第44話 悲劇の再会　作：マジかっ！

遊斗は謎の男とともに仲間を探しに行動する。
その裏で暗黒界のスノウの策略により、操られた池島が古の闘技場へと向かっている
遊斗はこのことを知らずに仲間を探す……




〜荒野〜

遊斗「なぁ聞き忘れてたんだが、あんたの名前はなんなんだ？」

謎の男「あ〜それは…今は教えられないな」

遊斗「なんだよ…ならおっさんって呼ぶぞ」

謎の男「何とでも呼べ！」

遊斗「じゃあ、おっさん」

謎の男「……」

雪菜「遊斗！あれ見て！」

人が巨大な生物から逃げている

遊斗「で、でけえーー！」

謎の男「あれは、[デビルドーザー]？」

⁇「た、助けて〜！」

謎の男「遊斗！モンスターを召喚しろ！」

遊斗「はぁ⁉︎」

謎の男「いいから召喚しろ！来い！[白騎士 セイントブレード]!」

遊斗「やってやる！来い！[バーニングヘッドドラゴン]！」

謎の男「2体で同時攻撃だ！」

遊斗「行けーー！」

セイントブレードがデビルドーザーを切りバーニングヘッドドラゴンが炎で吐いて攻撃

デビルドーザー「キシャァ〜〜！」


謎の男「なんとか撒いたようだな…」

雪菜「大丈夫ですか？」

⁇「はい。何とか大丈夫です。お助けいただきありがとうございます。私は[荒野の女戦士]という者です」

遊斗「よかった…」

荒野女「あの〜厚かましいですがちょっと向こうの村までいっしょに行ってはくれませんか？」

謎の男「まあいいだろう」

遊斗「あ、ちょっと聞きたいことがあるんだが」

荒野女「なんでしょう？」

遊斗「この近くに人間を見なかったか？俺と同じぐらいの背の」

荒野女「多分ここから西に進んだ古の闘技場と言う場所のちかくにいると思います。そこに人間がいると言う話を聞いたんで…間違ってたらすみません」

遊斗「本当か⁉︎おっさん！俺先にそこに行ってくる！女戦士はおっさんに任せる！じゃあな！！」

謎の男「おい！」

遊斗は嬉しそうに走って行った

雪菜「待ってよ〜遊斗！」

雪菜も遊斗の後を追うように走って行った

謎の男「たく、めんどくせい奴だ」

荒野女「そんなに大事な人なんですか？」

謎の男「奴にとっては大事な存在だ…遊斗の1番の友…」





遊斗「池島がいる！絶対にいる！」

雪菜「待ってよ！遊斗！」

遊斗「急がないと置いてくぞ！早くー！」

雪菜「(まぁ遊斗が嬉しそうで何より)」



闘技場がある街
遊斗「はぁ…はぁ久しぶりに思いっきり走った…」

雪菜「でも何とかついたわね」

遊斗「闘技場ってあれか…」



闘技場

遊斗「ここに人間がいなかったか？」

モンスターA「人間ならこの闘技場の中でデュエルしてるよ」

遊斗「何⁉︎…でも何故ここでデュエルを？」

モンスターA「ここでデュエルを10連勝すると占い師様がなんでも占うという大会を開いているんだ。今、そのデュエリストは9連勝中で相手をしてくれるデュエリストがいないんだよ…君が10人目のデュエリストになっておくれよ…」

遊斗「確かに、ここに池島がいるかもしれないしな。よし！俺が10人目になってやる！」

雪菜「本当にデュエルをするの⁉︎」

モンスターA「なら、9連勝中のデュエリストに勝ったら占い師様にお願いして特別に占ってやる！」

遊斗「よし！断然やる気が出てきた！」


闘技場の中

司会モンスター「さぁ！新たな挑戦者は人間だ！人間同士のデュエルだ！」

9連勝のデュエリストに光が当てられた！

遊斗「まさか！池島⁉︎」

池島「ゆう…と？遊斗なのか⁉︎」

遊斗「本当にここにいるなんて…よかった…」

池島「俺はここで10連勝してみんなの居場所を探そうとして…」

遊斗「ならどっちが勝っても、同じ事を占ってもらうぞ」

池島「久しぶりの遊斗とのデュエルだ。気楽にやろう…」

遊斗「いいぜ！全力でデュエルだ！」

池島「望むところだ！」

司会モンスター「それでは始めもらいましょう！」

遊斗・池島「デュエル！」

池島「俺のターン！[メカニムマジシャン]を召喚！」

メカニムマジシャン
☆4 光 機械
攻撃力1700

池島「召喚時、デッキから[オートマチック]魔法罠を手札に加える。永続罠[オートマチックレーザー]を加える。そしてカードを3枚伏せてターンエンド」

遊斗「(多分あの3枚の内1枚は[オートマチックレーザー]のはず…)俺のターン！[バーニングヘッドオーガ]を召喚！」

バーニングヘッドオーガ
☆4 炎 悪魔
攻撃力1300

遊斗「召喚時、デッキからレベル4以下とレベル5以上の[バーニングヘッド]モンスターを墓地に送る。[バーニングヘッドチェンジャー]と[バーニングヘッドドラゴン]を墓地に送る。カードを2枚伏せてターン…」

