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遊戯王 カディーンさん 最新カード評価一覧 591件中 526 - 540 を表示
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評価・
コメント 投稿日時 |
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▶︎ デッキ | 《機皇神龍トリスケリア》
カステリスク、ヌシニクルと公式からさんざん泥を塗られまくった機皇界隈についに表れた救世主。コストは手札やフィールドと言ったディスアド不可避の領域から墓地へと移りアドバンテージ面では大幅に改善。
流石に3枚の墓地コストは軽くはないが幸い機皇はそこそこサーチが優秀なので弊害としては早いターンの展開が難しい程度でそこまで深刻な問題ではない。 相手EXデッキからモンスターをぶっこぬく効果は言うに及ばず強力。シンクロ非採用デッキはそんなに多くないので意外と三回攻撃も期待できる。先に出せるかは別問題。 耐性面ではザルで効果も攻撃誘発なので立往生してそのまま退場と言う事態もありうるため何らかのバックアップは用意したい。地味にレベル10と素材としても優秀な数字。 |
▶︎ デッキ | 《雷帝ザボルグ》
かつて帝筆頭にも名乗りを上げた凋落の象徴。
アフターカオスの焼け野原で頭角を現し、上級最上級は特殊召喚するものと言う当時のトレンドに真っ向から立ち向かった風雲児。通称「帝」の一番手にして当時最も使い勝手が良いと評された帝。 歴史的な話になってしまうが遊戯王は同じコンセプトで作られたカードはカテゴリでくくるのが普通で、さらに一つのカードセットで揃うようまとめてデザインされることが多い。 なのでこのようなカテゴリに属さず、一年かけて順番にリリースされた同一コンセプトカード、MtGなどで「サイクル」と呼ばれるデザインカードは非常に珍しく、「次の帝は何だろう?」と少年たちはドキドキワクワクしたものである。 そういう意味で思い入れを持つ決闘者もいる事だろうか。実際はこのカードだけサイクル中レベルが違うためおそらくは最初は単発のデザインで次弾のデザイン中に思いついてしまったとかそんなところだろう。おかげで名前に共通する単語が「帝」しか存在せず、後にステータスによるカテゴリ化と言う苦しいデザインを行う事になるがそれは別の話。 当時攻撃力2400と言う上級でも屈指の打点のモンスターが除去効果まで持っていると言うのは時代の刷新を感じさせ、やや肩身の狭かったアドバンス召喚の復権にも貢献したのだが、生まれた時代がカオスとダムドの間と言う事で性能の割に評価はイマイチ。プレイング次第で自爆してしまう点も笑いどころとされてしまった。 それでも4帝の中では素直な挙動で単純な使い勝手は最もよく、《風帝ライザー》を抑え4帝筆頭と呼ばれた時代もあった。 現在は完全に立場を凋落し、帝王デッキには居場所は無く《セイクリッド・プレアデス》の素材適性が最後の砦と言ったところ。 |
▶︎ デッキ | 《強欲で金満な壺》
これを採用する時点でEXデッキに頼らない事は確定しているため除外リスクは構築段階で限りなく0に近く、事実上の強欲な壺。
3枚目を発動すると1枚しか引けないという欠点もあるにはあるが、そういう事態に陥る時点ですでに4枚カードを引いてるわけで、多分そんな心配をするころにはHAGAのライフは0である。 |
▶︎ デッキ | 《ペンデュラム・アンコール》
《ワンダー・エクシーズ》あたりと比べると悲しくなるほど大量の制限の盛られた《緊急同調》の系譜。
元々大量展開の一環であるP召喚は自分のターンに行ってナンボなので相手のターンに並べる旨味が薄く、事実あまり見かけるカードではなかった。 そこに追い討ちをかけるように新マスタールールにてP召喚による展開に枷がかかり息の根を止められてしまった感が強い。 とは言えP召喚は1ターンに1回と言うルールを破っているカードではあるので今後刷られるカード次第で化ける可能性は十分にある。 ……Pモンスター自体が今後刷られない可能性も十分にあるが。 |
▶︎ デッキ | 《刺し違GUY》
すでに言われている通り戦士版《フィッシャーチャージ》。13年前であれば充分な性能ではあっただろうが、令和になってこの性能は流石に物足りない。今更感あふれる一枚。
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▶︎ デッキ | 《シンクロ・トランスミッション》
メインフェイズ版《緊急同調》。あちらがバトルフェイズでの打撃力に寄与する効果に対し、こちらはメインフェイズに除去避けや妨害に使われる、よりトリッキーな性能。
