じ難いことが書かれています。
こういうのは自分エンドフェイズにハンドレスじゃなかったら自壊するとかならわかるのですが、あらゆるタイミングで手札が1枚以上になった瞬間にチェーンブロックを作らずに墓地送りになるという、どんだけ場で適用する効果が強かったらこんな自壊条件をつけられるのだろうかという悲惨な仕様になっています。
2020年のワースト1、2を争うカードであることは間違いなく、さすがにこれでは「役立たずの煉獄さん」呼ばわりされても仕方ないでしょうね。
ドール・モンスター ガールちゃん
Normal
▶︎ デッキ
5 JP014 ドール・モンスター ガールちゃん 
漫画版ゼアルに登場した4体の「ドール・モンスター」のうちOCG化された2体のうちの1体となる光天使のレベル4通常モンスターで、居残り組は「ドラくん」と「ロボちん」という多分これのドラゴン族と機械族版であると思われるモンスターとなっている。
攻守の両方が0の通常モンスターというのは評価時点においても10種類未満であり、それぞれが固有の種族・属性・レベルの組み合わせとなっています。
このカードは【プリンセス・コロン】において《おもちゃ箱》の効果でリクルートされたり、《デメット爺さん》の効果で蘇生されたり、《プリンセス・コロン》のX素材となるのが仕事であり、それだけなら《ピティ》でも同じことが可能ですが、テーマ最強のサポートカードである《人形の幸福》で《おもちゃ箱》を手札からセルフ破壊するためにデッキから「ドール・モンスター」カードを墓地に送ることを要求するため、【プリンセス・コロン】で優先度の高い攻撃力または守備力が0の通常モンスターはやはりこのカードや《ドール・モンスター 熊っち》ということになってくる。
ドール・モンスター 熊っち
Normal
▶︎ デッキ
5 JP015 ドール・モンスター 熊っち 
漫画版ゼアルに登場した4体の「ドール・モンスター」のうちOCG化された2体のうちの1体。
種族と属性の違いを除けば【プリンセス・コロン】における運用方法は《ドール・モンスター ガールちゃん》と変化はなく《おもちゃ箱》の効果の性質を考えればそれぞれ採用する必要があるカードとなります。
種族や属性の違いから展開できるEXモンスターにそれぞれ多少の差異はあるものの、【プリンセス・コロン】で出す《プリンセス・コロン》以外のランク4Xは概ね《No.41 泥睡魔獣バグースカ》くらいになると思われるためあまり気にすることもないでしょう。
なおレベル4で光属性の天使族の通常モンスターは《ドール・モンスター ガールちゃん》以外にも何体か存在していますが、レベル4で風属性の獣族の通常モンスターは評価時点ではこのカードしか存在しません。
デメット爺さん
Normal
▶︎ デッキ
7 JP016 デメット爺さん 
【プリンセス・コロン】にランク8X要素を取り入れることを可能とした展開札となるカードで、《プリンセス・コロン》と同じく漫画ではキャラクターとしてのみ登場した存在をモンスターカードとしてOCG化したもの。
その能力は《プリンセス・コロン》のX素材を剥がしつつ自分の墓地の攻撃力または守備力が0の通常モンスターを闇属性のレベル8モンスターとして2体まで蘇生できるというもので、これによって作中におけるコロンの切り札である《No.22 不乱健》はもちろん、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》や《宵星の機神ディンギルス》などの強力なランク8Xモンスターに繋ぐことができる。
このカードが持つモンスター除去+バーン効果を活かすなら、能動的に自身のX素材を剥がして使える効果を持つ《No.97 龍影神ドラッグラビオン》をその効果で特殊召喚するドラゴン族「No.」Xモンスターとセットで採用しても良いでしょう。
