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【DAY4】カゼミネと解析 作:ギガプラント
~あの頃の話~
『おはよう!
ごめん!用事が長引いちゃってほんのちょっと遅れそうなの。
申し訳ないんだけど、先に行って予約だけしてもらっちゃっていいかな?』
彼女からそんなメールが届いたのは待ち合わせ時間の30分程前だった。
添付された地図を頼りに駅から数分歩き、新設されたばかりのカードショップに辿り着く。
…しかし何でまたカードショップに予約が必要なんだ?高級レストランじゃあるまいし。
とりあえずは彼女の言う通りにした訳なのだが…。
そして気になる点はもう一つある。
「この方が例の方なのですね……おはようございます!」
「…えーっと、聞いてないんだが?」
少し遅れてショップ前に現れたのは彼女ともう一人の女子……聞くところによるとデュエル部の後輩らしい。
「キミくらい強い人って中々いないからさ、可愛い後輩の特訓に付き合ってもらおうと思って。」
「宜しくお願いします!」
騙された……とまでは行かないがやられたといった気分だ。
「予約人数は3人でお願いね」
なんて書いてあったからそんな気はしていたのだが…。
確かに「2人だけ」でとは一言も言われていない。
いや後輩を連れてくるとも言われていなかったが…。
「にしし…先輩と二人きりになれなくて残念でしたねお兄さん。」
ニヤニヤと笑いながら本人に聞こえないようににじり寄ってくる。
やれやれ勘弁してくれ…。
ともあれこちらから頼み込んだ以上、文句を言う訳にもいかない。
俺は彼女と戦えさえすればそれでいい。
「遅れちゃってごめんね。じゃあ早速行きましょうか。」
「なぁ、今更なんだがどうしてカードショップに予約が要るんだ…?」
「何でもここのお店ね、予約するとデュエルスペース付きの部屋を貸してくれるんだって。」
「それにその部屋ならデータベース観覧やデュエルの記録機能も使い放題なの!」
「デュエル部が秘密の特訓するのにうってつけって事ですね!ワクワク!」
「…へぇ、なるほどな。」
確かに競技デュエルが栄えてきた今日(こんにち)、中々にありがたいサービスかもしれない。
まともな部室のないデュエル部もあるらしいしな。
受付「3名でお待ちの風峰様」
「お、呼ばれた。はーい。」
予約していたからか待ち時間はほぼ0だった。
「よしよし!なら早速行きましょうか。」
「負っけませんよ~!」
俺達が案内された部屋には2つのデュエルスペースとPCが一台設置されていた。
カラオケのパーティルームくらいの広さだろうか。
恐らくもっと広い部屋もあるのだろう。
「じゃあ早速…」
「私とデュエルですね!!!」
「えっ?なんでそうなるんだ…?」
おかしい、俺はあくまで彼女とデュエルしに来たわけで、後輩女子とのデュエルはおまけの筈だ。
「ふっふっふ……そう簡単に先輩と戦えると思ったら大間違いです。先輩と戦いたいならまずは私を倒してみて下さい!!」
前座キャラのお決まりのようなセリフを吐く。
しかも当の彼女も後ろで笑っている…。さては初めからこうするつもりだったな。
「…この娘に勝てば、戦ってくれるんだな?」
「勿論!約束するよ!」
それを聞いて安心した。もしかしたら変に躱され続けるのではないかと少しだけ心配していた。
彼女の瞳に嘘は無い……ように見える。
なら下手に文句は言うまい。
「俺のターン!魔法カード発動!ヒーローアライブ!」
速攻でけりをつければいいだけだ。
