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遊戯王 カディーンさん 最新カード評価一覧 647件中 46 - 60 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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|---|---|
▶︎ デッキ
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《白き森のわざわいなり》
わざわいはお前の存在だよ。
チューナーか非チューナーを選んでSSできるので最低限の妨害は準備できる。 が、その最低限が《白き森の魔狼シルウィア》による皆既日蝕なので普通にキツい。 白き森自体がぐるぐるサーチしてポコポコ墓地に落とし続々フィールドに帰ってくるテーマなので先行開始ならほぼ確実にこいつが居座っていると思っていい。 後攻での素引きが重いと言う当たり前の弱点はあるがその辺コストにしてしまえばいいし、罠カード故に共通効果のセットと相性が良い。 ちなみにコストにさえなればなんでも良いのでテーマ外のカードとの相性も良い。定番の魔轟神の他ラビュリンス辺りとも組める。 |
▶︎ デッキ
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《お代狸様の代算様》
色んな意味で記憶に残るゆるふわファンシーデーモンズ。
自身はリリースできず、EXデッキのモンスターを儀式のリソースにできる様になるため実質自身をEXデッキのカードと変換するような機能を持つ。 当然墓地に送られた時の効果と相性が良いのだが「儀式召喚するモンスター」「儀式召喚する方法」「このカードをフィールドに出す方法」と用意すべき準備が非常に多い。 EXデッキのカードを墓地に送りたいなら《宣告者の神巫》があるし、リリース元を確保したいのであれば儀式魔人などがいる。アドバンテージ視点でも《サイバー・エンジェル-弁天-》や《儀式の下準備》と言った並いる猛者を押し除けての採用はなかなかに難しい。 しかし、いやだからこそか、このユーモアあふれる唯一無二の効果を無理にでも使いたいと思う決闘者もそれなりにいるようで勝ちにこだわらないファンデッキとしてはネタとロマンと実用性を高いレベルで備えたやり手として評価できる。 遊戯王のメインテーマは友情。勝利では無い。 |
▶︎ デッキ
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《拮抗勝負》
通らばリーチのまくり最強格。
フィールドに何枚あろうとどんな耐性があろうとも片っ端から再利用不可能領域に叩き込む。 流石にこれを食らって立て直せるデッキはそう多くはない。 ただし支払うべき代償と背負うべきリスクも決して小さくはなく、実質的なバトルフェイズ放棄とカウンターは普通に食らう脆弱さ、そして一番厄介な一枚は残されてしまう点が重い。 9期のイカレた世紀末に立ち向かった露骨な捲り札ではあるのだが、まくり札が出回るとそれ以上のインフレを起こす遊戯王の悪しき習慣はしっかり機能し《ライトニング・ストーム》共々一時の安寧をもたらしたに過ぎなかった。 3妨害4妨害は当たり前のブ厚いカウンターが常態化したことはもちろんだが、それ以上に相手フィールドにカードをたたきつける手段が普遍化したことが一番の痛手。川中島コンビなどは最たる例。 なお通すと本当に終わってしまう性能からブラフとしては極めて強力で、「拮抗勝負を握っているフリ」と言うのが嫌らしく強い。 カウンターに弱いという事は逆に言えば絶対にカウンターしなければならない相手と言う意味でもあり、初動を見逃してでもカウンターを温存せざるを得ない心理を利用する手口は遊戯王が汚い腹の探り合いになった悲しい事実を示している。 あるいは普通に展開して《拮抗勝負》のプレッシャーを忘れさせたうえで最後の最後で自爆特攻からの《拮抗勝負》、と言ったドッキリ成功ジャジャジャジャーンもできたり本当に意地が悪い。 もちろん盤面ガラ空きでバトルフェイズを宣言するハッタリも有力で、博打ではあるがメインフェイズにしか吐けない効果を引きずり出す事も可能。相手が優先権を行使したらメインフェイズ巻き戻しの宣言は忘れない事。 あったらあったで強く、なければないで騙しのタネに使われる厄介な強さに満ち溢れた一枚。 |
