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遊戯王 C/ゾンマス蒼血重点さん 最新カード評価一覧 215件中 91 - 105 を表示

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評価・ コメント
投稿日時
風霊神ウィンドローズ ▶︎ デッキ 《風霊神ウィンドローズ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/26 13:24
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風属性の霊神。効果モチーフは《ハーピィの羽根帚》。特徴的なイラスト故に「キャベツ」と呼ばれることも多い。
残念ながら霊神中最弱と評価されることが多く、ここでの点数も明らかに他の霊神より低い。召喚条件が厳しいにもかかわらず相手のフィールドに魔法・罠が無ければ意味のない効果というのもそうだが、そもそも相手の伏せ除去は動き出す前に行いたいものなのに対し、このカードは散々下準備した上に魔法罠を除去する効果を目玉とするもののためである。このカードの召喚にこぎつけたとしても、当然有効な魔法罠は準備段階で役目を果たしてしまった後であろう。
風属性に高速で墓地肥やしを行えるテーマが少ないのも痛い。墓地枚数調整ができるものはあるが、このカードは効果の都合上出来るだけ早い段階で出したいというのに…結果採用されることはほとんどない。エレメントセイバーデッキでも、強いて全霊神を扱う理由を持たないなら信頼できる伏せ除去としては《ハーピィの羽根帚》が優先される。
光霊神フォスオラージュ ▶︎ デッキ 《光霊神フォスオラージュ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/26 12:10
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光属性の霊神。効果モチーフは《サンダー・ボルト》。なお《風霊神ウィンドローズ》の登場以降このカードとエレメントセイバーの登場までには5年も経っており、それまで霊神は征竜のように光闇以外の4属性4体で完結するサイクルと考えられていた。
相手モンスターを引っぺがして2800打点で直接攻撃できれば強力だが、現代では除去対象のモンスターが効果で妨害してきたり破壊耐性を持っていたりすることも多く、簡単には決まらない。禁止カード常連だった《サンダー・ボルト》が複数枚使えるようになった理由もそこであり、なおかつ安定して発動できる本家サンボルを差し置いてこのカードを使うことにも相応の理由が必要となる。ライトロードの無作為墓地肥やしは枚数調節が効かず、《裁きの龍》とネタが被る。その他の光属性は墓地利用に強いテーマがあまりなく、光属性・天使族主体のデッキなら《大天使クリスティア》 が競合相手として強すぎる。採用意義を見出そうとすると意外にも立ち位置の悪い霊神である。
光属性デッキでは採用されにくい一方、エレメントセイバーデッキでは優先度が高い。《霊神の聖殿》を維持してアドバンテージを得る長期戦を得意とする一方で、テーマ内に効果破壊手段がなく、聖殿のバフを受けて殴ることが相手の除去手段となりがちで、その聖殿のデメリットのバトルフェイズスキップでそれが出来ないこともある…という、厄介な相手モンスターを効果で除去することが明白に苦手なテーマなためである。
炎霊神パイロレクス ▶︎ デッキ 《炎霊神パイロレクス》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/26 11:29
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炎属性の霊神。効果モチーフは《破壊輪》。エラッタ後と異なり引導火力として使用できるが、ダメージは半減してしまった。また自陣のモンスターは対象に取れないため、自身を破壊してリーサルを狙う使い方は出来ない。この辺りはエラッタ後の仕様を引き継いでいる。
禁止カード級の効果を名乗るにはやや物足りない性能だが、周辺の状況は悪くない。ヴォルカニックとは相性が良く、弾丸カードで墓地枚数を調整しやすい上に破壊輪効果もビートバーン的な姿勢とマッチしている。また《究極進化薬》に対応するため、炎属性・恐竜族を扱うデッキに採用し、正規条件での召喚を狙いつつ、相手が瀕死なら強引にリクルートして勝負を終わらせる、という使い方もできるだろう。
闇霊神オブルミラージュ ▶︎ デッキ 《闇霊神オブルミラージュ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/26 11:11