【プリンセス・コロン】は《人形の幸福》とその効果でサーチできるこのカードまたは《おもちゃ箱》のうちどちらか1枚の計2枚が手札にあることで動ける2枚初動デッキであり、このカードはある程度の展開が通っていることが前提の上振れ札でかつテーマ内のカードで最も性能が高い《人形の幸福》によるサーチが利くことから《おもちゃ箱》とは違って必ずしも3枚積むべきカードというわけではありません。
とはいえランク8Xを立てられるというのは【プリンセス・コロン】における強みであることも間違いなくそれはこのカード抜きには無理な話で、他に召喚権を渡す価値があるモンスターが存在するわけでもないため3枚積んだとしても特別問題はなさそうです。
人形の幸福
Normal
▶︎ デッキ
9 JP017 人形の幸福 
【プリンセス・コロン】の初動を一手に引き受けるテーマ関連のカードで最も重要な永続魔法。
発動時効果で《デメット爺さん》か《おもちゃ箱》1体をサーチする効果があり、サーチしてきた《おもちゃ箱》を3の効果で手札からのセルフ破壊することで、通常モンスター2体をリクルートしながらデッキから「ドール・モンスター」通常モンスター1体を墓地送りにし、リクルートした2体のモンスターから《プリンセス・コロン》のX召喚にこのカード1枚で繋ぐことができる。
この時召喚権がまだ余っているため、《おもちゃ箱》が既に手札にあるならサーチ先を《デメット爺さん》の方にすれば、そちらでコロンから剥がしたX素材となっていた通常モンスターとこのカードの効果で墓地に送った「ドール・モンスター」の2体を蘇生してランク8Xモンスターを立てることもできます。
2の効果もコロンの効果との組み合わせで相手はモンスターを攻撃対象にすることができなくなるので、強い効果とまでは言えませんが【プリンセス・コロン】と噛み合った効果です。
デメット爺さん》と《おもちゃ箱》が両方手札に存在していてもこれが手札にないと話が始まらないという点では、このカードの方に専用のサーチ手段がないのが非常に残念なところで、いつかは《人形の家》と共にそれが可能になる未来に期待したいですね。
6 JP018 聖天樹の月桂精 
セレ10からは収録漏れしましたが年末PPで無事に回収されることになった「サンアバロン」Lモンスターの1体。
自分の場のモンスター1体をリリースすることで墓地の同名カード以外の植物族Lモンスター2体をEXデッキに戻す効果を持っており、特に【サンアバロン】においては1ターン中に繰り返しEX展開を行うことで枯渇したリソースをEXデッキ側に確保することできる。
リンクマーカーも同じ「サンアバロン」のリンク2である《聖天樹の精霊》とは違って横向きであり、同じ横向きマーカーを持つ《聖天樹の灰樹精》とは違ってリンク2なので《聖種の影芽》の効果にも対応している。
しかしリリース1体というコストは《聖種の地霊》を充てるにしてもやはり相応の重さであり、その割には戻せる数が2枚とリソース回復力も低く、通常時では先攻展開にも後攻からの捲りにも特別絡まないカードなので優先度はどうしても低くなりがちで、リンクマーカー要員やリソース確保要員として時々役に立つ程度でしかない。
【サンアバロン】は《聖蔓の播種》などの制約の関係で植物族以外の種族のモンスターをEXデッキに1枚も採用しないことも多いテーマですが、少なくとも【六花】との混合構築である【六花サンアバロン】においては、《六花聖ストレナエ》や《神樹獣ハイペリュトン》といった他の植物族EXモンスターが優先されるためこのカードはピン挿し採用する余地すらもなくなってしまっている。
8 JP019 聖天樹の灰樹精 
