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4月14日──運命の愛ならば 作:コンドル
まさに絶体絶命。
遊駆のライフは1200。対する綾羽のライフは5700。その差は4500。しかも綾羽のフィールドには攻撃力2000の彼女のエースモンスター『薔薇花嫁―黒薔薇』がリンク召喚されており、遊駆のフィールドには攻撃力0となった『JMー友愛のロードナイト』しか存在していない。
綾羽の顔が歪んだ笑顔になっている。
きっと頭の中では遊駆とのラブストーリーが展開されているのだろう。ついに綾羽が攻撃を宣言する。
黒薔薇が周りに槍となった黒薔薇を発射し、ロードナイトの腹部を貫こうとし、遊駆にも黒薔薇が迫る。
ドォーン!
爆発音と共に煙が上がり遊駆が見えなくなる。綾羽は勝利を確信し小さく笑った。
その時である。
「!?」
綾羽の頬に何かがかすった。
「これは...宝石?」
「・・・。」 遊駆LP 1200
遊駆のライフが減っていない。それどころかフィールドにはサファイアのリンク素材となったはずのパイライトが出現している。
「なっ...!」
「俺は黒薔薇の攻撃時、永続罠『宝石指輪』を発動していた。」
「ほ、『宝石指輪』?...ハッ!」
綾羽がパイライトを凝視すると、パイライトの左の薬指に指輪がある。
「エヘヘ...。」
照れながらロードナイトと黒薔薇に指輪を見せつける。
見せつけられた二人は指輪と幸せそうなパイライトを羨ましそうに見つめる。
「この『宝石指輪』はバトルフェイズ中、相手モンスターが攻撃してきた時に自分の墓地にいるモンスター1体を選択して発動する罠カード。このカードは発動後に装備カードとなり装備したモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。」
パイライトが黒薔薇に近ずき指輪を更に見せつける。
「エヘヘ~」
「...!」
「そしてこのターン、相手はこのカードを装備したモンスターしか攻撃できない。パイライトの守備力は2100、一方で黒薔薇の攻撃力は2000。」
「・・・さっき飛んできた宝石はパイライトのものだったんですね。」
綾羽 LP 5700→5600
指輪を貰って嬉しそうに踊り出すパイライトを見ながら綾羽は悔しい表情をしてメイン2へ移行する。
(...勝ちを急ぎすぎて罠カードの警戒を怠っていたわね。状況確認...。)
・・・まず視界に入るのは攻撃力0のロードナイト。次にはしゃいでいる守備力2100のパイライト。そして前ターンに伏せた2枚のセットカードだ。
1枚は永続罠『宝石指輪』、綾羽のバトルフェイズに発動した墓地からの蘇生、一時的な攻撃対象固定のカード。
2枚目が分からない。攻撃反応型の罠?いや、それなら『宝石指輪』を発動しなくともよかったはずだ。
じゃあ一体...?
(けど、気にしてたら終わらない。一応、まだ手はあるから。)
「私は墓地の『薔薇恋人』の効果発動!墓地のこのカードを除外して手札から植物族モンスター1体を特殊召喚します!」
現れた薔薇恋人の流した涙が種となり、地面に埋まり、成長していく。
「私は手札から『薔薇花嫁―黄薔薇』(ローズブライド-イエローローズ)を特殊召喚!」
「キャッ!」 LV4 ATK 500 DEF 400
黄色の薔薇花嫁。出現した瞬間にエクストラモンスターゾーンにいる黒薔薇が黄薔薇を睨み付け黄薔薇もまた黒薔薇を睨み返す。
「黒薔薇の効果発動。」
高笑いしながら腕をいばらに変化させ、黄薔薇を締め付ける。
苦しそうな表情をする黄薔薇を見て黒薔薇は笑い声を大きくする。
「黒薔薇のリンク先にモンスターが特殊召喚された時、そのモンスターを破壊し、そのモンスターのレベル×200ポイントのダメージを与えます!黄薔薇のレベルは4。よって800ポイントのダメージ!更に黄薔薇の効果発動!カード効果でこのカードが破壊された場合、相手に500ポイントのダメージを与えます!」
怒りの表情で黒薔薇を睨み付ける黄薔薇。黒薔薇が遊駆の方に黄薔薇を投げつける。