一応Sモンスターを回収してドローするオマケもあるが、蘇生制限を満たしたモンスターをEXデッキに戻すのは考えなしにできる事でもないので使いどころは考えどころ。つまりS召喚しかできないモンスターやS召喚時にしか効果が発動しないモンスターとは好相性。 シンクロ召喚の性質上素材を並べた時点で相手にはバレているためトリッキーな割にトリックプレーに使えない点が大きく足を引っ張る。相手メインフェイズで発動する場合タイミングを逃しやすいのもネック。 総じて手札1枚使ってまでやる事かどうかを慎重に吟味する必要があるカード。 |
▶︎ デッキ | 《形勢反転》
ちなみにベヒーモスはサルベージ効果は使えて攻撃力は(後で)戻るとなかなかの相性の良さ。
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▶︎ デッキ | 《大融合》
ファンデッキ使い垂涎のデカブツ専用融合。3体以上の素材を用いる融合モンスターはほとんどが勝負を決める性能を持っているため追加で与えられる耐性と貫通は頼もしい。
しかし3体以上と言う素材の重い融合モンスターは大概が専用のサポート融合があり、そうでなければ墓地やデッキを素材にして出すのが常套手段、自身のサーチ手段に乏しいこともあって一番のネックである「事故率の高さ」にノータッチな点は目をつぶるには重すぎる。 そもそもこのカードで呼ぶようなモンスターは元々自前の耐性を持っていたり、貫通に頼らずライフを奪える除去能力などを搭載しているものが選ばれる前提条件の時点で噛みあっていない。 だが、このカードを前提とする場合逆に本来フィニッシャーに向かない融合モンスターが採用上位となるため、普段あまり見ることのないデカブツが耐性と貫通で無双するという見てて楽しい光景を演出できる。 これは他のカードには真似できない芸当であり、ギャラリーと一緒になってデュエルを楽しむという原点に立ち返らせてくれるそのエンタメ性まで否定してはならない。 |
▶︎ デッキ | 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》
名前の通りの死と再生を繰り返す不死鳥より不死鳥してる不死鳥。
すぐに墓地に逃げるため除去は容易くなく、アナコンダから出てアナコンダと自身を割って墓地に逃げるという謎ムーブが強力。別に自身の効果で割られずとも効果破壊ならなんでも復活するので《サンダー・ボルト》さえ一時しのぎにしかならない。 誓約に引っかからないデッキであれば毎ターン飛ばせる除去として使えるため主に出張で活躍。《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》と違い素材の素引きが致命的ではないので出張性能だけで言えば比肩できる性能。 しかしその後の環境が過酷極まりないものだった。 イシズティアラメンツが蝗害の如く墓地を食い荒らすようになるとセメタリーでのんびり寝ている暇など微塵もなく、あっという間にどけられてしまいどっかに行ってしまう。さらにイシズ関係ないデッキすらそれらをメタるために墓地メタを山盛りサイドにブチ込んだデッキが基本となりこれまたすぐに除外される憂き目に遭う。 だが同情はしない。それだけの罪は犯している。 |
▶︎ デッキ | 《蟲惑の落とし穴》
特殊召喚したモンスターがそのターン中に効果を発動した時と言う非常に狭い範囲のカウンター罠。
一見使い道がなさそうに見えるが、実際は効果の発動を伴わない展開パターンはほとんどなく高速展開への抑止力は高め。誘発型能力は否応なしとなるためターゲットに困ることはまずない。 また除去の多くは戦闘前に行われるため除去をEXデッキに頼ってるデッキ相手には滅法効く。 しかし高速展開への睨みと言う意味ではもっと尖ったカードがいくらでもあるため現状は蠱惑魔専用と言った趣が強い。決して弱いカードではないが、役割分担を前提とすると率先しての採用は見送られると思われる。 地味ながらカウンター罠でないことも痛い。 |
▶︎ デッキ | 《地砕き》
地割れと共に除去札の代表を務めた偉大な先輩、はいはい地砕き地砕き。
対象を取る取らないの説明によく使われた遊戯王における生ける教科書。 元々ノーコストの除去として高い評価を得ていたが、ガジェットと組んでからの活躍は目を見張るものがあった。 積極的にアドバンテージを取りに行かないメタビートでもよく採用され、大艦巨砲主義に終止符を打った一枚と言っても過言は無い。 このカードの存在があってのことかどうかは知らないが、地砕き登場以降エースモンスターの性能は上昇の一途をたどり、ダムドはじめこのカードに除去される前に一仕事終えてしまうような上級最上級が表れ始めると活躍にも陰りが見え始める。 シンクロ導入後のゴヨウブリュ時代にはすっかり息をひそめ、黒薔薇ぶっぱ上等期に入ると採用候補にすら名前が上がらない体たらくにまで落ちぶれる。 対象を取らない破壊であるためかろうじて環境に残り続けてきたものの、完全に対象外となるリンクモンスターの登場によりついに息の根を止められる。 現在の基準において点数は低く見積もらざるを得ないが、単純な効果ゆえの汎用性と対象ルールにおいて有利に働いたテキストを武器に十年以上インフレについていったのだからそれは驚くべきことである。 |