2020年のコレパに収録するテーマの投票企画にヴレインズ枠でエントリーした「サンアバロン」が惜しくも2位になった結果、コレパ入りは逃したものの同じ年に発売されたセレ10でOC無事OCG化を果たし、その際にOCG化から漏れてしまったこのモンスターでしたが、年末のPPで無事にOCG化されたリンク3の「サンアバロン」Lモンスター。
L召喚誘発効果で《聖種の地霊》1体を蘇生するわかりやすくリンク数が伸びる効果を持っており、これによりリンク4モンスターのL召喚に繋げることができる。
【サンアバロン】においては《聖種の地霊》1体で《聖天樹の幼精》をL召喚してその効果で《聖蔓の播種》をサーチ、播種で効果ダメージを受けつつ《聖種の天双芽》をリクルートして天双芽の効果で地霊を蘇生し、幼精の効果で自身のリンク先に《聖蔓の癒し手》を特殊召喚するという流れで、このモンスターを幼精のリンク先となるメインモンスターゾーンにL召喚するための3体のモンスターを1枚初動で揃えることができます。
そこから地霊1体で《聖蔓の剣士》をL召喚してこのSS誘発効果の対象にこのカードをえらべばその攻撃力は3200となり、さらにリンク先の剣士を対象にこのカードの効果を発動すればあちらが2回攻撃ができるようになって実質的な火力は6400にもなります。
仕上げにこのカードと幼精の2体で播種の制約下でもL召喚できるリンク4の《廻生のベンガランゼス》をL召喚すれば2500打点が加わって総火力が8900になり、ベンガランゼスの持つバウンス効果による除去との合わせ技でテーマカードのみで後攻からキルを取ることを可能とするモンスターとなります。
【六花】との混合構築にした【サンアバロン】ではそれら以外のモンスターを素材にL召喚されることもありますが、いずれにせよ相手ターンでの圧力にもなる能力を持つベンガランゼスに繋げることは変わらず、先攻展開でも後攻からの捲りでも役割のある優秀なモンスターとなっています。
聖蔓の交配
Normal
▶︎ デッキ
8 JP020 聖蔓の交配 
セレ10で収録漏れした後に、同じ年の同じ月のJFで販売されたPPですかさず回収された「サンヴァイン」ネームを持つ永続魔法。
その効果は自分の場のLモンスター1体をリリースすることでリリースしたモンスター以外の自分の墓地の植物族1体を効果を無効にして蘇生するというものになっている。
永続魔法なので使い減りしないとはいえ、遥か昔に登場した《増草剤》の存在も考えると蘇生札としてはかなり渋い発動条件ですが、【サンアバロン】においてはこれを自身のL召喚誘発効果でサーチできるリンク1モンスターである《聖天樹の幼精》が存在しており、発動コストとなるLモンスター、蘇生対象となる植物族モンスター、そしてこのカードのサーチを植物族の下級モンスター1体からできるため大きな問題にはなりにくい。
幼精の効果でサーチしたいカードには絶対的初動札でありマストカウンターでもある《聖蔓の播種》が存在するので一見このカードの優先度は低いように思えますが、実は幼精のL召喚誘発効果には名称ターン1が設定されていないため、《パラレルエクシード》を採用するタイプの【サンアバロン】においては、最初にこちらをサーチすることで《パラレルエクシード》の効果に《灰流うらら》を被弾してリクルートに失敗した上にリンク先を埋めてしまったとしても、このカードで幼精をリリースして《聖種の地霊》を蘇生してそれを素材にもう片方のEXモンスターゾーンに2体目の幼精をL召喚することで、その効果によって展開の本命となる《聖蔓の播種》をサーチできるという流れを作れます。