パイライトが黄薔薇が投げられてくるのに気づき、小さな魔方陣を作成し始める。
「パイライトの効果発動。このカードがフィールドに存在する限り、俺が受ける効果ダメージは半分になる。・・・グッ」
遊駆が投げつけられた黄薔薇を受けとめ吹き飛ばされる。
遊駆 LP1200→550
パイライトが心配そうな表情で遊駆の方を見つめる。
「・・・パイライト、助かった。」
パァッとパイライトの顔が明るくなり元気一杯の笑顔で頷いた。
「クッ...。私はこれでターンエンド。この時緑薔薇の効果が切れ攻撃力が元に戻ります。」
綾羽 LP5600 手札0 場 モンスター3 永魔1
遊駆 LP 550 手札1 場 モンスター2 永罠1 伏1
「俺のターン。ドロー。」
ライフポイントは危機的状況。
このドローが・・・最後のドローだ。
「これで...。」
遊駆が呟く。
(何を引いたってこのターンで私のライフを削り切ろうなんて不可能ですよ。せいぜい黒薔薇を破壊するのが関の山。それでも私に発生するダメージなんてたかが知れてますから。このターンを凌げば次のターンで一気に...)
「・・・一つ聞いて良いか」
手札確認を終えて遊駆がこれからの展開に入る前に綾羽に一つ質問をする。
「俺を好きになった、とデュエルをする前に言っていたがその理由をまだ聞いていない。教えてくれないか。」
キョトンとした表情を見せる綾羽は考える仕草をして答える。
「それはですね。『運命』...ですよ、きっと。」
「運命...?」
遊駆が運命という単語に反応する。
「きっと私達は出会う運命だったんです。さっきまで私が描いていた話とは違う事に、デュエルする事になっちゃいましたけど、今ならこれも運命として受け入れます。そして、私と王子様が付き合う事も...」
恍惚とした表情で『運命』を語る。遊駆は表情無く最後まで聞いていた。
「...つまり、王子様は私と付き合う。例え辿る道がどうあれこれは運命なのです。そして私の恋。」
当たり前だ。きっと私と遊駆は出会う運命だった。彼女はそう言うが、遊駆には一切理解出来なかった。
「・・・俺には分からない。今の小込の言っている事が。」
「なんでですか?」
「なら、小込はその『運命』の相手が俺じゃないとしたらどうする。それでも俺の事を『好きだ』と言えるのか。」
「何を言って...!?」
「俺には...小込の言っている『運命』を感じない。」
無表情のまま綾羽に言い放つ。
綾羽は運命を感じないという発言を理解出来ないでいる。
「なんで...?私達は...」
再び遊駆がフッた時の様に錯乱しながらも思考し始める。だが、次は効いたのか自分の都合よくは解釈できる余裕も無さそうだ。
「だったら・・・貴方が私の運命の相手じゃないって、証明して下さい...!」
涙声になりながら言う綾羽。
「・・・。」
黙って頷く。
証明する方法は『小込綾羽をこのターンで倒す。』
綾羽が倒せる訳がないと思いながら遊駆を見つめる。
遊駆は無表情でカードを見る。
二人が身構えた。デュエル再開だ。
「・・・俺は『JMー人脈のアラゴナイト』を通常召喚。」
「タァッ!」 LV4 ATK/DEF 1000
淡く光る黄色のラインが入った白いローブを纏った男性のジュエルマジシャンがフィールドに召喚される。
「アラゴナイトの効果発動。このカードが召喚、特殊召喚に成功した時、500ポイントライフを払う事でデッキからレベル4以下の『JM』モンスター1体を特殊召喚できる。500ライフ払い、レベル3、『JMー安心のペリドット』を特殊召喚。」
「セイッ!」 LV3 ATK 600 DEF 900
「・・・」 遊駆 LP550→50
(モンスターが4体...けれどどれも攻撃力が足りていない。...いや、これは...。)
・・・現れろ。未来へ続くサーキット。
アローヘッド確認。召喚条件は
『JM』モンスター2体以上
俺は『ロードナイト』、『アラゴナイト』、『ペリドット』をリンクマーカーにセット。
サーキットコンバイン。
リンク召喚。リンク3
『JMー盾愛のアメジスト』
