第ニ話　ー戦慄！闇のゲーム④ー　作：T@KAKKU☆

〇校舎内
　その後、校舎内に入った遊奈は廊下を歩いていた。すると次の瞬間

　ガタッ（物音）

遊奈「ヒィッ！こここここ、怖～っ！なななななな、なんで夜の学校ってこんなに暗いの！？ってか、学校って普通警備員さんとかがいるもんじゃないの・・・？」

　恐怖に震えながらも、屋上を目指し歩き続ける遊奈。すると次の瞬間。遊奈の後ろの廊下の隅には、何者かに襲われ、気絶した警備員が横たわっていた






〇屋上
　その後、何とか屋上に着いた遊奈は屋上の入口を開けた

遊奈「や、やっと着いた・・・。ってか、鍵開いてるし・・・。ととと、鳥亜ちゃあ～ん？い、いるのぉ～っ？いたら返事して～っ！」

　恐る恐る呼びかける遊奈。すると次の瞬間

鳥亜「遊奈ちゃん・・・」

遊奈「！？」

　声のする方を見る遊奈。するとそこには暗くてよく見えないが、確かに鳥亜が立っていた

鳥亜「待ってたわ・・・」

遊奈「鳥亜ちゃん！よかった！も～、心配したんだから～っ！」

　鳥亜に歩み寄ろうとする遊奈。すると次の瞬間

鳥亜「・・・アクセサリーは、持ってきてくれた・・・？」

遊奈「え・・・？も、持ってるケド・・・（と、鳥亜ちゃん・・・？）」

鳥亜「見せて・・・」

遊奈「・・・？」

　言われた通り、カバンから千年リングを取り出す遊奈

遊奈「これだけど・・・」

　すると次の瞬間

鳥亜「こっちに持ってきて・・・！」

　手を出す鳥亜

遊奈「え・・・！？ど、どうして・・・？」

　突然のことに、動揺する遊奈。すると次の瞬間

鳥亜「・・・いいから早くしろッ！」

遊奈「！？」

　突如、鳥亜の態度が豹変した。すると次の瞬間

遊奈「・・・あなた、鳥亜ちゃんじゃないわね！？誰っ！？一体誰なのッ！？」

　鳥亜の異変に気付いた遊奈。すると次の瞬間

？「・・・ちっ！あともう少しだったのに・・・もういい！」

　バタッ！

遊奈「！？」

　突如、その場に倒れこむ鳥亜

遊奈「鳥亜ちゃん！？」

　すると次の瞬間

　ゴゴゴゴゴゴ・・・！

遊奈「！？」

　突如、鳥亜の周りを謎の煙が包み込んだ

遊奈「な、何っ！？」

　そして次の瞬間

　バシュゥゥゥゥ・・ン！

遊奈「！？」

海座「フフフフフ・・・！」

　煙が晴れると、そこには海座の姿があった

遊奈「あ、あなたは昨日の！？鳥亜ちゃんに何をしたのっ！？」

　すると次の瞬間

海座「何もしていないさ。ただ、コイツには貴様をおびき寄せるためのエサになってもらっただけだ・・・！」

遊奈「な、なんですって！？今すぐ鳥亜ちゃんを返しなさい！」

　すると次の瞬間

　バッ！

遊奈「！？」

　突如、デッキをかざす海座

海座「真堂遊奈！俺とデュエルしろ！俺が勝ったら、貴様の持っているそのリングを頂く！」

遊奈「な・・・！？」

海座「お前が勝てば、この娘を開放してやろう・・・！」

遊奈「な、なんですって・・・！？」

海座「どうする・・・？と、言っても、貴様に選択の余地はないと思うがな・・・！」

遊奈「くっ・・・！」

　すると次の瞬間

遊奈「あんたって人は・・・！・・・わかった！そのデュエル、受けて立つわ！」

　デッキをかざす遊奈

遊奈「このアクセサリーにどんな価値があるのかは知らないけど、その為に鳥亜ちゃんを巻き込んだことは許せない！今からボコボコにしてあげるから、覚悟しなさい！」

海座「フフフ・・・やれるものならやってみろ！」

遊奈「（待ってて鳥亜ちゃん！必ず助けてあげるからね・・・！）」

　そして次の瞬間

遊奈＆海座「デュエル！」

　デュエルが開始された

続く