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遊戯王 六花精オジサンさん 最新カード評価一覧 58件中 1 - 15 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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---|---|
▶︎ デッキ | 《妖精弓士イングナル》
植物族レベル6上級モンスター
これで《妖精騎士イングナル》を出して下さいね! って書いてあります。基本的に《六花精スノードロップ》と一緒に出すのが良いかと。他のX植物族モンスターなら《六花精スノードロップ》の効果で十分です。 長い文章の割に条件やデメリットばかりなのが点数が伸びない理由。 植物族モンスター効果でのみ、効果を発動できます! 蘇生対象もレベル6以上の植物族のみです! 植物族縛りが発生します! この効果で特殊召喚したこのカードはこのターン攻撃できません! この使いにくさには脱帽ですね。 効果にターン1が付いてる方が効果モンスターの方が圧倒的に多いので、使い回しが難しく、そもそも蘇生対象の上級植物族モンスターをあらかじめ墓地に落としておく必要があります。 一番使いまわしたい《ローンファイア・ブロッサム》が蘇生対象にならないと、多すぎる成約の割に出来ることが少ないカード。折角の火力も召喚酔いせいで活用しにくいと、まさに帯に短し襷に長し。 現状使い道が見当たらないカードですね。 |
▶︎ デッキ | 《予想GUY》
レベル4以下の通常モンスターをデッキからリクルート出来る魔法カード。条件はあるものの、ノーコストでモンスターを特殊召喚できるのは非常に強力。
呼び出せる対象は膨大ですが、通常モンスターをキーカードに据えたデッキでしか採用されない点と、場にモンスターがいないのが発動条件なので、初手以降に引くと完全に腐ってしまう為、汎用性が高いとは言えません。 私個人的には六花デッキにサンアバロンギミックを取り込んでいるので《聖種の地霊》のリクルートに重宝しております。 何気にターン1がではないので、初手でダブってしまっても《灰流うらら》を貫通出来るので、個人的にはそこがポイント高めです。 最近、MDでサンアバロンギミックの長さが浸透しつつあるのか、先行で「予想GUY」を発動させて《聖種の地霊》をリクルートすると、即パリンパリンしていく事例が増えてきております。 なので、そういう意味でも強力な一枚と言えるのではないでしょうか。 |
▶︎ デッキ | 《ワン・フォー・ワン》 |
▶︎ デッキ | 《ヴェルズ・マンドラゴ》
レベル4 植物族下級モンスターということで、《六花絢爛》で《六花のしらひめ》や《六花精プリム》と一緒に引っ張り込むことができます。
効果である自己SSも非常に使いやすく、後攻であればまず問題なく発動可能。先行1ターン目で引くと腐りがちですが、「ティアラメンツ」のような相手ターンに展開してくるテーマもあるので、完全に使えなくなるかと言うとそうでもないです。名称ターン1もないので複数握っていれば、初手から召喚権を残しつつのX,R展開に繋げることも出来ます。 ただ少し古いカードなので、性能が自己SSのみと、現代遊戯王環境では物足りなさは感じますね。モチーフが実在する「有毒植物マンドレイク」であれば、「特殊召喚時に相手フィールドのモンスターを破壊する」位は欲しかったものです。 本当に本当に余談ですが、引き抜いたら死んでしまう架空の植物「マンドラゴラ」がモチーフだった場合、その頭のトゲトゲ葉っぱは抜くときめっちゃチクチク痛そうデスネ。 |
▶︎ デッキ | 《精霊冥騎-急還馬》
お盆の精霊馬がまさかのモンスター化。
名前もきゅうりの英名と小洒落た一枚。 効果①②はお盆をバトルフェイズに見立て、バトルフェイズ中に特殊召喚と墓地の行き帰りをする極めて限定的な性能。 正直性能としては使いにくく、その理由は下記3つの理由が挙げられます。 理由① バトルフェイズ中しか存在できない割に攻撃力が100とアタッカーとして致命的に打点が低い。逆に守備力が無駄に2000もあるので、壁としては及第点か?という感じ。 理由②バトルフェイズに墓地から特殊召喚するにはフィールドか手札の植物族をコストにしなければならない。コストが必要なので、気軽には使えず、バトルフェイズが終了すると蘇生したモンスターは共々墓地に再度送られるので、普通に使ってもディスアドバンテージになります。 