「・・・」 LINK3 ATK 2400 リンクマーカー 左下 下 右下
紫色のラインが入ったローブを纏った新たなリンク3のジュエルマジシャン。杖を力強く握りエクストラモンスターゾーンの左側に召喚される。
「盾...愛...?」
「・・・小込、これで俺がお前の運命の相手か分かる。」
「どういう事...?」
「・・・俺は『JMー安心のペリドット』の効果発動。このカードがJMモンスターのリンク素材となった時、そのリンクモンスターの攻撃力は1000アップする。『シャイニング・ペリドット』。」
「・・・」 ATK 2400→3400
「更にアメジストの効果発動。このカードがフィールドにリンク召喚されたターンのみ、リンク先のモンスター1体を選び、このターン、そのモンスターの攻守どちらか高い方の数値をアメジストの攻撃力に加算する。」
アメジストのリンク先にはパイライトがいる。
パイライトが杖でアメジストに自分のパワーを与える。
「パイライトの攻守で高いのは守備力。2100ポイントがアメジストに加算される。」
「・・・」 ATK 3400→5500
「攻撃力がどんどんと...!ですが、黒薔薇に攻撃してもダメージは3500。まだライフは残ります...。」
自分に言い聞かせる様に言う綾羽はとても弱々しく見える。
最早先程から自分が何を言っているかすら分からない。
頭の中はもうパニックになっている。
(私の運命の相手が遊駆さんじゃないってどういう事!?王子様じゃなかったの!?それにこのターンで私の倒す!?もしそんな事出来て私が負けたら...あれ?そもそもなんで遊駆さん何だろ?って、それは運命感じたからだよね。でも遊駆さんは運命を感じてない、相思相愛的なモノじゃない。...もしかして運命関係ないんじゃ...?いや、そんな...。)
少しずつ冷静さを取り戻していく。焦りの表情から段々と落ち着いてきた表情になっていく。が、長くは続かずまた焦りの表情が出てくる。
「続けるぞ。」
「・・・はい。」
心の中で自問自答をし続けているのを中断し、何とか冷静になろうとするがまた焦るの繰り返しになり終わりが見えないので遊駆が少し強引に先を進める。
「・・・俺は手札から『宝石向上』を発動。」
パイライトとアメジストの身体が光り輝き始め黒薔薇に杖を向ける。
「宝石向上の効果により俺はこのターン、アメジストしか攻撃出来ないが、相手に与えるダメージが1000アップする。・・・バトル。俺は『JMー盾愛のアメジスト』で『薔薇花嫁-黒薔薇』を攻撃。」
宝・石・衝・撃(ジュエルインパクト)
アメジストの杖から出る紫の光球が黒薔薇に直撃する。衝撃で黒薔薇は地面から根が剥き出しになり苦しみ始める。
「・・・フフフ、フフ、アハハ、ハハハ...!」
綾羽 LP 5600→1100
綾羽が笑う。
「黒薔薇は破壊された時に恨みの棘を発射し500ダメージを遊駆さんに与えるんですよ。...私の...勝ちぃ!やりなさい黒薔薇!」
だが黒薔薇は衝撃で倒れたまま動かない。
「なっ...黒薔薇?」
「・・・アメジストは相手モンスターを破壊出来ない。よって黒薔薇の効果は発動しない。」
「そ、そんな...けど、私のライフはまだ...!」
「いや、これで終わりだ。」
「...!」
「リバースカードオープン。速攻魔法『宝石発射』。」
綾羽が警戒していた2枚目のリバースカードがついにオープンされる。
「自分フィールドの『JM』モンスターが相手に2500以上のダメージを与えた時、自分の墓地にいる『JM』モンスター1体につき300のダメージを小込に与える。俺の墓地には今サファイア、ロードナイト、ペリドット、アラゴナイト、クリソコラの5体。よって...。」
「1500ポイントのダメージ...。」
綾羽の頭上に数々の宝石が降りそそぐ。
「・・・。」綾羽 LP 1100→0
デュエルが終わり遊駆が鞄を持ち寮に戻ろうとするのを綾羽が止める。
「・・・遊駆さん。」
「・・・。」
「私、負けちゃいました。」
「俺が運命の相手じゃなくて残念だったな。」