またリリースするLモンスターは植物族以外でも構わないことから、《ドラコネット》で地霊をリクルートした後に、地霊1体で幼精をEXモンスターゾーンに、《ドラコネット》1体で《リンク・ディヴォーティー》を幼精の真下にL召喚してそれをこのカードのリリースに充てることで、幼精と蘇生した地霊で《アロマセラフィ-ジャスミン》をL召喚しつつ、ディヴォーティーの効果でジャスミンのリンク先に出てきたトークンを利用してジャスミンの効果によるデッキの植物族の展開も可能となります。
【六花】と混合したタイプの構築ではあまり使われないカードですが、純型の【サンアバロン】や《パラレルエクシード》で《No.41 泥睡魔獣バグースカ》や《フレシアの蟲惑魔》などをX召喚するタイプの構築では1枚は採用する価値があると言えるのではないでしょうか。
カクリヨノチザクラ
Secret
▶︎ デッキ
3 JP021 カクリヨノチザクラ 
相手の墓地の魔法罠を必要とするその性質から自己SS効果持ちのレベル1モンスターとしては当然として、墓地メタとしても蘇生札としてもどれをとってもあまりに癖が強く、総合的には標準以下の性能という感じのモンスター。
相手ターンに使える効果は1つもなく、少なくとも妖怪少女のそれを予感させるような触れ込みに対してデュエリストたちが期待したものとは遠くかけ離れた何かという印象で、少なくとも強くはないんじゃないかなと…。
4種類のEXモンスターを示す4色のしゃれこうべがとてもオシャレでイラストアドバンテージは高いと思いますが、効果的には敢えてこのモンスターを選ぶ理由がどうにも見当たりません。
自分の墓地のEXモンスターの除外と蘇生を1枚で同時に行えることは何かに使えそうな感じがするだけに、自己SS効果も蘇生効果と同様に相手の墓地に依存せずとも発動できる仕様ならまだ良かったんですがねえ。
抹殺の指名者
Secret
▶︎ デッキ
9 JP022 抹殺の指名者 制限
あらゆるカードによる妨害を先攻から止めてやりたいというデュエリストのあくなき欲求から生まれてしまったカード。
目当てのカードを自分のデッキにも採用しなければならないが、元々自分の身を守る目的・自分のやりたいことを突き通す目的で自分のデッキにも採用されるうららG墓穴泡影などは普通にしていても止めやすい。
罠ビ系のデッキが相手なら強金などのドロソを捕まえるのにも使えたりするだろう。
ニビルが苦手だがニビルをケアすることが自前のカードでは困難な展開デッキは、この抹殺&ニビルセットが一番楽ができると思います。
先攻で握っているだけで問答無用で誘発を貫通でき、お互いのデッキと手札によってはそれだけでほぼ勝ち確レベルまで展開できるこのカード、制限カードとしたのは大英断だったと思いますね。
何年か前までは墓穴抹殺合わせて6枚採用できていたなんて本当に信じられない…。
それはそれとして、撲滅の指名者もちょっと見てみたいななんて思ったりもしてます。
10 JP023 ストライカー・ドラゴン 
まさか超メジャー級種族であるドラゴン族にこの素材指定のリンク1モンスターが出てしまうなんて…。
任意の下級ドラゴン1体でL召喚でき、そのモンスターを他のカードを使わずに単独で墓地に送ることができるだけで強いのですが、効果テキストとして書かれていることも使わないともったいなさ過ぎるレベルで強いです。
特にリンク召喚誘発のサーチ効果は、墓地に送られたモンスターが任意効果の誘発効果を持つ場合、こちらをチェーン2にすることで墓地で発動した方の効果にうららや通告避けを付ける作用もあるため、可能であれば是非とも組み込んでいきたい。
百歩譲って攻撃力0なのかと思いきや普通にリンク1では高い方になる1000あるし、ホントなんなのって感じのモンスターです。
まあ私はこういった何も考えずストレスなく使えるリンク1モンスターは控え目に言って好きなので、ドラゴン族・魔法使い族・植物族・サイバース族だけと言わず、マイナー種族を中心にもっとどんどん出していっていいと思ってますよ!