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闇属性の霊神。効果モチーフはエラッタ前の《クリッター》。ソリティア適性が高い効果ではあるが、他が《サンダー・ボルト》!とか《死者蘇生》!とかやっているのに比べると、召喚条件の厳しい大型のCIPとしては見かけがかなり地味。墓地の扱いにもサポートが豊富な闇属性担当であることを鑑みての遠慮であろう。
魔界発現世行きデスガイド》から《魔犬オクトロス》をリクルートし、《彼岸の黒天使 ケルビーニ》をリンク召喚すれば、オクトロスの効果でこのカードをサーチした上で召喚条件を満たすようソリティアを繋げられる。但しこのカードを出した後勝利まで持って行けるサーチ先となると難しく、《増殖するG》をサーチしつつデメリット付2800打点の大型を建てる…という終着ではデスガイド+ケルビーニまで投じた結果としては物足りない。
先述の通り闇属性は墓地の扱いに長けたカードが多いため、ソリティアを意識せず出せるときに出す、という運用も考えられる。中でも《ダーク・グレファー》とは相性が良く、他のカードをコストにこのカードの召喚条件を整えることも、このカードをコストに別の動きを進めることも出来る。ただ漫然と使うとなると《ダーク・アームド・ドラゴン》をはじめとするダークモンスターや多少の光属性を追加することで出せるカオスモンスターなど、メジャーな闇属性故のライバル層の厚さも壁となってくる。それでもサーチ先のインフレと共に大化けする可能性は残されており、良く言えば最も将来の伸びしろが大きい霊神である。
地霊神グランソイル ▶︎ デッキ 《地霊神グランソイル》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/26 10:40
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地属性の霊神。効果モチーフは《死者蘇生》。墓地肥やしと自然に噛み合う効果であり、相手状況によらないためソリティア適性も高く、オリジナルに基づき相手モンスターも完全蘇生できる。最初に登場した霊神であるが、現代でも《氷霊神ムーラングレイス》に次ぐ、もしくは氷霊神をも上回る強さの霊神として評価されることが多い。地属性に墓地肥やしや枚数調整の手段が増えている点も追い風。
バウンス+枚数調整+サルベージを行える《ファイアウォール・ドラゴン》との相性が非常に良く、手軽に勝利手段となるループに繋げられたため、(海外では禁止指定の上で)効果がターン1とされるエラッタを受けた。後発の霊神と条件を揃えたという見方もできるとはいえ、FWDの巻き添えで誅罰されたカード第1号と言える。
もっとも時代を遡れば太古のバウンスループ王《氷結界の虎王 ドゥローレン》を用いたループも研究されていたため遅かれ早かれでもあったか。現在でも枚数調整しやすい春化精やエレメントセイバーならお呼びがかかるだろう。これらのデッキでは有用な蘇生先が限られるが、混ぜ物でカバーしたいところ。
氷霊神ムーラングレイス ▶︎ デッキ 《氷霊神ムーラングレイス》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/26 10:20
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水属性の霊神。効果モチーフは《いたずら好きな双子悪魔》だが、セルフハンデスがランダムハンデスになっておりライフコストも消失しているため、効果を抜き出せばオリジナルより強力。そもそも霊神では唯一オリジナルが禁止指定を維持しているカードであり、霊神最強格との呼び声も高い。
海皇での活躍がとくに有名であり、《深海のディーヴァ》や《海皇子 ネプトアビス》でスタートしたが最後、《海皇の竜騎隊》からサーチした上で召喚条件を満たすところまで行ける。霊神は強力な効果を持つ一方で墓地が肥えすぎても召喚出来なくなるため、安定したソリティアルートで召喚を確約できる点は大きく、このカードの効果がソリティアと噛み合っていたこともあって猛威を振るった。
現代でも海皇の戦略の中枢を担うカードであるほか、《鬼ガエル》のバウンス・墓地肥やし+《粋カエル》の枚数調整との相性も良く、水フルモンやほぼモンを組みたい場合でも有力候補となるだろう。エレメントセイバーデッキでも、状況によらず相手に打撃を与えられる霊神として採用されることがある。
魔鍾洞 ▶︎ デッキ 《魔鍾洞》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/19 13:29
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環境に一石を投じ…ると思いきやあまりにもその石がデカすぎたタイプの禁止カード。十数年越しにロックバーンデッキを環境に押し上げた、遊戯王史上最凶の地雷。