「・・・いえ、私、誰かをずっと好きになったら止まらない人だったんです。」
「・・・。」
鞄を置き話を聞こうとする。
「運命の愛だから...なんて、日記までつけたんですよ。」
「・・・。」
「私と遊駆さんの交際記録、みたいなものを...書いていくうちに、段々現実と想像の境目が曖昧になって、それで急に告白して、当然フラれますよね。」
「・・・。」
「けど、もういいんです。ごめんなさい遊駆さん。もう、いいです...。」
ここまで黙っていた遊駆が口を開く。
「・・・これからどうする。」
「遊駆さんには、もう近づきません。また暴走して、今日みたいな事になったらいけませんから。」
「・・・それで満足なのか。」
「・・・!」
硬直する。自分に問いかける。このままで満足なのか?答えは一瞬で出た。
「・・・いえ、きっと後悔します。だって私、きっと純粋に遊駆さんの事...。」
言葉を遮る様に鞄を持ち背中を向き歩き始める遊駆。
「・・・今は、言わなくていい。いつか、気持ちが固まったら言ってくれればいい。」
そのまま教室を出る。遊駆の後ろ姿が見えなくなった時、綾羽は小さく「はい。」と明るく返事をした。
寮に戻ると輪廻がニヤニヤしながら遊駆の帰りを迎える。
「やぁやぁお帰り遊駆君!告白されたんだろ!?分かるよこの輪廻さんには。・・・で、どうなった?」
「・・・断った。」
「そっかそっか断っ...はぁっ!?」
「どうした。」
驚きを隠せないのか、目は完全に見開かれている。
「いや、あの子結構可愛かったじゃん。そんな子に告白されたらオッケーするかなって...。」
「・・・。」
先程まであった事を全て輪廻に話す。告白から何があったか、その全てを。
数分後、遊駆が話終えた。
「・・・成る程。じゃあ、小込綾羽だっけ?その子とデュエルして遊駆が勝って、んで、彼女が言ってた事はほとんど自分でも理解出来てないからいつか暴走せずにちゃんとした告白をしてほしいと遊駆が言って...って訳か。」
話を聞き終えて輪廻がまとめ、遊駆がそれに頷く。
「じゃあ、その王子様ってのは何なんだ?」
「・・・恐らく小込の日記の中の俺だろう。どんな話かは知らないが...。」
「へぇ...。軽いコメントになるかもしれないけど、・・・お疲れさま。ま、楽しみにしとくよ。二人の関係。」
ニヤつきながら遊駆にそう言う。
遊駆は無表情で「あぁ。」とだけ答えた。
翌日 4月15日 晴れ
食堂にて遊駆の右隣には当たり前の様に小込綾羽が座っている。
その光景を輪廻と巧は不思議そうにみていた。
左隣に座る輪廻が遊駆にひそひそと話しかける。
「・・・フッたんだよな?」
「・・・ああ。」
会話が聞こえていたのか、綾羽は心の中で言った。
(ウフフ、私はフラれて気づいたんです。遊駆さんには運命とかそんなのは関係無く、私はただ遊駆さんの事が好きなんだって。だから今からお友達からでも始めようって。・・・これから宜しくお願いしますね。遊駆さん!)
遊駆は少し騒がしくなった周りを見ながら昼食の唐揚げ定食の唐揚げを口に入れた。
6月23日 追記
今回登場した小込綾羽ですが当時はキャラクターが書いている内に混乱し自分でもよくわからないキャラクターになってしまいました。ですが、この事を反省しちゃんと綾羽のキャラクター性をハッキリさせたのでもう大丈夫です。この度は本当に申し訳ございませんでした。暫くしたら綾羽がメインの話を書こうと思っているので、待っていただけたら嬉しいです。
遊駆のライフは1200。対する綾羽のライフは5700。その差は4500。しかも綾羽のフィールドには攻撃力2000の彼女のエースモンスター『薔薇花嫁―黒薔薇』がリンク召喚されており、遊駆のフィールドには攻撃力0となった『JMー友愛のロードナイト』しか存在していない。
綾羽の顔が歪んだ笑顔になっている。
きっと頭の中では遊駆とのラブストーリーが展開されているのだろう。ついに綾羽が攻撃を宣言する。
黒薔薇が周りに槍となった黒薔薇を発射し、ロードナイトの腹部を貫こうとし、遊駆にも黒薔薇が迫る。
ドォーン!