理由③そもそも論このカードを予め墓地に送る必要がある。メインフェイズにこのカードを召喚しても、即時墓地に送られてしまうため、R召喚やX召喚のコストにすらなれない。 以上の理由から非常に使いにくい微妙なカードとなっております。 ただ、蘇生対象はお互いの墓地から、効果も無効化されないので、全く使えないわけでもない模様。 蘇生対象を特殊召喚時にアドバンテージが稼げる「光の王 マルデル」や《六花精ボタン》にすれば、ハンドアドバンテージを稼げますし、相手墓地も有用なカードがあれば拝借するのも全然ありです。 このカード相性の良いのは《六花のひとひら》あたりでしょうか。《六花のしらひめ》をサーチ。蘇生時にコストとしてサーチした《六花のしらひめ》を墓地に送って、ボードアドバンテージやハンドアドバンテージを稼いでいくのは中々楽しかったです。《六花のひとひら》の自己蘇生もあいまってハマれば継続的にアドがとれました。 まあ、でも、ハマれば面白い動きが出来る程度なので、オススメできる一枚ではありませんね。OCGではノーレア枠なのでネタに振った性能なのでしょう。 最後に個人的な願望を申し上げると、バトルフェイズ終了時に「墓地に送る」ではなく、「破壊する」だったら《返り咲く薔薇の大輪》と組んで悪い事ができたのにと思わざる終えません。残念無念。 |
▶︎ デッキ | 《天霆號アーゼウス》
相手ターンに複数回全体除去を雑に飛ばしてくるやべーやつ。
エクシーズテーマならまず入ると言われますが、残念ながら植物族縛りが発生する六花デッキでは採用しづらいです。 嗚呼、でもアーゼウスに乗り込むティアドロップやストレナエを見てみたい。 |
▶︎ デッキ | 《オオヤツ・ツマムヒメ》
植物族レベル4モンスター
イラストのゆるさとは裏腹に攻撃力1600と高め。 効果①は自身が攻撃、効果対象になるとトークンを一体生み出すというもの。 戦闘破壊時、壁が増えるのも便利ですが、単純に一枚がニ枚に増えるのはシンプルに強力。 《六花精プリム》のレベルアップ効果や《六花精スノードロップ》のレベル調整効果の対象にしても発動するので、エクシーズの下準備と同時にトークンを基軸にリンク展開にも繋げられます。 自発的に効果①を発動させればボードアドバンテージを。相手目線では対象とるだけで盤面が増える邪魔者と、フィールドにいるだけで仕事をしてくれます。 効果②も優秀で、効果①と連動しており、相手が特殊召喚した際、生み出したトークンをリリースして、その特殊召喚を無効破壊すると、妨害の質は高いと思います。 効果①も②も名称ターン1ではないので、使い回せば回すほどアドが取れる仕様。加えて、植物族特有の縛りも発生しないので、植物族デッキは勿論、トークンをメインとした勇者デッキでも活躍できると思います。 攻撃力が1600と800の倍数なので、「ブラックガーデン」との親和性も高いので、今後の研究次第では化けそうな一枚。レベル4なのでリリース込みの《六花絢爛》で引っ張ってこれるのもグッドです。植物族のレベル4は優秀なものが多くて助かりますね。 ただ、欠点がないわけでもなく、効果②を運用しようとすると盤面をこのカードとトークンで埋める必要があるので、制圧盤面を敷く際に邪魔になってしまう可能性もあります。展開の締めに効果①を発動させて、盤面をきっちり埋めるのが理想でしょうか。耐性も持っておらず、ステータスも低いので制圧盤面の観点から見ても少々心許ないかと思います。 何より同じレベル4で「サボウ・クロウザー」という同業他者がいるので、特殊召喚封じという意味ではこちらの方が優秀かと。まあ、どちらも一長一短なので、単純に比較もできませんので、選択肢が増えたという意味では喜ぶべき一枚ですね。 最後に言わせてもらえば、もう少しデザインがどうにかならんかったですかね。。。美少女にしろとは言いませんが、一昔前の教育テレビで出てきそうな少し不気味さを感じるイラストは積極的に使う意志を阻害しなくもないです。まあ、個人的な意見ですがね…すいません…。 |
▶︎ デッキ | 《セリオンズ“キング”レギュラス》
高打点、万能無効の頼れる我らの兄貴