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ShinTokyo-Duelist Museum(シントーキョー・デュエリストミュージアム)会議室
遊路「………」
今届いたばかりの資料を長机に簡単に並べる。
昨日のブルーベリーの宣言通り、今日の深夜0時に美術館が爆発される事は無かった。
代わりに近所に建っていた古い空き家が倒壊したが、幸いにも被害者は一人も出ていない。
実は昨日段階で「また次に空き家が狙われるとすれば此処なのではないか?」と遊路が目をつけ、昨日のうちに警察関係者によって調べられていた建物だった為、
四六時中見張っていた訳では無いにせよ、警察の目を潜り抜けて爆破を許してしまった事に驚きの声を隠せない者も多い。
一方で世間的には、「二度に渡って結局本命を狙わなかった犯人」という見方をする者が出てきており、そもそも美術館を狙う気は無いのではないかと楽観的になる者もいた。
ノコッタバクダンハアトヒトツ
キョウコソカクジツニカココヲバクハスル
コレガサイゴノケイコクダ
カゼミネ、ハジマリノバショヘコイ
コンヤアオウ
―ネバギバチャレンジャー―
なので今日届いた新しい脅迫文に対しても、イマイチ世間の緊張感は薄いように感じられる。
警備の目を抜けて館長室に置いて行った時点で唯事ではないのだが。
今回美術館が無事だったのは犯人もといブルーベリーの気紛れ的なものなのだが、そんなことは遊路を始めとする数人にしか分からない。
世間の印象よりも状況はずっと危うい。
そして溜め息の理由はもう一つ。
美羽「遊路、入っても大丈夫?」
遊路「ん?美羽か、どうぞ。」
美羽「大丈夫…?疲れてるみたい。」
遊路「まぁ流石にちょっとな。これ確認し終えたら少し休むさ。」
美羽「…犯人、私との繋がりも見つかってないんだね。」
遊路「あぁ…美羽が危ない目に遭わないならそれにこした事はないけどな…。」
昨日遊路が立てた仮説は「犯人が指名しているのは遊路ではなく美羽なのではないか?」というものだった。
理由としては、犯人は脅迫文内で一度も名前まで指定しておらず、一貫して「カゼミネ」としか書かれていないからである。
可能性に気づいてから、遊路は直ぐ様SPのルナテシアに調査を依頼したのだった。……のだが。
遊路「また振り出しに戻ってしまったな。」
少なくとも現状そのような繋がりがあったという報告はない。ルナを始めとする優秀なSP達による仕事なので早さと正確さは信頼できる。
しかし半日以上過ぎた今何も成果があがらない以上、繋がりが見つかる可能性はほぼ0といっていいかもしれない。
美羽「これは?」
遊路「あの時デュエルフィールドのあった部屋にいた人のリストと簡単なプロフィールってところかな。」
美羽「へぇ…意外と少ないんだね。」
遊路「あくまであの部屋だけだからな。観客は勿論、デュエルフィールドのメインコンピューターも別室にあるらしいし、あの時は俺達の他にスタッフ数人程しか居なかったらしい。」
遊路(とはいえ相手は姿を消せるとなると、絞りこんだ意味も無くなってしまったな。)
そんな中でもこの資料に目を通すのは、ルナの方で成果が上がらない以上、他にできることが見つからず、念のため頭に入れておこうという理由からだった。
遊路「えーっとまずは……『三宅蘭次郎』、三宅プロか。」
美羽(……ツーン)
遊路「三人兄弟の末っ子で昔はデュエルの神童三兄弟等と呼ばれていた。兄と姉は今はデュエルを辞めて就職。蘭次郎は高校の頃外国へデュエル修行の旅に出た……か。中々アグレッシブだな。」
遊路「そしてアジア某国の大会で優勝した際、現在のグローバルデュエルプロモーションにスカウトされ正式にプロデュエリストとなったと。」