7 JP024 天威の龍拳聖 
VJの付録カードとして登場した「天威」のリンク3モンスターの1体。
同じ種族・L素材指定のリンク3でより高い攻撃力を持ち「効果モンスター以外のモンスター」でもある《天威の鬼神》が競合となりますが、こちらはリンクマーカーが3つ全て下向きであるためリンク先の確保に適しており、この素材指定の緩さでリンクマーカーが下向き3つのリンク3は実は結構貴重です。
2の除去効果は使える状況やデッキは限られてくると思いますが、場に単独でいるなら問題なく効果は発動可能で対象を取らない破壊なので除去としても優秀であり、通常モンスター扱いであるトークンを伴わせて出す、墓地の効果モンスター以外のモンスターもカウントするのでこのカードをL召喚する過程で《天威の拳僧》を噛ませておくなどの手段を取れば2体破壊くらいなら普通に狙えるでしょう。
塊斬機ダランベルシアン
Secret
▶︎ デッキ
10 JP025 塊斬機ダランベルシアン 
自身の後半2つのサーチ効果と素材がフリーの汎用ランク4Xであることから、展開デッキが1キルをぶちかますための玩具であると同時に、自身が属する「斬機」というテーマにとっても非常に重要な役割を担うモンスターというとても困ったカード。
こういったカードは無茶な使い方ができてしまうデッキが現れた時に槍玉に上げられやすく、制限カードでは意味がないので禁止カードということになってしまい、結果テーマ本体が一番悲しむという悲劇が起こりやすい。
【斬機】及び【サイバース族】系列のデッキではX素材2つと引き換えに発動できる効果で《斬機サーキュラー》を持ってこられるわけなので、これが禁止カードにされてしまったたまったものどころの話ではないでしょう。
幸いにも汎用ランク4といえど4体素材で出すことやこのモンスターにX素材を補充して4つにすることはそれなりの労力がかかり、主な誘発も一通りもらうようにはなっているため、当分の間は大丈夫でしょう、たぶん。
最近は直近に登場した何かが足りなかったテーマが、VJに付属したカードによってまるで最初からその予定だったかのように飛躍的にパワーアップというケースは稀になりましたが、時々はこういうのを出してもいいのではとも思いますね。
ワルキューレ・シグルーン
Secret
▶︎ デッキ
8 JP026 ワルキューレ・シグルーン 
2019年のEXPにおいて海外で先行してOCG化していたジークの「ワルキューレ」モンスター群が国内にも上陸してきたわけですが、その連動カードとしてVJの付録カードで登場したまさかの「ワルキューレ」の追加戦力となる最上級モンスター。
召喚誘発効果で手札か墓地のレベル8以下の「ワルキューレ」を特殊召喚できる能力を持っており、評価時点では同名カード以外の全ての「ワルキューレ」モンスターがこれに対応している。
【ワルキューレ】においてはSS時にリクルートを行う《ワルキューレ・セクスト》とNS・SS時にサーチを行う《ワルキューレ・ドリット》とこのカードの効果を駆使して、基本的に2枚初動でテーマモンスターを並べていく感じになりますね。
自分の場に墓地に送ることができる表側表示の魔法罠カードが存在していれば手札から自己SSすることも可能であり、【ワルキューレ】関連のカード以外だと《ストーンヘンジ》が攻撃力0のセクストの蘇生札として利用できる装備魔法で、それを剥がして手札から自己SSすることでセクストが自壊して墓地送りになるので、自身の効果による蘇生先も確保できて展開が伸びるので相性が良いです。
「ワルキューレ」は天使族モンスター群のなので《神の居城-ヴァルハラ》なんかも利用できるでしょうし、シナジーは無視して捲り札として単純に汎用性が高い《闇の護封剣》を使うなど色々と試してみる価値はあるでしょう。
始原竜プライマル・ドラゴン
Secret
▶︎ デッキ
5 JP027 始原竜プライマル・ドラゴン 
記念カードでもある《万物創世龍》のサポートモンスターとして設計されたVJ付録カードとなるドラゴン族モンスター。
