交流(共通)

一言掲示板 管理人連絡掲示板 遊戯王雑談掲示板 雑談掲示板

メインメニュー

クリエイトメニュー

その他

遊戯王ランキング

注目カードランクング


カード種類 最強カードランキング


種族 最強モンスターランキング


属性 最強モンスターランキング


レベル別最強モンスターランキング


デッキランキング

HOME > カード評価一覧  > 〇×△さんのカード評価  > 呪われた棺

「呪われた棺」のカード評価 : 〇×△さん

呪われた棺 ▶︎ デッキ 《呪われた棺》
〇×△
2022/10/27 4:00
遊戯王アイコン
この古の古参カードが環境速度やらカードプールの変化で《やぶ蛇》辺りと並んで最強クラスの「自分が除去して踏んだらヤバい」なブラフ専用の置物魔法罠として君臨している事に筆者としては驚かずにはいられない。

①《やぶ蛇》や各種アーティファクト系のモンスター系のセットカードとは違い、《灰流うらら》、《墓穴の指名者》等の大会~野良戦付近でも良く見かける汎用ストッパー組、伏せカードがチェーンすら出来ずに消されてしまう《ナイトショット》~エンドサイク系、罠の天敵である《レッド・リブート》といった辺りのカードに一切引っ掛からずに破壊された際にブラフ置物としての仕事を確実に出来る。
反面、対応範囲はあくまでも「破壊され墓地へ送られたら」である点は注意。

②「破壊された直後に墓地で罠効果として発動」という遊戯王の中でも最も止めにくい効果で「相手が自身のモンスターを選択して破壊」or「ランダムに手札を捨てる」効果を飛ばせ、①と合わせて効果の発動を止められるタイプの万能無効以外では止められない。(この効果の発動後、墓地効果は発動出来ないといった妨害タイプでも既に発動してしまった効果は止まらない)
効果自体は相手が好きな方を適用するが、モンスターが存在しない際の「自分モンスター破壊」、手札が存在しない際の「ランダムに自分の手札を捨てる」の適用をすることは出来ない(空撃ちに当たる為)ので効果の不発は手札が0かつフィールドのモンスターが0でない限り無い。

③このカードの主な役割は、相手の後攻開幕ターンに遊戯王の定石「初動前に相手のバック除去」をピンポイントで狙いセットする形になる。
互いに開幕から手札誘発&それを弾く指名者や《灰流うらら》といったカードの投げ合い→更にバック除去カードを引いていた場合は更にバックを剥がして安全を確保してた上でこの後いよいよ本丸の初動カードを…という「誘発の投げ合い+バック除去の発動でデュエル中手札が一番枯渇していて止められると致命傷になる初動を握っている公算の高いタイミング」に手札に残っている筈の一番重要な初動関連カード~開幕の誘発合戦で温存する選択をしていたこの後貫通札となる指名者系〜相手ターンに妨害としても使え《増殖するG》を弾く事も可能な《灰流うらら》といったハンデスが極めて有効なカードのハンデスと露払いの除去カードの合計2枚をキッチリと奪える事に尽きるので極めて高いリターンがある分、不発リスクに関してはこの手のカード全般に言える事だが仕方がない(大会クラスの《三戦の才》等ですら相手の行動に依存する)
序盤以降であっても、ここまで述べてきた通り、とにかく止めにくい形でのモンスター破壊orランダムハンデスの組み合わせなので、タイミングを問わず、相手の除去の的になりつつ、不要と判断して自分で破壊した際にも最低限相手カードを必ず1枚奪える確実性は非常に良く、ブラフ置物系のカードがブラフのシステム上の問題で不確実で発動しにくい部分と噛み合う。
やぶ蛇》やアーティファクト系と違い、自分カードでの破壊や、どのタイミングでの破壊であっても効果を使用出来るのも大きな利点で、ブラフ置物系のカードとしての宿命のいわゆる「ずっと腐ったまま」や、「発動不可能タイミングに除去されてしまう」といった諸問題をかなり軽減してくれるのも嬉しい。

④このカードが生まれた時期と比べ、バック除去カードが遥かに強力になっている事も追い風で、《ツイン・ツイスター》や《ライトニング・ストーム》といった複数枚破壊の無制限カードも多い為、このカードが破壊される~全体破壊効果に巻き込まれ発動チャンスに恵まれる確率も上がっている。

総じて相手依存系のブラフ置物カードとしてトップクラスに非常に優秀なカードなのでブラフ置物系カードジャンル最上位ということでこの点数を。
報告URL  yugioh-list.com/reviews/view/166010

更新情報 - NEW -


Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
Amazonバナー 駿河屋バナー 楽天バナー Yahoo!ショッピングバナー