第58話 新章〜新たなる侵略者〜　作：マジかっ！

遊斗「俺達はカオスとの戦いから数ヶ月が経った…俺達はいつも通り学校へ行き平和な生活を送っている。池島と雪菜もいつも通りにして、あ…もちろん大乗寺もいる。カオスはまだ目を覚まさないままで…白夜もカオスにつきっぱなしだ…









〜朝〜
雪菜「おはよ〜遊斗！」

遊斗「おはよ〜」

遊斗は眠たそうに喋る


雪菜「今日は…遠足の日よ！」

池島「しかも海馬コーポレーションが経営する遊園地だぜ！俺楽しみ過ぎて眠れなかったぜ！」

雪菜「馬鹿ね…」(ため息)

遊斗「ふっ…」



その時、遊斗達が歩く道路に1台のバイクがすごいスピードで通った


遊斗「⁉︎(バイクにデュエルディスク？)」

それはデュエルディスクがついたバイクが通った

雪菜「遊斗？どうしたの？」

遊斗「い、いや何でもない」

池島「余りにも眠いからって学校着く前に事故るなよ」




〜病院〜
白夜「カオス…お前は一体何者なんだ…そして誰に操れてたんだ…」




白夜「(父上はもう旅に出た…次の脅威は俺が…いや俺達が守る！)」








〜バスの中〜


池島「俺は〜ゴーストリックハウスに行きてぇ〜な！」

雪菜「私はね〜！！……」


遊斗「よくそんな元気があるな…俺は到着するまで寝るとするかな…」



バスの後ろから1台のバイクが近づいてくる


遊斗「Zzzz」


遊斗のバックの中のデュエルディスクが反応する


遊斗「なんでデュエルディスクが反応してるんだよ…」


バイクを運転してる青年は遊斗が乗ってるバスに近づく

遊斗「あのバイク…朝見たバイクだ！」


遊斗は窓を開けた


遊斗「お前は、何者だ！」

⁇「そうゆう事はデュエルで聞くだな…」

遊斗「でもお前はバイクに…はっ⁉︎まさか、バイクにデュエルディスクがついてるのは…」

池島「あれは…ライディングデュエル用のバイク[Dホイール]…あのデュエルディスクは特定のデュエルのみ使用出来るはず…」


⁇「その通りだが…これは違うんだよ！」

謎の青年は腕から赤いレーザーを遊斗のデュエルディスクに放ち、レーザーはデュエルディスクについた

遊斗「何だ⁉︎これは⁉︎」

⁇「これに繋がれてる限り、お前は逃げられない…」

遊斗「くっ…(このデュエル…何か危険な気がする…もしヤバいデュエルだったらバスん中のみんなに迷惑が)」

遊斗はバスの上に乗った

雪菜「遊斗！何やってるの！」

池島「危険だぞ！」

先生1「遊斗君！危ないぞ！！辞めなさい！」

遊斗「みんなを巻き込む訳には行かないんだよ！」

⁇「ふっ…面白い奴だ」


〜遊斗達のバスの前のバス〜

モブ1「先生！後ろバスが！」

先生2「あれは遊斗君⁉︎なぜ彼がバスの上に？」

大乗寺「何？何故遊斗が？」



大乗寺はバスの運転手に言う

大乗寺「おい！このバスを少しスピード下げろ！」

運転手「な、何を言ってるんだ！君は！」

大乗寺「下げろと言ってるんだ！！」

運転手「わ、分かった…」



大乗寺は窓からバスの上に乗った





遊斗「大乗寺⁉︎何やってんだ⁉︎」


大乗寺「そりゃこっちのセリフだ」

遊斗「お、おいまさか…」


大乗寺「うおりゃぁ！！」


大乗寺は自分のバスから遊斗のバスへ飛び移った


池島「嘘だろ⁉︎あいつ？」




⁇「(あいつは[あの力]を持ってない…まぁいいか…中々強そうなデュエリストだ)」


謎の青年は遊斗に放った赤いレーザーを大乗寺のデュエルディスクに放った


大乗寺「なんだ⁉︎これは」

遊斗「これをつけられたら逃げられない！」


⁇「2対1だ。来い…」


大乗寺「勝たないと取れないって事か…」

遊斗「行くぞ！大乗寺！」

大乗寺「ぶっ倒してやる」


3人「デュエル！」

雪菜「あんな不安定な場所でデュエルを」


大乗寺「俺から行く！俺のターン！俺は永続魔法[飛竜戦撃]発動！そして[伝承竜 ブリトン]を召喚！」

伝承竜 ブリトン
☆4/炎属性/ドラゴン族
守備力1700


大乗寺「そして[飛竜戦撃]の効果発動！自分フィールドの[伝承竜]モンスターを戻して手札の[伝承竜]を特殊召喚する！[ブリトン]を戻して手札から[伝承竜 アウロス]を特殊召喚！」