爆発音と共に煙が上がり遊駆が見えなくなる。綾羽は勝利を確信し小さく笑った。
その時である。
「!?」
綾羽の頬に何かがかすった。
「これは...宝石?」
「・・・。」 遊駆LP 1200
遊駆のライフが減っていない。それどころかフィールドにはサファイアのリンク素材となったはずのパイライトが出現している。
「なっ...!」
「俺は黒薔薇の攻撃時、永続罠『宝石指輪』を発動していた。」
「ほ、『宝石指輪』?...ハッ!」
綾羽がパイライトを凝視すると、パイライトの左の薬指に指輪がある。
「エヘヘ...。」
照れながらロードナイトと黒薔薇に指輪を見せつける。
見せつけられた二人は指輪と幸せそうなパイライトを羨ましそうに見つめる。
「この『宝石指輪』はバトルフェイズ中、相手モンスターが攻撃してきた時に自分の墓地にいるモンスター1体を選択して発動する罠カード。このカードは発動後に装備カードとなり装備したモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。」
パイライトが黒薔薇に近ずき指輪を更に見せつける。
「エヘヘ~」
「...!」
「そしてこのターン、相手はこのカードを装備したモンスターしか攻撃できない。パイライトの守備力は2100、一方で黒薔薇の攻撃力は2000。」
「・・・さっき飛んできた宝石はパイライトのものだったんですね。」
綾羽 LP 5700→5600
指輪を貰って嬉しそうに踊り出すパイライトを見ながら綾羽は悔しい表情をしてメイン2へ移行する。
(...勝ちを急ぎすぎて罠カードの警戒を怠っていたわね。状況確認...。)
・・・まず視界に入るのは攻撃力0のロードナイト。次にはしゃいでいる守備力2100のパイライト。そして前ターンに伏せた2枚のセットカードだ。
1枚は永続罠『宝石指輪』、綾羽のバトルフェイズに発動した墓地からの蘇生、一時的な攻撃対象固定のカード。
2枚目が分からない。攻撃反応型の罠?いや、それなら『宝石指輪』を発動しなくともよかったはずだ。
じゃあ一体...?
(けど、気にしてたら終わらない。一応、まだ手はあるから。)
「私は墓地の『薔薇恋人』の効果発動!墓地のこのカードを除外して手札から植物族モンスター1体を特殊召喚します!」
現れた薔薇恋人の流した涙が種となり、地面に埋まり、成長していく。
「私は手札から『薔薇花嫁―黄薔薇』(ローズブライド-イエローローズ)を特殊召喚!」
「キャッ!」 LV4 ATK 500 DEF 400
黄色の薔薇花嫁。出現した瞬間にエクストラモンスターゾーンにいる黒薔薇が黄薔薇を睨み付け黄薔薇もまた黒薔薇を睨み返す。
「黒薔薇の効果発動。」
高笑いしながら腕をいばらに変化させ、黄薔薇を締め付ける。
苦しそうな表情をする黄薔薇を見て黒薔薇は笑い声を大きくする。
「黒薔薇のリンク先にモンスターが特殊召喚された時、そのモンスターを破壊し、そのモンスターのレベル×200ポイントのダメージを与えます!黄薔薇のレベルは4。よって800ポイントのダメージ!更に黄薔薇の効果発動!カード効果でこのカードが破壊された場合、相手に500ポイントのダメージを与えます!」
怒りの表情で黒薔薇を睨み付ける黄薔薇。黒薔薇が遊駆の方に黄薔薇を投げつける。
パイライトが黄薔薇が投げられてくるのに気づき、小さな魔方陣を作成し始める。
「パイライトの効果発動。このカードがフィールドに存在する限り、俺が受ける効果ダメージは半分になる。・・・グッ」
遊駆が投げつけられた黄薔薇を受けとめ吹き飛ばされる。
遊駆 LP1200→550
パイライトが心配そうな表情で遊駆の方を見つめる。
「・・・パイライト、助かった。」
パァッとパイライトの顔が明るくなり元気一杯の笑顔で頷いた。
「クッ...。私はこれでターンエンド。この時緑薔薇の効果が切れ攻撃力が元に戻ります。」
綾羽 LP5600 手札0 場 モンスター3 永魔1
遊駆 LP 550 手札1 場 モンスター2 永罠1 伏1
「俺のターン。ドロー。」
ライフポイントは危機的状況。
このドローが・・・最後のドローだ。
「これで...。」
遊駆が呟く。
(何を引いたってこのターンで私のライフを削り切ろうなんて不可能ですよ。せいぜい黒薔薇を破壊するのが関の山。それでも私に発生するダメージなんてたかが知れてますから。このターンを凌げば次のターンで一気に...)