多勢な側のモンスター効果と攻撃両方を封じることができ、相手の初動にチェーンしての《メタバース》、《おジャマトリオ》の押し付けなどで簡単にロックが成立し、モンスター効果以外に魔法罠の除去手段を持たないデッキを即詰みに陥れることが出来る。フィールド魔法であるがゆえに《メタバース》ほか多数のサーチ手段を抱えていたのも不味く、《終焉の地》、それをサーチする《トラップトリック》・《悪魔嬢リリス》まで投入されることも多かった。他、除去を阻止する《身代わりの闇》や懐かしのフィニッシュ手段《波動キャノン》を搭載し、マッチ戦では時間切れまで遅延してサイドインさせないまま撃破する地雷デッキ、魔鍾洞ロックが完成し、多くのデュエリストに憎悪された。
あまりに魔鍾洞一辺倒な構成故に、除去などで魔鍾洞を場に維持できなくなると即刻敗北が決まる。地雷デッキを使う側としては割り切ればよい話だが、相手からすると勝っても負けてもまるでまともなデュエルにならないというのも、フラストレーションが溜まる要因であった。
そんなわけで自身が準制限、《メタバース》が制限となったが、今度は単機戦略を取る閃刀姫に組みこまれて活躍。存在してはいけない生き物だったということか禁止となった。二度と戻っては来ないだろう。
カイザーコロシアム ▶︎ デッキ 《カイザーコロシアム》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/18 13:00
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登場したのは20年以上前だが、現在でも強力な永続魔法。こちらのモンスターが1体だけなら相手は2体以上のモンスターを並べられなくなる。場に複数のモンスターを並べ、それらを素材に強力なモンスターを特殊召喚するという遊戯王お馴染みのセオリーに頼るデッキは大打撃を蒙ることになる。
ただし自分のモンスター数にも注意を払う必要が出てくるほか、自陣のモンスターが除去されると効果を失う。これらは他の妨害魔法罠にはない欠点であり、ポテンシャルを発揮するには場持ちの良いモンスターを少数精鋭で動かすデッキに投入する必要がある。有名どころだと武神や時械神、閃刀姫辺りだろう。こちらから《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》など与しやすいモンスターを積極的に押し付けてしまうのも有力。
デッキロック ▶︎ デッキ 《デッキロック》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/18 12:42
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互いのサーチ・リクルートを禁止する妨害永続魔法。
1ターンに何枚でもカードを使えるが召喚権は1つしかない遊戯王において、必要なカードをサーチ・リクルートするのは強力な行動である。それを回数制限なく封じることは幅広いデッキに強烈な拘束として働く。また、
・《ライオウ》や《手違い》との差別化点であるリクルートの禁止が、環境デッキは勿論それ以外のデッキも多くがリクルートを用いるようになったことでより強力に作用する
・お互いに効果が及ぶ点は、サーチに代えて良質化したドローを多用し安定性を高めるデッキを組んだり、自分はサーチ・リクルートを使うだけ使ってから発動することでカバーできる
・1ターンの価値が高まったことで、2ターンで自壊するデメリットが相対的に緩和された。また自壊タイミングの直後にサーチ・リクルートを行って主導権を握ることも可能
と、昨今の遊戯王のインフレによる恩恵を強く受けており、サイドデッキ候補として考慮されるレベルにまで存在感を高めるに至った。セルフバウンスとの相性が良く、場から剥がして自分に降りかかる制限を解除しつつ、相手ターンを迎える前に貼り直すことで相手を長く苦しめることが出来る。《BF-精鋭のゼピュロス》などが自然と入るデッキならより評価が高まるだろう。
注意点として、《灰流うらら》と違いデッキからカードを墓地に送る行為には反応しない。また、昨今はデッキから魔法罠をセットしたり、除外してから回収したり、うららに引っかからない巧妙な手段で実質的なサーチを行うデッキも増えているので注意が必要。(とはいえ、それらでサーチしたカードからさらにサーチをすることは出来ないため、ふわんだりぃずのようなデッキには十分刺さる)
サンダー・ボトル ▶︎ デッキ 《サンダー・ボトル》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/14 0:15
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禁止カードの調整版・パロディとなるカードの一つで、こいつの元ネタは言わずと知れた《サンダー・ボルト》。味方の攻撃4回でフル充電され、フリーチェーンのサンボルと化す。最大値を見ると強そうに見えるが、罠である都合上セット後自分のターンが返ってきてからしか充電できず、その上で4回も攻撃宣言しないといけないというのは激烈に遅い。そもそも4回攻撃できている状況というのは普通数回モンスターを戦闘破壊している(つまり、効果破壊する機会を逃している)か、相手のライフをかなり追い込んでいる状況である。その状況になってようやく真価を発揮するというのは、喜ばしい効果とは言い難いだろう。リクル特攻で素早く発動する手もあるが、そもそも味方の破壊を認容するなら《激流葬》などでも良いという話になり、扱いが難しいカードといえる。