▶︎ デッキ
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《異星の最終戦士》
良くも悪くもゲームを台無しにしてきた孤独な戦士。
かなりの初期のカードかつ豪快な詰ませ性能の割に環境を壊した実績はなく、かと言ってクズキャードとして埋もれていたわけでもないと言う黎明期とは思えない驚異的なバランスを保ったまま現代に至る。 まず素材である《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》と《魔力吸収球体》が当時のカードプールではそこそこ戦える性能で、素材代用モンスターでまかなう正規融合プランが実戦レベルであった事からファンデッキレベルとはいえデッキとして成立できていたそこそこ恵まれた出自がある。 そして定番の《デビル・フランケン》からの踏み倒しは《青眼の究極竜》による後攻ワンキルプランの裏の選択肢として常備され、こちらも多くの少年決闘者に悲鳴をあげさせた。 ただし先に述べた通り環境を壊す活躍をした訳ではなく、苦労して出したところではいはい《地砕き》されて涙を飲んだり《サイバーポッド》に道連れにされたり、出る前にエクゾディアやサイエンカタパの炎に焼かれたり、ともかく黎明の魔境においてはこの性能ですらロマン枠呼ばわりだった訳である。 ただし、デビフラはじめ踏み倒す手段が環境上に現れるたびに脚光を浴びてきた事は事実であり、出された時点でお手上げなデッキも多数存在した事も確か。 踏み倒しのできた時代の隔世が大きく、その環境がまるで別物であったため、使った事のある決闘者と使われた事のある決闘者、そのいずれでもない決闘者でそれぞれ抱く印象は大きく異なる物と思われる。 閑話休題。召喚すら封じる制圧力は令和においても、いやむしろ令和にこそ最も強烈に刺さる効果であり、魔法・罠だけで動けるデッキはごく少数、昔と違いセットで凌いで除去を引くまで待つ戦法も取りづらい。《ブラック・ホール》どころか《サンダー・ボルト》さえ一線を退いた現状メインデッキに抵抗する手段が存在しないと言うケースも珍しくはないだろう。そういうとこ《魔鍾洞》思い出すなこいつ。 しかし素材一式が一切カテゴリに属さずサーチ手段にも恵まれているとは言い難いため遊戯王において重要視される初動の安定からは今も昔もかけ離れたところに位置し、《無限泡影》や《禁じられた一滴》などのメイン投入もありえる汎用札の存在、後攻で出したところで手遅れだったりもするため現代においてもやはり環境一歩手前のファンデッキ御用達に甘んじている存在と言わざるを得ないだろうか。 と言うかこいつを先行1ターン目に安定して出せるようにしてはならない。 わかってるだろうなKONAMIさんよお! |
▶︎ デッキ
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《械刀婪魔皇断》
《ポルターガイスト》から続く無効化されないシリーズにして定期的に刷られる難読キラキラカード。自己満足が透けて見えるので個人的には好かん。
無効化されないカードはだいたい原作出身なのでそう言う意味でも真新しい。 一切の無効を受け付けない大規模バウンスは間違いなく強力だが後にくっついているテキストが足を引っ張り常識的な性能に収まっている。 タイミングが限定されているためメインフェイズ開始時をやり過ごしてから展開された場合に処理できないこと、対象を取る効果であるため対象耐性に手が出せないこと、チェーン自体は可能であるためサクリファイスエスケープは可能であることなどだいぶ御し易い性能。 コストもなかなかにきついが手札もコストにできる他対象の数も自由であるため2枚目を引いてしまった場合でも全く腐るわけではないのは評価点。 |
▶︎ デッキ
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《影法師トップハットヘア》
罠モンスター界と言うかなり狭い業界の支配者。