遊路「最近では、発表されて間もない『メルティスケイル』デッキを使いこなすデュエリストとして注目が集まっている。ここ数年は荒っぽい素行が目立っており事務所も手を焼いている……。」
美羽「…見た目通りの人なんだね。なんだか呆れちゃう。」
遊路「三宅プロに関してはこんなもんか。」
遊路「次は…と。『桜庭瑛路』、あのスタッフさんか。」
美羽「いきなりサイン頂戴って言ってきたあの人ね。びっくりしちゃった。」
遊路「まぁああいう人はどこにでもいるもんさ。……なになに?実家は港新地区のそこそこ大きなカードショップで、この美術館で働く以前はそこでインストラクターをやっていたのか。」
美羽「じゃあデュエルもできるんだね。遊路のファンなのも納得かも。」
遊路「しかしある時、急に美術に目覚め、もっと絵に携われる仕事をしたいと今の仕事に就く。一人息子故家族とは揉めたらしいが、なんとか説得してみせた…か。」
美羽「そういえばイラストが好きって言ってたね。」
遊路「こんな大きなところで働くのは簡単じゃなさそうだし、実は凄い人なのかもな。」
遊路「次は……あ、」
遊路(『浜池レオナ』…館長さんか。)
美羽「…遊路、この人に逢った事あるかもしれないんだっけ?」
遊路「うーん、そんな気はしていたんだが特に思い当たる節が無いんだよな…。やっぱり気のせいなのかもしれない。」
美羽「学校が同じだったとか?…ってそれはないか。十歳近く歳上だもんね。」
遊路(でも…何なんだ?この懐かしい感じ。)
遊路「大学を出て数年で大型美術館の館長になったのか……凄い人もいるものだな。」
美羽(遊路がそれを言う…?)
遊路「昔は根っからのデュエリストで、大会でも好成績だった…か。こうして見ると桜庭さんと似ているかもな。」
美羽「堂々とデュエルの解説してたもんね。尊敬するなぁ。」
遊路(さて、あとは数人居たスタッフくらいかな。一応目は通しておい…)
美羽「あ、これみねこちゃんだ。」
遊路「えっ?」
遊路(これ…みねこさんなのか?)
遊路はよく確認していなかった次の資料に目を移す。
遊路「『春風 美音子』…あぁ、あの娘の苗字『春風(はるかぜ)』って云うのか。」
美羽「私もフルネームは初めて知ったよ。でも間違いないと思うよ。」
遊路「昨年、国立フィーリス女学院を中退し本格的なデザイナー活動を始める…確かにこれはみねこさんだな。」
美羽「やっぱり凄いなぁ。フィーリスを中退なんて考えてても中々出来ることじゃないよ。」
遊路「父親は一般企業のサラリーマン。母親は専業主婦。妹は地元の公立校の中学生。ごくごく一般の家庭で育った普通の女の子って感じなんだな。」
遊路「個性的で芸術的なセンスが業界で注目され、様々なデザイン業を行い、現在はデュエルモンスターズのカードデザインの仕事をメインにしている。へぇ、カード以外にも色々やっていたのか。」
美羽「カードのデザイン始めたのも『なんか格好良いから』なんだって。」
遊路「…どこまでも自由人だな。」
美羽「…ほんとにね。」
遊路「さて!残りも軽く目を通しておくか。」
遊路は残りの資料を読み始める。
他は見知った人間はおらず、初対面のスタッフ達が何人か居ただけだった。
遊路(成果らしい成果は無しか…。予想はしていたが改めて辛いものがあるな。)
美羽「遊路……そろそろ」
遊路「ん?あぁもうそんな時間か。」
思いの外経っていた時間に気づき、遊路は美羽と共に部屋を後にする。
遊路(今はやれることをやるしかない…。)
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(???)