雷繋がりでエレキとは相性が良く、相手の攻撃をロックしながらちまちま直接攻撃する戦略をとるため時間を稼ぎつつ充電しやすく、敵も味方も盤面におり双方ライフもあるという状況が想定されやすいので味方を巻き込まない全体除去の需要も高い。
彼岸の悪鬼 ファーファレル ▶︎ デッキ 《彼岸の悪鬼 ファーファレル》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/11 8:58
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『軽怪の悪魔』、固有効果は一時的なモンスター除外。
脅威になるモンスターを一瞬だけ無力化する、エクシーズモンスターのエクシーズ素材を剥がして弱体化させる、《虚空海竜リヴァイエール》で奪い取る、と活用法は多い。《永遠の淑女 ベアトリーチェ》などを介した妨害としても使用でき、混合構築の彼岸でも優先度の高いカード。
彼岸の悪鬼 アリキーノ ▶︎ デッキ 《彼岸の悪鬼 アリキーノ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/03 11:07
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「芸師の悪魔」、名前はアルレキーノ(《驚楽園の支配人 <∀rlechino>》と同源)に由来すると言われている。場のモンスターの効果を無効化する固有効果を持つ。
一見《ブレイクスルー・スキル》にも似て強力な効果に見え、実際厄介な敵モンスターを黙らせられるのは便利なのだが、墓地効果なので一手遅れるのが難点。例えばチェーン合戦中に《永遠の淑女 ベアトリーチェ》 で墓地に送ったとしても、チェーンが終わってからでないと無効化効果が起動できない。相手モンスターを一時的に無力化するなら《彼岸の悪鬼 ファーファレル》がかなり便利である点も気になり、なかなか惜しいモンスター。
とはいえ彼岸共通の効果だけでも散らし採用としては十分であり、ファーファを無効化されたところにもう一発…という場面も想定できる。またブレスルと違い自分のモンスターの効果も無効に出来るため、彼岸や《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》のデメリットをごまかすことも出来る。彼岸に枚数を割くデッキでは1積みすると良いだろう。
彼岸の悪鬼 スカラマリオン ▶︎ デッキ 《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/10/03 10:36
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「乱れ髪の悪魔」。固有効果はエンドフェイズのサーチ。タイミングこそ遅いが気軽にアドバンテージを取りに行ける上、サーチ先を彼岸に限定していないため使い道が広い。《魔界発現世行きデスガイド》をサーチして次のターンの攻勢を準備したり、彼岸など墓地効果持ちをサーチして相手ターンに捨てたりといった動きが強力で、彼岸が環境を支配した時代には制限指定を受けていた。リクルートや墓地送りの体制が整備されたことにより現代ではさらに強力になっている。
エンドフェイズ発動効果の常として処理し忘れに注意。彼岸はこいつを落とした後も動き回ったり墓地を触ったりすることが多いので特にやらかしやすい。
盲信するゴブリン ▶︎ デッキ 《盲信するゴブリン》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/08/24 21:24
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「百合の間に進入する男を抹殺するゴブリン」の「するゴブリン」部分。
コントロール奪取は除去の類型としてはあまり遭遇しない部類の効果であり、《不意打ち又佐》のように他に有力な個性がある上でのおまけでついているなら良いが、《おねだりゴブリン》のサーチ先になれる上でコントロール奪取を受けません!というアピールは、流石に限定的過ぎるか。《心変わり》が猛威を振るっている最初期はほんのり除去耐性の匂いがする18打点地戦士として使えなくはなかったようだが、下級は相手ターンに回る頃には各種召喚の素材にするのが一般化した現代ではゴブリン内でも《ゴブリン突撃部隊》などの方が扱いやすい。
壱世壊=ペルレイノ ▶︎ デッキ 《壱世壊=ペルレイノ》
C/ゾンマス蒼血重点
2023/07/18 9:18
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202X年、壱世壊は核の炎に包まれた!