《アポピスの化神》から数えて二十三年、ようやくリシドにも光が差した。 罠モンスターサーチとそれに連動するバック除去は一見強力だがサーチした罠は当然相手のターンを待たなければ発動できないしバック除去も展開に永続魔法やフィールド魔法を用いるデッキ以外には刺さりにくく、永続やフィールドでも発動時の効果は止められないなど割と隙が多く窮屈な挙動。 戦闘破壊されないリンクモンスターと言うのも画期的だがさほど攻撃力は高くなくサンドバッグにされる恐れがある上に効果を使うとリンク素材にできない縛りが科せられるためフィールドからどけてしまうこともできなくなる。 そのため《碑像の天使-アズルーン》など妨害持ちと併用が実質的に前提となる。《影帽子》は名前的にも素晴らしい組み合わせ。 注意として罠モンスターには通常モンスター扱いのものが多数あり、そちらは素材にはなれない点。 罠モンサポートではあるが罠モン主体のデッキ向けかと言うとそうでもない。幻想魔族の未来によって《希望の光》になるか、忘却の闇に沈むか。リシドの明日に幸あらんことを。 |
▶︎ デッキ
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《セレモニーベル》
互いに腹を割って話そうと言う平和的交渉の第一歩。ただしその後に行われるのは割った腹の中身をぶちまけ合う汚い空中戦。
これの刷られた時代はセットカードと言う存在の持つ戦術的比重は大きく、相手が何を伏せたかを知っていると言うアドバンテージは大きかった。こちらの手札は先にあらかた伏せてしまえばいい。が、その場合攻撃力0を晒す形となるため非常にリスキーな選択となる。 じゃあセットすれば良いじゃんとなるが、今度はすぐに手札を見られない。ついでに当時すでに《ヂェミナイ・エルフ》が存在したのでそれも盤石とは言い難い。 てなわけでせいぜい指名ハンデスの御守り程度の存在感しかなかったわけだが令和に入ると少々事情が異なってくる。と言うのもまあ驚くくらい人のターンに手札からカードがポンカラポンカラ飛び出してくる危険極まりない決闘領域において事前に察知できると言うのは非常に大きい。 が、それは相手も同じなので結果読み合いの形がちょっと変わるだけでアドバンテージと言うには少々寂しいか。 |
▶︎ デッキ
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《光と闇の竜王》
汎用融合に進化したライダさん。
細かい違いがあちこちにあって正統進化と言って良いのか判断しかねる。 一番の違いは特殊召喚モンスターと言う基礎疾患を克服し、むしろ自身がEXデッキに潜り込んでしまった点。融合モンスターも言ってしまえば特殊召喚モンスターなので割と考えられている。 代わりに融合召喚以外のSSが不可能になりなんだかんだで面影を残す良調整。 第二の違いとして退場時に発動する自爆が無くなり純粋なリアニメイトになっている点。対象がドラゴン族に限定されたが素材の関係上空撃ちになることはまずないだろう。せいぜいデッキに帰宅したアルバス君がたまに引っかかる程度。 そしてそのまま受け継いだ強制カウンター。これはむしろ退化していてデバフ量が2倍、素のステータスが向上している点を差し引いても妨害数が減少していて脆さを感じる。 総じていずれの効果も単純に強化されたわけでもなくトランスフォーム的な趣の面白い調整が施されている。 だいたい弱点も同じで強制効果かつ破壊を伴わないため簡単に打点を落とされてしまう点がそのままであり、当時よりもカウンターが比較にならないほど増えているため「同一チェーンに1度まで」と言う縛りも非常に重いものとなった。 結果的には出しやすくなった《光と闇の竜》であり《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》《D-HERO デストロイフェニックスガイ》あたりとおよそ同列のお手軽制圧モンスター枠。《烙印融合》からも出るし。 つまりエースにすることも可能だけど妥協展開で立たせるサブプラン役も務められるお守りみたいなドラゴン。 |
▶︎ デッキ
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《原始生命態ニビル》
γケアと双璧をなす手札誘発警戒筆頭格。