池島「この瞬間罠カードを2枚発動！[オートマチックレーザー]と[黄泉との取り引き]！[黄泉との取り引き]で相手は自分の墓地からモンスターを1体特殊召喚する」

遊斗「[バーニングヘッドドラゴン]を特殊召喚！」

バーニングヘッドドラゴン
☆7 炎 ドラゴン
攻撃力2500

池島「そして効果で2枚ドローする！[オートマチックレーザー]の効果発動！相手フィールドにモンスターが特殊召喚された時、そのモンスターを次の相手ターンのスタンバイフェイズまで除外する」

遊斗「なかなかやるじゃないか…ターンエンドだ」

池島「行くぜ！俺のターン！[メカニムプログラム]召喚！」

メカニムプログラム
☆4 光 機械
攻撃力500

遊斗「レベル4が2体…来るか⁉︎」

池島「俺は、レベル4の[メカニムプログラム]と[メカニムマジシャン]でオーバーレイ！2体のモンスターでオーバーネットワークを構築！エクシーズ召喚！来い！[ギガメカニム・オート4]！」

ギガメカニム・オート4
ランク4 光 機械
攻撃力2500

遊斗「来たか！エクシーズモンスター！」

池島「バトル！[オート4]！[バーニングヘッドオーガ]に攻撃！」

ギガメカニム・オート4
攻撃力2500

バーニングヘッドオーガ
攻撃力1300

遊斗「罠カード！[鳳凰の爆風]発動！俺の炎属性のモンスターに攻撃した時、相手フィールドのモンスターを全て手札に戻す！」

池島「[ギガメカニム・オート4]の効果発動！オーバーレイユニットを1つ使い、バトルフェイズ中に発動した魔法・罠・モンスター効果を無効にし、デッキから1枚ドローする。[鳳凰の爆風]の効果は無効だ！」

遊斗「うわ〜っ！」LP4000→2700

遊斗「な、なんだこの痛みは…」

池島「ふふふ…」

遊斗「一体どういうことなんだ…池島！」

池島「これは…闇のデュエルなんだぜ！」

遊斗「なんだと⁉︎」

池島「俺は池島の体を乗っ取ってるんだ！」

遊斗「まさか暗黒界なのか…」

闇池島「ご名答！流石だなぁ〜遊斗は」

遊斗「今すぐ勝って池島を助けてやる！」

闇池島「闇のデュエルなんだから負けたら消える。どの道俺か遊斗かどっちかが消える」

雪菜「う、うそでしょ」




闘技場の高い所

カオス「ここでおもしろい事がやってると聞いたがこりゃ見ものだな。なぁ[白夜]くんよ〜」

カードになった白夜
と
白眼の裁き龍のカード






遊斗「どうすればいいんだ…」


第44話終わり


今回の遊斗のオリカ紹介
バーニングヘッド・オーガ
☆4 炎 悪魔
攻撃力1300
守備力0
①召喚に成功した時発動する。デッキからレベル4以下とレベル5以上の[バーニングヘッド]モンスターを一体ずつ墓地に送る。


池島のオリカ紹介
メカニムプログラム
☆4 光 機械
攻撃力500
守備力1500
①の効果は1ターンに一度しか使用できない。
①自分フィールドの[オートマチック]魔法・罠を任意の数墓地に送って発動。この効果で墓地に送った枚数分ドローする。


ギガメカニム・オート4
ランク4 光 機械
攻撃力2500
守備力2500
機械族×2
①自分フィールドのモンスターが戦闘行う時、相手が魔法・罠・モンスター効果を発動した時、X素材を1つ取り除いて発動。その発動を無効にする。
②このカードが相手の戦闘・効果で破壊され墓地に送られた時、発動。デッキから[オートマチック]魔法・罠を1枚選択して、自分フィールドにセット出来る。

黄泉との取り引き
通常罠
①発動時、相手は自分の墓地のモンスターを選択し、自分フィールドに特殊召喚する。自分はその後2枚ドローする。

オートマチック・レーザー
永続罠
このカードは自分フィールドに[メカニム]モンスターが存在する場合、発動出来る。
①相手フィールドにモンスターが特殊召喚された時発動。その特殊召喚したモンスターを次の相手ターンのスタンバイフェイズまで除外する。