「セリオンズ・キングレギュラス」 聖天六花デッキに組み込むことも可能で、「セリオンズ・リリーボレア」→「セリオンズ・リング」サーチから簡単にフィールドに出てきます。 「セリオンズ・リリーボレア」は「アロマセラフィー・ジャスミン」でサーチできますし、勿論、リリース有りの《六花絢爛》でも引っ張ってこれます。 ただ、六花は植物族縛りの制約が発生するので、特殊召喚する際には注意が必要。 具体的には、植物族縛りが発生するトリガーは以下の4つです。 ①《六花のひとひら》のサーチ。 ②《六花精スノードロップ》の特殊召喚効果。 ③《六花来々》の魔法・罠のサーチ。 ④自身の効果で特殊召喚された《六花のしらひめ》がフィールドに存在する場合。 ④はフィールドからいなくなれば、縛りが消えるのでさほど気になりませんが、①〜③効果はターン終了まで縛りが発生するので、注意が必要です。 六花は《拮抗勝負》や《原始生命態ニビル》が苦手なので、そのケアに「セリオンズ・キングレギュラス」は積極的に立てたい一枚ですし、高打点3500はパワー不足の六花を補うことできます。素引きして、手札でもて余すリスクはあるものの、入れ得な一枚です。 出張性も高く、簡単に出てきて、高打点、万能無効を引っ提げた「セリオンズ・キングレギュラス」ですが第11期の中ではあくまで良カード止まりなのが驚きですね。スプライトから始まって、ティアラメンツ、クシャトリラと第11期のインフレを感じられずにはいられません。 |
▶︎ デッキ | 《ナチュル・カメリア》
ナチュルぶっ壊れカードと言われている一枚。
ナチュルデッキは触ったことがないので、六花デッキに組み込んだ感想と思っていただければと思います。 それ踏まえた上で評価しますと、文句なしの10点満点です。 その理由は大きく2つあります。 理由その1 このカードは召喚、特殊召喚するだけで、凶悪なあの《ナチュル・バンブーシュート》をサーチすることができる事です。 《ナチュルの神星樹》をデッキから墓地に落とす必要がありますが、サーチのしにくい《ナチュル・バンブーシュート》をこれ一枚で引っ張ってこれるのはありがたい。召喚権を残していれば《ナチュル・カメリア》は即《ナチュル・バンブーシュート》をアドバンス召喚に繋げられるので、召喚権を残して展開出来る六花デッキとは非常に相性が良いです。 理由その2 植物族レベル4であること。 植物族レベル4ということは、リリース込みの《六花絢爛》で《六花精プリム》や《六花のしらひめ》と合わせてサーチが可能だということです。 この2つの理由から《ナチュル・カメリア》の存在によって、《ナチュル・バンブーシュート》をアドバンス召喚することは「サボウクローザー」を召喚する事と同じ位に敷居が下がったことを意味します。 MDでは同時に《サークル・オブ・フェアリー》が実装されましたので、手札次第では先行1ターン目で「サボウクロウザー」と《ナチュル・バンブーシュート》を同時に並べる事が可能になりました。勿論、友人とのフリーマッチではオススメできませんが、それ以外のお相手には大変心苦しいですが、積極的に狙っていきたいコンボです。 |
▶︎ デッキ | 《廻生のベンガランゼス》
植物族リンク4モンスター
コスト重めのリンク4としては火力は低めの2500で、フィニッシャーというより妨害要員として使う事が多かったです。 効果①はお互いのメインフェイズに相手フィールドの効果モンスターを手札にバウンスする効果。 「対象をとる」手札バウンスなので、墓地利用をさせない点では《六花聖ティアドロップ》と差別化が出来ています。 ただ、バウンス相手の攻撃力分ダメージを受けるデメリットがあるので、気軽に使用できないのがネック。強力な効果モンスターは攻撃力が高いことが多いので、経過次第では使用したくても使用できないケースも。基本、初動潰しで使うのが無難だと思います。 更に言うなら、バウンス出来るのは「効果モンスター」のみなので、トークンやバニラモンスターは対象外な点は注意が必要です。 それにしても、相変わらず植物族の除去手段は「対象をとる」ばかりなのが悩みの種ですね。 効果②は墓地からの自己蘇生効果。蘇生コストはサンアバロンギミックを介して展開していれば、勝手に溜まっていくので、問題ありません。 効果②は単純に場持ちが良くなりますが、手軽に自己蘇生出来る点を活かして、《廻生のベンガランゼス》をコストにして展開を伸ばし、最後に蘇生を行うことで、制圧盤面をきっちり埋めてしまうことも可能です。 ただ、①と②の効果はターン1いずれか一つしか使用できない点は注意が必要です。 個人的評価としては、コストの割には火力、除去効果は並で、多少自己蘇生のお陰で使い潰しが効く程度で耐性がない点とデメリットを踏まえると少々使いづらい印象がですね。ただ相手ターンに妨害出来る点は強力には違い無いので、植物族デッキでは採用して損はないかなと思います。 |
▶︎ デッキ | 《狂植物の氾濫》
今の六花に足りないのは何か?