こやつの存在から遊戯王の先行は五手以内にカウンターを構えるパズル要素が内在されている。 あまりにも高速化した先行有利への一石にはなったのだが結果としては五手以内の妨害を立てられないテーマを環境外に押し出す事となる。この頃は高速化及び先行有利へのカウンターウェイトを多数導入された激動の時代でもあったのだが遊戯王においてどんな手段を用いようとも悲しみを背負うのは常に弱者であると言う真理に辿り着く証明となった時代でもある。 そんな新世代の申し子の一枚なのだが実の所環境トップクラス相手であっても刺さる相手はかなり多い。 と言うよりニビルケアが出来ないと言う免罪符の元正気の沙汰とも思えぬカードを世に放っている節さえある。 なおニビルケアといった場合最初は上述の通りニビルが降る前にカウンターを構えると言うのが本来の意味だったが恐ろしい事にニビルを降らせてなお制圧盤面を築き上げると言う無法の極みのような対抗策をニビルケアと言い張る無茶が通ってしまうのが令和遊戯王の恐ろしいところ。 下手に即撃ちするとリカバリからの再展開でドヤ顔されてしまうが、かと言って機を伺えばカウンターを構えられ勝機を逸する結果にもなりかねない。 「相手がいつカウンターを構えられるか」に常にアンテナを張りその着地寸前に原始の怒りを叩き込むと言う刹那の見斬りを求められるのが令和遊戯王新世紀末の常識なのである。 当の本人たちには繊細かつ高度なシビれる読み合いなのだが見てる方にとってはただのぶっ放しにしか見えないのが切ないところ。 |
▶︎ デッキ
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《アマゾネスの急襲》
アマゾネスの生命線であり同時に命綱。
全ての効果に名称ターン1が無かったり効果のほとんどがバトルフェイズに絡んでいたりイラストが大昔のカードだったりといかにも古いカードのような装いだが2017年収録とアマゾネスカードとしては新世代側。 対象を取らない除外、レベルを問わない特殊召喚、割られてもフォローありと一つ一つの効果は強い方だが、ただでさえ遅い罠が戦闘に関する効果を持つ都合上能動的に動くのが難しいという現代遊戯王においてはかなり致命的な欠点を持つ。 アマゾネスは妨害に乏しく、これもまた妨害と言うには少々心細い。それでも守りはこれに頼らざるを得ないのがアマゾネスの厳しい環境を物語っている。 繰り返すが効果自体は強力。妨害さえなければ《アマゾネスの叫声》の全体攻撃効果で大量除外が可能。《アマゾネス女王》なら戦闘破壊されなくなるためまとめて異次元にさようなら。《アマゾネスペット仔虎》や《アマゾネス霊術師》も心置きなく玉砕できるしそもそも守備表示相手なら問答無用。 妨害さえなければ、妨害さえなければ無類の強さを誇るのである。 |
▶︎ デッキ
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《転晶のコーディネラル》
プリーズ プリーズ 交換しましょ
少々プロセスがこんがらがっているがEXから飛び出してくる《強制転移》。 《強制転移》自体が唯一無二に近い性能をしているため隙間産業的な話になるがこいつでしかできない仕事と言うのはごまんとある。 押し付けるモンスターによってさまざまな友情コンボを強制的にたたきつけることが可能となりエンタメ大好きジョニー決闘者にとっては垂涎の一品。 実際あちこちの動画で意味不明のファンタジックコンボを披露している決闘者達はみな幸せそうである。 ただ悲しいけどここは決闘領域。勝つためのツールとして評価を下すなら言うほどの高評価を与えるわけにはいかないのが実情。 このカードが機能する条件に2体のリンク先を要するため素材の2体+相手フィールドの特定の位置に1体と発動条件を満たすだけで相当に手間がかかる。特に相手フィールドのモンスターの位置についてはこちらから干渉する手段が少なく別途送り付けに頼らざるを得ず、結果として交換する駒すらこちらが用意するという屋上屋を架すような話になってしまう。 強い事は強いが趣味の領域、というのが評価の現状。 |
▶︎ デッキ
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《呪縛衆》
まるでMtGのカードのようならしからぬイラスト。