「・・・一つ聞いて良いか」
手札確認を終えて遊駆がこれからの展開に入る前に綾羽に一つ質問をする。
「俺を好きになった、とデュエルをする前に言っていたがその理由をまだ聞いていない。教えてくれないか。」
キョトンとした表情を見せる綾羽は考える仕草をして答える。
「それはですね。『運命』...ですよ、きっと。」
「運命...?」
遊駆が運命という単語に反応する。
「きっと私達は出会う運命だったんです。さっきまで私が描いていた話とは違う事に、デュエルする事になっちゃいましたけど、今ならこれも運命として受け入れます。そして、私と王子様が付き合う事も...」
恍惚とした表情で『運命』を語る。遊駆は表情無く最後まで聞いていた。
「...つまり、王子様は私と付き合う。例え辿る道がどうあれこれは運命なのです。そして私の恋。」
当たり前だ。きっと私と遊駆は出会う運命だった。彼女はそう言うが、遊駆には一切理解出来なかった。
「・・・俺には分からない。今の小込の言っている事が。」
「なんでですか?」
「なら、小込はその『運命』の相手が俺じゃないとしたらどうする。それでも俺の事を『好きだ』と言えるのか。」
「何を言って...!?」
「俺には...小込の言っている『運命』を感じない。」
無表情のまま綾羽に言い放つ。
綾羽は運命を感じないという発言を理解出来ないでいる。
「なんで...?私達は...」
再び遊駆がフッた時の様に錯乱しながらも思考し始める。だが、次は効いたのか自分の都合よくは解釈できる余裕も無さそうだ。
「だったら・・・貴方が私の運命の相手じゃないって、証明して下さい...!」
涙声になりながら言う綾羽。
「・・・。」
黙って頷く。
証明する方法は『小込綾羽をこのターンで倒す。』
綾羽が倒せる訳がないと思いながら遊駆を見つめる。
遊駆は無表情でカードを見る。
二人が身構えた。デュエル再開だ。
「・・・俺は『JMー人脈のアラゴナイト』を通常召喚。」
「タァッ!」 LV4 ATK/DEF 1000
淡く光る黄色のラインが入った白いローブを纏った男性のジュエルマジシャンがフィールドに召喚される。
「アラゴナイトの効果発動。このカードが召喚、特殊召喚に成功した時、500ポイントライフを払う事でデッキからレベル4以下の『JM』モンスター1体を特殊召喚できる。500ライフ払い、レベル3、『JMー安心のペリドット』を特殊召喚。」
「セイッ!」 LV3 ATK 600 DEF 900
「・・・」 遊駆 LP550→50
(モンスターが4体...けれどどれも攻撃力が足りていない。...いや、これは...。)
・・・現れろ。未来へ続くサーキット。
アローヘッド確認。召喚条件は
『JM』モンスター2体以上
俺は『ロードナイト』、『アラゴナイト』、『ペリドット』をリンクマーカーにセット。
サーキットコンバイン。
リンク召喚。リンク3
『JMー盾愛のアメジスト』
「・・・」 LINK3 ATK 2400 リンクマーカー 左下 下 右下
紫色のラインが入ったローブを纏った新たなリンク3のジュエルマジシャン。杖を力強く握りエクストラモンスターゾーンの左側に召喚される。
「盾...愛...?」
「・・・小込、これで俺がお前の運命の相手か分かる。」
「どういう事...?」
「・・・俺は『JMー安心のペリドット』の効果発動。このカードがJMモンスターのリンク素材となった時、そのリンクモンスターの攻撃力は1000アップする。『シャイニング・ペリドット』。」
「・・・」 ATK 2400→3400