そう考えた六花精オジサンが考えた結果は... 力こそパワーが答えだったのだ!(迫真) というわけで、比較的墓地が溜まりやすい植物族の中でも、とりわけ肥えやすい聖天樹六花に取り込んだ結果としては、サーチさえできればかなり有効なカードだと判断しました。 《聖種の地霊》一枚始動から「アロマセラフィージャスミン」に繋げるまでに約5枚、そこから更に展開して最終的には一度に10枚以上墓地に植物族モンスターを溜めることができ、3000以上の打点アップがコンスタントに発動することが出来ました。 六花は打点が低い反面、横並びに広がるのが得意なテーマなので、全員に3000以上の打点アップ付与することで、その恩恵を余すことなく発揮できます。 エンドフェイズにはフィールド上全ての植物族モンスターが破壊されますが、手札に植物族モンスターがいる状態で《六花聖カンザシ》がいれば、それも回避可能。 まあ、一気に勝負を決めに行くカードなので、余り活用する機会は無かったですが、覚えておいて損は有りません。 このカードのもう一つの利点としては、「認知度の低さ」による奇襲性の高さですね。 植物族をメインで使用しているオジサンでも、そういえばあったなぁ···位の認識で、恐らく一般のデュエリストでは名前すら知らない人が多いと思います。 逆に六花の打点の低さは昨今認知され始めているので、そこを逆手に取って、一気に勝負を決めに行きましょう。 欠点はやはりサーチができないこと。ターン1制限が無いので複数積んでも、最悪重ねがけも出来ますが、事故の元には変わりないです。ドローソースの壷シリーズもEXデッキを多用する聖天樹六花というテーマ、墓地の植物族モンスターに依存する《狂植物の氾濫》にはどうも相性が悪い気がします。「フレグランスストーム」を採用してみたのですが、やはり事故の元に…まだまだ研究の余地ありだと思います。 |
▶︎ デッキ | 《円盤闘技場セリオンズ・リング》
セリオンズテーマ専用フィールド魔法カード。
効果は3種類あり、いずれも純テーマ、出張先でも活用出来る優秀な一枚です。 ①の効果は発動時のみデッキから「セリオンズ」モンスターカードを一枚手札に引き込むサーチ効果。最近追加されるフィールド魔法はこの効果に類似した効果が多い為、さほど珍しくはありませんが、やはり強力と言って差し支えないです。 ②の効果は自身のモンスターが戦闘破壊される代わりに、一度だけ、デッキから「セリオンズカード」《無尽機関アルギロ・システム》を墓地に落とす身代わり効果。墓地に落とす候補はデッキ循環の要である《無尽機関アルギロ・システム》か、装備したい「セリオンズ」モンスターを状況に応じて落としていけば良いでしょう。何気に戦闘破壊を防いでくれる対象は「セリオンズモンスター」に限らない懐の深い仕様なので、出張でもバンバン使えます。 ③の効果は自身のモンスターが戦闘破壊で墓地に送られた場合、墓地の「セリオンズ」モンスターカードを一枚手札に持ってくるサルベージ効果です。 これ一枚で、場持ちが良くなり、墓地と手札が循環するギミックとなっており非常に頼もしい。 ただ、②と③の効果がいずれも戦闘破壊がトリガーとなっているので、効果で盤面を開けられた場合は効果が発揮できないので注意。このカードを相手が使用した場合も、「とりあえず盤面を空けてから殴ればいい」と覚えておけば良いかと。 このギミックを六花に取り込んでみたオジサンですが、後発に《六花来々》が登場、戦闘破壊耐性は「アロマセラフィージャスミン」もいるので、自然と抜けていきました。しかし、セリオンズギミックの比重次第では「円盤闘技場セリオンズリング」がメインになるかもしれませんね。 |
▶︎ デッキ | 《コピー・プラント》
レベル1・チューナー攻守0と無駄のない植物族モンスター。