ほとんどの素材運用を封じる効果自体は強力。L素材まで封じるのは意外と少ないため時代にコミット。 《次元障壁》と相互互換の関係となるが相手自身に制約を課する障壁に比べ今現在居座っているモンスターにしか効果が無いと言う点は大きく水をあけられている。 明確に勝っているのが速攻魔法である点。ドローフェイズに即発動可能と言うメリットは決して小さくない。効果によるEX展開に対して実質的なカウンターになる事も合わせて「相手のターンに動く」ことをコンセプトとするカードには非常に強い。 自分のターンの場合フィールドに伏せる必要が無いため奇襲性が非常に高く決まればさぞ気持ちよくファンサービスできることであろう。 《センチュリオン》や《ゴーティス》はテーマ単位で致命傷となるし採用率の高い《I:Pマスカレーナ》を不発にさせられるのも大きい。《RUM》も止められるため《DDD双暁王カリ・ユガ》封殺を止める手段にもなれる。 肝心の《天盃龍》や《ティアラメンツ》には通りが悪い辺りはご愛敬。サイドなんてそんなもん。 |
▶︎ デッキ
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《狂愛の竜娘アイザ》
遊戯王界隈に突如現れたメンヘラヤンデレドラゴン。SCPオブジェクトかなんか。
フィールドに降り立つや否や相手のモンスターに一目ぼれ、フィールドから逃げる事を許さずひとたび触れ合えばその場で無理心中を図ると言うとんでもない女。 ちなみに自壊は心中後に適用される効果なので耐性で防がれた場合やバウンスやリリースで逃げられた場合も自ら命を絶つ。我々の次元では死んでも会いたくない。 ただし恋は盲目好きだらけ、一連のプロセスに逃げ場は多数存在し、前述の通りバウンスやリリースは可能。儀式やアドバンス召喚で執着から逃れることが可能だし《月の書》や《亜空間物質転送装置》で姿をくらませれば彼女は対象を見失い大人しくなる。 また、愛の名のもとに無差別にヘイトをばらまくタイプでもないらしく無関係な相手との戦闘では《正々堂々》戦い負ければ素直に退場する変に律義なところも持ち合わせる。 あとなぜか通常召喚では何もしない。 総じてぶっ飛んだ見た目や効果のプロセスに反してどこか抜けてるヘッポコぶりを持ち合わせる隣人には御免だが遠くから見守る分には面白い娘。 |
▶︎ デッキ
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《幻惑の魔術師》
幻想魔族のマジシャン枠。
戦闘を介するコントロール奪取と対象を取らない万能除去と効果自体は非常に強力。 いずれもダメステ発動で妨害が難しく奪取が永続な上に攻撃制限などが一切かからないため奪って殴って割ると言う一連の動きがともかく強い。 弱点は極めてはっきりしていて自己SSを持たない上にメインフェイズに一切動けない動き出しの遅さ。 相手にとっては展開札を止めれば自ずとこれも止まってしまうためフィールドに出ることなく勝負がついてしまう事が珍しくない。 言うまでもないが先行ではまごうことなきバニラ。 ともかく良く腐ると言うシンプルながら厄介な弱点が評価を大きく下げる。 |
▶︎ デッキ
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《ハーピィの羽根帚》
遊戯王史に燦然と輝く最強のバック除去。
当時完全なフリーチェーンは多くなかったため大概は総攻撃が通りアザッシター一直線だった。 ちなみにゲームソフトのランダム封入と言う事で入手難度は小学生にとっては激高。 後のプレミアムパックも手ごろな存在とはいいがたく若き決闘者達は祈りを込めてパック開封にいそしんだ。 ともあれ1999年からいきなり最強の座に座り、その後《大嵐》《ハリケーン》と共に三大バック除去として名を轟かせ続ける。今であればとんでもない話だが当時は5~6ターンは普通に回ってくるので小出しにするかガン伏せするか駆け引きに加わるスパイスみたいな感じでもあった。 同時期の除去絶対王者《サンダー・ボルト》と比較して魔法罠は耐性を持つことは少なく、セットカードは必ず割れるため緩和の道を歩んだあちらに対して羽根帚の危険性は衰える事は無いだろうか。 って言うか魔法罠が当たり前のように耐性を持ち始めたら世も末である。元々世紀末とか言わないで。 サイドの無いMDでは採用率が高く罠デッキにとっては目の上のたんこぶ。 |
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