ブルーベリー「美術館に集まるよう言われた?風峰遊路にか。」
ブルーベリー「成程…あの時の状況を再現してみようということか。」
ブルーベリー小さく溜め息をつく。
ブルーベリー「此方の能力が判っている以上、そんなことをしても何の意味も無いと言わざるを得ないね。躍起となっているのが丸分かりだ。」
ブルーベリー「まぁ決まってしまったのなら仕方がない。怪しまれるのは避けたいし、素直に付き合ってあげようじゃないか。」
ブルーベリー「念のため私も着いていこう。…なに、私の力で私自身を隠してしまえば万に一度も見つかることはないさ。」
ブルーベリー「心配するな主よ。君が我が主だとバレることはない。」
ブルーベリー「後は……カゼミネ次第さ。」
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デュエルフィールドルームには既に数名のスタッフが集まっていた。現在時刻は午後8時を回ったところである。
爆破予告の時間まではあと4時間程あるが、不安気な顔を見せる者、爆発などしないと信じきって気楽にしている者、ただ冷静にしている者等様々だった。
遊路は最初に脅迫文が現れた時と同じ状況を再現しようと試みることにした。
爆破予告のあったこの場所を使うのは危険であると最初は警察も許可を渋ったが、肝心の爆発物は見つかっていないということで最終的に許可が出たのである。
遊路(実際は爆発物が見えていないだけなのかもしれないけどな……。)
ここに集まっているのは状況再現に協力してくれる人達、つまりあの時この部屋に居た人たちということになる。
浜池「あ……風峰プロ。Luciaさんも。」
美羽「こんばんは。」
遊路「浜池館長、すみませんこんな急に手伝って頂いて。」
浜池「いえ、これも犯人を見つけ出す為……なんですよね?こちらこそ、当美術館の為にここまでしてくださってありがとうございます…。」
遊路「そんな。元々は俺のゴタゴタに巻き込んでしまったようなものですから…。」
美羽「気にしないでください。館長さんは何も悪くないんですから。」
浜池「…お二人ともありがとうございます。」
みねこ「あ!るぅちゃ~ん!」
やや張りつめた空気を破るように大きな声が響く。
美羽「み、みねこちゃん、もう来てたんだ。」
みねこ「うんうん!なんだかドキドキするね!」
美羽「えっ?えーと、うーん……」
微妙に不謹慎感のただよう台詞にイマイチ同意しかねる美羽。
みねこ「あ!でもでもゆーじさん?こうして皆で集まれば犯人判るんですか~?」
遊路は一瞬顔をしかめる。
正直に言ってしまえば今回の再現検証で犯人を判明させられる可能性は著しく低いと言わざるを得ない。逆になんのヒントも得られない可能性すらある。
それでも遊路はすぐに勇ましい笑顔に表情を変えた。
遊路「…あぁ。きっと見つかる筈だ。」
みねこ「そっか~!よかったよかった~!」
浜池「……」
美羽「え、えーっと、これで全員揃ったのかな……?」
浜池「いえ、あとは三宅プロが……」
美羽「…またあの人。」
遊路「一応事務所の方から本人の了解は得たと連絡は来ているな。集合の時間までは……あと5分程か……」
みねこ「あれれ~?らんじろー君来ないの~?」
浜池「…時間に遅れたり、連絡も無しに約束を無下にしたりする方ではなかったと思いますが…。」
美羽「えっ?」
浜池「あ、いえ以前調べた時に公式でそういったデータは無かったな…と。私もこの間初めて会ったので実際のところは分かりませんが…。」
遊路「確かにそうだったな…デュエル中の素行以外は特に問題なかっ……と噂をすれば。」
やや大きめのゲートから、選手入場の如く堂々と歩いてくる三宅蘭次郎の姿が目に入る。
三宅「…風峰遊路。」
三宅は堂々とした佇まいで歩みを進め、遊路の目の前でそれを止める。
見下ろすように睨み付けた後、ゆっくりと口を開いた。
三宅「あん時のケリつける気になったのかと思えばこんな用件とはな…。拍子抜けだぜ。」
遊路「状況が分からないわけじゃないだろう。今はそれどころじゃない。時間がないんだ。」