▶︎ デッキ | 《増殖するG》
高速大量展開からの封殺が主流となって久しい遊戯王界隈に現れ、環境を低速化させた風雲児。
に、思われたのだが蓋を開けてみると巻き返しに上から蓋をするだけのアイスエイジメーカーだったという悲しき嫌われ者。うららと違い見た目や題材にも嫌われる要素を盛られてしまっているためおそらくは未来永劫嫌われ続ける運命を負っている。 やりすぎてしまっただけなのだ。ただ、ちょっとやりすぎてしまっただけなのだ。 |
▶︎ デッキ | 《ヒーロー見参》
攻撃反応罠特有の遅さと脆さにランダム要素を伴う条件と言う二重の枷がかかっているため非常に使いづらい。
手札がモンスター1枚なら後者については解決できるが、わざわざお膳立てしてまで使うほどの影響力は無いと言わざるを得ない。発売当時もカオスの暗黒に飲まれ存在感は無に等しかった。(この時期出たカードのほとんどがそうだけど。) とは言えそれは破滅のアフターカオス時代に生まれてしまったがゆえの悲劇であり、通常召喚主体の古き時代においてはリスクや前準備に値する見返りはあり、クズキャードと断じていいものでは無かったのではないだろうか。 暗黒期の歪んだゲームバランスによって葬られた時代の被害者なのである。 |
▶︎ デッキ | 《インスペクト・ボーダー》
解体宣言級の不遇に陥っているメタビ界にさっそうと現れた期待のホープ。
モンスター効果至上主義の時代にこの効果は刺さりまくり、先行でこいつを置かれるとそれだけで返しのターンにろくに動けなくなるデッキも珍しくない。 今まではこの手の行動制限系のモンスターの攻撃力は準アタッカーラインがせいぜいだった中なんと破格の攻撃力2000。メタビ全盛期の《ライオウ》&デスカリコンビでさえ1900である。攻めの態勢を維持したまま相手の行動を制限できるのが実に強い。 一応召喚に制限はかかっているが、メタビの理念として大量展開にさほど重きを置かず、制圧&展開が完了しているのなら召喚の必要はないなど言うほど気になるものではない。セットに制限はかかっていないので最悪伏せてしまえばいい、おあつらえ向きに守備力も2000という大盤振る舞いの為意外と生き残ってくれる。 弱点はメタカードの宿命後攻での腐りやすさと中盤以降の押しの弱さ。最悪セットしてしまえばいいと言ったものの結局それは勝ちに繋がる一手とはいいがたく、腐ってはいないものの生かせもしない難儀な状態に陥る。大概のデッキにリンクモンスターが入っているため単体での抑止力は不安定かつ緩めである点もそれを助長する。 他のメタモンスターとの食い合わせが良くないのも留意が必要。発動を伴うタイプはほぼ機能しなくなる。メインのモンスター枠はこいつだけ、くらいの割り切った構築が適してる孤独なヒーロー。 とは言え羽根箒やサンボルなど相性のいいカードは釈放され、不安定故にマークもそこまでキツくはなくまだまだ現役を張れる性能であることに変わりはない。 |
▶︎ デッキ | 《邪帝ガイウス》
遊戯王史に存在した「ストラク3箱買えば大会に出られる」と言われた時代の、その尖兵を務めた偉大なる先輩。
恵まれた種族属性に2400打点の上級モンスター、さらにアドバンス召喚のアド損を即時補填し場合によってはライフまで焼くと言う至れり尽くせり上級帝筆頭。 今となってはいずれも召喚権との引き換えには少々物足りない効果となってしまったが、当時《雷帝ザボルグ》でさえインフレの象徴として扱われていた中にこんなものが現れたのだからその衝撃は計り知れない。 ただ強いというだけでなく1000円と言う比較的安価な値段でデッキと言う体裁が整った状態で手に入るという点から小中学生は諸手を挙げてその存在を歓迎した。このカードが本格的に遊戯王を始めるきっかけとなった決闘者も少なくはないだろう。 カードパワーで言えばダムドの後塵を拝していたことは間違いないが、こちらははるかに容易く確実に手に入るため当時の決闘者からの評価に関しては甲乙つけがたいものがあったと思う。 ちなみに残りライフ1000以下の相手に対し自身を対象に取って引導火力とする運用が普通に存在したため初代切腹帝は実はこいつである。 現在は帝王デッキにおいて最上級帝を効率的に呼び出せる都合上上級帝自体が採用されることは少ないため実戦で見かける機会はめっきり減った。インフレが進んだ現代においても決して見劣りする性能ではないのだが、効果的に運用できるデッキが採用を見送ったという理由で姿を消した変則的な例。 |
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