「更にアメジストの効果発動。このカードがフィールドにリンク召喚されたターンのみ、リンク先のモンスター1体を選び、このターン、そのモンスターの攻守どちらか高い方の数値をアメジストの攻撃力に加算する。」
アメジストのリンク先にはパイライトがいる。
パイライトが杖でアメジストに自分のパワーを与える。
「パイライトの攻守で高いのは守備力。2100ポイントがアメジストに加算される。」
「・・・」 ATK 3400→5500
「攻撃力がどんどんと...!ですが、黒薔薇に攻撃してもダメージは3500。まだライフは残ります...。」
自分に言い聞かせる様に言う綾羽はとても弱々しく見える。
最早先程から自分が何を言っているかすら分からない。
頭の中はもうパニックになっている。
(私の運命の相手が遊駆さんじゃないってどういう事!?王子様じゃなかったの!?それにこのターンで私の倒す!?もしそんな事出来て私が負けたら...あれ?そもそもなんで遊駆さん何だろ?って、それは運命感じたからだよね。でも遊駆さんは運命を感じてない、相思相愛的なモノじゃない。...もしかして運命関係ないんじゃ...?いや、そんな...。)
少しずつ冷静さを取り戻していく。焦りの表情から段々と落ち着いてきた表情になっていく。が、長くは続かずまた焦りの表情が出てくる。
「続けるぞ。」
「・・・はい。」
心の中で自問自答をし続けているのを中断し、何とか冷静になろうとするがまた焦るの繰り返しになり終わりが見えないので遊駆が少し強引に先を進める。
「・・・俺は手札から『宝石向上』を発動。」
パイライトとアメジストの身体が光り輝き始め黒薔薇に杖を向ける。
「宝石向上の効果により俺はこのターン、アメジストしか攻撃出来ないが、相手に与えるダメージが1000アップする。・・・バトル。俺は『JMー盾愛のアメジスト』で『薔薇花嫁-黒薔薇』を攻撃。」
宝・石・衝・撃(ジュエルインパクト)
アメジストの杖から出る紫の光球が黒薔薇に直撃する。衝撃で黒薔薇は地面から根が剥き出しになり苦しみ始める。
「・・・フフフ、フフ、アハハ、ハハハ...!」
綾羽 LP 5600→1100
綾羽が笑う。
「黒薔薇は破壊された時に恨みの棘を発射し500ダメージを遊駆さんに与えるんですよ。...私の...勝ちぃ!やりなさい黒薔薇!」
だが黒薔薇は衝撃で倒れたまま動かない。
「なっ...黒薔薇?」
「・・・アメジストは相手モンスターを破壊出来ない。よって黒薔薇の効果は発動しない。」
「そ、そんな...けど、私のライフはまだ...!」
「いや、これで終わりだ。」
「...!」
「リバースカードオープン。速攻魔法『宝石発射』。」
綾羽が警戒していた2枚目のリバースカードがついにオープンされる。
「自分フィールドの『JM』モンスターが相手に2500以上のダメージを与えた時、自分の墓地にいる『JM』モンスター1体につき300のダメージを小込に与える。俺の墓地には今サファイア、ロードナイト、ペリドット、アラゴナイト、クリソコラの5体。よって...。」
「1500ポイントのダメージ...。」
綾羽の頭上に数々の宝石が降りそそぐ。
「・・・。」綾羽 LP 1100→0
デュエルが終わり遊駆が鞄を持ち寮に戻ろうとするのを綾羽が止める。
「・・・遊駆さん。」
「・・・。」
「私、負けちゃいました。」
「俺が運命の相手じゃなくて残念だったな。」
「・・・いえ、私、誰かをずっと好きになったら止まらない人だったんです。」
「・・・。」
鞄を置き話を聞こうとする。
「運命の愛だから...なんて、日記までつけたんですよ。」
「・・・。」
「私と遊駆さんの交際記録、みたいなものを...書いていくうちに、段々現実と想像の境目が曖昧になって、それで急に告白して、当然フラれますよね。」