三宅「状況再現だかなんだか知らねえが丁度良い…要はあん時と同じ事すりゃいいんだろう?今度こそてめぇをぶっ飛ばせるって訳だ。」
遊路「…悪いな。今回は厳密な再現を行う予定なんだ。カードを出す順番や攻撃のタイミング、そういったものまで含めて再現する。」
三宅「はっ!あーそうかい!つまりはあん時と同じ事をするだけのおままごとか!なんとも有意義な捜査だなぁオイ!」
苛立ち半分挑発半分といった様子で遊路に詰め寄る。
美羽「ちょっと…!」
怖がりながらも言い返そうと勇気を出す美羽を遊路は片手で制する。
そして予想外の行動を見せた。
遊路「頼む」
遊路は三宅に対し深々と頭を下げたのだった。
遊路「この再現で成果が得られるかは分からない。もしかしたら徒労に終わってしまうかもしれない。皆にも…無駄な労力を使わせてしまうかもしれない。」
三宅「……」
遊路「でもこの一連の事件の犯人を見つけ出す為には、もうとにかく動くしかないんだ。お前とのデュエルもいつか必ず受ける。だから…」
遊路「今は俺達に……協力してくれ。」
数秒か……はたまた数十秒か。長いような短いような静寂が続く。
三宅プロの一声で時は再び動き出した。
三宅「ケッ、やりゃいいんだろうやりゃ。どの道事務所のおっさん共がうるせえからな。」
遊路「……ありがとう。三宅プロ。」
三宅「チッ、萎えさせやがって……ちょっくら便所行ってくら。そんくらいは良いだろ。」
彼は再び入り口方向に引き返す。
みねこ「おー。オコリンボのらんじろー君に勝ったー。」
美羽「別に勝ってはいないと思うけど……遊路。」
遊路「ありがとな美羽。俺の為になんか言おうとしてくれたんだろ?」
美羽「ううん…ごめんなさい。結局遊路に…。」
遊路「いいんだよ。結果オーライだ。……それに何も嘘は言っていないしな。俺が頭下げるだけで丸く治まるなら安いものさ。」
浜池「……」
三宅(ったく、調子狂うぜ)
ドンッ!
桜庭「ひいぇ!?」
三宅「っぶねえな…前見て歩けカス。」
桜庭「す、すみませえん!」
三宅(クソが……こんな茶番とっとと終わらせ……)
ガゴン!
三宅「ハァ!?」
開いたゲートを通りすぎようとしたその時、彼の目の前で予告なく扉が閉じられる。そして…
ブツン!
デュエルフィールドルームは闇に包まれた。
美羽「何!?」
遊路「停電か!?」
みねこ「WOW!まっくらだ!」
浜池「だ、大丈夫です!別電源が……」
桜庭「あ~あわわわわ!!危ないので!皆さんその場から動かないで下さいいい!!」
遊路(停電?偶然なのか!?)
美羽「遊路…。」
遊路「大丈夫、離れるな…。」
浜池「えっなんで!?」
桜庭「館長!?どうしたんすか!!?」
浜池「館長権限で別電源を起動しようとしたんですが…。」
浜池「そんな…!パスワードが書き換えられてる…!?」
遊路「なんだって……!?」
斯くして、美術館内の状況は一変した。
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63 | 【DAY3】カゼミネと可能性 | 595 | 4 | 2019-09-24 | - | |
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うーん…この後の可能性をいくつか絞ってはいるのですが、この段階でも確信が持てませんね。まだまだ予想外の展開が起こりそう… (2019-11-06 00:28)
ここまで書いといてあれですが、読み手が読んでいて解けるような作りになっているのかは微妙な気がしてますw
色々と情報は出しつつも、実は「推理小説のように解くことができはような作り」を意識してはいないので、全部終わってから「いや、これは読み手にはわからんな。」的な作りになっちゃってる可能性はあります。もしそうだったらごめんなさいです。
今回またまた一騒動ありますが、DAY5で犯人と対面する事になる予定ですので、もう少しお付き合い頂ければ幸いです。 (2019-11-06 00:58)