通常召喚可能で召喚酔いもしない下級モンスターながら攻守ともに2000という強いフィジカルを持ち、墓地のドラゴン族を除外することでその攻撃力を自身の攻守にそれぞれ加えてさらに高打点モンスターになることができますが、自身の持つ永続効果のデメリット効果によって相手に与える戦闘ダメージが0になるため、いくら攻撃力を上げても相手のライフを取ることができない。
またリリースされた場合に自分の場のモンスターに無条件の2回攻撃効果を付与する能力を持っており、自身の効果で攻撃力3000以上のドラゴン族を除外して攻守5000になることで、このカード1体のリリースで《万物創世龍》の特殊召喚が可能となり、それぞれの効果によって攻撃力10000で2回攻撃ができるというデザインになっている。
このカードを使う以上は上記のようにリリース誘発の2回攻撃効果を活かせるカードと併用したいところですが、NSから戦闘以外に強耐性を持つ攻撃力3000以上のモンスターを倒せるカードとしての働きも最低限可能です。
風霊媒師ウィン
Secret
▶︎ デッキ
9 JP028 風霊媒師ウィン 
VJの付録カードとして収録され、突如はじまった「霊使い」シリーズの派生シリーズ「霊媒師」の一番手であり風属性を担当するカード。
以降の「霊媒師」モンスターはレギュラーパックのウル枠で1年に1体のペースで登場しています。
その効果は自身及び自身と同じ属性である風属性モンスターの2体を手札から投げ捨てることで、特定のステータス以下の風属性モンスターをサーチするというものであり、該当するモンスターに初動札となる能力を持つカードが存在するテーマなどで、召喚権を使わずにそれを取りに行くためのカードとして使われている。
この「霊媒師」シリーズの2枚を消費して1枚を取りに行く性質から、うららや墓穴のリスクが非常に高く、多くの場合でローリスクでかつ工夫すればその属性のモンスターなら何でも引き寄せられる《スモール・ワールド》が競合相手となる。
スモワと比べた時の利点として、属性だけでなく種族やレベルも一致する風属性テーマでも使いやすいことが挙げられ、風属性は手札誘発などの汎用モンスターが《ドロール&ロックバード》や《朔夜しぐれ》などの限られたものでかつそれほど精力的には使われていないものしか存在しないのも大きいです。
数の多さ少なさ以上に、Gやうららのような決定的なモンスターが存在してしまっている地属性や炎属性とはやはり少し事情が異なるように感じますね。
これらのことを踏まえると、サーチ範囲にも依りますが、評価時点でまだ見ぬ《水霊媒師エリア》は、自身が属する水属性には汎用的な手札誘発などが風属性よりもさらに少ないため、スモワに優先できる可能性が高いということになりますね。
焔聖騎士-リナルド
Secret
▶︎ デッキ
10 JP029 焔聖騎士-リナルド 
聖騎士の追想 イゾルデ》の2の効果と驚異的なシナジーを生む戦士族モンスターとして言わずと知れたカードであり、この時期のVJ付録カードとしては《ストライカー・ドラゴン》や《抹殺の指名者》に勝るとも劣らない超大当たりカードとなるモンスターです。
全ての炎戦士に一定以上の価値を持たせるようになった張本人で色んなカードと噛み合いまくり、特に【御巫】は《剣の御巫ハレ》が炎戦士でかつ装備魔法を扱うテーマで、しかも自己SSした際にチューナー化した自身とハレでS召喚できる《虹光の宣告者》が儀式モンスターに関する効果まで持っているという、元々はウォリアーズRの連動新規だったこのカードですが、もはや最初から「御巫」のために作られたとしか思えないほどの噛み合い具合から当然のごとく「御巫」が登場したDBPの再録枠にも選出されている。
12期には自身が属していた「焔聖騎士」が正式にカード効果に指定されるようにまでなり、これからもテーマ内外でデッキの展開を支えていくカードになることでしょう。
アーマード・ビットロン
Secret
▶︎ デッキ
8 JP030 アーマード・ビットロン 
自身をリリースすることでサイバース族1体を無制限にリクルートできるという《ローンファイア・ブロッサム》のサイバース族版とも言える効果を持つカード。
しかしこちらには名称ターン1、同名カードはリクルート不可、リクルートしたモンスターの効果は無効、発動後の特殊召喚がサイバース族に縛られるといった制約もかなり多く、ロンファと同じように使うのは到底難しい。