レベル1という特性から《ワン・フォー・ワン》の特殊召喚、《ワンチャン!?》《六花絢爛》で併せてサーチが可能。攻守も0なので《ピリ・レイスの地図》でサーチ出来るとかなりサポートの恵まれた一枚です。 レベルをフィールドの植物族モンスターに合わせる効果もエクシーズと相性が良く、総じて六花テーマと相性が抜群です。 しかしながら、このカードは自身で特殊召喚が出来ない上に、フィールドにもう一枚植物族モンスターがいて初めて効果を発揮するので、正直使いやすいとは言い難く、展開も頭打ちになりやすいです。 《六花聖カンザシ》は《六花精ボタン》《六花精エリカ》《六花精プリム》辺りでX召喚出来ますし、《六花聖ストレナエ》は《六花のしらひめ》と《六花精プリム》のペアが安定的。 極めつけの《六花聖ティアドロップ》に関しては《六花精スノードロップ》の効果で事足りるという状況です。 チューナーである特性を活かすと、コピーした対象とシンクロ召喚となると思うので、レベル6.8.10.12のシンクロモンスターが候補に上がってきます。しかし、残念なことに植物族シンクロモンスターの中で有力なのが「アロマセラフィースイート・マジョラム」位しか候補に上がらないため、活用しにくいです。 勿論、植物族シンクロモンスターに拘る必要は無いのですが、昨今の植物族は種族、テーマ間の結び付きが強く、特殊召喚に植物族縛りが発生する事もあるので、やはり難しいかと、コピー対象が植物族モンスターである必要がないならもっと出張が出来ていたと思います。 せめてこのカードが地属性だったなら、「ローズプリンセス」や《バラガール》のレベルをコピーして、《メリアスの木霊》に持っていけたんですが…。 とは言え、今後のカードプール追加次第では充分化ける可能性もあるので、このカードを頭の隅に置いておいても損はないと思います。 |
▶︎ デッキ | 《フレシアの蟲惑魔》
蟲惑魔ランク4エクシーズモンスター。
守備力2500とややお固い感じがしつつも、素材はレベル4を2体なら何でもOKというガバガバっぷり。 まさに蟲惑魔を体現したカードです。 効果も蟲惑魔らしい優秀な性能を有しており、①の効果はX素材を持っているこのカードは罠の効果を受けない、と汎用性が高く《無限泡影》で無力化されないのが頼もしい。 ②の効果は他の蟲惑魔モンスターに戦闘破壊・破壊耐性・対象耐性を付与するというもので、テーマ内でしか発揮はしませんが、ステータスが貧弱な蟲惑魔を守り、場持ちが良くなるのは非常に有り難い。発動する効果ではないので《シトリスの蟲惑魔》の効果無効もすり抜けるので安心です。 ③がこのカードの一番の持ち味でしょう。X素材を一枚消費し、デッキから「落とし穴」もしくは「ホール」罠カードを墓地に送ることで、その効果を相手ターンに発動するという。まさに生きた落とし穴となります。 墓地に送る落とし穴としておすすめなのが、《墓穴ホール》《底なし落とし穴》辺りでしょうか。 前者の《墓穴ホール》は手札誘発効果を無効にした上で2000バーン与えるという、手札誘発が当たり前の現代遊戯王では刺さる効果だと思います。 後者の《底なし落とし穴》は破壊耐性持ちが多い昨今、その耐性をすり抜けて無力化できるのが有り難い。他にも様々な「落とし穴」「ホール」罠カードがあるので、環境に合わせて効果を変えられる柔軟性が、このカードの一番の評価点だと思います。 新規「落とし穴」「ホール」罠カードが追加されるだけでこのカードも関節的に強化させるのも素晴らしい。これから先も現役でやっていける事でしょう。 ただ、③の効果によって発動した「落とし穴」・「ホール」効果はモンスター効果として処理されるので、モンスター効果耐性を持っている相手には効かなくなるので注意が必要です。 このカードはテーマ内なら味方を守りつつ、相手を妨害、他所への出張もバリバリこなせる、まさに良妻賢母な一枚。イラストもなんですかこの圧倒的お嫁さん感は…これはホイホイ誘われても仕方ないですよね。 人気があるモンスターだけに、触れてはいけないと思いつつも一言。フレシアってことはあれですかね、匂い的には非常にヤバいんでしょうか。 |