パーツは規制され、墓地は除外され、全ての生物が死滅したかのように見えた。だが、ティアラメンツは死滅していなかった!

ハイパーインフレの体現者ティアラメンツの中枢を務めるフィールド魔法。3つの強力な効果が1枚にまとまった極めて高いスペックを持つ。
(1)は発動時のテーマ内モンスターサーチ。昨今のフィールド魔法が良く持っているやつで、これさえあれば残りの効果が微々たるものでも採用は保証されるのだが、ティアラメンツはそれぞれ様々な発動方式で1枚初動となるモンスターが揃うため、このカードのサーチによってそれらの使い分けが効くようになる。サーチの有用性は非常に高いといえる。墓地送りを相殺する《灰流うらら》をチェックする役割にも期待が持てる。
(2)は融合モンスターorティアラメンツモンスターへのパンプアップ。たかが500と侮るなかれ。ティアラメンツの攻撃力は下記のように強化される。
ティアラメンツ・ハゥフニス》 1600→2100
ティアラメンツ・シェイレーン》1800→2300
ティアラメンツ・キトカロス》・《ティアラメンツ・クシャトリラ》2300→2800
ティアラメンツ・ルルカロス》・《ティアラメンツ・カレイドハート》3000→3500
ティアラメンツモンスターは展開しやすく効果破壊に強いものの、攻撃力が主流ラインに一歩劣るレベルに設計されており、戦闘破壊が相対的な弱点となりやすい。そんなもう一押しな攻撃力が、500の強化があれば1ランク上のモンスターにも立ち向かえるラインに化けることにお気づきだろうか?この強化はさながら素早さ激戦区のポケモンが巻くこだわりスカーフである。
またこの強化はティアラメンツでない融合モンスターにも適用される。ティアラメンツは他テーマの融合モンスターも気軽に出せるテーマなのでそこも強化対象に含んでくれるのは有り難い。攻撃力2700の《エルシャドール・ミドラーシュ》とか相手からすれば悪夢でしかない。
そして本命の(3)―むしろここまでが本命でないのがすごいが―は、墓地のティアラメンツがデッキに戻ることに反応するフィールドのカード1枚の破壊。流石に対象は取るがカード種別も表裏も問わないため、何に撃っても強い。またトリガー条件が非常に緩いことも特長で、共通効果は勿論、《宿神像ケルドウ》・《剣神官ムドラ》や《ダイガスタ・エメラル》 といった、全く関係ない効果でデッキに戻しても破壊効果が出せる。ケルドウムドラの効果やティアラメンツカードの性質上、相手ターンでの誘発も狙いやすい。味方も破壊できるので裏守備にされたティアラメンツを始末して効果を起動したりもできる。
総じて、(1)だけでも強い所に(2)(3)で長所にかみ合い弱点も補強する効果が付いた、10点以外の点数が考えにくいカードである。強力すぎるため制限カードになったが、このカードのあるなしでは盤面勝負の出力がかなり変わるため、《テラ・フォーミング》で優先的にサーチする(あちらも紙では制限、MDでは禁止になったが)、墓地に落ちたらケルドウムドラの効果対象にするなどして大事に扱いたい。

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