グッサリ@イグニスター》のような上級以上のモンスターをリクルートして戦闘要員とするというような使い方はさすがにもう古いので、墓地で発動する効果は有効+下級サイバース族1体でL召喚できるリンク1モンスターが複数存在するという強みを活かして、墓地効果を持つ下級サイバースを呼び出すことに使いたいところ。
例として《ファイアウォール・ディフェンサー》や《フォーマッド・スキッパー》や《サイバース・ガジェット》などが挙げられ、それらをL素材として墓地に送ることでいずれも自身の墓地効果によって数的アドバンテージを獲得できる。
ただしほとんどの場面でこのカードに召喚権が必要になり、下級モンスターなら《サイバネット・マイニング》で直接サーチして召喚することもできるので、このカード3枚分初動が厚くはなりますが貫通札にはなり難く、使えるデッキなら3積み安定というほどのカードではないという印象です。
マシンナーズ・メタルクランチ
Secret
▶︎ デッキ
7 JP031 マシンナーズ・メタルクランチ 
リリースなしで召喚する場合の条件とかサーチの方法とか、今のご時世にそこまで厳しく縛る必要がある?と思ってしまう結構回りくどい効果設定にされてしまったモンスター。
VJの付録となるモンスターの性能ってこんな程度でしたかねえ…。
ステータスダウンは自身の効果で妥協召喚した時だけ、サーチ効果が特殊召喚時にも出ることから、ソルジャーから雪崩出るカードとしては結構強く、現状のマシンナーズではそれなりの役割はあります。
電脳堺姫-娘々
Secret
▶︎ デッキ
9 JP032 電脳堺姫-娘々 
VJの付録カードとして登場した、後にカード効果にも指定されるようになる「電脳堺」のレベル3のサイキック族モンスター。
テーマとして成立する以前のカードということて効果としては他のデッキでも使えるものになっており、自身が墓地にいる状態でレベル3モンスターが自分の場に出てきた場合に、自身をチューナーとして自己蘇生するというレベル3モンスターを並べることに長けた能力を持っている。
自己蘇生後に場を離れると除外されてしまいますがランク3XのX素材にすればそれも関係なく、チューナー扱いになるのでS召喚にも繋ぐことができ、S素材に使って除外されると今度は自身の持つもう1つの効果が誘発し、除外状態の自分のカード1枚をデッキやEXデッキに戻すことができます。
戻すカードの種類を問わないことから裏側で除外されたカードもデッキ・EXデッキに戻せるという特異性があり、これによってピン挿ししたカードを《強欲で貪欲な壺》などで飛ばしてしまったとしても【電脳堺】であれば再利用できるチャンスが生まれます。
基本的には墓地にスタンバイさせたいカードですが、レベル3サイキックということで《緊急テレポート》にも対応しており、これによって場で一旦素材として墓地に送ってから自己蘇生して再度素材にしやすいためかなりお得なカードです。
【電脳堺】はデッキの基本となる動きが完全な2枚初動なので、その片割れを緊テレによって召喚権ごと水増しできるというのは【電脳堺】においても確実に価値があります。
レベル3モンスター2体を並べるカードの中にはこのカードとは違って1枚初動になるものも多く、【電脳堺】においても必要に応じて墓地に送る感じになるので3枚積まれるということはほぼありませんが、テーマのメインデッキの必須枠であることは間違いなく、緊テレを《サイコウィールダー》や《サイコトラッカー》と共有することもできる【レベル3】におけるGSモンスターズであることも確かと言えますし、何よりも昨今のVJの付録カードの中では確実にヒット枠と言える存在でしょう。
ただし自己蘇生後のもう1つの制約として自分はそのターンレベルまたはランク3以上のモンスターしか特殊召喚できなくなるため、レベルもランクも持たないLモンスターは全て特殊召喚が不可能になることには注意したい。




※「*」付きのカードは「評価投稿済み」を表します。

更新情報 - NEW -


Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
Amazonバナー 駿河屋バナー 楽天バナー Yahoo!ショッピングバナー