「・・・。」
「けど、もういいんです。ごめんなさい遊駆さん。もう、いいです...。」
ここまで黙っていた遊駆が口を開く。
「・・・これからどうする。」
「遊駆さんには、もう近づきません。また暴走して、今日みたいな事になったらいけませんから。」
「・・・それで満足なのか。」
「・・・!」
硬直する。自分に問いかける。このままで満足なのか?答えは一瞬で出た。
「・・・いえ、きっと後悔します。だって私、きっと純粋に遊駆さんの事...。」
言葉を遮る様に鞄を持ち背中を向き歩き始める遊駆。
「・・・今は、言わなくていい。いつか、気持ちが固まったら言ってくれればいい。」
そのまま教室を出る。遊駆の後ろ姿が見えなくなった時、綾羽は小さく「はい。」と明るく返事をした。
寮に戻ると輪廻がニヤニヤしながら遊駆の帰りを迎える。
「やぁやぁお帰り遊駆君!告白されたんだろ!?分かるよこの輪廻さんには。・・・で、どうなった?」
「・・・断った。」
「そっかそっか断っ...はぁっ!?」
「どうした。」
驚きを隠せないのか、目は完全に見開かれている。
「いや、あの子結構可愛かったじゃん。そんな子に告白されたらオッケーするかなって...。」
「・・・。」
先程まであった事を全て輪廻に話す。告白から何があったか、その全てを。
数分後、遊駆が話終えた。
「・・・成る程。じゃあ、小込綾羽だっけ?その子とデュエルして遊駆が勝って、んで、彼女が言ってた事はほとんど自分でも理解出来てないからいつか暴走せずにちゃんとした告白をしてほしいと遊駆が言って...って訳か。」
話を聞き終えて輪廻がまとめ、遊駆がそれに頷く。
「じゃあ、その王子様ってのは何なんだ?」
「・・・恐らく小込の日記の中の俺だろう。どんな話かは知らないが...。」
「へぇ...。軽いコメントになるかもしれないけど、・・・お疲れさま。ま、楽しみにしとくよ。二人の関係。」
ニヤつきながら遊駆にそう言う。
遊駆は無表情で「あぁ。」とだけ答えた。
翌日 4月15日 晴れ
食堂にて遊駆の右隣には当たり前の様に小込綾羽が座っている。
その光景を輪廻と巧は不思議そうにみていた。
左隣に座る輪廻が遊駆にひそひそと話しかける。
「・・・フッたんだよな?」
「・・・ああ。」
会話が聞こえていたのか、綾羽は心の中で言った。
(ウフフ、私はフラれて気づいたんです。遊駆さんには運命とかそんなのは関係無く、私はただ遊駆さんの事が好きなんだって。だから今からお友達からでも始めようって。・・・これから宜しくお願いしますね。遊駆さん!)
遊駆は少し騒がしくなった周りを見ながら昼食の唐揚げ定食の唐揚げを口に入れた。
6月23日 追記
今回登場した小込綾羽ですが当時はキャラクターが書いている内に混乱し自分でもよくわからないキャラクターになってしまいました。ですが、この事を反省しちゃんと綾羽のキャラクター性をハッキリさせたのでもう大丈夫です。この度は本当に申し訳ございませんでした。暫くしたら綾羽がメインの話を書こうと思っているので、待っていただけたら嬉しいです。
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ともあれ丸く収まった感じで良かったです。 (2018-05-20 09:44)
綾羽は上記の私のコメントにある通りこれからも登場します。ただ、同じく上記のコメントに書いている通り少々綾羽のキャラ性が自分自身よく分からなくなってしまって...。これは流石にマズイのでこれからの課題にしていきます。改めてコメントありがとうございました。 (2018-05-20 10:37)