伝承竜 アウロス
☆4/炎属性/ドラゴン族
攻撃力100


⁇「いきなり来るか」

大乗寺「俺はレベル4の[伝承竜ブリトン]と[伝承竜アウロス]でオーバーレイ！2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築！エクシーズ召喚！真紅の翼が飛翔する時、伝説の竜！ここに降臨せよ！出でよ！ランク4！[赤き伝承竜 ウェルスドレイク]！」

赤き伝承竜 ウェルスドレイク
ランク4/炎属性/ドラゴン族
攻撃力2400


遊斗「いきなりエースモンスターが来たぜ！」

大乗寺「俺はカードを2枚伏せてターンエンド」



遊斗「俺のターン！うわっ！」

遊斗はよろけた


⁇「おいおい勝手にくたばんなよ」


遊斗「うおおぉ！！踏ん張れ！！俺！」



遊斗は体制を保った



遊斗「俺のターン！！俺は魔法[炎の舞 炎陣]発動！手札から攻撃力1500以下の炎属性を2体特殊召喚する！来い！[豪炎の巫女][バーニングヘッド・チェンジャー]！

豪炎の巫女
☆4/炎属性/魔法使い族
攻撃力800

バーニングヘッド・チェンジャー
☆1/炎属性/魔法使い族
攻撃力100


遊斗「さらに[豪炎の巫女]の効果発動！[豪炎の巫女]と他の炎属性を生贄にデッキから炎属性モンスターを特殊召喚する！来い！[バーニングヘッド・ドラゴン]！」

バーニングヘッド・ドラゴン
☆7/炎属性/ドラゴン族
攻撃力2500


遊斗「そして魔法[FCM-爆撃起動]！自分フィールドのドラゴン族を機械族のフォルムチェンジモンスターをフォルムチェンジ召喚する！[バーニングヘッド・ドラゴン]を機械のフォルムにモードチェンジ！鋼の鎧を身に纏い、鉄壁の力を見せつけよ！フォルムチェンジ召喚！起動せよ！[起動兵器 ウルツァイト]！」



起動兵器 ウルツァイト
☆7/ドラゴン族・機械族/炎属性
守備力3000


遊斗「[ウルツァイト]をフォルムチェンジ召喚モンスターの守備力は1000アップする。効果で守備力は3000だ！そしてカードを1枚伏せてターンエンド(奴はどんなデュエルをするんだ…)」


⁇「行くぞ！俺のターン！俺はチューナーモンスター[MD(マッハドライブ)-マッドギア]を召喚！」

MD-マッドギア
☆4/地属性/機械族
攻撃力600


⁇「このカードは自分フィールドに他のモンスターが存在しない時、シンクロ召喚を行う際、手札のモンスターをシンクロ素材に出来る！」


大乗寺「奴はシンクロ召喚使いか」


⁇「俺は手札のレベル3の[MD-フロントタイヤ]・[MD-リアタイヤ]とレベル4[MD-マッドギア]でチューニング！次元を越え、遥かなる世界を超越せよ！シンクロ召喚！次元突破せよ！[アヴニール・ディマシオンドラゴン]！」

☆4+☆3+☆3=☆10

アヴニール・ディマシオンドラゴン
☆10/光属性/ドラゴン族
攻撃力4000


ディマシオンドラゴンが周りにいない



遊斗「ど…どこだ…召喚したモンスターは」


⁇「後ろを見てみろ」

大乗寺「何だ⁉︎これは！」



遊斗の背後に謎の次元の亀裂が出来てる


モンスターの腕が亀裂から出てきた


遊斗「まさか…これが…」


⁇「その通りだ」




バリーーン！！


亀裂から超巨大なドラゴンが出てくる


遊斗「このバカでかいモンスターは…」




⁇「これが[アヴニール・ディマシオンドラゴン]だ…ふふふ」




遊斗「とんだ遠足日和だな…」



第58話終わり