▶︎ デッキ | 《ナチュル・バンブーシュート》
レベル5植物族上級モンスターでありながら攻守は共に2000と控えめに言っても頼りない一枚。
しかしながら、このカードの真価はステータスにあらず、その効果。 なんと言ってもフィールドにいるだけで相手プレイヤーに魔法・罠カードの使用不可の制限をかけるという非常に強力なロック効果を持っています。 勿論、これだけ強力な効果の裏には代償があり、このモンスターの効果を発揮するには、ナチュルモンスターを素材にこのカードをアドバンス召喚する必要があります。 しかし、流石は現代遊戯王というところでしょうか、カードプール増加に伴い、このカードを先行1ターン目に召喚することがそれほど難しくなくなり、加えて「アロマセラフィージャスミン」と《神樹獣ハイペリュトン》も併せて並べることが可能となりました。 その展開ルートですが、まず手札に《六花精スノードロップ》と「予想GUY」もしくは《ワン・フォー・ワン》を握っていることが条件です。 「予想GUY」→《聖種の地霊》特殊召喚→《聖天樹の幼精》R召喚→《聖蔓の播種》をサーチ→《聖蔓の播種》の効果で《聖種の天双芽》を特殊召喚→自傷効果で《聖蔓の癒し手》特殊召喚+300LP回復→《聖種の天双芽》の効果で墓地の《聖種の地霊》を蘇生→「アロマセラフィー・ジャスミン」R召喚→《聖種の天双芽》を素材に《聖天樹の幼精》を再度R召喚→《聖種の地霊》を素材に《聖蔓の癒し手》を再度R召喚+300LP回復→「アロマセラフィー・ジャスミン」効果で《ナチュル・バンブーシュート》をサーチ→「アロマセラフィー・ジャスミン」効果で《聖蔓の癒し手》をリリース→「ローンファイアブロッサム」特殊召喚→「ローンファイアブロッサム」効果で《聖天樹の幼精》をリリース→「光の王マルデル」特殊召喚→「光の王マルデル」効果で《ナチュル・ローズウィップ》サーチ→手札の《六花精スノードロップ》効果で《六花精スノードロップ》と《ナチュル・ローズウィップ》特殊召喚→《ナチュル・ローズウィップ》を素材に《ナチュル・バンブーシュート》アドバンス召喚→《六花精スノードロップ》効果でフィールドの植物族モンスターのレベルを9に→《六花精スノードロップ》と「光の王マルデル」を素材に《神樹獣ハイペリュトン》をX召喚。 長くなりましたが以上で、「アロマセラフィー・ジャスミン」《ナチュル・バンブーシュート》《神樹獣ハイペリュトン》の3体盤面が出来上がります。LPも8600となり戦闘破壊耐性も付与できるので、場持ちがよく、弱点であるモンスター効果による除去も1回なら耐えられる設計です。 《ナチュル・バンブーシュート》は魔法・罠メタ性能がトップクラスの分、モンスター効果による除去に弱く、効果モンスターによる展開は止められない所、壊獣のリリースにも無力なのが弱点です。 なのでOCGではサイドデッキ向けの一枚という評価で、相手のデッキも知らずに先行1ターン目でこのカードを並べるのは少々リスキーかもしれません。 魔法カードを使用しないデッキこそ少ないですが、環境を見て採用すると良いと思います。 2022年12月現在、MDでは「神碑」や「烙印」「ラビュリンス」が跋扈しているので、《ナチュル・バンブーシュート》が非常に刺さります。現環境に一矢報いたい植物族愛好家の方には是非採用をオススメしたいですね。 |
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